JPH0832376A - マイクロ波半導体増幅器 - Google Patents

マイクロ波半導体増幅器

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JPH0832376A
JPH0832376A JP6186361A JP18636194A JPH0832376A JP H0832376 A JPH0832376 A JP H0832376A JP 6186361 A JP6186361 A JP 6186361A JP 18636194 A JP18636194 A JP 18636194A JP H0832376 A JPH0832376 A JP H0832376A
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Mitsuru Mochizuki
満 望月
Kazutomi Mori
一富 森
Yasuyuki Ito
康之 伊藤
Sunao Takagi
直 高木
Masaki Kono
正基 河野
Seiichi Tsuji
聖一 辻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、周波数f/2の成分のループ
発振による異常増幅現象のない半導体増幅器を提供する
ことを目的とする。 【構成】 入力整合回路10と半導体素子1と出力整合
回路11から構成されるマイクロ波半導体増幅器におい
て並列に動作する半導体素子1aと1bと、入力整合回
路10と、出力整合回路11から構成される閉ループ1
2内に発生した周波数f/2の成分を閉ループ12の
互いに対向する位置に接続された抵抗回路で吸収するこ
とにより発振を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロ波およびミリ
波帯で使用される半導体増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図23は例えば、“高出力マイクロ波ミ
リ波トランジスタ安定化回路”,特開平3−22841
0号公報に示された従来の安定化を施す前の半導体増幅
器の等価回路図であり、図23において1は信号増幅を
行なうソース接地電解効果トランジスタ(以降FETと
称する)、2は入力端子、3は出力端子、70,71,
72は入力端子2とFET1のゲート端子との間を直列
に接続するインダクタ、73はFETのドレイン端子と
出力端子3との間を伝送線路74を介して接続するイン
ダクタ,75は伝送線路74と出力端子3との間に並列
に接続された伝送線路、68は一端をインダクタ70と
71の間に並列に接続され、他端を接地されたキャパシ
タ、69は一端をインダクタ71と72の間に並列に接
続され他端を接地されたキャパシタである。
【0003】インダクタ70,71,72、キャパシタ
68,69で入力整合回路を構成し、インダクタ73お
よび伝送線路74,75で出力整合回路を構成してい
る。従って、上記入力整合回路は入力端子2とFET1
のゲート端子間に構成され、上記出力整合回路は出力端
子3とFET1のドレイン端子間に構成される。
【0004】また、図24は従来の安定化した半導体増
幅器の等価回路図であり、図24において1〜75は図
23の符号と同じなので説明を省略する。76はインダ
クタ72とFET1のゲート端子との間に並列に接続さ
れたインダクタ、77は信号周波数f0 (以降基本波と
呼ぶ)に対して1/2波長の長さを持ち、一端をインダ
クタ76に接続され、他端が開放された先端開放伝送線
路である。
【0005】次に動作について説明する。図23の従来
の安定化を施す前の増幅器においては、上記入力整合回
路により入力端子2とFET1のゲート端子間の整合
を、上記出力整合回路によりFET1のドレイン端子と
出力端子間の整合をそれぞれ行っている。周波数f0
(ここでは任意の周波数に対して周波数f0 を与えてい
るのであり、特定の周波数ではないことに注意) は入力
端子2から入力され、上記入力整合回路、FET1、上
記出力整合回路を介して増幅された後、出力端子3に出
力される。
【0006】一方、増幅器内で発生した熱雑音がFET
1のゲート端子に入力されたとき、FET1の有する入
出力電力特性の非線形性(以下単に非線形性と呼ぶ)によ
り基本波の周波数f0 の成分とミキシングされ、双方の
周波数の和成分と差成分が出力される。FET1自身お
よび周辺回路が有する帰還容量(空間を介してできる容
量)によって入力側と出力側との間に帰還ループが構成
される場合、FET1から出力されたミキシング成分は
帰還され、再び周波数f0 の成分と混合されてFET1
に入力され、さらにFET1とのミキシングによる成分
が出力される。FET1の非線形性が大きい場合、ミキ
シングにより出力される成分の振幅は増大する。
【0007】通常、熱雑音のうち発生する成分の周波数
とミキシングにより発生される成分の周波数が異なる場
合は、帰還ループによって帰還され、再びFET1に入
力されるが、この時発生するミキシング成分の周波数は
異なるため、FETが高利得となる低周波数でない限り
発振が増大することはない。従って、通常雑音レベルに
留まっている。しかし、熱雑音の内、特に周波数f0
2の成分(以降1/2倍波と呼ぶ)がFET1に入力さ
れたとき、FET1の有する非線形性によりf0 の成分
とミキシングされて上記fとf0 /2との差の成分で
あるf0 /2が増幅されて出力される。増幅器がFET
1自身および周辺回路が有する帰還容量によって帰還ル
ープが構成される場合、FET1から出力された上記f
0 /2の成分が帰還され、再びf0 の成分と混合されて
FET1に入力され、FET1によるミキシングにより
再びf0 /2が増幅されて出力される。FET1の非線
形性が大きい場合、ミキシングにより出力されるf0
2の成分は重畳され累積的に増大する。周波数f0 /2
の成分自体は帰還容量が小さい為、周波数f0に比べて
微小な値であるが、上記の様に重畳されていく為、系が
許す飽和レベルまで増大する。系の飽和出力は各周波数
成分の和で規定され、この動作は瞬時に行なわれるの
で、f0 /2の成分が現れた瞬間にf0 の成分が急減少
し、増幅器に異常増幅現象が生じる。
【0008】この問題を解消するため、従来は、図24
の安定化した増幅器で示すように、FETのゲート端子
と入力整合回路間に、インダクタ76と周波数f0 で1
/2波長となる先端開放伝送線路77から成る直列回路
を並列に接続している。ここで、この直列回路による効
果について説明する。一般に、一端を開放した伝送線路
のインピーダンスは式 Z=ーjZ0cot(2πl/λ) で与えられる。ここでZ0は特性インピーダンス、lは
線路長、λは波長を示すこの場合、f0 の周波数では上
記直列回路はインダクタ76と先端開放伝送線路77の
接続点で l=λ/2 となるため上記直列回路のイン
ピーダンスはZ=ーjZ0cotπ 即ち殆ど無限大(開
放)となり、f0 /2の周波数では上記接続点で l=
λ/4 となるため上記直列回路のインピーダンスはZ
=ーjZ0cot(π/2) 即ち殆ど0(短絡)となる。
【0009】従って、入力端子2から入力された信号周
波数f0 の成分は反射計数の式 Γ=ZーZ0/Z+Z0 において Z=∞ を代入することにより、Γ=1(全
反射)となる。従って、先端開放伝送線路77側には周
波数がf0 の入力信号は伝送されることはない。一方、
FET1側には整合回路によってインピーダンスマッチ
ングがとれているので上記周波数がf0 の入力信号はす
べてFET1に入力され、FET1で増幅された後出力
端子3から出力される。結局、周波数がf0 の入力信号
は先端開放伝送線路77の影響を全く受けず、FET1
で増幅された後出力端子3から出力される。
【0010】一方、入力整合回路で生じた周波数f0
2の成分は反射計数の式 Γ=ZーZ0/Z+Z0 において Z=0 を代入することにより、反射計数
Γ=ー1(逆位相で全反射)となる。従って、先端開放伝
送線路77側には周波数がf0 /2の入力信号は伝送さ
れることはない。また、FET1のゲート側も周波数f
0 /2でインピーダンスが殆ど0となる上記直列回路が
接続されているため、その点での周波数f0 /2のイン
ピーダンスが殆ど0となる。従って、反射計数 Γ=ー
1(逆位相で全反射)となり、周波数f0 /2の入力信号
は全反射されてFET1に入力されない。その結果、f
0の入力成分とのミキシングは無くなり、f0 /2の成
分が出力されることは無くなる。
【0011】従来の安定化した半導体増幅器は以上のよ
うに構成されているので、増幅器内の入力端子とFET
1のゲート端子との間や先端開放伝送線路で発生する熱
雑音のf0 /2の周波数成分もFET1に入力されな
い。この半導体増幅器を複数個並列に接続して、FET
が並列に動作するように構成されたような場合も同様の
ことがいえる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の半導体増幅器を
複数個並列に接続して構成される各FET出力側の閉ル
ープ(FETの出力系と隣接のFETの出力系とによっ
てできる閉ループ)において、FET1の出力系やFE
T1のゲート端子とドレイン端子間の空間容量によって
構成される帰還ループ内に周波数がf0 /2の成分が存
在する場合、各FETの特性ばらつきや、各FETを通
る経路の出力側の整合回路の特性のばらつきによって不
平衡モード電力が生じた場合、図25に示すように上記
周波数がf0/2の成分は上記閉ループ内のみを往復す
る逆相同振幅ベクトル成分(以降不平衡モードeと呼
ぶ)と出力端子3側に出力される同相同振幅ベクトル成
分(以降平衡モードeと呼ぶ)に分割される。ここでは
後者は雑音レベルなので出力に対する影響が無視される
ため問題はない。
【0013】しかし、上記閉ループ内のみを通過する不
平衡モード成分は他方のFET1に達した後、当該FE
T1の帰還ループを介して当該FET1のゲート端子に
重畳される。重畳された周波数f0 /2の成分は当該F
ET1のゲート端子ではこれに接続された先端開放伝送
線路によりインピーダンスが0の為、全部反射され再び
FET1の入力側に戻る。従って、FET1でミキシン
グが行なわれ、f0とf0 /2との差の成分であるf0
/2が出力される。この出力されたf0 /2成分はさら
に上記閉ループを先程と逆方向にたどり再び一方のFE
T1に達する。すると今度はこのFET1でも同じ動作
をおこなう。このような動作を繰り返すことにより周波
数がf0 /2の成分の内、上記並列に動作するFETを
含んで構成される各閉ループ内のみを往復する成分の振
幅は重畳されることにより、ループ発振が生じる場合が
あり、増幅器は異常増幅現象が発生するという問題点が
あった。
【0014】この発明は、周波数f/2の成分のルー
プ発振による異常増幅現象のない半導体増幅器を提供す
ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るマイク
ロ波半導体増幅器は、入力整合回路と、この入力整合回
路に接続され信号増幅を行なう半導体素子と、この半導
体素子に接続された出力整合回路とから構成された増幅
回路を複数個並列に接続して形成される閉ループ回路
と、この閉ループ内の所定の対向する位置に接続され、
1/2倍波の不平衡モード電力を吸収する抵抗回路とを
備えたものである。
【0016】また、第2の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、対向して配置される上記入力整合回路間もし
くは上記出力整合回路間に帯状に形成し、1/2倍波の
不平衡モード電力を吸収する抵抗回路を設けたものであ
る。
【0017】また、第3の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、半導体素子が構成された同一基板上に、上記
抵抗回路または上記入力整合回路または上記出力整合回
路を設けたものである。
【0018】また、第4の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、入力整合回路と接地間もしくは上記出力整合
回路と接地間に1/2倍波で抵抗回路となる回路を設け
たものである。
【0019】また、第5の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、1/2倍波に対して直列共振するインダクタ
とキャパシタの直列回路と上記直列回路の非接地端に直
列に接続された抵抗により1/2倍波で抵抗となる回路
を設けたものである。
【0020】また、第6の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、入力整合回路もしくは上記出力整合回路に並
列に1/2倍波に対して1/4波長の先端開放伝送線路
からなる直列回路を設けたものである。
【0021】また、第7の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、半導体素子の入力側端子と出力側端子の間に
1/2倍波で抵抗回路となる帰還回路を設けたものであ
る。
【0022】また、第8の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、入力整合回路と上記出力整合回路との間を接
続し、1/2倍波で抵抗回路となる帰還回路を設け、上
記並列に動作する半導体素子間に配置したものである。
【0023】また、第9の発明に係るマイクロ波半導体
増幅器は、半導体素子の入力側端子と出力側端子間に、
基本波に対して高インピーダンス回路となり1/2倍波
に対して抵抗回路となる帰還回路を設けたものである。
【0024】また、第10の発明に係るマイクロ波半導
体増幅器は、出力整合回路と接地間に1/2倍波に対し
て抵抗回路となり、かつ2倍波で短絡回路となる回路を
設けたものである。
【0025】また、第11の発明に係るマイクロ波半導
体増幅器は、基本波に対して1/4波長の伝送線路と、
上記伝送線路の一端が、基本波で直列共振する第一の直
列共振回路と、2倍波で直列共振する第二の直列共振回
路と、1/2倍波に対して抵抗回路となり2倍波で短絡
回路となる回路とを並列に接続した並列回路を設け、上
記伝送線路と上記並列回路とを直列に接続したものであ
る。
【0026】
【作用】第1の発明においては、並列に動作する半導体
素子および周辺回路により構成される閉ループ回路にお
いて、半導体素子の有する非線形性によって増加する熱
雑音内の1/2倍波成分の電力を上記閉ループ回路内に
設けた抵抗回路の抵抗に吸収させることで消去すること
により、増幅器の入出力特性の異常増幅現象を解消す
る。
【0027】第2の発明においては、広帯域内に信号が
入力される場合にループ内で発生した1/2倍波の成分
を閉ループ回路内の伝送線路間に帯状に対向して設けら
れた抵抗回路で吸収する。
【0028】第3の発明においては、信号周波数f
2で不平衡モード電力を吸収させる位置がFETのすぐ
近傍になる時、ボンディングワイヤのインダクタンスが
無くなる為精度がよくなる。
【0029】第4の発明においては、並列に動作する半
導体素子の入力または出力の整合回路の対向する位置に
抵抗回路を装荷できないような増幅器の場合、周波数f
/2で抵抗回路となる一端がDCブロックを介して接
地された回路で上記周波数f/2の成分を吸収する。
【0030】第5の発明においては、集中定数素子を用
いて構成した周波数f/2で抵抗回路となる回路によ
り上記周波数f/2成分を吸収する。
【0031】第6の発明においては、抵抗及び周波数f
/2で1/4波長の線路長を有する先端開放線路から
成る回路が周波数f/2において抵抗が短絡された回
路となり、周波数f/2の成分を抵抗で吸収する。
【0032】第7の発明においては、FETの入力端子
であるゲート端子と出力端子であるドレイン端子間に構
成された周波数f/2で抵抗回路となる帰還回路によ
り周波数f/2の成分を吸収する。
【0033】第8の発明においては、FETを1a、1
bに分割し、その間に周波数f/2で抵抗回路となる
帰還回を設けることにより増幅器をバランスよく動作さ
せ、かつ周波数f/2の成分を帰還回路の抵抗で吸収
する。
【0034】第9の発明においては、FETの入力端子
と出力端子間に設けられ、信号周波数fに対して高イ
ンピーダンスとなり、周波数f/2で抵抗回路となる
帰還回路により増幅器の信号周波数fの特性に影響を
与えることなく、周波数f/2の成分を帰還回路で吸
収する。
【0035】第10の発明においては整合回路と接地間
に設けられた周波数f/2で抵抗回路となり、かつ周
波数2fで短絡となる回路により、周波数2fを短
絡して2fの出力電力を無くし、かつ周波数f/2
の成分を上記抵抗回路で吸収する。
【0036】第11の発明においては、周波数fで開
放回路、周波数2fで短絡回路、そして周波数f
2で伝送線路のインダクタンスと抵抗を直列接続して成
る抵抗回路を集中定数回路で構成して、周波数2f
出力電力を無くし、かつ周波数f/2の成分を抵抗で
吸収する。
【0037】
【実施例】
実施例1.図1は、第1の発明における一実施例を示す
増幅器の回路図で、同図において、1(1a及び1b)
はソース接地FETで、ゲート端子G、ドレイン端子
D、ソース端子Sを有している。2は増幅器の入力端
子、3は増幅器の出力端子である。4,5,6,7,
8,9は伝送線路で、伝送線路5,6、7、8と導電性
ワイヤ18とソース接地FET1a又は1bがこの順に
接続して構成された増幅回路が2組分伝送線路4と9の
間に並列に接続される。すなわち、入力2に接続された
伝送線路4から伝送線路がA点で2分岐して2組の直列
に接続された伝送線路5,6がボンディングワイヤ(以
降導電性ワイヤと呼ぶ)18を介してFET1aまたは
1bのゲート端子に直列に接続され、FET1aまたは
1bのドレイン端子からは再び導電性ワイヤを介して直
列に伝送線路7,8が接続され、2組の伝送線路8の他
端はB点で伝送線路9の一端に共通に接続され、伝送線
路9の他端が出力端子3に接続される。上記の伝送線路
4,5,6で入力整合回路10を、伝送線路7,8,9
で出力整合回路11をそれぞれ構成している。
【0038】伝送線路5,6,7,8および並列に動作
するFET1a,1bとで増幅器内に閉ループ回路12
が構成される。13は抵抗回路で、接続用伝送線路14
と抵抗15とで構成され、上記閉ループ回路12の入力
側整合回路内の対向する所定の位置に接続される。
【0039】図2は図1の増幅器の構成図である。上記
伝送線路4,5,6は誘電体基板16上に設けられてお
り、上記伝送線路7,8,9は別の誘電体基板17上に
設けられている。抵抗15は誘電体基板16上に薄膜で
形成され接続用伝送線路14で入力整合回路の所定の対
向する位置に接続されている。また、FET1a、1b
のソース端子は各々のFET本体の裏面のスルーホール
(図示せず)により誘電体基板16の裏面(図示せず)に設
けられた接地板19に接続されている。
【0040】次に動作について説明する。図1におい
て、基本波即ち周波数f0 の信号成分は入力端子2から
入力され、A点で分配されて並列に接続されたFET1
a,1bにそれぞれ入力される。FET1a,1bで増
幅された信号はB点で合成され出力端子3から出力され
る。一方、閉ループ回路12内に存在する熱雑音の内、
周波数f0 /2の成分のベクトル方向は並列に動作する
回路でがそれぞれ異なり、また、FET1a,FET1
bの特性ばらつきによって増幅された周波数f0/2の
成分のベクトル方向および大きさは並列に動作する回路
でそれぞれ異なる。これらの成分は、図25(b)に示す
ようにそれぞれの平衡モードeと不平衡モードe
分解できる。仮に抵抗回路13がないとすると、不平衡
モードeはB点で位相が反転して全反射するため、そ
れぞれFET1a,FET1bへ帰還される。
【0041】ここでFET1a、FET1bのゲート端
子には先端開放伝送線路は接続されていないので、不平
衡モードeはさらにA点まで達しここでまた位相が反
転して全反射されFET1a,FET1bに再び入力さ
れる。従って、信号周波数f 0 と周波数f0 /2が同時
にFET1a,FET1bに入力され、FETが非線形
動作しているとミキシングが起き、その結果、周波数f
0 と周波数f0 /2の差の周波数f0 /2の成分が出力
される。
【0042】出力されたf0 /2の成分は、再びB点で
位相が反転して全反射し、上記動作を繰り返していく。
このように周波数f0 /2の不平衡モードは、あたかも
A点とB点間のループ回路12をループを描くように伝
播していく。FETの非線形性が大きくなるとミキシン
グにより発生する周波数f0 /2の成分も増大し、ルー
プ回路においてループ利得が増大し周波数f0 /2の発
振が生じ、この系が許す飽和レベルまで振幅が増大す
る。系の飽和出力はf0 成分とf0 /2成分の和で規定
されるので、f0 /2成分が現れた瞬間にf0 の成分が
急減少する。
【0043】このときのループ発振条件は図3に示すル
ープ回路で式(1)、(2)で示される。
【0044】
【数1】
【0045】ここで、a1とb1は机上計算用としてそ
れぞれ図3(a)に示した閉ループ12の入力側に仮に理
想サーキュレータ20を付加した場合の入力側における
入力進行波とループ回路からの出力進行波を示し、a2
とb2はそれぞれ図3(b)に示した閉ループ12の出力
側に仮に理想サーキュレータ20を付加した場合の出力
側における入力進行波とループ回路からの出力進行波を
示す。
【0046】図4は閉ループ回路に抵抗回路13を設け
なかった場合と、設けた場合の増幅器の入出力特性の測
定結果を示した図である。増幅器の閉ループ回路に抵抗
回路13が無い場合、FETの非線形性が大きくなり、
上記閉ループ回路がf0 /2の周波数で式(1)、
(2)を満足するとき、f0 /2の成分が増大し、増幅
器の入出力特性は図4(a)に示すからのように異
常増幅現象を起こす。この異常増幅現象が生じた時に、
図4(b)に示すように増幅器の出力スペクトルとして
0 /2の成分が生じる。
【0047】そこで、この増幅器に、抵抗回路13を閉
ループ回路12の周波数に応じて決定された対向する位
置に接続すると、周波数f0 /2の不平衡モードは抵抗
15の両端で同振幅、逆位相となるため、上記不平衡モ
ード電力を抵抗15上で合成することにより吸収するこ
とができる。 従って、f0 /2の周波数で(1)、
(2)式が成立しなくなり、ループ発振を抑えることが
できる。即ち、図4の(c)に示すように信号周波数f
0 の成分が急激に減少する異常増幅現象を無くすことが
できる。このとき、スペクトルにもf0 /2の成分は検
出されない。以上のように、抵抗回路13を閉ループ回
路12の所定の対向する位置に接続することによって、
信号周波数f0 の成分が急激に減少する異常増幅現象を
無くすことができる。
【0048】実施例2.図5は、別の発明における一実
施例を示す増幅器の構成図で、同図において、1〜18
は図1の符号と同じなので説明を省略する。23は抵抗
回路で、抵抗22と接続用線路21から構成され、閉ル
ープ回路12の出力側整合回路内の所定の対向する位置
に接続される。ここでは抵抗回路が2つ接続されている
ことを示している。
【0049】次に動作について説明する。図5において
周波数の異なる信号が2波入力された場合、それぞれの
信号周波数の1/2倍の周波数で、閉ループ回路でのル
ープ発振条件(1)、(2)式が成立しないような所定
の閉ループ回路内の対向する位置に抵抗回路13および
抵抗回路23をそれぞれ接続する。これにより、周波数
の異なる信号2波の異常増幅現象を無くすことができ
る。図5は2波の場合について示しているが、複数の周
波数の異なる信号が入力された場合においても、複数個
の抵抗回路をそれぞれループ発振条件の式(1)、
(2)を成立させないような位置に接続すればよく、こ
れにより各信号周波数の異常増幅現象を無くすことがで
きる。
【0050】実施例3.図6は、別の発明における一実
施例を示す増幅器の構成図で、同図において、1〜19
は図2の符号と同じなので説明を省略する。24は誘電
体基板上に形成された薄膜抵抗で、閉ループ回路内の対
向して配置される入力整合回路を構成する伝送線路6間
の一部と出力整合回路を構成する伝送線路7間の一部に
帯状に設けてあり、各伝送線路に接続されている。
【0051】次に動作について説明する。図6におい
て、広帯域に信号が入力される場合、その帯域内の全て
の信号の1/2倍の周波数で閉ループ回路でのループ発
振条件(1)、(2)式が成立しないようにするために
抵抗を装荷する所定の位置は連続になる。従って、薄膜
抵抗24を閉ループ回路内の対向して配置される伝送線
路間に帯状に連続的に設けることで、所定の帯域内にお
ける任意の信号周波数の異常増幅現象を無くすことがで
きる。
【0052】実施例4.図7は、別の発明における一実
施例を示す増幅器の構成図で、同図において、1〜19
は図2の符号と同じなので説明を省略する。FET1a
本体とFET1b本体は同一基板27上に形成され、2
8は抵抗回路で、上記FET1a,1bのそれぞれの入
力端子であるゲート端子の間に同一基板上に形成された
抵抗26と接続伝送線路25とで構成される。
【0053】次に動作について説明する。図7におい
て、信号周波数がf0 /2の周波数で閉ループ回路での
ループ発振条件(1)、(2)式が成立しないよう不平
衡モード電力を吸収させる位置がFETのすぐ近傍にな
る時、FET1a,1bが形成された基板と同一基板上
に抵抗回路28を形成することにより、接続用の導電性
ワイヤ18よりもFETの近傍に抵抗回路28を接続で
きるので、導電性ワイヤ18のインダクタンスを考慮す
る必要がなくなり、正確に周波数f0 /2の不平衡モー
ド電力を抵抗26に吸収させることができ、信号周波数
の異常増幅現象を無くすことができる。図7においては
FET1a,FET1bと抵抗回路28を同一基板27
上に形成したが、図8に示すように、FET、抵抗回
路、入力整合回路および出力整合回路からなるマイクロ
波増幅器を同一基板29上に一体形成しても良い。この
場合はボンディングワイヤが不要なのでばらつきが少な
くなり、設計精度がよくなる。また、歩留りもよくな
り、安定する。
【0054】実施例5.図9は、別の発明における一実
施例を示す増幅器の回路図で、同図において、1〜18
は図1の符号と同じなので説明を省略する。30はf0
/2の周波数で抵抗回路となる回路で、上記閉ループ回
路12の入力側整合回路と接地間にDCブロック用キャ
パシタ31を介して接続される。
【0055】次に動作について説明する。図9におい
て、閉ループ回路12内の所定の位置にf0 /2の周波
数で抵抗回路となる一端がDCブロックを介して接地さ
れた回路30を装荷する。また、増幅器をバランス良く
動作させるため、回路30は各FET1a,1bを通る
並列の各経路の同位置にそれぞれ接続する。回路30は
0 /2の周波数で抵抗回路となるため、f0 /2の周
波数成分は上記抵抗回路で吸収される。従って、ループ
回路12のf0 /2の周波数成分のループ利得は減少
し、閉ループ回路12でのループ発振条件(1)、
(2)式が成立しなくなり、ループ発振を抑えることが
できる。このため、信号周波数f0 の異常増幅現象を無
くすことができる。また、抵抗回路を入力または出力の
整合回路と接地間に設けたので、並列に動作する半導体
素子の入力または出力の整合回路の対向する位置に例え
ばスペース上、抵抗回路を装荷できないような増幅器の
場合に有効である
【0056】実施例6.図10は、別の発明における一
実施例を示す増幅器の回路図で、同図において、1〜1
8は図1の符号と同じなので説明を省略する。35はf
0 /2の周波数で抵抗回路となる回路で、抵抗32、イ
ンダクタ33とキャパシタ34との直列接続で構成さ
れ、上記閉ループ回路12の入力側整合回路と接地間に
接続される。
【0057】図11は図10の増幅器の構成図である。
1〜19は図2の符号と同じなので説明を省略する。抵
抗32は伝送線路4,5,6が形成されている誘電体基
板16と同一誘電体基板上に薄膜で形成され、一端が入
力整合回路に接続され、他端が伝送線路33に接続さ
れ、DCブロック用キャパシタ34と接地用スルーホー
ル67を介して接地される。
【0058】次に動作について説明する。図10におい
て、回路35のインピーダンスZは抵抗32の抵抗値
R、キャパシタ34のキャパシタンスC、伝送線路33
のインダクタンスLを用いて(3)式で示される。Cお
よびLを(4)式の様に選べば、f0 /2の周波数でキ
ャパシタ34とインダクタンス33が直列共振して短絡
回路となり回路35のインピーダンスZはRのみの抵抗
回路となる。
【0059】
【数2】
【0060】従って、回路35をf0 /2の周波数で閉
ループ回路12でのループ発振条件が成立しなくなる所
定の位置で、かつ、増幅器をバランス良く動作させるた
め、各FET1a,1bを通る並列の各経路の同位置に
それぞれ接続すれば、f0 /2の周波数成分は、f0
2の周波数で抵抗回路となる回路35で吸収され、f0
/2の周波数成分のループ利得は減少し、ループ発振を
抑えることができる。このため、信号周波数の異常増幅
現象を無くすことができる。また、抵抗回路を集中定数
素子を用いて構成しているために小形にできる。
【0061】実施例7.図12は、別の発明における一
実施例を示す増幅器の構成図で、同図において、1〜1
9は図2の符号と同じなので説明を省略する。36は抵
抗で、37はf0 /2の周波数で1/4波長の線路長を
有する先端開放線路であり抵抗36の一端に接続され
る。抵抗36の他端は上記入力整合回路に並列に接続さ
れる。
【0062】次に動作について説明する。図12におい
て、抵抗36および先端開放線路37からなる回路はf
0 /2の周波数において、先端開放線路37が上記抵抗
との接続点において短絡となるため抵抗36が短絡され
た回路と考えることができる。従って、抵抗36および
先端開放線路37からなる回路をf0 /2の周波数で閉
ループ回路12におけるループ発振条件が成立しなくな
る所定の位置で、かつ、増幅器をバランス良く動作させ
るため、各FET1a,1bを通る並列の各経路の同位
置にそれぞれ接続すれば、f0 /2の周波数成分は抵抗
36で吸収され、f0 /2の周波数成分のループ利得は
減少し、ループ発振を抑えることができる。このため、
信号周波数の異常増幅現象を無くすことができる。また
本構成の場合、実際に抵抗回路の一端を接地する必要が
なく、また、直列共振用のスルーホールやキャパシタ等
の回路が必要なくなる。従って、その分工程数が減る
為、入力整合回路基板16が安価に精度良く実現でき
る。
【0063】実施例8.図13は、図12の増幅器の回
路図で、同図において、1〜18は図1の符号と同じな
ので説明を省略する。40はf0 /2の周波数で抵抗回
路となる帰還回路で、上記閉ループ回路12のFETの
入力端子であるゲート端子と出力端子であるドレイン端
子間にDCブロック用キャパシタ39および接続用導電
性ワイヤのインダクタンス38を介して接続される。
【0064】次に動作について説明する。図13におい
て、帰還回路40はf0 /2の周波数で抵抗回路となる
ように構成しておく。このため、帰還回路40をf0
2の周波数で閉ループ回路12におけるループ発振条件
が成立しなくなる所定の位置で、かつ、増幅器をバラン
ス良く動作させるため、各FET1a,1bを通る並列
の各経路の同位置にそれぞれ接続すれば、f0 /2の周
波数成分は帰還回路40で吸収され、f0 /2の周波数
成分のループ利得は減少し、ループ発振を抑えることが
できる。このため、信号周波数の異常増幅現象を無くす
ことができる。この場合、帰還回路40がf0 /2の周
波数で抵抗回路となるように構成しているが、接続用導
電性ワイヤ38およびDCブロック用キャパシタ39と
を含めてf0 /2の周波数で抵抗回路となるように構成
してもよい。これは本実施例に限らず他の実施例におい
ても同様である。また、本実施例ではFETの入力端子
と出力端子間に帰還回路が構成された場合について示し
たが入力整合回路の所定の位置と出力整合回路の所定の
位置との間に帰還回路を構成することも可能である。こ
れは本実施例に限らず帰還回路を用いる他の実施例にお
いても同様である。
【0065】また、この構成は半導体素子の入力端子と
出力端子間に基本周波数の1/2倍波で抵抗回路となる
帰還回路を構成したので、並列に動作する半導体素子の
入力または出力の整合回路の対向する位置に抵抗回路を
装荷できない場合や、接地回路が構成できないような増
幅器の構成の場合に有効である。
【0066】実施例9.図14は、別の発明における一
実施例を示す増幅器の回路図で、図において、1〜18
は図2の符号と同じなので説明を省略する。45はf0
/2の周波数で抵抗回路となる帰還回路で、抵抗41、
キャパシタ42とインダクタ43とで構成され、接続用
線路44と導電性ワイヤのインダクタンス38(このイ
ンピーダンスは無視できる)を介して上記閉ループ回路
12のFETの入力端子と出力端子間に接続される。
【0067】また、図15は図14の増幅器の構成図で
ある。同図において、1〜19は図2の符号と同じなの
で説明を省略する。帰還回路45は誘電体基板46,4
7上にそれぞれ形成され、一端がFETの入力端子に、
他端がFETの出力端子にそれぞれ接続用導電性ワイヤ
38を介して接続されている。
【0068】次に動作について説明する。図14におい
て、帰還回路45のインピーダンスZは抵抗41の抵抗
値R、キャパシタ42のキャパシタンスC、伝送線路4
3のインダクタンスLを用いて(3)式で示される。C
およびLを(4)式の様に選べば、f0 /2の周波数で
キャパシタ42と伝送線路43が直列共振して短絡回路
となり、帰還回路45のインピーダンスZはRのみの抵
抗回路となる。
【0069】
【数2】
【0070】従って、帰還回路45をf0 /2の周波数
で閉ループ回路12でのループ発振条件が成立しなくな
る所定の位置で、かつ、増幅器をバランス良く動作させ
るため、各FET1a,1bを通る並列の各経路の同位
置にそれぞれ接続すれば、f0 /2の周波数成分は、f
0 /2の周波数で抵抗回路となる回路45の抵抗41で
吸収され、f0 /2の周波数成分のループ利得は減少
し、ループ発振を抑えることができる。このため、信号
周波数の異常増幅現象を無くすことができる。また、帰
還回路を集中定数素子を用いて構成しているために小形
にできる。
【0071】実施例10.図16は、別の発明における
一実施例を示す増幅器の構成図で、同図において、1〜
19は図2の符号と同じなので説明を省略する。44は
接続用線路、38は導電性ワイヤのインダクタンス、4
5はf0 /2の周波数で抵抗回路となる帰還回路で、抵
抗41、キャパシタ42とインダクタ43とで構成さ
れ、上記閉ループ回路12の伝送線路6と7間に接続さ
れる。帰還回路45は並列に動作するFET1a,1b
と同一基板上に、かつFET1aとFET1bの間に設
けられる。
【0072】次に動作について説明する。図16におい
て、本増幅器の構成の場合、閉ループ回路12は伝送線
路6,7およびFET1a,1bと接続用導電性ワイヤ
18とで構成される。通常、FET1aと1bは分割さ
れていない場合が多いが、このような場合、f0 /2の
周波数で閉ループ回路12でのループ発振条件が成立し
なくなる所定の位置に帰還回路を構成する必要がある場
合、本構成のようにFETを1a,1bに分割しその間
に帰還回路45を設けることで増幅器をバランス良く動
作させ、かつf0 /2の周波数成分は帰還回路45の抵
抗41で吸収され、f0 /2の周波数成分のループ利得
は減少し、ループ発振を抑えることができる。このた
め、信号周波数の異常増幅現象を無くすことができる。
また、帰還回路を半導体素子と同一基板に構成し、かつ
並列に動作する半導体間に配置することで帰還回路の接
続用ワイヤまたは接続用線路を最短にすることができる
ため、その影響をなくすことができ、基本周波数の1/
2倍の周波数で抵抗回路となる帰還回路が精度よく構成
できる
【0073】実施例11.図17は、別の発明における
一実施例の増幅器の回路図で、図において、1〜18は
図1の符号と同じなので説明を省略する。48は信号周
波数f0 に対して高インピーダンスとなり、f0 /2の
周波数で抵抗回路となる帰還回路で、上記閉ループ回路
12のFETの入力端子と出力端子間にDCブロック用
キャパシタ39および接続用導電性ワイヤのインダクタ
ンス38を介して接続される。
【0074】次に動作について説明する。図17におい
て、帰還回路48は信号周波数f0に対して高インピー
ダンスとなり、f0 /2の周波数で抵抗回路となるよう
に構成しておく。このため、帰還回路48をf0 /2の
周波数で閉ループ回路12でのループ発振条件が成立し
なくなる所定の位置に装荷すれば、帰還回路48が増幅
器の信号周波数f0 の特性に影響を与えること無く、f
0 /2の周波数成分は帰還回路48で吸収され、f0
2の周波数成分のループ利得は減少し、ループ発振を抑
えることができる。このため、信号周波数の異常増幅現
象を無くすことができる。この場合、帰還回路48が信
号周波数f0 に対して高インピーダンスとなるため増幅
器の信号周波数f0 の特性に影響を与えることは無い。
従って、実際は帰還回路48を構成する場合、増幅器を
バランス良く動作させるため、各FET1a,1bを通
る並列の各経路の同位置にそれぞれ接続する必要は無く
なり、任意の位置に接続することができる。尚、DCブ
ロック用キャパシタ39および接続用導電性ワイヤのイ
ンダクタンス38の影響は無視できる。
【0075】実施例12.図18は、別の発明における
一実施例を示す増幅器の回路図で、同図において、1〜
18は図1の符号と同じなので説明を省略する。52は
信号周波数f0 で開放となり、f0 /2の周波数で抵抗
回路となる帰還回路で、抵抗49、キャパシタ51とイ
ンダクタ50とで構成され、DCブロック用キャパシタ
39、接続用線路44および導電性ワイヤのインダクタ
ンス38を介して上記閉ループ回路12のFETの入力
端子と出力端子間に接続される。図19は上記増幅器の
構成図である。1〜19は図2の符号と同じなので説明
を省略する。帰還回路52は誘電体基板53,54上に
それぞれ形成され、一端がFETの入力端子に、他端が
FETの出力端子にそれぞれ接続用導電性ワイヤ38を
介して接続されている。
【0076】次に動作について説明する。図18におい
て、帰還回路52のインピーダンスZは抵抗49の抵抗
値R、キャパシタ51のキャパシタンスC、伝送線路5
0のインダクタンスLを用いて(5)式で示される。C
およびLを(6)式の様に選べば、f0 の周波数でキャ
パシタ51と伝送線路50が並列共振して開放回路とな
り、帰還回路52のインピーダンスZは無限大となる。
【0077】
【数3】
【0078】また、f0 /2の周波数ではキャパシタ5
1と伝送線路50の並列回路のインピーダンスは容量性
となりZは抵抗とキャパシタンスが直列接続された抵抗
回路となる。従って、帰還回路52をf0 /2の周波数
で閉ループ回路12でのループ発振条件が成立しなくな
る所定の位置に装荷すれば、帰還回路52が増幅器の信
号周波数f0 の特性に影響を与えること無く、f0 /2
の周波数成分は帰還回路52の抵抗49で吸収され、f
0 /2の周波数成分のループ利得は減少し、ループ発振
を抑えることができる。このため、信号周波数の異常増
幅現象を無くすことができる。また、第12の帰還回路
に集中定数素子を用いた並列共振回路を用いているた
め、基本周波数でインピーダンスを非常に大きくできる
回路を小形に構成できる
【0079】実施例13.図20は、別の発明における
一実施例を示す増幅器の回路図で、同図において、1〜
18は図1の符号と同じなので説明を省略する。55は
0 /2の周波数で抵抗回路となり、かつ2・f0 で短
絡となる回路で、上記閉ループ回路12の出力整合回路
と接地間にDCブロック用キャパシタ56を介して接続
される。
【0080】次に動作について説明する。図20におい
て、閉ループ回路12内の所定の位置に、f0 /2の周
波数で抵抗回路となり、かつ2・f0 で短絡となり、一
端がDCブロック56を介して接地された回路55を装
荷する。また、増幅器をバランス良く動作させるため、
回路55は各FET1a,1bを通る並列の各経路の同
位置にそれぞれ装荷する。回路55はf0 /2の周波数
で抵抗回路となるため、f0 /2の周波数成分は上記抵
抗回路で吸収される。従って、ループ回路12のf0
2の周波数成分のループ利得は減少し、閉ループ回路1
2でのループ発振条件が成立しなくなり、ループ発振を
抑えることができる。このため、信号周波数f0 の異常
増幅現象を無くすことができる。さらに本構成の場合、
回路55は2・f0 で短絡となるため2・f0 の周波数
の出力電力が無くなり、信号周波数f0 の電力の効率が
増加するという効果が生じる。
【0081】実施例14.図21は、別の発明における
一実施例を示す増幅器の回路図で、同図において、1〜
18は図1の符号と同じなので説明を省略する。64は
0 /2の周波数で抵抗回路となり、かつ2・f0 で短
絡となる回路で、信号周波数で1/4波長の長さの伝送
回路57、抵抗58、インダクタ59,60,61、キ
ャパシタ62,63およびDCブロック用キャパシタ5
6とで構成される。伝送線路57の一端は出力整合回路
に接続され、他端と接地間に、インダクタ59とキャパ
シタ62からなる直列共振回路、インダクタ60とキャ
パシタ63からなる直列共振回路およびインダクタ61
と抵抗58の並列回路にDCブロック用キャパシタ56
が直列に接続された回路の並列接続された回路65が接
続されている。図22は上記増幅器の構成図である。1
〜19は図2の符号と同じなので説明を省略する。回路
64は誘電体基板17上に形成され、出力整合回路と接
地間にスルーホール66を介して接続されている。
【0082】次に動作について説明する。図21におい
て、回路65のインピーダンスZは抵抗58の抵抗値
R、キャパシタ62,63のキャパシタンスをそれぞれ
1 ,C2 、伝送線路59,60,61のインダクタン
スをそれぞれL1 ,L2 ,L3とすると(7)式で示さ
れる。C1 およびL1 を(8)式の様に、C2 およびL
2 を(9)式の様に、また、L3 を(10)式のように
選べば、f0 の周波数でキャパシタ62と伝送線路59
が直列共振して短絡回路となり、2・f0 の周波数でキ
ャパシタ63と伝送線路60が直列共振して短絡回路と
なる。また、キャパシタ62,63、伝送線路59,6
0,61からなる回路がf0 /2の周波数で並列共振し
て開放回路となるため回路65のインピーダンスZはR
のみの抵抗回路となる。
【0083】
【数4】
【0084】従って、回路64は回路65に信号周波数
0 で1/4波長の長さの伝送線路57が接続されてい
るため、f0 の周波数で開放回路、2・f0 の周波数で
短絡回路、そしてf0 /2の周波数で伝送線路57のイ
ンダクタンスと抵抗58の抵抗Rの直列接続された抵抗
回路となる。従って、回路64を、閉ループ回路12で
のループ発振条件が成立しなくなる所定の位置で、か
つ、増幅器をバランス良く動作させるため、各FET1
a,1bを通る並列の各経路の同位置にそれぞれ接続す
れば、f0 /2の周波数成分は抵抗58で吸収され、f
0 /2の周波数成分のループ利得は減少し、ループ発振
を抑えることができる。このため、信号周波数の異常増
幅現象を無くすことができる。また、さらに回路64が
2・f0 で短絡となるため2・f0 の周波数の出力電力
が無くなり、信号周波数f0 の電力の効率が増加すると
いう効果が生じる。なお、上記実施例では全て2並列の
場合を述べているが、本特許はこれに限定されるもので
なく、複数個の並列動作の場合についても所定の閉ルー
プ回路内に上述した回路を接続することで同様の効果が
得られる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば半導
体素子の有する非線形性によって増加する熱雑音内の周
波数が基本周波数の1/2倍の信号による不平衡モード
電力を、閉ループ回路内に設けた抵抗回路の抵抗に吸収
させることで無くすことができ、ループ発振を抑え、基
本周波数の成分が減少する異常増幅現象を解消すること
ができるという効果がある。
【0086】また、第2の発明によれば、広帯域にわた
って帯域内の全周波数の1/2倍の周波数の信号の不平
衡モード電力を吸収させることができ帯域内の信号周波
数の異常増幅現象を解消することができるという効果が
ある。
【0087】また、第3の発明によれば、抵抗回路を半
導体素子と同一基板上に構成することにより不平衡モー
ドを吸収する抵抗の位置が半導体素子の近傍に設けられ
るので、精度が向上するという効果がある。
【0088】また、第4の発明によれば、抵抗回路を入
力または出力の整合回路と接地間に設けたので、並列に
動作する半導体素子の入力または出力の整合回路の対向
する位置に抵抗回路を装荷できないような増幅器の場合
に有効であるという効果がある。
【0089】また、第5の発明によれば、抵抗回路を集
中定数素子を用いて構成しているために小形にできると
いう効果がある。
【0090】また、第6の発明によれば、先端開放線路
を用いて抵抗回路を構成しているため接地用のスルーホ
ール、DCブロック用のキャパシタが必要なくなり、整
合回路用の基板が安価に精度よく実現できるという効果
がある。
【0091】また、第7の発明によれば、半導体素子の
入力端子と出力端子間に基本周波数の1/2倍波で抵抗
回路となる帰還回路を構成したので、並列に動作する半
導体素子の入力または出力の整合回路の対向する位置に
抵抗回路を装荷できない場合や、接地回路が構成できな
いような増幅器の構成の場合に有効であるという効果が
ある。
【0092】また、第8の発明によれば、帰還回路を半
導体素子と同一基板に構成し、かつ並列に動作する半導
体間に配置することで帰還回路の接続用ワイヤまたは接
続用線路を最短にすることができるため、その影響をな
くすことができ、基本周波数の1/2倍の周波数で抵抗
回路となる帰還回路が精度よく構成できるという効果が
ある。
【0093】また、第9の発明によれば、基本周波数に
対して高インピーダンスとなり、かつ基本周波数の1/
2倍の周波数で抵抗回路となる帰還回路を構成している
ので、基本周波数の特性に影響を与えることなく1/2
倍波の電力を吸収させることができるという効果があ
る。
【0094】また、第10の発明によれば、基本周波数
の1/2倍の周波数で抵抗回路となるだけでなく、基本
周波数の2倍の周波数で短絡となる回路構成としたので
2倍波の周波数の出力電力が無くなり、基本波の効率が
増加するという効果がある。
【0095】また、第11の発明によれば、回路内の共
振回路を集中定数素子で構成しているので、小形に、1
/2倍波で抵抗回路となりかつ2倍波で短絡となる回路
を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における一実施例を示す増幅器の回
路図である。
【図2】 図1の増幅器の構成図であるである。
【図3】 この発明における増幅器内ループ回路のルー
プ利得計算用回路である。
【図4】 閉ループ回路に抵抗回路13を設けなかった
場合と、設けた場合の増幅器の入出力特性の測定結果を
示した図である。
【図5】 別の発明における一実施例を示す増幅器の構
成図である。
【図6】 別の発明における一実施例を示す増幅器の構
成図である。
【図7】 別の発明における一実施例を示す増幅器の構
成図である。
【図8】 FET、抵抗回路、入力整合回路および出力
整合回路からなるマイクロ波増幅器を同一基板上に一体
形成した構成図である。
【図9】 別の発明における一実施例を示す増幅器の回
路図である。
【図10】 別の発明における一実施例を示す増幅器の
回路図である。
【図11】 図10の増幅器の構成図である。
【図12】 別の発明における一実施例を示す増幅器の
構成図である。
【図13】 図12の増幅器の回路図である。
【図14】 別の発明における一実施例を示す増幅器の
回路図である。
【図15】 図14の増幅器の構成図である。である。
【図16】 別の発明における一実施例を示す増幅器の
構成図である。
【図17】 別の発明における他の実施例による増幅器
の回路図である。
【図18】 別の発明における他の実施例による増幅器
の回路図である。
【図19】 図18の構成図である。
【図20】 別この発明における他の実施例による増幅
器の回路図である。
【図21】 別の発明における他の実施例による増幅器
の回路図である。
【図22】 図21の増幅器の構成図である。
【図23】 従来の安定化を施す前の半導体増幅器の回
路図である。
【図24】 従来の安定化した半導体増幅器の回路図で
ある。
【符号の説明】
1a ソース接地FET 1b ソース接地FET 2 入力端子 3 出力端子 4 伝送線路 5 伝送線路 6 伝送線路 7 伝送線路 8 伝送線路 9 伝送線路 74 伝送線路 75 伝送線路 10 入力整合回路 11 出力整合回路 12 閉ループ回路 13 抵抗回路 23 抵抗回路 28 抵抗回路 14 接続用線路 21 接続用線路 25 接続用線路 44 接続用線路 15 抵抗 22 抵抗 24 抵抗 26 抵抗 32 抵抗 36 抵抗 41 抵抗 49 抵抗 58 抵抗 16 誘電体基板 17 誘電体基板 46 誘電体基板 47 誘電体基板 53 誘電体基板 54 誘電体基板 18 導電性ワイヤ 38 導電性ワイヤ 19 接地板 20 理想サーキュレータ 27 GaAs基板 29 GaAs基板 30 f0 /2で抵抗回路となる回路 35 f0 /2で抵抗回路となる回路 40 f0 /2で抵抗回路となる回路 45 f0 /2で抵抗回路となる回路 31 DCブロック用キャパシタ 39 DCブロック用キャパシタ 56 DCブロック用キャパシタ 33 インダクタ 43 インダクタ 50 インダクタ 59 インダクタ 60 インダクタ 61 インダクタ 70 インダクタ 71 インダクタ 72 インダクタ 73 インダクタ 76 インダクタ 34 キャパシタ 42 キャパシタ 51 キャパシタ 62 キャパシタ 63 キャパシタ 68 キャパシタ 69 キャパシタ 37 2/f0 で1/4波長の長さの先端開放伝送線路 48 f0 で高インピーダンス、かつf0 /2で抵抗回
路となる回路 52 f0 で高インピーダンス、かつf0 /2で抵抗回
路となる回路 55 f0 /2で抵抗回路、かつ2・f0 で短絡となる
回路 64 f0 /2で抵抗回路、かつ2・f0 で短絡となる
回路 57 f0 で1/4波長の長さの伝送線路 65 f0 かつ2・f0 で短絡、f0 /2で抵抗となる
回路 66 スルーホール 67 スルーホール 77 f0 で1/2波長の長さの先端開放伝送回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】削除
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図25
【補正方法】追加
【補正内容】
【図25】 図23の回路を並列接続して構成される閉
ループ内での周波数f0 /2の成分の動作を示す説明図
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図23】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図24】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図25】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 直 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株式 会社電子システム研究所内 (72)発明者 河野 正基 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社北伊丹製作所内 (72)発明者 辻 聖一 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社北伊丹製作所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力整合回路と、この入力整合回路に接
    続され信号増幅を行なう半導体素子と、この半導体素子
    に接続された出力整合回路とから構成された増幅回路を
    複数個並列に接続して形成される閉ループ回路と、この
    閉ループ内の所定の対向する位置に接続され、1/2倍
    波の不平衡モード電力を吸収する抵抗回路とを備えたこ
    とを特徴とするマイクロ波半導体増幅器。
  2. 【請求項2】 対向して配置される上記入力整合回路間
    もしくは上記出力整合回路間に帯状に形成し、1/2倍
    波の不平衡モード電力を吸収する抵抗回路を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のマイクロ波半導体増幅器。
  3. 【請求項3】 上記半導体素子が構成された同一基板上
    に、上記抵抗回路または上記入力整合回路または上記出
    力整合回路を設けたことを特徴とする請求項1記載のマ
    イクロ波半導体増幅器。
  4. 【請求項4】 上記入力整合回路と接地間もしくは上記
    出力整合回路と接地間に1/2倍波で抵抗回路となる回
    路を設けたことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波
    半導体増幅器。
  5. 【請求項5】 1/2倍波に対して直列共振するインダ
    クタとキャパシタの直列回路と、上記直列回路の非接地
    端に直列に接続された抵抗により1/2倍波で抵抗とな
    る回路を設けたことを特徴とする請求項4記載のマイク
    ロ波半導体増幅器。
  6. 【請求項6】 上記入力整合回路もしくは上記出力整合
    回路に並列に1/2倍波に対して1/4波長の先端開放
    伝送線路からなる直列回路を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のマイクロ波半導体増幅器。
  7. 【請求項7】 上記半導体素子の入力側端子と出力側端
    子の間に1/2倍波で抵抗回路となる帰還回路を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のマイクロ波半導体増幅
    器。
  8. 【請求項8】 上記入力整合回路と上記出力整合回路と
    の間を接続し、1/2倍波で抵抗回路となる帰還回路を
    設け、上記並列に動作する半導体素子間に配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のマイクロ波半導体増幅器。
  9. 【請求項9】 上記半導体素子の入力側端子と出力側端
    子間に、基本波に対して高インピーダンス回路となり1
    /2倍波に対して抵抗回路となる帰還回路を設けたこと
    を特徴とする請求項8記載のマイクロ波半導体増幅器。
  10. 【請求項10】 上記出力整合回路と接地間に1/2倍
    波に対して抵抗回路となり、かつ2倍波で短絡回路とな
    る回路を設けたことを特徴とする請求項1記載のマイク
    ロ波半導体増幅器。
  11. 【請求項11】 上記回路は基本波に対して1/4波長
    の伝送線路と、上記伝送線路の一端が、基本波で直列共
    振する第一の直列共振回路と、2倍波で直列共振する第
    二の直列共振回路と、1/2倍波に対して抵抗回路とな
    り2倍波で短絡回路となる回路とを並列に接続した並列
    回路を設け、上記伝送線路と上記並列回路とを直列に接
    続したことにより構成されることを特徴とする請求項1
    0記載のマイクロ波半導体増幅器。
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