JPH08320492A - 液晶注入方法およびそれに使用する液晶注入治具 - Google Patents
液晶注入方法およびそれに使用する液晶注入治具Info
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- JPH08320492A JPH08320492A JP14836195A JP14836195A JPH08320492A JP H08320492 A JPH08320492 A JP H08320492A JP 14836195 A JP14836195 A JP 14836195A JP 14836195 A JP14836195 A JP 14836195A JP H08320492 A JPH08320492 A JP H08320492A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空槽内において、複数の液晶セル内に液晶
を効率良く注入することができるようにする。 【構成】 液晶注入治具11は、パイプ14に挿通され
たコイルスプリング19を備えている。コイルスプリン
グ19は、外径がパイプ14の内径よりも大きい上部2
0と、外径がパイプ14の内径よりも小さい下部21と
を、1本の線材によって形成されたものからなってい
る。そして、液晶皿7を上昇させて真空槽1内での液晶
8の注入を液晶注入設定時間だけ行った後、液晶皿7を
下降させると、コイルスプリング19に液晶8が付着す
る。そこで、真空槽1外の大気圧中において、そのま
ま、所定の液晶注入余裕時間だけ放置すると、コイルス
プリング19に付着された液晶8が液晶セル22内に注
入されることになる。
を効率良く注入することができるようにする。 【構成】 液晶注入治具11は、パイプ14に挿通され
たコイルスプリング19を備えている。コイルスプリン
グ19は、外径がパイプ14の内径よりも大きい上部2
0と、外径がパイプ14の内径よりも小さい下部21と
を、1本の線材によって形成されたものからなってい
る。そして、液晶皿7を上昇させて真空槽1内での液晶
8の注入を液晶注入設定時間だけ行った後、液晶皿7を
下降させると、コイルスプリング19に液晶8が付着す
る。そこで、真空槽1外の大気圧中において、そのま
ま、所定の液晶注入余裕時間だけ放置すると、コイルス
プリング19に付着された液晶8が液晶セル22内に注
入されることになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶注入方法およびそ
れに使用する液晶注入治具に関する。
れに使用する液晶注入治具に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは、一般に、相対向する
面にそれぞれ透明電極が設けられたガラスや樹脂等から
なる2枚の透明基板をシール材を介して貼り合わせ、シ
ール材の内側における両透明基板間に液晶を封入した構
造となっている。
面にそれぞれ透明電極が設けられたガラスや樹脂等から
なる2枚の透明基板をシール材を介して貼り合わせ、シ
ール材の内側における両透明基板間に液晶を封入した構
造となっている。
【0003】ところで、このような液晶表示パネルの製
造に際して液晶を注入する場合には、一例として、まず
2枚の透明基板をシール材を介して貼り合わせてなるも
の、つまり液晶が封入されていない液晶セルを用意す
る。この場合、シール材の所定の個所には液晶注入口が
形成されている。そして、液晶セルを真空槽内に配置
し、真空槽内を真空状態とすることにより、液晶注入口
を介して液晶セル内を真空状態とし、次いで真空槽内に
配置された液晶皿に収容された液晶に液晶セルの液晶注
入口の部分を漬け、次いで真空槽内の圧力を窒素ガスを
導入して大気圧とすることにより、液晶皿内の液晶を液
晶注入口を介して液晶セル内に注入し、次いで液晶セル
を真空槽外に取り出している。
造に際して液晶を注入する場合には、一例として、まず
2枚の透明基板をシール材を介して貼り合わせてなるも
の、つまり液晶が封入されていない液晶セルを用意す
る。この場合、シール材の所定の個所には液晶注入口が
形成されている。そして、液晶セルを真空槽内に配置
し、真空槽内を真空状態とすることにより、液晶注入口
を介して液晶セル内を真空状態とし、次いで真空槽内に
配置された液晶皿に収容された液晶に液晶セルの液晶注
入口の部分を漬け、次いで真空槽内の圧力を窒素ガスを
導入して大気圧とすることにより、液晶皿内の液晶を液
晶注入口を介して液晶セル内に注入し、次いで液晶セル
を真空槽外に取り出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような注入工程で
複数の液晶セルを連続して液晶注入を行うと、真空槽内
の圧力を待機圧に戻しているにもかかわらず液晶セルは
その内部に液晶が十分に満たされるまでの間、真空槽内
の液晶皿を占有してしまい、次の液晶セルが真空注入を
行えないためスループットが低下してしまうという問題
があった。また、迅速に真空槽内を減圧雰囲気にした
り、液晶皿の液晶内のパーティクルによる汚染を抑制す
るために真空槽および液晶皿を小型化しているので、複
数の液晶セルを効率良く連続して真空注入を行うことが
できなかった。さらに、真空槽内は減圧、常圧のが繰り
返し続けられるが、常圧から減圧にするには時間がかか
ってしまうという問題があった。この発明の目的は、連
続した液晶注入工程を効率良く行うことができる液晶注
入方法およびそれに使用する液晶注入治具を提供するこ
とにある。
複数の液晶セルを連続して液晶注入を行うと、真空槽内
の圧力を待機圧に戻しているにもかかわらず液晶セルは
その内部に液晶が十分に満たされるまでの間、真空槽内
の液晶皿を占有してしまい、次の液晶セルが真空注入を
行えないためスループットが低下してしまうという問題
があった。また、迅速に真空槽内を減圧雰囲気にした
り、液晶皿の液晶内のパーティクルによる汚染を抑制す
るために真空槽および液晶皿を小型化しているので、複
数の液晶セルを効率良く連続して真空注入を行うことが
できなかった。さらに、真空槽内は減圧、常圧のが繰り
返し続けられるが、常圧から減圧にするには時間がかか
ってしまうという問題があった。この発明の目的は、連
続した液晶注入工程を効率良く行うことができる液晶注
入方法およびそれに使用する液晶注入治具を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にか
かる液晶注入方法は、上端部が液晶セルの注入口より広
い液晶充填器の下部を真空槽内に配置された液晶を収容
する液晶皿内の液晶に当接させて、液晶セル内を満たす
量の液晶を液晶充填器内に充填させる充填工程と、液晶
セルが注入を完了する前に液晶充填器の下部を液晶皿か
ら離脱させる離脱工程と、液晶充填器の上端部を減圧雰
囲気の真空槽内に配置された液晶セルの注入口に当接さ
せる当接工程と、からなるようにしたものである。請求
項2記載の発明にかかる液晶注入方法は、離脱工程は当
接工程の前後のいずれかに行われるようにしたものであ
る。請求項3記載の発明にかかる液晶注入方法は、液晶
セルおよび液晶充填器は当接工程の後、減圧雰囲気の真
空槽内の圧力より高い槽内に送出されるようにしたもの
である。請求項4記載の発明にかかる液晶注入治具は、
注入口を有する液晶セルを支持し、液晶皿を収容した真
空槽の内外に移動自在の液晶セル支持部材と、液晶に当
接することにより内部に液晶を充填した後、液晶セルの
注入口に当接し液晶を液晶セルに注入する、真空槽の内
外に移動自在の液晶充填器と、を具備するようにしたも
のである。
かる液晶注入方法は、上端部が液晶セルの注入口より広
い液晶充填器の下部を真空槽内に配置された液晶を収容
する液晶皿内の液晶に当接させて、液晶セル内を満たす
量の液晶を液晶充填器内に充填させる充填工程と、液晶
セルが注入を完了する前に液晶充填器の下部を液晶皿か
ら離脱させる離脱工程と、液晶充填器の上端部を減圧雰
囲気の真空槽内に配置された液晶セルの注入口に当接さ
せる当接工程と、からなるようにしたものである。請求
項2記載の発明にかかる液晶注入方法は、離脱工程は当
接工程の前後のいずれかに行われるようにしたものであ
る。請求項3記載の発明にかかる液晶注入方法は、液晶
セルおよび液晶充填器は当接工程の後、減圧雰囲気の真
空槽内の圧力より高い槽内に送出されるようにしたもの
である。請求項4記載の発明にかかる液晶注入治具は、
注入口を有する液晶セルを支持し、液晶皿を収容した真
空槽の内外に移動自在の液晶セル支持部材と、液晶に当
接することにより内部に液晶を充填した後、液晶セルの
注入口に当接し液晶を液晶セルに注入する、真空槽の内
外に移動自在の液晶充填器と、を具備するようにしたも
のである。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明によれば、液晶セルが注入
を完了する前に液晶充填器の下部を液晶皿から離脱させ
るので、この液晶セル内への液晶の液晶の注入と同期し
て次の液晶セル用の液晶充填器を液晶皿に当接させて充
填工程を行うことができ、スループットを向上させるこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、液晶セルお
よび液晶充填器は当接工程の後、減圧雰囲気の真空槽内
の圧力より高い槽内に送出されるので、液晶セル内と液
晶セル外との圧力差により、効果的に注入を行うことが
できる。
を完了する前に液晶充填器の下部を液晶皿から離脱させ
るので、この液晶セル内への液晶の液晶の注入と同期し
て次の液晶セル用の液晶充填器を液晶皿に当接させて充
填工程を行うことができ、スループットを向上させるこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、液晶セルお
よび液晶充填器は当接工程の後、減圧雰囲気の真空槽内
の圧力より高い槽内に送出されるので、液晶セル内と液
晶セル外との圧力差により、効果的に注入を行うことが
できる。
【0007】
【実施例】図1〜図5はそれぞれこの発明の一実施例に
おける液晶注入方法の各注入工程を示したものである
が、まず図1を参照して、この液晶注入方法で使用する
液晶注入装置の構成について説明する。真空槽1には配
管2の一端部が接続されている。配管2には電磁弁3を
介して真空ポンプ4が接続されている。真空槽1内の下
部の所定の個所には液晶皿ステージ5が上下動可能に設
けられている。液晶皿ステージ5は、真空槽1の外部に
設けられた昇降手段(図示せず)の駆動により、昇降軸
6と共に上下動するようになっている。液晶皿ステージ
5の上面には液晶皿7が配置されている。液晶皿7内に
は液晶8が収容されている。
おける液晶注入方法の各注入工程を示したものである
が、まず図1を参照して、この液晶注入方法で使用する
液晶注入装置の構成について説明する。真空槽1には配
管2の一端部が接続されている。配管2には電磁弁3を
介して真空ポンプ4が接続されている。真空槽1内の下
部の所定の個所には液晶皿ステージ5が上下動可能に設
けられている。液晶皿ステージ5は、真空槽1の外部に
設けられた昇降手段(図示せず)の駆動により、昇降軸
6と共に上下動するようになっている。液晶皿ステージ
5の上面には液晶皿7が配置されている。液晶皿7内に
は液晶8が収容されている。
【0008】真空槽1内における液晶皿ステージ5の上
方の所定の個所には液晶注入治具11が取り外し可能に
固定されるようになっている。液晶注入治具11は断面
ほぼU字状の液晶セル支持部材12を備えている。液晶
セル支持部材12の下部の所定の個所にはパイプガイド
孔13が上下方向に貫通して設けられている。パイプガ
イド孔13にはパイプ14が上下動可能に挿通されてい
る。パイプガイド孔13の下方におけるパイプ14の外
周部の所定の個所にはフランジ部15が設けられてい
る。
方の所定の個所には液晶注入治具11が取り外し可能に
固定されるようになっている。液晶注入治具11は断面
ほぼU字状の液晶セル支持部材12を備えている。液晶
セル支持部材12の下部の所定の個所にはパイプガイド
孔13が上下方向に貫通して設けられている。パイプガ
イド孔13にはパイプ14が上下動可能に挿通されてい
る。パイプガイド孔13の下方におけるパイプ14の外
周部の所定の個所にはフランジ部15が設けられてい
る。
【0009】液晶セル支持部材12の下面の所定の個所
には、パイプ14を上昇位置と下降位置に選択的に係止
するためのほぼ半円形状の2つのパイプ係止部材16
a、16bが設けられている。両パイプ係止部材16
a、16bは、パイプ14のフランジ部15を係止する
ための上係合凹部17a、17bおよび下係合凹部18
a、18bを有する構造となっている。そして、両パイ
プ係止部材16a、16bは、液晶セル支持部材12の
下面に設けられたガイド(図示せず)に案内されて左右
方向に往復動可能となっている。また、図示していない
が、液晶セル支持部材12の下面には、両パイプ係止部
材16a、16bを左右方向に往復動させるための往復
動機構が設けられている。
には、パイプ14を上昇位置と下降位置に選択的に係止
するためのほぼ半円形状の2つのパイプ係止部材16
a、16bが設けられている。両パイプ係止部材16
a、16bは、パイプ14のフランジ部15を係止する
ための上係合凹部17a、17bおよび下係合凹部18
a、18bを有する構造となっている。そして、両パイ
プ係止部材16a、16bは、液晶セル支持部材12の
下面に設けられたガイド(図示せず)に案内されて左右
方向に往復動可能となっている。また、図示していない
が、液晶セル支持部材12の下面には、両パイプ係止部
材16a、16bを左右方向に往復動させるための往復
動機構が設けられている。
【0010】パイプ14にはコイルスプリング19が挿
通されている。コイルスプリング19は、後述する液晶
セル22の液晶注入口26と接触する上端部が液晶注入
口26より広く、外径がパイプ14の内径よりも大きい
上部20と、外径がパイプ14の内径よりも小さい下部
21とを、1本の線材によって形成されたものからなっ
ている。そして、コイルスプリング19の下部21はパ
イプ14に上側から挿入されてパイプ14の下側に突出
され、上部20はパイプ14の上側に突出されている。
この場合、コイルスプリング19の下部21はパイプ1
4に対して上下動可能となっているが、上部20がパイ
プ14の上面に当接することにより、落下しないように
なっている。
通されている。コイルスプリング19は、後述する液晶
セル22の液晶注入口26と接触する上端部が液晶注入
口26より広く、外径がパイプ14の内径よりも大きい
上部20と、外径がパイプ14の内径よりも小さい下部
21とを、1本の線材によって形成されたものからなっ
ている。そして、コイルスプリング19の下部21はパ
イプ14に上側から挿入されてパイプ14の下側に突出
され、上部20はパイプ14の上側に突出されている。
この場合、コイルスプリング19の下部21はパイプ1
4に対して上下動可能となっているが、上部20がパイ
プ14の上面に当接することにより、落下しないように
なっている。
【0011】一方、液晶セル22は、2枚の透明基板2
3、24をシール材25を介して貼り合わせた構造とな
っている。この場合、液晶セル22の下端部におけるシ
ール材25の中央部には液晶注入口26が形成されてい
る。そして、液晶セル22は、液晶注入口26を下側と
された状態で、液晶セル支持部材12に支持されるよう
になっている。
3、24をシール材25を介して貼り合わせた構造とな
っている。この場合、液晶セル22の下端部におけるシ
ール材25の中央部には液晶注入口26が形成されてい
る。そして、液晶セル22は、液晶注入口26を下側と
された状態で、液晶セル支持部材12に支持されるよう
になっている。
【0012】次に、液晶セル22内に液晶8を注入する
場合について説明するに、まず、図1に示すように、液
晶注入治具11の両パイプ係止部材16a、16bは閉
じており、その下係止凹部18a、18bにパイプ14
のフランジ部15が係止されているとする。そして、真
空槽1の外部において、液晶注入治具11の液晶セル支
持部材12に液晶セル22を支持させる。この状態で
は、液晶セル22の液晶注入口26はコイルスプリング
19の上部20の真上に所定の間隔をおいて位置するこ
とになる。この後、液晶セル22を液晶注入治具11と
共に真空槽1内の所定の個所に固定し、図示しない扉を
閉じて真空槽1内を密閉状態とする。この状態では、電
磁弁3は閉じている。次に、電磁弁3を開けて真空ポン
プ4の駆動により真空槽1内を減圧状態とすることによ
り、液晶注入口26を介して液晶セル22内を減圧状態
とする。
場合について説明するに、まず、図1に示すように、液
晶注入治具11の両パイプ係止部材16a、16bは閉
じており、その下係止凹部18a、18bにパイプ14
のフランジ部15が係止されているとする。そして、真
空槽1の外部において、液晶注入治具11の液晶セル支
持部材12に液晶セル22を支持させる。この状態で
は、液晶セル22の液晶注入口26はコイルスプリング
19の上部20の真上に所定の間隔をおいて位置するこ
とになる。この後、液晶セル22を液晶注入治具11と
共に真空槽1内の所定の個所に固定し、図示しない扉を
閉じて真空槽1内を密閉状態とする。この状態では、電
磁弁3は閉じている。次に、電磁弁3を開けて真空ポン
プ4の駆動により真空槽1内を減圧状態とすることによ
り、液晶注入口26を介して液晶セル22内を減圧状態
とする。
【0013】次に、図2に示すように、昇降軸6および
液晶皿ステージ5と共に液晶皿7を上昇させ、液晶皿7
内の液晶8にコイルスプリング19の下部21を当接さ
れると、毛細管現象により液晶8がコイルスプリング1
9を伝って、コイルスプリング19内の空隙に浸入し始
める。さらに液晶皿7を上昇させると、コイルスプリン
グ19の下部21が液晶皿7に当接するところまで達
し、液晶皿7がコイルスプリング19を押し上げ始め
る。押し上げられたコイルスプリング19は、その上端
部が液晶セル22の液晶注入口26に当接して覆うとと
もに適宜圧縮される。なお、この状態では、コイルスプ
リング19の上部20の上端部が液晶注入口26の部分
に当接しないようにしてもよい。
液晶皿ステージ5と共に液晶皿7を上昇させ、液晶皿7
内の液晶8にコイルスプリング19の下部21を当接さ
れると、毛細管現象により液晶8がコイルスプリング1
9を伝って、コイルスプリング19内の空隙に浸入し始
める。さらに液晶皿7を上昇させると、コイルスプリン
グ19の下部21が液晶皿7に当接するところまで達
し、液晶皿7がコイルスプリング19を押し上げ始め
る。押し上げられたコイルスプリング19は、その上端
部が液晶セル22の液晶注入口26に当接して覆うとと
もに適宜圧縮される。なお、この状態では、コイルスプ
リング19の上部20の上端部が液晶注入口26の部分
に当接しないようにしてもよい。
【0014】次に、図3に示すように、両パイプ係止部
材16a、16bを開いてパイプ14のフランジ部15
に対する係止を解除し、次いで昇降軸6および液晶皿ス
テージ5と共に液晶皿7をさらに上昇させることによ
り、液晶皿7によってパイプ14を押し上げる。する
と、コイルスプリング19がさらに圧縮され、特にその
上部20がほとんど圧縮される。この結果、コイルスプ
リング19の螺旋間の間隙がほとんど消失し、液晶セル
22に液晶8が注入される時、液晶8が吸い上げられや
すい構造となるため、吸い上げにより螺旋の隙間から期
待が侵入することがないので、コイルスプリング19内
の液晶8中に空隙が生じない。なお、昇降軸6および液
晶皿ステージ5と共に液晶皿7をさらに上昇させた後
は、図4に示すように、両パイプ係止部材16a、16
bを閉じ、その上係止凹部17a、17bにパイプ14
のフランジ部15を係止させる。
材16a、16bを開いてパイプ14のフランジ部15
に対する係止を解除し、次いで昇降軸6および液晶皿ス
テージ5と共に液晶皿7をさらに上昇させることによ
り、液晶皿7によってパイプ14を押し上げる。する
と、コイルスプリング19がさらに圧縮され、特にその
上部20がほとんど圧縮される。この結果、コイルスプ
リング19の螺旋間の間隙がほとんど消失し、液晶セル
22に液晶8が注入される時、液晶8が吸い上げられや
すい構造となるため、吸い上げにより螺旋の隙間から期
待が侵入することがないので、コイルスプリング19内
の液晶8中に空隙が生じない。なお、昇降軸6および液
晶皿ステージ5と共に液晶皿7をさらに上昇させた後
は、図4に示すように、両パイプ係止部材16a、16
bを閉じ、その上係止凹部17a、17bにパイプ14
のフランジ部15を係止させる。
【0015】次に、図5に示すように、昇降軸6および
液晶皿ステージ5と共に液晶皿7を下降させて元の位置
に戻す。すると、コイルスプリング19の下部21のみ
が自由状態となって元の状態に戻るとともに、この元の
状態に戻った下部21に液晶皿7内の液晶8が付着して
いることになる。この場合、パイプ14内に位置するコ
イルスプリング19の下部21から圧縮された状態にあ
る上部20に至るまで、液晶セル22内を十分に満たす
量の液晶8が付着している。この結果、液晶セル22
は、コイルスプリング19の圧縮された状態にある上端
部に付着された液晶8によって液晶注入口26が密閉さ
れた状態になっている。
液晶皿ステージ5と共に液晶皿7を下降させて元の位置
に戻す。すると、コイルスプリング19の下部21のみ
が自由状態となって元の状態に戻るとともに、この元の
状態に戻った下部21に液晶皿7内の液晶8が付着して
いることになる。この場合、パイプ14内に位置するコ
イルスプリング19の下部21から圧縮された状態にあ
る上部20に至るまで、液晶セル22内を十分に満たす
量の液晶8が付着している。この結果、液晶セル22
は、コイルスプリング19の圧縮された状態にある上端
部に付着された液晶8によって液晶注入口26が密閉さ
れた状態になっている。
【0016】次に、真空槽1内でコイルスプリング19
が液晶皿7の液晶8に当接してからコイルスプリング1
9が液晶セル22の液晶注入口26に当接している間に
次の液晶セル22’および液晶注入治具11’をロード
ロック室(図示せず)に搬入させ、図示しない真空ポン
プにより真空槽1と同程度にロードロック室を減圧した
状態にし、コイルスプリング19が液晶セル22の液晶
注入口26に当接後、ロードロック室と真空槽1との間
の扉を開け、真空槽1からロードロック室に液晶セル2
2および液晶注入治具11を搬入し、ロードロック室か
ら真空槽1に液晶セル22’および液晶注入治具11’
を搬入する。この後、ロードロック室を図示しない駆動
源により大気圧状態に戻し、液晶セル22および液晶注
入治具11をロードロック室内に支持させて所定の液晶
を注入し終えるまで放置する。液晶セル22’および液
晶注入治具11’は真空槽1内に、コイルスプリング1
9内の液晶8を液晶セル22内に注入するのに同期して
上述した諸工程を行う。
が液晶皿7の液晶8に当接してからコイルスプリング1
9が液晶セル22の液晶注入口26に当接している間に
次の液晶セル22’および液晶注入治具11’をロード
ロック室(図示せず)に搬入させ、図示しない真空ポン
プにより真空槽1と同程度にロードロック室を減圧した
状態にし、コイルスプリング19が液晶セル22の液晶
注入口26に当接後、ロードロック室と真空槽1との間
の扉を開け、真空槽1からロードロック室に液晶セル2
2および液晶注入治具11を搬入し、ロードロック室か
ら真空槽1に液晶セル22’および液晶注入治具11’
を搬入する。この後、ロードロック室を図示しない駆動
源により大気圧状態に戻し、液晶セル22および液晶注
入治具11をロードロック室内に支持させて所定の液晶
を注入し終えるまで放置する。液晶セル22’および液
晶注入治具11’は真空槽1内に、コイルスプリング1
9内の液晶8を液晶セル22内に注入するのに同期して
上述した諸工程を行う。
【0017】次に、所定の液晶を注入し終えたら、両パ
イプ係止部材16a、16bを開いて、パイプ14を所
定の距離だけ下降させ、次いで両パイプ係止部材16
a、16bを閉じ、その下係止凹部18a、18bにパ
イプ14のフランジ部15を係止させる。次に、液晶注
入治具11の液晶セル支持部材12から液晶セル22を
取り外し、液晶の入っていない液晶セルを取り付け、こ
れらの工程を繰り返し行う。これらの工程を連続して行
うことにより、効率良く大量の液晶セルに液晶を注入す
ることができる。
イプ係止部材16a、16bを開いて、パイプ14を所
定の距離だけ下降させ、次いで両パイプ係止部材16
a、16bを閉じ、その下係止凹部18a、18bにパ
イプ14のフランジ部15を係止させる。次に、液晶注
入治具11の液晶セル支持部材12から液晶セル22を
取り外し、液晶の入っていない液晶セルを取り付け、こ
れらの工程を繰り返し行う。これらの工程を連続して行
うことにより、効率良く大量の液晶セルに液晶を注入す
ることができる。
【0018】なお、上記実施例では、真空槽1およびロ
ードロック室にそれぞれ真空ポンプ4が接続されている
が、ロードロック室にのみ真空ポンプを設けてもよい。
また、上記実施例では、ロードロック室に真空ポンプ等
の気圧調整を行う装置を備えて、液晶を注入する工程を
行ったが、ロードロック室に限らず、他の用途に用いる
室で行ってもよい。また、上記実施例では、ロードロッ
ク室と真空槽1との間で液晶セルおよび液晶注入治具の
移動があったが、これに限らず、真空槽1のロードロッ
ク室との扉と異なるところに内部の圧力を調整できるア
ンロードロック室との間に扉を設け、ロードロック室か
ら真空槽1へ液晶注入工程前の液晶セルおよび液晶注入
治具の移動を行い、真空槽1からアンロードロック室へ
液晶注入工程中の液晶セルおよび液晶注入治具の移動を
行ってもよい。さらに、上記実施例では、コイルスプリ
ング19の上端部を液晶セル22の液晶注入口26に当
接後、コイルスプリング19を液晶皿7から離脱した
が、コイルスプリング19内に液晶セル22内を満たす
量の液晶が充填されたら、液晶皿7から離脱し、その
後、コイルスプリング19の上端部を液晶セル22の液
晶注入口26に当接させてもよい。
ードロック室にそれぞれ真空ポンプ4が接続されている
が、ロードロック室にのみ真空ポンプを設けてもよい。
また、上記実施例では、ロードロック室に真空ポンプ等
の気圧調整を行う装置を備えて、液晶を注入する工程を
行ったが、ロードロック室に限らず、他の用途に用いる
室で行ってもよい。また、上記実施例では、ロードロッ
ク室と真空槽1との間で液晶セルおよび液晶注入治具の
移動があったが、これに限らず、真空槽1のロードロッ
ク室との扉と異なるところに内部の圧力を調整できるア
ンロードロック室との間に扉を設け、ロードロック室か
ら真空槽1へ液晶注入工程前の液晶セルおよび液晶注入
治具の移動を行い、真空槽1からアンロードロック室へ
液晶注入工程中の液晶セルおよび液晶注入治具の移動を
行ってもよい。さらに、上記実施例では、コイルスプリ
ング19の上端部を液晶セル22の液晶注入口26に当
接後、コイルスプリング19を液晶皿7から離脱した
が、コイルスプリング19内に液晶セル22内を満たす
量の液晶が充填されたら、液晶皿7から離脱し、その
後、コイルスプリング19の上端部を液晶セル22の液
晶注入口26に当接させてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コイルスプリングに液晶セルに注入される量の液晶
が付着するので、例えば真空槽外の大気圧中においてコ
イルスプリングに付着している液晶を液晶注入口を介し
て液晶セル内に注入させることができ、したがって真空
槽内では液晶がコイルスプリングに当接するだけで、液
晶の注入を十分に行うことができる。この結果、別の液
晶注入治具を用いて次の液晶セルに対する真空槽内での
液晶注入を早期に行うことができ、生産性を向上するこ
とができる。
ば、コイルスプリングに液晶セルに注入される量の液晶
が付着するので、例えば真空槽外の大気圧中においてコ
イルスプリングに付着している液晶を液晶注入口を介し
て液晶セル内に注入させることができ、したがって真空
槽内では液晶がコイルスプリングに当接するだけで、液
晶の注入を十分に行うことができる。この結果、別の液
晶注入治具を用いて次の液晶セルに対する真空槽内での
液晶注入を早期に行うことができ、生産性を向上するこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例において液晶を注入する際
に、液晶セルを液晶注入治具と共に真空槽内に固定した
状態を示す概略断面図。
に、液晶セルを液晶注入治具と共に真空槽内に固定した
状態を示す概略断面図。
【図2】図1に続く工程であって、液晶皿ステージと共
に液晶皿を上昇させた状態を示す概略断面図。
に液晶皿を上昇させた状態を示す概略断面図。
【図3】図2に続く工程であって、パイプ係止部材を開
いた後液晶皿ステージと共に液晶皿をさらに上昇させた
状態を示す概略断面図。
いた後液晶皿ステージと共に液晶皿をさらに上昇させた
状態を示す概略断面図。
【図4】図3に続く工程であって、パイプ係止部材を閉
じた状態を示す概略断面図。
じた状態を示す概略断面図。
【図5】図4に続く工程であって、液晶皿ステージと共
に液晶皿を下降させた状態を示す概略断面図。
に液晶皿を下降させた状態を示す概略断面図。
1 真空槽 5 液晶皿ステージ 7 液晶皿 8 液晶 11 液晶注入治具 12 液晶セル支持部材 14 パイプ 16a、16b パイプ係止部材 19 コイルスプリング 22 液晶セル 26 液晶注入口
Claims (6)
- 【請求項1】 上端部が液晶セルの注入口より広い液晶
充填器の下部を真空槽内に配置された液晶を収容する液
晶皿内の液晶に当接させて、前記液晶セル内を満たす量
の液晶を前記液晶充填器内に充填させる充填工程と、 前記液晶セルが注入を完了する前に前記液晶充填器の下
部を前記液晶皿から離脱させる離脱工程と、 前記液晶充填器の上端部を減圧雰囲気の前記真空槽内に
配置された液晶セルの注入口に当接させる当接工程と、 からなることを特徴とする液晶注入方法。 - 【請求項2】 前記離脱工程は前記当接工程の前後のい
ずれかに行われることを特徴とする請求項1記載の液晶
注入方法。 - 【請求項3】 前記液晶セルおよび前記液晶充填器は前
記当接工程の後、前記減圧雰囲気の真空槽内の圧力より
高い槽内に送出されることを特徴とする請求項1記載の
液晶注入方法。 - 【請求項4】 注入口を有する液晶セルを支持し、液晶
皿を収容した真空槽の内外に移動自在の液晶セル支持部
材と、 液晶に当接することにより内部に液晶を充填した後、前
記液晶セルの注入口に当接し前記液晶を前記液晶セルに
注入する、前記真空槽の内外に移動自在の液晶充填器
と、 を具備することを特徴とする液晶注入治具。 - 【請求項5】 前記液晶充填器は、上下に貫通されたパ
イプと、外径が前記パイプの内径よりも大きい上部と、
外径が前記パイプの内径よりも小さい下部とを、1本の
線材によって形成されたコイルスプリングとからなり、
前記コイルスプリングが前記パイプ内に上下動可能に挿
通されていることを特徴とする請求項4記載の液晶注入
治具。 - 【請求項6】 前記パイプは前記液晶セル支持部材に上
下動可能に支持され、前記液晶セル支持部材には前記パ
イプを上昇位置と下降位置に選択的に係止する係止手段
が設けられていることを特徴とする請求項5記載の液晶
注入治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14836195A JPH08320492A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 液晶注入方法およびそれに使用する液晶注入治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14836195A JPH08320492A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 液晶注入方法およびそれに使用する液晶注入治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320492A true JPH08320492A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15451049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14836195A Pending JPH08320492A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 液晶注入方法およびそれに使用する液晶注入治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320492A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970062773A (ko) * | 1996-02-09 | 1997-09-12 | 아베 타이죠 | 액정의 주입방법 및 그 장치 |
| JP2005275043A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 液晶注入方法とその装置。 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP14836195A patent/JPH08320492A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970062773A (ko) * | 1996-02-09 | 1997-09-12 | 아베 타이죠 | 액정의 주입방법 및 그 장치 |
| JP2005275043A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Casio Comput Co Ltd | 液晶注入方法とその装置。 |
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