JPH08320014A - コネクティングロッドおよびその製造方法 - Google Patents

コネクティングロッドおよびその製造方法

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JPH08320014A
JPH08320014A JP14957595A JP14957595A JPH08320014A JP H08320014 A JPH08320014 A JP H08320014A JP 14957595 A JP14957595 A JP 14957595A JP 14957595 A JP14957595 A JP 14957595A JP H08320014 A JPH08320014 A JP H08320014A
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JP
Japan
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connecting rod
divided
pipe material
division
axis
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JP14957595A
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English (en)
Inventor
Atsushi Suzuki
篤 鈴木
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より一層大きな強度を有するコネクティング
ロッドであってその製造が容易なものを提供する。 【構成】 焼結金属からなり,概ねコネクティングロッ
ド2の軸線Oに沿った分割面3で2分割した形状とした
一対の分割体1であって、少なくとも一方の分割体1の
分割面3に概ねコネクティングロッド1の軸線Oに沿っ
て延在する凹溝4が形成されたものを有し、前記分割体
1の凹溝4にパイプ材6をはめ込むとともに両分割体1
の分割面3を互いに衝合させて鍛接することにより前記
パイプ材6を保持させ、当該パイプ材6で大端部内面L
と小端部内面Sとの間を連通する給油路10の少なくと
も一部を形成させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンのピストン
とクランク軸とを連結するコネクティングロッドおよび
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコネクティングロッドは、クラン
ク軸側の端部となる大端部とピストンピン側の小端部と
を有し、これらの大端部と小端部との間にはピストンの
冷却等のための給油路をコネクティングロッド内に貫通
して形成することが必要である。
【0003】また、コネクティングロッドには、エンジ
ンの回転により大きな力が作用するとともに高速で運動
するものであるので、比強度の大きな材料で形成するこ
とがエンジン性能上有利である。
【0004】このような状況下におかれるコネクティン
グロッドには、例えば特開平2−129306号公報に
示されるように、クランクシャフト孔の軸線にほぼ垂直
な面で2分割した形状の―対の分割体を燒結用金属粉に
より粉末成形するとともに分割体の分割面に、クランク
シャフト孔からピストンピン孔まで連続する凹溝を形成
し、これら分割体を互いの分割面を衝合するとともに、
凹溝内にロウ材を配置した後、両分割体を衝合した状態
で燒結して両分割体を燒結と同時一体にロウ付けするも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコネ
クティングロッドにおいては、その凹溝を給油路として
利用できるのでコネクティングロッドの製造が従来より
は容易であるが、エンジンの回転により大きな力が作用
するとロウ材が押しつぶされて給油路が塞がれることが
ある。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、より一層大きな強度を有するコネクティン
グロッドであってその製造が容易なものを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、焼結金属からなり、概ねコ
ネクティングロッドの軸線に沿った面で2分割した形状
とした一対の分割体であって、少なくとも一方の分割体
の分割面に概ねコネクティングロッドの軸線に沿って延
在する凹溝が形成されたものを有し、前記分割体の凹溝
にパイプ材をはめ込むとともに両分割体の分割面を互い
に衝合させて鍛接することにより前記パイプ材を保持さ
せ、当該パイプ材で大端部の内面と小端部の内面との間
を連通する給油路の少なくとも一部を形成させたことを
特徴とするコネクティングロッドである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、概ねコネク
ティングロッドの軸線に沿った面で2分割した形状とし
た一対の分割体であって、少なくとも一方の分割体の分
割面に概ねコネクティングロッドの軸線に沿って延在す
る凹溝が形成されたもののそれぞれを焼結金属にて形成
し、分割体の前記凹溝に粉体を充填したパイプ材をはめ
込んで両分割体の分割面を互いに衝合させた状態で型鍛
造を行って前記一対の分割体とパイプ材とを一体に接合
するとともに、前記パイプ材の両端部をそれぞれ大端部
あるいは小端部の内面に連なるように開口させ、これら
の開口から前記粉体を外部に排出させて前記パイプ材の
内側を大端部の内面と小端部の内面との間を連通する給
油路の少なくとも一部とすることを特徴とするコネクテ
ィングロッドの製造方法である。
【0009】
【作用】請求項1または2記載の発明によれば、前記の
分割体が焼結金属からなるものであって、これらの分割
体とパイプ材が鍛接されて一体となるものであり、前記
分割体は同時に焼結鍛造品となり、より一層大きな強度
を有するコネクティングロッドを得ることができる。
【0010】また、請求項2に記載したように、粉体を
充填したパイプ材を用いることにより、鍛造圧が作用す
るにもかかわらずパイプ材が変形することが軽減するの
で、給油路としての深孔を比較的容易に形成することが
でき、コネクティングロッドの製造が容易である。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例を説明するが、ま
ず、図1から図7に示す第1実施例に関して、説明の便
宜上図4から図7によるコネクティングロッドの製造方
法を中心としつつコネクティングロッドの構造を併せて
説明する。
【0012】図4において、1は分割体である。分割体
1は、コネクティングロッド2の軸線O−Oに沿った面
A−Aで2分割した形状に予め粉末冶金により製造され
たものであり(図2,3参照)、いわゆる焼結金属製で
ある。
【0013】そして、この分割体1の分割面3には、コ
ネクティングロッド2の軸線O−Oに沿って延在するよ
うに凹溝4が形成されている。
【0014】この実施例においては、同一形状に形成さ
れた2つの分割体1の互いの分割面3同士を衝合させた
状態にして接続することにより、所要形状のコネクティ
ングロッド2の外形形状を得ることができる。
【0015】このような分割体1を用いてのコネクティ
ングロッド2の製造に際しては、分割体1のまわりの空
間を閉塞充填するように、中子5a,5b,5c,5d
を設置する。これは、この後に行なう鍛造工程において
分割体1が変形するのを防止するためである。このよう
に使用される中子5a,5b,5c,5dは、例えば、
機械加工性が良好な焼結材質のものを使用することが好
ましい。
【0016】そして、このように中子5a,5b,5
c,5dの装着された分割体1の前記凹溝4には、パイ
プ材6が配置される。
【0017】この実施例におけるパイプ材6は、その内
部に例えば砂等の粉体Pがいっぱいに充填され、両端を
密封したものである(図6,7参照)。このようなパイ
プ材6を使用するのは、後の鍛造工程において、分割体
1に作用する大きな鍛造圧力によりパイプ材6の断面形
状が変形するのを防止するためである。
【0018】そして、このような分割体1の上側から別
の分割体1をその分割面3を下向きとして配置し、上下
の分割体1の分割面3同士が互いに衝合した状態とし、
これらの分割体1の間に前記パイプ材6が挟み込まれた
状態とする(図5参照)。
【0019】このような状態とされた上下一対の分割体
1は、次に鍛造機械にセットされ図5に矢印で示すよう
に鍛造圧力が加えられる。なお、このように鍛造される
場合、前記分割体1は当然鍛造に適した所要の温度に加
熱された状態である。
【0020】したがって、前記の状態とされた上下の分
割体1およびパイプ材6は、鍛造工程において所要の温
度下で大きな鍛造圧力により互いに押圧されるので、互
いに接合し、前記上下の分割体1の衝合面にパイプ材6
を挟み込んだ状態で一体の状態に鍛接されたものとな
る。
【0021】このような鍛造工程においては、焼結金属
製の分割体1に大きな鍛造圧力が作用するから、分割体
1はいわゆる焼結鍛造材料となり、単なる焼結金属に較
べて比強度が高いものとなる。
【0022】このようにして鍛造工程が終了した後、分
割体1に装着した中子5a,5b,5c,5dは、例え
ばたたき落し等により機械的に除去してコネクティング
ロッド中間品が得られ、このようなコネクティングロッ
ド中間品には所要の機械加工を施して所定の軸受7を装
着してコネクティングロッド2が得られる。
【0023】鍛造工程後の機械加工においては、図1に
仮想線で示すように、コネクティングロッド2の小端部
および大端部側からコネクティングロッド2の軸線O−
Oに沿って前記パイプ材6の各端部をドリルD等で穿孔
する。
【0024】これにより、パイプ材6の内部に封入され
ていた粉体Pを容易に外部に排出することができ、パイ
プ材6の内面側の深さの深い貫通孔が出現する。
【0025】このようにして形成されたコネクティング
ロッド2においては、大端部内面Lおよび小端部内面S
からのそれぞれのドリル孔8と前記パイプ材6の内面の
貫通孔9とによって前記大端部内面Lと小端部内面Sと
の間が直線的に連通されており、これらは大端部内面L
側から小端部内面S側に向けてピストン冷却用オイルを
供給する給油路10として機能するものとなる。
【0026】次に、図8,9に示す第2実施例を説明す
る。
【0027】この第2実施例は、コネクティングロッド
2を形成するための分割体11の形状が前記第1実施例
とは相違し、その他の点では概ね同様である。
【0028】すなわち、この第2実施例の分割体11
は、前記第1実施例と同一形状のコネクティングロッド
2を形成するのに際して、図2および3にB−B線で示
すように前記A−A線に直角に交差する面を分割面3と
したものである。
【0029】このような形状の分割体11であっても、
その形状に合致する中子を用いて図9に矢印で示すよう
に分割面3に垂直方向に鍛造圧力を作用させることによ
り前記第1実施例と概ね同様にパイプ材6を用いてコネ
クティングロッド2を容易に製造することができ、コネ
クティングロッド2の給油路10の形成が容易であり、
同時に分割体1が焼結鍛造材料となるので強度も良好で
ある。
【0030】次に、図10に示す第3実施例を説明す
る。
【0031】この第3実施例は、分割体12の分割面3
の方向は、前記第2実施例と同様であるが、大端部およ
び小端部に透孔が形成されていない点で相違する。
【0032】このような分割体12を用いてコネクティ
ングロッド2を製造する場合、鍛造工程の後に、当該部
分に機械加工でそれぞれ透孔を形成することにより大端
部内面Lと小端部内面Sとが形成されることとなる。
【0033】その際、パイプ材6の両端をそれぞれ大端
部側および小端部側の透孔を形成すべき領域内(大端部
内面Lおよび小端部内面Sの内側)にまで延在して位置
させておくことにより、当該機械加工に伴ってパイプ材
6のそれぞれの端部が同時に除去されるので、格別の加
工を行なわずともパイプ材6内の粉体Pの外部への排出
が可能となる利点がある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
記載の発明によれば、前記の分割体が焼結金属からなる
ものであって、これらの分割体とパイプ材が鍛接されて
一体となるものであり、前記分割体は同時に焼結鍛造品
となり、より一層大きな強度を有するコネクティングロ
ッドを得ることができる。
【0035】また、請求項2に記載したように、粉体を
充填したパイプ材を用いることにより、鍛造圧が作用す
るにもかかわらずパイプ材が変形することが軽減するの
で、給油路としての深孔を比較的容易に形成することが
でき、コネクティングロッドの製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のコネクティングロッドの縦断面図
である。
【図2】第1実施例のコネクティングロッドの横断面図
である。
【図3】図1のM矢視図である。
【図4】第1実施例における中子の設置状態を示す平面
図である。
【図5】図4のN−N線に沿う断面図である。
【図6】パイプ材の一部を破断した側面図である。
【図7】パイプ材の中央断面図である。
【図8】第2実施例の分割体の上面図である。
【図9】第2実施例の分割体の衝合状態を示す断面図で
ある。
【図10】第3実施例の断面図である。
【符号の説明】
P 粉体 L 大端部内面 S 小端部内面 O 軸線 1,11,12 分割体 2 コネクティングロッド 4 凹溝 6 パイプ材 8 ドリル孔 10 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結金属からなり、概ねコネクティング
    ロッドの軸線に沿った面で2分割した形状とした一対の
    分割体であって、少なくとも一方の分割体の分割面に概
    ねコネクティングロッドの軸線に沿って延在する凹溝が
    形成されたものを有し、前記分割体の凹溝にパイプ材を
    はめ込むとともに両分割体の分割面を互いに衝合させて
    鍛接することにより前記パイプ材を保持させ、当該パイ
    プ材で大端部の内面と小端部の内面との間を連通する給
    油路の少なくとも一部を形成させたことを特徴とするコ
    ネクティングロッド。
  2. 【請求項2】 概ねコネクティングロッドの軸線に沿っ
    た面で2分割した形状とした一対の分割体であって、少
    なくとも一方の分割体の分割面に概ねコネクティングロ
    ッドの軸線に沿って延在する凹溝が形成されたもののそ
    れぞれを焼結金属にて形成し、分割体の前記凹溝に粉体
    を充填したパイプ材をはめ込んで両分割体の分割面を互
    いに衝合させた状態で型鍛造を行って前記一対の分割体
    とパイプ材とを一体に接合するとともに、前記パイプ材
    の両端部をそれぞれ大端部あるいは小端部の内面に連な
    るように開口させ、これらの開口から前記粉体を外部に
    排出させて前記パイプ材の内側を大端部の内面と小端部
    の内面との間を連通する給油路の少なくとも一部とする
    ことを特徴とするコネクティングロッドの製造方法。
JP14957595A 1995-05-24 1995-05-24 コネクティングロッドおよびその製造方法 Pending JPH08320014A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077931A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Toyota Motor Corp 内燃機関のコネクティングロッド
US8205332B2 (en) 2008-12-08 2012-06-26 Mahle International Gmbh Method of forming a connecting rod from two dissimiliar materials by providing material blanks of dissimiliar material, joining the material blanks and subsequently forming the connecting rod

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006077931A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Toyota Motor Corp 内燃機関のコネクティングロッド
US8205332B2 (en) 2008-12-08 2012-06-26 Mahle International Gmbh Method of forming a connecting rod from two dissimiliar materials by providing material blanks of dissimiliar material, joining the material blanks and subsequently forming the connecting rod

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