JPH0832279A - 電子機器の筐体構造 - Google Patents

電子機器の筐体構造

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JPH0832279A
JPH0832279A JP16805294A JP16805294A JPH0832279A JP H0832279 A JPH0832279 A JP H0832279A JP 16805294 A JP16805294 A JP 16805294A JP 16805294 A JP16805294 A JP 16805294A JP H0832279 A JPH0832279 A JP H0832279A
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Hajime Katsumura
肇 勝村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気取入口及び空気排出口から筐体部内に電磁
波が侵入することを防止でき、放熱能力を低下させるこ
ともない電子機器の筐体構造の提供。 【構成】筐体部21の下面29と対流誘導板30との間
には空気取入口27aから侵入する電磁波が筐体部21
内に侵入することを防止しあるいは筐体内部から放出す
る電磁波を阻止するためシールド材35が設けられ、筐
体部21の上面31と対流誘導板33との間には空気排
出口28から侵入する電磁波が筐体部21内に侵入する
ことを防止しあるいは筐体内部から放出する電磁波を阻
止するためシールド材36が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子回路パッケージを
収納する筐体部内を空気の自然対流により冷却する構成
とされ、しかも筐体部内を電磁波より保護するように構
成された電子機器の筐体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図8にこの種の従来の筐体構造
を示す。
【0003】この筐体は、図5に示す如く、上下方向に
筐体部1が複数個配設されて構成されており、夫々の筐
体部1内に設けられたマザボード2には、パッケージコ
ネクタ3及びマザーボードコネクタ4を介して電子回路
パッケージ5が接続されている。
【0004】また、筐体部1の下方側前面には複数の空
気取入口7aが形成された通風パネル7が取り付けられ
ており、筐体部1の上方側背面には空気排出口8が設け
られている。また、筐体部1の下方には、空気取入口7
aから取り入れられた空気を筐体部1の下面9に形成さ
れた開口9aへ向う方向へ誘導する対流誘導板10が設
けられ、筐体部1の上方には、筐体部1内を通り筐体部
1の上面11に形成された開口11aから排出される空
気を空気排出口8へ向う方向へ誘導する対流誘導板13
が設けられている。
【0005】従って、図6に示す如く、筐体部1の下方
側側面から取り入れられた冷たい外気は、筐体部1内を
自然対流により上昇して電子回路パッケージ5を冷却
し、暖められた空気は筐体部1の上方側側面から排出さ
れる。
【0006】また、この筐体においては、電子回路パッ
ケージ5を電磁波障害から保護するべく、筐体全体は導
電性材料にて形成されている。また、空気取入口7aか
ら電磁波が侵入しないように空気取入口7aにはシール
ド材15が設けられ、同様に、空気排出口8にはシール
ド材16が設けられている。
【0007】この従来の筐体構造によると、シールド効
果を高めるべく空気取入口7a及び空気排出口8に設け
られたシールド材15,16のシールドメッシュを細か
くすると、空気取入口7a及び空気排出口8の通風面積
が減少するので、空気の自然対流による放熱能力が低下
するという問題が生じ、逆に、放熱性を重視するとシー
ルドメッシュの目が荒くなり、シールド性が低下すると
いう問題が生じていた。
【0008】これを、通風パネル7を例にして説明する
と、図7に示す如く、通風パネル7には、縦幅h、横幅
wの空気取入口7aがn個設けられているので、本来の
通風面積Aはw×h×nということになる。ところが、
これら空気取入口7aにはシールド材15が設けられて
いるので、シールド材15の部材の占める面積分だけ、
通風面積は減少することになる。すなわち、シールド材
の開口率(シールド材の穴部の面積sの総和/シールド
材全体の面積)をαとすると、現実の通風面積はA×α
ということになり、αを小さくするとシールド効果は良
好となるが放熱能力は低下し、αを大きくすると放熱能
力はそれほど低下しないがシールド効果は低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の筐
体構造では、シールド効果を高めようとすると放熱能力
が低下し、放熱能力をある程度維持しようとするとシー
ルド効果が低下するという不具合があった。
【0010】本発明はこのような従来の欠点を解決する
べくなされたものであり、放熱能力を低下させないで、
シールド効果を高めることができる電子機器の筐体構造
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、電子回路パ
ッケージを収納し上下の両面に開口が形成された筐体部
と、この筐体部の下方に設けられ空気取入口から前記下
面に沿う方向へ取り入れられる空気を前記下面の開口へ
向う方向へ誘導する第1の対流誘導板と、前記筐体部の
上方に設けられ前記筐体部内を通り前記上面の開口から
排出される空気を前記上面に沿う方向へ誘導し空気排出
口から排出させる第2の対流誘導板とを有する電子機器
の筐体構造において、前記筐体部の下面と前記第1の対
流誘導板との間には前記空気取入口から侵入する電磁波
が前記筐体部内に侵入することを阻止するあるいは筐体
内部から放出する電磁波を阻止する第1のシールド材が
設けられ、前記筐体部の上面と前記第2の対流誘導板と
の間には前記空気排出口から侵入する電磁波が前記筐体
部内に侵入することを阻止するあるいは筐体内部から放
出する電磁波を阻止する第2のシールド材が設けられた
構成となっている。
【0012】
【作用】本発明では、第1のシールド材は筐体部の下面
と第1の対流誘導板との間に設けられているので、第1
のシールド材の取付面積を空気取入口の面積よりも大き
くすることができる。同様に第2のシールド材は、筐体
部の上面と第2の対流誘導板との間に設けられているの
で、第2のシールド材の取付面積を空気排出口の面積よ
りも大きくすることができる。
【0013】従って、空気取入口の面積をA1、第1の
シールド材の取付面積をB1、第1のシールド材の開口
率をα1とすると、A1≦B1×α1の範囲で、α1を
決定することにより、吸気能力を損うことなく第1のシ
ールド材を取り付けられる。
【0014】同様に、空気排出口の面積をA2、第2の
シールド材の取付面積をB2、第2のシールド材の開口
率をα2とすると、A2≦B2×α2の範囲で、α2を
決定することにより、排気能力を損うことなく第2のシ
ールド材を取り付けられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4を参照
して詳述する。
【0016】図1乃至図3は第1の実施例を説明する図
であり、図2は電子機器の筐体の一部切欠斜視図、図1
は図2のA−A線断面図、図3は通風路の断面とシール
ド材との関係を示す説明図である。
【0017】本発明に係る筐体は、従来例と同様、上下
方向に筐体部21が複数個配設されて構成されており、
図1及び図2に示すように、夫々の筐体部21内に設け
られたマザーボード22には、パッケージコネクタ23
及びマザーボードコネクタ24を介して電子回路パッケ
ージ25が接続されている。
【0018】また、筐体部21の下方側前面には通風パ
ネル27が取り付けられており、この通風パネル27に
は複数の空気取入口27aが形成されている。また、筐
体部21の上方側背面には空気排出口28が設けられて
いる。そして、筐体部21の下方には、空気取入口27
aから取り入れられた空気を筐体部21の下面29に形
成された開口29aへ向う方向へ誘導する対流誘導板3
0が設けられ、筐体部21の上方には、筐体部21内を
通り筐体部21の上面31に形成された開口31aから
排出される空気を空気排出口28へ向う方向へ誘導する
対流誘導板33が設けられている。
【0019】従って、図1に示す如く、筐体部21の下
方側側面の空気取入口27aから取り込まれた冷たい外
気は、筐体部21内を自然対流により上昇して電子回路
パッケージ25を冷却し、暖められた空気は筐体部21
の上方側側面の空気排出口28から排出される。尚、本
例の筐体は従来例の筐体と同寸法となっており、空気取
入口27aの総面積は従来の空気取入口7aの総面積と
同じであり、空気排出口28の総面積は従来の空気排出
口8の総面積と同じ大きさになっている。また、空気取
入口27aと空気排出口28の総面積は同じ大きさとな
っており、空気取入口27aから取り入れられた空気
は、筐体部21内を通過後、滞りなく空気排出口28か
ら排出される。
【0020】一方、電子回路パッケージ25を電磁波障
害から保護すると共に他へ障害を与えないため電磁波の
放出を阻止する必要があり、筐体全体は導電性材料にて
形成されている。
【0021】また、空気取入口27aから侵入した電磁
波が筐体部21内に侵入しないようにあるいは筐体内部
から放出する電磁波を阻止するために、筐体部21の下
方にはシールドメッシュよりなるシールド材35が設け
られている。このシールド材35は、空気取入口27a
から取り入れられた空気が筐体部21内に至るまでの通
風流路である筐体21の下面29と対流誘導板30との
間に設けられており、本例では、通風流路のうちで最も
断面積の大きい部分である下面29に近接するようにシ
ールド材35は設けられている。
【0022】また、空気排出口28から侵入した電磁波
が筐体部21内に侵入しないようにあるいは筐体内部か
ら放出する電磁波を阻止するために、筐体部21の上方
にはシールドメッシュよりなるシールド材36が設けら
れている。このシールド材36は、筐体部上面31から
排出された空気が空気排出口28から排出されるまでの
通風流路である筐体部上面31と対流誘導板33との間
に設けられており、本例では通風流路のうちで最も断面
積の大きい部分である上面31に近接するようにシール
ド材36は設けられている。
【0023】尚、本例では、通風パネル27及びシール
ド材35(36)は筐体化された対流誘導板30(3
3)に取り付けられてユニット化されており、このユニ
ットを筐体部21の上下のいずれにも取り付けることが
できる。
【0024】次に上記筐体構造の作用につきシールド材
35側を例として説明する。
【0025】上述の如く、シールド材35は空気の通風
流路のうちで最も断面積の大きい部分である下面に密接
して取り付けられており、図3に示す如く、シールド材
35の総面積Bは空気取入口27aの総面積A(w×h
×n)よりも十分大きくされている。従って、A≦B×
α(α;シールド材35の穴部sの総和/B)の範囲で
開口率αを選ぶならば、空気取入口27aの吸気能力を
妨げることなくシールド材35を取り付けることができ
る。同様にして、シールド材36についても、空気排出
口28の排気能力を妨げることなく筐体部21に取り付
けることができる。
【0026】一方、空気の自然対流による放熱効果は、
空気取入口27a及び空気排出口28の面積で決定され
る。従って、前述した範囲で最小限のαを選ぶことによ
り、放熱効果を低下させないで、シールド性を向上する
ことができる。
【0027】図4は、本発明の第2の実施例を説明する
図である。本例では、シールド材35は筐体部21の下
面29に対して若干傾斜させられている。シールド材3
5をこのように傾斜させて設けても、A≦B×αが成立
する範囲であれば、放熱効果を低下させないでシールド
性を向上できる。シールド材36についても同様であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子機器の
筐体構造では、空気取入口の面積よりも大きな断面を有
する通風流路の部分に第1のシールド材が取り付けら
れ、空気排出口の面積よりも大きな断面を有する通風流
路の部分に第2のシールド材が取り付けられているの
で、放熱効果を低下させないでシールド性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る筐体の断面図。
【図2】上記筐体の一部切欠斜視図。
【図3】上記筐体の作用を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施例に係る筐体の断面図。
【図5】従来の筐体の一部切欠斜視図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】上記筐体の通風パネルの斜視図。
【図8】図7の円部D拡大図。
【符号の説明】
21 筐体部 25 電子回路パ
ッケージ 27a 空気取入口 28 空気排出口 29 下面 30 第1の対流
誘導板 31 上面 33 第2の対流
誘導板 35 第1のシールド材 36 第2のシー
ルド材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路パッケージを収納し上下の両面
    に開口が形成された筐体部と、この筐体部の下方に設け
    られ空気取入口から前記下面に沿う方向へ取り入れられ
    る空気を前記下面の開口へ向う方向へ誘導する第1の対
    流誘導板と、前記筐体部の上方に設けられ前記筐体部内
    を通り前記上面の開口から排出される空気を前記上面に
    沿う方向へ誘導し空気排出口から排出させる第2の対流
    誘導板とを有する電子機器の筐体構造において、前記筐
    体部の下面と前記第1の対流誘導板との間には前記空気
    取入口から侵入する電磁波が前記筐体部内に侵入するこ
    とを阻止するあるいは筐体内部から放出する電磁波を阻
    止する第1のシールド材が設けられ、前記筐体部の上面
    と前記第2の対流誘導板との間には前記空気排出口から
    侵入する電磁波が前記筐体部内に侵入することを阻止す
    るあるいは筐体内部から放出する電磁波を阻止する第2
    のシールド材が設けられていることを特徴とする電子機
    器の筐体構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09298379A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Nec Corp 自然対流冷却構造を備えた電子機器装置
JP2008501200A (ja) * 2004-06-24 2008-01-17 インテル・コーポレーション モジュラブレードシャーシ用の再構成可能な気流ディレクタ
WO2008120339A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Pioneer Corporation Av機器及びアンプ
JP2021136314A (ja) * 2020-02-26 2021-09-13 富士通株式会社 ダクト装置

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