JPH08321421A - 小形巻線部品 - Google Patents

小形巻線部品

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JPH08321421A
JPH08321421A JP7149712A JP14971295A JPH08321421A JP H08321421 A JPH08321421 A JP H08321421A JP 7149712 A JP7149712 A JP 7149712A JP 14971295 A JP14971295 A JP 14971295A JP H08321421 A JPH08321421 A JP H08321421A
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core
bobbin
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hole
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Seiichi Kijima
精一 木嶋
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Kijima Co Ltd
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Kijima Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成簡単にして高精度のインダクタンス値を
得ることができる小形巻線部品を提供すること。 【構成】 円柱状の内部コア59、63の先端部周囲に
形成した切欠部59a、63aが対向するようにして各
々の内部コア59、63をボビン50の巻線部51内孔
に挿入すると共に、ボビン50の端鍔52、53に設け
たピン植設部52a、52b、53a、53bをコア5
7、61の側部コア60、64に形成した円弧状の貫通
孔60a、64aに挿入して2つのコア57、61をボ
ビン50に組み付け、その後上記コア57、61を回動
させて内部コア59、63の接続部の磁路通路断面を変
化させてインダクタンス値を調整し、この調整位置で2
つのコア57、61を固着する構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気、通信機器などに
利用するところのトランス、チョ−クコイル等の小形巻
線部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は従来の小形トランスを示
したもので、1は合成樹脂材からなるボビンで、このボ
ビン1は円筒状の巻線部2の両側に鍔3、4を有し、一
方の鍔3には接続端子数に応じた凸部3aを突出形成
し、この凸部3aに端子ピン5が植設されている。ま
た、上記一方の鍔3の外周縁部にはコイル6の巻始端と
巻終端を引き出す切欠溝3bが形成されている。7はポ
ットコアで、円柱状の内部コア7aと円筒状の周囲コア
7bとを備えている。また、8は円形コアで、上記凸部
3aを突入させる貫通孔8aを備えている。
【0003】上記したトランスの生産に当っては、先
ず、ボビン1の巻線部2にコイル6を巻線する。巻線終
了後は端子ピン5にからげたコイル端末部を半田付けに
より固着する。次に、ボビン1の他方の鍔4側から巻線
部内孔に内部コア7aを挿入するようにしてポットコア
7をボビン1に取付ける。そして、貫通孔8aに鍔3に
形成した凸部3aを嵌合させるようにして円形コア8を
一方の鍔3側から組み付けてポットコア7に取付ける。
この円形コア8は、ポットコア7の周囲コア7b端部に
接着剤などによって固着する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した小形トランス
は、コア7、8やコイル6によってインダクタンス値が
定まるから、コアの寸法誤差やコアの透磁率の誤差など
によって生ずるインダクタンスの誤差については微調整
することができないと言う問題点がある。このため、量
産した小形トランスの中には目的のインダクタンス値が
得られないものが含まれることがあるから、製品に無駄
が生じ、また、製品検査に多くの手数がかかってしま
う。
【0005】上記した実情にかんがみ、本発明は、構成
が簡単で、しかも高精度のインダクタンス値を得ること
ができるこの種の小形巻線部品を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、両側に円形鍔を有する内円孔の巻線
部を備えると共に、円形鍔の外面には巻線部の筒軸方向
に平行させて端子ピンを植設する突形部を設けたボビン
と、上記巻線部に巻装しコイル端部を上記の端子ピンに
止着したコイルと、円柱状の内部コア及び円筒状の周囲
コアとを側部コアに一体形成した同形の2つのコアとを
備え、上記2つのコアの内部コアには先端部周囲に切欠
部を、それらコアの側部コアには内部コアを中心とした
円弧状の貫通孔を各々形成し、ボビン鍔の突出部を上記
の貫通孔に突入させると共に内部コアを上記巻線部内孔
に挿入するようにして上記コアをボビンに組み付け、さ
らに、上記コアを回動して内部コアの接続部の磁路断面
を変化させてインダクタンスの調整後2つのコアを固着
する構成としたことを特徴とする小形巻線部品を提案す
る。
【0007】
【作用】2つのコアを組み付けた後、いずれか一つのコ
アを回動させると、互いの切欠部が位置ずれして内部コ
アの接続部に磁路断面の変化が生じ、インダクタンス値
が変わる。そして、所望のインダクタンス値が得られた
ところで上記コアの回動を停止させ、この停止位置で2
つのコアを固着する。
【0008】この小形巻線部品は、ボビンにコアを組み
付けた後でコアを回動させ磁路断面を変えることができ
るので、コア成形に寸法誤差などがあっても巻線部品の
生産時に微調整することができ、常に精度の高いインダ
クタンス値に設定することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に沿って
説明する。図1〜図6は本発明を小形トランスに実施し
た一実施例であり、図1は小形トランスの側面図、図2
は小形トランスの縦断面図、図3はこの小形トランスに
備えたボビンの側面図、図4は図3上のA−A線に沿っ
たボビンの断面図、図5はこの小形トランスに備えたコ
アの脚端面方向から見た側面図、図6は同コアの縦断面
図である。
【0010】これらの図面において、合成樹脂材で形成
したボビン50は、円筒状の巻線部51の両側に円形の
端鍔52、53を備え、中程には同じく円形の中間鍔5
4を備えて第1巻線区分55と第2巻線区分56とが形
成されている。
【0011】また、上記端鍔52、53には、その外面
に後述する端子ピンを植設するための短柱状のピン植設
部52a、52b、53a、53bを突出形成し、これ
らピン植設部52a、52b、53a、53bの近傍に
は端鍔52、53の外周縁を切欠いて形成したコイル引
出溝52c、52d、53c、53d(53cは図示省
略)が設けてある。
【0012】フエライト材で形成したコア57、61は
共に同形状をなすポットコアで、一方のコア57を図5
及び図6に示す。コア57は、円筒状の周囲コア58と
円柱状の内部コア59とが側部コア60に一体形成さ
れ、周囲コア58の先端面と内部コア59の先端面とが
一面をなしている。
【0013】また、内部コア59の先端部周囲には切欠
部59aが形成してある。この切欠部59aは、内部コ
ア59の先端からその基部に向かって内部コア59の外
周部を部分的に切欠いた形状となっている。
【0014】また、側部コア60にはボビン50のピン
植設部52a、52bを突入させる2つの貫通孔60a
が形成してある。この貫通孔60aは、内部コア59を
中心とする円弧状の窓孔となっている。
【0015】コア61は、上記コア57と同様にフエラ
イト材で同形状に形成したもので、周囲コア62、内部
コア63、側部コア64からなり、内部コア63の先端
部周囲には切欠部63aを有し、側部コア64には円弧
状の2つの貫通孔64aが形成してある。
【0016】ボビン50の上記ピン植設部52a、52
b、53a、53bには各々端子ピン65a、65b、
65c、65dが巻線部51の筒軸方向に沿って植設し
てある。
【0017】上記した小形トランスを生産するには、先
ず、ボビン50の巻線部51にコイルを巻線する。この
巻線は、例えば、巻始端部を端子ピン65aにからげた
後に第1巻線区分55に所定の巻回数の巻線を行ない、
続いて、この線材を中間鍔54に形成した図示しない連
通孔を通して第2巻線区分56に引き出し、第2巻線区
分56に同じく所定の巻回数の巻線を行なつて二次コイ
ルSを形成し、その巻終端部を端子ピン65dにからげ
て線材を切断する。
【0018】次に、一次コイルとなる線材の巻始端部を
端子ピン65bにからげて第1巻線区分55に巻線し、
続いてこの線材を中間鍔54に形成した連通孔を通して
第2巻線区分56に引き出し、第2巻線区分56に巻線
して二次コイルSの上方に一次コイルPを形成する。こ
の一次コイルPの巻終端部は端子ピン65cにからげて
線材を切断する。巻線終了後は、各端子ピンにからげた
コイル端末部を半田付けにより固着する。
【0019】ポットコア57、61は、ボビン50の両
側から内部コア59、63を巻線部51の内孔に挿入
し、側部コア60、64に形成した貫通孔60a、64
aに端鍔52、53に設けたピン植設部52a、52
b、53a、53bを突入するようにしてボビン50に
組み付ける。
【0020】上記のようにしてボビン50に組み付けた
コア57、61は、所定の範囲において回動自在とな
る。つまり、図1に示すようにコア57は、ボビン50
の一方の鍔52に形成したピン植設部52a、52bが
側部コア60に形成した貫通孔60aに突入しており、
したがって、コア57は貫通孔60aの端部がピン植設
部52aに当接するまで内部コア59を中心として時計
方向または半時計方向に回動可能となる。コア61もコ
ア57と同様にして内部コア63を中心として回動可能
となっている。
【0021】上記コア57、61は一方のコア、例え
ば、コア57を回動させて切欠部59a、63aの相対
位置を内部コアの周囲方向にずらせる。切欠部59a、
63aの位置ずれによって内部コア59、63の接続部
に磁気通路断面の変化が生ずるために、内部コア59、
63を通る磁束が変化しインダクタンス値が調整され
る。コア57、61は上記のようにインダクタンス調整
後に、各々の周囲コア58、62の端面部を接着剤で固
着する。なお、一次コイルPの外周囲には絶縁テ−プ6
7が巻装してある。
【0022】このように上記の小形トランスは、コア5
7、61をボビン50に組み付けた後回動できるように
構成されているので、コア57、61をボビン50に組
み付けた後でインダクタンス値の微調整を行なうことが
できるから、トランスの出力調整やトランス効率のアッ
プ調整などに有利となる。
【0023】図7は、ボビン50の変形例を示したもの
で、このボビン68は多角筒状の巻線部69を有し、巻
線部69の内孔を円形に形成してある。このようにすれ
ば、コイル巻線時のコイルのすべりを防止できる効果が
ある。なお、図7において符号70は一方の端鍔であ
り、71は端鍔70に一体形成したピン植設部、72は
このピン植設部71に植設した端子ピン、73はコイル
端部を引き出す溝である。
【0024】上記実施例では、切欠部59a、63aを
内部コア59、63の先端部周囲の一箇所に形成してあ
るが、内部コア59、63の先端部周囲の複数箇所に形
成するようにしてもよい。
【0025】なお、上記実施例で示したコア57、61
は型加工する場合に、縦抜き加工によって生産される
が、筒軸方向の長いこのようなコアは抜き加工が難しく
なる。したがって、周囲コア58、62の内周面と内部
コア59、63の外周面とに僅かな先端側下り勾配のテ
−パ−(例えば、0.1mm程度)を形成することが好
ましい。
【0026】また、この実施例は小形トランスで説明し
たが、チョ−クコイル等であっても同様に実施すること
が可能である。
【0027】
【発明の効果】上記した通り、本発明に係る小形巻線部
品は、コアをボビンに取付けた後にこのコアを回動させ
てインダクタンス値を微調整する構成としたので、コア
の寸法誤差やコアの透磁率の誤差等があっても常に高精
度のインダクタンス値を得ることができ、製品としての
信頼性が大きく向上する。また、構成が極めて簡単であ
ることから、量産に適する小形巻線部品となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を小形トランスに実施した一実施例であ
り、当該トランスの側面図である。
【図2】上記小形トランスの縦断面図である。
【図3】上記小形トランスに備えたボビンの側面図であ
る。
【図4】図3上のA−A線に沿った断面図である。
【図5】上記小形トランスに備えたコアをコア先端面方
向から見た側面図である。
【図6】上記コアの縦断面図である。
【図7】ボビンの変形例を示したもので、当該ボビンの
縦断側面図である。
【図8】従来例を示す小形トランスの縦断面図である。
【図9】上記従来の小形トランスの底面図である。
【符号の説明】
50 ボビン 51 巻線部 52、53 端鍔 52a、52b、53a、53b ピン植設部 57、61 コア 58、62 周囲コア 59、63 内部コア 59a、63a 切欠部 60、64 引出孔 65 端子ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 41/02 9375−5E H01F 31/00 A 9375−5E T

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に円形鍔を有する内円孔の巻線部を
    備えると共に、円形鍔の外面には巻線部の筒軸方向に平
    行させて端子ピンを植設する突形部を設けたボビンと、
    上記巻線部に巻装しコイル端部を上記の端子ピンに止着
    したコイルと、円柱状の内部コア及び円筒状の周囲コア
    とを側部コアに一体形成した同形の2つのコアとを備
    え、上記2つのコアの内部コアには先端部周囲に切欠部
    を、それらコアの側部コアには内部コアを中心とした円
    弧状の貫通孔を各々形成し、ボビン鍔の突出部を上記の
    貫通孔に突入させると共に内部コアを上記巻線部内孔に
    挿入するようにして上記コアをボビンに組み付け、さら
    に、上記コアを回動して内部コアの接続部の磁路断面を
    変化させてインダクタンスの調整後2つのコアを固着す
    る構成としたことを特徴とする小形巻線部品。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104766710A (zh) * 2015-04-22 2015-07-08 广东宽普科技股份有限公司 一种微型绕线电感及其制作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104766710A (zh) * 2015-04-22 2015-07-08 广东宽普科技股份有限公司 一种微型绕线电感及其制作方法

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