JPH0832394A - ノイズフィルタ - Google Patents
ノイズフィルタInfo
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- JPH0832394A JPH0832394A JP19115894A JP19115894A JPH0832394A JP H0832394 A JPH0832394 A JP H0832394A JP 19115894 A JP19115894 A JP 19115894A JP 19115894 A JP19115894 A JP 19115894A JP H0832394 A JPH0832394 A JP H0832394A
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 22
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 4
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
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- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 対となる2つの線間と接地間に生ずるコモン
モードの電磁ノイズを抑制するノイズフィルタにおい
て、低周波域におけるコモンモード電磁ノイズと高周波
域の電磁ノイズに共に抑制する効果が高く、かつ小形で
安価なノイズフィルタを提供する。 【構成】 一つの閉磁路磁心に少なくとも2対以上の巻
線を施した複合コモンモードチョークコイル1と、該複
合コモンモードチョークコイル1の一対の巻線の両端に
コンデンサ8を接続し、前記複合コモンモードチョーク
コイル1の入力側と出力側に線間とアース端子10との
間に線・接地コンデンサ9と、線間に線間コンデンサ6
a、6bを接続してノイズフィルタを形成する。
モードの電磁ノイズを抑制するノイズフィルタにおい
て、低周波域におけるコモンモード電磁ノイズと高周波
域の電磁ノイズに共に抑制する効果が高く、かつ小形で
安価なノイズフィルタを提供する。 【構成】 一つの閉磁路磁心に少なくとも2対以上の巻
線を施した複合コモンモードチョークコイル1と、該複
合コモンモードチョークコイル1の一対の巻線の両端に
コンデンサ8を接続し、前記複合コモンモードチョーク
コイル1の入力側と出力側に線間とアース端子10との
間に線・接地コンデンサ9と、線間に線間コンデンサ6
a、6bを接続してノイズフィルタを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に実装し、電磁
ノイズを抑制するノイズフィルタに関するものである。
ノイズを抑制するノイズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズフィルタを形成するコモン
モードチョークコイルにおいてはトロイダルコアに手作
業又は巻線機を用いて丸銅線を巻線していた。従来の此
の種のノイズフィルタでは1つの高い比透磁率特性を有
する閉磁路のトロイダルコアに2つの巻線をコモンモー
ドに巻回したコモンモードチョークコイルとコンデンサ
や抵抗を接続して1つのノイズフィルタを形成してい
る。一方低周波域の範囲までノイズ抑制効果が必要とさ
れる場合には低周波域において高い減衰特性を必要とす
るノイズフィルタではインダクタンスの値の大きなコモ
ンモードチョークコイルを組み込んだノイズフィルタ
と、高周波域で高い減衰特性を有するノイズフィルタの
複数個のノイズフィルタを組合せ形成する必要があり形
状が大きくなる。一方、2つ以上のトロイダルコアの各
々に巻線を施して2つ以上のコモンモードチョークコイ
ルを回路に組み込むため、資材コストが高額になるこ
と、又組立作業性も悪く組み立ての工数も多く、極めて
高価なノイズフィルタとなっていた。
モードチョークコイルにおいてはトロイダルコアに手作
業又は巻線機を用いて丸銅線を巻線していた。従来の此
の種のノイズフィルタでは1つの高い比透磁率特性を有
する閉磁路のトロイダルコアに2つの巻線をコモンモー
ドに巻回したコモンモードチョークコイルとコンデンサ
や抵抗を接続して1つのノイズフィルタを形成してい
る。一方低周波域の範囲までノイズ抑制効果が必要とさ
れる場合には低周波域において高い減衰特性を必要とす
るノイズフィルタではインダクタンスの値の大きなコモ
ンモードチョークコイルを組み込んだノイズフィルタ
と、高周波域で高い減衰特性を有するノイズフィルタの
複数個のノイズフィルタを組合せ形成する必要があり形
状が大きくなる。一方、2つ以上のトロイダルコアの各
々に巻線を施して2つ以上のコモンモードチョークコイ
ルを回路に組み込むため、資材コストが高額になるこ
と、又組立作業性も悪く組み立ての工数も多く、極めて
高価なノイズフィルタとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を除去するため、低周波域で減衰特性が大きく、かつ小
型で、かつ安価な生産性のよい低周波域から高周波域に
わたる電磁ノイズを抑制するのに効果を有するノイズフ
ィルタを提供することを目的とする。
を除去するため、低周波域で減衰特性が大きく、かつ小
型で、かつ安価な生産性のよい低周波域から高周波域に
わたる電磁ノイズを抑制するのに効果を有するノイズフ
ィルタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、U字形コアの
開口側を対向させて組合せ、矩形に嵌合し形成した1つ
の閉磁路磁性体の矩形コアに、平角銅線を巻回した円筒
形の巻線を2対以上用いて、前記矩形コアの対向する磁
脚に、前記巻線に逆向きに流れる電流の作る磁界が、互
いに打ち消すようにする。一方、同一方向に流れる所謂
コモンモードの電磁ノイズによる電流に対しては、高い
インダクタンスを生ずるように巻回した少なくとも2つ
以上のコモンモードチョークコイルを一つの閉磁気回路
に形成した複合コモンモードチョークコイルとする。前
記複合コモンモードチョークコイルの2つ以上のコモン
モードコイルの夫々の矩形コアの磁脚に巻回した巻線を
直列に接続する。1つのコモンモードチョークコイルに
はチョークコイルに並列にコンデンサを接続してコンデ
ンサと並列共振回路を構成する。低周波域の特定周波数
帯において、高いインピーダンスを有するように作用さ
せ、かつ他方の1つのコモンモードチョークコイルは、
巻線間の浮遊容量による自己共振を生ずる迄の周波数域
にわたりノイズ発生周波数帯全域においては、高いイン
ピーダンスを有するように作用させたものである。更に
前記の複合コモンモードチョークコイルに対してπ型
に、2つの線間にコンデンサを接続する。またライン−
アース間にコンデンサを逆L型フィルタを構成するよう
に接続し、ローパスフィルタ型の回路を構成することに
より、低周波の特定周波数帯に対して高い減衰特性を有
し、又高い周波数域迄の電磁ノイズを抑制し、安価で、
かつ小形に実現できるノイズフィルタを構成する。本発
明のノイズフィルタは、複合コモンモードチョークコイ
ルに接続するコンデンサの接続の前後は、反転して組み
込むことも可能である。又電磁ノイズの周波数帯によ
り、電磁ノイズを抑制するための複合コモンモードチョ
ークコイルの1つごとのコモンモードチョークコイルを
インダクタンスの異なるコモンモードチョークコイルに
する。またコンデンサの定数を変えることによりノイズ
発生周波数成分に応じ任意に周波数帯域の減衰特性の異
なるものとすることが可能である。
開口側を対向させて組合せ、矩形に嵌合し形成した1つ
の閉磁路磁性体の矩形コアに、平角銅線を巻回した円筒
形の巻線を2対以上用いて、前記矩形コアの対向する磁
脚に、前記巻線に逆向きに流れる電流の作る磁界が、互
いに打ち消すようにする。一方、同一方向に流れる所謂
コモンモードの電磁ノイズによる電流に対しては、高い
インダクタンスを生ずるように巻回した少なくとも2つ
以上のコモンモードチョークコイルを一つの閉磁気回路
に形成した複合コモンモードチョークコイルとする。前
記複合コモンモードチョークコイルの2つ以上のコモン
モードコイルの夫々の矩形コアの磁脚に巻回した巻線を
直列に接続する。1つのコモンモードチョークコイルに
はチョークコイルに並列にコンデンサを接続してコンデ
ンサと並列共振回路を構成する。低周波域の特定周波数
帯において、高いインピーダンスを有するように作用さ
せ、かつ他方の1つのコモンモードチョークコイルは、
巻線間の浮遊容量による自己共振を生ずる迄の周波数域
にわたりノイズ発生周波数帯全域においては、高いイン
ピーダンスを有するように作用させたものである。更に
前記の複合コモンモードチョークコイルに対してπ型
に、2つの線間にコンデンサを接続する。またライン−
アース間にコンデンサを逆L型フィルタを構成するよう
に接続し、ローパスフィルタ型の回路を構成することに
より、低周波の特定周波数帯に対して高い減衰特性を有
し、又高い周波数域迄の電磁ノイズを抑制し、安価で、
かつ小形に実現できるノイズフィルタを構成する。本発
明のノイズフィルタは、複合コモンモードチョークコイ
ルに接続するコンデンサの接続の前後は、反転して組み
込むことも可能である。又電磁ノイズの周波数帯によ
り、電磁ノイズを抑制するための複合コモンモードチョ
ークコイルの1つごとのコモンモードチョークコイルを
インダクタンスの異なるコモンモードチョークコイルに
する。またコンデンサの定数を変えることによりノイズ
発生周波数成分に応じ任意に周波数帯域の減衰特性の異
なるものとすることが可能である。
【0005】即ち本発明は、高い比透磁率特性を有する
閉磁路磁心に少なくとも2対以上のコモンモード巻線を
施した複合コモンモードチョークコイルと、該複合コモ
ンモードチョークコイルの少なくとも1対のコモンモー
ド巻線の両端に接続したコンデンサと、前記複合コモン
モードチョークコイルの入力側と出力側に接続した線間
コンデンサと、線と接地間コンデンサとを接続してなる
ことを特徴とするノイズフィルタである。
閉磁路磁心に少なくとも2対以上のコモンモード巻線を
施した複合コモンモードチョークコイルと、該複合コモ
ンモードチョークコイルの少なくとも1対のコモンモー
ド巻線の両端に接続したコンデンサと、前記複合コモン
モードチョークコイルの入力側と出力側に接続した線間
コンデンサと、線と接地間コンデンサとを接続してなる
ことを特徴とするノイズフィルタである。
【0006】
【作用】U字形コアの開口側をつき合わせ組合せた矩形
コアと、矩形コアに形成された2対のコモンモードチョ
ークコイルの一方の磁脚に巻回された2つの巻線を直列
に接続し、矩形コアの対向する磁脚に巻回した一つのコ
モンモードチョークコイルに並列に低周波域で並列共振
を生ずるよう接続したコンデンサは、低周波域において
コモンモードチョークコイルに流れる低周波成分の電磁
ノイズに対して高いインピーダンスを生ずるようにす
る。また一方矩形コアの磁脚に形成した少なくとも2対
以上のコモンモードチョークの対向する夫々の磁脚に巻
回した巻線を、直列に接続した複合コモンモードチョー
クコイルの入力側と出力側の2つの線間に、コンデンサ
を接続する。又2つの線と接地間にコンデンサを接続し
た構成としてあるので、線に流れる電流に対し高インピ
ーダンスとする1つのコモンモードチョークに並列に接
続したコンデンサによって生ずる並列共振周波数域を除
き、複合コモンモードチョークコイルのインダクタンス
と、入力側と出力側との線間に接続されたコンデンサ
と、及び2つの線の夫々と接地側との間のコンデンサ
と、2つの線間のノーマルモード電磁ノイズと、2つの
線と接地側との間に生ずるコモンモード電磁ノイズを抑
制するノイズフィルタとを構成する。又2つのコモンモ
ードチョークコイルに夫々コンデンサを組合せた減衰周
波数域の異なる2つのノイズフィルタを組合せてノイズ
フィルタとした構成としていないので、ノイズフィルタ
を形成するコンデンサの数が少なくなり、又ノイズフィ
ルタの全体の大きさ、及び部品を組立てる際の組立て工
数も従来に比べて少なくなり、小形で安価な低周波域と
高周波域で減衰特性の大きなノイズフィルタを構成する
ことが出来る。
コアと、矩形コアに形成された2対のコモンモードチョ
ークコイルの一方の磁脚に巻回された2つの巻線を直列
に接続し、矩形コアの対向する磁脚に巻回した一つのコ
モンモードチョークコイルに並列に低周波域で並列共振
を生ずるよう接続したコンデンサは、低周波域において
コモンモードチョークコイルに流れる低周波成分の電磁
ノイズに対して高いインピーダンスを生ずるようにす
る。また一方矩形コアの磁脚に形成した少なくとも2対
以上のコモンモードチョークの対向する夫々の磁脚に巻
回した巻線を、直列に接続した複合コモンモードチョー
クコイルの入力側と出力側の2つの線間に、コンデンサ
を接続する。又2つの線と接地間にコンデンサを接続し
た構成としてあるので、線に流れる電流に対し高インピ
ーダンスとする1つのコモンモードチョークに並列に接
続したコンデンサによって生ずる並列共振周波数域を除
き、複合コモンモードチョークコイルのインダクタンス
と、入力側と出力側との線間に接続されたコンデンサ
と、及び2つの線の夫々と接地側との間のコンデンサ
と、2つの線間のノーマルモード電磁ノイズと、2つの
線と接地側との間に生ずるコモンモード電磁ノイズを抑
制するノイズフィルタとを構成する。又2つのコモンモ
ードチョークコイルに夫々コンデンサを組合せた減衰周
波数域の異なる2つのノイズフィルタを組合せてノイズ
フィルタとした構成としていないので、ノイズフィルタ
を形成するコンデンサの数が少なくなり、又ノイズフィ
ルタの全体の大きさ、及び部品を組立てる際の組立て工
数も従来に比べて少なくなり、小形で安価な低周波域と
高周波域で減衰特性の大きなノイズフィルタを構成する
ことが出来る。
【0007】
【実施例】本発明のノイズフィルタの一実施例を図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0008】図1に本発明のノイズフィルタを構成する
回路の一実施例を示す。本発明のノイズフィルタにおい
ては、複合コモンモードチョークコイル1は図4(b)
に示すように図4(a)に示す平角線を巻き回した筒形
巻線5を巻線間とU字形コア3とを絶縁するコアキャッ
プ4に組込んでなるもので、コアキャップ4のコア挿入
孔4aにU字形コア3の開口側を挿入し、2つのU字形
コア3をつき合わせ組合せて形成される。コアキャップ
4に組み込まれる筒形巻線5aと、筒形巻線5bは図1
の1つのコモンモードチョークコイル1aを、筒形巻線
5cと筒形巻線5dは、又他の1つのコモンモードチョ
ークコイル1bを形成する。本発明においては複合コモ
ンモードチョークコイル1のコモンモードチョークコイ
ル1aに並列にコンデンサ8を接続し、コモンモードチ
ョークコイル1aのインダクタンスL1、L2と、コンデ
ンサ8の容量Cpによって低周波の特定周波数において
並列共振を生ずるようにし、前記特定周波数域において
2つの線に並行に流れるコモンモードの電圧に対して高
いインピーダンスが形成されるようにしてある。又前記
の低周波域の高インピーダンス特性の複合コモンモード
チョークコイル1と、複合コモンモードチョークコイル
の入力側と出力側の線間コンデンサ(CX)6a、6b
と、線とアース端子10との間の線・接地間コンデンサ
9(CY)とによりπ型のノイズフィルタ回路を構成し
低周波の特定周波数において高減衰量が得られる。即ち
インダクタンスの値がL1、L2のコモンモードチョーク
コイル1aの両端にコンデンサ8を接続して、コモンモ
ードチョークコイルのインダクタンスL1、L2とコンデ
ンサ8の容量Cpとにより低周波域において並列共振を
生じさせて高いインピーダンスを線に直列に生じさせ、
線間コンデンサ(CX)6a、6bとの間でノーマルモ
ードノイズに対するπ型濾波回路を形成し、線・接地間
コンデンサ(CY)9との間でコモンモードノイズに対
しπ型濾波回路を形成する。又他方のコモンモードチョ
ークコイル1bのL3、L4の持つ自己共振の周波数迄の
ノイズ発生帯域全域に対しインピーダンスが形成される
ので、前記インピーダンスと線間コンデンサ(CX)6
a、6bと線・接地間コンデンサ(CY)9の容量性低
インピーダンスによるπ型濾波回路によりノイズ発生帯
域全域において減衰量が得られる。
回路の一実施例を示す。本発明のノイズフィルタにおい
ては、複合コモンモードチョークコイル1は図4(b)
に示すように図4(a)に示す平角線を巻き回した筒形
巻線5を巻線間とU字形コア3とを絶縁するコアキャッ
プ4に組込んでなるもので、コアキャップ4のコア挿入
孔4aにU字形コア3の開口側を挿入し、2つのU字形
コア3をつき合わせ組合せて形成される。コアキャップ
4に組み込まれる筒形巻線5aと、筒形巻線5bは図1
の1つのコモンモードチョークコイル1aを、筒形巻線
5cと筒形巻線5dは、又他の1つのコモンモードチョ
ークコイル1bを形成する。本発明においては複合コモ
ンモードチョークコイル1のコモンモードチョークコイ
ル1aに並列にコンデンサ8を接続し、コモンモードチ
ョークコイル1aのインダクタンスL1、L2と、コンデ
ンサ8の容量Cpによって低周波の特定周波数において
並列共振を生ずるようにし、前記特定周波数域において
2つの線に並行に流れるコモンモードの電圧に対して高
いインピーダンスが形成されるようにしてある。又前記
の低周波域の高インピーダンス特性の複合コモンモード
チョークコイル1と、複合コモンモードチョークコイル
の入力側と出力側の線間コンデンサ(CX)6a、6b
と、線とアース端子10との間の線・接地間コンデンサ
9(CY)とによりπ型のノイズフィルタ回路を構成し
低周波の特定周波数において高減衰量が得られる。即ち
インダクタンスの値がL1、L2のコモンモードチョーク
コイル1aの両端にコンデンサ8を接続して、コモンモ
ードチョークコイルのインダクタンスL1、L2とコンデ
ンサ8の容量Cpとにより低周波域において並列共振を
生じさせて高いインピーダンスを線に直列に生じさせ、
線間コンデンサ(CX)6a、6bとの間でノーマルモ
ードノイズに対するπ型濾波回路を形成し、線・接地間
コンデンサ(CY)9との間でコモンモードノイズに対
しπ型濾波回路を形成する。又他方のコモンモードチョ
ークコイル1bのL3、L4の持つ自己共振の周波数迄の
ノイズ発生帯域全域に対しインピーダンスが形成される
ので、前記インピーダンスと線間コンデンサ(CX)6
a、6bと線・接地間コンデンサ(CY)9の容量性低
インピーダンスによるπ型濾波回路によりノイズ発生帯
域全域において減衰量が得られる。
【0009】本ノイズフィルタの減衰量は前記2つのπ
型濾波回路の減衰量を合成したものであるから、低周波
において高減衰量及びコモンモードチョークコイルの全
域において良好な減衰量を合成した特性を有する安価で
かつ小形のノイズフィルタとすることが出来る。又、低
周波の高減衰量の中心周波数及び帯域も複合コモンモー
ドチョークコイルの一方のコモンモードチョークコイル
1aのインダクタンスの値L1、L2とコモンモードチョ
ークコイルに並列に接続するコンデンサ(CP)8の素
子値を変化することにより低周波域の共振周波数を任意
に設定できる。
型濾波回路の減衰量を合成したものであるから、低周波
において高減衰量及びコモンモードチョークコイルの全
域において良好な減衰量を合成した特性を有する安価で
かつ小形のノイズフィルタとすることが出来る。又、低
周波の高減衰量の中心周波数及び帯域も複合コモンモー
ドチョークコイルの一方のコモンモードチョークコイル
1aのインダクタンスの値L1、L2とコモンモードチョ
ークコイルに並列に接続するコンデンサ(CP)8の素
子値を変化することにより低周波域の共振周波数を任意
に設定できる。
【0010】以上はコモンモードノイズについて説明し
たものであるがノーマルモードノイズに対して複合コモ
ンモードチョークコイル1の持つ漏洩インダクタンスと
線間コンデンサ6a、6bとにより、コモンモードノイ
ズと同様に、ノーマルモードノイズに対してπ型濾波回
路を形成する。
たものであるがノーマルモードノイズに対して複合コモ
ンモードチョークコイル1の持つ漏洩インダクタンスと
線間コンデンサ6a、6bとにより、コモンモードノイ
ズと同様に、ノーマルモードノイズに対してπ型濾波回
路を形成する。
【0011】図2は図1に示す本発明のノイズフィルタ
を構成する濾波回路を、プリント基板11上に実装した
時の実装図を示している。複合コモンモードチョークコ
イル1は、図4に示すように2つのU字形コア3を閉磁
路になるよう開口側を突き合わせ、コアキャップ4のコ
ア挿入孔4aにU字形コア3を挿入嵌合し、平角銅線の
筒形巻線5をコアキャップ4に組立てて形成する。複合
コモンモードチョークコイルの一方のコモンモードチョ
ークコイルに並列に並列共振を生じさせるためのコンデ
ンサ8及び線間コンデンサ6a、6b及び線・接地間コ
ンデンサ9、抵抗7をプリント基板11上で結線するこ
とによりノイズフィルタ回路を形成する。図2において
ノイズフィルタの外部接続端子2及びアース端子10に
ついてもノイズフィルタ回路とプリント基板上で結線さ
れる。
を構成する濾波回路を、プリント基板11上に実装した
時の実装図を示している。複合コモンモードチョークコ
イル1は、図4に示すように2つのU字形コア3を閉磁
路になるよう開口側を突き合わせ、コアキャップ4のコ
ア挿入孔4aにU字形コア3を挿入嵌合し、平角銅線の
筒形巻線5をコアキャップ4に組立てて形成する。複合
コモンモードチョークコイルの一方のコモンモードチョ
ークコイルに並列に並列共振を生じさせるためのコンデ
ンサ8及び線間コンデンサ6a、6b及び線・接地間コ
ンデンサ9、抵抗7をプリント基板11上で結線するこ
とによりノイズフィルタ回路を形成する。図2において
ノイズフィルタの外部接続端子2及びアース端子10に
ついてもノイズフィルタ回路とプリント基板上で結線さ
れる。
【0012】図3は本発明のノイズフィルタの一実施例
におけるノイズフィルタの周波数に対する減衰特性を示
す。
におけるノイズフィルタの周波数に対する減衰特性を示
す。
【0013】図3のノイズフィルタの減衰特性におい
て、図1の複合コモンモードチョークコイル1を構成す
る夫々のコモンモードチョークコイル1a、1bのイン
ダクタンスの値は1.8mH、コモンモードチョークコ
イル1aの巻線5a、5bの両端に接続したコンデンサ
(CP)8の値は1000PF、線・接地間コンデンサ
(CY)9の値は4700PF、線間コンデンサ6a、
6bの値は0.22μFであり、線間に接続した抵抗7
は線間の直流電圧を放電するための放電抵抗である。又
減衰特性を測定するためのノイズフィルタの接続端子
は、入力側、出力側共50Ωの抵抗で終端し測定してい
る。なお、前記実施例において、複合コモンモードチョ
ークコイル1の夫々のコモンモードチョークコイル1
a、1bの値は1.8mHで同じ値に設定してあるが、
夫々のコモンモードチョークコイルの筒形巻線の巻数を
変えてインダクタンスの値を夫々変えてもよく、線間コ
ンデンサ6a、6bの容量値、線・接地間コンデンサ9
の容量値は前記数値の他、適宜選択し得ることは当然で
ある。
て、図1の複合コモンモードチョークコイル1を構成す
る夫々のコモンモードチョークコイル1a、1bのイン
ダクタンスの値は1.8mH、コモンモードチョークコ
イル1aの巻線5a、5bの両端に接続したコンデンサ
(CP)8の値は1000PF、線・接地間コンデンサ
(CY)9の値は4700PF、線間コンデンサ6a、
6bの値は0.22μFであり、線間に接続した抵抗7
は線間の直流電圧を放電するための放電抵抗である。又
減衰特性を測定するためのノイズフィルタの接続端子
は、入力側、出力側共50Ωの抵抗で終端し測定してい
る。なお、前記実施例において、複合コモンモードチョ
ークコイル1の夫々のコモンモードチョークコイル1
a、1bの値は1.8mHで同じ値に設定してあるが、
夫々のコモンモードチョークコイルの筒形巻線の巻数を
変えてインダクタンスの値を夫々変えてもよく、線間コ
ンデンサ6a、6bの容量値、線・接地間コンデンサ9
の容量値は前記数値の他、適宜選択し得ることは当然で
ある。
【0014】又本発明の複合コモンモードチョークコイ
ルではU字形コアを2個開口側を突き合わせて組合せた
矩形コアを用いた例で示したが、通常の空隙のない高い
比透磁率特性を有する環状閉磁路磁心に少なくとも2対
以上のコモンモードチョークを形成した複合コモンモー
ドチョークにし、少なくとも1対のコモンモードチョー
クコイルに低周波においてコモンモードチョークコイル
と並列共振を生ずるコンデンサを並列に接続したノイズ
フィルタとし得ることは当然である。
ルではU字形コアを2個開口側を突き合わせて組合せた
矩形コアを用いた例で示したが、通常の空隙のない高い
比透磁率特性を有する環状閉磁路磁心に少なくとも2対
以上のコモンモードチョークを形成した複合コモンモー
ドチョークにし、少なくとも1対のコモンモードチョー
クコイルに低周波においてコモンモードチョークコイル
と並列共振を生ずるコンデンサを並列に接続したノイズ
フィルタとし得ることは当然である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、従来に比べてノイ
ズフィルタを構成する部品点数が少なく、小形で安価
な、かつ低周波域における電磁ノイズに対して従来のノ
イズフィルタに比べて減衰特性に優れたノイズフィルタ
が提供出来るようになった。
ズフィルタを構成する部品点数が少なく、小形で安価
な、かつ低周波域における電磁ノイズに対して従来のノ
イズフィルタに比べて減衰特性に優れたノイズフィルタ
が提供出来るようになった。
【図1】本発明によるノイズフィルタの一実施例を示す
濾波回路図。
濾波回路図。
【図2】本発明によるノイズフィルタの基板実装の一実
施例を示す平面図。
施例を示す平面図。
【図3】本発明によるノイズフィルタの一実施例の減衰
特性を示す特性図。
特性を示す特性図。
【図4】本発明によるノイズフィルタを構成する複合コ
モンモードチョークコイルの構成を示す斜視図。図4
(a)は筒形巻線を示す外観斜視図、図4(b)は複合
コモンモードチョークコイルの分解斜視図。
モンモードチョークコイルの構成を示す斜視図。図4
(a)は筒形巻線を示す外観斜視図、図4(b)は複合
コモンモードチョークコイルの分解斜視図。
【符号の説明】1 複合コモンモードチョークコイル 1a,1b コモンモードチョークコイル 2 外部接続端子 3 U字形コア 4 コアキャップ 4a コア挿入孔 5,5a,5b,5c,5d 筒形巻線 6a,6b 線間コンデンサ 7 抵抗(放電抵抗) 8 コンデンサ 9 線・接地間コンデンサ 10 アース端子 11 プリント基板
Claims (1)
- 【請求項1】 高い比透磁率特性を有する閉磁路磁心に
少なくとも2対以上のコモンモード巻線を施した複合コ
モンモードチョークコイルと、該複合コモンモードチョ
ークコイルの少なくとも1対のコモンモード巻線の両端
に接続したコンデンサと、前記複合コモンモードチョー
クコイルの入力側と出力側に接続した線間コンデンサ
と、線と接地間コンデンサとを接続してなることを特徴
とするノイズフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19115894A JPH0832394A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ノイズフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19115894A JPH0832394A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ノイズフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832394A true JPH0832394A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16269873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19115894A Pending JPH0832394A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | ノイズフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832394A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7256662B2 (en) | 2002-08-19 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Common mode signal suppressing circuit and normal mode signal suppressing circuit |
| US7378943B2 (en) | 2002-05-20 | 2008-05-27 | Tdk Corporation | Noise suppressing circuit |
| JP2015224972A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | アイシン精機株式会社 | センサ実装基板、該基板を備えた変位検知装置、及び該装置を備えた車両の後輪操舵装置 |
| CN115378241A (zh) * | 2021-05-20 | 2022-11-22 | 上海汽车电驱动有限公司 | 一种用于电机控制器的高压滤波器 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP19115894A patent/JPH0832394A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7378943B2 (en) | 2002-05-20 | 2008-05-27 | Tdk Corporation | Noise suppressing circuit |
| US7256662B2 (en) | 2002-08-19 | 2007-08-14 | Tdk Corporation | Common mode signal suppressing circuit and normal mode signal suppressing circuit |
| JP2015224972A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | アイシン精機株式会社 | センサ実装基板、該基板を備えた変位検知装置、及び該装置を備えた車両の後輪操舵装置 |
| CN115378241A (zh) * | 2021-05-20 | 2022-11-22 | 上海汽车电驱动有限公司 | 一种用于电机控制器的高压滤波器 |
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