JPH08321095A - リールブレーキ機構及び記録又は再生装置 - Google Patents

リールブレーキ機構及び記録又は再生装置

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JPH08321095A
JPH08321095A JP7123709A JP12370995A JPH08321095A JP H08321095 A JPH08321095 A JP H08321095A JP 7123709 A JP7123709 A JP 7123709A JP 12370995 A JP12370995 A JP 12370995A JP H08321095 A JPH08321095 A JP H08321095A
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lever
reel
brake
movement
brake mechanism
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JP7123709A
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Michihiko Tsunekawa
道彦 恒川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で省スペース化が可能であると共
にブレーキ力の強弱の適正な設定が容易になるようにす
る。 【構成】 リール台20の被押圧部21に当接及び離間
可能なブレーキレバー30と、これを当接方向へ移動付
勢させるバネ33と、ブレーキレバー30に当接及び離
間可能な補助レバー40と、これを当接方向へ移動付勢
させるバネ43とを備える。リール台20の被押圧部2
1に対してブレーキレバー30が当接または離間されて
ブレーキ力の有無が切換えられるが、ブレーキ力付与状
態で、ブレーキレバー30に補助レバー40が当接され
るとバネ33とバネ43との加合による強ブレーキ力と
なり、ブレーキレバー30から補助レバー40が離間さ
れるとバネ33のみによる弱ブレーキ力となる。ブレー
キレバー30及び補助レバー40はモードレバー60及
び中間レバー50により選択的に回動制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばVTR等におい
てリールが装着されるリール台へのブレーキ力をテープ
のローディング時や正逆走行時等の異なる制動モードに
応じて変化させるリールブレーキ機構、及びこのリール
ブレーキ機構を備えたVTR等の記録又は再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VTRにおいて、リールが装着さ
れるリール台へのブレーキ力を機械的に変化させるリー
ルブレーキ機構として、例えば図6に示すように、リー
ル台101の外周面101aに対して当接及び離間可能
な少なくとも2つのブレーキレバー102及び103を
設け、これら両レバー102及び103に接続されたバ
ネ104及び105の端部を駆動機構(図示省略)に接
続したものがある。この場合、各々の駆動機構を制御
し、リール台101に対して両レバー102及び103
を圧接離脱させ、また圧接離脱を組み合わせることによ
って、リール台101への制動力及びその制動力の強弱
を得ている。
【0003】また、例えば図7に示すように、リール台
101の外周面101aに対して当接及び離間可能なブ
レーキレバー106に接続されたバネ107の端部を制
御レバー108に接続し、この制御レバー108を矢印
g方向へ移動させ、この移動量h1 ・h2 及び移動に伴
うバネ107の荷重変化によって、リール台101への
制動力及びその制動力の強弱を得るものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来例において、複数のブレーキレバー102
及び103を用いる図6の構成では、制動モードに応じ
て両レバー102及び103をリール台101に圧接離
脱させる駆動機構が個別に必要となる。また、制動力の
強弱を得るために両レバー102及び103のシュー部
をリール台101aの外周面101aの異なる箇所に当
接させるので、リール台101の外周面101aの周囲
にスペースを多く確保する必要があった。
【0005】また、制動力を変化させるために制御レバ
ー108の移動量及びバネ107の荷重を調整する図7
の構成では、適正な制動力の強弱を得るために、制御レ
バー108の移動ストロークとバネ107のバネ力とを
極めて高精度に設定する必要があった。
【0006】以上のことから、従来のリールブレーキ機
構においては、部品点数が多く機構も複雑になると共
に、リール台の外周面の周囲にスペースを多く取ってい
た。また、ブレーキ力の強弱の適正な設定が極めて難し
かった。これらにより、組立及び調整も困難になって、
コストが大幅に高くつくという問題があった。
【0007】そこで本発明は、簡単な構成で省スペース
化が可能であると共にブレーキ力の強弱の適正な設定が
容易なリールブレーキ機構、及びこのリールブレーキ機
構を備えた記録又は再生装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、リールが装着されるリール台へのブレー
キ力を制動モードに応じて変化させるリールブレーキ機
構において、前記リール台に対して当接及び離間可能に
構成されたブレーキレバーと、このブレーキレバーを当
接方向へ移動付勢させる第1の付勢手段とを備え、さら
に、前記ブレーキレバーに対して当接及び離間可能に構
成された補助レバーと、この補助レバーを当接方向へ移
動付勢させる第2の付勢手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】また、前記のリールブレーキ機構におい
て、前記ブレーキレバーと前記補助レバーとの作動を選
択的に制御すべく少なくとも3位置の間で移動自在に構
成された制御部材を備え、前記制御部材の第1の位置へ
の移動により前記ブレーキレバーが離間方向へ移動規制
され、前記制御部材の第2の位置への移動により前記ブ
レーキレバーの移動規制が解除され、前記制御部材の第
3の位置への移動により前記ブレーキレバーの移動規制
が解除されると共に前記補助レバーが離間方向へ移動規
制されるように構成したことを特徴とする。
【0010】また、前記のリールブレーキ機構におい
て、前記制御部材が、少なくとも3位置の間で移動自在
に構成されたモードレバーと、このモードレバーにより
移動制御される中間レバーとからなり、前記モードレバ
ーの移動により前記ブレーキレバーと前記中間レバーと
が選択的に移動制御されると共に、その中間レバーの移
動により前記補助レバーが移動制御されるように構成し
たことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明による記録又は再生装置
は、前記のリールブレーキ機構と、このリールブレーキ
機構によりブレーキ力が変化されるリール台と、記録又
は再生用のヘッドを有する回転ドラムと、カセットから
テープを引き出すテープローディング手段と、少なくと
も前記回転ドラムが配置された第1のシャーシと、少な
くとも前記リール台及び前記リールブレーキ機構が設置
されて前記第1のシャーシに対して相対的にスライド自
在に構成された第2のシャーシとを備え、前記カセット
を前記第2のシャーシのリール台上に装着した後、その
第2のシャーシを前記第1のシャーシに対して相対的に
前記回転ドラムの方向へスライドさせると共に前記テー
プローディング手段により前記カセットの開口部から前
記テープを引き出して、前記回転ドラムの少なくとも一
部を前記カセットの開口部内へ相対的に挿入させると共
に前記テープをドラム周面を含む所定の経路にローディ
ングするように構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成された本発明においては、リ
ール台に対してブレーキレバーが当接または離間される
ことにより、ブレーキ力の有無が切換えられるが、さら
に、そのブレーキレバーに対して補助レバーが当接及び
離間可能なので、ブレーキレバーによるブレーキ力付与
状態で、ブレーキレバーに補助レバーが当接されると、
第1の付勢手段と第2の付勢手段との加合による強ブレ
ーキ力となり、ブレーキレバーから補助レバーが離間さ
れると、第1の付勢手段のみによる弱ブレーキ力とな
る。従って、簡単な構造でブレーキ力の強弱を変化させ
ることができると共に、リール台に当接するのがブレー
キレバーだけになるので、リール台の外周囲に多くのス
ペースを確保する必要がない。しかも、ブレーキレバー
及び補助レバーの各々に専用の付勢手段を設けているの
で、ブレーキ力の強弱の適正な設定が容易になる。
【0013】また、ブレーキレバーの離間方向への移動
規制と、ブレーキレバーの移動規制の解除と、ブレーキ
レバーの移動規制の解除及び補助レバーの離間方向への
移動規制とを、制御部材の移動により行うようにした場
合には、簡単な駆動構造によって、前記のブレーキ解除
状態と強ブレーキ状態と弱ブレーキ状態とを選択的に切
換えることができる。
【0014】さらに、制御部材をモードレバーと中間レ
バーとし、モードレバーの移動によりブレーキレバーと
中間レバーとを選択的に移動制御し、その中間レバーの
移動により補助レバーを移動制御するようにした場合に
は、モードレバーの移動ストロークをブレーキレバーの
制御に必要なだけの小さい量に設定しても、中間レバー
を介して補助レバーの制御が可能となるので、ブレーキ
レバーと補助レバーとの形状及び配設位置の自由度を向
上させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5を参照
して説明する。まず、図4及び図5によって本実施例に
おけるVTR全体の概略構成を説明する。
【0016】1は第1のシャーシであるメインシャー
シ、2は第2のシャーシであるスライドシャーシで、ス
ライドシャーシ2はメインシャーシ1上でスライド自在
に構成されている。3はメインシャーシ1上に傾斜配置
された回転ドラムで、記録又は再生用の磁気ヘッドが搭
載されている。4はメインシャーシ1上に突出するキャ
プスタン、5及び6はテープローディング手段のテープ
ガイド部材、7及び8はスライドシャーシ2上に設置さ
れた一対のリール台である。9はカセットで、磁気テー
プ10を巻回した一対のリール11及び12が収納され
ている。
【0017】上記VTRにおいては、まず、図4に示す
ように、カセット9がスライドシャーシ2上に装着され
て両リール11及び12が両リール台7及び8上に嵌合
された後、そのスライドシャーシ2がメインシャーシ1
に対して相対的に回転ドラム3の方向へスライドされる
と共に、テープガイド部材5及び6によりカセット9の
開口部9aからテープ10が引き出される。そして最終
的に、図5に示すように、回転ドラム3の少なくとも一
部がカセット9の開口部9a内へ相対的に挿入されると
共に、テープ10が回転ドラム3の周面への螺旋状の巻
付けを含む所定の経路にローディングされる。この状態
で、不図示のピンチローラによりテープ10がキャプス
タン4に圧着され、テープ10が走行されて回転ドラム
3のヘッドにより所望の記録又は再生が行われる。
【0018】次に、上記VTRのスライドシャーシ上に
設置されたリールブレーキ機構について説明する。図1
はリールブレーキ機構のブレーキ解除状態を示す平面
図、図2はその強ブレーキ状態を示す平面図、図3はそ
の弱ブレーキ状態を示す平面図である。
【0019】図1〜図3において、20はリール台で、
このリール台20の外周には円筒状の被押圧部21が設
けられている。
【0020】30はブレーキレバーで、軸31を中心と
して矢印a及びa′方向へ回動自在に構成されている。
ブレーキレバー30のバネ係止部30aと例えばシャー
シ(前記スライドシャーシ2)上のバネ係止部32との
間には、第1の付勢手段である引張コイルバネ33が張
架されている。これにより、ブレーキレバー30はリー
ル台20の被押圧部21に当接する矢印a方向へ回動付
勢されている。34はブレーキレバー30の円弧状腕部
に取付けられた摩擦部材で、例えばフェルト等により構
成されている。
【0021】40は補助レバーで、軸41を中心として
矢印b及びb′方向へ回動自在に構成されている。補助
レバー40のバネ係止部40aと例えばシャーシ上のバ
ネ係止部42との間には、第2の付勢手段である引張コ
イルバネ43が張架されている。これにより、補助レバ
ー40はブレーキレバー30に当接する矢印b方向へ回
動付勢されている。補助レバー40はその40c部がブ
レーキレバー30の30c部に当接可能で、この当接に
より矢印b方向への回動が規制されている。
【0022】50は中間レバーで、軸51を中心として
矢印c及びc′方向へ回動自在に構成されている。中間
レバー50のバネ係止部50aと例えばシャーシ上のバ
ネ係止部52との間には、第3の付勢手段として軸51
に巻装された捩じりコイルバネ53の両端が係止されて
いる。これにより、中間レバー50は補助レバー40に
当接する矢印c方向へ回動付勢されている。中間レバー
50はその50b部が補助レバー40の40b部に当接
可能で、また、中間レバー50はシャーシ上のストッパ
54等により矢印c方向への回動が制限されるものとす
る。
【0023】このように、補助レバー40と中間レバー
50とは、その40b部と50b部とにおいて当接可能
であるが、各々のバネ43及び53による回動方向b及
びcを回動力とみると、その回動力がb<cとなるよう
に、バネ43とバネ53とのバネ力が設定されている。
【0024】60はモードレバーで、モード切換機構
(図示せず)により図中上下(矢印d及びd′)方向へ
移動可能に構成され、本実施例では、例えば再生(また
は記録)、停止(または巻戻し)、ローディング中など
の各モードに対応した3位置で停止される。このモード
レバー60にはピン60b及び60cが取付けられ、モ
ードレバー60の位置に応じて選択的にピン60b及び
60cがそれぞれブレーキレバー30の30b部及び中
間レバー50の50c部に当接され、ブレーキレバー3
0及び中間レバー50がそれぞれ矢印a′及びc′方向
へ回動規制される。
【0025】上記の構成において、リール台20が巻取
側リール台(図4及び図5のリール台8に対応)を表し
ているとすると、図1において、モードレバー60は矢
印d′方向へ移動されて第1の位置P1 にあり、再生
(または記録)モードになっている。
【0026】モードレバー60のピン60b及び60c
によりブレーキレバー30の30b部及び中間レバー5
0の50c部がそれぞれ押圧され、ブレーキレバー30
及び中間レバー50はバネ33及び53に抗して矢印
a′及びc′方向へ回動規制されている。また、ブレー
キレバー30の30c部により補助レバー40の40c
部が押圧され、補助レバー40はバネ43に抗して矢印
b′方向へ回動されている。これにより、ブレーキレバ
ー30の摩擦部材34がリール台20の被押圧部21か
ら離間され、リール台20に対してはブレーキ解除の状
態となる。
【0027】この状態で、リール台駆動機構のアイドラ
ギア等(図示せず)によりリール台20に回転力が伝達
され、リール台20は矢印e方向へ回転駆動され、リー
ル台20に装着されたリールのテープ(図4及び図5の
リール12及びテープ10に対応)が巻取られる。
【0028】次に、図2に示すように、モードレバー6
0が矢印d方向へ移動されて第2の位置P2 で停止さ
れ、停止(または巻戻し)モードになる。
【0029】ここで、モードレバー60のピン60bは
ブレーキレバー30の30b部に接触せず、ブレーキレ
バー30は回動規制が解除されてバネ33により矢印a
方向へ回動付勢され、摩擦部材34がリール台20の被
押圧部21に圧接される。これにより、ブレーキレバー
30はバネ33の荷重によりリール台20への荷重(ブ
レーキ力)f1 を確保することができる。
【0030】一方、モードレバー60のピン60cは中
間レバー50の50c部に接触しており、中間レバー5
0はバネ53に抗して矢印c′方向へ回動規制され、中
間レバー50の50b部と補助レバー40の40b部と
が接触しないように設定されている。これにより、補助
レバー40はバネ43により矢印b方向へ回動付勢さ
れ、補助レバー40の40c部がブレーキレバー30の
30c部に当接されて、ブレーキレバー30に荷重(ブ
レーキ力)f2 を付与することができる。
【0031】これらにより、停止(または巻戻し)モー
ドにおいて、リール台20へf1 +f2 の合計Fの荷重
(ブレーキ力)をかけることができる。従って、この強
ブレーキ力によって、停止モードではリール台20が確
実に停止され、巻戻しモードではリール台20の矢印
e′方向への回転が制動されてテープに強いバックテン
ションが与えられる。
【0032】次に、図3においては、テープのローディ
ング中の状態を示し、モードレバー60は矢印d方向へ
移動されて第3の位置P3 になる。
【0033】モードレバー60のピン60b及び60c
は、各々ブレーキレバー30の30b部及び中間レバー
50の50c部に接触しないように設定されている。こ
れにより、ブレーキレバー30はバネ33により矢印a
方向へ回動付勢され、中間レバー50はバネ53により
矢印c方向へ回動付勢される。ここで、中間レバー50
の回動付勢力が補助レバー40の回動付勢力よりも大き
いので、中間レバー50の50b部により補助レバー4
0の40b部が押圧され、補助レバー40はバネ43に
抗して矢印b′方向へ回動規制され、補助レバー40の
40c部がブレーキレバー30の30c部から離間され
る。
【0034】従って、この状態では、ブレーキレバー3
0のバネ33による荷重(ブレーキ力)f1 のみがリー
ル台20に付与されることになる。この弱ブレーキ力に
よって、ローディング中にはリール台20の矢印e′方
向への回転が軽く制動されてテープに適度なバックテン
ションが与えられる。
【0035】上述したように、このリールブレーキ機構
によれば、リール台20に当接及び離間可能なブレーキ
レバー30に対して、さらに補助レバー40が当接及び
離間可能なので、極めて簡単な構造でブレーキ力の強弱
を確実に変化させることができる。そして、リール台2
0の被押圧部21に当接するのが1つのブレーキレバー
30の摩擦部材34だけなので、リール台20の被押圧
部21に複数の摩擦部材を当接させる構造に対して、リ
ール台20の外周囲に多くのスペースを確保する必要が
ない。しかも、ブレーキレバー30及び補助レバー40
の各々に専用のバネ33及び43を備えているので、バ
ネの荷重変化によりブレーキ力を調整する構造と異な
り、ブレーキ力の強弱の適正な設定が極めて容易にな
る。
【0036】また、前述したモードレバー60と中間レ
バー50とによって、本発明でいう制御部材が構成され
ているが、このような制御部材の移動によって、ブレー
キレバー30の離間方向への回動規制と、ブレーキレバ
ー30の回動規制の解除と、ブレーキレバー30の回動
規制の解除及び補助レバー40の離間方向への回動規制
とが、選択的に行われるので、極めて簡単な駆動構造に
よって、ブレーキ解除状態と強ブレーキ状態と弱ブレー
キ状態とを選択的に切換えることができる。
【0037】なお、制御部材を1つの部材として、ブレ
ーキレバー30及び補助レバー40を回動制御すること
も可能であるが、特に本実施例においては、制御部材を
モードレバー60と中間レバー50とし、モードレバー
60の移動によりブレーキレバー30と中間レバー50
とが選択的に回動制御され、その中間レバー50の回動
により補助レバー40が回動制御される。これにより、
モードレバー60の移動ストロークがブレーキレバー3
0の制御に必要なだけの小さい量でも、中間レバー50
を介して補助レバー40の制御が可能なので、ブレーキ
レバー30と補助レバー40との形状及び配設位置の自
由度を向上させることができる。例えば実施例のよう
に、補助レバー40の先端の40c部をブレーキレバー
30の先端の30c部に当接させて、補助レバー40に
よりブレーキ力を効率的に付与するような構成が可能に
なる。
【0038】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の有効な変更並びに応用が
可能である。例えば、本実施例では、ブレーキレバーに
対して1つの補助レバーを当接及び離間可能としてブレ
ーキ力を2段階に切換えるようにしたが、補助レバー及
び第2の付勢手段を複数設けてブレーキ力を3段階以上
に切換えることも可能である。なお、本発明における第
1及び第2の付勢手段さらに本実施例における第3の付
勢手段は、バネに限らずゴム部品等の各種の弾性部材や
レバーと一体の弾性片等でもよい。また、本実施例のV
TRにおいては、リール台及びリールブレーキ機構が設
置されたスライドシャーシをメインシャーシに対してス
ライドさせる構成を示したが、これらリール台及びリー
ルブレーキ機構を回転ドラム等と共に固定シャーシ上に
設ける一般的な記録又は再生装置であってもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制動モードに応じてリール台へのブレーキ力を変化させ
るリールブレーキ機構において、リール台に当接及び離
間可能なブレーキレバーに対して、さらに補助レバーを
当接及び離間可能とし、それぞれのレバーが専用の付勢
手段を有することによって、複数のブレーキレバーや各
々を個別に動作させる複数の駆動機構、或いはブレーキ
レバーのバネ力を調整する制御レバー等を用いることな
く、ブレーキ力の強弱を確実に変化させることができ
る。従って、部品点数が少なくて簡単な機構を実現する
ことができると共に、リール台の外周囲のスペースを多
く取らず、また、各々のレバーの専用の付勢手段により
ブレーキ力の強弱の適正な設定を極めて容易に行うこと
ができる。これらによって、組立及び調整等も極めて簡
単にでき、大幅な低コスト化を図ることができる。
【0040】さらに、本発明による記録又は再生装置に
よれば、カセットが装着される第2のシャーシが第1の
シャーシに対してスライドする方式において、第2のシ
ャーシ上に設置されるリールブレーキ機構のコンパクト
化が可能で、リール台の外周囲のスペースを多く取らな
いので、そのスペースをテープローディング手段やリー
ル台駆動機構等の配置に有効に利用することができ、ひ
いては記録又は再生装置の全体の小型薄型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるリールブレーキ機構の
ブレーキ解除状態を示す平面図である。
【図2】上記リールブレーキ機構の強ブレーキ状態を示
す平面図である。
【図3】上記リールブレーキ機構の弱ブレーキ状態を示
す平面図である。
【図4】本発明の実施例におけるVTRのアンローディ
ング状態を示す概略平面図である。
【図5】上記VTRのローディング完了状態を示す概略
平面図である。
【図6】従来のリールブレーキ機構の概略平面図であ
る。
【図7】従来の別のリールブレーキ機構の概略平面図で
ある。
【符号の説明】
1 メインシャーシ(第1のシャーシ) 2 スライドシャーシ(第2のシャーシ) 3 回転ドラム 5、6 テープガイド部材 7、8 リール台 9 カセット 9a 開口部 10 磁気テープ 11、12 リール 20 リール台 21 被押圧部 30 ブレーキレバー 33 バネ(第1の付勢手段) 34 摩擦部材 40 補助レバー 43 バネ(第2の付勢手段) 50 中間レバー 53 バネ(第3の付勢手段) 60 モードレバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールが装着されるリール台へのブレー
    キ力を制動モードに応じて変化させるリールブレーキ機
    構において、 前記リール台に対して当接及び離間可能に構成されたブ
    レーキレバーと、このブレーキレバーを当接方向へ移動
    付勢させる第1の付勢手段とを備え、さらに、前記ブレ
    ーキレバーに対して当接及び離間可能に構成された補助
    レバーと、この補助レバーを当接方向へ移動付勢させる
    第2の付勢手段とを備えたことを特徴とするリールブレ
    ーキ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリールブレーキ機構にお
    いて、 前記ブレーキレバーと前記補助レバーとの作動を選択的
    に制御すべく少なくとも3位置の間で移動自在に構成さ
    れた制御部材を備え、 前記制御部材の第1の位置への移動により前記ブレーキ
    レバーが離間方向へ移動規制され、前記制御部材の第2
    の位置への移動により前記ブレーキレバーの移動規制が
    解除され、前記制御部材の第3の位置への移動により前
    記ブレーキレバーの移動規制が解除されると共に前記補
    助レバーが離間方向へ移動規制されるように構成したこ
    とを特徴とするリールブレーキ機構。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリールブレーキ機構にお
    いて、 前記制御部材が、少なくとも3位置の間で移動自在に構
    成されたモードレバーと、このモードレバーにより移動
    制御される中間レバーとからなり、 前記モードレバーの移動により前記ブレーキレバーと前
    記中間レバーとが選択的に移動制御されると共に、その
    中間レバーの移動により前記補助レバーが移動制御され
    るように構成したことを特徴とするリールブレーキ機
    構。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載のリールブ
    レーキ機構と、このリールブレーキ機構によりブレーキ
    力が変化されるリール台と、記録又は再生用のヘッドを
    有する回転ドラムと、カセットからテープを引き出すテ
    ープローディング手段と、少なくとも前記回転ドラムが
    配置された第1のシャーシと、少なくとも前記リール台
    及び前記リールブレーキ機構が設置されて前記第1のシ
    ャーシに対して相対的にスライド自在に構成された第2
    のシャーシとを備え、 前記カセットを前記第2のシャーシのリール台上に装着
    した後、その第2のシャーシを前記第1のシャーシに対
    して相対的に前記回転ドラムの方向へスライドさせると
    共に前記テープローディング手段により前記カセットの
    開口部から前記テープを引き出して、前記回転ドラムの
    少なくとも一部を前記カセットの開口部内へ相対的に挿
    入させると共に前記テープをドラム周面を含む所定の経
    路にローディングするように構成したことを特徴とする
    記録又は再生装置。
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