JPH08320035A - 回転制動装置 - Google Patents
回転制動装置Info
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- JPH08320035A JPH08320035A JP14952495A JP14952495A JPH08320035A JP H08320035 A JPH08320035 A JP H08320035A JP 14952495 A JP14952495 A JP 14952495A JP 14952495 A JP14952495 A JP 14952495A JP H08320035 A JPH08320035 A JP H08320035A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速回転している高イナーシャの回転体を装
着した回転軸を、小さい力で短時間に制動することがで
き、回転軸の倒れを防止することができる回転制動装置
を提供すること。 【構成】 回転軸90に対して1回転以上巻き付けるた
めの制動用の帯状部材60であり、その一端側が固定さ
れている制動用の帯状部材60と、この制動用の帯状部
材60を回転軸90から離した状態で保持するための付
勢手段70と、帯状部材60の他端側を引張って、付勢
手段70の力に抗して制動用の帯状部材60を回転軸9
0に巻き付けるための駆動手段80と、を備える回転制
動装置である。
着した回転軸を、小さい力で短時間に制動することがで
き、回転軸の倒れを防止することができる回転制動装置
を提供すること。 【構成】 回転軸90に対して1回転以上巻き付けるた
めの制動用の帯状部材60であり、その一端側が固定さ
れている制動用の帯状部材60と、この制動用の帯状部
材60を回転軸90から離した状態で保持するための付
勢手段70と、帯状部材60の他端側を引張って、付勢
手段70の力に抗して制動用の帯状部材60を回転軸9
0に巻き付けるための駆動手段80と、を備える回転制
動装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)などのテープ記録装置に用いて最適な回転制
動装置に関するものである。
コーダ(VTR)やデジタルオーディオテープレコーダ
(DAT)などのテープ記録装置に用いて最適な回転制
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テープの記録装置、例えばビデオテープ
レコーダは、カセットシェルを取り付けるようになって
いる。カセットシェル内には、テープのサプライリール
(供給リール)とテイクアップリール(巻取リール)を
有している。サプライリールとテークアップリールは、
それぞれモータの回転軸により回転するようになってい
る。
レコーダは、カセットシェルを取り付けるようになって
いる。カセットシェル内には、テープのサプライリール
(供給リール)とテイクアップリール(巻取リール)を
有している。サプライリールとテークアップリールは、
それぞれモータの回転軸により回転するようになってい
る。
【0003】例えば巻取リールの回転軸は、テープの早
送りや巻戻しなどの高速回転から停止することがある。
この場合には、図4に示す高速回転している回転軸1の
モータの駆動力がオフされ、かつソレノイドプランジャ
ー2がオンされる。これにより、ブレーキ3のアーム3
aは、支点3bを中心にしてバネ4の力に抗して回転す
るので、ブレーキ3はプランジャー2の力により回転軸
1の周面に力Wで押しあてられる。そしてブレーキ3は
摩擦力で回転軸1を減速して停止させるようになってい
る。この時に生じる摩擦力F=μW(μ;回転軸1とブ
レーキ3の間の摩擦係数、W;プランジャーの押し当て
る力)は、高速で回転する回転軸1を瞬時に停止させる
には不十分である。特に、シナーシャの大きな回転体、
例えばテープが十分に巻かれたリールが取り付けられた
回転軸1を高速回転から完全に停止するには、かなりの
時間がかかる。そこで、回転軸1の周面に対して帯状部
材5を角度90°分だけかけた場合を考えると、帯状部
材5を引っ張るのに、わずかな力wを加えれば、図4の
ブレーキ3の役割を果たす。
送りや巻戻しなどの高速回転から停止することがある。
この場合には、図4に示す高速回転している回転軸1の
モータの駆動力がオフされ、かつソレノイドプランジャ
ー2がオンされる。これにより、ブレーキ3のアーム3
aは、支点3bを中心にしてバネ4の力に抗して回転す
るので、ブレーキ3はプランジャー2の力により回転軸
1の周面に力Wで押しあてられる。そしてブレーキ3は
摩擦力で回転軸1を減速して停止させるようになってい
る。この時に生じる摩擦力F=μW(μ;回転軸1とブ
レーキ3の間の摩擦係数、W;プランジャーの押し当て
る力)は、高速で回転する回転軸1を瞬時に停止させる
には不十分である。特に、シナーシャの大きな回転体、
例えばテープが十分に巻かれたリールが取り付けられた
回転軸1を高速回転から完全に停止するには、かなりの
時間がかかる。そこで、回転軸1の周面に対して帯状部
材5を角度90°分だけかけた場合を考えると、帯状部
材5を引っ張るのに、わずかな力wを加えれば、図4の
ブレーキ3の役割を果たす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4のブレ
ーキ3は、矢印Pで示すように回転軸1に対して押し当
てる力Wを片側しか作用しないために、ブレーキ3の押
し当てる力が大きい場合には、回転軸1が矢印Pの方向
に倒れることが考えられる。また図5のように帯状部材
5を回転軸1に対して角度90°分(1/4回転分)押
しつける方式には、やはり回転軸1が倒れてしまうこと
がありうる。そこで、例えばブレーキ3を回転軸1を挟
んで両側に配置して、両側からブレーキ3で回転軸1の
回転を止める方式が考えられるが、構造が複雑でありコ
ストダウン及び省スペース化が不可能である。
ーキ3は、矢印Pで示すように回転軸1に対して押し当
てる力Wを片側しか作用しないために、ブレーキ3の押
し当てる力が大きい場合には、回転軸1が矢印Pの方向
に倒れることが考えられる。また図5のように帯状部材
5を回転軸1に対して角度90°分(1/4回転分)押
しつける方式には、やはり回転軸1が倒れてしまうこと
がありうる。そこで、例えばブレーキ3を回転軸1を挟
んで両側に配置して、両側からブレーキ3で回転軸1の
回転を止める方式が考えられるが、構造が複雑でありコ
ストダウン及び省スペース化が不可能である。
【0005】そこで本発明は上記課題を解消するために
なされたものであり、高速回転している高イナーシャの
回転体を装着した回転軸を、小さい力で短時間に制動す
ることができ、回転軸の倒れを防止することができる回
転制動装置を提供することを目的としている。
なされたものであり、高速回転している高イナーシャの
回転体を装着した回転軸を、小さい力で短時間に制動す
ることができ、回転軸の倒れを防止することができる回
転制動装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、負荷を取り付けた回転軸を制動するた
めの回転制動装置において、回転軸に対して1回転以上
巻き付けるための制動用の帯状部材であり、その一端側
が固定されている制動用の帯状部材と、この制動用の帯
状部材を回転軸から離した状態で保持するための付勢手
段と、帯状部材の他端側を引張って、付勢手段の力に抗
して制動用の帯状部材を回転軸に巻き付けるための駆動
手段とを備える回転制動装置により、達成される。
発明にあっては、負荷を取り付けた回転軸を制動するた
めの回転制動装置において、回転軸に対して1回転以上
巻き付けるための制動用の帯状部材であり、その一端側
が固定されている制動用の帯状部材と、この制動用の帯
状部材を回転軸から離した状態で保持するための付勢手
段と、帯状部材の他端側を引張って、付勢手段の力に抗
して制動用の帯状部材を回転軸に巻き付けるための駆動
手段とを備える回転制動装置により、達成される。
【0007】また、請求項2の発明にあっては、好まし
くは制動用の帯状部材は、バネ性を有する薄板である。
また、請求項3の発明にあっては、好ましくは制動用の
帯状部材は、回転軸に対して整数回巻き付けられる。さ
らに請求項4の発明にあっては、好ましくは回転軸の周
囲に配置されるハウジングであり、ハウジングの内径
は、回転軸の直径よりも大きくかつ制動用の帯状部材の
解放時の外径よりも小さい。さらに請求項5の発明にあ
っては、好ましくは回転軸の負荷は、情報記録用テープ
を巻き取るためのリールである。
くは制動用の帯状部材は、バネ性を有する薄板である。
また、請求項3の発明にあっては、好ましくは制動用の
帯状部材は、回転軸に対して整数回巻き付けられる。さ
らに請求項4の発明にあっては、好ましくは回転軸の周
囲に配置されるハウジングであり、ハウジングの内径
は、回転軸の直径よりも大きくかつ制動用の帯状部材の
解放時の外径よりも小さい。さらに請求項5の発明にあ
っては、好ましくは回転軸の負荷は、情報記録用テープ
を巻き取るためのリールである。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、帯状部材は、回転軸に対
し一回転以上巻き付けられてその一端側が固定されてい
る。付勢手段は、帯状部材を回転軸から離した状態で保
持するようになっている。駆動手段は、帯状部材の他端
側を引張ることにより、付勢手段の力に抗して制動の帯
状部材を回転軸に巻付ける。駆動手段の作動により、帯
状部材は回転軸に対して一回転以上巻き付いて、高速で
回転している回転軸の急制動を行う。請求項2の発明に
よれば、帯状部材のバネ性有する薄板であると、軽量で
あり回転制動装置のコンパクト化が計れる。請求項3の
発明によれば、帯状部材が回転軸に対して整数回巻付け
られていると、回転軸の軸倒れ現象が生じない。請求項
4の発明によれば、ハウジングの内径が回転軸の直径よ
り大きくかつ帯状部材の解放時の外径より小さいので、
回転軸の非制動時には、帯状部材は、ハウジングの内周
面に確実に保持することができ、非制動時において帯状
部材が高速回転している回転軸に接触すことがない。
し一回転以上巻き付けられてその一端側が固定されてい
る。付勢手段は、帯状部材を回転軸から離した状態で保
持するようになっている。駆動手段は、帯状部材の他端
側を引張ることにより、付勢手段の力に抗して制動の帯
状部材を回転軸に巻付ける。駆動手段の作動により、帯
状部材は回転軸に対して一回転以上巻き付いて、高速で
回転している回転軸の急制動を行う。請求項2の発明に
よれば、帯状部材のバネ性有する薄板であると、軽量で
あり回転制動装置のコンパクト化が計れる。請求項3の
発明によれば、帯状部材が回転軸に対して整数回巻付け
られていると、回転軸の軸倒れ現象が生じない。請求項
4の発明によれば、ハウジングの内径が回転軸の直径よ
り大きくかつ帯状部材の解放時の外径より小さいので、
回転軸の非制動時には、帯状部材は、ハウジングの内周
面に確実に保持することができ、非制動時において帯状
部材が高速回転している回転軸に接触すことがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、
本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種
々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説
明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、
これらの態様に限られるものではない。
【0010】図1は、本発明の回転制動装置10が適用
されたビデオテープレコーダのテープパス系を示してい
る。図1において、ビデオテープレコーダのビデオテー
プパス系は次のような構造になっている。このビデオテ
ープパス系は、テープのカセットシェルCを着脱可能に
取り付けることができる。カセットシェルCは、サプラ
イリール(供給リール)22とテイクアップリール(巻
取リール)24を有している。サプライリール22は、
モータM0で回転する。テークアップリール24は、モ
ータM1で回転する。このカセットシェルCはテープ走
行系30のベース11に対し着脱可能である。ベース1
1の上にはテープ走行系30と回転ヘッド装置(回転ヘ
ッドドラム)40が配置されている。テープ走行系30
は、ガイドローラー32、固定ガイド34、固定ガイド
36、キャプスタン軸38、ピンチローラー40、ガイ
ドローラー42等を有している。ガイドローラー32と
固定ガイド34は、回転ヘッド装置40のテープ流入端
側に配置されている。固定ガイド36、キャプスタン軸
38、ピンチローラー40、ガイドローラー42は、回
転ヘッド装置40のテープ流出端側に配置されている。
サプライリール22のテープTは、ガイドローラー3
2、固定ガイド34、回転ヘッド装置40のドラムの周
囲面を経て、固定ガイド36、キャプスタン軸38とピ
ンチローラー40の間を及び、ガイドローラー42を経
てテイクアップリール24側に巻き取られるようになっ
ている。キャプスタン軸38はキャプスタンモータMに
より回転可能になっている。ピンチローラー40とキャ
プスタン軸38は、キャプスタンモータMの作動によ
り、テープTを摩擦力により所定のテンションで送れる
ようになっている。回転ヘッド装置40は、例えば回転
ドラムと固定ドラムを有し、回転ドラムの磁気ヘッド
が、テープTに対してヘリカルスキャン方式で信号記録
するようになっている。その記録された信号の再生時に
は、回転ドラムの再生ヘッドが記録した信号を再生する
ようになっている。テイクアップリール24には、図1
に示すように回転制動装置10が設定されている。この
回転制動装置10は、図2に示すような構造になってい
る。回転制動装置10は、薄板状の帯状部材60と、付
勢手段であるバネ70と、駆動手段であるソレノイドプ
ランジャー80を備えている。
されたビデオテープレコーダのテープパス系を示してい
る。図1において、ビデオテープレコーダのビデオテー
プパス系は次のような構造になっている。このビデオテ
ープパス系は、テープのカセットシェルCを着脱可能に
取り付けることができる。カセットシェルCは、サプラ
イリール(供給リール)22とテイクアップリール(巻
取リール)24を有している。サプライリール22は、
モータM0で回転する。テークアップリール24は、モ
ータM1で回転する。このカセットシェルCはテープ走
行系30のベース11に対し着脱可能である。ベース1
1の上にはテープ走行系30と回転ヘッド装置(回転ヘ
ッドドラム)40が配置されている。テープ走行系30
は、ガイドローラー32、固定ガイド34、固定ガイド
36、キャプスタン軸38、ピンチローラー40、ガイ
ドローラー42等を有している。ガイドローラー32と
固定ガイド34は、回転ヘッド装置40のテープ流入端
側に配置されている。固定ガイド36、キャプスタン軸
38、ピンチローラー40、ガイドローラー42は、回
転ヘッド装置40のテープ流出端側に配置されている。
サプライリール22のテープTは、ガイドローラー3
2、固定ガイド34、回転ヘッド装置40のドラムの周
囲面を経て、固定ガイド36、キャプスタン軸38とピ
ンチローラー40の間を及び、ガイドローラー42を経
てテイクアップリール24側に巻き取られるようになっ
ている。キャプスタン軸38はキャプスタンモータMに
より回転可能になっている。ピンチローラー40とキャ
プスタン軸38は、キャプスタンモータMの作動によ
り、テープTを摩擦力により所定のテンションで送れる
ようになっている。回転ヘッド装置40は、例えば回転
ドラムと固定ドラムを有し、回転ドラムの磁気ヘッド
が、テープTに対してヘリカルスキャン方式で信号記録
するようになっている。その記録された信号の再生時に
は、回転ドラムの再生ヘッドが記録した信号を再生する
ようになっている。テイクアップリール24には、図1
に示すように回転制動装置10が設定されている。この
回転制動装置10は、図2に示すような構造になってい
る。回転制動装置10は、薄板状の帯状部材60と、付
勢手段であるバネ70と、駆動手段であるソレノイドプ
ランジャー80を備えている。
【0011】図2の回転軸90は、負荷としてのテイク
アップリール24を装着して回転させるための回転軸で
あり、図1のモータM1の出力軸である。回転軸90
は、ブレーキとして働く帯状部材60によりその回転が
急停止できるようになっている。この帯状部材60は、
図3に示すように、回転軸90に対し少なくとも一回転
以上整数回巻き付けられている。帯状部材60が、回転
軸90に対して例えば角度450°で巻いた場合には、
この帯状部材60を引張る力Wは、かなり大きな力でな
いと回転軸90を回転することができない。この引張り
力Wは、図5の引張る力wに比べてかなり大きな力であ
る。これを逆に考えて、回転している回転軸90に対し
て少なくとも一回転以上整数回帯状部材60を巻き付け
ることを考えると、図3の帯状部材60は、図5の帯状
部材5に比べて、回転軸90のより大きな制動力を得る
ことができることになる。
アップリール24を装着して回転させるための回転軸で
あり、図1のモータM1の出力軸である。回転軸90
は、ブレーキとして働く帯状部材60によりその回転が
急停止できるようになっている。この帯状部材60は、
図3に示すように、回転軸90に対し少なくとも一回転
以上整数回巻き付けられている。帯状部材60が、回転
軸90に対して例えば角度450°で巻いた場合には、
この帯状部材60を引張る力Wは、かなり大きな力でな
いと回転軸90を回転することができない。この引張り
力Wは、図5の引張る力wに比べてかなり大きな力であ
る。これを逆に考えて、回転している回転軸90に対し
て少なくとも一回転以上整数回帯状部材60を巻き付け
ることを考えると、図3の帯状部材60は、図5の帯状
部材5に比べて、回転軸90のより大きな制動力を得る
ことができることになる。
【0012】そこで、この帯状部材60は、例えばVT
Rテープよりも強度の大きい弾性に富む材料の薄板(例
えばバネ用のリン青銅)などを採用すことができる。よ
り好ましくは、必要に応じて、帯状部材60の内側に、
より高い摩擦係数(μ)となる材質を張り付けることに
より、帯状部材60は更に長時間の使用にも安定した制
動力を発揮することができる。図2の帯状部材60の一
端61は、固定部77に対して固定されている。これに
対して帯状部材60の他端は、ソレノイドプランジャー
80の操作部材83の一端81に固定されている。ソレ
ノイドプランジャー80の操作部材83の他端82は、
バネ70の一端に接続されている。バネ70の他端77
aは、固定部77に接続されている。バネ70は、回転
軸90が回転している状態では、帯状部材60を回転軸
90から離した状態で保持するための付勢手段である。
これに対するソレノイドプランジャー80は、高速回転
している回転軸90を急制動したい場合に、バネ70の
力に抗して制動用の帯状部材60を回転軸90に巻き付
けるようになっている。
Rテープよりも強度の大きい弾性に富む材料の薄板(例
えばバネ用のリン青銅)などを採用すことができる。よ
り好ましくは、必要に応じて、帯状部材60の内側に、
より高い摩擦係数(μ)となる材質を張り付けることに
より、帯状部材60は更に長時間の使用にも安定した制
動力を発揮することができる。図2の帯状部材60の一
端61は、固定部77に対して固定されている。これに
対して帯状部材60の他端は、ソレノイドプランジャー
80の操作部材83の一端81に固定されている。ソレ
ノイドプランジャー80の操作部材83の他端82は、
バネ70の一端に接続されている。バネ70の他端77
aは、固定部77に接続されている。バネ70は、回転
軸90が回転している状態では、帯状部材60を回転軸
90から離した状態で保持するための付勢手段である。
これに対するソレノイドプランジャー80は、高速回転
している回転軸90を急制動したい場合に、バネ70の
力に抗して制動用の帯状部材60を回転軸90に巻き付
けるようになっている。
【0013】図2において、回転軸90の周囲にはハウ
ジング100が設けられている。このハウジング100
は、円形状の中空部100aを有している。このハウジ
ング100の内周面100bは破線で示されていて、こ
のハウジング100内周面100bの内径Dは、回転軸
90の直径dよりも大きく、且つ帯状部材60の解放時
の外径よりも小さく設定されている。
ジング100が設けられている。このハウジング100
は、円形状の中空部100aを有している。このハウジ
ング100の内周面100bは破線で示されていて、こ
のハウジング100内周面100bの内径Dは、回転軸
90の直径dよりも大きく、且つ帯状部材60の解放時
の外径よりも小さく設定されている。
【0014】次に、上述した回転制動装置10及びビデ
オテープレコーダのテープパス系の動作について説明す
る。図1において、テープTがテープアップリール24
側に高速で巻き取られる場合について説明する。この高
速の巻き取りの場合には、回転軸90は、図2の矢印R
1方向に高速回転している。この高速回転時には、バネ
70が固定部77とソレノイドプランジャー80の他端
部82の間で引張り力を発揮するので、帯状部材60
は、解放状態となって、回転軸90の周囲から離れた状
態である。しかもこの帯状部材60は、好ましくはハウ
ジング100の内周面100bに押しつけられた状態で
ある。この状態では、バネ70の引張力と帯状部材60
自体のバネ力により、帯状部材60がハウジング100
内周面100bに対して押しつけられる。従って、帯状
部材60は、内周面100bに安定して保持されるの
で、帯状部材60が高速回転している回転軸90には全
く接触せず、回転軸90は自由に回転する。
オテープレコーダのテープパス系の動作について説明す
る。図1において、テープTがテープアップリール24
側に高速で巻き取られる場合について説明する。この高
速の巻き取りの場合には、回転軸90は、図2の矢印R
1方向に高速回転している。この高速回転時には、バネ
70が固定部77とソレノイドプランジャー80の他端
部82の間で引張り力を発揮するので、帯状部材60
は、解放状態となって、回転軸90の周囲から離れた状
態である。しかもこの帯状部材60は、好ましくはハウ
ジング100の内周面100bに押しつけられた状態で
ある。この状態では、バネ70の引張力と帯状部材60
自体のバネ力により、帯状部材60がハウジング100
内周面100bに対して押しつけられる。従って、帯状
部材60は、内周面100bに安定して保持されるの
で、帯状部材60が高速回転している回転軸90には全
く接触せず、回転軸90は自由に回転する。
【0015】次に、この回転軸90を急制動する場合に
ついて説明する。この場合には、ソレノイドプランジャ
ー80を作動して、ソレノイドプランジャーの操作部材
83を矢印X方向に移動させる。これにより、操作部材
83はバネ70の引張力と、帯状部材60自体の有して
いる力に抗して、帯状部材60を矢印X方向に引っ張
る。これにより、帯状部材60は、高速回転している回
転軸90に対して、一回転以上巻き付けられて締めつけ
る。回転軸90は、帯状部材60の強力な摩擦力により
急制動されるとともに、短時間で高イナーシャ(高慣
性)のテイクアップリール24を停止させることができ
る。特にテイクアップリール24にすでにテープがかな
り巻かれた状態であっても回転軸90は、ソレノイドプ
ランジャー80の力により締めつけられた急制動させる
ことができる。
ついて説明する。この場合には、ソレノイドプランジャ
ー80を作動して、ソレノイドプランジャーの操作部材
83を矢印X方向に移動させる。これにより、操作部材
83はバネ70の引張力と、帯状部材60自体の有して
いる力に抗して、帯状部材60を矢印X方向に引っ張
る。これにより、帯状部材60は、高速回転している回
転軸90に対して、一回転以上巻き付けられて締めつけ
る。回転軸90は、帯状部材60の強力な摩擦力により
急制動されるとともに、短時間で高イナーシャ(高慣
性)のテイクアップリール24を停止させることができ
る。特にテイクアップリール24にすでにテープがかな
り巻かれた状態であっても回転軸90は、ソレノイドプ
ランジャー80の力により締めつけられた急制動させる
ことができる。
【0016】この場合、図3ですでに説明したように、
帯状部材60が回転軸90の周囲に少なくとも一回転以
上巻付けられているか整数回巻き付けられているので、
回転軸90に作用する引張り力の合力はキャンセルされ
るので、回転軸90の軸倒れ現象が生じない。これによ
り高精度で回転軸90の制動力を行うことができる。次
に再び制動を解除する場合には、ソレノイドプランジャ
ー80をオフすればバネ70が引張力が、帯状部材60
を回転軸90から解放することができる。この場合に
は、帯状部材60自体のバネ力及びバネ70の力によ
り、帯状部材60はハウジング100の内周面100b
に対して安定して保持される。これにより、回転軸90
の回転時には回転軸90には不要な制動力が作用しない
ので、回転軸90の自由な回転ができる。実施例では、
VTRテープパス系におけるテークアップリール24の
回転軸90に対して本発明の回転制動装置10を適用し
ている。しかしこれに限らず、図1のテープパス系にお
ける回転軸としてはキャプスタンモータMのキャプスタ
ン軸38や、サプライリール22の回転軸68などに対
しても適用することができる。
帯状部材60が回転軸90の周囲に少なくとも一回転以
上巻付けられているか整数回巻き付けられているので、
回転軸90に作用する引張り力の合力はキャンセルされ
るので、回転軸90の軸倒れ現象が生じない。これによ
り高精度で回転軸90の制動力を行うことができる。次
に再び制動を解除する場合には、ソレノイドプランジャ
ー80をオフすればバネ70が引張力が、帯状部材60
を回転軸90から解放することができる。この場合に
は、帯状部材60自体のバネ力及びバネ70の力によ
り、帯状部材60はハウジング100の内周面100b
に対して安定して保持される。これにより、回転軸90
の回転時には回転軸90には不要な制動力が作用しない
ので、回転軸90の自由な回転ができる。実施例では、
VTRテープパス系におけるテークアップリール24の
回転軸90に対して本発明の回転制動装置10を適用し
ている。しかしこれに限らず、図1のテープパス系にお
ける回転軸としてはキャプスタンモータMのキャプスタ
ン軸38や、サプライリール22の回転軸68などに対
しても適用することができる。
【0017】またビデオテープレコーダに限らずDAT
などのオーディオ等のテープ記憶装置のテープ巻き取
り、リールの回転系や、テープ送り用のキャプスタンモ
ータの回転系などにおいて、高速回転(例えば早送り、
巻戻し、高速サーチ等)から、停止までの時間を短縮す
る為に、本発明の回転制動装置を適用をすることももち
ろん可能である。
などのオーディオ等のテープ記憶装置のテープ巻き取
り、リールの回転系や、テープ送り用のキャプスタンモ
ータの回転系などにおいて、高速回転(例えば早送り、
巻戻し、高速サーチ等)から、停止までの時間を短縮す
る為に、本発明の回転制動装置を適用をすることももち
ろん可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、高速回転している
高イナーシャの回転体を装着した回転軸を、小さな力で
短時間に制動することができ、回転軸の倒れを防止する
ことができる。
高イナーシャの回転体を装着した回転軸を、小さな力で
短時間に制動することができ、回転軸の倒れを防止する
ことができる。
【図1】本発明の回転制動装置を有するビデオテープレ
コーダのテープパス系を示す図。
コーダのテープパス系を示す図。
【図2】図1の回転制動装置の好ましい実施例を示す
図。
図。
【図3】図2の帯状部材と回転軸の一例を示す図。
【図4】従来の制動装置を示す図。
【図5】従来の制動装置の一例を示す図。
24 テークアップリール(巻取リール手段、負
荷) 60 帯状部材 70 バネ(付勢手段) 80 ソレノイドプランジャー(駆動手段) 90 回転軸 100 ハウジング 100b ハウジング内周面 M キャプスタンモータ M1 テイクアップリールモータ
荷) 60 帯状部材 70 バネ(付勢手段) 80 ソレノイドプランジャー(駆動手段) 90 回転軸 100 ハウジング 100b ハウジング内周面 M キャプスタンモータ M1 テイクアップリールモータ
フロントページの続き (72)発明者 池上 友浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 負荷を取り付けた回転軸を制動するため
の回転制動装置において、 回転軸に対して1回転以上巻き付けるための制動用の帯
状部材であり、その一端側が固定されている制動用の帯
状部材と、 この制動用の帯状部材を回転軸から離した状態で保持す
るための付勢手段と、 帯状部材の他端側を引張って、付勢手段の力に抗して制
動用の帯状部材を回転軸に巻き付けるための駆動手段
と、を備えることを特徴とする回転制動装置。 - 【請求項2】 制動用の帯状部材は、バネ性を有する薄
板である請求項1に記載の回転制動装置。 - 【請求項3】 制動用の帯状部材は、回転軸に対して整
数回巻き付けられる請求項1に記載の回転制動装置。 - 【請求項4】 回転軸の周囲に配置されるハウジングで
あり、ハウジングの内径は、回転軸の直径よりも大きく
かつ制動用の帯状部材の解放時の外径よりも小さい請求
項1に記載の回転制動装置。 - 【請求項5】 回転軸の負荷は、情報記録用テープを巻
き取るためのリールである請求項1に記載の回転制動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14952495A JPH08320035A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14952495A JPH08320035A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320035A true JPH08320035A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15477026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14952495A Pending JPH08320035A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 回転制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320035A (ja) |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP14952495A patent/JPH08320035A/ja active Pending
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