JPH08320773A - 表裏印刷方法及び印刷システム - Google Patents

表裏印刷方法及び印刷システム

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JPH08320773A
JPH08320773A JP7149558A JP14955895A JPH08320773A JP H08320773 A JPH08320773 A JP H08320773A JP 7149558 A JP7149558 A JP 7149558A JP 14955895 A JP14955895 A JP 14955895A JP H08320773 A JPH08320773 A JP H08320773A
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Hideo Sudo
日出夫 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両面印刷を簡便に高速で行う。 【構成】 上位装置10が予め印刷データを奇数ページ
印刷データと偶数ページ印刷データとに区分する。そし
て、まず印刷機20に対し奇数ページ印刷データを送り
込み、これを連続印刷させる。印刷機20で印刷用紙を
一括して裏返しセットすると、今度は上位装置10が偶
数ページ印刷データを印刷機20に送り、裏面の印刷を
連続して行う。この場合、印刷ページは何ページあって
も、オペレータが印刷用紙を反転するのは1回で済む。
表面印刷と裏面印刷との場合の主な印刷制御用データの
切換えは印刷用紙反転時に1回行えばよく、その他の場
合、同一条件で連続印刷できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷機を用いて印刷用
紙の両面に所定の印刷データを印刷する表裏印刷方法及
び印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ホストコンピュータ等の上位装
置において生成された印刷データを印刷するために、印
刷機に対し印刷要求を行う場合には、印刷機に応じた制
御が必要となる。ホストコンピュータ等で印刷データを
生成するアプリケーションプログラムの要求を印刷機に
伝えるために、一般にプリンタドライバが使用されてい
る。プリンタドライバは、アプリケーションプログラム
から送られてくる印刷データや制御命令を、接続された
印刷機を制御する制御言語に置き換える働きを持つ。ま
た、更に印刷に必要な追加情報があればこれを追加す
る。こうして、印刷機は所定の用紙を引き出し、これに
要求された印刷データを印刷する。
【0003】なお、用紙の一面に印刷データを印刷する
ものの他、用紙の表裏を反転しながら両面印刷を行う機
構を持つ印刷機も開発されている。また、両面印刷が要
求された場合には、1ページ印刷を行う度にオペレータ
が印刷用紙を反転させ、順番に表裏印刷を実行するとい
った処理を行うものもある。このような両面印刷は用紙
の無駄を省き、各種の資料のボリュームを半減させる意
味でますます利用度が高くなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の表裏印刷方法には次のような解決すべき課題が
あった。表裏印刷を自動的に行う機構を持つ装置では、
上位装置から表裏印刷要求と印刷データを受け取ると、
印刷用紙を引き出し、第1ページから順に印刷用紙を反
転させながら印刷を実行する。これは、用紙を搬送し反
転してページ毎に印刷制御のための環境条件を変更しな
がら印刷を実行するため、高価なハードウェアを必要と
し、しかも印刷処理のスピードアップが容易でないとい
う問題があった。また、片面を印刷する度にメッセージ
を表示しオペレータに印刷用紙の反転を促し順に表裏印
刷を実行する装置は、印刷用紙を反転する機構が不要な
ためコストダウンが図れるものの、印刷用紙1枚を印刷
する度に人手を介入させることから時間的な無駄が多い
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点を解決
するため次の構成を採用する。本発明の方法は、上位装
置から、複数ページ分の印刷データを印刷機に送り、表
裏印刷を実行する場合において、印刷データを予め奇数
番目のページのみから成る奇数ページ印刷データと偶数
番目のページのみから成る偶数ページ印刷データとに区
分して、初めに奇数ページ印刷データを印刷機に送り、
印刷用紙表面への印刷を終了すると、印刷用紙の再セッ
ト要求を表示するとともに、偶数ページ印刷データを印
刷機に送り、再セットされた各印刷用紙の裏面に、偶数
ページ印刷データを印刷する。
【0006】なお、この方法で、初めに奇数ページ印刷
データを印刷機に送り、印刷用紙表面への印刷を実行す
る場合に、印刷機は、印刷後の印刷用紙をセットした際
に、対応する奇数番目のページの裏面に、そのまま偶数
番目のページが印刷されるような順番に印刷用紙の印刷
面と重なりとを選定して排出するとよい。
【0007】また、本発明のシステムは、上位装置のア
プリケーションプログラムによる表裏委印刷要求を受け
付けるプリンタドライバと、印刷データを一時格納する
データバッファと、プリンタドライバにより印刷制御さ
れる印刷機とを備え、プリンタドライバは、印刷データ
を予め奇数番目のページのみから成る奇数ページ印刷デ
ータと偶数番目のページのみから成る偶数ページ印刷デ
ータとに区分して、データバッファに格納するととも
に、初めに奇数ページ印刷データと奇数番目のページの
印刷制御用命令とを印刷機に送り、その印刷を終了する
と、偶数ページ印刷データと偶数番目のページの印刷制
御用命令とを印刷機に送る。印刷機は、奇数番目のペー
ジの印刷制御用命令に従って、奇数番目のページを印刷
用紙表面へ連続印刷し、その印刷が終了すると、印刷用
紙が再セットされた後、偶数番目のページの印刷制御用
命令に従って、偶数番目のページを印刷用紙表面へ連続
印刷する。
【0008】
【作用】上位装置が予め印刷データを奇数ページ印刷デ
ータと偶数ページ印刷データとに区分する。そして、ま
ず印刷機に対し奇数ページ印刷データを送り込み、これ
を連続印刷させる。印刷機で印刷用紙を一括して裏返し
セットすると、今度は上位装置が偶数ページ印刷データ
を印刷機に送り、裏面の印刷を連続して行う。この場
合、印刷ページは何ページあっても、オペレータが印刷
用紙を反転するのは1回で済む。表面印刷と裏面印刷と
の場合の主な印刷制御用データの切換えは印刷用紙反転
時に1回行えばよく、その他の場合、同一条件で連続印
刷できる。
【0009】連続して奇数ページの印刷を行った後、印
刷用紙を一括して反転し印刷機に供給するためには、そ
の印刷面の向きや印刷用紙の重なり等を適切に選定する
ことが好ましい。なお、プリンタドライバやデータバッ
ファは上位装置側にあっても印刷機側にあってもよく、
印刷データを奇数ページ印刷データと偶数ページ印刷デ
ータに区分する方法は、データを直接2分して別々に格
納する場合の他、データバッファに格納された印刷デー
タの各ブロックのアドレスポインタを奇数ページ印刷デ
ータの分と偶数ページ印刷データの分に分けてテーブル
化するといった手法も可能となる。
【0010】更に、本発明のシステムでは、奇数ページ
印刷データが印刷機に送られると、これと同時に送られ
た奇数番目のページの印刷制御用命令がそのまま継続的
に利用され、連続印刷される。その後、偶数番目のペー
ジの印刷が開始されると、今度は偶数番目のページの印
刷制御用命令が印刷機に送られる。従って、印刷制御用
命令がページ毎に切り換えられる従来の制御より簡単な
制御が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の印刷システム実施例を示すブ
ロック図(その1)である。このシステムは、アプリケ
ーションプログラム1等を実行する上位装置10と、こ
のアプリケーションプログラム1によって生成された印
刷データを印刷するための印刷機20が設けられてい
る。上位装置10にはアプリケーションプログラム1の
印刷制御のためにデータバッファ2とプリンタドライバ
3とが設けられている。データバッファ2には印刷デー
タを一時格納するデータ格納部4と、本発明において奇
数ページ印刷データと偶数ページ印刷データとを区分す
るために、これらをそれぞれ別々に格納する、奇数ペー
ジ印刷データ格納部5−1及び偶数ページ印刷データ格
納部5−2が設けられている。これらは、いずれもメモ
リの一部の領域に設定されることになる。
【0012】プリンタドライバ3には、データ格納部4
等から転送されたデータを受け入れて、印刷機20に対
して出力する印刷用のコマンド等を生成するための、デ
ータ解読部6と印刷制御用命令変換部7とが設けられて
いる。印刷機20には、このような印刷制御用命令を受
け入れて印刷を実行するためのコントローラ部21、印
刷部22及び表示部23が設けられている。印刷部22
は実際に印刷用紙を繰り出し、その上に印刷データを印
刷するメカニズム等から構成される。表示部23は後で
説明するように奇数ページ印刷データの印刷が終了した
後、印刷用紙を取り出して反転し、再び印刷機にセット
するための要求をオペレータに伝えるディスプレイ等か
ら構成される。このような構成によって印刷用紙Pに対
し表裏印刷が実行される。
【0013】なお、図2に、上記印刷機の更に具体的な
ブロック図を示す。この印刷機は上位装置10に接続さ
れたコントローラ部21と印刷部22を備える。印刷部
22には、エンジンコントローラ部31とエンジン部3
2とが設けられている。コントローラ部21には、上位
装置10と接続されたインタフェース25と、受信した
印刷データを一時格納する受信バッファ26、編集部2
7、展開部28、ラスタバッファ29及び印字起動制御
部30が設けられている。エンジンコントローラ部31
には、発光コントロール部33が設けられている。ま
た、エンジン部32には、レーザ34、印字ドラム35
及びモータ36が設けられている。上記編集部27は、
受信バッファ26に格納された印刷データと共に、印刷
のための用紙サイズ、印刷開始位置等を指定する命令等
を抜き出し、これらを分離する部分である。
【0014】展開部28は、圧縮処理された印刷データ
を実際のビットストリームに展開する伸長処理を行う部
分である。ラスタバッファ29は伸長された印刷用のビ
ットストリームを一時格納する部分である。印字起動制
御部30は、編集部27から印刷を起動するための命令
を受け入れ、エンジン部32を制御する部分である。発
光コントロール部33は、ラスタバッファ29から受け
入れられたビットストリームに従って、レーザ34の発
光ビームを制御し、印字ドラム35の感光体上に潜像を
形成する部分である。モータ36は、印字ドラム35を
回転駆動するためのものである。なお、エンジン部32
には、この他に、潜像を現像し転写し印刷用紙に印刷す
るための図示しない機構が設けられている。
【0015】図3に、本発明のシステムの概略動作フロ
ーチャートを示す。まず、本発明のシステムでは、図の
ステップS1に示すように、アプリケーションプログラ
ムから印刷要求を受けると、その印刷データ40の内容
を図1に示すプリンタドライバ3が認識する。印刷デー
タ40には、図の下端に示したように、表裏印刷命令4
1と、各ページのデータ42,43,44が含まれてい
る。データ42は1ページ目表の印刷データ、データ4
3は1ページ目裏の印刷データ、データ44は2ページ
目表の印刷用データといったように構成される。プリン
タドライバ3は表裏印刷命令41を解読し、ステップS
2において、両面印刷の命令かどうかを判断する。そし
て、両面印刷の命令でないと判断した場合には、ステッ
プS3において通常の印刷処理を実行する。また、両面
印刷であると判断した場合にはステップS4に移り、後
で説明する表裏印刷処理を実行する。
【0016】図4には、上記のプリンタドライバによる
表裏印刷処理の動作フローチャートを示す。まず、ステ
ップS1において、アプリケーションプログラムから表
裏印刷要求を受けると、プリンタドライバ3は印刷デー
タを奇数ページ印刷データと偶数ページ印刷データとに
区分する(ステップS2)。即ち、例えば図1に示す実
施例では、データ格納部4に格納された印刷データを2
分して、奇数ページ印刷データ格納部5−1に奇数ペー
ジ印刷データを1,3,5,7,…ページ用というよう
に格納する。また、偶数ページ印刷データ格納部5−2
に偶数ページを2,4,6,8,…ページ用というよう
に格納する。
【0017】次に、ステップS3において、まず奇数ペ
ージ印刷データとその印刷制御用命令を印刷機20に送
る。そして、その後印刷機20の印刷処理を待ち、ステ
ップS4で印刷終了通知を受信すると、ステップS5で
印刷用紙の再セット要求を表示する。このときは、上位
装置10に設けられた図示しないコンソール等で画面上
にオペレータに対するメッセージを表示する。なお、同
時に印刷機20の表示部23には同様の旨の印刷用紙再
セット要求が表示されてもよい。ステップS5でこのよ
うな要求を行い、オペレータが印刷用紙を反転し再セッ
トすると、ステップS6で印刷準備完了を検知する。
【0018】これがオペレータにより印刷機20の図示
しないスタートボタン等が押されたことを上位装置10
で間接的に検知すれば、次のステップに進む。ステップ
S7において、偶数ページ印刷データとその印刷制御用
命令が印刷機20に送られる。こうして、印刷機20で
はまず奇数ページの印刷データを印刷用紙に連続印刷
し、その後用紙が反転されると印刷用紙の裏面に偶数ペ
ージの連続印刷を行うという一連の処理が完了する。
【0019】図5には、このような場合の印刷機の側の
動作フローチャートを示す。まず、ステップS1におい
て、印刷機20はプリンタドライバ3から表裏印刷要求
を受信すると、ステップS2において、印刷用紙の排出
モードをセットする。この排出モードは後で一括して印
刷用紙を反転し、そのまま印刷機にセットした場合に、
両面印刷ができるような状態に印刷用紙を排出すること
を意味する。
【0020】図6には、このような印刷機の印刷面制御
方法説明図を示す。例えば、この図の(a)に示すよう
に、まず印刷用紙P1,P2の2枚について表裏印刷を
行うものとする。この場合に、例えば印刷用紙P1の第
1ページ目(表面)はA、第2ページ目(裏面)はB、
印刷用紙P2の第3ページ(表面)の部分にはC、第4
ページ(裏面)の部分にはDという文字を印刷するもの
とする。図の(a)において、2枚の印刷用紙P1,P
2を、P1を先に印刷するように印刷機20に送り込
む。こうすると、P1の1ページ目に相当する表面にA
という文字が印刷され、これが印刷用紙P2よりも先に
排出される。
【0021】従って、この図に示すように、印刷用紙P
1の上に印刷用紙P2が重なった状態で印刷機20の排
出口に印刷用紙P1,P2が排出される。これを図の矢
印Y1に示すように反転すると、図の(b)に示すよう
に、印刷用紙P1が上になり、印刷用紙P2が下になっ
た状態で印刷機20にそのまま供給できる。こうして、
印刷用紙P1の第2ページに相当する裏面が上に向い
て、印刷用紙P1から先に印刷機20に送り込まれる。
このとき、印刷用紙P1がまず印刷機20に送り込ま
れ、第2ページに相当する部分にBという文字が印刷さ
れる。
【0022】図(b)に示すように、印刷用紙P1が先
に排出される。その後、印刷用紙P2の第4ページに相
当する部分にDという文字が印刷され、図に示すよう
に、印刷用紙P1の上に印刷用紙P2が重なって排出さ
れる。これを図の矢印のように反転させると、図の
(c)に示すような状態となる。即ち、最終的に印刷用
紙P1の第1ページの部分には文字Aが印刷され、第2
ページの部分には文字Bが印刷されている。また、印刷
用紙P2の第3ページに相当する部分には文字Cが印刷
され、第4ページに相当する部分には文字Dが印刷され
る。また、この順に綴じればそのままで文書印刷は終了
する。
【0023】この例はほんの一例であるが、印刷用紙を
このような順番に印刷機20に送り込み、その印刷面と
印刷用紙の重なりを制御してやれば、オペレータが排出
された印刷用紙を持ち上げてそのまま一括して裏返すだ
けで両面印刷が実施できる。なお、図の例では、重ねて
セットされた印刷用紙がその上に重なったものから順番
に印刷機に供給される構成となっている。そして、印刷
用紙が排出される場合には、先に印刷されたものが一番
下になるようになっている。しかしながら、このような
順番は印刷用紙の排出口等を選択することによって一般
の印刷機では容易に切り換えることが可能となる。従っ
て、印刷用紙の面や供給順や排出順を考慮し、最終的に
オペレータが両面印刷のために簡単に印刷用紙をセット
できるような手順にすればよい。
【0024】再び図5に戻って、ステップS3で、印刷
機が奇数ページの印刷データを受信すると、ステップS
4で奇数ページを印刷用紙の表面に連続印刷して排出す
る。次に、ステップS5では、印刷終了通知を上位装置
10に送信する。そして、先に説明したように、自らも
印刷用紙の再セット要求を表示部23に表示する。ステ
ップS6で印刷用紙の再セットがオペレータによって行
われると、ステップS7で偶数ページ印刷データを受信
し、ステップS8で偶数ページを印刷用紙裏面に連続印
刷して排出する。
【0025】図7には、本発明の印刷システムブロック
図(その2)を示す。この例は、図1の例と異なり、デ
ータ格納部4に格納された印刷データをそのままにし
て、その印刷データの読み出し制御を行うためのアドレ
スポインタを奇数ページ印刷データと偶数ページ印刷デ
ータの区分に利用する例を示す。このようなポインタ
は、図7に示す印刷データテーブル部8に格納される。
なお、その他の構成は図1に示すものと全く同様のため
重複する説明を省略する。
【0026】図8には、印刷データテーブルの内容説明
図を示す。図の(a)は、図7に示したデータ格納部4
に格納された全ての印刷データのページ毎の格納開始ア
ドレスをテーブル化したものである。このテーブル8−
0は、図に示すように、例えば6ページの印刷データに
ついて、1ページから順番にデータ送信順とその格納ア
ドレスを対応付けて表示している。番地は上位アドレ
ス、開始アドレスはその下位4ビットを示したものであ
る。図7に示すプリンタドライバ3は両面印刷の要求が
来ると、表裏の印刷データを区分するためにこのテーブ
ル8−0を奇数ページ印刷データ分と偶数ページ印刷デ
ータ分とに分ける。即ち、図8(b)に示すように、テ
ーブル8−1は奇数ページ印刷データ分についてそのペ
ージと格納アドレスとを対応付けたものである。(c)
のテーブル8−2は、偶数ページ印刷データ分につい
て、ページと格納アドレスとを対応付けたものである。
このようなテーブルをプリンタドライバ3が参照しなが
ら、データ格納部4から必要なページの印刷データを読
み出し、印刷機20に送る。これによって、既に説明し
たような印刷が可能となる。
【0027】なお、上記のように印刷データをページ毎
に区分するには、印刷データ中の改ページコマンドや印
刷データの1ページ分の行数をカウントするカウンタの
値等を検出すればよい。また、奇数ページ印刷データと
偶数ページ印刷データとに2分することによって、主要
な印刷制御用データは、奇数ページ印刷データの先頭と
偶数ページ印刷データの先頭にのみ設ければよい。即
ち、奇数ページと偶数ページと交互に印刷データが印刷
部に入力する場合、各ページの先頭にそれぞれ印刷制御
用データが組み込まれる。しかしながら、本発明では奇
数ページと偶数ページとを分けるため、用紙の余白設定
等は統一した設定でよく、設定の変更や書換えが不要と
なる。これは、通常、奇数ページと偶数ページでは異な
るが、奇数ページとしては同一の場合が多いからであ
る。なお、同じ奇数ページでもページによって異なる設
定が行われるような場合には、ページ毎の印刷制御用デ
ータが付け加えられることはいうまでもない。
【0028】また、上記の実施例では、印刷機20の側
で表示部23に用紙反転指示等を表示するといった説明
を行ったが、一般のプリンタではこのような機能は持た
ない。従って、上位装置の側でのみそのようなメッセー
ジを表示するようにしても構わない。また、印刷機自体
は、予めオペレータが図6に示すような用紙の印刷順と
なるように設定しておけば、印刷機の側で表裏印刷を意
識した処理を行う必要はない。また、上位装置側でシン
グルタスクオペレーションシステムの環境でアプリケー
ションプログラムを起動している場合、TSRとしてド
ライバの一部を常駐させておき、その部分を考慮するこ
とによって、奇数ページ印刷終了後、アプリケーション
プログラムに割込みをかける。こうして、上位装置のデ
ィスプレイに反転要求を表示するようにしてもよい。ま
た、マルチタスクオペレーティングシステム環境でアプ
リケーションプログラムを起動している場合、用意され
ているプロセス間データ通信方法を使用し、あるいはプ
リンタドライバから情報を表示させる関数が用意されて
いる場合、それを使用して上位装置のディスプレイに反
転要求を表示すればよい。奇数ページが印刷された用紙
を再び印刷機にセットしたことを検出するのは、印刷機
が自動的に行っても良いしまたオペレータのボタン操作
等によっても良い。
【0029】なお、上記のような両面印刷のための制御
は、プリンタドライバ3の動作プログラムを変更すれ
ば、印刷機側の仕様変更無しにでも実施が可能である。
また、両面印刷を行う場合に、上記のような印刷用紙の
印刷面やその重なりが適切になるように予め印刷開始前
に上位装置側のディスプレイに表示しオペレータの環境
変更を促すようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明した本発明の表裏印刷方法及び
印刷システムによれば、表裏印刷の要求される印刷デー
タが何ページ分あっても、予めこれを奇数ページ印刷デ
ータと偶数ページ印刷データを区分して印刷機に送り、
中間で印刷用紙の再セットを行う構成としたので、印刷
用紙の枚数に関わらず、1回の用紙反転操作で両面につ
いての印刷が可能となる。しかも、印刷機の側では必ず
しも特殊な機能が要求されないため、上位装置のプリン
タドライバの設計変更により比較的安価に両面印刷制御
が可能となる。また、オペレータによる頻繁な用紙反転
操作がなく、しかも奇数ページ偶数ページと別々に連続
印刷を行うことによって重複する印刷制御用データの生
成や転送が不要となり、処理時間も短縮され、印刷のス
ピードアップが図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷システム実施例を示すブロック図
(その1)である。
【図2】印刷機の具体的なブロック図である。
【図3】本発明のシステムの動作フローチャートであ
る。
【図4】プリンタドライバ動作フローチャートである。
【図5】印刷機の動作フローチャートである。
【図6】印刷用紙の印刷面制御方法説明図である。
【図7】本発明の印刷システムブロック図(その2)で
ある。
【図8】印刷データテーブルの内容説明図である。
【符号の説明】
1 アプリケーションプログラム 2 データバッファ 3 プリンタドライバ 4 データ格納部 5−1 奇数ページ印刷データ格納部 5−2 偶数ページ印刷データ格納部 10 上位装置 20 印刷機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置から、複数ページ分の印刷デー
    タを印刷機に送り、表裏印刷を実行する場合において、 前記印刷データを予め奇数番目のページのみから成る奇
    数ページ印刷データと偶数番目のページのみから成る偶
    数ページ印刷データとに区分して、 初めに奇数ページ印刷データを印刷機に送り、印刷用紙
    表面への印刷を終了すると、 印刷用紙の再セット要求を表示するとともに、偶数ペー
    ジ印刷データを印刷機に送り、 再セットされた各印刷用紙の裏面に、偶数ページ印刷デ
    ータを印刷することを特徴とする表裏印刷方法。
  2. 【請求項2】 初めに奇数ページ印刷データを印刷機に
    送り、印刷用紙表面への印刷を実行する場合に、 印刷機は、 印刷後の印刷用紙をセットした際に、対応する奇数番目
    のページの裏面に、そのまま偶数番目のページが印刷さ
    れるような順番に印刷用紙の印刷面と重なりとを選定し
    て排出することを特徴とする請求項1記載の表裏印刷方
    法。
  3. 【請求項3】 上位装置のアプリケーションプログラム
    による表裏委印刷要求を受け付けるプリンタドライバ
    と、 印刷データを一時格納するデータバッファと、 前記プリンタドライバにより印刷制御される印刷機とを
    備え、 前記プリンタドライバは、 前記印刷データを予め奇数番目のページのみから成る奇
    数ページ印刷データと偶数番目のページのみから成る偶
    数ページ印刷データとに区分して、前記データバッファ
    に格納するとともに、 初めに奇数ページ印刷データと奇数番目のページの印刷
    制御用命令とを印刷機に送り、その印刷を終了すると、
    偶数ページ印刷データと偶数番目のページの印刷制御用
    命令とを印刷機に送り、 前記印刷機は、 奇数番目のページの印刷制御用命令に従って、奇数番目
    のページを印刷用紙表面へ連続印刷し、その印刷が終了
    すると、 印刷用紙が再セットされた後、 偶数番目のページの印刷制御用命令に従って、偶数番目
    のページを印刷用紙表面へ連続印刷することを特徴とす
    る表裏印刷システム。
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