JPH08318731A - 過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置 - Google Patents
過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置Info
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- JPH08318731A JPH08318731A JP14978295A JP14978295A JPH08318731A JP H08318731 A JPH08318731 A JP H08318731A JP 14978295 A JP14978295 A JP 14978295A JP 14978295 A JP14978295 A JP 14978295A JP H08318731 A JPH08318731 A JP H08318731A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置を簡
単な構造で整備性のよいものにする。 【構成】 エンジン1の過給機3のブロワからの圧縮さ
れた高温の空気の一部を第1放熱器11で冷却し、ブロ
ワ21を通して第2放熱器14および熱交換器16で冷
却してタービン24で断熱膨張させ、空気を低圧低温に
してキャビン6に導入、冷房する。暖房時は過給機3の
ブロワの空気の一部をタービン24に導入するととも
に、ブロワ21でさらに圧縮、高温にした空気を非断熱
的膨張手段37で減圧し、キャビン6に導入する構成と
したものである。
単な構造で整備性のよいものにする。 【構成】 エンジン1の過給機3のブロワからの圧縮さ
れた高温の空気の一部を第1放熱器11で冷却し、ブロ
ワ21を通して第2放熱器14および熱交換器16で冷
却してタービン24で断熱膨張させ、空気を低圧低温に
してキャビン6に導入、冷房する。暖房時は過給機3の
ブロワの空気の一部をタービン24に導入するととも
に、ブロワ21でさらに圧縮、高温にした空気を非断熱
的膨張手段37で減圧し、キャビン6に導入する構成と
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過給機付エンジンを搭載
した車両の冷暖房装置に関する。
した車両の冷暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の車両の冷暖房装置を示す。
エンジン60により冷媒ガス圧縮機61は駆動される。
放熱コンデンサ63は冷媒ガス回路62上に配設されて
いる。キャビン70内にはクーラコア64および膨張弁
65(またはキャピラリーチューブを用いる。)が配設
されている。一方、エンジン60の高温になった冷却水
を導く回路66はキャビン70内に配設され、回路66
にはヒータコア67および暖房バルブ68が配設されて
いる。キャビン70には送風ダクト71が設けられてお
り、内設されたファン74は蓄電池76を電源とする電
動モータ75により駆動される。ファン74を駆動する
と外気はエアクリーナ72を介して吸い込まれ、クーラ
コア64およびヒータコア67を通ってキャビン70内
に放出される。送風ダクト71には内外気切換バルブ7
3が設けられており、内気循環あるいは外気取り入れの
切換えが可能となっている。
エンジン60により冷媒ガス圧縮機61は駆動される。
放熱コンデンサ63は冷媒ガス回路62上に配設されて
いる。キャビン70内にはクーラコア64および膨張弁
65(またはキャピラリーチューブを用いる。)が配設
されている。一方、エンジン60の高温になった冷却水
を導く回路66はキャビン70内に配設され、回路66
にはヒータコア67および暖房バルブ68が配設されて
いる。キャビン70には送風ダクト71が設けられてお
り、内設されたファン74は蓄電池76を電源とする電
動モータ75により駆動される。ファン74を駆動する
と外気はエアクリーナ72を介して吸い込まれ、クーラ
コア64およびヒータコア67を通ってキャビン70内
に放出される。送風ダクト71には内外気切換バルブ7
3が設けられており、内気循環あるいは外気取り入れの
切換えが可能となっている。
【0003】冷房する場合には図示しないスイッチをO
N作動し電磁クラッチ77を結合させてコンプレッサ冷
媒ガス圧縮機61を駆動し暖房バルブ68を閉じる。冷
媒ガス圧縮機61により圧縮されたガスは放熱コンデン
サ63により液化され、膨張弁65(またはキャピラリ
ーチューブを用いる。)により減圧し蒸発器に導いて気
化させて低温ガス化させ、クーラコア64を経て再び冷
媒ガス圧縮機61に戻る。この膨張弁65は大型の冷凍
機や冷房装置等に用いられており、また図示しないキャ
ピラリーチューブは小型の冷房装置に用いられている。
ファン74により送られた空気はクーラコア64を通っ
て冷気をキャビン70内に送風して冷房する。暖房する
場合には暖房バルブ68を開き、電磁クラツチ77を開
放する。エンジン60を冷却した温水は回路66により
ヒータコア67に導かれ、ファン74により暖気をキャ
ビン70内に送風して暖房する。
N作動し電磁クラッチ77を結合させてコンプレッサ冷
媒ガス圧縮機61を駆動し暖房バルブ68を閉じる。冷
媒ガス圧縮機61により圧縮されたガスは放熱コンデン
サ63により液化され、膨張弁65(またはキャピラリ
ーチューブを用いる。)により減圧し蒸発器に導いて気
化させて低温ガス化させ、クーラコア64を経て再び冷
媒ガス圧縮機61に戻る。この膨張弁65は大型の冷凍
機や冷房装置等に用いられており、また図示しないキャ
ピラリーチューブは小型の冷房装置に用いられている。
ファン74により送られた空気はクーラコア64を通っ
て冷気をキャビン70内に送風して冷房する。暖房する
場合には暖房バルブ68を開き、電磁クラツチ77を開
放する。エンジン60を冷却した温水は回路66により
ヒータコア67に導かれ、ファン74により暖気をキャ
ビン70内に送風して暖房する。
【0004】従来の車両の冷暖房装置のその他の例とし
ては特公昭50−13538号公報および特開昭63−
159124号公報がある。
ては特公昭50−13538号公報および特開昭63−
159124号公報がある。
【0005】特公昭50−13538号公報によれば、
エンジンの排気ガスで駆動される冷暖房専用の排気ター
ビン過給機を設け、過給機により大気中から吸入された
空気を冷却用熱交換器により冷却水で冷却し、室内にノ
ズルから噴出させて大気中に断熱膨張させ、空気温度を
低下させて冷房する。暖房時は過給機出口空気を加熱用
熱交換器により排気熱を利用して更に加熱し、必要な温
度に高めて暖房空気として利用する技術が記載されてい
る。
エンジンの排気ガスで駆動される冷暖房専用の排気ター
ビン過給機を設け、過給機により大気中から吸入された
空気を冷却用熱交換器により冷却水で冷却し、室内にノ
ズルから噴出させて大気中に断熱膨張させ、空気温度を
低下させて冷房する。暖房時は過給機出口空気を加熱用
熱交換器により排気熱を利用して更に加熱し、必要な温
度に高めて暖房空気として利用する技術が記載されてい
る。
【0006】特開昭63−159124号公報によれ
ば、過給作用をするスーパーチャージャとインタークー
ラとを備えたエンジンが搭載された車両において、暖房
時にはスーパチャージャからの高温圧縮空気を車室に送
って暖房し、冷房時にはインタークーラからの低温圧縮
空気を膨張弁で更に冷却して車室に送って冷房する技術
が記載されている。
ば、過給作用をするスーパーチャージャとインタークー
ラとを備えたエンジンが搭載された車両において、暖房
時にはスーパチャージャからの高温圧縮空気を車室に送
って暖房し、冷房時にはインタークーラからの低温圧縮
空気を膨張弁で更に冷却して車室に送って冷房する技術
が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す構成であると以下のような問題がある。 (1)冷媒ガスが多少なりとも成層圏オゾン層破壊の原
因となる物質である。 (2)冷媒ガス回路、温水回路、電気回路をエアコン装
置に接続するため、構造が複雑である。また修理性が悪
く、コストも高い。 (3)外気導入用エアクリーナの防塵フィルタの保守に
手間と費用がかかる。
示す構成であると以下のような問題がある。 (1)冷媒ガスが多少なりとも成層圏オゾン層破壊の原
因となる物質である。 (2)冷媒ガス回路、温水回路、電気回路をエアコン装
置に接続するため、構造が複雑である。また修理性が悪
く、コストも高い。 (3)外気導入用エアクリーナの防塵フィルタの保守に
手間と費用がかかる。
【0008】特公昭50−13538号公報において
は、冷暖房専用のターボチャージャを設けたため過給機
付エンジンにはそのまま適用できない。また、加熱用と
冷却用の熱交換器が必要となり、アイドリング時のよう
に排気エネルギが少なくてターボチャージャを駆動でき
ない条件では冷暖房不能になる恐れがある。しかも膨張
ノズルから噴射直後の高速気流の温度は冷房に必要な低
温度に達していても噴射気流は室内の空気と混合する過
程で、その速度エネルギーが失われ熱エネルギーに変換
されるので冷房能率が低下するとの問題がある。更に、
排気タービン過給機として冷暖房専用のものが必要とな
りコスト高となる。
は、冷暖房専用のターボチャージャを設けたため過給機
付エンジンにはそのまま適用できない。また、加熱用と
冷却用の熱交換器が必要となり、アイドリング時のよう
に排気エネルギが少なくてターボチャージャを駆動でき
ない条件では冷暖房不能になる恐れがある。しかも膨張
ノズルから噴射直後の高速気流の温度は冷房に必要な低
温度に達していても噴射気流は室内の空気と混合する過
程で、その速度エネルギーが失われ熱エネルギーに変換
されるので冷房能率が低下するとの問題がある。更に、
排気タービン過給機として冷暖房専用のものが必要とな
りコスト高となる。
【0009】ところで、陸上で作業する建設機械の場合
は熱交換器に使用する冷却水は水道水、地下水、河川等
のものを使用するが低温の冷却水を得ることは困難であ
るとの問題がある。
は熱交換器に使用する冷却水は水道水、地下水、河川等
のものを使用するが低温の冷却水を得ることは困難であ
るとの問題がある。
【0010】特開昭63−159124号公報において
は、スーパチャージャとインタークーラとを利用するた
め、スーパチャージャのみを装着したエンジン搭載車両
への適用はできない。
は、スーパチャージャとインタークーラとを利用するた
め、スーパチャージャのみを装着したエンジン搭載車両
への適用はできない。
【0011】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、過給エンジンを搭載した車両の冷暖房に適応で
き、構造が簡単で整備性、修理性に優れ、コストも安い
過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置を提供すること
を目的としている。
もので、過給エンジンを搭載した車両の冷暖房に適応で
き、構造が簡単で整備性、修理性に優れ、コストも安い
過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る過給機付エンジン搭載車両の冷暖房
装置は、過給機3付エンジン1を搭載した車両であっ
て、この過給機3により圧縮された圧縮空気を冷却する
冷却用放熱器11と、その圧縮空気を断熱膨張させて空
気温度を低温にする断熱膨張手段20と、低温空気をキ
ャビン6に導く導管18とからなる冷房回路と、前記過
給機3により圧縮された高温空気を減圧する非断熱的膨
張手段37と、高温空気をキャビン6に導く導管42と
からなる暖房回路とを備えた構成としたものである。
めに、本発明に係る過給機付エンジン搭載車両の冷暖房
装置は、過給機3付エンジン1を搭載した車両であっ
て、この過給機3により圧縮された圧縮空気を冷却する
冷却用放熱器11と、その圧縮空気を断熱膨張させて空
気温度を低温にする断熱膨張手段20と、低温空気をキ
ャビン6に導く導管18とからなる冷房回路と、前記過
給機3により圧縮された高温空気を減圧する非断熱的膨
張手段37と、高温空気をキャビン6に導く導管42と
からなる暖房回路とを備えた構成としたものである。
【0013】また、上記構成において、前記断熱膨張手
段20はブロワ21とタービン24とからなり、非断熱
的膨張手段37はノズル、バッフルあるいは多孔質材料
のいずれかからなる構成としたものである。
段20はブロワ21とタービン24とからなり、非断熱
的膨張手段37はノズル、バッフルあるいは多孔質材料
のいずれかからなる構成としたものである。
【0014】更に、上記構成において、前記断熱膨張手
段20の空気の出入口回路に冷暖房を切換える切換弁3
0,31,32,33,34,35,36を備えた構成
としたものである。
段20の空気の出入口回路に冷暖房を切換える切換弁3
0,31,32,33,34,35,36を備えた構成
としたものである。
【0015】
【作用】上記構成によれば、冷房時には過給機付エンジ
ンの過給機のブロアにより高温となった空気の一部分を
冷却用放熱器で冷却し、更に断熱膨張手段により断熱膨
張させることにより空気を低温にし、その低温空気をキ
ャビンに導入して冷房する。
ンの過給機のブロアにより高温となった空気の一部分を
冷却用放熱器で冷却し、更に断熱膨張手段により断熱膨
張させることにより空気を低温にし、その低温空気をキ
ャビンに導入して冷房する。
【0016】暖房時には前記の高温空気を非断熱的膨張
手段により減圧して温風をキャビンに導入して暖房す
る。また切換弁により冷房と暖房とを任意に切り換える
ことができるようになっている。
手段により減圧して温風をキャビンに導入して暖房す
る。また切換弁により冷房と暖房とを任意に切り換える
ことができるようになっている。
【0017】
【実施例】以下に本発明に係る過給エンジン搭載車両の
冷暖房装置の実施例について、図面を参照して詳述す
る。
冷暖房装置の実施例について、図面を参照して詳述す
る。
【0018】図1は冷暖房装置の一例を示す構成図であ
る。エンジン1に装着された過給機3のブロワはエアク
リーナ2を介して外気を吸入し、加圧してエンジン1に
供給する。過給機3のブロワ3排出口から分岐された出
口4と第1放熱器11との間を接続する回路10上に絞
り5が設けられている。この回路10上には冷房第1バ
ルブ30が介装されている。
る。エンジン1に装着された過給機3のブロワはエアク
リーナ2を介して外気を吸入し、加圧してエンジン1に
供給する。過給機3のブロワ3排出口から分岐された出
口4と第1放熱器11との間を接続する回路10上に絞
り5が設けられている。この回路10上には冷房第1バ
ルブ30が介装されている。
【0019】断熱膨張手段20は断熱圧縮手段であるブ
ロワ21と、ブロワ21を駆動する断熱膨張手段である
タービン24により構成されている。第1放熱器11と
ブロワ21の入口22とは回路12により接続され、ブ
ロワ21の出口23と第2放熱器14とは回路13によ
り接続されている。回路13上には冷房第2バルブ31
が介装されている。第2放熱器14と熱交換器16とは
回路15により接続され、熱交換器16とタービン24
の入口25とは回路17により接続されている。タービ
ン24の出口26とキャビン6の入口7とは回路18に
より接続され、途中には冷房第3バルブ32が介装され
ている。キャビン6の出口8に接続する排出回路9は熱
交換器16を経て外気に連通している。上記の冷房回路
を構成している。
ロワ21と、ブロワ21を駆動する断熱膨張手段である
タービン24により構成されている。第1放熱器11と
ブロワ21の入口22とは回路12により接続され、ブ
ロワ21の出口23と第2放熱器14とは回路13によ
り接続されている。回路13上には冷房第2バルブ31
が介装されている。第2放熱器14と熱交換器16とは
回路15により接続され、熱交換器16とタービン24
の入口25とは回路17により接続されている。タービ
ン24の出口26とキャビン6の入口7とは回路18に
より接続され、途中には冷房第3バルブ32が介装され
ている。キャビン6の出口8に接続する排出回路9は熱
交換器16を経て外気に連通している。上記の冷房回路
を構成している。
【0020】次に、回路10は第1バルブ30の上流に
おいて回路40によりブロワ21の入口22と接続して
おり、回路40には暖房第1バルブ33が介装されてい
る。回路40に介装された暖房第1バルブ33の下流と
タービン24の入口25とは回路41により接続されて
おり、回路41には暖房第2バルブ34が介装されてい
る。ブロワ21の出口23とキャビン6の入口7とは回
路42により接続され、回路42には暖房第3バルブ3
5が介装されている。また、回路42には非断熱的膨張
手段37(例えばノズル又はバッフルあるいは多孔質材
料)が介装されている。回路18は冷房第3バルブ32
の上流において回路43により大気と連通しており、回
路43には暖房第4バルブ36が介装されている。上記
の暖房回路を構成している。
おいて回路40によりブロワ21の入口22と接続して
おり、回路40には暖房第1バルブ33が介装されてい
る。回路40に介装された暖房第1バルブ33の下流と
タービン24の入口25とは回路41により接続されて
おり、回路41には暖房第2バルブ34が介装されてい
る。ブロワ21の出口23とキャビン6の入口7とは回
路42により接続され、回路42には暖房第3バルブ3
5が介装されている。また、回路42には非断熱的膨張
手段37(例えばノズル又はバッフルあるいは多孔質材
料)が介装されている。回路18は冷房第3バルブ32
の上流において回路43により大気と連通しており、回
路43には暖房第4バルブ36が介装されている。上記
の暖房回路を構成している。
【0021】上記の構成において、冷房の場合には冷房
第1バルブ30、冷房第2バルブ31、冷房第3バルブ
32を開き、暖房第1バルブ33、暖房第2バルブ3
4、暖房第3バルブ35、暖房第4バルブ36を閉じ
る。この冷房回路は図2に示すようになる。ただし図2
においてはバルブの図示は省略してある。
第1バルブ30、冷房第2バルブ31、冷房第3バルブ
32を開き、暖房第1バルブ33、暖房第2バルブ3
4、暖房第3バルブ35、暖房第4バルブ36を閉じ
る。この冷房回路は図2に示すようになる。ただし図2
においてはバルブの図示は省略してある。
【0022】上記の冷房回路の作動について説明する。
過給機3のブロワにより圧縮された高温の空気(例えば
ゲージ圧1気圧、温度150°C)の一部は回路10を
経て第1放熱器11により冷却され(例えば1気圧、温
度80°C)回路12を経て断熱膨張手段20のブロワ
21の入口22に至る。ブロワ21により圧縮、加熱さ
れた空気(例えば1.5気圧、温度130°C)はブロ
ワ21の出口23から回路13を経て第2放熱器14に
至る。第2放熱器14で冷却された空気(例えば1.5
気圧、温度80°C)は回路15を経て熱交換器16に
至る。熱交換器16でキャビン6の排出回路9の空気
(例えば0気圧、25°C)により冷却された空気(例
えば1.5気圧、50°C)は回路17を経てタービン
24の入口25に送られる。タービン24に送られた空
気はブロワ21を回転駆動するにつれて、断熱膨張して
空気を低圧、低温(例えば0気圧、−8°C)にする。
低温、低圧になった空気は回路18を経てキャビン6の
入口7に送られ、キャビン6の内部を冷却したのち出口
8から前述の排出回路9を経て外気に排出される。
過給機3のブロワにより圧縮された高温の空気(例えば
ゲージ圧1気圧、温度150°C)の一部は回路10を
経て第1放熱器11により冷却され(例えば1気圧、温
度80°C)回路12を経て断熱膨張手段20のブロワ
21の入口22に至る。ブロワ21により圧縮、加熱さ
れた空気(例えば1.5気圧、温度130°C)はブロ
ワ21の出口23から回路13を経て第2放熱器14に
至る。第2放熱器14で冷却された空気(例えば1.5
気圧、温度80°C)は回路15を経て熱交換器16に
至る。熱交換器16でキャビン6の排出回路9の空気
(例えば0気圧、25°C)により冷却された空気(例
えば1.5気圧、50°C)は回路17を経てタービン
24の入口25に送られる。タービン24に送られた空
気はブロワ21を回転駆動するにつれて、断熱膨張して
空気を低圧、低温(例えば0気圧、−8°C)にする。
低温、低圧になった空気は回路18を経てキャビン6の
入口7に送られ、キャビン6の内部を冷却したのち出口
8から前述の排出回路9を経て外気に排出される。
【0023】上記構成において、 暖房の場合には暖房
第1バルブ33、暖房第2バルブ34、暖房第3バルブ
35、暖房第4バルブ36を開き、冷房第1バルブ3
0、冷房第2バルブ31、冷房第3バルブ32を閉じ
る。この暖房回路は図3に示すようになる。ただし図3
においてはバルブの図示は省略してある。
第1バルブ33、暖房第2バルブ34、暖房第3バルブ
35、暖房第4バルブ36を開き、冷房第1バルブ3
0、冷房第2バルブ31、冷房第3バルブ32を閉じ
る。この暖房回路は図3に示すようになる。ただし図3
においてはバルブの図示は省略してある。
【0024】上記の暖房回路の作動について説明する。
過給機3のブロワの高圧、高温の空気の一部は回路10
から回路40を経てブロワ21の入口22に送られると
ともに、さらにその一部は回路41を経てタービン24
の入口25に送られ、タービン24を駆動したのち回路
18から回路43を経て外気に放出される。ブロワ21
はタービン24に駆動され、圧縮された高温の空気をさ
らに圧縮して高圧、高温にし、ブロワ21の出口23か
ら回路42に至る。その後、非断熱的膨張手段37によ
り減圧された高温空気はキャビン6の入口7に送られ、
キャビン6内に放出されて暖房する。排気は出口8から
排出される。
過給機3のブロワの高圧、高温の空気の一部は回路10
から回路40を経てブロワ21の入口22に送られると
ともに、さらにその一部は回路41を経てタービン24
の入口25に送られ、タービン24を駆動したのち回路
18から回路43を経て外気に放出される。ブロワ21
はタービン24に駆動され、圧縮された高温の空気をさ
らに圧縮して高圧、高温にし、ブロワ21の出口23か
ら回路42に至る。その後、非断熱的膨張手段37によ
り減圧された高温空気はキャビン6の入口7に送られ、
キャビン6内に放出されて暖房する。排気は出口8から
排出される。
【0025】上記構成において、暖房の場合、回路40
を回路42に直接接続し、過給ブロワ3から排出された
高圧、高温の空気の一部をブロワ21を通すことなく非
断熱的膨張手段37により減圧してキャビン6内に放出
してもよい。
を回路42に直接接続し、過給ブロワ3から排出された
高圧、高温の空気の一部をブロワ21を通すことなく非
断熱的膨張手段37により減圧してキャビン6内に放出
してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上詳述したような構成とした
ため、過給機付エンジンの過給機のブロワの排出空気の
一部を利用することにより過給機付エンジンを搭載した
車両の冷暖房を簡単な構造で達成することができる。し
かも冷媒ガスを使用しないため成層圏オゾン破壊の恐れ
はなく、吸入する外気はエンジンのエアクリーナでろ過
されるためエアコン専用のフィルタが不要となり、整備
性も向上し、またコストも安い過給機付エンジン搭載車
両の冷暖房装置が得られる。
ため、過給機付エンジンの過給機のブロワの排出空気の
一部を利用することにより過給機付エンジンを搭載した
車両の冷暖房を簡単な構造で達成することができる。し
かも冷媒ガスを使用しないため成層圏オゾン破壊の恐れ
はなく、吸入する外気はエンジンのエアクリーナでろ過
されるためエアコン専用のフィルタが不要となり、整備
性も向上し、またコストも安い過給機付エンジン搭載車
両の冷暖房装置が得られる。
【図1】本発明の冷暖房装置の構成図である。
【図2】同、冷房時の回路を示す構成図である。
【図3】同、暖房時の回路を示す構成図である。
【図4】従来の冷暖房装置の第1例の構成図である。
1…エンジン、2…エアクリーナ、3…過給機、5…絞
り、6…キャビン、11…第1放熱器、14…第2放熱
器、16…熱交換器、20…断熱膨張手段、21…ブロ
ワ、24…タービン、30…冷房第1バルブ、31…冷
房第2バルブ、32…冷房第3バルブ、33…暖房第1
バルブ、34…暖房第2バルブ、35…暖房第3バル
ブ、36…暖房第4バルブ、37…非断熱的膨張手段。
り、6…キャビン、11…第1放熱器、14…第2放熱
器、16…熱交換器、20…断熱膨張手段、21…ブロ
ワ、24…タービン、30…冷房第1バルブ、31…冷
房第2バルブ、32…冷房第3バルブ、33…暖房第1
バルブ、34…暖房第2バルブ、35…暖房第3バル
ブ、36…暖房第4バルブ、37…非断熱的膨張手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 正夫 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内 (72)発明者 浜口 正彦 大阪府枚方市上野3−1−1 株式会社小 松製作所大阪工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 過給機(3) 付エンジン(1) を搭載した車
両において、前記過給機(3) により圧縮された圧縮空気
を冷却する冷却用放熱器(11)と、その圧縮空気を断熱膨
張させて空気温度を低温にする断熱膨張手段(20)と、低
温空気をキャビン(6) に導く導管(18)とからなる冷房回
路と、前記過給機(3) により圧縮された高温空気を減圧
する非断熱的膨張手段(37)と、高温空気をキャビン(6)
に導く導管(42)とからなる暖房回路とを備えたことを特
徴とする過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置。 - 【請求項2】 前記断熱膨張手段(20)はブロワ(21)とタ
ービン(24)とからなり、非断熱的膨張手段(37)はノズ
ル、バッフルあるいは多孔質材料のいずれかからなるこ
とを特徴とする請求項1記載の過給機付エンジン搭載車
両の冷暖房装置。 - 【請求項3】 前記断熱膨張手段(20)の空気の出入口回
路に冷暖房を切換える切換弁(30,31,32,33,34,35,36)を
備えたことを特徴とする請求項1または2記載の過給機
付エンジン搭載車両の冷暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14978295A JPH08318731A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14978295A JPH08318731A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08318731A true JPH08318731A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15482604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14978295A Pending JPH08318731A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 過給機付エンジン搭載車両の冷暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08318731A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000036345A1 (en) * | 1998-12-16 | 2000-06-22 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| WO2000053982A1 (en) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| AT406801B (de) * | 1997-06-18 | 2000-09-25 | Bentele Michael | Energieregelanlage |
| WO2000066953A1 (en) * | 1999-04-30 | 2000-11-09 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigerating device |
| US6581792B1 (en) | 1998-12-07 | 2003-06-24 | Tjandra Limanjaya | Closure cap |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP14978295A patent/JPH08318731A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6539744B1 (en) | 1998-12-16 | 2003-04-01 | Daikin Industries, Ltd. | Air-conditioning apparatus |
| US6792771B2 (en) | 1998-12-16 | 2004-09-21 | Daikin Industries, Ltd. | Air-conditioning apparatus |
| WO2000053982A1 (en) * | 1999-03-05 | 2000-09-14 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioner |
| US6619064B1 (en) | 1999-03-05 | 2003-09-16 | Daikin Industries, Ltd. | Air conditioning system |
| WO2000066953A1 (en) * | 1999-04-30 | 2000-11-09 | Daikin Industries, Ltd. | Refrigerating device |
| US6629427B1 (en) | 1999-04-30 | 2003-10-07 | Daikin Industries, Ltd | Refrigerating system |
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