JPH08322892A - 医科・歯科治療台 - Google Patents
医科・歯科治療台Info
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- JPH08322892A JPH08322892A JP7156936A JP15693695A JPH08322892A JP H08322892 A JPH08322892 A JP H08322892A JP 7156936 A JP7156936 A JP 7156936A JP 15693695 A JP15693695 A JP 15693695A JP H08322892 A JPH08322892 A JP H08322892A
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯科施術者が医科・歯科治療台により施術の
際に、フートコントローラのケーブルに足をひっかけた
り、つまずいたりする障害をなくする。 【構成】 フートコントローラーのケーブルの基部に、
常時ケーブルに引っ張り緊張力を付与して直線状に緊張
するケーブル巻取装置を配設する。ケーブル巻取装置の
構成は、伸縮の張力が比較的一定なぜんまいばねを内有
する回動リールを備えかつ、ケーブルの端部は、回動リ
ール回動軸内に回動自在に挿通され、また同ケーブル端
部に続くケーブル後方部は回動リールの外周部に固着さ
れ、さらにケーブル後方部に続くケーブル主体部は回動
リール外周部に巻回されてなる。
際に、フートコントローラのケーブルに足をひっかけた
り、つまずいたりする障害をなくする。 【構成】 フートコントローラーのケーブルの基部に、
常時ケーブルに引っ張り緊張力を付与して直線状に緊張
するケーブル巻取装置を配設する。ケーブル巻取装置の
構成は、伸縮の張力が比較的一定なぜんまいばねを内有
する回動リールを備えかつ、ケーブルの端部は、回動リ
ール回動軸内に回動自在に挿通され、また同ケーブル端
部に続くケーブル後方部は回動リールの外周部に固着さ
れ、さらにケーブル後方部に続くケーブル主体部は回動
リール外周部に巻回されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医科・歯科治療台に関
し、特に医科・歯科治療台下部に、ケーブルを介して、
座席姿勢制御、ハンドピース制御等をするためのフート
コントローラーを備えた医科・歯科治療台に関するもの
である。
し、特に医科・歯科治療台下部に、ケーブルを介して、
座席姿勢制御、ハンドピース制御等をするためのフート
コントローラーを備えた医科・歯科治療台に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、医科・歯科治療台においては、座
席の昇降、背板の傾斜を変える姿勢制御やハンドピー
ス、シリンジ等を駆動制御するための、足で操作するフ
ートコントローラーが備えられており、医科・歯科用治
療台とフートコントローラー間は有線ケーブルで接続さ
れている。しかし該ケーブルは一定長であり、可撓性を
有するためフートコントローラの位置によっては余剰長
を生じ、図4に示すごとく医科・歯科治療台1とフート
コントローラー2との間に屈曲したケーブル3部が形成
されて施術者の足元に絡むなどの障害になることが多々
あった。
席の昇降、背板の傾斜を変える姿勢制御やハンドピー
ス、シリンジ等を駆動制御するための、足で操作するフ
ートコントローラーが備えられており、医科・歯科用治
療台とフートコントローラー間は有線ケーブルで接続さ
れている。しかし該ケーブルは一定長であり、可撓性を
有するためフートコントローラの位置によっては余剰長
を生じ、図4に示すごとく医科・歯科治療台1とフート
コントローラー2との間に屈曲したケーブル3部が形成
されて施術者の足元に絡むなどの障害になることが多々
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】よって本発明は上記の
従来の技術におけるケーブルの余剰長をなくし、施術者
が施術の際ケーブルに足元を絡ませてひっかけたり、つ
まずいたりする障害をなくすことを目的とするものであ
る。
従来の技術におけるケーブルの余剰長をなくし、施術者
が施術の際ケーブルに足元を絡ませてひっかけたり、つ
まずいたりする障害をなくすことを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記構成の
本発明により解決される。 (1)少なくとも座席姿勢制御機構を備えた医科・歯科
治療台の下設部から延設されたケーブルと同ケーブルの
先端に取り付けられたフートコントローラーを具備して
なる医科・歯科治療台において、前記医科・歯科治療台
側のケーブルの基部に、常時ケーブルに引っ張り緊張力
を付与するケーブル巻取装置を配設してなることを特徴
とする医科・歯科治療台。 (2)ケーブル巻取装置が、伸縮の張力が比較的一定な
ぜんまいばねを内有する回動リールを備えかつ、ケーブ
ルの端部は、回動リール回動軸内に回動自在に挿通さ
れ、また同ケーブル端部に続くケーブル後方部は回動リ
ールの外周部に固着され、さらにケーブル後方部に続く
ケーブル主体部は前記回動リール外周部に巻回されてな
ることを特徴とする前記(1)項記載の医科・歯科治療
台。 (3)ケーブル巻取装置が、ケーブル繰り出し口に複数
個のロールからなるケーブルガイドを備え、そのガイド
内にケーブルが挿通されてなることを特徴とする前記
(1)又は(2)項記載の医科・歯科治療台。 (4)ケーブル巻取装置が、ケーブル端部からの制御信
号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動リール回
動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リールの回動
により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延長基部
が、ケーブル外皮が除去され露出された複数本の絶縁被
覆導線で構成されてなることを特徴とする前記(2)項
又は(3)項記載の医科・歯科治療台。 (5)ケーブル巻取装置が、ケーブル端部からの制御信
号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動リール回
動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リールの回動
により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延長基部
が、らせんケーブルで構成されてなることを特徴とする
前記(2)項又は(3)項記載の医科・歯科治療台。 (6)ケーブル端部とケーブル延長基部の間に、コネク
ターが介装されてなることを特徴とする前記(4)項又
は(5)項記載の医科・歯科治療台。
本発明により解決される。 (1)少なくとも座席姿勢制御機構を備えた医科・歯科
治療台の下設部から延設されたケーブルと同ケーブルの
先端に取り付けられたフートコントローラーを具備して
なる医科・歯科治療台において、前記医科・歯科治療台
側のケーブルの基部に、常時ケーブルに引っ張り緊張力
を付与するケーブル巻取装置を配設してなることを特徴
とする医科・歯科治療台。 (2)ケーブル巻取装置が、伸縮の張力が比較的一定な
ぜんまいばねを内有する回動リールを備えかつ、ケーブ
ルの端部は、回動リール回動軸内に回動自在に挿通さ
れ、また同ケーブル端部に続くケーブル後方部は回動リ
ールの外周部に固着され、さらにケーブル後方部に続く
ケーブル主体部は前記回動リール外周部に巻回されてな
ることを特徴とする前記(1)項記載の医科・歯科治療
台。 (3)ケーブル巻取装置が、ケーブル繰り出し口に複数
個のロールからなるケーブルガイドを備え、そのガイド
内にケーブルが挿通されてなることを特徴とする前記
(1)又は(2)項記載の医科・歯科治療台。 (4)ケーブル巻取装置が、ケーブル端部からの制御信
号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動リール回
動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リールの回動
により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延長基部
が、ケーブル外皮が除去され露出された複数本の絶縁被
覆導線で構成されてなることを特徴とする前記(2)項
又は(3)項記載の医科・歯科治療台。 (5)ケーブル巻取装置が、ケーブル端部からの制御信
号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動リール回
動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リールの回動
により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延長基部
が、らせんケーブルで構成されてなることを特徴とする
前記(2)項又は(3)項記載の医科・歯科治療台。 (6)ケーブル端部とケーブル延長基部の間に、コネク
ターが介装されてなることを特徴とする前記(4)項又
は(5)項記載の医科・歯科治療台。
【0005】
【作用】本発明構成によれば、 (1)医科・歯科治療台とフートコントローラー間を接
続するケーブルの長さは、本来フートコントローラーが
相当な重量を有することと、常時直線状ケーブルに引っ
張り緊張力を付与するケーブル巻取装置を備えているた
め、.施術者がフートコントローラーの位置を治療台
から遠ざけるごとく移動すると、ケーブルは直線状に最
短長の形で伸長されまた、.施術者がフートコントロ
ーラの位置を治療台側へ近ずけるごとく移動すると、ケ
ーブルは直線状に最短長で縮小され、その結果、フート
コントローラと治療台間のケーブルには屈曲した部分が
形成されない。よって、前記の施術者の足元への障害を
なくすことができる。 (2)ケーブル巻取装置を用いることで、ぜんまいばね
等により直線状ケーブル部の伸縮に応じて一定の張力で
巻き上げ・巻き戻しが自動的に行われかつ、請求項4又
は5に記載の構成発明によれば、フートコントローラー
からの制御信号は、回動リールの回動を、ケーブルの捩
れのモーメントに変換しているため、摺動子を介せず
に、直接ケーブルより取り出すことができる。 (3)ケーブル巻取装置のケーブル端部が、請求項4に
記載のごとく、回動リール回動軸内に回動自在に挿通さ
れ、回動力が負荷されるケーブルの延長基部を外皮が除
去され露出した複数本の絶縁被覆導線としたものにあっ
ては、回動リールの回動によるケーブルの捩れを前記複
数本の絶縁被覆導線の弛みの部位で吸収させることがで
きる。 (4)ケーブル巻取装置のケーブルの端部が、請求項5
に記載のごとく、回動リール回動軸内に回動自在に挿通
され、回動力が負荷されるケーブル延長基部をらせんケ
ーブルで構成したものにあっては、回動リールの回動に
よる捩れを、前記らせんケーブルのらせん部位で吸収さ
せることができる。
続するケーブルの長さは、本来フートコントローラーが
相当な重量を有することと、常時直線状ケーブルに引っ
張り緊張力を付与するケーブル巻取装置を備えているた
め、.施術者がフートコントローラーの位置を治療台
から遠ざけるごとく移動すると、ケーブルは直線状に最
短長の形で伸長されまた、.施術者がフートコントロ
ーラの位置を治療台側へ近ずけるごとく移動すると、ケ
ーブルは直線状に最短長で縮小され、その結果、フート
コントローラと治療台間のケーブルには屈曲した部分が
形成されない。よって、前記の施術者の足元への障害を
なくすことができる。 (2)ケーブル巻取装置を用いることで、ぜんまいばね
等により直線状ケーブル部の伸縮に応じて一定の張力で
巻き上げ・巻き戻しが自動的に行われかつ、請求項4又
は5に記載の構成発明によれば、フートコントローラー
からの制御信号は、回動リールの回動を、ケーブルの捩
れのモーメントに変換しているため、摺動子を介せず
に、直接ケーブルより取り出すことができる。 (3)ケーブル巻取装置のケーブル端部が、請求項4に
記載のごとく、回動リール回動軸内に回動自在に挿通さ
れ、回動力が負荷されるケーブルの延長基部を外皮が除
去され露出した複数本の絶縁被覆導線としたものにあっ
ては、回動リールの回動によるケーブルの捩れを前記複
数本の絶縁被覆導線の弛みの部位で吸収させることがで
きる。 (4)ケーブル巻取装置のケーブルの端部が、請求項5
に記載のごとく、回動リール回動軸内に回動自在に挿通
され、回動力が負荷されるケーブル延長基部をらせんケ
ーブルで構成したものにあっては、回動リールの回動に
よる捩れを、前記らせんケーブルのらせん部位で吸収さ
せることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の歯科治療台における実施例を
図面を参照して説明する。図1は歯科治療台とフートコ
ントローラーの移動範囲平面図を示す。図において、1
は医科・歯科治療台、2,2’はフートコントローラ
ー、3はケーブル、4はケーブル巻取装置、5はフート
コントローラの移動範囲境界線である。図示のごとく、
施術時における歯科治療台1からケーブル3を介して床
面に載置されるフートコントローラー2,2’の位置
は、一般的には円弧状曲線で示される移動範囲境界線5
の範囲内となる。なお、患者に対する治療時の施術者の
立位、座位、左、右等の姿勢や、施術者の大小により、
若干変動する。図2は図1の側面図でケーブル3と床面
との位置関係を示す。図示のごとく、ケーブル3はケー
ブル巻取装置4の緊張力により床面F上に直線状に張設
されている。図3は図2A−A′断面図で、歯科治療台
1からのフートコントローラー2の位置が最長距離にあ
る時を、また2′は最短距離にある時を示す。なお、図
4は従来技術における場合であり、図3のごときケーブ
ル巻取装置4がないため、フートコントローラー2を歯
科治療台1に近ずけた時にケーブル3が屈曲してしまう
状態を示す。
図面を参照して説明する。図1は歯科治療台とフートコ
ントローラーの移動範囲平面図を示す。図において、1
は医科・歯科治療台、2,2’はフートコントローラ
ー、3はケーブル、4はケーブル巻取装置、5はフート
コントローラの移動範囲境界線である。図示のごとく、
施術時における歯科治療台1からケーブル3を介して床
面に載置されるフートコントローラー2,2’の位置
は、一般的には円弧状曲線で示される移動範囲境界線5
の範囲内となる。なお、患者に対する治療時の施術者の
立位、座位、左、右等の姿勢や、施術者の大小により、
若干変動する。図2は図1の側面図でケーブル3と床面
との位置関係を示す。図示のごとく、ケーブル3はケー
ブル巻取装置4の緊張力により床面F上に直線状に張設
されている。図3は図2A−A′断面図で、歯科治療台
1からのフートコントローラー2の位置が最長距離にあ
る時を、また2′は最短距離にある時を示す。なお、図
4は従来技術における場合であり、図3のごときケーブ
ル巻取装置4がないため、フートコントローラー2を歯
科治療台1に近ずけた時にケーブル3が屈曲してしまう
状態を示す。
【0007】図5はケーブル巻取装置によるケーブル巻
取機構を示す平面図、図6は図5の側面図、図7は図6
B−B′断面図、図8は図7C−C′の断面図をを示
す。図5ないし図8において、40はリールケース、5
1は制御線用コネクター、52は制御線、53は留め
具、61はリール、62はリール回動軸、63はぜんま
いばね、64はぜんまいばね固定軸、80はケーブルガ
イドである。図7において、フートコントローラー2を
人力により遠方へ移動すると、ケーブル3は一緒に引っ
張られ、リール61及びリール回動軸62が右に回転
し、回転軸62に取り付けられたケーブルコネクター5
1(図8及び図10参照)も回転する。この時引き出さ
れるケーブル3の所要最大長は適宜に設計することがで
き、その長さはリール61の円周の何倍に相当するかに
基づき、リール61の直径と巻取るための回転数を算出
すればよい。なお、ケーブル3は、通常、多芯で、合成
ゴム、プラスチツク等の弾性材で被覆され、可撓性を有
するものである。なお、フートコントローラー2は相当
な重量を有し、操作時に安定な位置を保持し得るように
なっている。従って、ケーブル巻取装置4の巻取張力
は、フートコントローラ2を移動できる程のものではな
く、ケーブル3のみを直線状に緊張できる程度であれば
よい。
取機構を示す平面図、図6は図5の側面図、図7は図6
B−B′断面図、図8は図7C−C′の断面図をを示
す。図5ないし図8において、40はリールケース、5
1は制御線用コネクター、52は制御線、53は留め
具、61はリール、62はリール回動軸、63はぜんま
いばね、64はぜんまいばね固定軸、80はケーブルガ
イドである。図7において、フートコントローラー2を
人力により遠方へ移動すると、ケーブル3は一緒に引っ
張られ、リール61及びリール回動軸62が右に回転
し、回転軸62に取り付けられたケーブルコネクター5
1(図8及び図10参照)も回転する。この時引き出さ
れるケーブル3の所要最大長は適宜に設計することがで
き、その長さはリール61の円周の何倍に相当するかに
基づき、リール61の直径と巻取るための回転数を算出
すればよい。なお、ケーブル3は、通常、多芯で、合成
ゴム、プラスチツク等の弾性材で被覆され、可撓性を有
するものである。なお、フートコントローラー2は相当
な重量を有し、操作時に安定な位置を保持し得るように
なっている。従って、ケーブル巻取装置4の巻取張力
は、フートコントローラ2を移動できる程のものではな
く、ケーブル3のみを直線状に緊張できる程度であれば
よい。
【0008】次に、ケーブル巻取装置4におけるケーブ
ル端部からの制御信号取り出し構造について説明する。
図8に示すケーブル外皮が除去されて露出された複数本
の絶縁被覆導線で構成される制御線52は、コネクター
51に近い一定区間長を各線に弛みを持たせたバラ線の
状態にし、上部は歯科治療台(図示せず)に留め具53
により固定されている。なお、図7及び図8にケーブル
巻取装置4の詳細構造が示されるごとく、リールケース
40の内側にリール61とその中側にぜんまいばね63
が内装され、ぜんまいばね63の両端は、固定部65及
び66により、リールケース40の延長部のぜんまい固
定軸64とリール61の内壁部に固定されている。さら
に、ケーブル3はリール61外周面に巻回され、ケーブ
ル後方部は回動リール61の外周部の固着部67に固着
されている。ケーブル3の端部と後方部の中間部分はリ
ール61の切欠溝68を通じてかつ、ぜんまいばね63
の下面を通り抜け、そしてケーブル端部は回動リールの
61の回動軸62内に回動自在に挿通され、コネクタ5
1に接続されている。そしてさらに、コネクタ51から
延出されたケーブル延長基部は制御線の外皮が除去され
て露出された複数本の絶縁被覆導線として弛みを持たせ
たバラ線の状態とされている。図9は、図8における複
数本の制御線52がリール61の回動による捩れ力を受
けて捩れる時の状態を示すものであり、図(ロ)は捩れ
のない状態、図(イ)は左回転時の捩れ状態、図(ハ)
は右回転時の捩れ状態を示し、(イ)〜(ハ)間が捩れ
の合計値となる。上記(ロ)を捩れのないケーブルの中
間状態とし、(ハ)の状態では、バラ線52(制御線)
の弛みは右に撚られた形になり、(イ)の状態では左に
撚られた状態となるので捩れの角度、すなわち回転度は
図9においてバラ線部52の膨出径D、同長さLに比例
することが解る。例えば、リールの回転数を2回に設定
したとき、上記の(イ)をケーブル3の最短長時、
(ロ)を中間の長さ、(ハ)を最長時とすれば、ケーブ
ル3の伸縮に比例して回動する制御線52の回転角は、
(イ)〜(ロ)間で360°、(ロ)〜(ハ)間で36
0°であるから、(イ)〜(ハ)間では合計値の720
°となる。したがって、ケーブルをバラ線状に作成した
時の各々の線の弾性と膨出径Dと同長さLを所要回転数
に応じて選択すれば巻取の際の回動を捩れのモーメント
に変換吸収することができる。
ル端部からの制御信号取り出し構造について説明する。
図8に示すケーブル外皮が除去されて露出された複数本
の絶縁被覆導線で構成される制御線52は、コネクター
51に近い一定区間長を各線に弛みを持たせたバラ線の
状態にし、上部は歯科治療台(図示せず)に留め具53
により固定されている。なお、図7及び図8にケーブル
巻取装置4の詳細構造が示されるごとく、リールケース
40の内側にリール61とその中側にぜんまいばね63
が内装され、ぜんまいばね63の両端は、固定部65及
び66により、リールケース40の延長部のぜんまい固
定軸64とリール61の内壁部に固定されている。さら
に、ケーブル3はリール61外周面に巻回され、ケーブ
ル後方部は回動リール61の外周部の固着部67に固着
されている。ケーブル3の端部と後方部の中間部分はリ
ール61の切欠溝68を通じてかつ、ぜんまいばね63
の下面を通り抜け、そしてケーブル端部は回動リールの
61の回動軸62内に回動自在に挿通され、コネクタ5
1に接続されている。そしてさらに、コネクタ51から
延出されたケーブル延長基部は制御線の外皮が除去され
て露出された複数本の絶縁被覆導線として弛みを持たせ
たバラ線の状態とされている。図9は、図8における複
数本の制御線52がリール61の回動による捩れ力を受
けて捩れる時の状態を示すものであり、図(ロ)は捩れ
のない状態、図(イ)は左回転時の捩れ状態、図(ハ)
は右回転時の捩れ状態を示し、(イ)〜(ハ)間が捩れ
の合計値となる。上記(ロ)を捩れのないケーブルの中
間状態とし、(ハ)の状態では、バラ線52(制御線)
の弛みは右に撚られた形になり、(イ)の状態では左に
撚られた状態となるので捩れの角度、すなわち回転度は
図9においてバラ線部52の膨出径D、同長さLに比例
することが解る。例えば、リールの回転数を2回に設定
したとき、上記の(イ)をケーブル3の最短長時、
(ロ)を中間の長さ、(ハ)を最長時とすれば、ケーブ
ル3の伸縮に比例して回動する制御線52の回転角は、
(イ)〜(ロ)間で360°、(ロ)〜(ハ)間で36
0°であるから、(イ)〜(ハ)間では合計値の720
°となる。したがって、ケーブルをバラ線状に作成した
時の各々の線の弾性と膨出径Dと同長さLを所要回転数
に応じて選択すれば巻取の際の回動を捩れのモーメント
に変換吸収することができる。
【0009】図10に示すらせん状制御線70はコネク
タ51に近い一定区間長がらせんケーブルで構成されて
おり、その延長の直線部は留め具53により、歯科用治
療台(図示せず)に固定されている。図11は、らせん
状制御線70のらせん部分の状態を示し、(ロ)は捩れ
のない状態、(イ)は左回転時の捩れの状態、(ハ)は
右回転時の捩れの状態を示しており、(イ)〜(ハ)間
が捩れの合計値となる。上記(ロ)をらせんケーブルの
中間状態とすれば、右に捩れた(ハ)の状態ではらせん
ケーブルのらせんの直径は縮小し、また左に捩れた
(イ)の状態ではらせんの直径は拡大するので、捩れの
角度、すなわち回転度は図11においてらせんケーブル
の直径Dとらせんケーブルの長さLに比例することが解
る。したがってケーブルをらせん状に成形したときの弾
性と直径Dと長さLを回転度に応じて選択すれば巻取の
際の回動を捩れのモーメントに変換吸収することができ
る。上記図8、図10の事例ではコネクタ51を設け、
ケーブル3を接続したが、コネクタ51を設けず、リー
ルの回動軸62内のコネクタ51の相当部位にケーブル
の後端部を直接固定し、その延長部分を上記のバラ線状
もしくはらせん状にしてもよい。
タ51に近い一定区間長がらせんケーブルで構成されて
おり、その延長の直線部は留め具53により、歯科用治
療台(図示せず)に固定されている。図11は、らせん
状制御線70のらせん部分の状態を示し、(ロ)は捩れ
のない状態、(イ)は左回転時の捩れの状態、(ハ)は
右回転時の捩れの状態を示しており、(イ)〜(ハ)間
が捩れの合計値となる。上記(ロ)をらせんケーブルの
中間状態とすれば、右に捩れた(ハ)の状態ではらせん
ケーブルのらせんの直径は縮小し、また左に捩れた
(イ)の状態ではらせんの直径は拡大するので、捩れの
角度、すなわち回転度は図11においてらせんケーブル
の直径Dとらせんケーブルの長さLに比例することが解
る。したがってケーブルをらせん状に成形したときの弾
性と直径Dと長さLを回転度に応じて選択すれば巻取の
際の回動を捩れのモーメントに変換吸収することができ
る。上記図8、図10の事例ではコネクタ51を設け、
ケーブル3を接続したが、コネクタ51を設けず、リー
ルの回動軸62内のコネクタ51の相当部位にケーブル
の後端部を直接固定し、その延長部分を上記のバラ線状
もしくはらせん状にしてもよい。
【0010】医科・歯科治療台におけるケーブル3の引
き出長は、通常80cm以下であるから、最長時におる
ケーブルを2回転で巻取る場合、図7の巻取リール61
の直径は前記図9により説明した計算値から、13cm
以下となって、ケーブル巻取装置は小型化される。そし
て、ケーブル途中に摺動子等による接続機構を介装する
必要なしに、多芯ケーブルを介して直接的に制御信号を
容易かつ確実に伝達することができる。また、ケーブル
3が引き出されると、図7においてリール61の回転に
よりぜんまいばね63はぜんまいばね固定軸64に対し
巻かれるので、ケーブル3を巻き戻そうとする張力が働
く。前記のようにフートコントローラー2は相当な重量
があるので、ぜんまいばねの寸法、材質をケーブル3の
みを動かす張力が発生するように選定すれば、ケーブル
3には常時引っ張り緊張力が付与され、フートコントロ
ーラー2に対し、ケーブル3は常時最短長の直線状に保
たれる。ケーブル3を縮小する場合、フートコントロー
ラー2を歯科治療台1に近ずけると、ケーブル3を固定
しているフートコントローラー2の重力が内側に移動す
るので、巻き戻そうとするぜんまいばね63の張力によ
ってリール61が左に回転してケーブル3が引き込ま
れ、前記と同様にケーブル3には常時引っ張り緊張力が
付与され、フートコントローラー2に対しケーブル3は
常時最短長の直線状に保たれる。また、歯科治療台1の
ケーブルガイド80は、ケーブル3の上下左右各々の引
き出し方向に対しスムーズに伸縮できるように繰り出し
口に複数個のロールからなる機構を備え、そのガイド内
にケーブルが挿通されている。
き出長は、通常80cm以下であるから、最長時におる
ケーブルを2回転で巻取る場合、図7の巻取リール61
の直径は前記図9により説明した計算値から、13cm
以下となって、ケーブル巻取装置は小型化される。そし
て、ケーブル途中に摺動子等による接続機構を介装する
必要なしに、多芯ケーブルを介して直接的に制御信号を
容易かつ確実に伝達することができる。また、ケーブル
3が引き出されると、図7においてリール61の回転に
よりぜんまいばね63はぜんまいばね固定軸64に対し
巻かれるので、ケーブル3を巻き戻そうとする張力が働
く。前記のようにフートコントローラー2は相当な重量
があるので、ぜんまいばねの寸法、材質をケーブル3の
みを動かす張力が発生するように選定すれば、ケーブル
3には常時引っ張り緊張力が付与され、フートコントロ
ーラー2に対し、ケーブル3は常時最短長の直線状に保
たれる。ケーブル3を縮小する場合、フートコントロー
ラー2を歯科治療台1に近ずけると、ケーブル3を固定
しているフートコントローラー2の重力が内側に移動す
るので、巻き戻そうとするぜんまいばね63の張力によ
ってリール61が左に回転してケーブル3が引き込ま
れ、前記と同様にケーブル3には常時引っ張り緊張力が
付与され、フートコントローラー2に対しケーブル3は
常時最短長の直線状に保たれる。また、歯科治療台1の
ケーブルガイド80は、ケーブル3の上下左右各々の引
き出し方向に対しスムーズに伸縮できるように繰り出し
口に複数個のロールからなる機構を備え、そのガイド内
にケーブルが挿通されている。
【0011】
【発明の効果】上記実施例等により説明したように本発
明によれば、 (1)歯科治療台とフートコントローラー間を接続する
ケーブルの長さは、ケーブル巻取装置により、施術者が
フートコントローラーの位置を歯科治療台より遠ざける
と、ケーブルは常時付与される引っ張り緊張力により、
最短長の直線状の形で伸び、また近ずけると同様にケー
ブルは常時付与される引っ張り緊張力によって最短長の
直線状に縮小されるので、施術者が施術の際ケーブルに
つまずいたり、ひっかけたりする足元の障害をなくすこ
とができ、施術に専念することができる。 (2)ケーブル巻取装置にぜんまいばねを内装したリー
ルを使用し、ケーブルをリール外周に巻回するように構
成したものにあっては、装置の小型化が達成され (3)回動力が負荷されるケーブルの延長基部を外皮が
除去され露出した複数本の絶縁被覆導線としたものにあ
っては、回動リールの回動によるケーブルの捩れを前記
複数本の絶縁被覆導線の弛みの部位で吸収させることが
でき、また、回動力が負荷されるケーブル延長基部をら
せんケーブルで構成したものにあっては、回動リールの
回動による捩れを、前記らせんケーブルのらせん部位で
吸収させることができるため、伝達信号の取り出しには
摺動子を使用する必要なしに、確実な制御信号の伝達を
容易に行うことができる。
明によれば、 (1)歯科治療台とフートコントローラー間を接続する
ケーブルの長さは、ケーブル巻取装置により、施術者が
フートコントローラーの位置を歯科治療台より遠ざける
と、ケーブルは常時付与される引っ張り緊張力により、
最短長の直線状の形で伸び、また近ずけると同様にケー
ブルは常時付与される引っ張り緊張力によって最短長の
直線状に縮小されるので、施術者が施術の際ケーブルに
つまずいたり、ひっかけたりする足元の障害をなくすこ
とができ、施術に専念することができる。 (2)ケーブル巻取装置にぜんまいばねを内装したリー
ルを使用し、ケーブルをリール外周に巻回するように構
成したものにあっては、装置の小型化が達成され (3)回動力が負荷されるケーブルの延長基部を外皮が
除去され露出した複数本の絶縁被覆導線としたものにあ
っては、回動リールの回動によるケーブルの捩れを前記
複数本の絶縁被覆導線の弛みの部位で吸収させることが
でき、また、回動力が負荷されるケーブル延長基部をら
せんケーブルで構成したものにあっては、回動リールの
回動による捩れを、前記らせんケーブルのらせん部位で
吸収させることができるため、伝達信号の取り出しには
摺動子を使用する必要なしに、確実な制御信号の伝達を
容易に行うことができる。
【図1】実施例における歯科治療台とフートコントロー
ラの移動範囲平面図。
ラの移動範囲平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図2のA−A′断面図。
【図4】従来技術の歯科・医科治療台とフートコントロ
ーラー間におけるケーブルの屈曲状態生成説明図。
ーラー間におけるケーブルの屈曲状態生成説明図。
【図5】ケーブル巻取装置によるケーブル巻取機構を示
す平面図。
す平面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図6B−B′断面図。
【図8】図7C−C′の断面図で、制御線がバラ線状態
である場合を示す。
である場合を示す。
【図9】複数本の制御線の捩れ状態図。
【図10】図7のC−C’断面図で制御線がらせん状態
である場合を示す。
である場合を示す。
【図11】らせん状制御線の捩れ状態図。
1:医科・歯科治療台 2:フートコント
ローラー 2′:フートコントローラー 3:ケーブル 4:ケーブル巻取装置 40:リールケース 5:移動範囲境
界線 51:制御線用コネクター 52:制御線バラ
線部 53:留め具 61:リール 62:リール回動軸 63:ぜんまいば
ね 64:ぜんまいばね固定軸 65:ぜんまいば
ね固定部 66:ぜんまいばね固定部 67:ケーブル固
着部 68:リール切欠溝 70:制御線らせ
ん部 80:ケーブルガイド
ローラー 2′:フートコントローラー 3:ケーブル 4:ケーブル巻取装置 40:リールケース 5:移動範囲境
界線 51:制御線用コネクター 52:制御線バラ
線部 53:留め具 61:リール 62:リール回動軸 63:ぜんまいば
ね 64:ぜんまいばね固定軸 65:ぜんまいば
ね固定部 66:ぜんまいばね固定部 67:ケーブル固
着部 68:リール切欠溝 70:制御線らせ
ん部 80:ケーブルガイド
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも座席姿勢制御機構を備えた医
科・歯科治療台の下設部から延設されたケーブルと同ケ
ーブルの先端に取り付けられたフートコントローラーを
具備してなる医科・歯科治療台において、前記医科・歯
科治療台側のケーブルの基部に、常時ケーブルに引っ張
り緊張力を付与するケーブル巻取装置を配設してなるこ
とを特徴とする医科・歯科治療台。 - 【請求項2】 ケーブル巻取装置が、伸縮の張力が比較
的一定なぜんまいばねを内有する回動リールを備えか
つ、ケーブルの端部は、回動リール回動軸内に回動自在
に挿通され、また同ケーブル端部に続くケーブル後方部
は回動リールの外周部に固着され、さらにケーブル後方
部に続くケーブル主体部は回動リール外周部に巻回され
てなることを特徴とする請求項1記載の医科・歯科治療
台。 - 【請求項3】 ケーブル巻取装置が、ケーブル繰り出し
口に複数個のロールからなるケーブルガイドを備え、そ
のガイド内にケーブルが挿通されてなることを特徴とす
る請求項1又は2記載の医科・歯科治療台。 - 【請求項4】 ケーブル巻取装置が、ケーブル端部から
の制御信号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動
リール回動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リー
ルの回動により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延
長基部が、ケーブル外皮が除去され露出された複数本の
絶縁被覆導線で構成されてなることを特徴とする請求項
2又は3記載の医科・歯科治療台。 - 【請求項5】 ケーブル巻取装置が、ケーブル端部から
の制御信号取り出し構造として、ケーブルの端部が回動
リール回動軸内に回動自在に挿通され、そして回動リー
ルの回動により、捩れ力が負荷されるケーブル端部の延
長基部が、らせんケーブルで構成されてなることを特徴
とする請求項2又は3記載の医科・歯科治療台。 - 【請求項6】 ケーブル端部とケーブル延長基部の間
に、コネクターが介装されてなることを特徴とする請求
項4又は5記載の医科・歯科治療台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156936A JPH08322892A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 医科・歯科治療台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156936A JPH08322892A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 医科・歯科治療台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322892A true JPH08322892A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15638592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156936A Pending JPH08322892A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 医科・歯科治療台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322892A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270212A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用治療椅子 |
| JP2005270211A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用治療椅子 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7156936A patent/JPH08322892A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270212A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用治療椅子 |
| JP2005270211A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | J Morita Tokyo Mfg Corp | 歯科用治療椅子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050621 |