JPH08320952A - 記録媒体処理装置 - Google Patents

記録媒体処理装置

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Publication number
JPH08320952A
JPH08320952A JP12518395A JP12518395A JPH08320952A JP H08320952 A JPH08320952 A JP H08320952A JP 12518395 A JP12518395 A JP 12518395A JP 12518395 A JP12518395 A JP 12518395A JP H08320952 A JPH08320952 A JP H08320952A
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JP
Japan
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magnetic
recording medium
processing
card
predetermined position
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Application number
JP12518395A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Ozaki
龍一 小崎
Masahiro Nakao
政弘 中尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08320952A publication Critical patent/JPH08320952A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気カードに対して磁気処理、印刷処理、パン
チ穴処理を行なうにあたり、その処理位置を自動的に補
正し、常に所定の位置に精度高く処理を行なうことがで
きる記録媒体処理装置を提供する。 【構成】磁気ヘッド27により、受入れた磁気カードC
のあらかじめ設定される所定の位置に対して磁気情報の
書込処理を行なうごとに、その実際に行なわれた書込処
理位置を検出し、この検出した実際の書込処理位置を上
記あらかじめ設定される所定の位置と比較することによ
り、両者の差を検出し、その差に基づき、次に書込処理
を行なう磁気カードCに対して、その処理位置を補正す
ることにより、その補正した位置で処理を行なうもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、バスの回数
券などとして使用される磁気式プリペイドカードに対し
て磁気情報の読取りや書込み処理を行なうカード処理装
置などの記録媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体の記録方式として、たとええ
ば、磁気記録方式、印刷記録方式、パンチ穴記録方式な
どがあり、これらの記録方式は、あらゆる情報化機器に
実用化されている。磁気記録方式は、その記録内容を容
易に変更でき、また大容量の情報を記録できる。また、
印刷記録方式は、その記録情報を装置を使わずに視認で
きる利便性がある。このような利点から、カードを記録
媒体とした磁気情報および印刷情報を合わせ持ったカー
ドシステムの構築が大きく期待されている。
【0003】カード上の記録情報は、使用に応じて、磁
気情報の読取り・書込み、印刷情報の印刷、あるいは、
パンチ穴あけといった作業を適宜行なう。磁気情報の読
取り・書込み、印刷情報の印刷、あるいは、パンチ穴あ
けの作業は、記録媒体であるカードに対する処理位置の
精度に高いものが要求される。
【0004】さらに、磁気処理および印刷処理を行なう
場合、そのプラテンローラであるゴム製ローラと磁気ヘ
ッド、あるいは、印刷ヘッドとのヘッドギャップの管理
を行なう必要がある。また、磁気処理は、磁気情報の読
取り・書込みを行なうため、磁気処理を開始する前に磁
気ヘッドの正常動作を保証する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気記録方
式、印刷記録方式、パンチ穴記録方式のいずれも、初期
調整済み設定位置に対してその処理を行なうようにして
いる。このような処理を設定位置に行なうために、カー
ドをその一端から所定の距離搬送して、処理を行なって
いたが、処理回数が増えるにつれ、あるいは、初期調整
時と環境(温度、湿度など)が違う場合、所定の設定位
置に対してその処理を行なわないという問題があった。
【0006】たとえば、温度に対して、初期設定時に比
べ使用時の温度が低い場合、カードの搬送に使用する部
品、たとえば、ゴム製の搬送ローラが収縮し、搬送ロー
ラの直径が小さくなるため、初期設定時よりも搬送距離
が短くなり、その結果、所定の設定位置にその処理を行
なわなくなってしまう。
【0007】また、磁気記録方式、印刷記録方式の処理
を行なう場合、磁気ヘッド、印刷ヘッドとプラテンロー
ラとのギャップが所定の設定位置に保証される必要があ
る。しかし、プラテンローラがゴム製のため、その寸法
が環境(温度、湿度など)に影響を受け、たとえば、温
度に対して、初期設定時に比べ使用時の温度が低い場
合、プラテンローラが収縮し、プラテンローラの直径が
小さくなるため、初期設定時のギャップよりも広くな
る。このため、磁気記録、印刷記録の処理が行なえなく
なってしまう。したがって、環境の変化に対する影響を
少なくするため、ギャップの調整は非常に高精度で行な
う必要がある。
【0008】さらに、磁気記録方式の処理を行なう場
合、磁気情報の読取異常、磁気情報の書込異常のとき、
その原因が磁気ヘッドなのか、カード自体なのか、搬送
系かなど、チェック項目を幾つもあたらなくてはならな
い。また、磁気ヘッドの異常である場合、未処理時には
正常にカード上に記録されていた磁気情報を破壊してし
まう問題がある。また、通常、磁気ヘッド異常の第1位
の原因は、コイルの断線であり、その他ヘッド自身の故
障は少ない。
【0009】そこで、本発明は、記録媒体に対して磁気
処理、印刷処理、パンチ穴処理を行なうにあたり、その
処理位置を自動的に補正し、常に所定の位置に精度高く
処理を行なうことができる記録媒体処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】また、本発明は、記録媒体に対して磁気処
理、印刷処理を行なうにあたり、そのヘッドギャップ
を、初期調整設定時の環境と実稼働時の環境との相違に
係わらず保証することができる記録媒体処理装置を提供
することを目的とする。
【0011】また、本発明は、記録媒体に対して磁気処
理を行なうにあたり、読み書き可能な磁気ヘッドの場
合、その処理を行なう前に磁気ヘッドの異常を検出し、
異常処理を防止することができる記録媒体処理装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の記録媒体処理装
置は、記録媒体を受入れて搬送する搬送手段と、この搬
送手段で搬送される記録媒体のあらかじめ設定される所
定の位置に対して所定の処理を行なう処理手段と、この
処理手段で前記記録媒体に対して行なわれた処理の位置
を検出する検出手段と、この検出手段で検出された位置
と前記あらかじめ設定される所定の位置とを比較する比
較手段と、この比較手段の比較の結果、両者の間に差が
ある場合、その差データを記憶する記憶手段と、この記
憶手段に記憶された差データに応じて前記あらかじめ設
定される所定の位置を補正する補正手段とを具備してい
る。
【0013】また、本発明の記録媒体処理装置は、磁気
記録媒体を受入れて搬送する搬送手段と、この搬送手段
で搬送される磁気記録媒体のあらかじめ設定される所定
の位置に対して磁気情報を書込む磁気ヘッドと、この磁
気ヘッドで前記磁気記録媒体に対して行なわれた磁気情
報の書込み位置を検出する検出手段と、この検出手段で
検出された位置と前記あらかじめ設定される所定の位置
とを比較する比較手段と、この比較手段の比較の結果、
両者の間に差がある場合、その差データを記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された差データに応じて前
記あらかじめ設定される所定の位置を補正する補正手段
とを具備している。
【0014】また、本発明の記録媒体処理装置は、記録
媒体を受入れて搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬
送される記録媒体のあらかじめ設定される所定の位置に
対して記録情報に応じたパンチ穴を形成するパンチ穴形
成手段と、このパンチ穴形成手段で前記記録媒体に対し
て行なわれたパンチ穴の形成位置を検出する検出手段
と、この検出手段で検出された位置と前記あらかじめ設
定される所定の位置とを比較する比較手段と、この比較
手段の比較の結果、両者の間に差がある場合、その差デ
ータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された
差データに応じて前記あらかじめ設定される所定の位置
を補正する補正手段とを具備している。
【0015】また、本発明の記録媒体処理装置は、記録
媒体を受入れて搬送する搬送手段と、この搬送手段で搬
送される記録媒体に対して、その記録面と接触した状態
で所定の処理を行なう処理手段と、この処理手段に対し
て前記記録媒体を押圧するための、環境の変化に応じて
変形する特性を有する物質で形成された押圧部材と、こ
の押圧部材に対して押圧力を与えるスプリング部材と、
前記押圧部材と同一物質かつ同一形状に形成され、前記
押圧部材の押圧方向とは逆方向において固定部材に接触
する調整部材と、この調整部材を一端に保持するととも
に、前記押圧部材およびスプリング部材を他端に保持
し、前記調整部材と前記押圧部材との間の所定部位に回
動支点を有する保持具とを具備している。
【0016】また、本発明の記録媒体処理装置は、磁気
記録媒体を受入れて搬送する搬送手段と、この搬送手段
で搬送される磁気記録媒体に対して、その記録面と接触
した状態で磁気情報を書込む磁気ヘッドと、この磁気ヘ
ッドに対して前記磁気記録媒体を押圧するための、環境
の変化に応じて変形する特性を有する物質で形成された
プラテンローラと、このプラテンローラに対して押圧力
を与えるスプリング部材と、前記プラテンローラと同一
物質かつ同一形状に形成され、前記プラテンローラの押
圧方向とは逆方向において固定部材に接触する調整用ロ
ーラと、この調整用ローラを一端に保持するとともに、
前記プラテンローラおよびスプリング部材を他端に保持
し、前記調整用ローラと前記プラテンローラとの間の中
心位置に回動支点を有する保持具とを具備している。
【0017】さらに、本発明の記録媒体処理装置は、磁
気記録媒体を受入れて搬送する搬送手段と、1つのコア
に読取コイルおよび書込コイルを備え、前記搬送手段で
搬送される磁気記録媒体に対して、磁気情報の読取りお
よび書込みを選択的に行なう読み書き可能な磁気ヘッド
と、磁気情報の読取りあるいは書込みを行なわないと
き、前記磁気ヘッドの前記書込コイルに対して特定のパ
ルス信号を印加するパルス信号印加手段と、このパルス
信号印加手段で印加されたパルス信号に応じて前記読取
コイルから得られるパルス信号を読取るパルス信号読取
手段と、このパルス信号読取手段で読取ったパルス信号
と前記パルス信号印加手段で印加したパルス信号とを比
較し、この比較結果に基づき前記磁気ヘッドの異常を検
出する異常検出手段とを具備している。
【0018】
【作用】本発明によれば、記録媒体を処理するごとに磁
気処理の所定位置、印刷処理の所定位置、パンチ穴処理
の所定位置と実際に磁気処理、印刷処理、パンチ穴処理
を行なった位置との差を検出し、その差に基づき、次に
処理する記録媒体の磁気処理の所定位置、印刷処理の所
定位置、パンチ穴処理の所定位置に対して補正した位置
で処理を行なうことによって、記録媒体に対して磁気処
理、印刷処理、パンチ穴処理を行なうにあたり、その処
理位置を自動的に補正し、常に所定の位置に精度高く処
理を行なうことができる。したがって、本装置の製造時
における各処理の位置調整作業や、運用時における定期
点検時の再調整作業の手間を無くし、本装置の信頼性を
向上できる。
【0019】また、本発明によれば、磁気記録部のプラ
テンローラが、環境温度や湿度の変化による熱収縮や膨
脹によって外形の変化を生じたとき、所定の点を支点と
した反対側に環境温度や湿度の変化による熱収縮や膨脹
によって外形の変化がプラテンローラと同様に生じる調
整用ローラを設け、その調整用ローラの外形変化を利用
して一定のヘッドギャップが保証されるようにすること
で、本装置の稼働環境温度や湿度と本装置の製造時の環
境温度や湿度との差が生じる場合でも、プラテンローラ
の外形が熱収縮や膨張により変化した量に係わらず、ヘ
ッドギャップが一定に保たれるため、製造時の調整マー
ジンを多く取ることができ、調整作業も容易にしつつ、
本装置の信頼性を向上できる。
【0020】また、本発明によれば、たとえば、電源投
入時、読み書き可能な磁気ヘッドの書込コイルから入力
した特定のパルス信号と、そのパルス信号による誘導電
流により読取コイルから得られるパルス信号とを比較
し、両パルス信号が不一致のとき、磁気ヘッドの異常と
判定することにより、処理を行なう前に磁気ヘッドの異
常を検出し、異常処理を防止することができる。したが
って、磁気ヘッドに異常がある場合、記録媒体を処理す
る以前にその異常を検知し、磁気処理異常の原因の確定
と正常だった磁気情報を破壊してしまう危険性の回避が
可能なため、本装置の信頼性を向上できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本実施例に係る、たとえば、バ
ス用の磁気式プリペイドカード(以後、単に磁気カード
と呼称する)に対して磁気情報の読取りや書込み処理を
行なうカード処理装置を搭載したバス料金収受装置の外
観構成を示すものである。このバス料金収受装置は、大
きく分けて、現金精算を行なう料金箱部1、および、カ
ード精算を行なうカード処理装置2とから構成されてい
る。
【0022】料金箱部1において、釣銭なしの乗客が現
金を投入する料金投入口3、釣銭ありの乗客が紙幣を両
替する両替紙幣挿入口4、硬貨を両替する両替硬貨投入
口5、両替硬貨が放出される硬貨受け皿6、両替硬貨投
入口5に投入した硬貨を返却する返却レバー7、係員が
放出硬貨など手動で操作するのに使用する料金箱部用操
作盤8、料金回収された現金を入れる金庫9、および、
運賃改訂や締切業務などをメモリカードで行なうための
メモリカード差込み口10が設けられている。
【0023】カード処理装置2において、磁気カードを
挿入するカード挿入口11、挿入した磁気カードの残高
やバス利用料金などの表示を行なう客用表示部12、乗
客が子供料金指定を行なう客用釦13、精算終了した磁
気カードが排出されるカード取出口14、および、係員
がカード処理に対して手動で操作するのに使用するカー
ド処理装置用操作盤15が設けられている。
【0024】図2は、カード処理装置2の内部構成を概
略的に示すものである。すなわち、図2において、カー
ド処理装置本体21の前面にはカード挿入口11が、ま
た本体21の後端上部にはカード取出口14がそれぞれ
設けられていて、これらカード挿入口11とカード取出
口14との間には、カード挿入口11から挿入された磁
気カードCをカード取出口14へ搬送する搬送手段とし
ての搬送路22が設けられている。搬送路22は、複数
の搬送ローラ対23,…によって構成されていて、図示
しないモータによって駆動される。ここに、搬送ローラ
対23は、環境(温度、湿度など)の変化に応じて変形
する特性を有する物質、たとえばゴムによって形成され
ているものとする。
【0025】搬送路22のカード挿入口11の近傍に
は、挿入された磁気カードCを検知する検知器24、お
よび、シャッタソレノイド25によって開閉駆動される
シャッタ26がそれぞれ設けられている。
【0026】搬送路22のシャッタ26の下流側には、
搬送される磁気カードCのあらかじめ設定される所定の
位置に対して所定の処理を行なう処理手段としての磁気
ヘッド27、および、磁気ヘッド27との間で磁気カー
ドCを挟持して搬送するとともに、磁気ヘッド27に対
して磁気カードCを押圧する押圧部材としてのプラテン
ローラ28が設けられている。磁気ヘッド27は、搬送
される磁気カードCの磁気記録部において、あらかじめ
設定される所定の位置に対して磁気情報の読取りおよび
書込みを選択的に行なうもので、後で詳細を説明するよ
うに、読み書き可能ないわゆるコンビネーションヘッド
を用いている。また、プラテンローラ28は、環境(温
度、湿度など)の変化に応じて変形する特性を有する物
質、たとえばゴムによって形成されている。
【0027】搬送路22の磁気ヘッド27の上流側近傍
には、磁気情報の読取開始位置を検知するための検知器
29、および、既パンチ穴を読取るための検知器30が
それぞれ設けられている。また、搬送路22の磁気ヘッ
ド27の下流側近傍には、磁気情報の書込位置およびパ
ンチ穴位置を検知するための検知器31が設けられてい
る。
【0028】搬送路22の検知器31の下流側近傍に
は、磁気カードCのあらかじめ設定される所定の位置に
対して所定の処理を行なう処理手段としてのパンチ部3
2、すなわち、磁気カードCのパンチ穴形成部におい
て、あらかじめ設定される所定の位置に対して記録情報
に応じたパンチ穴を形成するパンチ穴形成手段としての
パンチ部32が設けられている。
【0029】搬送路22のパンチ部32の下流側には、
搬送される磁気カードCのあらかじめ設定される所定の
位置に対して所定の処理を行なう処理手段としての印刷
ヘッド33、印刷ヘッド33を磁気カードCに対して接
触させるための印刷ヘッド駆動ソレノイド34、およ
び、印刷ヘッド33との間で磁気カードCを挟持して搬
送するとともに、印刷ヘッド33に対して磁気カードC
を押圧する押圧部材としてのプラテンローラ35が設け
られている。印刷ヘッド33は、搬送される磁気カード
Cの印刷記録部において、あらかじめ設定される所定の
位置に対して印刷情報を印刷するもので、たとえば、サ
ーマルヘッドを用いている。また、プラテンローラ35
は、環境(温度、湿度など)の変化に応じて変形する特
性を有する物質、たとえばゴムによって形成されてい
る。
【0030】搬送路22のパンチ部32と印刷ヘッド3
3との間には、磁気カードCにパンチ部32で開けられ
たパンチ穴を読取るための検知器36、および、印刷開
始位置を検知するための検知器37がそれぞれ設けられ
ている。
【0031】搬送路22の印刷ヘッド33の下流側近傍
には、磁気カードC上に印刷ヘッド33で印刷された情
報の印刷開始位置を検出するための、ラインセンサなど
の画像読取センサ38が設けられている。搬送路22の
カード取出口14の近傍には、排出される磁気カードC
を検知するための検知器39が設けられている。
【0032】なお、検知器24,29,30,31,3
6,37,39は、たとえば、相対向して配設された光
源と受光素子とからなる光学的な検知器が用いられる。
ここで、カード処理装置2の全体的な動作について簡単
に説明しておく。今、カード挿入口11から磁気カード
Cが挿入され、それが検知器24によって検知される
と、カード誤挿入防止のためのシャッタ26がシャッタ
ソレノイド25によって開かれる。また、検知器24が
挿入された磁気カードCを検知すると、図示しないモー
タの駆動により搬送路22が動作して、磁気カードCが
図示矢印b方向に取込み搬送される。
【0033】この搬送される磁気カードCが検知器30
を通過する際、磁気カードCに既に開けられているパン
チ穴の位置が検知器30によって読取られる。次に、検
知器29が搬送される磁気カードCを検知すると、搬送
される磁気カードCの磁気情報が磁気ヘッド27によっ
て読取られる。
【0034】このとき、磁気カードCから読取った磁気
情報に異状がある場合、あるいは、期限切れなどのカー
ド無効の場合、搬送路22を逆転させることにより、磁
気カードCを図示矢印a方向に搬送し、カード挿入口1
1から排出する。
【0035】磁気カードCから読取った磁気情報が正常
である場合、さらに図示矢印b方向に搬送され、検知器
31を通過するまで搬送される。その後、検知器31が
磁気カードCの通過を検知すると、搬送路22を逆転さ
せることにより、磁気カードCを図示矢印a方向に搬送
しながら、磁気ヘッド27によって磁気情報の書込みを
行なう。
【0036】磁気情報の書込みが終了すると、磁気情報
の書込み内容確認を行なうため、さらに図示矢印a方向
に搬送され、検知器29を通過するまで搬送される。そ
の後、検知器29が磁気カードCの通過を検知すると、
搬送路22を逆転させることにより、図示矢印b方向に
搬送しながら、磁気ヘッド27によって磁気カードCの
いま書込まれた磁気情報が読取られる。
【0037】このとき、読取った磁気情報に異常がある
場合、磁気情報の書込みリトライを行なう。すなわち、
搬送路22で更に図示矢印b方向に搬送され、検知器3
1を通過するまで搬送される。その後、検知器31が磁
気カードCの通過を検知すると、搬送路22を逆転させ
ることにより、図示矢印a方向に搬送しながら、磁気ヘ
ッド27によって磁気情報の再書込みを行なう。
【0038】再書込み終了後、磁気情報の書込み内容確
認を再度行なうため、再び検知器29を通過するまで図
示矢印a方向に更に搬送する。その後、検知器29が磁
気カードCの通過を検知すると、搬送路22を逆転させ
ることにより、図示矢印b方向に搬送しながら、磁気ヘ
ッド27によって磁気カードCのいま再書込みされた磁
気情報が再び読取られる。
【0039】このとき、読取った磁気情報に異常がある
場合、搬送路22を逆転させることにより、磁気カード
Cを図示矢印a方向に搬送し、カード挿入口11から排
出する。読取った磁気情報が正常な場合、搬送路22を
逆転させることにより、検知器31を通過するまで磁気
カードCを図示矢印a方向に搬送する。
【0040】その後、検知器31が磁気カードCの通過
を検知すると、搬送路22を逆転させることにより、図
示矢印b方向に搬送し、検知器31が磁気カードCを検
知すると、さらに所定の位置まで磁気カードCを搬送
し、パンチ部32によって磁気カードCにカード残高の
目安穴などのパンチ穴を開ける。
【0041】その後、さらに磁気カードCを図示矢印b
方向に搬送しながら、検知器36によってパンチ後のパ
ンチ穴を読取ることにより、いま開けたパンチ穴に異常
があるか否かをチェックする。
【0042】このチェックの結果、パンチ穴に異常があ
る場合、すなわち、たとえば、パンチ穴が開けられてい
なかった場合、搬送路22を逆転させることにより、検
知器31を通過するまで図示矢印a方向に搬送する。そ
の後、検知器31が磁気カードCの通過を検知すると、
搬送路22を逆転させることにより、図示矢印b方向に
搬送し、検知器31が磁気カードCを検知すると、さら
に所定の位置まで磁気カードCを搬送し、パンチ部32
によって磁気カードCにカード残高の目安穴などのパン
チ穴を開ける。
【0043】その後、さらに磁気カードCを図示矢印b
方向に搬送しながら、検知器36によってパンチ後のパ
ンチ穴を読取ることにより、いま開けたパンチ穴に異常
があるか否かを再度チェックする。
【0044】ここで、再度異常がある場合、係員がカー
ド処理に対して手動で操作するのに使用するカード処理
装置用操作盤15にエラーコードなどを表示し、係員に
異常を知らせる。この時点での磁気カードCは、磁気処
理が終了しているので、カード処理に支障が無いことか
ら継続して印刷処理に移る。
【0045】すなわち、搬送路22を逆転させることに
より、検知器37を通過するまで図示矢印a方向に搬送
する。その後、検知器37が磁気カードCの通過を検知
すると、搬送路22を逆転させることにより、図示矢印
b方向に搬送し、検知器37を通過するタイミングと、
先ほど処理した磁気情報に基づく印刷位置が、印刷ヘッ
ド33とプラテンローラ35との間にさしかかったとき
に、ソレノイド34を駆動することにより、印刷ヘッド
33を間に磁気カードCを挟んでプラテンローラ35に
押し当て、磁気カードCにバス乗車料金やカード残高な
どを印刷する。
【0046】印刷処理を終えた磁気カードCは、さらに
図示矢印b方向に搬送しながら、画像読取センサ38に
よって読取走査することにより、印刷ヘッド33で印刷
された情報が所定の位置に印刷されているか確認する。
そして、磁気カードCは、さらに図示矢印b方向に搬送
され、検知器39を通過後、精算が終了した磁気カード
Cとしてカード取出口14へ排出される。
【0047】図3は、上記のように構成されたカード処
理装置2の制御系統の構成を示すものである。すなわ
ち、この制御系統は、カード処理装置全体の制御を司る
CPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)4
1、CPU41の制御プログラムなどを記憶しているR
OM(リード・オンリ・メモリ)42、磁気カードCか
ら読取った情報の記憶、および、制御プログラムのバッ
ファとして情報を記憶する記憶手段としてのRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)43、前記磁気ヘッド27
を制御する読取・書込回路44、前記検知器24,29
〜31,36,37,39の各検知出力に基づき搬送さ
れる磁気カードCを検知するカード検知回路45、前記
画像読取センサ38の出力に基づき磁気カードC上の印
刷位置を検出する印刷位置検出回路46、前記カード処
理装置用操作盤15を制御する操作盤制御回路47、前
記メモリカード差込み口10に差込まれたメモリカード
を処理するメモリカードリーダ・ライタ48が接続され
たインタフェイス回路49、前記客用表示部12を制御
する表示制御回路50、前記シャッタ用ソレノイド25
を駆動制御するシャッタ制御回路51、前記パンチ部3
2を制御するパンチ制御回路52、前記印刷ヘッド33
および前記ヘッド駆動ソレノイド34を制御する印刷制
御回路53、および、前記搬送路22などの搬送系を駆
動する搬送用モータ54を駆動制御する搬送制御回路5
5などから構成されている。
【0048】次に、上記のように構成されたカード処理
装置2の処理動作について、3つの要点に分けてそれぞ
れについて詳細に説明する。まず、磁気処理、印刷処
理、パンチ穴処理を行なうにあたり、その処理位置を自
動的に補正して所定の位置に処理を行なう点に関して以
下に詳述する。
【0049】すなわち、磁気処理、パンチ穴処理、印刷
処理を行なうに際し、まず、磁気処理を行なうとき、磁
気カードCは搬送路22によって図示矢印b方向に搬送
される。この搬送される磁気カードCが検知器30を通
過する際、磁気カードCに既に開いているパンチ穴の位
置が検知器30によって読取られる。
【0050】次に、検知器29が搬送される磁気カード
Cを検知すると、図示矢印b方向に搬送される磁気カー
ドC上の磁気情報が磁気ヘッド27によって読取られ
る。このとき、CPU41は、読取った磁気情報に異常
があるか否かを判定し、異常がある場合の処理は、前述
した通りである。
【0051】磁気カードCから読取った磁気情報が正常
である場合、磁気カードCは更に図示矢印b方向に搬送
され、検知器31を通過するまで搬送される。その後、
検知器31が磁気カードCの通過を検知すると、搬送路
22を逆転させることにより、磁気カードCを図示矢印
a方向に搬送しながら、磁気ヘッド27によって、磁気
カードCのあらかじめ定められた開始基準位置Xの位置
に磁気情報の書込み処理を行なう。
【0052】書込み処理が終了すると、磁気情報の書込
み内容確認を行なうため、磁気カードCは更に図示矢印
a方向に搬送され、検知器29を通過するまで搬送され
る。その後、検知器29が磁気カードCの通過を検知す
ると、搬送路22を逆転させることにより、磁気カード
Cを図示矢印b方向に搬送しながら、磁気ヘッド27に
よって、磁気カードCのいま書込まれた磁気情報が読取
られる。
【0053】このとき、CPU41は、読取った磁気情
報の異常の有無の他に、読取った磁気情報に基づき実際
の磁気情報の書込み位置を検出し、その書込み位置につ
いてもチェックを行なう。すなわち、CPU41は、読
取った磁気情報に異常があるか否かを判定し、異常があ
る場合、搬送路22を逆転させることにより、磁気カー
ドCを図示矢印a方向に搬送し、カード挿入口11から
排出する。
【0054】読取った磁気情報が正常な場合、CPU4
1は、あらかじめ定められた開始基準位置Xと検出した
実際の書込み位置とを比較し、両者の間に差がある場
合、その差をΔXとし、RAM43に記憶する。
【0055】その後、搬送路22を逆転させることによ
り、磁気カードCを図示矢印a方向に搬送し、検知器3
1を通過するまで搬送する。その後、検知器31が磁気
カードCの通過を検知すると、搬送路22を逆転させる
ことにより、磁気カードCを図示矢印b方向に搬送し、
検知器31が磁気カードCを検知すると、さらに所定の
位置Yまで磁気カードCを搬送し、パンチ部32によっ
て磁気カードCにカード残高の目安穴などのパンチ穴を
開ける。
【0056】その後、さらに磁気カードCを図示矢印b
方向に搬送しながら、検知器36によってパンチ後のパ
ンチ穴を読取ることにより、CPU41は、いま開けた
パンチ穴が所定の位置Yに異常なく開けられているか否
かをチェックする。
【0057】このチェックの結果、パンチ穴に異常があ
る場合、たとえば、パンチ穴が開けられていなかった場
合、搬送路22を逆転させることにより、検知器31を
通過するまで磁気カードCを図示矢印a方向に搬送す
る。その後、検知器31が磁気カードCの通過を検知す
ると、搬送路22を逆転させることにより、磁気カード
Cを図示矢印b方向に搬送し、検知器31が磁気カード
Cを検知すると、さらに所定の位置Yまで磁気カードC
を搬送し、パンチ部32によって磁気カードCにカード
残高の目安穴などのパンチ穴を開ける。
【0058】その後、さらに磁気カードCを図示矢印b
方向に搬送しながら、検知器36によってパンチ後のパ
ンチ穴を読取ることにより、CPU41は、いま開けた
パンチ穴が所定の位置Yに異常なく開けられているか否
かを再度チェックする。
【0059】ここで、再度異常がある場合、係員がカー
ド処理に対して手動で操作するのに使用するカード処理
装置用操作盤15にエラーコードなどを表示し、係員に
異常を知らせる。この時点での磁気カードCは、磁気処
理が終了しているので、カード処理に支障が無いことか
ら継続して印刷処理に移る。
【0060】一方、読取ったパンチ穴が正常な場合、C
PU41は、その読取ったパンチ穴の位置(実際のパン
チ穴の形成位置)を検出し、この検出した実際のパンチ
穴形成位置をあらかじめ定められた開始基準位置Yと比
較し、両者の間に差がある場合、その差をΔYとし、R
AM43に記憶する。
【0061】次に、搬送路22を逆転させることによ
り、検知器37を通過するまで磁気カードCを図示矢印
a方向に搬送する。その後、検知器37が磁気カードC
の通過を検知すると、搬送路22を逆転させることによ
り、磁気カードCを図示矢印b方向に搬送し、検知器3
7を通過するタイミングと、先ほど処理した磁気情報に
基づく印刷の所定位置Zが、印刷ヘッド33とプラテン
ローラ35との間にさしかかったときに、ソレノイド3
4を駆動することにより、印刷ヘッド33を間に磁気カ
ードCを挟んでプラテンローラ35に押し当て、磁気カ
ードCに乗車料金やカード残高などを印刷する。
【0062】印刷処理を終えた磁気カードCは、さらに
図示矢印b方向に搬送しながら、画像読取センサ38に
よって読取走査することにより、CPU41は、印刷位
置検出回路46を介して、印刷ヘッド33で印刷された
情報が所定の位置に印刷されているか確認する。そし
て、CPU41は、印刷位置検出回路46を介して、印
刷ヘッド33による実際の印刷位置を検出し、この検出
した実際の印刷位置をあらかじめ定められた所定基準位
置Zと比較し、両者の間に差がある場合、その差をΔZ
とし、RAM43に記憶する。
【0063】磁気カードCは、さらに図示矢印b方向に
搬送され、検知器39を通過後、精算が終了した磁気カ
ードCとしてカード取出口14へ排出される。このよう
に、1枚の磁気カードCに対して処理を行なった時点
で、磁気処理の基準位置X、パンチ穴処理の基準位置
Y、印刷処理の基準位置Zのそれぞれに対する差(ずれ
量)ΔX,ΔY,ΔZを求めて記憶することにより、次
に処理する磁気カードCに対して、この差分を補正した
磁気処理の基準位置X’、パンチ穴処理の基準位置
Y’、印刷処理の基準位置Z’によって各処理を行な
い、自動的に補正を行なうものである。
【0064】ただし、これらの処理基準位置について
は、実際には時間Tx,Ty,Tzによって制御され、
読取りを行なう際の方向と処理を行なう際の方向とが違
うために生じる速度差を加味して補正される。具体的に
は、磁気情報の読取りは図示矢印b方向に搬送速度Vb
で行なわれ、磁気情報の書込みは図示矢印a方向に搬送
速度Vaで行なわれるため、速度差ΔV(VaとVbと
の差)が生じる。
【0065】すなわち、読取時の基準位置Xの算出はT
xとVbとの積で表され、書込時の基準位置出しのため
には、XとVbとの商から算出される時間Tx’での処
理が行なわれる。Ty,Tzについても同様に、T
y’,Tz’で処理される。
【0066】次に、磁気処理、印刷処理を行なうにあた
り、そのヘッドギャップを初期調整設定時の環境(温
度、湿度)と実稼働時の環境(温度、湿度)との相違に
係わらず保証する点に関して以下に詳述する。
【0067】図4は、カード処理装置本体21内に設け
られている磁気処理部を示している。磁気処理部は、図
示しないベースに固定された磁気ヘッド27と、一端に
プラテンローラ28を、他端にプラテンローラ28と同
形状かつ同材質のゴムローラで構成された調整部材とし
ての調整用ローラ61をそれぞれ回転自在に保持し、さ
らに、プラテンローラ28側の先端にプラテンローラ2
8に押圧力を与えるためのスプリング部材としての押圧
用コイルスプリング62を保持し、中心部の支点63を
中心に回動する保持具64と、プラテンローラ28のギ
ャップ調整を行なうときに使用し、図示矢印c,d方向
(上下方向)に移動調整可能なギャップ調整プレート
(固定部材)65とから構成されている。
【0068】また、プラテンローラ28が磁気ヘッド2
7に対して必要なギャップ位置は、支点63を対象点と
して、反対側にプラテンローラ28と同形状かつ同材質
のゴムローラからなる調整用ローラ61がギャップ調整
プレート65と接する位置に設けられている。すなわ
ち、たとえば、プラテンローラ28が環境温度によって
熱収縮をした場合、プラテンローラ28と同形状かつ同
材質の調整用ローラ61も同様に熱収縮するため、磁気
ヘッド27に対するプラテンローラ28の位置は、変化
しない。
【0069】なお、ギャップを調整するとき、ギャップ
幅を広く取りたいときは、ギャップ調整プレート65を
図示しない移動用ねじなどにより図示矢印d方向に移動
する。この調整により、プラテンローラ28と同形状か
つ同材質の調整用ローラ61が図示矢印d方向に押さ
れ、保持具64が支点63を中心に回動する。この保持
具64の動きが、その他端に保持されているプラテンロ
ーラ28を図示矢印c方向に移動する。
【0070】また、ギャップ幅を狭く取りたいときは、
ギャップ調整プレート65を図示しない移動用ねじなど
により図示矢印c方向に移動する。この調整により、プ
ラテンローラ28と同形状かつ同材質の調整用ローラ6
1が図示矢印c方向に押され、保持具64が支点63を
中心に回動する。この保持具64の動きが、その他端に
保持されているプラテンローラ28を図示矢印d方向に
移動する。
【0071】このような調整を行なうことにより、搬送
路22で磁気カードCが搬送されるときには、押圧用ス
プリング62によって常に一定の必要な押圧力を確保す
ることができる。また、通常処理の磁気カードC以外の
異物が挿入された場合にも、プラテンローラ28が図示
矢印c方向に逃げることが可能である。
【0072】なお、説明を省略するが、印刷ヘッド33
の印刷処理部においても、上記磁気処理部と同様な構成
で行なうことが可能である。次に、磁気処理を行なうに
あたり、読み書き可能な磁気ヘッドの場合、その処理を
行なう前に磁気ヘッドの異常を検出し、異常処理を防ぐ
点に関して以下に詳述する。
【0073】図5は、磁気ヘッド27、および、読取・
書込回路44の部分を示している。磁気ヘッド27は、
磁気カードCの磁気記録層に磁気処理を行なうための漏
れ磁束を発生させるために所定の隙間を持ったコア71
と、コア71にそれぞれ巻装されている書込コイル72
および読取コイル73とから構成されている。書込コイ
ル72および読取コイル73には読取・書込回路44が
接続されている。すなわち、書込コイル72には、書込
みのためのパルス電圧を出力する書込回路74が、読取
コイル73には、読取った磁気情報に応じたパルス電圧
を読取る読取回路75がそれぞれ接続されている。そし
て、書込回路74および読取回路75はCPU41に接
続され、CPU41によって書込みタイミングなどが制
御されるようになっている。
【0074】このような構成において、たとえば、本装
置に電源が投入されると、CPU41は、書込回路74
に対して、あらかじめ定められた特定のパルス電圧P1
(図6(a)参照)を出力するように指示をだす。これ
を受取った書込回路74は、図6(a)に示すような特
定のパルス電圧P1を出力する。この出力された特定の
パルス電圧P1は書込コイル72に印加され、これによ
り、コア71に特定のパルス電圧P1に応じた誘導電流
Iが発生し、この誘導電流Iにより、読取コイル73に
パルス電圧P1と同形状のパルス電圧P2(図6(b)
参照)が発生し、読取回路75で読取られる。
【0075】CPU41は、書込回路74から出力した
パルス電圧P1と、読取回路75に入力されたパルス電
圧P2とを比較する。この比較の結果、図6に示すよう
に、パルス電圧P1のパルス間隔Δtとパルス電圧P2
のパルス間隔Δt’とが等しい場合、CPU41は、書
込コイル72および読取コイル73は共に正常と判断
し、本装置を動作可能状態に設定する。
【0076】上記比較の結果、パルス電圧P1のパルス
間隔Δtとパルス電圧P2のパルス間隔Δt’とが等し
くない場合、CPU41は、書込コイル72あるいは読
取コイル73の異常発生と判断し、カード処理装置用操
作盤15に異常表示などを行なうことにより、その旨を
係員に報知する。
【0077】以上説明したように上記実施例によれば、
磁気カードを処理するごとに磁気処理の所定位置、印刷
処理の所定位置、パンチ穴処理の所定位置と実際に磁気
処理、印刷処理、パンチ穴処理を行なった位置との差を
検出し、その差に基づき、次に処理する磁気カードの磁
気処理の所定位置、印刷処理の所定位置、パンチ穴処理
の所定位置に対して補正した位置で処理を行なうことに
よって、磁気カードに対して磁気処理、印刷処理、パン
チ穴処理を行なうにあたり、その処理位置を自動的に補
正し、常に所定の位置に精度高く処理を行なうことがで
きる。したがって、本装置の製造時における各処理の位
置調整作業や、運用時における定期点検時の再調整作業
の手間を無くし、本装置の信頼性を向上できる。
【0078】また、上記実施例によれば、磁気記録部の
プラテンローラが、環境温度や湿度の変化による熱収縮
や膨脹によって外形の変化を生じたとき、所定の点を支
点とした反対側に環境温度や湿度の変化による熱収縮や
膨脹によって外形の変化がプラテンローラと同様に生じ
る調整用ローラを設け、その調整用ローラの外形変化を
利用して一定のヘッドギャップが保証されるようにする
ことで、本装置の稼働環境温度や湿度と本装置の製造時
の環境温度や湿度との差が生じる場合でも、プラテンロ
ーラの外形が熱収縮や膨張により変化した量に係わら
ず、ヘッドギャップが一定に保たれるため、製造時の調
整マージンを多く取ることができ、調整作業も容易にし
つつ、本装置の信頼性を向上できる。
【0079】また、上記実施例によれば、たとえば、電
源投入時、読み書き可能な磁気ヘッドの書込コイルから
入力した特定のパルス信号と、そのパルス信号による誘
導電流により読取コイルから得られるパルス信号とを比
較し、両パルス信号が不一致のとき、磁気ヘッドの異常
と判定することにより、処理を行なう前に磁気ヘッドの
異常を検出し、異常処理を防止することができる。した
がって、磁気ヘッドに異常がある場合、磁気カードを処
理する以前にその異常を検知し、磁気処理異常の原因の
確定と正常だった磁気情報を破壊してしまう危険性の回
避が可能なため、本装置の信頼性を向上できる。
【0080】なお、前記実施例では、記録媒体がバスの
回数券などとして使用される磁気式プリペイドカードの
場合について説明したが、たとえば、鉄道機関に用いら
れる自動改札装置用の磁気式プリペイドカードや磁気式
乗車券、磁気式定期券などであっても、同様に適用でき
る。
【0081】また、前記実施例では、バス料金収受装置
において磁気式プリペイドカードを処理するカード処理
装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されるものでなく、たとえば、買物などに使用さ
れる磁気式のクレジットカードや、セキュリティシステ
ムに用いられる個人認証用の磁気カードなどを処理する
カード処理装置にも、同様に適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、記
録媒体に対して磁気処理、印刷処理、パンチ穴処理を行
なうにあたり、その処理位置を自動的に補正し、常に所
定の位置に精度高く処理を行なうことができる記録媒体
処理装置を提供できる。
【0083】また、本発明によれば、記録媒体に対して
磁気処理、印刷処理を行なうにあたり、そのヘッドギャ
ップを、初期調整設定時の環境と実稼働時の環境との相
違に係わらず保証することができる記録媒体処理装置を
提供できる。
【0084】また、本発明によれば、記録媒体に対して
磁気処理を行なうにあたり、読み書き可能な磁気ヘッド
の場合、その処理を行なう前に磁気ヘッドの異常を検出
し、異常処理を防止することができる記録媒体処理装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカード処理装置が適用
されるバス料金収受装置の構成を概略的に示すもので、
(a)図は一方の側面方向から見た斜視図、(b)図は
他方の側面方向から見た斜視図。
【図2】本発明の一実施例に係るカード処理装置の構成
を概略的に示す構成図。
【図3】制御系統の構成を概略的に示すブロック図。
【図4】磁気処理部の構成を概略的に示す側面図。
【図5】磁気ヘッドおよび読取・書込回路の部分を示す
構成図。
【図6】磁気ヘッドに入力されるパルス電圧および磁気
ヘッドから出力されるパルス電圧の波形図。
【符号の説明】
C……磁気カード(記録媒体)、2……カード処理装
置、11……カード挿入口、14……カード取出口、2
2……搬送路(搬送手段)、27……磁気ヘッド(処理
手段)、28……プラテンローラ(押圧部材)、32…
…パンチ部(処理手段、パンチ穴形成手段)、33……
印刷ヘッド(処理手段)、35……プラテンローラ(押
圧部材)、38……画像読取センサ、41……CPU、
42……ROM、43……RAM(記憶手段)、44…
…読取・書込回路、45……カード検知回路、46……
印刷位置検出回路、52……パンチ制御回路、53……
印刷制御回路、54……搬送用モータ、55……搬送制
御回路、61……調整用ローラ(調整部材)、62……
押圧用コイルスプリング(スプリング部材)、63……
支点、64……保持具、65……ギャップ調整プレート
(固定部材)、71……コア、72……書込コイル、7
3……読取コイル、74……書込回路、75……読取回
路、P1……入力されるパルス電圧、P2……出力され
るパルス電圧。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を受入れて搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で搬送される記録媒体のあらかじめ設定さ
    れる所定の位置に対して所定の処理を行なう処理手段
    と、 この処理手段で前記記録媒体に対して行なわれた処理の
    位置を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された位置と前記あらかじめ設定さ
    れる所定の位置とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較の結果、両者の間に差がある場合、
    その差データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された差データに応じて前記あらか
    じめ設定される所定の位置を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体を受入れて搬送する搬送手
    段と、 この搬送手段で搬送される磁気記録媒体のあらかじめ設
    定される所定の位置に対して磁気情報を書込む磁気ヘッ
    ドと、 この磁気ヘッドで前記磁気記録媒体に対して行なわれた
    磁気情報の書込み位置を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された位置と前記あらかじめ設定さ
    れる所定の位置とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較の結果、両者の間に差がある場合、
    その差データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された差データに応じて前記あらか
    じめ設定される所定の位置を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体を受入れて搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で搬送される記録媒体のあらかじめ設定さ
    れる所定の位置に対して記録情報に応じたパンチ穴を形
    成するパンチ穴形成手段と、 このパンチ穴形成手段で前記記録媒体に対して行なわれ
    たパンチ穴の形成位置を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された位置と前記あらかじめ設定さ
    れる所定の位置とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較の結果、両者の間に差がある場合、
    その差データを記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された差データに応じて前記あらか
    じめ設定される所定の位置を補正する補正手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体を受入れて搬送する搬送手段
    と、 この搬送手段で搬送される記録媒体に対して、その記録
    面と接触した状態で所定の処理を行なう処理手段と、 この処理手段に対して前記記録媒体を押圧するための、
    環境の変化に応じて変形する特性を有する物質で形成さ
    れた押圧部材と、 この押圧部材に対して押圧力を与えるスプリング部材
    と、 前記押圧部材と同一物質かつ同一形状に形成され、前記
    押圧部材の押圧方向とは逆方向において固定部材に接触
    する調整部材と、 この調整部材を一端に保持するとともに、前記押圧部材
    およびスプリング部材を他端に保持し、前記調整部材と
    前記押圧部材との間の所定部位に回動支点を有する保持
    具と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 磁気記録媒体を受入れて搬送する搬送手
    段と、 この搬送手段で搬送される磁気記録媒体に対して、その
    記録面と接触した状態で磁気情報を書込む磁気ヘッド
    と、 この磁気ヘッドに対して前記磁気記録媒体を押圧するた
    めの、環境の変化に応じて変形する特性を有する物質で
    形成されたプラテンローラと、 このプラテンローラに対して押圧力を与えるスプリング
    部材と、 前記プラテンローラと同一物質かつ同一形状に形成さ
    れ、前記プラテンローラの押圧方向とは逆方向において
    固定部材に接触する調整用ローラと、 この調整用ローラを一端に保持するとともに、前記プラ
    テンローラおよびスプリング部材を他端に保持し、前記
    調整用ローラと前記プラテンローラとの間の中心位置に
    回動支点を有する保持具と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体を受入れて搬送する搬送手
    段と、 1つのコアに読取コイルおよび書込コイルを備え、前記
    搬送手段で搬送される磁気記録媒体に対して、磁気情報
    の読取りおよび書込みを選択的に行なう読み書き可能な
    磁気ヘッドと、 磁気情報の読取りあるいは書込みを行なわないとき、前
    記磁気ヘッドの前記書込コイルに対して特定のパルス信
    号を印加するパルス信号印加手段と、 このパルス信号印加手段で印加されたパルス信号に応じ
    て前記読取コイルから得られるパルス信号を読取るパル
    ス信号読取手段と、 このパルス信号読取手段で読取ったパルス信号と前記パ
    ルス信号印加手段で印加したパルス信号とを比較し、こ
    の比較結果に基づき前記磁気ヘッドの異常を検出する異
    常検出手段と、 を具備したことを特徴とする記録媒体処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016212590A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 レシップホールディングス株式会社 発券機

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JP2016212590A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 レシップホールディングス株式会社 発券機

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