JPH08322155A - 系統安定化装置 - Google Patents

系統安定化装置

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JPH08322155A
JPH08322155A JP7151207A JP15120795A JPH08322155A JP H08322155 A JPH08322155 A JP H08322155A JP 7151207 A JP7151207 A JP 7151207A JP 15120795 A JP15120795 A JP 15120795A JP H08322155 A JPH08322155 A JP H08322155A
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JP
Japan
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pulse
timing
synchronous generator
generator
phase
Prior art date
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Application number
JP7151207A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Oura
好文 大浦
Kunio Matsuzawa
邦夫 松沢
Yasuo Takagi
康夫 高木
吉孝 ▲榊▼
Yoshitaka Sakaki
Kaiichiro Hirayama
開一郎 平山
Jiyunji Ooaki
準治 大明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常電力系統で起こり得る広い範囲の周波数
に対して、適切なダンピングを得ることができ、しかも
高周波で予測されるノイズに強い系統安定化装置を提供
することにある。 【構成】 パルス発生部6は、電力動揺を抑制する方向
の界磁磁束変化を与える正パルス7a及びその正パルス
7aによる界磁磁束変化を打ち消す方向の反転パルス7
bを一対とした補助信号を出力する。パルスタイミング
発生部5は、パルス発生タイミングを判定し、そのパル
ス発生タイミングでパルス発生部6から正パルス7a及
び反転パルス7bを発生させるように制御する。これに
より、正パルス7aで電力動揺を抑え、正パルス7aに
続いて出力された反転パルス7bで正パルス7bによる
磁束変化の遅れを打ち消す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期発電機の端子電圧
が目標値になるように励磁量を調節する自動電圧調整装
置に電圧調整信号を補助信号として入力するための系統
安定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、同期発電機の励磁制御装置は同
期発電機の端子電圧を目標電圧に一定に保つための自動
電圧調整器(AVR)と、その目標電圧を調整すること
により発電機運転の安定化を図る系統安定化装置(PS
S)から構成される。図5は、同期発電機1の励磁制御
装置を示すブロック図である。
【0003】同期発電機1の端子電圧は自動電圧調整装
置2に入力され、同期発電機1の端子電圧がその目標電
圧になるように励磁機4に指令を出して、同期発電機の
界磁回路の界磁巻線4aに流れる界磁電流を制御する。
系統安定化装置3は同期発電機1に加わる外乱によって
生じる相差角動揺に対する制動力を高めるようにしたも
ので、有効電力の変化分ΔP、同期発電機角速度の変化
分Δω又は系統側周波数の変化分Δf等の安定化信号を
検出演算し、自動電圧調整装置2の電圧調整信号の補助
信号として入力している。
【0004】すなわち、系統安定化装置3は、これらの
安定化信号をリセットフィルタ、進み遅れ回路、又は帯
域除去フィルタを通し、ノイズを落とし、電圧の定常偏
差を無くし、更に位相を修正して適当な電圧調整信号に
加工して出力するように構成されている。
【0005】系統安定化装置3の中で特に多く用いられ
ているのは、有効電力の変化分ΔPを用いるタイプのも
の(以下、ΔP−PSSという。)である。このタイプ
は高周波ノイズに強いことと、位相補償をあまり必要と
しないことから、関数の設定が他のタイプと比較して容
易であるからである。
【0006】一般に、系統安定化装置3の動作は、適当
なタイミングで界磁回路の界磁の強さを変化させること
により、同期発電機1の電力動揺を抑えることである。
界磁の強さを変化させるタイミングは、界磁により発生
する同期発電機1内部のトルクが角速度変化分Δωの位
相で変化するように調整する。これにより、系統安定化
装置3は同期発電機1の回転数フィードバックを行うこ
ととなり、振動を効果的に抑制することができる。
【0007】ここで、系統安定化装置3の出力信号であ
る電圧目標値の補助信号を、自動電圧調整装置2に入力
してから同期発電機1内部のトルクが変化するまでに
は、系統の状態や同期発電機1の回路過渡時定数に依存
する遅れが存在する。通常1Hz程度の振動に対しては
各90度程度の位相遅れがある。このために、ΔP−P
SSでは予め角速度変化分Δωに対して位相が90度進
んでいる有効電力変化分ΔPを用い、位相補償を最小限
にしている。
【0008】すなわち、系統安定化装置3は、角速度変
化分Δωと同期した位相で同期発電機1の界磁を変化さ
せると、最も効率的に電力の動揺を抑えることが出来
る。一方、系統安定化装置3の出力から界磁の強さまで
には、界磁回路の遅れのために位相が約90度遅れる。
したがって、系統安定化装置3としては、界磁回路の遅
れを補償するために、角速度変化分Δωより90度進ん
だ信号として、有効電力変化分ΔPを用いるΔP−PS
Sを採用している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
有効電力Pの変化分ΔPを用いるΔP−PSSでは、角
速度変化分Δωに対して位相が90度進んだ位相補償に
よって設計点として選んだ周波数においては、適当なタ
イミングで系統安定化装置の出力信号が生成されるもの
の、周波数が設計点からずれれば最適な位相からずれて
しまう。また、ΔP−PSSは同期発電機1の出力変化
に代表される低周波の外乱に弱い。通常、このΔP−P
SSは、1Hz程度の電力動揺をダンピングするように
位相が調整されているので、0.3Hz以下のゆっくり
した電力動揺を有効に押さえることは難しい。逆に、
0.3Hz以下のゆっくりした電力動揺をダンピングす
るように調整すると、1Hz程度のよく表れる電力動揺
をダンピングすることが困難になる。
【0010】このように、動揺周期が0.3Hz程度と
遅くなると、界磁回路の遅れは位相で見るともっと小さ
くなり、ΔP−PSSでは位相が進み過ぎることになる
ので、むしろ、安定化信号として角速度変化分Δωを用
いる系統安定化装置(以下、Δω−PSSという。)の
方が適切となる。Δω−PSSは位相補償により0.3
Hzのゆっくりした動揺から1Hzの動揺まで有効にダ
ンピングするよう調整することが出来るからである。
【0011】しかし、この角速度変化分Δωを用いるΔ
ω−PSSに必要な位相補償は、進み補償であることか
ら、1Hz以上で過渡ゲインが大きくなり、この結果、
高周波ノイズに弱い。この結果、2Hz程度の比較的周
波数の短い動揺を有効にダンピングするのが難しいとい
う課題がある。また、周波数変化分Δfを用いる系統安
定化装置Δf−PSSについても、Δω−PSSとほぼ
同じ傾向を持ち、同じような課題を持つ。
【0012】本発明の目的は、0.2Hz程度のゆっく
りした周期から3Hz程度の早い周期までの、通常電力
系統で起こり得る広い範囲の周波数に対して、適切なダ
ンピングを得ることができ、しかも、高周波で予測され
るノイズに強い系統安定化装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電力
動揺を抑制する方向の界磁磁束変化を与える正パルス及
びその正パルスによる界磁磁束変化を打ち消す方向の反
転パルスを補助信号として出力するパルス発生部と、正
パルス及び反転パルスのパルス発生タイミングを判定し
そのパルス発生タイミングでパルス発生部から正パルス
及び反転パルスを発生させるように制御するパルスタイ
ミング発生部とを備えている。
【0014】請求項2の発明は、請求項1におけるパル
スタイミング発生部でのパルス発生タイミングの判定
は、同期発電機の制動トルクと同相な成分を増加させる
タイミングを補助信号の発生タイミングと判定するよう
にしたものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項2における同期
発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミン
グを、同期発電機の回転数に基づいて判定するようにし
たものである。
【0016】請求項4の発明は、請求項2における同期
発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミン
グを、同期発電機の有効電力に基づいて判定するように
したものである。
【0017】請求項5の発明は、請求項2における同期
発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミン
グを、同期発電機の相差角に基づいて判定するようにし
たものである。
【0018】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
におけるパルス発生部で発生する正パルス又は反転パル
スのパルス幅又はパルス高さを調整可能としたものであ
る。
【0019】請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
におけるパルス発生部で発生する正パルス又は反転パル
スは、所定の関数により生成された波としたものであ
る。
【0020】請求項8の発明は、請求項7における所定
の関数により生成された波は、方形波又は正弦波とした
ものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明では、パルス発生部は、電力動
揺を抑制する方向の界磁磁束変化を与える正パルス及び
その正パルスによる界磁磁束変化を打ち消す方向の反転
パルスを一対とした補助信号を出力する。パルスタイミ
ング発生部は、パルス発生部での正パルス及び反転パル
スのパルス発生タイミングを判定する。そして、そのパ
ルス発生タイミングでパルス発生部から正パルス及び反
転パルスを発生させるように制御する。これにより、正
パルスで電力動揺を抑え、正パルスに続いて出力された
反転パルスで正パルスによる磁束変化の遅れを打ち消
す。従って、位相ずれの原因となっている界磁電圧指令
の出力から同期発電機内部トルクが変化するまでの遅れ
をなくすことができる。
【0022】請求項2の発明では、請求項1におけるパ
ルスタイミング発生部でのパルス発生タイミングの判定
は、同期発電機の制動トルクと同相な成分を増加させる
タイミングを補助信号の発生タイミングと判定する。こ
れにより、電力動揺に対する制動力が増す。
【0023】請求項3の発明では、請求項2における同
期発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミ
ングは、同期発電機の回転数に基づいて判定する。これ
により、角速度変化分と同期した位相で同期発電機の界
磁を変化させ、最も効率的に電力の動揺を抑える。
【0024】請求項4の発明では、請求項2における同
期発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミ
ングは、角速度変化分より90度進んだ信号である同期
発電機の有効電力に基づいて判定する。これにより、角
速度変化分とほぼ同期した位相で同期発電機の界磁を変
化させ、効率的に電力の動揺を抑える。
【0025】請求項5の発明では、請求項2における同
期発電機の制動トルクと同相な成分を増加させるタイミ
ングは、同期発電機の有効電力と等価な同期発電機の相
差角に基づいて判定する。これにより、角速度変化分と
ほぼ同期した位相で同期発電機の界磁を変化させ、効率
的に電力の動揺を抑える。
【0026】請求項6の発明では、請求項1乃至請求項
5におけるパルス発生部で発生する正パルス又は反転パ
ルスのパルス幅又はパルス高さを、適宜調整する。これ
により、電力動揺抑制のための補助信号を適切に設定す
る。
【0027】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6におけるパルス発生部は、所定の関数により生成され
た波を正パルス又は反転パルスとして出力する。これに
より、電力動揺抑制のための補助信号を適切に設定す
る。
【0028】請求項8の発明では、請求項7における所
定の関数により生成された波を、方形波又は正弦波とす
る。これにより、電力動揺抑制のための補助信号を適切
に設定する。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明の実施例のブロック構成図である。本発明の系統
安定化装置3は、自動電圧調整装置2への電圧調整信号
の補助信号を発生するためのパルス発生部6と、このパ
ルス発生部6でのパルス発生のタイミングを制御するパ
ルスタイミング発生部5とを有している。
【0030】パルス発生部6は、電力動揺を抑制する方
向の界磁磁束変化を与える正パルス7aと、この正パル
ス7aによる界磁磁束変化を打ち消す方向の反転パルス
7bとを一対とした補助信号を発生するものである。こ
の補助信号は、この実施例では有効電力変化分ΔPに基
づいて算出される。この補助信号の正パルス7aは、電
力動揺を抑制するための信号であり、正パルス7aに続
いて出力される反転パルス7bは正パルス7aによる磁
束変化の遅れを打ち消すための信号である。これによっ
て、位相ずれの原因となっている界磁電圧指令の出力か
ら同期発電機1の内部トルクが変化するまでの遅れをな
くすようにする。
【0031】次に、パルスタイミング発生部6は、有効
電力変化分ΔPまたは角速度変化分Δωを用いてパルス
信号の発生タイミングを判定するものであり、パルス発
生部5での一対の正パルス7a及び反転パルス7bから
なる補助信号の発生タイミングを判定する。そして、そ
のパルス発生タイミングでパルス発生部6から一対の正
パルス7a及び反転パルス7bの補助信号を発生させる
ように制御する。パルス発生部6からの一対の正パルス
7a及び反転パルス7bの補助信号は、加算器2aに入
力される。つまり、自動電圧調整装置3での電圧調整演
算において、同期発電機1の電圧調整信号に加算される
ことになる。
【0032】次に、本発明の系統安定化装置3のパルス
発生部6から、実際に出力される補助信号のパルス信号
を図2に示す。補助信号のパルス出力は正パルス7aと
反転パルス7bの一対の系列となる。正パルス7aから
反転パルス7bへ切り替わるタイミングは、ほぼ角速度
変化分Δωの絶対値が最大値に達した時点としている。
これは、角速度変化分Δωと同期した位相で同期発電機
1の界磁を変化させると、最も効率的に電力の動揺を抑
えることが出来るからである。従って、本発明では同期
発電機1の制動トルクと同相な成分に補助信号であるパ
ルスを印加するようにしている。また、パルスタイミン
グ発生部5では、角速度変化分Δωの絶対値が最大値に
達した時点で正パルス7aから反転パルス7bへ切り替
わるように、それぞれのパルスの幅が決められ、また、
パルスの高さも決められる。
【0033】この系統安定化装置3の動作を図3のフロ
ーチャートを用いて詳細に説明する。この実施例では、
パルスタイミング発生部5でのパルス発生タイミングの
検出は、有効電力Pを用いて検出している場合を示して
いる。まず、有効電力信号Pを検出し(S1)、リセッ
トフィルタを通してその有効電力変化分ΔPを取り出す
(S2)。そして、各々の制御周期ごとにパルス発生部
6がパルス出力を発生中か否かを判定し(S3)、パル
ス発生部6がパルス出力を発生中でないなら、有効電力
変化分ΔPの大きさを判断する(S4)。この実施例で
は出力すべきパルス信号の大きさは、有効電力変化分Δ
Pの絶対値|ΔP|の最大値ΔPmaxに比例させてい
る。すなわち、出力すべきパルス信号の高さaは、a=
kΔPmaxとする。そのために、有効電力変化分の絶
対値|ΔP|がその最大値ΔPmaxになると、ΔPm
ax=|ΔP|として保存し(S5)、後述のステップ
S8でのパルス信号の高さaを求める際に使用する。こ
の状態ではまだパルス出力はしない(S6)。
【0034】ステップS4での判定で、有効電力変化分
の絶対値|ΔP|がその最大値ΔPmaxでないとき
は、パルス信号の発生タイミングかどうかを判定する。
これは有効電力変化分の絶対値|ΔP|が減少してき
て、|ΔP|=αΔPmaxより小さくなった時点で、
すなわち|ΔP|<αΔPmaxとなった時点をパルス
発生タイミングとしている(S7)。これにより、有効
電力変化分ΔPの絶対値|ΔP|が減少していくとき
に、正パルス7aが出るので、適切に調節することによ
りほぼ角速度変化分Δωの絶対値|Δω|が最大値に達
した時点で正パルス7aと反転パルス7bとを切替るこ
とができる。
【0035】次に、|ΔP|<αΔPmaxとなりパル
ス発生タイミングを捕らえると、パルス信号発生中をセ
ットすると共にパルスタイマーをtx=2tpにセット
し、さらに、パルス信号の高さaを算出する(S8)。
パルス信号の高さaはa=kΔPmax・(符号)で求
められる。
【0036】この実施例ではパルス信号の発生時間を一
定に保つために、パルス信号の発生後、その発生時刻か
らの経過時間をカウントする。つまり、一定時間tpの
間(S9)は正パルス7aを出力する(S10)。続い
て同じく一定時間tpの間(S11)は反転パルス7b
を出力する(S12)。従って、パルスタイマーtxと
しては時間2tpがセットされることになる。そして、
反転パルス7bを出力後、系統安定化装置3の出力をリ
セットして(S13)、一定の制御周期τ後(S14)
に再度上記動作を繰り返す。
【0037】このような系統安定化装置3で、三相3線
オープン後に再閉路したときの電力動揺を抑制したとき
の応答波形のを図4に示す。点線は角速度変化分Δωを
示し、実線は有効電力変化分ΔPを示す。パルス信号の
系統安定化装置3の補助信号Spにより、界磁電流If
が三角波状に変化し、電力動揺を有効に抑制している。
反転パルス7bがあるので、本来大きな遅れをもって追
従する界磁電流Ifが、正負のパルスにほとんど遅れな
く追従していることが分かる。
【0038】以上の実施例では、有効電力変化分ΔPを
用いてパルス発生タイミングを検出したが、同期発電機
1の回転数により角速度変化分Δωを検出するようにし
ても良いし、同期発電機1の相差角や、発電機回転数を
積分して相差角に相当する信号を用いてもよい。角速度
変化分Δωを用いることにより、有効電力ΔPには乗り
やすい非線形制御による波形歪を平滑化することができ
る。
【0039】また、この実施例ではパルス幅は一定とし
たが、有効電力変化分ΔPのゼロクロスや角速度変化変
化分Δωの最大値を検出してタイミングを取ることもで
きる。このような方法によれば、波形に合わせてタイミ
ングを取ることができるので、系統条件の変化に強い系
統安定化装置を構成することができる。
【0040】また、パルス発生部6で発生する正パルス
7a及び反転パルス7bのパルス幅やパルス高さaを、
電力動揺の特性に合わせて適宜調整することも可能であ
る。また、正パルス7a及び反転パルス7bを電力動揺
の特性に合わせて所定の関数により生成された波として
出力するようにしても良い。この場合、方形波又は正弦
波としても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電力動揺
を抑えるために出力した正パルスに続いて、その影響が
遅れて来るのを打ち消すための反転パルスを出力する。
これにより、位相ずれの原因となっている界磁電圧指令
から同期発電機内部トルクが変化するまでの遅れをなく
すので、界磁の遅れをほとんど考慮する必要がなくな
る。従って、常に角速度変化分Δωの位相で界磁を変化
させることができるようになり、広い周波数帯域の電力
動揺を抑制できる系統安定化装置を得ることができる。
これにより、動揺周波数によらずダンピングに最適なタ
イミングで界磁磁束を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の系統安定化装置のブロック構成図。
【図2】本発明の系統安定化装置による補助信号の説明
図。
【図3】本発明の系統安定化装置の動作を示すフローチ
ャート。
【図4】本発明の系統安定化装置の動作特性を示す特性
図。
【図5】同期発電機の励磁制御装置の説明図。
【符号の説明】
1 同期発電機 2 自動電圧調整装置 2a 加算器 3 系統安定化装置 4 励磁装置 4a 界磁巻線 5 パルスタイミング発生部 6 パルス発生部 7a 正パルス 7b 反転パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 康夫 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 ▲榊▼ 吉孝 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 平山 開一郎 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 大明 準治 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期発電機の端子電圧が目標値になるよ
    うに励磁量を調節する自動電圧調整装置に前記同期発電
    機に発生する電力動揺の減衰を早めるための電圧調整信
    号を補助信号として入力し、前記同期発電機に界磁磁束
    変化を与え安定度を向上させるようにした系統安定化装
    置において、前記電力動揺を抑制する方向の界磁磁束変
    化を与える正パルス及び前記正パルスによる界磁磁束変
    化を打ち消す方向の反転パルスを前記補助信号として出
    力するパルス発生部と、前記正パルス及び前記反転パル
    スのパルス発生タイミングを判定しそのパルス発生タイ
    ミングで前記パルス発生部から前記正パルス及び前記反
    転パルスを発生させるように制御するパルスタイミング
    発生部とを備えたことを特徴とする系統安定化装置。
  2. 【請求項2】 前記パルスタイミング発生部での前記パ
    ルス発生タイミングの判定は、前記同期発電機の制動ト
    ルクと同相な成分を増加させるタイミングを前記補助信
    号の発生タイミングと判定するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の系統安定化装置。
  3. 【請求項3】 前記同期発電機の制動トルクと同相な成
    分を増加させるタイミングは、前記同期発電機の回転数
    に基づいて判定するようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の系統安定化装置。
  4. 【請求項4】 前記同期発電機の制動トルクと同相な成
    分を増加させるタイミングは、前記同期発電機の有効電
    力に基づいて判定するようにしたことを特徴とする請求
    項2に記載の系統安定化装置。
  5. 【請求項5】 前記同期発電機の制動トルクと同相な成
    分を増加させるタイミングは、前記同期発電機の相差角
    に基づいて判定するようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載の系統安定化装置。
  6. 【請求項6】 前記パルス発生部で発生する前記正パル
    ス又は前記反転パルスのパルス幅又はパルス高さを調整
    可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5に記
    載の系統安定化装置。
  7. 【請求項7】 前記パルス発生部で発生する前記正パル
    ス又は前記反転パルスは、所定の関数により生成された
    波であることを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載
    の系統安定化装置。
  8. 【請求項8】 所定の関数により生成された波は、方形
    波又は正弦波であることを特徴とする請求項7に記載の
    系統安定化装置。
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