JPH08320407A - レンズシートと拡散パネルと透過型スクリーン - Google Patents

レンズシートと拡散パネルと透過型スクリーン

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JPH08320407A
JPH08320407A JP7151551A JP15155195A JPH08320407A JP H08320407 A JPH08320407 A JP H08320407A JP 7151551 A JP7151551 A JP 7151551A JP 15155195 A JP15155195 A JP 15155195A JP H08320407 A JPH08320407 A JP H08320407A
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lens sheet
film thickness
antireflection coating
lenticular lens
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勝昭 三谷
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聡 青木
Koichi Sakaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過型スクリーンや拡散パネルの反射防止被
膜に関し、光の反射率を低減し明るくて鮮明な画質を得
る。 【構成】 透過型スクリーンを構成するレンチキュラー
レンズシート4の表面に、低屈折率の高分子化合物から
なる反射防止被膜5を、光干渉理論に基づく膜厚(λ/
4n)と異なる膜厚寸法に配設した構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定膜厚の反射防止被膜
を配設したレンズシートや液晶装置用拡散パネルに関
し、詳しくは投写型テレビジョン受像機の透過型スクリ
ーンを構成するレンチキュラーレンズシート,フレネル
レンズシート,拡散パネル等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透過型スクリーンや液晶パネルの
反射防止被膜を所定膜厚に構成する場合、透過型スクリ
ーンや液晶パネルのに基材より低い屈折率を備えた高分
子材料を用い、光干渉理論(λ/4n)に基づいて実施
していた。光干渉による反射防止膜の基本理論を図8に
示す。平面基板107の屈折率をn 2 ,薄膜106の屈
折率をn,そして入射光側媒質(ほとんどの場合空気)
の屈折率をn1 と定義する。垂直入射光100が空気1
05と薄膜106の界面で起こる薄膜106の上面反射
101による上面反射光の強度103と薄膜106と平
面基板107の界面で起こる薄膜106の下面反射10
2による下面反射光の強度104が完全に打ち消し合う
には、上面反射光の強度103と下面反射光の強度10
4の強度が相等しくなければならない。このためには各
境界面における屈折率が等しい。すなわち、n1 /n=
n/n2(n2 =n1 ×n2 )の関係式が成立する必要
がある。この関係式より、反射防止膜の屈折率nは、通
常屈折率1とみなせる空気n1 と基板の屈折率n2 の間
の値、(n2 =1×n2 つまりn2 =n2 となり)、基
板の屈折率n2 の平方根の値となる。また、入射光10
0の一部は反射防止膜の上面および下面で反射される
が、共に反射は隣接する媒質より低い屈折率の媒質中で
生じる。従って、反射2光束が打ち消し合う干渉効果に
するには、相対的な位相シフトが180゜になるように
すれば良く、二つの光束の間の全位相差が1/4波長の
2倍,すなわち、180゜に対応するとき、膜の光学薄
膜が1/4波長の膜厚(式1)になるようにすれば良
い。 膜厚(d) = (λ×1)/(4×n)・・・・・(式1) これらのことから、最も簡単な反射防止膜は基板の屈折
率の平方根に等しい屈折率をもち、かつその光学薄膜が
使用する際の光の波長の1/4に等しい値をもつ単層膜
となる。しかし、現存する薄膜材料として、基板の屈折
率の平方根に等しい屈折率を有した材料がないため、最
も理論値に近い屈折率の材料を選択して使用している。
前記光干渉理論(λ/4n)による低反射樹脂被膜の従
来の実施例としては、特開平5−265095号や特開
平5−289176号及び特開平5−289179号が
提案知されている。これらの実施例はいずれも光干渉理
論膜厚(λ/4n)を基にして被膜の膜厚を形成したも
のである。例えば、前記特開平5−265095号では
レンズシ−トの表面に形成する低屈折率樹脂の被膜の膜
厚の中心が上記(式1)の関係が満たされるように12
5nm〜150nmの範囲内に限定している。
【0003】また、特開平5−289176号及び特開
平5−289179号でもレンズシートの表面に形成す
る低屈折率樹脂の被膜の膜厚が光干渉理論膜厚(λ/4
n)を基にしたものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の透過型スクリーンを構成するフレネルレンズシートや
レンチキュラーレンズシートは表面に複数のレンズを配
設してなる。
【0005】例えば、図1に示すレンチキュラーレンズ
の場合、最も強度の強い垂直入射光線がレンチキュラー
レンズ面において反射防止被膜を垂直透過するのはレン
チキュラーレンズの中央部のみで、それ以外は全て斜め
透過光線となる。
【0006】平面板における光干渉理論による膜厚(λ
/4n)で反射防止膜を形成した場合、実際に光干渉理
論に基づいた膜厚dを透過する光線はレンチキュラーレ
ンズの中央部のみで、それ以外のレンチキュラーレンズ
面では光干渉理論と異なった膜厚d1,d2を透過する
光となる。
【0007】その結果、光干渉理論による膜厚の透過光
は極めて少なく、十分な反射防止効果が得られないこと
が判明した。
【0008】また、図6に示すフレネルレンズの場合に
おいても、同様に平面板における光の反射と異なり、垂
直入射光線が光干渉理論による膜厚dの透過光となら
ず、光干渉理論と異なる膜厚d3の透過光となる量が非
常に多くなる。
【0009】その結果、平面板における光干渉理論によ
る膜厚(λ/4n)が成立せず、低反射樹脂被膜の効果
が光干渉理論と異なり、十分な反射防止効果が得られな
いという問題点があった。
【0010】本発明は上記問題に鑑み、反射防止効果に
優れた被膜寸法を、光干渉理論に基づかずに構成した透
過型スクリーン用レンズシートまたは拡散パネル等を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、複数のレンズを備えたフレネルレンズシ
ートやレンチキュラーレンズシートまたは凹凸のある拡
散パネルの表面に、低屈折率部材たとえば高分子からな
る樹脂部材を所定膜厚寸法に配設してなる。
【0012】レンズシート部材に塗布する反射防止被膜
の膜厚寸法は、光干渉理論と異なる膜厚寸法を形成して
なる。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、透過型スクリ
ーン用レンズシートまたは拡散パネルにおいて、従来に
ない反射防止効果を発揮できる。すなわち、光干渉理論
に基づく膜厚寸法に比べ反射防止効果が大きく、透過率
の高い性能が得られる。また、従来装置により容易にか
つ安価に加工、生産できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例におけるレンズシート
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
例におけるレンチキュラーレンズシートの要部構成断面
図を示す。図1において、レンチキュラーレンズ4の表
面には反射防止被膜5が所定の膜厚に配設されている。
前記反射防止被膜は該レンチキュラーレンズシート7を
構成する材料より低い屈折率の部材たとえば高分子から
なる樹脂部材を膜厚寸法が1.2λ/4n〜5λ/4n
となるよう塗布してなる。
【0015】図2は、図1のレンチキュラーレンズシー
トに低屈折率樹脂の反射防止被膜を各種の膜厚で形成
し、異なる膜厚の可視光線領域内での反射率を実測した
実測反射率曲線を示す。図3は図2の反射率曲線の55
0nmの波長での反射防止被膜の膜厚による反射率の差
を示した反射率効果曲線を示す。図4は前記低屈折率樹
脂を使用し、理論計算に従って各種の膜厚に形成した時
の可視光線領域内での反射率曲線を示す。図5は、平面
基板に前記低屈折率樹脂の反射防止被膜を各種膜厚に形
成した時の可視光線領域内での実測反射率曲線を示す。
図6はフレネルレンズシートに低屈折率樹脂を最適膜厚
として形成した本発明の反射防止被膜の要部構成断面図
を示す。
【0016】図1に示されるように、レンチキュラーレ
ンズ4の表面に反射防止被膜5が形成された場合、垂直
入射光1は透過光2と反射光3となる。この時、反射光
3は反射防止被膜5によりレンチキュラーレンズシート
の屈折率より低い屈折率の部材が使用されており、光干
渉効果により非常に低い反射光となる。従来、光干渉効
果による反射防止被膜の最適膜厚寸法は、平面板におけ
る光干渉理論による膜厚(λ/4n)とされていた。
【0017】しかし、レンチキュラーレンズシートにお
いては光干渉理論による膜厚(λ/4n)が必ずしも最
適膜厚とならない。以下に、表面が定形または不定形な
形状においての反射防止薄膜の最適膜厚について述べ
る。図1において、レンチキュラーレンズ4の表面に、
例えば光干渉理論による膜厚(λ/4n)で反射防止薄
膜を形成した場合、垂直入射光1の内レンチキュラーレ
ンズの中央部に入射したAとブラックストライプ6の平
面部に入射したEの入射光線のみが理論に合致した光干
渉理論膜厚dを透過する透過光となる。レンズ形状部に
入射したB,Cの入射光線は光干渉理論による膜厚を透
過する透過光とならず、実際には膜厚を斜めに透過す
る。
【0018】その結果、光干渉理論と異なる膜厚d1,
d2の領域を透過することになり、最大に反射防止効果
が得られないことになる。
【0019】本発明は光干渉理論と異なる膜厚寸法の反
射防止被膜を形成することにより最適な反射防止効果を
得るもので、以下その膜厚寸法について述べる。図4は
本発明に使用した低屈折率樹脂の反射防止被膜を、理論
計算式で各種の膜厚寸法に形成した場合の、可視光線領
域内での反射率曲線を示す。アクリル樹脂の平面基板反
射率曲線F0は可視波長領域(400nm〜700n
m)でほぼ一様に約3.9%の反射率曲線をしている。
また、反射防止被膜の膜厚寸法を0.05μm(F1)
〜0.07μm(F2)〜0.1μm(F)〜0.12
5μm(F3)〜0.15μm(F4)〜0.21μm
(F5)〜0.25μm(F6)と変化させた場合、理
論計算膜厚0.1μm(F)が可視波長領域で全域に最
も低い反射率を示している。図5は、本発明の構成にお
ける低屈折率樹脂を、平面基板に各種の膜厚寸法に形成
した場合の反射率特性を示す。
【0020】すなわち、アクリル樹脂の平面基板反射率
曲線G0,以下平面基板に形成した膜厚0.05μm
(G1)〜0.07μm(G2)〜0.125μm(G
3)〜0.15μm(G4)〜0.21μm(G5)〜
0.25μm(G6)となり、理論とほぼ近似した反射
率曲線を示す。最適な理論膜厚λ/4nは0.550÷
(4×1.34=0.1026μmとなり、図4のF,
図5のGで示す。
【0021】しかし、表面に定形または不定形のレンチ
キュラーレンズを備えたレンチキュラーレンズシートの
場合、前述のごとく光干渉理論による膜厚(λ/4n)
が最適膜厚とならない。反射率がχ0のレンチキュラー
レンズにおいて、反射防止被膜の膜厚寸法を0.05μ
m(χ1)〜0.07μm(χ2)〜0.1μm(χ)
〜0.125μm(χ3)〜0.15μm(χ4)〜
0.21μm(χ5)〜0.25μm(χ6)と変化さ
せた場合の反射率特性を図2に示す。実測値における最
適膜厚寸法は、光干渉理論における最適膜厚寸法の1.
2倍〜3倍となった。図3は可視波長領域の中心波長の
550nmの反射率特性を示し、反射防止効果曲線yは
所定膜厚に近づくと大きな変化を示さない。
【0022】また、各種レンズ性能(レンズ集光特性,
光拡散特性,その他輝度ムラ,色ムラ,色変化等)を測
定、評価した結果、本発明における反射防止被膜の膜厚
寸法が2μm以下の場合はレンズ性能の劣化が無いこと
が判明した。即ち、本発明における反射防止被膜の有効
膜厚寸法は、光干渉理論における膜厚寸法の約20倍と
なる。しかし、最適膜厚寸法は製造コストと品質の安定
性にも依存することは言うまでもない。
【0023】本実施例の場合、望ましい膜厚寸法範囲を
0.12μm〜0.50μmとした。但し、本発明はレ
ンチキュラーレンズシート材料がアクリル樹脂(屈折率
1.49)と反射防止被膜材料(屈折率1.34)を使
用した例であり、基板材料がポリカーボネート樹脂(屈
折率1.59)やMS樹脂(屈折率1.53〜1.5
7),その他屈折率の異なる材料と反射防止膜の材料
(屈折率)が異なる場合には、各種の組合せによる最適
膜厚寸法の範囲が重要となる。従って、本発明は、前記
実測値より、望ましい膜厚寸法範囲を1.2λ/4n〜
5λ/4nとする。
【0024】なお、フレネルレンズシートや拡散パネル
においても反射防止被膜を1.2λ/4n〜5λ/4n
の膜厚寸法範囲に塗布することは有効である。その理由
は図6に示すように、フレネルレンズシートにおいても
斜め透過光11となる光が多い。その結果、光干渉理論
と異なる膜厚d3での反射となり光干渉理論膜厚が成り
立たない。拡散パネルにおいても同様である。
【0025】次に、本発明の実施例における透過型スク
リーンについて説明する。図7は、本発明の実施例にお
ける透過型スクリーンの要部構成断面図を示す この場合の透過型スクリーンは、レンチキュラーレンズ
シートとフレネルレンズシートとの2枚で構成してな
る。さらに、反射防止被膜27を入射光側レンズ24と
出射光側レンズ25とブラックストライプ23の表面に
所定膜厚寸法に配設してなる。
【0026】この場合の反射防止被膜27の膜厚寸法は
1.2λ/4n〜5λ/4nの範囲に塗布している。塗
布方法は任意の手段たとえばディップ法,スプレー法,
蒸着法などを用いてよい。本発明の実施例ではディップ
法を用いた。
【0027】さらに、反射防止被膜を構成する部材とし
て、旭硝子(株)製「サイトップ(屈折率n=1.3
4)」(商品名)を用いている。膜厚寸法はサイトップ
の濃度とディップ槽からの引き上げ速度とに依存する。
本発明の実施例においては膜厚寸法を前記1.2λ/4
n〜5λ/4nの範囲となる0.12μm〜0.5μm
の範囲となるよう、望ましくは0.2μm±0.05μ
mに形成した。
【0028】一般に、透過型スクリーンにおいては、C
RTからの入射光線28がフレネルレンズシート21に
入射し、フレネルレンズ26で並行光線になり、レンチ
キュラーレンズシ−ト22の入射側レンズ24に入射す
ると出射側レンズ25の表面近傍に集光され、出射光線
29となって観察者に届く。この時、レンチキュラーレ
ンズシート22の入射側レンズ24と出射側レンズ25
の表面で反射光線32が起こる。該記反射光を低減する
ため反射防止被膜27がレンチキュラーレンズシート2
2の入射側レンズ24と出射側レンズ25の表面に形成
される。可視波長550nmにおけるレンチキュラーレ
ンズシート22の反射率が4.5%(図3のχ0点、反
射防止被膜無し)となるのに対し、従来の光干渉理論に
基づく膜厚寸法で反射防止被膜を形成した場合は3.6
%(図3のχ),本発明の構成に基づく反射防止被膜寸
法の反射率はさらに低い3.1%(図3のχ5)とな
る。
【0029】すなわち、従来法に比べ特性が約16%
(3.6/3.1)改善され、光の透過率が高くなる。
その結果、CRTの入射光線28が出射光線29となる
とき約16%向上されてスクリーン性能の明るさの向上
となる。
【0030】さらに、外光の入射光線30が入射する場
合にも外光の反射光線31を生じるが、外光の反射にお
いても本発明構成の反射防止被膜の効果は同様となる。
即ち、スクリーン性能において、対外光コントラストが
16%改善された。
【0031】なお、本実施例ではレンチキュラーレンズ
シートに本発明の反射防止被膜を形成する場合の例を述
べたが、フレネルレンズシートに本発明の反射防止被膜
を形成するようにしてもよい。勿論、レンチキュラーレ
ンズシートとフレネルレンズシートの両方に反射防止被
膜を形成する構成としてよい。両方に反射防止被膜を構
成した場合は更にスクリーン特性を改善できる。
【0032】さらに、レンチキュラーレンズシートとフ
レネルレンズシートに加えて、レンチキュラーレンズシ
ートの前面に拡散パネルを備えた透過型スクリーンとし
てよいことも同様である。反射防止被膜を各々のレンズ
シートに配設する構成の組合せは任意に実施してよい。
【0033】また、本実施例では投写型テレビジョン受
像機の定形のレンズを使用したスクリーンに実施した例
を述べたが、本発明の構成は不定形のレンズ集団や、表
面が凹凸形状になっている場合にも有効であることは言
うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、定形または不定形
の形状を備えたレンズシート部材または凹凸を備えた拡
散パネル等に反射防止被膜を光干渉理論と異なった膜厚
に形成することにより、光干渉理論に基づく膜厚で形成
した反射防止被膜の場合より性能のよい反射防止効果が
得られる。
【0035】その結果、投写型テレビジョン受像機のス
クリーンや液晶パネルその他のフィルターや拡散板等に
使用した場合に、明るさと外光反射の少ない鮮明な画像
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるレンチキュラーレン
ズシ−トの要部断面図
【図2】本発明の構成における反射防止被膜の膜厚と反
射率の関係特性図
【図3】本発明の構成における可視波長550nmでの
反射防止効果曲線図
【図4】平面板に反射防止被膜厚を形成した場合の理論
値の反射率曲線図
【図5】平面板に反射防止被膜厚を形成した場合の実測
値の反射率曲線図
【図6】本発明の一実施例におけるフレネルレンズシー
トの要部断面図
【図7】本発明の一実施例における透過型スクリーンの
要部断面図
【図8】光干渉理論に基づく反射防止被膜を平板に形成
した場合の光線の挙動を説明する要部断面図
【符号の説明】
1 垂直入射光 2 透過光 3 反射光 4 レンチキュラーレンズ 5 反射防止被膜 6 ブラックストライプ 7 レンチキュラーレンズシート 10 垂直入射光 11 透過光 21 フレネルレンズシート 22 レンチキュラーレンズシート 23 ブラックストライプ 24 入射側レンズ 25 出射側レンズ 26 フレネルレンズ 27 反射防止被膜 28 CRTからの入射光線 29 出射光線 30 外光の入射光線 31 外光の反射光線 32 CRT光の入射光線の反射光線 100 垂直入射光 101 薄膜の上面反射 102 薄膜の下面反射 103 薄膜の上面反射光の強度 104 薄膜の下面反射光の強度 105 入射光側媒質(通常は空気) 106 薄膜 107 平面基板 d 光干渉理論膜厚 d1 光干渉理論と異なる膜厚 d2 光干渉理論と異なる膜厚 d3 光干渉理論と異なる膜厚 χ0 レンチキュラーレンズの実測反射率 χ レンチキュラーレンズに形成した光干渉理論膜厚
0.1μmの反射率 χ1 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.05μ
mの反射率 χ2 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.07μ
mの反射率 χ3 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.125
μmの反射率 χ4 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.15μ
mの反射率 χ5 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.21μ
mの反射率 χ6 レンチキュラ−レンズに形成した膜厚0.25μ
mの反射率 χ7 レンチキュラーレンズに形成した膜厚0.30μ
mの反射率 y 可視波長中央部550nmの反射率による反射防止
効果曲線 F0 アクリル樹脂の平面基板反射率 F 理論計算膜厚0.1μmの反射率 F1 理論計算膜厚0.05μmの反射率 F2 理論計算膜厚0.07μmの反射率 F3 理論計算膜厚0.125μmの反射率 F4 理論計算膜厚0.150μmの反射率 F5 理論計算膜厚0.21μmの反射率 F6 理論計算膜厚0.25μmの反射率 G0 アクリル樹脂平面基板の実測反射率 G アクリル樹脂平面基板に形成した理論膜厚0.1μ
mの実測反射率 G1 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.05μ
mの実測反射率 G2 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.07μ
mの実測反射率 G3 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.125
μmの実測反射率 G4 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.15μ
mの実測反射率 G5 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.21μ
mの実測反射率 G6 アクリル樹脂平面基板に形成した膜厚0.25μ
mの実測反射率

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズまたは凹凸を備えてなるシートの
    表面に、該シートを形成する材料より低い屈折率を備え
    た部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる膜厚寸法に配
    設し反射防止被膜を形成したことを特徴とするレンズシ
    ート。
  2. 【請求項2】 反射防止被膜を高分子材料としたことを
    特徴とする請求項1記載のレンズシート。
  3. 【請求項3】 反射防止被膜の膜厚寸法を1.2λ/4
    n〜5λ/4nの範囲としたことを特徴とする請求項2
    記載のレンズシート。
  4. 【請求項4】 レンチキュラーレンズシートの表面に、
    該レンチキュラーレンズシートを形成する材料より低い
    屈折率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる
    膜厚寸法に配設し反射防止被膜を形成したことを特徴と
    するレンチキュラーレンズシート。
  5. 【請求項5】 反射防止被膜を高分子材料としたことを
    特徴とする請求項4記載のレンチキュラーレンズシー
    ト。
  6. 【請求項6】 反射防止被膜の膜厚寸法を1.2λ/4
    n〜5λ/4nの範囲としたことを特徴とする請求項5
    記載のレンチキュラーレンズシート。
  7. 【請求項7】 フレネルレンズシートの表面に、該フレ
    ネルレンズシートを形成する材料より低い屈折率を備え
    た部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる膜厚寸法に配
    設し反射防止被膜を形成したことを特徴とするフレネル
    レンズシート。
  8. 【請求項8】 反射防止被膜を高分子材料としたことを
    特徴とする請求項7記載のフレネルレンズシート。
  9. 【請求項9】 反射防止被膜の膜厚寸法を1.2λ/4
    n〜5λ/4nの範囲としたことを特徴とする請求項8
    記載のフレネルレンズシート。
  10. 【請求項10】 基板の表面に、該基板を形成する材料
    より低い屈折率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4n
    と異なる膜厚寸法に配設し反射防止被膜を形成したこと
    を特徴とする拡散パネル。
  11. 【請求項11】 反射防止被膜を高分子材料としたこと
    を特徴とする請求項10記載の拡散パネル。
  12. 【請求項12】 反射防止被膜の膜厚寸法を1.2λ/
    4n〜5λ/4nの範囲としたことを特徴とする請求項
    11記載の拡散パネル。
  13. 【請求項13】 請求項4記載のレンチキュラーレンズ
    シートと、フレネルレンズシートとを備えたことを特徴
    とする透過型スクリーン。
  14. 【請求項14】 請求項4記載のレンチキュラーレンズ
    シートと、請求項7記載のフレネルレンズシートとを備
    えたことを特徴とする透過型スクリーン。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の拡散パネルと、レン
    チキュラーレンズシートと、フレネルレンズシートとを
    備えたことを特徴とする透過型スクリーン。
  16. 【請求項16】 基板の表面に、該基板を形成する材料
    より低い屈折率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4n
    と異なる膜厚寸法に配設し反射防止被膜を形成した拡散
    パネルと、レンチキュラーレンズシートの表面に,該レ
    ンチキュラーレンズシートを形成する材料より低い屈折
    率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる膜厚
    寸法に配設し反射防止被膜を形成したレンチキュラーレ
    ンズシートと、フレネルレンズシートとを備えたことを
    特徴とする透過型スクリーン。
  17. 【請求項17】 基板の表面に、該基板を形成する材料
    より低い屈折率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4n
    と異なる膜厚寸法に配設し反射防止被膜を形成した拡散
    パネルと、レンチキュラーレンズシートの表面に,該レ
    ンチキュラーレンズシートを形成する材料より低い屈折
    率を備えた部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる膜厚
    寸法に配設し反射防止被膜を形成したレンチキュラーレ
    ンズシートと、フレネルレンズシートの表面に,該フレ
    ネルレンズシートを形成する材料より低い屈折率を備え
    た部材を光干渉理論薄膜λ/4nと異なる膜厚寸法に配
    設し反射防止被膜を形成したことを特徴とするフレネル
    レンズシートとを備えたことを特徴とする透過型スクリ
    ーン。
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