JPH08322037A - 無線動画像・音声伝送装置 - Google Patents

無線動画像・音声伝送装置

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JPH08322037A
JPH08322037A JP7151170A JP15117095A JPH08322037A JP H08322037 A JPH08322037 A JP H08322037A JP 7151170 A JP7151170 A JP 7151170A JP 15117095 A JP15117095 A JP 15117095A JP H08322037 A JPH08322037 A JP H08322037A
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JP
Japan
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image
unit
transmission
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Application number
JP7151170A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Obara
広隆 小原
Hiroyuki Murakami
博行 村上
Takeya Kamito
健也 上戸
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Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Co Ltd filed Critical Kokusai Electric Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画像と音声を同時に双方向に送受信し、且
つ誤り訂正処理を施すことにより誤りを低減できる無線
動画像・音声伝送装置を提供する。 【構成】 送受信切替手段15で送信モードとした装置
では、撮像手段11からの画像を画像圧縮手段20が圧
縮・ランダム誤り訂正符号化し、マイク12からの音声
を音響圧縮手段35が圧縮し、データ混合・分離手段7
0が圧縮された画像/音声を混合・バースト誤り訂正符
号化し、無線伝送手段85がスペクトラム拡散・周波数
ホッピング方式で変調して送信し、送受信切替手段15
で受信モードとした装置では、受信信号を無線伝送手段
85が復調し、データ混合・分離手段70がバースト誤
り訂正復号化し、画像と音声の符号化データに分離し、
画像伸張手段50が画像符号化データをランダム誤り訂
正復号化して伸張し、表示手段13で表示し、音声伸張
手段60が音声符号化データを伸張し、スピーカ14か
ら出力する無線動画像・音声伝送装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防犯システム、セキュ
リティシステム又は防災システム等に用いられる無線動
画像・音声伝送装置に係り、特に、監視場所と監視室と
で双方向に動画像と音声とを送受信し、更に伝送誤りを
低減して、効率的で的確な情報のやりとりができる無線
動画像・音声伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防犯システム等に用いられる無線
動画像・音声伝送装置は、監視場所に設置した子機で撮
影した画像を、監視室等に設置された親機に無線で伝送
し、監視室で画像を再生することにより監視する無線動
画像伝送装置と、親機側で再生された画像を元に、監視
員が指示や案内を別途装備された音声伝送装置を用い
て、監視場所に伝送するのが一般的であった。
【0003】そして、従来の無線動画像伝送装置におい
て、子機側で撮影した静止画像や動画像を無線伝送する
方法としては、これらの画像データに離散コサイン変換
(DCT)を基本とした画像圧縮を施し、スペクトラム
拡散(Spectrum Spread:SS)を用いて無線伝送する方
法が特開平6−38209号公報等で知られている。
【0004】ここで、従来の無線動画像伝送装置につい
て、図8を用いて説明する。図8は、従来の無線動画像
伝送装置のシステム構成ブロック図である。従来の無線
動画像伝送装置は、図8に示すように、送信側(子機)
の構成として、監視する場所の画像を入力する画像入力
部1と、入力した画像を例えば一般的に知られているD
CT変換等を用いて圧縮符号化する画像圧縮部2と、圧
縮符号化された画像圧縮データをスペクトラム拡散変調
して空間伝送路4に送出するスペクトラム拡散変調部3
とから構成されている。
【0005】また、受信側(親機)の構成としては、空
間伝送路4からデータを受信し、スペクトラム拡散復調
して画像圧縮データに復元するスペクトラム拡散復調部
5と、画像圧縮データを伸張する画像伸張部6と、伸張
された画像データから画像を再生出力する画像出力部7
とから構成されている。
【0006】そして、従来の無線動画像伝送装置では、
送信側の画像入力部1が監視する場所の画像を入力し、
画像圧縮部2がその画像を圧縮符号化して画像圧縮デー
タを作成し、スペクトラム拡散変調部3がその画像圧縮
データをスペクトラム拡散変調して空間伝送路4に送出
することによって、空間伝送路4を介して受信側に送信
する。
【0007】一方、受信側では、スペクトラム拡散復調
部5が空間伝送路4からデータを受信してスペクトラム
拡散復調して画像圧縮データを復元し、画像伸張部6が
その画像圧縮データを伸張して画像データを復元し、画
像出力部7がその画像データから画像を再生出力するも
のである。
【0008】
【発明が解決しようする課題】しかしながら、上記従来
の無線動画像伝送装置では、子機側から親機側へ画像の
みの伝送で、同一の空間伝送路を用いて音声も同時に伝
送することができず、音声をも含めた監視用途には不向
きで、監視現場の状況を詳細かつ明確に伝えられないな
いという問題点があった。
【0009】また、上記従来の無線動画像伝送装置で
は、子機側から親機側への一方向の画像伝送であるた
め、双方向の画像伝送ができず、用途が限定されてしま
うという問題点があった。
【0010】また、従来の無線動画像・音声伝送装置で
は、親機側から子機側に音声による指示や案内を伝送す
るために、無線動画像伝送装置とは別に専用の音声伝送
装置を設ける必要があるため、非効率的で、且つシステ
ムを構築するのに高コストになるという問題点があっ
た。
【0011】更に、従来の動画像伝送装置では、スペク
トラム拡散通信方式を用いることによって局在的な伝送
誤りに対しては影響を低減する対策を施しているが、デ
ータ誤りを防止する、又は、発生したデータ誤りに対処
するといった点にはついては考慮されておらず、再生画
像の劣化が避けられないという問題点があった。
【0012】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、動画像と音声を同時に双方向に送受信でき、且つラ
ンダム及びバーストの誤り訂正処理を施し、スペクトラ
ム拡散・周波数ホッピング方式を用いることで誤りを低
減でき、効率的で劣化の少ない的確な情報のやりとりが
できる無線動画像・音声伝送装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、無線動画像・音声伝送装置にお
いて、動画像を撮像して入力する撮像手段と、前記入力
された動画像のデータを圧縮符号化してランダム誤り訂
正符号化を行う画像圧縮手段と、音声を入力するマイク
と、前記入力された音声データを圧縮符号化する音響圧
縮手段と、圧縮された画像の符号化データを伸張してラ
ンダム誤り訂正復号化を行う画像伸張手段と、前記伸張
された画像データを表示する表示手段と、圧縮された音
声の符号化データを伸張する音響伸張手段と、前記伸張
された音声データを再生するスピーカと、前記画像圧縮
手段から出力される画像の符号化データと前記音響圧縮
手段から出力される音声の符号化データとを混合し、バ
ースト誤り訂正符号化を行って出力し、入力される符号
化データのバースト誤り訂正復号化を行い、画像の符号
化データと音声の符号化データを分離して前記画像伸張
手段と音響伸張手段に出力するデータ混合・分離手段
と、前記データ混合・分離手段から出力されるデータを
スペクトラム拡散・周波数ホッピング方式を用いて変調
してアンテナから送信し、前記アンテナより受信した信
号をスペクトラム拡散・周波数ホッピング方式を用いて
復調して前記データ混合・分離手段に出力する無線伝送
手段と、前記無線伝送手段における送受信のモードを切
り替える送受信切替手段とを有することを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、画像圧縮手段で動画像の圧縮
符号化データにランダム誤り訂正処理を施し、データ混
合・分離手段で画像と音声の符号化データにバースト誤
り訂正処理を施し、無線伝送手段でスペクトラム拡散・
周波数ホッピング方式による送受信を行う無線動画像・
音声伝送装置としているので、伝送する際の伝送誤りの
影響を低減させることができ、また、この無線動画像・
音声伝送装置を2台用い、各送受信切替手段を制御する
ことで動画像と音声を双方向に送受信でき、画像と音声
による情報伝達を的確に行うことができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。本発明の無線動画像・音声伝送装置は、子
機及び親機双方に同様の画像と音声の送受信手段と送受
信切替手段とを設けておくことにより、子機・親機間で
双方向に画像と音声のやり取りを的確に行うことがで
き、また、送受信のための画像処理段階に画像データに
対してランダム誤り訂正処理を施し、且つ画像と音声の
混合分離段階に伝送フレームに対してバースト誤り訂正
処理を施し、更に無線伝送方式としてスペクトラム拡散
・周波数ホッピング方式を用いることにより、伝送する
際の伝送誤りの影響を低減させるものである。
【0016】尚、子機と親機は共に送受信を行う部分は
同じシステム構成であるため、以後の図及び文中の説明
においては子機と親機で同じ名称と機能を有する構成要
素には同じ番号を使用している。また、子機と親機の同
じ構成要素を区別して説明する必要がある場合には、構
成要素に付けられた番号の直後に子機に対してはa、親
機に対してはbを付加して区別している。a,bが付加
されていない場合には、子機と親機双方の同じ構成要素
を指し示すものとする。
【0017】まず、本発明の一実施例に係る無線動画像
・音声伝送装置の概略構成について図1を使って説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る無線動画像・音声
伝送装置の概略構成ブロック図である。本実施例の無線
動画像・音声伝送装置は、図1に示すように、子機10
と親機100とが空間伝送路17を介する形で設けられ
ている。そして、子機10と親機100の双方は、全く
同様の構成で、送受信を行う無線伝送手段とその切替を
行う送受信切替手段とが設けられている。尚、概略構成
及び後述の詳細構成については一方の構成のみで説明す
る。
【0018】本実施例の無線動画像・音声伝送装置の送
信手段を実現する概略構成としては、動画像を取り込む
カメラ等の撮像手段11と、取り込んだ動画像を圧縮す
る画像圧縮手段20と、音声を取り込むマイク12と、
音声を圧縮する音響圧縮手段35と、圧縮された画像デ
ータ(単に、画像圧縮データと呼ぶ)と圧縮された音声
データ(単に、音声圧縮データと呼ぶ)とを混合してフ
レームデータを生成するデータ混合・分離手段70と、
フレームデータを無線電波に変調する無線伝送手段85
と、無線電波を送信するためのアンテナ16とが設けら
れている。
【0019】また、受信手段を実現する概略構成として
は、無線電波を受信するアンテナ16と、無線電波を復
調する無線伝送手段85と、復調したデータ(フレーム
データ)を画像圧縮データと音声圧縮データとに分離す
るデータ混合・分離手段70と、画像圧縮データを伸張
して画像を再生する画像伸張手段50と、音声圧縮デー
タを伸張して音声を再生する音響伸張手段60と、再生
された画像を表示する表示手段13と、再生された音声
を出力するスピーカ14とが設けられている。
【0020】そして、送受信の切替え手段を実現する構
成としては、送信モードと受信モードとを切り替える送
受信切替手段15が設けられている。
【0021】尚、送信手段を実現するデータ混合・分離
手段70と、受信手段を実現するデータ混合・分離手段
70とは共通であり、内部の詳細は後述する。また、無
線伝送手段85は、送信モード時には送信するフレーム
データを無線電波に変調してアンテナ16に出力して送
信し、逆に受信モード時にはアンテナ16が受信した無
線電波を復調するものであり、どちらのモードで動作す
るかは送受信切替手段15によって切り替えられるもの
である。この切替動作についての詳細は後述する。
【0022】また、アンテナ16は、無線電波の送受信
に兼用して使用されるものであり、送信側のアンテナ1
6から発信された無線電波は空間伝送路17を介して伝
送され、受信側のアンテナ16によって受信されるもの
である。
【0023】次に、本実施例の画像圧縮手段20の詳細
について、図2を使って説明する。図2は、本実施例の
画像圧縮手段20の内部及びその周辺の構成ブロック図
である。本実施例の画像圧縮手段20は、カメラ等の撮
像手段11によって取り込まれた動画像を、一般的に知
られている離散コサイン変換を基本としたH.261や
MPEG等の画像データ圧縮手法を用いて圧縮し、画像
圧縮データを作成してデータ混合・分離手段70に出力
するものである。
【0024】本実施例の画像圧縮手段20の内部は、図
2に示すように、A/D変換部21と、メモリ部22
と、差分器23と、DCT部24と、量子化部25と、
VLC部30と、ランダム誤り訂正符号部31と、逆量
子部26と、逆DCT部27と、加算器28と、フレー
ムメモリ予測部29とから構成されている。
【0025】画像圧縮手段20内部の各構成要素につい
て具体的に説明する。A/D変換部21は、撮像手段1
1から取り込んだ動画像のアナログ信号を随時ディジタ
ルデータに変換するものであり、変換されたディジタル
の動画像データはメモリ部22に出力される。
【0026】メモリ部22は、A/D変換部21で変換
された動画像データを1画面(フレーム)単位で一時記
憶し、差分器23における差分処理のタイミングに同期
して、画素ブロック単位で差分器23に出力するもので
ある。ここで、画素ブロックとは、後述するDCT部2
4で変換する単位で、例えば8×8画素のブロックであ
る。
【0027】差分器23は、メモリ部22に記憶されて
いるフレームの画像データと、フレームメモリ予測部2
9に記憶されている前フレームの画像データの差分を抽
出するものである。具体的には、メモリ部22とフレー
ムメモリ予測部29から出力される画素ブロックの差分
を取って、差分の画素ブロックをDCT部24に出力す
るものである。このように前後のフレームの画像データ
の差分を抽出し、前後の相関を図ることにより、以前に
圧縮した部分を再び圧縮するといった重複処理を防ぎ、
効率的に圧縮処理を行うものである。
【0028】DCT部24は、差分器23から受け取っ
た差分の画像ブロックの画像データ(単に、差分画像デ
ータと呼ぶ)を離散コサイン(DCT)変換するもので
あり、量子化部25は、DCT変換されたデータを量子
化して圧縮するものであり、量子化された量子化データ
をVLC部30と逆量子部26とに出力するものであ
る。
【0029】VLC部30は、量子化部25から受け取
った量子化データを可変長符号化(Variable Length Co
de:VLC)変換するものである。可変長符号化変換の
技術は、一般的に知られており、例えば「画像の帯域圧
縮と符号化技術」 二宮佑一著 日刊工業新聞社 19
94年10月発行 p86〜p90に記載されている。
【0030】ランダム誤り訂正符号部31は、可変長符
号化された符号化データを更にランダム誤りに適した手
法で符号化し、符号化されたランダム誤り符号化データ
(単に、画像圧縮データと呼ぶ)を、画像圧縮部20の
出力としてデータ混合・分離手段70に出力するもので
ある。尚、ランダム誤りに適した符号化としては、例え
ばBCH符号化が一般的に知られており、詳細は「画像
の帯域圧縮と符号化技術」 二宮佑一著 日刊工業新聞
社 1994年10月発行 p134〜p135に記載
されている。
【0031】逆量子部26は、量子化部25から出力さ
れた量子化データを逆量子化するものであり、逆DCT
部27は、逆量子化されたデータを逆離散コサイン(逆
DCT)変換するものであり、逆DCT変換された画像
データを加算器28に出力するようになっている。
【0032】加算器28は、逆DCT部27から受け取
った画像データ、つまり今回圧縮処理された差分画像デ
ータと、フレームメモリ予測部29に記憶されている前
フレームにおける対応する画素ブロックの画像データと
を加算して最新のフレームの画像データを生成しフレー
ムメモリ予測部29に出力するものである。
【0033】フレームメモリ予測部29は、最新のフレ
ームの画像データを記憶するもので、具体的には、加算
器28から差分画像データを受け取ると、その画像デー
タを既に記憶している前フレームの対応する画素ブロッ
クに置き換える。そして、差分器23における差分処理
のタイミングに同期して画素ブロック単位で画像データ
を差分器23に出力し、また加算器28における加算処
理のタイミングに同期して画素ブロック単位で画像デー
タを加算器23に出力する。
【0034】次に、本実施例の音響圧縮手段35の詳細
について、図3を使って説明する。図3は、本実施例の
音響圧縮手段35の内部及びその周辺の構成ブロック図
である。本実施例の音響圧縮手段35は、マイク12に
よって取り込まれた音声信号を一般的に知られているA
DPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulat
ion:適応差分パルス符号変調)等の音声データ圧縮手法
を用いて圧縮し、音声圧縮データを作成してデータ混合
・分離手段70に出力するものである。尚、ADPCM
の音声符号化技術は、一般的に知られており、例えば
「最新MPEG教科書」 マルチメディア通信研究会編
株式会社アスキー 1994年8月発行 p195〜
p196に記載されている。
【0035】本実施例の音響圧縮手段35の内部は、図
3に示すように、A/D変換部36と、メモリ部37
と、差分器40と、適応量子化部39と、符号化部41
と、ステップ幅適応化手段38と、逆量子部46と、加
算器42と、予測部43と、予測の適応化手段44と、
データ合成部45とから構成されている。
【0036】音響圧縮手段35内部の各構成要素につい
て具体的に説明する。A/D変換部36は、マイク12
から取り込んだ音声のアナログ信号を随時ディジタルデ
ータに変換するものであり、変換されたディジタルの音
声データはメモリ部37に出力される。
【0037】メモリ部37は、A/D変換部37で変換
された音声データを一時記憶し、差分器40における差
分処理のタイミングに同期して、適応量子化部39にお
ける量子化単位で音声データを差分器40に出力するも
のである。
【0038】差分器40は、メモリ部37から出力され
る今回の音声データと、後述する予測部43から出力さ
れる前回の音声データから予測された音声データ(単
に、予測音声データと呼ぶ)との差分を抽出して適応量
子化部39に出力するものである。このように前後の音
声データの差分を抽出し、前後の相関を図ることによ
り、以前に圧縮した部分を再び圧縮するといった重複処
理を防ぎ、効率的に圧縮処理を行うものである。
【0039】適応量子化部39は、差分器40から受け
取った差分の音声データを、後述するステップ幅適応化
手段38から受け取る量子化制御情報に基づいて量子化
して符号化部41及び逆量子化部46に出力するもので
ある。
【0040】符号化部41は、適応量子化部39から受
け取った量子化されたデータを、後述するステップ幅適
応化手段38から受け取る符号化制御情報に基づいて符
号化し、符号化されたデータ(音声符号化データと呼
ぶ)をデータ合成部45及びステップ幅適応化手段38
に出力するものである。
【0041】ステップ幅適応化手段38は、メモリ部3
7から出力された音声データと、符号化部41から出力
された音声符号化データとから、適応量子化部39にお
ける量子化のステップ幅の適正値を求め、量子化制御情
報として適応量子化部39に出力し、また符号化部41
における符号化のステップ幅の適正値を求め、符号化制
御情報として符号化部41に出力するものである。
【0042】一般的に適応量子化は、音声電力が小さい
区間では、ステップサイズを小さく、音声電力が大きい
区間では、ステップサイズを大きくすることによって、
音声電力が小さい区間で量子化歪みを小さくすること
と、音声電力が大きい区間で過剰荷雑音(オーバーフロ
ー)発生の低下とを両立させることができるものであ
る。
【0043】逆量子部46は、適応量子化部39から出
力される量子化されたデータを逆量子化して加算器28
に出力するものである。
【0044】加算器42は、逆量子化部46から受け取
った逆量子化された音声データ、つまり今回圧縮処理を
された差分の音声データと、予測部43に記憶されてい
る前回の音声データから予測された予測音声データとを
加算して最新の音声データを生成し、予測部43に出力
するものである。
【0045】予測部43は、加算器42から出力された
最新の音声データを記憶し、更に後述する予測の適応化
手段44から出力される予測制御情報に基づいて次の音
声データを予測して予測音声データとして記憶する。そ
して、差分器40における差分処理のタイミングに同期
して予測音声データを差分器43に出力し、また加算器
42における加算処理のタイミングに同期して予測音声
データを加算器42に出力するようになっている。
【0046】予測の適応化手段44は、メモリ部40か
ら出力される音声データと、加算器42から出力される
差分の音声データから、予測部43で行う次の音声デー
タの予測を最適化するための予測制御情報を作成し、予
測部43に出力すると共に、後述するデータ合成部45
にも予測制御情報を出力するものである。
【0047】そして、データ合成部45は、符号化部4
1から出力される音声符号化データと、ステップ幅適応
化手段38から出力される量子化制御情報及び符号化制
御情報と、予測の適応化手段44から出力される予測制
御情報とを合成して、最終的な音声圧縮データを生成
し、データ混合・分離手段70に出力するものである。
【0048】次に、本実施例の画像伸張手段50の詳細
について、図4を使って説明する。図4は、本実施例の
画像伸張手段50の内部及びその周辺の構成ブロック図
である。本実施例の画像伸張手段50は、後述するデー
タ混合・分離手段70で分離された画像圧縮データを伸
張して元の画像を再生し、表示手段13に出力するもの
である。
【0049】本実施例の画像伸張手段50の内部は、図
4に示すように、ランダム誤り訂正復号部51と、逆V
LC部52と、逆量子化部53と、逆DCT部54と、
加算器55と、フレームメモリ予測部56と、D/A変
換部57とから構成されている。
【0050】画像伸張手段50内部の各構成要素につい
て具体的に説明する。ランダム誤り訂正復号部51は、
データ混合・分離手段70から出力された画像圧縮デー
タに、図2に示した画像圧縮手段20のランダム誤り訂
正符号部31で行った符号化に対応するランダム誤り訂
正復号化を施し、復号化されたデータを逆VLC部52
に出力するものである。逆VLC部52は、ランダム誤
り訂正復号部51から出力された誤り訂正復号化された
データを、可変長復号化し逆量子化部53に出力するも
のである。
【0051】逆量子化部53は、逆VLC部52から出
力された逆VLC化されたデータを逆量子化して伸張し
逆DCT部54に出力するものである。逆DCT部54
は、逆量子化部53から出力された逆量子化されたデー
タを逆離散コサイン(DCT)変換し、加算器55にお
ける加算処理のタイミングに同期して加算器55に出力
するものである。
【0052】加算器55は、逆DCT部54から出力さ
れた逆離散コサイン変換されたデータ、つまり今回伸張
処理をされた差分の画素ブロックの画像データと、フレ
ームメモリ予測部56に記憶されている前フレームの対
応する画素ブロックの画像データとを加算することによ
り画像データを再生し、D/A変換部57とフレームメ
モリ予測部56とに出力するものである。
【0053】D/A変換部57は、加算器55から出力
される再生された画像データのディジタルデータをアナ
ログデータに変換し、変換された画像信号を表示手段1
3に出力するものである。
【0054】フレームメモリ予測部56は、加算器55
から出力される再生された画像データで構成される前フ
レームの画像データを記憶し、加算器55における加算
処理のタイミングに同期して記憶している画像データを
画素ブロック単位で加算器55に出力するものである。
【0055】次に、本実施例の音響伸張手段60の詳細
について、図5を使って説明する。図5は、本実施例の
音響伸張手段60の内部及びその周辺の構成ブロック図
である。本実施例の音響伸張手段60は、後述するデー
タ混合・分離手段70で分離された音声圧縮データを伸
張して元の音声を再生し、スピーカ14に出力するもの
である。
【0056】本実施例の音響伸張手段60は、図5に示
すように、データ分離部61と、ステップ幅適応化手段
62と、復号化部63と、加算器64と、予測部65
と、予測の適応化手段66と、D/A変換部67と、増
幅部68とから構成されている。
【0057】音響伸張手段60内部の各構成要素につい
て具体的に説明する。データ分離部61は、データ混合
・分離手段70から出力された音声圧縮データ(音声符
号化データ+量子化制御情報+符号化制御情報+予測制
御情報)を分離し、音声符号化データを復号化部63と
ステップ幅適応化手段62へ出力し、量子化制御情報及
び符号化制御情報をステップ幅適応化手段62に出力
し、予測制御情報を予測の適応化手段66へ出力するも
のである。
【0058】復号化部63は、ステップ幅適応化手段6
2から出力される復号化制御情報に基づいて、データ分
離部61から出力された音声符号化データを復号化して
伸張する処理を行い、復号化された音声データを加算器
64に出力するものである。
【0059】ステップ幅適応化手段62は、データ分離
部61から出力される量子化制御情報及び符号化制御情
報を元に、復号化のステップ幅を求め、復号化制御情報
として復号化部63に出力するものである。
【0060】加算器64は、復号化部63から出力され
る復号化されたデータ、つまり今回伸張処理を施された
差分の音声データと、予測部65から出力される前回の
音声データから予測された予測音声データとを加算する
ことにより音声データを再生し、D/A変換部67と予
測部65と予測の適応化手段66とに出力するものであ
る。
【0061】D/A変換部67は、加算器64から出力
された再生された音声データのディジタルデータをアナ
ログデータに変換し、変換された音声信号を増幅部68
に出力するものである。増幅部68は、D/A変換部6
7から出力された音声信号を増幅し、スピーカ14に出
力するものである。
【0062】予測部65は、加算器64から出力された
再生された音声データを記憶し、更に後述する予測の適
応化手段66から出力される予測制御情報に基づいて次
の音声データを予測して予測音声データとして記憶す
る。そして、加算器64における加算処理のタイミング
に同期して予測音声データを加算器64に出力するよう
になっている。
【0063】予測の適応化手段66は、データ分離部6
1から出力された予測制御情報と、加算器64から出力
された再生された音声データとから、予測部65におけ
る予測処理を制御する新たな予測制御情報を生成し、そ
の予測制御情報を予測部65に出力するものである。
【0064】次に、本実施例のデータ混合・分離手段7
0の詳細について、図6を使って説明する。図6は、本
実施例のデータ混合・分離手段70の内部及びその周辺
の構成ブロック図である。本実施例のデータ混合・分離
手段70は、基本的に、画像圧縮手段20から出力され
る画像圧縮データと、音響圧縮手段35から出力される
音声圧縮データとを混合して伝送用のフレームデータを
生成するデータ混合手段71と、受信したフレームデー
タを分離し、画像圧縮データを画像伸張手段50に出力
し、音声圧縮データを音響伸張手段60に出力するデー
タ分離手段77とから構成されている。
【0065】そして、データ混合手段71の内部は、図
6に示すように、FIFO72と、速度調整手段73
と、FIFO74と、伝送フレーム生成部75と、バー
スト誤り訂正符号部76とから構成される。
【0066】データ混合手段71の内部の各構成要素に
ついて具体的に説明する。FIFO72は、画像圧縮手
段20から出力される画像圧縮データを一時記憶し、速
度調整手段73から出力されるタイミングに従って伝送
フレーム生成部75に出力するファーストインファース
トアウト(First In First Out:FIFO)のメモリで
ある。
【0067】FIFO74は、音響圧縮手段35から出
力される音声圧縮データを一時記憶し、速度調整手段7
3から出力されるタイミングに従って伝送フレーム生成
部75に出力するFIFOメモリである。
【0068】速度調整手段73は、FIFO72とFI
FO74が伝送フレーム生成部75にデータを出力する
ための無線送信用タイミングを出力するものである。
【0069】伝送フレーム生成部75は、画像圧縮デー
タと音声圧縮データを混合し、無線伝送用の同一データ
フレームに挿入する処理を行い、生成されたフレームデ
ータは、バースト誤り訂正符号部76に出力される。
【0070】バースト誤り訂正符号部76は、伝送フレ
ーム生成部75から出力されるフレームデータに対して
バースト誤りに強い誤り訂正符号化を行い、誤り訂正符
号化された伝送符号化データは、無線伝送手段85に出
力される。尚、バースト誤りに強い符号化としては、例
えばリード・ソロモン符号化が一般的に知られており、
詳細は「画像の帯域圧縮と符号化技術」 二宮佑一著
日刊工業新聞社 1994年10月発行 p135に記
載されている。
【0071】一方、データ分離手段77の内部は、図6
に示すように、バースト誤り訂正復号部82と、伝送フ
レーム解凍部81と、FIFO78と、FIFO80
と、速度調整手段79とから構成される。
【0072】データ分離手段77の内部の各構成要素に
ついて具体的に説明する。バースト誤り訂正復号部82
は、無線伝送手段85から出力された受信フレームデー
タについて、バースト誤り訂正符号部76で行った誤り
訂正符号化に対応する復号化で誤りを訂正するものであ
る。
【0073】伝送フレーム解凍部81は、バースト誤り
訂正復号部82から出力される誤り訂正されたフレーム
データを画像圧縮データと音声圧縮データとに分離し、
画像圧縮データをFIFO78に出力し、音声圧縮デー
タをFIFO78にそれぞれ出力するものである。
【0074】FIFO78は、伝送フレーム解凍部81
から出力される画像圧縮データを一時記憶し、速度調整
手段79から出力されるタイミングに従って画像伸張手
段50に出力するFIFOメモリである。
【0075】FIFO80は、伝送フレーム解凍部81
から出力される音声圧縮データを一時記憶し、速度調整
手段79から出力されるタイミングに従って音響伸張手
段60に出力するFIFOメモリである。
【0076】速度調整手段79は、FIFO78が画像
伸張手段50に、FIFO80が音響伸張手段60にそ
れぞれのデータを出力するための伸張用のタイミングを
出力するものである。
【0077】次に、本実施例の無線伝送手段85の詳細
について、図7を使って説明する。図7は、本実施例の
無線伝送手段85の内部及びその周辺の構成ブロック図
である。本実施例の無線伝送手段85は、送信モードと
受信モードとが送受信切替手段15によって切り替えら
れて動作し、送信モード時には、データ混合・分離手段
70から出力される画像圧縮データと音声圧縮データが
挿入されたフレームデータをスペクトラム拡散・周波数
ホッピング方式の無線電波に変調してアンテナ16に出
力し、受信モード時には、アンテナ16から受信したス
ペクトラム拡散・周波数ホッピング方式の無線電波を復
調してデータ混合・分離手段70に出力するものであ
る。
【0078】ここで、周波数ホッピング方式は、データ
を無線伝送する際に周波数を高速に変化(ホッピング)
させて送受信を行うものであり、一般的にノイズに強
く、データの秘匿性が高いと言われている通信方式であ
る。
【0079】本実施例の無線伝送手段85の内部は、図
7に示すように、変調部86と、周波数シンセサイザ8
7と、拡散符号発生部88と、同期回路部89と、周波
数シンセサイザ90と、RFフィルタ91と、乗算器9
2と、バンドパスフィルタ93と、復調部94と、送受
信切替スイッチ95とから構成されている。
【0080】本実施例の無線伝送手段85の内部の各構
成要素について具体的に説明する。変調部86は、送信
モード時に、データ混合・分離手段70から出力された
フレームデータ(画像圧縮データ+音声圧縮データ)を
スペクトラム拡散変調するものであり、変調された信号
(単に、変調信号と呼ぶ)は、同期回路部89と周波数
シンセサイザ87とに出力される。
【0081】周波数シンセサイザ87は、変調部86か
ら出力された変調信号の周波数を、拡散符号発生部88
から出力されるホッピングする周波数を示す情報(単に
周波数情報と呼ぶ)に従って高速に変化(ホッピング)
させ、ホッピングされた信号を出力するものである。
【0082】同期回路部89は、送信モード時には変調
部86から出力される変調データを取り込んで、送信デ
ータの同期を検出して拡散符号発生部88に同期信号を
出力し、受信モード時にはバンドパスフィルタ93から
出力される受信データを取り込んで、受信データの同期
を検出して、拡散符号発生部88に同期信号を出力する
ものである。
【0083】拡散符号発生部88は、予め周波数ホッピ
ングのパターンを記憶し、同期回路部89から出力され
た同期信号をトリガにして、記憶されている周波数ホッ
ピングのパターンに従ってホッピングする周波数を示す
情報(単に周波数情報と呼ぶ)を周波数シンセサイザ8
7又は周波数シンセサイザ90に出力するものである。
【0084】RF(Radio Frequency )フィルタ91
は、アンテナ16によって受信され送受信切替スイッチ
95を経由して取り込まれた受信データをフィルタリン
グし、無線周波数帯(一般的には10KHz 〜3000GH
z )の信号を取り出して乗算器92に出力するものであ
る。
【0085】周波数シンセサイザ90は、拡散符号発生
部88から出力される周波数情報に従って周波数を高速
に変化(ホッピング)させた信号を乗算器92に出力す
るものである。
【0086】乗算器92は、周波数シンセサイザ90か
ら出力される周波数が高速に変化(ホッピング)する信
号と、RFフィルタ91から出力される受信信号とを掛
け合わせ、受信信号から搬送波を除去して、バンドパス
フィルタ93に出力するものである。バンドパスフィル
タ93は、乗算器92から出力された信号の不要な高周
波帯域と低周波帯域部分のデータを除去し、必要なデー
タ部分のみ取り出して復調部94と同期回路部89とに
出力するものである。
【0087】復調部94は、バンドパスフィルタ93か
ら出力された信号をスペクトラム拡散復調し、復調され
たデータをデータ混合・分離手段70に出力するもので
ある。
【0088】送受信切替スイッチ95は、送受信切替手
段15からのモード切替指示により、無線伝送手段85
の送受信モードを切り替えるものである。具体的には、
送信モードの場合にはスイッチを上方向に接続して、周
波数シンセサイザ87とアンテナ16とが接続され、受
信モードの場合にはスイッチを下方向に接続して、RF
フィルタ91とアンテナ16とが接続されるようになっ
ている。
【0089】そして、送受信切替手段15は、プレスト
ークスイッチ等を用いて、子機10と親機100のそれ
ぞれの送受信モードを設定するものであり、設定された
結果に基づいて無線伝送手段85の送受信切替スイッチ
95にモード切替指示を出力するようになっている。
【0090】本実施例の無線動画像・音声伝送装置の使
用方法としては、図1に示すように、子機10の送受信
切替手段15aを送信モードに、親機100の送受信切
替手段15bを受信モードに設定すれば、子機10で取
り込まれた動画像データと音声データが送信され、親機
100で受信・再生される。逆に、子機10の送受信切
替手段15aを受信モードに、親機100の送受信切替
手段15bを送信モードに設定すれば、親機100で取
り込まれた動画像データと音声データが送信され、子機
10で受信・再生される。
【0091】次に、本実施例の無線動画像・音声伝送装
置の動作について、子機10で取り込んだ動画像と音声
を親機100に送信して再生する処理を例にとり、図1
〜図7を用いて説明する。本実施例の無線動画像・音声
伝送装置の動作は、まず電源がONされた状態で、図1
に示す子機10の送受信切替手段15aが使用者によっ
て送信モードに設定されるとモード切り替え指示が図7
に示す送受信切替スイッチ95aに出力されて、スイッ
チが上方向に接続されて、子機10による動画像と音声
データの送信処理が開始される。
【0092】一方、親機100の送受信切替手段15b
が使用者によって受信モードに設定されると、モード切
り替え指示が図7に示す送受信切替スイッチ95bに出
力されて、スイッチが下方向に接続されて、親機100
の受信処理が開始される。
【0093】そして子機10における送信処理の概略動
作としては、図1に示す撮像手段11aが動画像を取り
込み、画像圧縮手段20aが、取り込んだ動画像を圧縮
して画像圧縮データを出力する画像圧縮処理と、マイク
12aが音声を取り込み、音響圧縮手段35aが、取り
込んだ音声を圧縮して音声圧縮データを出力する音声圧
縮処理が並行して行われる。
【0094】そして、データ混合・分離手段70aが、
画像圧縮手段20aから出力される画像圧縮データと、
音響圧縮手段35aから出力される音声圧縮データとを
混合してフレームデータを作成するデータ混合処理を行
い、無線伝送手段85aが、データ混合・分離手段70
aから出力されるフレームデータをスペクトラム拡散・
周波数ホッピング変調する無線送信処理を行い、アンテ
ナ16aを介して無線データを送出するようになってい
る。
【0095】まず、画像圧縮手段20における画像圧縮
処理の動作について図2を使って説明する。画像圧縮処
理の動作としては、撮像手段11aによって取り込まれ
たアナログの動画像信号が、A/D変換部21aによっ
てディジタルの画像データに変換されて、メモリ部22
aに1画面(フレーム)単位で一旦記憶される。
【0096】そして、メモリ部22aに記憶された画像
データは、画素ブロック単位で、差分器23aによって
フレームメモリ予測部29aに記憶されている前フレー
ムの画像データとの差分が抽出される。
【0097】そして、この差分データがDCT部24a
によって離散コサイン変換され、量子化部25aによっ
て量子化され、VLC部30aによって可変長符号化さ
れ、更にランダム誤り訂正符号部31aによってランダ
ム誤りに適した手法で符号化され、画像圧縮データとし
てデータ混合・分離手段70aに出力される。
【0098】一方、量子化部25によって量子化された
データは、逆量子化部26aによって逆量子化され、逆
DCT部27aによって逆離散コサイン変換され、更に
加算器28aによってフレームメモリ予測部29aに記
憶されている前フレームの画像データと加算されて、フ
レームメモリ予測部29aに再度記憶され、差分器23
及び加算器28に出力されるようになっている。
【0099】次に、音響圧縮手段35における音声の圧
縮処理の動作について図3を使って説明する。音声の圧
縮処理の動作としては、マイク12aによって取り込ま
れたアナログの音声信号が、A/D変換部36aによっ
てディジタルの音声データに変換されて、メモリ部37
aに一旦記憶される。
【0100】そして、メモリ部37aに記憶された音声
データは、差分器40aによって予測部43aに記憶さ
れている予測された音声データとの差分が抽出される。
更に、この差分データが適応量子化部39aによって量
子化され、符号化部41aによって符号化されて音声符
号化データとしてデータ合成部45に出力される。
【0101】一方、適応量子化部39aによって量子化
されたデータは、逆量子化部46aによって逆量子化さ
れ、加算器42aによって予測部43aに記憶されてい
る予測音声データと加算されて、予測部29aに再度記
憶される。そして、予測部29aにおいて予測の適応化
手段44からの予測制御情報に基づく予測が行われ、差
分器40及び加算器42にそれぞれのタイミングで出力
されるようになっている。
【0102】また、加算器42aから出力されたデータ
は、予測の適応化手段44aによって取り込まれ、同時
にメモリ部37からの出力も予測の適応化手段44aに
よって取り込まれて、予測の適応化手段44aで予測の
適応化が図られ、予測制御情報が予測部43に出力され
ると共に、データ合成部45にも出力される。
【0103】一方、符号化部41から出力された音声符
号化データは、ステップ幅適応化手段38によって取り
込まれ、同時にメモリ部37からの出力も、ステップ幅
適応化手段38によって取り込まれて、ステップ幅適応
化手段38aで量子化のステップ幅及び符号化のステッ
プ幅の適応化が図られ、量子化制御情報が適応量子化部
46に出力され、符号化制御情報が符号化部41に出力
されると共に、量子化制御情報と符号化制御情報がデー
タ合成部45aに出力されるようになっている。
【0104】そして、データ合成部45aでは、符号化
部41aから出力される音声符号化データと、ステップ
幅適応化手段38aから出力される量子化制御情報と符
号化制御情報と、予測の適応化手段44aから出力され
る予測制御情報とを合成して音声圧縮データを生成し、
データ混合・分離手段70に出力する。
【0105】次に、データ混合・分離手段70における
データ混合処理の動作について図6を使って説明する。
データ混合処理としては、まず、画像圧縮手段20aか
ら出力される画像圧縮データがFIFO72aに一時記
憶され、音響圧縮手段35から出力される音声圧縮デー
タがFIFO74aに一時記憶される。そして、速度調
整手段73から出力されるタイミングに従って、FIF
O72aによって記憶されている画像圧縮データが伝送
フレーム生成部75aに出力され、同様に速度調整手段
73から出力されるタイミングに従って、FIFO74
aによって記憶されている音声圧縮データが伝送フレー
ム生成部75aに出力される。
【0106】そして、伝送フレーム生成部75aにおい
て、画像圧縮データと音声圧縮データとが混合されて無
線伝送用の同一データフレームに挿入された後、バース
ト誤り訂正符号部76aによって誤り訂正符号化されて
フレームデータとして無線伝送手段85に出力される。
【0107】次に、無線伝送手段85における無線送信
処理について、図7を使って説明する。無線送信処理と
しては、データ混合・分離手段70から出力されたフレ
ームデータが、変調部86aによってスペクトラム拡散
変調され、周波数シンセサイザ87aで、拡散符号発生
部88aから出力された周波数情報に基づいて周波数が
ホッピングされた後、送受信切替スイッチ95を経由し
てアンテナ16aに出力されて無線データが発信される
ようになっている。
【0108】尚、変調部86aから出力された変調デー
タは、同期回路部89aに取り込まれて同期を検出さ
れ、同期回路部89aから拡散符号発生部88aに同期
信号が出力され、拡散符号発生部88aがこの同期信号
を受けてホッピングする周波数情報を周波数シンセサイ
ザ87aに出力するようになっている。
【0109】子機10から発信された無線信号は、空間
伝送路17を介して伝送され、親機100のアンテナ1
6bで受信される。
【0110】次に、本実施例の無線動画像・音声伝送装
置の親機100における受信処理の概略動作について図
1を使って説明する。親機100の受信処理の概略動作
としては、まず、アンテナ16bで受信した無線信号を
無線伝送手段85bでスペクトラム拡散・周波数ホッピ
ング方式の復調処理を行い、データ混合・分離手段70
bで画像圧縮データと音声圧縮データとに分離する分離
処理を行い、画像圧縮データについては画像伸張手段5
0bで画像の伸張処理を行い、表示手段13bに表示す
る。一方、音声圧縮データについては音響伸張手段60
bで音声の伸張処理を行い、スピーカ14bで音声出力
するようになっている。
【0111】まず、無線伝送手段85bにおける復調処
理について、図7を使って説明する。無線信号の復調処
理としては、アンテナ16bが受信し送受信切替スイッ
チ95を経由して取り込んだ無線受信信号は、RFフィ
ルタ91bでフィルタリングして無線周波数帯の信号が
取り出された後、乗算器92において周波数シンセサイ
ザ90bから出力されるホッピング周波数と乗算するこ
とにより搬送波が除去され、バンドパスフィルタ93b
において不要な高周波帯域と低周波帯域部分のデータが
除去され、復調部94bにおいてスペクトラム拡散復調
されてフレームデータとしてデータ混合・分離手段70
に出力される。
【0112】尚、バンドパスフィルタ93bから出力さ
れたデータは、同期回路部89bによって取り込まれ、
取り込んだデータから同期を検出して拡散符号発生部8
8bに同期信号が出力され、拡散符号発生部88bがこ
の同期信号を受けてホッピングする周波数情報をパター
ンに従って切替て周波数シンセサイザ90bに出力し、
周波数シンセサイザ90bは、受け取った周波数情報に
基づく周波数の信号を出力するようになっている。
【0113】次に、データ混合・分離手段70bにおけ
る分離処理について、図6を使って説明する。データ分
離処理としては、無線伝送手段85bから出力されたフ
レームデータは、バースト誤り訂正復号部82bによっ
てバースト誤り訂正復号化を行い、伝送フレーム解凍部
81bによって画像圧縮データと音声圧縮データとに分
離した後、画像圧縮データはFIFO78bに出力され
てFIFO78bで一時記憶され、一方音声圧縮データ
はFIFO80bに出力されてFIFO80bで一時記
憶される。
【0114】そして、FIFO78bに記憶された画像
圧縮データは、速度調整手段79bから出力される画像
伸張用のタイミングに従って画像伸張手段50bに出力
され、またFIFO80bに記憶された音声圧縮データ
は、速度調整手段79bから出力される音声伸張用のタ
イミングに従って音響伸張手段60bに出力される。
【0115】次に、画像伸張手段50bにおける画像の
伸張処理について、図4を使って説明する。画像の伸張
処理としては、データ混合・分離手段70bから出力さ
れた画像圧縮データが、ランダム誤り訂正復号部51b
によってランダム誤り訂正復号処理が施され、逆VLC
部52bで可変長復号化され、逆量子化部53bで逆量
子化され、逆DCT部54bで逆離散コサイン変換され
て画像データとして加算器55に出力される。
【0116】そして、逆DCT部54bから出力された
画像データ、これはつまり差分画像の画像データであ
り、この差分画像データは、加算器55bにおいてフレ
ームメモリ予測部56bに記憶されている前フレームの
画像データと加算され、最新の画像データとしてD/A
変換部57bに出力され、D/A変換部57bにおいて
アナログの画像信号に変換されて表示手段13bに出力
され、表示手段13bで表示される。
【0117】一方、加算器55から出力された最新の画
像データは、フレームメモリ予測部56bによって取り
込まれて記憶され、加算器55において次の画像データ
と加算されるタイミングで出力されるようになってい
る。
【0118】次に、音響伸張手段60bにおける音声の
伸張処理について、図5を使って説明する。音声の伸張
処理としては、データ混合・分離手段70bから出力さ
れた音声圧縮データは、データ分離部61bにおいて、
音声符号化データと、量子化制御情報及び符号化制御情
報と、予測制御情報とに分離され、音声符号化データは
復号化部63bに出力され、量子化制御情報及び符号化
制御情報はステップ幅適応化手段62bに出力され、予
測制御情報は予測の適応化手段66bに出力される。
【0119】この時、ステップ幅適応化手段62bは、
データ分離部61bから復号化部63bに出力される音
声符号化データを取り込み、データ分離部61bから受
け取った量子化制御情報及び符号化制御情報に基づいて
復号化制御情報を作成し、復号化部63bに出力する。
【0120】そして、データ分離部61bから出力され
た音声符号化データは、復号化部63bにおいて、ステ
ップ幅適応化手段62bから受け取った復号化制御情報
に基づいて復号化され、加算器64bに出力される。
【0121】そして、復号化部63から出力された音声
データ、これはつまり、差分の音声データであり、この
差分の音声データは、加算器64bにおいて予測部65
bに記憶されている前回の音声データと加算され、最新
の音声データとしてD/A変換部67bに出力され、D
/A変換部67bにおいてアナログの音声信号に変換さ
れ、増幅部68bで増幅されてスピーカ14に出力さ
れ、スピーカ14で音声出力されるようになっている。
【0122】一方、加算器64から出力された最新の音
声データは、予測部65bによって取り込まれ一時記憶
され、また予測の適応化手段66bによって取り込まれ
る。そして、予測の適応化手段66bでは、取り込んだ
最新の音声データと、データ分離部61bから出力され
た予測制御情報とから、予測部65bで行う次の音声デ
ータの予測を行うための新たな予測制御情報を生成し予
測部65bに出力する。そして、予測部65bでは、記
憶している最新の音声データについて、予測の適応化手
段66bから受け取った予測制御情報に基づいて次に音
声データの予測を行い、加算器64における加算処理の
タイミングに同期して予測した音声データを加算器64
に出力するようになっている。
【0123】本実施例の無線動画像・音声伝送装置によ
れば、子機と親機の双方に画像と音声の送信手段と受信
手段と送受信切替手段とを設け、双方で送受信を切り替
えてお互いに画像及び音声を送受信できるようにしたの
で、状況に応じて的確な情報のやりとりができる効果が
ある。
【0124】また、画像と共に音声も伝送できるため、
子機側の状況や親機からの指示や案内を明確かつ詳細に
伝えることができるという効果がある。
【0125】また、動画像の送受信と音声の送受信とを
1対の装置で構成しているため、安価なシステム構成で
動画像と音声の伝送を実現できる効果がある。
【0126】更に、本実施例の無線動画像・音声伝送装
置動画像では、動画像と音声のデータの送受信の無線伝
送方式として、スペクトラム拡散・周波数ホッピング方
式を用いているのに加え、画像データに関しては、ラン
ダム誤り訂正符号/復号化を行い、さらに画像と音声と
を混合したフレームデータに対してバースト誤り訂正符
号/復号化を行っているので、伝送先で劣化の少ない動
画像及び音声を再生することができるという効果があ
る。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、画像圧縮手段で動画像
の圧縮符号化データにランダム誤り訂正処理を施し、デ
ータ混合・分離手段で画像と音声の符号化データにバー
スト誤り訂正処理を施し、無線伝送手段でスペクトラム
拡散・周波数ホッピング方式による送受信を行う無線動
画像・音声伝送装置としているので、伝送する際の伝送
誤りの影響を低減させることができ、また、この無線動
画像・音声伝送装置を2台用い、各送受信切替手段を制
御することで動画像と音声を双方向に送受信でき、画像
と音声による情報伝達を的確に行うことができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る無線動画像・音声伝送
装置の概略構成ブロック図である。
【図2】本実施例の画像圧縮手段の内部及びその周辺の
構成ブロック図である。
【図3】本実施例の音響圧縮手段の内部及びその周辺の
構成ブロック図である。
【図4】本実施例の画像伸張手段の内部及びその周辺の
構成ブロック図である。
【図5】本実施例の音響伸張手段の内部及びその周辺の
構成ブロック図である。
【図6】本実施例のデータ混合・分離手段の内部及びそ
の周辺の構成ブロック図である。
【図7】本実施例の無線伝送手段の内部及びその周辺の
構成ブロック図である。
【図8】従来の無線動画像伝送装置のシステム構成ブロ
ック図である。
【符号の説明】 1…画像入力部、 2…画像圧縮部、 3…スペクトラ
ム拡散変調部、 4…空間伝送路、 5…スペクトラム
拡散復調部、 6…画像伸張部、 7…画像出力部、
10…子機、 11…撮像手段、 12…マイク、 1
3…表示手段、14…スピーカ、 15…送受信切替手
段、 16…アンテナ、 17…空間伝送路、 20…
画像圧縮手段、 21…A/D変換部、 22…メモリ
部、23…差分器、 24…DCT部、 25…量子化
部、 26…逆量子化部、27…逆DCT部、 28…
加算器、 29…フレームメモリ予測部、 30…VL
C部、 31…ランダム誤り訂正符号部、 35…音響
圧縮手段、 36…A/D変換部、 37…メモリ部、
38…ステップ幅適応化手段、 39…適応量子化
部、 40…差分器、 41…符号化部、 42…加算
器、 43…予測部、 44…予測の適応化手段、 4
5…データ合成部、 46…逆量子化部、 50…画像
伸張手段、 51…ランダム誤り訂正復号部、 52…
逆VLC部、 53…逆量子化部、 54…逆DCT
部、 55…加算器、 56…フレームメモリ予測部、
57…D/A変換部、 60…音響伸張手段、 61
…データ分離部、 62…ステップ幅適応化手段、 6
3…復号化部、 64…加算器、 65…予測部、 6
6…予測の適応化手段、 67…D/A変換部、 68
…増幅部、 70…データ混合・分離手段、 71…デ
ータ混合手段、 72…FIFO、 73…速度調整手
段、 74…FIFO、 75…伝送フレーム生成部、
76…バースト誤り訂正符号部、 77…データ分離
手段、 78…FIFO、 79…速度調整手段、 8
0…FIFO、 81…伝送フレーム解凍部、 82…
バースト誤り訂正復号部、 85…無線伝送手段、 8
6…変調部、 87…周波数シンセサイザ、 88…拡
散符号発生部、 89…同期回路部、 90…周波数シ
ンセサイザ、 91…RFフィルタ、 92…乗算器、
93…バンドパスフィルタ、 94…復調部、 95…
送受信切替スイッチ、100…親機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を撮像して入力する撮像手段と、
    前記入力された動画像のデータを圧縮符号化してランダ
    ム誤り訂正符号化を行う画像圧縮手段と、音声を入力す
    るマイクと、前記入力された音声データを圧縮符号化す
    る音響圧縮手段と、圧縮された画像の符号化データを伸
    張してランダム誤り訂正復号化を行う画像伸張手段と、
    前記伸張された画像データを表示する表示手段と、圧縮
    された音声の符号化データを伸張する音響伸張手段と、
    前記伸張された音声データを再生するスピーカと、前記
    画像圧縮手段から出力される画像の符号化データと前記
    音響圧縮手段から出力される音声の符号化データとを混
    合し、バースト誤り訂正符号化を行って出力し、入力さ
    れる符号化データのバースト誤り訂正復号化を行い、画
    像の符号化データと音声の符号化データを分離して前記
    画像伸張手段と音響伸張手段に出力するデータ混合・分
    離手段と、前記データ混合・分離手段から出力されるデ
    ータをスペクトラム拡散・周波数ホッピング方式を用い
    て変調してアンテナから送信し、前記アンテナより受信
    した信号をスペクトラム拡散・周波数ホッピング方式を
    用いて復調して前記データ混合・分離手段に出力する無
    線伝送手段と、前記無線伝送手段における送受信のモー
    ドを切り替える送受信切替手段とを有することを特徴と
    する無線動画像・音声伝送装置。
JP7151170A 1995-05-26 1995-05-26 無線動画像・音声伝送装置 Pending JPH08322037A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030061080A (ko) * 2002-01-10 2003-07-18 신 에트케 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 차량 통화 시스템
JP2005210611A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Seiko Epson Corp 情報伝送方式および電子機器
JP2005217799A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Seiko Epson Corp 電子装置
KR100579529B1 (ko) * 2004-09-15 2006-05-15 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템 및 그 방법

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