JPH0831886A - ワイヤボンディング方法および装置 - Google Patents
ワイヤボンディング方法および装置Info
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- JPH0831886A JPH0831886A JP16763094A JP16763094A JPH0831886A JP H0831886 A JPH0831886 A JP H0831886A JP 16763094 A JP16763094 A JP 16763094A JP 16763094 A JP16763094 A JP 16763094A JP H0831886 A JPH0831886 A JP H0831886A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全てのパッド電極上に形成されたボールのボ
ール厚を所望の厚にできるワイヤボンディング装置を提
供する。 【構成】 ボンディングワイヤ先端に形成されたボール
を半導体チップのパッド電極に押圧するボンディングツ
ールと、パッド電極上で変形するボールのボール厚を測
定するボール厚測定センサ14と、このボール厚測定セ
ンサ14による測定値と予め入力されたボール厚の設定
値との比較値を出力するコンパレータ17と、コンパレ
ータ17により測定値が設定値に達していないときには
駆動系制御部20を駆動させてさらにボールを変形させ
る一方、測定値が設定値に達したときにはボンディング
を終了させる装置制御部18とを有するワイヤボンディ
ング装置である。
ール厚を所望の厚にできるワイヤボンディング装置を提
供する。 【構成】 ボンディングワイヤ先端に形成されたボール
を半導体チップのパッド電極に押圧するボンディングツ
ールと、パッド電極上で変形するボールのボール厚を測
定するボール厚測定センサ14と、このボール厚測定セ
ンサ14による測定値と予め入力されたボール厚の設定
値との比較値を出力するコンパレータ17と、コンパレ
ータ17により測定値が設定値に達していないときには
駆動系制御部20を駆動させてさらにボールを変形させ
る一方、測定値が設定値に達したときにはボンディング
を終了させる装置制御部18とを有するワイヤボンディ
ング装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤボンディング方法
および装置に関し、特に、ボールボンディングによるワ
イヤボンディングにおいて安定したボンダビリティを得
ることのできる技術に関する。
および装置に関し、特に、ボールボンディングによるワ
イヤボンディングにおいて安定したボンダビリティを得
ることのできる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】所定の回路が形成されてリードフレーム
に搭載された半導体チップには、これに形成されたパッ
ド電極とリードとをAu線やAl線などからなるボンデ
ィングワイヤを用いて電気的に接続するワイヤボンディ
ングが行われる。このワイヤボンディングの中でも、電
気トーチによりボンディングワイヤの先端にボールを形
成し、これをキャピラリで押圧してパッド電極側の接続
を行うボールボンディングにあっては、ボンダビリティ
の優劣はパッド電極上に形成されたボールの厚さに依存
する側面がある。すなわち、ボール厚が所定の厚さにな
いケースとしては、ボールが潰れた場合やボンディング
ワイヤがパッド電極に圧着されていない場合などがあ
り、このような場合には接合部の強度が確保されないこ
とになる。
に搭載された半導体チップには、これに形成されたパッ
ド電極とリードとをAu線やAl線などからなるボンデ
ィングワイヤを用いて電気的に接続するワイヤボンディ
ングが行われる。このワイヤボンディングの中でも、電
気トーチによりボンディングワイヤの先端にボールを形
成し、これをキャピラリで押圧してパッド電極側の接続
を行うボールボンディングにあっては、ボンダビリティ
の優劣はパッド電極上に形成されたボールの厚さに依存
する側面がある。すなわち、ボール厚が所定の厚さにな
いケースとしては、ボールが潰れた場合やボンディング
ワイヤがパッド電極に圧着されていない場合などがあ
り、このような場合には接合部の強度が確保されないこ
とになる。
【0003】したがって、ワイヤボンディングにおける
ボール厚のコントロールは非常に重要な問題になってく
る。
ボール厚のコントロールは非常に重要な問題になってく
る。
【0004】従来、ワイヤボンディングにおけるボンダ
ビリティの向上に関しては、たとえば特開昭55−12
3198号公報に示されるように、ボールの酸化を防止
して接合強度をアップする技術や、オーム社発行、「L
SIハンドブック」(昭和59年11月30日発行)、
P408〜P409に示されるように、荷重、温度、圧
着時間を適当な条件に設定することで良好な接合状態を
得る技術が開示されている。
ビリティの向上に関しては、たとえば特開昭55−12
3198号公報に示されるように、ボールの酸化を防止
して接合強度をアップする技術や、オーム社発行、「L
SIハンドブック」(昭和59年11月30日発行)、
P408〜P409に示されるように、荷重、温度、圧
着時間を適当な条件に設定することで良好な接合状態を
得る技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、半導体チップ
におけるそれぞれのパッド電極では、形成された酸化膜
や蒸着されたAlよりなるパッド電極の面積が区々であ
り、したがって、上記した技術のように、一律の条件で
は安定して所定厚のボールを形成することは困難であ
る。
におけるそれぞれのパッド電極では、形成された酸化膜
や蒸着されたAlよりなるパッド電極の面積が区々であ
り、したがって、上記した技術のように、一律の条件で
は安定して所定厚のボールを形成することは困難であ
る。
【0006】そこで、本発明の目的は、全てのパッド電
極上に形成されたボールのボール厚を所望の厚さとする
ことのできるワイヤボンディングについての技術を提供
することにある。
極上に形成されたボールのボール厚を所望の厚さとする
ことのできるワイヤボンディングについての技術を提供
することにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0009】すなわち、本発明によるワイヤボンディン
グ方法は、半導体チップのパッド電極にボンディングワ
イヤ先端のボールを押圧すると同時にボールのボール厚
を測定し、このボール厚が所定の設定値にまで達したと
きにボンディングを終了させるものである。
グ方法は、半導体チップのパッド電極にボンディングワ
イヤ先端のボールを押圧すると同時にボールのボール厚
を測定し、このボール厚が所定の設定値にまで達したと
きにボンディングを終了させるものである。
【0010】また、本発明によるワイヤボンディング装
置は、ボンディングワイヤ先端に形成されたボールを半
導体チップのパッド電極に押圧するボンディングツール
と、パッド電極上で変形するボールのボール厚を測定す
るボール厚測定手段と、このボール厚測定手段による測
定値と予め入力されたボール厚の設定値との比較値を出
力するボール厚比較手段と、ボール厚比較手段により測
定値が設定値に達していないときにはボンディング条件
制御手段を駆動させてさらにボールを変形させる一方、
測定値が設定値に達したときにはボンディングを終了さ
せる装置制御手段とを有するものである。この場合にお
いて、前記ワイヤボンディング装置は、荷重と熱と超音
波振動とを利用してボンディングを行う超音波併用熱圧
着ワイヤボンディング装置とすることができる。
置は、ボンディングワイヤ先端に形成されたボールを半
導体チップのパッド電極に押圧するボンディングツール
と、パッド電極上で変形するボールのボール厚を測定す
るボール厚測定手段と、このボール厚測定手段による測
定値と予め入力されたボール厚の設定値との比較値を出
力するボール厚比較手段と、ボール厚比較手段により測
定値が設定値に達していないときにはボンディング条件
制御手段を駆動させてさらにボールを変形させる一方、
測定値が設定値に達したときにはボンディングを終了さ
せる装置制御手段とを有するものである。この場合にお
いて、前記ワイヤボンディング装置は、荷重と熱と超音
波振動とを利用してボンディングを行う超音波併用熱圧
着ワイヤボンディング装置とすることができる。
【0011】
【作用】上記した手段によれば、ボンディングワイヤの
先端部に形成されたボールのボール厚が所定の設定値に
達するまでボールが変形してからボンディングを終了さ
せることになるので、全てのパッド電極と接続されたボ
ールのボール厚を所望の厚さとすることができ、パッド
電極とボンディングワイヤとの接合部において所定の強
度を確保することが可能になる。
先端部に形成されたボールのボール厚が所定の設定値に
達するまでボールが変形してからボンディングを終了さ
せることになるので、全てのパッド電極と接続されたボ
ールのボール厚を所望の厚さとすることができ、パッド
電極とボンディングワイヤとの接合部において所定の強
度を確保することが可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例であるワイヤボン
ディング装置を示す概略図、図2は図1のワイヤボンデ
ィング装置によるボール厚制御機構のブロック図、図3
は図1のワイヤボンディング装置による半導体チップと
ボンディングワイヤとの接合状態を示す側面図、図4は
図1のワイヤボンディング装置によるボール厚制御手順
を示すチャート図である。
ディング装置を示す概略図、図2は図1のワイヤボンデ
ィング装置によるボール厚制御機構のブロック図、図3
は図1のワイヤボンディング装置による半導体チップと
ボンディングワイヤとの接合状態を示す側面図、図4は
図1のワイヤボンディング装置によるボール厚制御手順
を示すチャート図である。
【0014】テーブル駆動モータ1により水平方向に移
動自在とされたX−Yテーブル2の上部には、垂直方向
に移動自在とされたボンディングヘッド3が取り付けら
れている。ボンディングヘッド3に設けられたアーム軸
受け5にはボンディングアーム4が回転自在に支持され
ている。したがって、このボンディングアーム4は、ア
ーム軸受け5による傾斜運動を伴って水平方向および垂
直方向の任意の位置に移動可能となる。
動自在とされたX−Yテーブル2の上部には、垂直方向
に移動自在とされたボンディングヘッド3が取り付けら
れている。ボンディングヘッド3に設けられたアーム軸
受け5にはボンディングアーム4が回転自在に支持され
ている。したがって、このボンディングアーム4は、ア
ーム軸受け5による傾斜運動を伴って水平方向および垂
直方向の任意の位置に移動可能となる。
【0015】ボンディングアーム4には、超音波発振子
7が内蔵されたホーン支持ブロック8が取り付けられて
いる。そして、図示しない超音波発信源によって駆動さ
れる超音波発振子7から発生される超音波振動が、ホー
ン支持ブロック8に支持されてボンディングアーム4と
平行位置に設けられた超音波発振ホーン6の先端部に固
定されたキャピラリ(ボンディングツール)9に伝達さ
れる。軸心にボンディングワイヤ10を通すための細孔
(図示せず)が開設されたキャピラリ9は、その近傍に
設けられた電気トーチ11からの放電によってボンディ
ングワイヤ10の先端に形成されたボール10a(図
3)をリードフレーム12上に搭載された半導体チップ
13のパッド電極13a(図3)に熱圧着方式で押圧し
てボンディングするものである。したがって、このワイ
ヤボンディング装置は、圧力と熱に加えて超音波振動を
も利用した超音波併用熱圧着ワイヤボンディング装置と
いうことになる。
7が内蔵されたホーン支持ブロック8が取り付けられて
いる。そして、図示しない超音波発信源によって駆動さ
れる超音波発振子7から発生される超音波振動が、ホー
ン支持ブロック8に支持されてボンディングアーム4と
平行位置に設けられた超音波発振ホーン6の先端部に固
定されたキャピラリ(ボンディングツール)9に伝達さ
れる。軸心にボンディングワイヤ10を通すための細孔
(図示せず)が開設されたキャピラリ9は、その近傍に
設けられた電気トーチ11からの放電によってボンディ
ングワイヤ10の先端に形成されたボール10a(図
3)をリードフレーム12上に搭載された半導体チップ
13のパッド電極13a(図3)に熱圧着方式で押圧し
てボンディングするものである。したがって、このワイ
ヤボンディング装置は、圧力と熱に加えて超音波振動を
も利用した超音波併用熱圧着ワイヤボンディング装置と
いうことになる。
【0016】キャピラリ9を上下方向に移動させるボン
ディングヘッド3には、アーム軸受け5を中心にして傾
斜するボンディングヘッド3の傾きを介してキャピラリ
9の移動距離を測定し、これによってボール厚t(図
3)を測定するボール厚測定センサ(ボール厚測定手
段)14が設けられている。すなわち、ボンディングヘ
ッド3に取り付けられたセンサ取付架台15側には位置
検出センサ14aが、ボンディングヘッド3側には位置
検出板14bがそれぞれ設けられており、パッド電極1
3aに押圧されて変形するボール10aとともに上昇す
るキャピラリ9の上昇運動が伝達されるボンディングヘ
ッド3に取り付けられた位置検出板14bと、この位置
検出板14bが接近していく位置検出センサ14aとの
距離を測定し、これをキャピラリ9の先端とパッド電極
13aとの距離がゼロのときにおける両者の距離と比較
することによってボール厚tを測定するものである。
ディングヘッド3には、アーム軸受け5を中心にして傾
斜するボンディングヘッド3の傾きを介してキャピラリ
9の移動距離を測定し、これによってボール厚t(図
3)を測定するボール厚測定センサ(ボール厚測定手
段)14が設けられている。すなわち、ボンディングヘ
ッド3に取り付けられたセンサ取付架台15側には位置
検出センサ14aが、ボンディングヘッド3側には位置
検出板14bがそれぞれ設けられており、パッド電極1
3aに押圧されて変形するボール10aとともに上昇す
るキャピラリ9の上昇運動が伝達されるボンディングヘ
ッド3に取り付けられた位置検出板14bと、この位置
検出板14bが接近していく位置検出センサ14aとの
距離を測定し、これをキャピラリ9の先端とパッド電極
13aとの距離がゼロのときにおける両者の距離と比較
することによってボール厚tを測定するものである。
【0017】図2に示すように、位置検出センサ14a
と位置検出板14bとからなるボール厚測定センサ14
によって測定されたボール厚tの測定値は、アンプ16
によって増幅されてコンパレータ(ボール厚比較手段)
17に送られる。コンパレータ17では、予め入力され
た所望のボール厚tの設定値と送られた測定値とを比較
して比較値を出力し、この比較値はボンディング装置全
体の作動を制御する装置制御部(装置制御手段)18に
送られる。
と位置検出板14bとからなるボール厚測定センサ14
によって測定されたボール厚tの測定値は、アンプ16
によって増幅されてコンパレータ(ボール厚比較手段)
17に送られる。コンパレータ17では、予め入力され
た所望のボール厚tの設定値と送られた測定値とを比較
して比較値を出力し、この比較値はボンディング装置全
体の作動を制御する装置制御部(装置制御手段)18に
送られる。
【0018】コンパレータ17により測定値が設定値に
達していない場合には、このような比較値を受け取った
装置制御部18は、ボンディングヘッド制御部19を介
してキャピラリ9による押圧状態をさらに継続させると
ともに、駆動系制御部(ボンディング条件制御手段)2
0によって前記した超音波発振ホーン6による超音波振
動をボール10aに印加し続ける。一方、超音波振動を
加えられてボール厚tが設定値に達した場合には、この
ような比較値をコンパレータ17から受け取った装置制
御部18は、ボンディングヘッド制御部19を介してキ
ャピラリ9による押圧状態を解除させるとともに、駆動
系制御部20による超音波振動の印加を停止させボンデ
ィングを終了させる。これによって、図3に示すよう
に、ボール厚tが所望の値となるようになっている。
達していない場合には、このような比較値を受け取った
装置制御部18は、ボンディングヘッド制御部19を介
してキャピラリ9による押圧状態をさらに継続させると
ともに、駆動系制御部(ボンディング条件制御手段)2
0によって前記した超音波発振ホーン6による超音波振
動をボール10aに印加し続ける。一方、超音波振動を
加えられてボール厚tが設定値に達した場合には、この
ような比較値をコンパレータ17から受け取った装置制
御部18は、ボンディングヘッド制御部19を介してキ
ャピラリ9による押圧状態を解除させるとともに、駆動
系制御部20による超音波振動の印加を停止させボンデ
ィングを終了させる。これによって、図3に示すよう
に、ボール厚tが所望の値となるようになっている。
【0019】キャピラリ9の細孔には、スプール(図示
せず)から供給されるボンディングワイヤ10が貫通さ
れており、スプールとキャピラリ9との間に設けられた
クランプ21によって適時にこのボンディングワイヤ1
0が挟まれるようになっている。
せず)から供給されるボンディングワイヤ10が貫通さ
れており、スプールとキャピラリ9との間に設けられた
クランプ21によって適時にこのボンディングワイヤ1
0が挟まれるようになっている。
【0020】キャピラリ9の下方には、半導体チップ1
3の搭載されたリードフレーム12が送給されるフレー
ムフィーダ22が位置している。このフレームフィーダ
22には、半導体チップ13を加熱してたとえばAuよ
りなるボンディングワイヤ10とAlよりなるパッド電
極13aとの間の金属の拡散を促すヒータ23が、リー
ドフレーム12と接触するヒータブロック24に内蔵し
て設けられている。
3の搭載されたリードフレーム12が送給されるフレー
ムフィーダ22が位置している。このフレームフィーダ
22には、半導体チップ13を加熱してたとえばAuよ
りなるボンディングワイヤ10とAlよりなるパッド電
極13aとの間の金属の拡散を促すヒータ23が、リー
ドフレーム12と接触するヒータブロック24に内蔵し
て設けられている。
【0021】次に、このようなワイヤボンディング装置
によるボンディング動作について説明する。
によるボンディング動作について説明する。
【0022】まず、キャピラリ9に貫通されたボンディ
ングワイヤ10の先端部には、電気トーチ11からの放
電によって溶融されてボール10aが形成される。次
に、テーブル駆動モータ1に駆動されたX−Yテーブル
2によって、キャピラリ9の先端部が目標とする半導体
チップ13のパッド電極13aの直上部に位置決めされ
る。そして、ボンディングアーム4が半導体チップ13
の方向に回転することによってキャピラリ9がパッド電
極13aの上に着地し、ボンディングワイヤ10の先端
部に形成されたボール10aが押圧されて熱圧着される
と同時に、超音波発振ホーン6を介してキャピラリ9に
超音波振動が伝達され、超音波併用による熱圧着ワイヤ
ボンディングが行われる。
ングワイヤ10の先端部には、電気トーチ11からの放
電によって溶融されてボール10aが形成される。次
に、テーブル駆動モータ1に駆動されたX−Yテーブル
2によって、キャピラリ9の先端部が目標とする半導体
チップ13のパッド電極13aの直上部に位置決めされ
る。そして、ボンディングアーム4が半導体チップ13
の方向に回転することによってキャピラリ9がパッド電
極13aの上に着地し、ボンディングワイヤ10の先端
部に形成されたボール10aが押圧されて熱圧着される
と同時に、超音波発振ホーン6を介してキャピラリ9に
超音波振動が伝達され、超音波併用による熱圧着ワイヤ
ボンディングが行われる。
【0023】このようなボンディング動作において、ボ
ンディングワイヤ10に形成されたボール10aを所定
のボール厚tに制御する手順を図4に基づいて説明する
と次のようになる。
ンディングワイヤ10に形成されたボール10aを所定
のボール厚tに制御する手順を図4に基づいて説明する
と次のようになる。
【0024】ボンディングワイヤ10のボール10aが
半導体チップ13のパッド電極13aの上に着地するス
テップS1が実行されると、キャピラリ9による荷重、
ヒータ23による熱、および超音波発振ホーン6による
超音波振動によって、Auよりなるボンディングワイヤ
10とAlよりなるパッド電極13aとの間で金属の拡
散結合が行われるとともに、このボール10aを変形さ
せるステップS2が実行され、これによってボール厚t
が増加して行く。
半導体チップ13のパッド電極13aの上に着地するス
テップS1が実行されると、キャピラリ9による荷重、
ヒータ23による熱、および超音波発振ホーン6による
超音波振動によって、Auよりなるボンディングワイヤ
10とAlよりなるパッド電極13aとの間で金属の拡
散結合が行われるとともに、このボール10aを変形さ
せるステップS2が実行され、これによってボール厚t
が増加して行く。
【0025】次に、ステップS3により、このときのボ
ール厚tが前記したボール厚測定センサ14により測定
され、ステップS4により、ボール厚tがたとえば20
μmという設定値に達したか否かが判断される。ボール
厚tがたとえば22μmで、設定値である20μmに達
したと判断されると、ステップS5により、装置制御部
18によってキャピラリ9によるボール押圧動作と超音
波振動の印加動作が停止されてボンディングを終了させ
る。
ール厚tが前記したボール厚測定センサ14により測定
され、ステップS4により、ボール厚tがたとえば20
μmという設定値に達したか否かが判断される。ボール
厚tがたとえば22μmで、設定値である20μmに達
したと判断されると、ステップS5により、装置制御部
18によってキャピラリ9によるボール押圧動作と超音
波振動の印加動作が停止されてボンディングを終了させ
る。
【0026】一方、ステップS4により、ボール厚tが
たとえば18μmで、設定値である20μmに達してい
ないと判断されると、ステップS2に戻って装置制御部
18によるボール押圧動作と超音波振動の印加動作が継
続され、再びステップS3によりボール厚tが測定さ
れ、ステップS4により設定値に達したか否かが判断さ
れるルーチンが繰り返される。そして、ボール厚tの測
定値が20μm以上となりステップS4で設定値である
20μmに達したと判断されると、ステップS5により
ボンディングを終了させる。
たとえば18μmで、設定値である20μmに達してい
ないと判断されると、ステップS2に戻って装置制御部
18によるボール押圧動作と超音波振動の印加動作が継
続され、再びステップS3によりボール厚tが測定さ
れ、ステップS4により設定値に達したか否かが判断さ
れるルーチンが繰り返される。そして、ボール厚tの測
定値が20μm以上となりステップS4で設定値である
20μmに達したと判断されると、ステップS5により
ボンディングを終了させる。
【0027】このような手順を経て、図3に示すよう
に、パッド電極13aと接続されたボンディングワイヤ
10のボール厚tが所望の値(ここでは20μm)とな
る。
に、パッド電極13aと接続されたボンディングワイヤ
10のボール厚tが所望の値(ここでは20μm)とな
る。
【0028】パッド電極13a側に対するボンディング
が行われた後、キャピラリ9が上昇するとともにX−Y
テーブル2が駆動され、ボンディングワイヤ10がルー
プを形成しながら引き出されてキャピラリ9がリードフ
レーム12上のボンディングポスト12a(図3)の直
上に移動する。
が行われた後、キャピラリ9が上昇するとともにX−Y
テーブル2が駆動され、ボンディングワイヤ10がルー
プを形成しながら引き出されてキャピラリ9がリードフ
レーム12上のボンディングポスト12a(図3)の直
上に移動する。
【0029】そして、キャピラリ9が降下し、その先端
部によってボンディングワイヤ10の側面部がボンディ
ングポスト12aに押圧されると同時にキャピラリ9に
超音波振動が印加されてループ端が圧着される。最後
に、クランプ21によってボンディングワイヤ10がキ
ャピラリ9側に固定された状態でキャピラリ9が上昇
し、これによってボンディングワイヤ10がボンディン
グポスト12aの近傍で切断されて一対のパッド電極1
3aおよびボンディングポスト12a間のワイヤボンデ
ィングが完了する。
部によってボンディングワイヤ10の側面部がボンディ
ングポスト12aに押圧されると同時にキャピラリ9に
超音波振動が印加されてループ端が圧着される。最後
に、クランプ21によってボンディングワイヤ10がキ
ャピラリ9側に固定された状態でキャピラリ9が上昇
し、これによってボンディングワイヤ10がボンディン
グポスト12aの近傍で切断されて一対のパッド電極1
3aおよびボンディングポスト12a間のワイヤボンデ
ィングが完了する。
【0030】そして、このような一連のボンディング動
作を繰り返すことによって、複数のパッド電極13aお
よびボンディングポスト12a間のワイヤボンディング
が、パッド電極13a上に形成されたボール10aのボ
ール厚tがすべて所望の値以上とされつつ実行される。
したがって、パッド電極13aとボンディングワイヤ1
0との接合部は、いずれの箇所も所定の強度が確保され
たものになる。
作を繰り返すことによって、複数のパッド電極13aお
よびボンディングポスト12a間のワイヤボンディング
が、パッド電極13a上に形成されたボール10aのボ
ール厚tがすべて所望の値以上とされつつ実行される。
したがって、パッド電極13aとボンディングワイヤ1
0との接合部は、いずれの箇所も所定の強度が確保され
たものになる。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0032】たとえば、本実施例においては、ボンディ
ングヘッド3に取り付けられた位置検出板14bと位置
検出センサ14aとの距離を測定するボール厚測定セン
サ14を設けることで間接的にボール厚tの測定を行っ
ているが、ボール厚tの測定はこの他にも種々の手段に
よることができる。たとえば、ボール10aの近傍にた
とえば光センサなどを取り付け、直接ボール厚tを測定
することなどが考えられる。
ングヘッド3に取り付けられた位置検出板14bと位置
検出センサ14aとの距離を測定するボール厚測定セン
サ14を設けることで間接的にボール厚tの測定を行っ
ているが、ボール厚tの測定はこの他にも種々の手段に
よることができる。たとえば、ボール10aの近傍にた
とえば光センサなどを取り付け、直接ボール厚tを測定
することなどが考えられる。
【0033】また、本実施例に示すワイヤボンディング
装置は、荷重と熱と超音波振動とを利用してボンディン
グを行う超音波併用熱圧着ワイヤボンディング装置であ
るが、これを荷重と熱とでボンディングを行う熱圧着ワ
イヤボンディング装置や、荷重と超音波振動とでボンデ
ィングを行う超音波ワイヤボンディング装置とすること
も可能である。
装置は、荷重と熱と超音波振動とを利用してボンディン
グを行う超音波併用熱圧着ワイヤボンディング装置であ
るが、これを荷重と熱とでボンディングを行う熱圧着ワ
イヤボンディング装置や、荷重と超音波振動とでボンデ
ィングを行う超音波ワイヤボンディング装置とすること
も可能である。
【0034】さらに、ボンディングワイヤ10について
も、本実施例に示すようなAu線に限定されるものでは
なく、たとえばAl線やCu線などのような他の金属と
することができる。
も、本実施例に示すようなAu線に限定されるものでは
なく、たとえばAl線やCu線などのような他の金属と
することができる。
【0035】駆動系制御部20についても、本実施例に
おいてはこれによって超音波振動をボール10aに加え
ることでボール10aを変形させているが、キャピラリ
9によってさらにパッド電極13aに対する押圧を継続
し、ヒータ23による熱によってボール10aを変形さ
せることもできる。
おいてはこれによって超音波振動をボール10aに加え
ることでボール10aを変形させているが、キャピラリ
9によってさらにパッド電極13aに対する押圧を継続
し、ヒータ23による熱によってボール10aを変形さ
せることもできる。
【0036】なお、本実施例による所望のボール厚tは
20μmとされているが、この値に限定されるものでは
なく、任意の値をとることができるのは勿論である。
20μmとされているが、この値に限定されるものでは
なく、任意の値をとることができるのは勿論である。
【0037】さらに、以上の説明では、主として本発明
者によってなされた発明をその背景となった利用分野で
あるワイヤボンディング装置について説明したが、それ
に限定されるものではなく、部材の高さを制御する必要
のある他の種々の装置に適用することが可能である。
者によってなされた発明をその背景となった利用分野で
あるワイヤボンディング装置について説明したが、それ
に限定されるものではなく、部材の高さを制御する必要
のある他の種々の装置に適用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0039】(1).すなわち、本発明によるワイヤボンデ
ィングの技術によれば、ボンディングワイヤの先端部に
形成されたボールのボール厚が所定の設定値に達するま
でボールが変形してからボンディングを終了させること
になるので、全てのパッド電極と接続されたボールのボ
ール厚を所望の厚さとすることができる。
ィングの技術によれば、ボンディングワイヤの先端部に
形成されたボールのボール厚が所定の設定値に達するま
でボールが変形してからボンディングを終了させること
になるので、全てのパッド電極と接続されたボールのボ
ール厚を所望の厚さとすることができる。
【0040】(2).したがって、パッド電極とボンディン
グワイヤとの接合部における圧着不良などの低減を図る
ことが可能になるとともに、いずれの接合箇所も所定の
強度が確保されたものになり、良好なボンダビリティを
得ることが可能になる。
グワイヤとの接合部における圧着不良などの低減を図る
ことが可能になるとともに、いずれの接合箇所も所定の
強度が確保されたものになり、良好なボンダビリティを
得ることが可能になる。
【図1】本発明の一実施例であるワイヤボンディング装
置を示す概略図である。
置を示す概略図である。
【図2】図1のワイヤボンディング装置によるボール厚
制御機構のブロック図である。
制御機構のブロック図である。
【図3】図1のワイヤボンディング装置による半導体チ
ップとボンディングワイヤとの接合状態を示す側面図で
ある。
ップとボンディングワイヤとの接合状態を示す側面図で
ある。
【図4】図1のワイヤボンディング装置によるボール厚
制御手順を示すチャート図である。
制御手順を示すチャート図である。
1 テーブル駆動モータ 2 X−Yテーブル 3 ボンディングヘッド 4 ボンディングアーム 5 アーム軸受け 6 超音波発振ホーン 7 超音波発振子 8 ホーン支持ブロック 9 キャピラリ(ボンディングツール) 10 ボンディングワイヤ 10a ボール 11 電気トーチ 12 リードフレーム 12a ボンディングポスト 13 半導体チップ 13a パッド電極 14 ボール厚測定センサ(ボール厚測定手段) 14a 位置検出センサ 14b 位置検出板 15 センサ取付架台 16 アンプ 17 コンパレータ(ボール厚比較手段) 18 装置制御部(装置制御手段) 19 ボンディングヘッド制御部 20 駆動系制御部(ボンディング条件制御手段) 21 クランプ 22 フレームフィーダ 23 ヒータ 24 ヒータブロック t ボール厚
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体チップのパッド電極にボンディン
グワイヤ先端のボールを押圧すると同時に前記ボールの
ボール厚を測定し、このボール厚が所定の設定値にまで
達したときにボンディングを終了させることを特徴とす
るワイヤボンディング方法。 - 【請求項2】 ボンディングワイヤ先端に形成されたボ
ールを半導体チップのパッド電極に押圧するボンディン
グツールと、 前記パッド電極上で変形する前記ボールのボール厚を測
定するボール厚測定手段と、 前記ボール厚測定手段による測定値と予め入力されたボ
ール厚の設定値との比較値を出力するボール厚比較手段
と、 前記ボール厚比較手段により測定値が設定値に達してい
ないときにはボンディング条件制御手段を駆動させてさ
らに前記ボールを変形させる一方、測定値が設定値に達
したときにはボンディングを終了させる装置制御手段と
を有することを特徴とするワイヤボンディング装置。 - 【請求項3】 前記ワイヤボンディング装置は、荷重と
熱と超音波振動とを利用してボンディングを行う超音波
併用熱圧着ワイヤボンディング装置であることを特徴と
する請求項2記載のワイヤボンディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16763094A JPH0831886A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ワイヤボンディング方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16763094A JPH0831886A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ワイヤボンディング方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831886A true JPH0831886A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15853349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16763094A Pending JPH0831886A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ワイヤボンディング方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831886A (ja) |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16763094A patent/JPH0831886A/ja active Pending
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