JPH08322735A - 製パン器 - Google Patents

製パン器

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JPH08322735A
JPH08322735A JP7154009A JP15400995A JPH08322735A JP H08322735 A JPH08322735 A JP H08322735A JP 7154009 A JP7154009 A JP 7154009A JP 15400995 A JP15400995 A JP 15400995A JP H08322735 A JPH08322735 A JP H08322735A
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JP
Japan
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temperature
heater
reference value
bread
control
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Pending
Application number
JP7154009A
Other languages
English (en)
Inventor
Isaya Morishita
下 偉 作 矢 森
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/654,123 priority patent/US5590585A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S366/00Agitating
    • Y10S366/601Motor control

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答性よく温度変化振動幅の少い高精度で温
度制御ができる製パン器を提供する。 【構成】 現在の温度と基準値とを比較しその偏差を基
に加熱用のヒータを制御し現在の温度を目標温度に安定
化させるための前記基準値を、前記目標温度に対応した
基準値をヒータオン/オフ毎に異った基準値を設定する
基準値設定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度制御の応答性を
向上させた製パン器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の製パン器Aの構成を示す
断面図である。図において1は円筒形の焼きがま本体、
2は前記焼きがま本体1の正面中央に設けられる時間設
定および焼き上がり選択操作用の操作盤、3は前記焼き
がま本体1の上端に開閉可能に取り付けられたドーム型
のガラス蓋である。この焼きがま本体1とガラス蓋3と
により製パン器の密閉空間が形成される。操作盤2に
は、メニュー選択ボタンやメニュー設定ボタン、開始ボ
タンなどが取り付けられている。この場合、ガラス蓋3
は閉じた状態でも焼きがま本体1の内部を見る事のでき
る透明ガラス製であって、その後端を焼きがま本体1に
設けられたブラケット4に回動可能に取り付けられ、か
つ先端には開閉操作用の把手5が設けられる。焼きがま
本体1の内部には、円筒形の内部ケース8が配置され
る。さらに、操作盤2に対応して表示するディスプレイ
およびキー入力駆動部などを取り付けた操作基板9が設
けられ、さらに全体の制御を行う回路基板10が設けら
れる。
【0003】内部ケース8の内周部には、庫内温度セン
サ17および電熱部材である熱線放射型のヒータ12が
環状に固設されている。内部ケース8内には上部開口円
筒形のパン焼成ケース13が取り付けられると共に、該
パン焼成ケース13に投入された水を含むパン材料を混
練する撹拌羽根14がケース低部に回転可能に配置され
る。また、撹拌工程に対してのパン材料の温度を検出す
る生地センサ11が撹拌羽根14に配置してある。焼き
がま本体1下部に撹拌モータ16を取り付け、プーリ1
9a,19bおよびタイミングベルト20を介して撹拌
羽根14が回転する。また、撹拌により粘土状になった
パン生地が、撹拌羽根14と共に回転してしまわないよ
うに突条体15がパン焼成ケース13内側に取り付けら
れている。また、25はファンモータ,26は送風ファ
ン,27は送風ヒータである。
【0004】回路基板10には、製パン器A全体を制御
する制御回路50が構成されている。図9は、制御回路
50の構成を示すブロック図である。図9において図8
と同一または相当の部分については同一の符号を付し説
明を省略する。図において17は庫内温度センサであ
り、そのコンパレータは固定のヒータ制御基準値と検出
温度と比較している。また、18はシステム制御を行う
マイクロコンピュータ、30はヒータ12のヒータ電流
をオン/オフするためのリレーである。33は送風ヒー
タ27のヒータ電流をオン/オフするためのリレーであ
る。31,32は夫々撹拌モータ16、送風モータ25
をオン/オフするリレーである。マイクロコンピュータ
18は、記憶部分としてROMおよびRAMを備え、さ
らにインターフェース部分としてI/OポートやA/D
コンバータポートを備えている。前記ROMには、製パ
ン各工程の実行に関係する制御プログラムの格納されて
いるROM52や関連データが記憶格納されているRO
M53がある。
【0005】51は製パン器Aの電源回路であり、1次
側商用電源を制御回路用の直流電源に変換し供給すると
共に、ヒータ12,送風ヒータ27,撹拌モータ16,
ファンモータ25に交流電力を供給する。
【0006】次に上述した製パン器Aの温度制御処理動
作について説明する。図10はこの製パン器Aの温度制
御処理動作を示すフローチャートである。このフローチ
ャートに示すプログラムは、製パン器Aの撹拌,発酵,
焼成などの各工程の温度制御を要する工程制御プログラ
ムの中に配置され、温度制御を要する工程制御プログラ
ムが実行されている。このフローチャートによれば、庫
内温度センサ17により検出された製パン器庫内の温度
情報を取り込み(ステップS100)、取り込んだ温度
情報を設定した目標温度Taに対応した基準値と比較す
る(ステップS101)。この結果、取り込んだ温度情
報が目標温度Taに対応した基準値より低いと判定され
ると、ヒータ12をオンとして通電する(ステップS1
03)。一方、ステップS101で取り込んだ温度情報
が目標温度Taに対応した基準値より高いと判定される
と、それまで行われていたヒータ12をオフとして通電
を停止し、あるいはヒータ12の通電は行わない(ステ
ップS102)。
【0007】従って、パン焼成ケース13の加熱に際し
ての温度制御では、それまで冷えていたヒータ12の加
熱が開始されて、ヒータ12によりパン焼成ケース13
の温度が上昇すると、この温度上昇を庫内温度センサ1
7が検出し、図11に示すようにマイクロコンピュータ
18はパン焼成ケース13の温度が目標温度Taになる
ように自動的にオン/オフ制御を行う。
【0008】図11に示すように実線のセンサ曲線xは
庫内温度センサ17の値であり、温度曲線yは実際のパ
ンの温度を示す。温度曲線yは最初は大きくオーバーシ
ュートやアンダーシュートを繰返して、次第に或一定振
動幅Dとなって安定する。パンの温度は各パーツの熱容
量のため、温度曲線yの最初の部分は特に図11に示す
ように実線のパンの表面温度はやや高めになって更に設
定値の目標温度Taより離れている。以上のように固定
した設定目標温度に対応したヒータ制御基準値でヒータ
制御を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の製パン器Aは以
上のように構成されているので、特にパン焼成ケース1
3の加熱制御では、庫内温度センサ17により検出され
た製パン器庫内の温度情報を取り込み、取り込んだ温度
情報を目標温度Taに対応して固定された基準値と比較
してオン/オフ制御する結果、温度制御が開始された初
期の時点では、特に図11に示すようにオーバーシュー
トやアンダーシュートが大きくまた安定状態での振動幅
も大きく、従って、応答性の良い振動幅の少い高精度の
温度制御ができない問題点があった。
【0010】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、大きな熱イナーシャにより応答性
が悪くとも、前記庫内温度センサによりヒータオン/オ
フを判定するときの基準値にヒータオン/オフ周期毎に
そのオン/オフ位相を早めにするなどしたヒステリシス
性を持たせる基準値設定手段を備えることによって、熱
イナーシャによる熱伝導時間の遅れを補正し、オーバー
シュートやアンダーシュートが少く、応答性よく振動幅
の少い高精度で温度制御ができる製パン器を提供するこ
とを目的とする。また、庫内温度センサの位置は、ヒー
タの取付位置から離れる程、応答性が悪くなり、一方、
ヒータの取付位置に近づく程、応答性がよいが、ヒータ
からの直接加熱が大きくなり温度振幅が多くなる両方の
実際の現象から、その中間の最適位置に庫内温度センサ
を取付けることによって、オーバーシュートやアンダー
シュートが少く、応答性よく振動幅の少い高精度で温度
制御ができる製パン器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る製パン器
は、焼きがま本体と、前記焼きがま本体内にセットされ
たパン焼成ケースと、該パン焼成ケースを加熱するため
のヒータと、パン焼成ケースの加熱温度を検出する庫内
温度センサと、現在の温度と目標温度に対応した基準値
とを比較しその偏差を基に加熱用ヒータをオン/オフ制
御し現在の温度を前記目標温度にさせる温度制御手段と
を少くとも有し、前記温度制御手段により混練工程,発
酵工程,焼成工程の各温度を制御する製パン器におい
て、目標温度に対応した前記基準値を前記目標温度と異
る温度に設定させた前記ヒータオン/オフ毎の基準値を
設定し、前記ヒータオンで温度上昇の状態にあるときは
前記目標温度に達する前に前記基準値でヒータオフと
し、一方、前記ヒータオフで温度降下状態にあるとき
は、前記目標温度を通過する前に前記基準値でヒータオ
ンとする基準値設定手段を備えたことを特徴とする。
【0012】また、本発明に係る製パン器は、焼きがま
本体と、該焼きがま本体の上端に取り付けられた開閉蓋
と、前記焼きがま本体内にセットされたパン焼成ケース
と、該パン焼成ケースを加熱するためのヒータと、パン
焼成ケースの加熱温度を検出する庫内温度センサと、現
在の温度と目標温度に対応した設定基準値とを比較し、
その偏差を基に加熱用ヒータをオン/オフ制御し、現在
の温度を前記目標温度にさせる温度制御手段を少くとも
有する製パン器において、前記焼きがま本体の前記上端
位置と前記ヒータ取り付け位置との間で下方から略1/
4上方位置を中心とした範囲に前記庫内温度センサを取
り付けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明における製パン器は、製パン工程の温度
制御に入ると、先ず、最初にヒータがオンとなる、ここ
で次ぎに設定された目標温度より異った低い温度に基準
値を設定されているとすると、庫内温度センサにより検
出される温度が上昇し前記基準値と一致すれば、目標温
度になる前にヒータがオフとなる。この為従来のように
大きなオーバーシュートのない状態で目標温度を超えて
次ぎに温度が降下する。温度が降下して目標温度を通過
し、次ぎに前記基準値と一致すれば、ここでヒータをオ
ンとする。熱容量があるので、上記のように目標温度を
通過する前にヒータオンとした方がその影響を防止でき
るので、振動幅を少くするように作用する。次ぎに、温
度が上昇し、庫内温度センサにより検出される温度が前
記基準値と一致すれば目標温度になる前にヒータがオフ
となる。この為、オーバーシュートは少くなる。このよ
うにしてヒータのオン/オフ制御を繰返す。前記基準値
はオン/オフ制御を繰返す毎に目標温度に近くなるよう
に設定しておけば、次第に安定状態における振動幅は少
くなって行く。
【0014】また、本発明における製パン器は、パン焼
成ケース庫内温度検出センサを、焼きがま本体の上端位
置とヒータ取り付け位置との間で下方から略1/4上方
位置を中心とした範囲に取り付けることで、設定した目
標温度に対応したヒータのオン/オフ制御基準値に対す
るオーバーシュート量やアンダーシュート量を抑制し安
定状態では振動幅の少い最良のパン焼成ケース庫内温度
検出センサ取り付け位置を特定し、目標温度に対応した
基準値に対するオーバーシュート量やアンダーシュート
量を抑制を良好な応答性および、安定状態で振動幅の少
い高精度な温度制御を実現する。
【0015】
【実施例】
第1実施例。 本発明の第1の実施例を図について説明する。図1は、
製パン器Aにおいてその制御回路50の代りに制御回路
100とした本実施例の製パン器Bの制御回路100の
構成を示すブロック図である。図1において図9と同一
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図
において17bは庫内温度センサであり、コンパレータ
は条件によって値の変化するヒータ制御基準値を検出温
度とを比較している。また、52aはROM52に格納
された製パン器Bの各工程を制御する制御プログラムで
あり、その制御プログラムは図3に示す温度制御処理用
のサブルーチンプログラムを備えている。この温度制御
処理用のサブルーチンプログラムは、前記制御プログラ
ムにより実行される各工程において温度制御が必要とな
る過程で実行される。53aは外気温度や製パン工程条
件A1〜ANとそれに対応するヒータ制御基準値のヒー
タオン/オフ毎の遷移特性情報S1〜SNについての遷
移特性情報テーブルであり、ROM53に格納されてい
る。
【0016】図2は、遷移特性情報テーブル53aの構
成を示す説明図であり、55は目標温度Taや外気温度
や製パン工程などの条件A1〜ANを示し、56はこの
条件に対応するヒータ12のオン/オフによるパン焼成
ケース13の温度制御を行う際のヒータ制御基準値を示
す。前記条件A1〜ANの夫々に対応したヒータ制御基
準値はそれぞれヒータオン/オフ毎に異る。図2では条
件A1のときの早移特性情報S1は次のようになってい
る。最初のオフから次ぎの第1回目のオン/オフパル
ス、第2回目のオン/オフパルスの順にR0〜RNヒー
タ制御基準値のテーブルを、また、条件A2に対応する
S2はQ0〜QN、条件A3に対応するS3はP0〜P
N、条件ANに対応するSNはM0〜MNとヒータ制御
基準値のテーブルを示してある。
【0017】次に、図3に示すフローチャートに基づい
て温度制御処理動作について説明する。まず、それぞれ
の工程について目標温度Taの設定を行う(ステップS
1)。この目標温度Taは、たとえばパン焼成工程にお
ける最良なパン焼成温度であり、操作盤2からボタン操
作によりあらかじめ設定する。次に、外気温度や製パン
工程などの条件を判定する(ステップS2)。この判定
は、外気温度については外気温度検出用のセンサがあれ
ばよく、また製パン工程については温度制御処理動作に
移行した際の制御プログラムによる実行ステップがどの
製パン工程のどの工程にあるかを判定することで知るこ
とが可能である。
【0018】続いて設定した目標温度Taに対するヒー
タ制御基準値のヒータオン/オフ毎の遷移特性を、前記
ステップS2において判定した条件を基に遷移特性情報
テーブル53aを参照して選択する(ステップS3)。
ステップS2において判定した条件がA1であったとし
て説明すると、テーブル53aから選択されるヒータ制
御基準値ヒータオン/オフ毎のの遷移特性は遷移特性情
報S1(RO〜RN)である。そして、この遷移特性情
報S1を基に各ヒータオン/オフステップについてヒー
タ制御基準値RNを設定し(ステップS4)、それぞれ
のステップ基準値RNによるヒータ12の制御を行う
(ステップS5)。次にNを一つ増加し(ステップS
6)、次のステップのヒータ制御基準値R(N+1)を
設定しステップS4からステップS6までの処理を繰り
返す。
【0019】図4は、ステップS4〜S6においてヒー
タオン/オフステップ毎の遷移特性情報S1を基に設定
されたヒータ制御基準値R0,R1,R3,R4,・・
・RNによるヒータ12のオン/オフ制御の過程を示す
説明図である。先ず、最初ヒータがオンとなる。次に、
遷移特性情報テーブル53aの56から選択されたヒー
タ制御基準値の遷移特性情報S1から、条件Aにおい
て、最初のオフとなるヒータ制御部基準値R0を設定
し、基準値R0でヒータをオフとする(t0時刻)。従
来ならば破線のようなセンサ曲線x(図11参照)で上
昇するが、庫内検出温度は実線のセンサ曲線zように、
少いオーバーシュートで目標温度Taを超えて再び目標
温度Taを通過して降下する。この間に次のヒータ制御
基準値R1を設定し、R1と一致すればヒータを早めに
オンとする(t1時刻)。庫内検出温度は早めに止まり
再び上昇する。この間に次のヒータ制御基準値R2を設
定し、R2と一致すればヒータを早めにオフとする(t
2時刻)。以上のようにR3(t3時刻),R4(t4
時刻),・・・RNと繰返す。図4から明らかないよう
に、ヒータ12がオフとなる時刻のt 0,t 2,t 4,
6,・・・は前記センサ曲線zの曲線周期が目標温度
を上昇通過する前の時刻でヒータはオンの状態とする。
すなわち、早めにヒータオフとしてオーバーシュートを
少くしている。この早めの時間をα0,α2,α4,α
6,・・・で示してある。尚、ヒータオフの回数を増す
毎に、前記早めの時間を少くしている。一方、ヒータ1
2がオンとなる時刻のt1,t3,t5,・・・は前記
センサ曲線zの曲線周期が目標温度を通過する前からヒ
ータにオンの状態とする。すなわち早めにヒータをオン
として温度伝達時間差を補正する。この早めの時間をβ
1,β3,β5,・・・で示してある。尚、前記早めの
時間もヒータオンの回数を増す毎に少くしている。
【0020】図11に示すように、従来の固定されたヒ
ータ制御基準値を用いたときのヒータ12のオン/オフ
制御による庫内温度センサ17のセンサ曲線xと比較し
て、図4のヒータ制御基準値の遷移特性情報により変化
するヒータ制御基準値を用いたときの庫内温度センサ1
7bのセンサ曲線zは、オン/オフ制御特有のオーバー
シュート量やアンダーシュート量が従来の図11のシュ
ート量よりも抑制され、また安定状態となったときの曲
線xの振動幅Dに対して曲線zの振動幅dのように少く
なり、温度制御を行う際の精度が向上し、応答性が向上
することになる。
【0021】以上説明した実施例では、ヒータによる温
度制御処理をマイクロコンピュータがソフトウェアによ
り実行するものとして説明したが、ハードウェア回路に
よりリアルタイムで温度制御するように構成することも
可能である。
【0022】第2実施例。 次に、第2の実施例について説明する。本実施例の製パ
ン器Cは、良好な応答性および高精度な温度制御を実現
し、良質なパンを焼き上げることのできる取り付け位置
に庫内温度センサ17cを取り付けたものである。図5
は、本実施例の製パン器Cの構成を示す断面図である。
図5において図8と同一または相当の部分については同
一の符号を付し説明を省略する。庫内温度センサ17c
は焼がま本体1の上端位置U点(開閉蓋3の下端)とヒ
ータ12の取付位置D点間を4等分したとき下から1/
4の位置C点に取り付けられている。尚、A点,B点は
それぞれ下から3/4,1/2の位置を示す。
【0023】図6は庫内温度センサ17cをA点,C
点,D点に取り付けたときの温度制御の状態を示す温度
制御特性図であり、同図(イ)はA点に庫内温度センサ
17cを取り付けたときの温度制御特性、同図(ロ)は
D点に庫内温度センサ17cを取り付けたときの温度制
御特性、同図(ハ)はC点に庫内温度センサ17cを取
り付けたときの温度制御特性である。(イ)は庫内温度
センサ17cがヒータ12から遠すぎて応答性が良くな
い。(イ)は従って、ヒータ12の制御のオン/オフ回
数が、(ロ),(ハ)の場合より少く、オーバーシュー
ト量もアンダーシュート量も大である。(ロ)に示す温
度制御特性が応答性の点で最良であるが(ロ)はヒータ
12の近くにあるため、ヒータ12による直接加熱が強
すぎオーバーシュート量とアンダーシュート量が大き
い。(ロ)はヒータ12の制御のオン/オフ回数が
(イ),(ハ)よりも多く応答性がよいのであるが、オ
ーバーシュート量も大きくしている。以上に対して
(ハ)はヒータのオン/オフ回数より応答性は(イ)と
(ロ)の中間にあり、しかもオーバーシュート量やアン
ダーシュート量は最小となり、安定状態で振動幅は最も
少くなるので、(ハ)の位置付近が最適となる。
【0024】図7は、最良の温度制御特性が得られる庫
内温度センサ17cの取り付け点をA点,B点,C点,
D点の中から総合的に判定するためのデータ表であり、
たとえばセンサー位置の温度振幅が±7〜±6.5℃に
ついては2点、±7〜±7℃については1点、±7〜±
6℃については3点、±15〜±12.5℃については
0点などのように各判定項目毎に評価点を設定し、各判
定項目の総合した評価点の最も高い庫内温度センサ17
cの取り付け位置を選定するとC点となる。すなわちC
点を中心にした範囲が最良の取り付け位置である。この
C点の温度制御特性は図6の(ハ)に示すように温度コ
ントロールの温度差の振動幅が狭く、つまり、一定温度
で終始反応して温度制御が行われることを示している。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次のよう
な効果を奏する。庫内温度センサによりヒータオン/オ
フを制御時の目標温度と比較する基準値をヒータオン/
オフ毎に、そのオン/オフ周期の位相を早めの時間に移
動させ、その移動量もオン/オフ各周期毎に変化させる
ように設定できるので、目標温度に対するオーバーシュ
ート量やアンダーシュート量が抑制され、さらに、安定
状態のヒータオン/オフ制御に際して、その温度変化の
振動幅を最小に少くして良好な応答性および高精度な温
度制御が可能となる効果がある。また、庫内温度センサ
の取付位置を、製パン器の焼きがま本体の上端位置とそ
のヒータ取付位置との間で、ヒータ取付位置から上方に
向って略1/4上方位置を中心として範囲に取付けたの
で、ヒータにより加熱されるパン材料に近く、しかも、
加熱ヒータによる直接加熱を受けない位置なので、目標
温度に対するオーバーシュート量やアンダーシュート量
が他の位置よりも最も少く抑制されて、さらに安定状態
におけるヒータオン/オフ制御に際しても、その温度変
化の振動幅を最小に少くして良好な応答性および高精度
温度制御が可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による製パン器の制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例による製パン器の制御回
路のROMに格納された遷移特性情報テーブルを示す説
明図である。
【図3】本発明の第1実施例による製パン器の温度制御
処理動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例による製パン器における
遷移特性情報を基に設定されたヒータ制御基準値による
ヒータオン/オフ制御の過程を示す説明図である。
【図5】本発明の第2の実施例による製パン器の構成を
示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例による製パン器の庫内温
度センサの取り付け位置に応じた温度制御特性を示す温
度制御特性図である。
【図7】本発明の第2実施例による製パン器の最良の温
度制御特性が得られる庫内温度センサの取り付け点をA
点,B点,C点,D点の中から総合的に判定するための
データ表である。
【図8】従来の製パン器の構成を示す断面図である。
【図9】従来の製パン器の制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】従来の製パン器の温度制御処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】従来の製パン器のヒータオン/オフ制御と庫
内温度センサとの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 焼きがま本体 3 開閉蓋 12 ヒータ 13 パン焼成ケース 17,17b,17c 庫内温度センサ(温度制御手
段) 18 マイクロコンピュータ(基準値設定手段) 50,100 制御回路 52a 制御プログラム 53a 遷移特性情報テーブル(基準値設定手段) A,B,C 製パン器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼きがま本体と、前記焼きがま本体内に
    セットされたパン焼成ケースと、該パン焼成ケースを加
    熱するためのヒータと、パン焼成ケースの加熱温度を検
    出する庫内温度センサと、現在の温度と目標温度に対応
    した基準値とを比較しその偏差を基に加熱用ヒータをオ
    ン/オフ制御し現在の温度を前記目標温度にさせる温度
    制御手段とを少くとも有し、前記温度制御手段により混
    練工程,発酵工程,焼成工程の各温度を制御する製パン
    器において、目標温度に対応した前記基準値を前記目標
    温度と異る温度に設定させた前記ヒータオン/オフ毎の
    基準値を設定し、前記ヒータオンで温度上昇の状態にあ
    るときは前記目標温度に達する前に前記基準値でヒータ
    オフとし、一方、前記ヒータオフで温度降下状態にある
    ときは、前記目標温度を通過する前に前記基準値でヒー
    タオンとする基準値設定手段を備えたことを特徴とする
    製パン器。
  2. 【請求項2】 焼きがま本体と、該焼きがま本体の上端
    に取り付けられた開閉蓋と、前記焼きがま本体内にセッ
    トされたパン焼成ケースと、該パン焼成ケースを加熱す
    るためのヒータと、パン焼成ケースの加熱温度を検出す
    る庫内温度センサと、現在の温度と目標温度に対応した
    設定基準値とを比較し、その偏差を基に加熱用ヒータを
    オン/オフ制御し、現在の温度を前記目標温度にさせる
    温度制御手段を少くとも有する製パン器において、前記
    焼きがま本体の前記上端位置と前記ヒータ取り付け位置
    との間で下方から略1/4上方位置を中心とした範囲に
    前記庫内温度センサを取り付けたことを特徴とする製パ
    ン器。
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