JPH08324015A - サーマルヘッド - Google Patents
サーマルヘッドInfo
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- JPH08324015A JPH08324015A JP13355995A JP13355995A JPH08324015A JP H08324015 A JPH08324015 A JP H08324015A JP 13355995 A JP13355995 A JP 13355995A JP 13355995 A JP13355995 A JP 13355995A JP H08324015 A JPH08324015 A JP H08324015A
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- heat
- heat dissipation
- hole
- dissipation plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】濃度むらの無い良好な印字画像を形成すること
が可能なサーマルヘッドを提供する。 【構成】厚み方向に貫通孔3aを有する放熱板3上に、
上面に発熱抵抗体2が被着されたヘッド基板1を載置さ
せるとともに前記貫通孔3a内に充填させた熱硬化性樹
脂5によって接着して成るサーマルヘッドであって、前
記ヘッド基板1と放熱板3との間で、少なくとも発熱抵
抗体2の直下領域に熱伝達部材4を、貫通孔周辺領域に
前記熱硬化性樹脂4よりも大きなヤング率を有し、前記
熱伝達部材4とほぼ等しい厚みのスペーサ部材6を夫
々、配置する。
が可能なサーマルヘッドを提供する。 【構成】厚み方向に貫通孔3aを有する放熱板3上に、
上面に発熱抵抗体2が被着されたヘッド基板1を載置さ
せるとともに前記貫通孔3a内に充填させた熱硬化性樹
脂5によって接着して成るサーマルヘッドであって、前
記ヘッド基板1と放熱板3との間で、少なくとも発熱抵
抗体2の直下領域に熱伝達部材4を、貫通孔周辺領域に
前記熱硬化性樹脂4よりも大きなヤング率を有し、前記
熱伝達部材4とほぼ等しい厚みのスペーサ部材6を夫
々、配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサやフ
ァクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるサーマ
ルヘッドの改良に関する。
ァクシミリ等のプリンタ機構として組み込まれるサーマ
ルヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機構
として組み込まれるサーマルヘッドは、図5に示す如
く、アルミナセラミックス等から成るヘッド基板11の
上面に窒化タンタル等から成る複数個の発熱抵抗体12
等を被着させたものを、アルミニウム等の良熱伝導性材
料から成る放熱板13上に熱伝達部材14を介して載置
した構造を有しており、前記発熱抵抗体12に印字信号
に基づいて所定の電力を印加し、発熱抵抗体12を選択
的にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を感熱
紙等の記録媒体に伝導させ、記録媒体に所定の印字画像
を形成することによってサーマルヘッドとして機能す
る。
として組み込まれるサーマルヘッドは、図5に示す如
く、アルミナセラミックス等から成るヘッド基板11の
上面に窒化タンタル等から成る複数個の発熱抵抗体12
等を被着させたものを、アルミニウム等の良熱伝導性材
料から成る放熱板13上に熱伝達部材14を介して載置
した構造を有しており、前記発熱抵抗体12に印字信号
に基づいて所定の電力を印加し、発熱抵抗体12を選択
的にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱を感熱
紙等の記録媒体に伝導させ、記録媒体に所定の印字画像
を形成することによってサーマルヘッドとして機能す
る。
【0003】尚、前記熱伝達部材14はヘッド基板11
の熱の一部を放熱板13に伝達させてヘッド基板11の
温度状態を良好に維持するためのものであり、かかる熱
伝達部材14としては、例えば、シリコングリースにア
ルミナ等の無機物粒子を添加混合した放熱コンパウンド
や両面テープ等の粘性体が用いられる。
の熱の一部を放熱板13に伝達させてヘッド基板11の
温度状態を良好に維持するためのものであり、かかる熱
伝達部材14としては、例えば、シリコングリースにア
ルミナ等の無機物粒子を添加混合した放熱コンパウンド
や両面テープ等の粘性体が用いられる。
【0004】また前記放熱板13の厚み方向には所定の
貫通孔13aが設けられており、該貫通孔13a内にエ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂15を充填させておくこと
によりヘッド基板11と放熱板13とを接着している。
貫通孔13aが設けられており、該貫通孔13a内にエ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂15を充填させておくこと
によりヘッド基板11と放熱板13とを接着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のサーマルヘッドにおいては、ヘッド基板11と放熱
板13との間に介在されている熱伝達部材14が放熱コ
ンパウンド等の粘性体であることから、ヘッド基板11
と放熱板13とを貫通孔13a内の熱硬化性樹脂15に
よって接着するにあたり該熱硬化性樹脂15を熱硬化さ
せた際、その冷却時に熱硬化性樹脂15が熱収縮するこ
とに起因して貫通孔13aの近傍でヘッド基板11を放
熱板13側に引っ張る力が印加されると、熱伝達部材1
4が極めて容易に変形し、熱伝達部材14の厚みにバラ
ツキが生じる。この結果、ヘッド基板11から放熱板1
3への熱伝達が不均一となり、印字画像の濃度むらが発
生する欠点を有していた。
来のサーマルヘッドにおいては、ヘッド基板11と放熱
板13との間に介在されている熱伝達部材14が放熱コ
ンパウンド等の粘性体であることから、ヘッド基板11
と放熱板13とを貫通孔13a内の熱硬化性樹脂15に
よって接着するにあたり該熱硬化性樹脂15を熱硬化さ
せた際、その冷却時に熱硬化性樹脂15が熱収縮するこ
とに起因して貫通孔13aの近傍でヘッド基板11を放
熱板13側に引っ張る力が印加されると、熱伝達部材1
4が極めて容易に変形し、熱伝達部材14の厚みにバラ
ツキが生じる。この結果、ヘッド基板11から放熱板1
3への熱伝達が不均一となり、印字画像の濃度むらが発
生する欠点を有していた。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記欠点に鑑み案出されたもの
で、その目的は、濃度むらの無い良好な印字画像を形成
することが可能なサーマルヘッドを提供することにあ
る。
で、その目的は、濃度むらの無い良好な印字画像を形成
することが可能なサーマルヘッドを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルヘッド
は、厚み方向に貫通孔を有する放熱板上に、上面に発熱
抵抗体が被着されたヘッド基板を載置させるとともに前
記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹脂によって接着して
成るサーマルヘッドであって、前記ヘッド基板と放熱板
との間で少なくとも発熱抵抗体の直下領域に熱伝達部材
を、貫通孔周辺領域に前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤ
ング率を有し、前記熱伝達部材とほぼ等しい厚みのスペ
ーサ部材を夫々、配置したことを特徴とする。また本発
明のサーマルヘッドは、厚み方向に貫通孔を有する放熱
板上に、上面に発熱抵抗体が被着されたヘッド基板を載
置させるとともに前記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹
脂によって接着して成るサーマルヘッドであって、前記
ヘッド基板と放熱板との間で、少なくとも発熱抵抗体の
直下領域に熱伝達部材を配置させ、且つ、前記放熱板上
面の貫通孔周辺領域に凹部を設けるとともに該凹部内に
前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤング率を有し、前記熱
伝達部材とほぼ等しい厚みだけ放熱板の上面より突出さ
れるスペーサ部材を埋設したことを特徴とする。
は、厚み方向に貫通孔を有する放熱板上に、上面に発熱
抵抗体が被着されたヘッド基板を載置させるとともに前
記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹脂によって接着して
成るサーマルヘッドであって、前記ヘッド基板と放熱板
との間で少なくとも発熱抵抗体の直下領域に熱伝達部材
を、貫通孔周辺領域に前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤ
ング率を有し、前記熱伝達部材とほぼ等しい厚みのスペ
ーサ部材を夫々、配置したことを特徴とする。また本発
明のサーマルヘッドは、厚み方向に貫通孔を有する放熱
板上に、上面に発熱抵抗体が被着されたヘッド基板を載
置させるとともに前記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹
脂によって接着して成るサーマルヘッドであって、前記
ヘッド基板と放熱板との間で、少なくとも発熱抵抗体の
直下領域に熱伝達部材を配置させ、且つ、前記放熱板上
面の貫通孔周辺領域に凹部を設けるとともに該凹部内に
前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤング率を有し、前記熱
伝達部材とほぼ等しい厚みだけ放熱板の上面より突出さ
れるスペーサ部材を埋設したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。 (第1実施例)図1は本発明のサーマルヘッドの第1実
施例を示す断面図、図2は図1のサーマルヘッドの分解
斜視図であり、1はヘッド基板、2は発熱抵抗体、3は
放熱板、4は熱伝達部材、5は熱硬化性樹脂、6はスペ
ーサ部材である。
詳細に説明する。 (第1実施例)図1は本発明のサーマルヘッドの第1実
施例を示す断面図、図2は図1のサーマルヘッドの分解
斜視図であり、1はヘッド基板、2は発熱抵抗体、3は
放熱板、4は熱伝達部材、5は熱硬化性樹脂、6はスペ
ーサ部材である。
【0009】前記ヘッド基板1は、アルミナセラミック
ス等の電気絶縁材料から成り、アルミナ、シリカ、マグ
ネシア尚のセラミックス原料粉末に適当な有機溶剤、溶
媒を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周知
のドクターブレード法やカレンダーロール法等を採用す
ることによってセラミックグリーンシートを形成し、し
かる後、前記セラミックグリーンシートを所定形状に打
ち抜き、高温(約1600℃)で焼成することによって
製作される。
ス等の電気絶縁材料から成り、アルミナ、シリカ、マグ
ネシア尚のセラミックス原料粉末に適当な有機溶剤、溶
媒を添加混合して泥漿状となすとともにこれを従来周知
のドクターブレード法やカレンダーロール法等を採用す
ることによってセラミックグリーンシートを形成し、し
かる後、前記セラミックグリーンシートを所定形状に打
ち抜き、高温(約1600℃)で焼成することによって
製作される。
【0010】また前記ヘッド基板1の上面には、直線状
に配列された複数個の発熱抵抗体2が蓄熱層を介して被
着されている。
に配列された複数個の発熱抵抗体2が蓄熱層を介して被
着されている。
【0011】前記発熱抵抗体2は窒化タンタル等から成
り、それ自体が所定の電気抵抗率を有しているため、一
対の電極(図示せず)等を介して所定の電力が印加され
ると、感熱紙等の記録媒体に印字画像を形成するのに必
要な温度にジュール発熱する作用を為す。
り、それ自体が所定の電気抵抗率を有しているため、一
対の電極(図示せず)等を介して所定の電力が印加され
ると、感熱紙等の記録媒体に印字画像を形成するのに必
要な温度にジュール発熱する作用を為す。
【0012】前記直線状に配列された複数個の発熱抵抗
体2は、従来周知のスパッタリング法及びフォトリソグ
ラフィー技術を採用することによって所定厚み、所定パ
ターンに被着形成される。
体2は、従来周知のスパッタリング法及びフォトリソグ
ラフィー技術を採用することによって所定厚み、所定パ
ターンに被着形成される。
【0013】尚、前記蓄熱層はガラス等によって形成さ
れており、発熱抵抗体2の発する熱を蓄積および放散す
ることによってサーマルヘッドの熱応答特性を良好に維
持する作用を為す。
れており、発熱抵抗体2の発する熱を蓄積および放散す
ることによってサーマルヘッドの熱応答特性を良好に維
持する作用を為す。
【0014】また前記発熱抵抗体2が被着されているヘ
ッド基板1は、厚み方向に2つの貫通孔3aを有する放
熱板3上に載置されるとともに、前記貫通孔3a内に充
填される熱硬化性樹脂5によって放熱板3上に接着され
ている。
ッド基板1は、厚み方向に2つの貫通孔3aを有する放
熱板3上に載置されるとともに、前記貫通孔3a内に充
填される熱硬化性樹脂5によって放熱板3上に接着され
ている。
【0015】前記放熱板3は、アルミニウム等の良熱伝
導性材料から成っており、ヘッド基板1中の熱の一部を
該基板1の下面を介して伝導吸収することによりヘッド
基板1の温度状態を良好に維持する作用を為す。
導性材料から成っており、ヘッド基板1中の熱の一部を
該基板1の下面を介して伝導吸収することによりヘッド
基板1の温度状態を良好に維持する作用を為す。
【0016】また更に前記ヘッド基板1と放熱板3との
間で少なくとも発熱抵抗体2の直下領域には例えば、10
0 μmの厚みをもった熱伝達部材4が、貫通孔3aの周
辺領域には前記熱硬化性樹脂5よりも大きなヤング率を
有し、前記熱伝達部材4とほぼ等しい厚みのスペーサ部
材6が夫々、配置されている。
間で少なくとも発熱抵抗体2の直下領域には例えば、10
0 μmの厚みをもった熱伝達部材4が、貫通孔3aの周
辺領域には前記熱硬化性樹脂5よりも大きなヤング率を
有し、前記熱伝達部材4とほぼ等しい厚みのスペーサ部
材6が夫々、配置されている。
【0017】前記熱伝達部材4は、ヘッド基板1中の熱
を放熱板3側に効率良く伝達させるためのものであり、
例えば、シリコングリースにアルミナ等の無機物粒子を
添加混合して成る放熱コンパウンドや両面テープ等の粘
性体が用いられる。
を放熱板3側に効率良く伝達させるためのものであり、
例えば、シリコングリースにアルミナ等の無機物粒子を
添加混合して成る放熱コンパウンドや両面テープ等の粘
性体が用いられる。
【0018】一方、前記スペーサ部材6は、放熱板3の
貫通孔3aとほぼ同じ大きさの内周をもったリング状を
成しており、放熱板3の貫通孔3aと発熱抵抗体2との
間に位置するように、具体的には、放熱板3の貫通孔3
aを囲うようにして介在されている。
貫通孔3aとほぼ同じ大きさの内周をもったリング状を
成しており、放熱板3の貫通孔3aと発熱抵抗体2との
間に位置するように、具体的には、放熱板3の貫通孔3
aを囲うようにして介在されている。
【0019】また前記スペーサ部材6は、熱硬化性樹脂
5よりも大きなヤング率を有した金属(アルミニウム、
銅、鉄等)や樹脂(エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リウレタン樹脂等)等により形成されており、例えば、
熱硬化性樹脂5が 1000kg/mm2のヤング率をもったエポ
キシ樹脂から成っている場合、スペーサ部材6は 1300k
g/mm 2のヤング率をもったエポキシ樹脂や無機物フィラ
ーを含有させたポリアミド樹脂(ヤング率:1200kg/mm
2 )や無機物フィラーを含有させたポリウレタン樹脂
(ヤング率:1100kg/mm 2 )等が用いられる。尚、熱伝
達部材4の厚みが100 μmの場合、スペーサ部材6の厚
みも100 μmに設定される。
5よりも大きなヤング率を有した金属(アルミニウム、
銅、鉄等)や樹脂(エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポ
リウレタン樹脂等)等により形成されており、例えば、
熱硬化性樹脂5が 1000kg/mm2のヤング率をもったエポ
キシ樹脂から成っている場合、スペーサ部材6は 1300k
g/mm 2のヤング率をもったエポキシ樹脂や無機物フィラ
ーを含有させたポリアミド樹脂(ヤング率:1200kg/mm
2 )や無機物フィラーを含有させたポリウレタン樹脂
(ヤング率:1100kg/mm 2 )等が用いられる。尚、熱伝
達部材4の厚みが100 μmの場合、スペーサ部材6の厚
みも100 μmに設定される。
【0020】このように、ヘッド基板1と放熱板3の間
で、貫通孔3aの周辺領域に前記熱硬化性樹脂5よりも
大きなヤング率を有し、前記熱伝達部材4とほぼ等しい
厚みのスペーサ部材6を配置したことから、ヘッド基板
1と放熱板3とを放熱板3の貫通孔3a内に充填される
熱硬化性樹脂5によって接着するにあたり該熱硬化性樹
脂5を熱硬化させる際、その冷却時に熱硬化性樹脂5が
熱収縮しようとしても、該熱硬化性樹脂5は貫通孔3a
の周辺領域に配置された大きなヤング率のスペーサ部材
6によって収縮することができず、ヘッド基板1と放熱
板3の間に介在される熱伝達部材4の厚みがほぼ一定に
保たれる。これにより、ヘッド基板1から放熱板3への
熱伝達が均一となり、記録媒体に濃度むらの無い良好な
印字画像を形成することが可能となる。
で、貫通孔3aの周辺領域に前記熱硬化性樹脂5よりも
大きなヤング率を有し、前記熱伝達部材4とほぼ等しい
厚みのスペーサ部材6を配置したことから、ヘッド基板
1と放熱板3とを放熱板3の貫通孔3a内に充填される
熱硬化性樹脂5によって接着するにあたり該熱硬化性樹
脂5を熱硬化させる際、その冷却時に熱硬化性樹脂5が
熱収縮しようとしても、該熱硬化性樹脂5は貫通孔3a
の周辺領域に配置された大きなヤング率のスペーサ部材
6によって収縮することができず、ヘッド基板1と放熱
板3の間に介在される熱伝達部材4の厚みがほぼ一定に
保たれる。これにより、ヘッド基板1から放熱板3への
熱伝達が均一となり、記録媒体に濃度むらの無い良好な
印字画像を形成することが可能となる。
【0021】尚、前記放熱板3は、例えば、アルミニウ
ム等のインゴット(塊)を、従来周知の金属加工法を採
用し、所定形状となすことによって製作される。
ム等のインゴット(塊)を、従来周知の金属加工法を採
用し、所定形状となすことによって製作される。
【0022】また前記ヘッド基板1と放熱板3との接着
は、放熱板3上面の所定個所に熱伝達部材4及びスペー
サ部材6を配置するとともに、これらを介してヘッド基
板11を載置させた後、前記放熱板3の貫通孔3a内に
熱硬化性樹脂5(例えば、エポキシ樹脂)となるワニス
をディスペンサ等を用いて充填させ、これに所定の熱を
印加(約120℃)してワニスを熱硬化させることによ
って行われる。
は、放熱板3上面の所定個所に熱伝達部材4及びスペー
サ部材6を配置するとともに、これらを介してヘッド基
板11を載置させた後、前記放熱板3の貫通孔3a内に
熱硬化性樹脂5(例えば、エポキシ樹脂)となるワニス
をディスペンサ等を用いて充填させ、これに所定の熱を
印加(約120℃)してワニスを熱硬化させることによ
って行われる。
【0023】かくして上述した第1実施例のサーマルヘ
ッドは、発熱抵抗体2に印字信号に基づいて所定の電力
を印加し、発熱抵抗体2を選択的にジュール発熱させる
とともに該発熱した熱を記録媒体に伝導させ、記録媒体
に所定の印字画像を形成することによってサーマルヘッ
ドとして機能する。
ッドは、発熱抵抗体2に印字信号に基づいて所定の電力
を印加し、発熱抵抗体2を選択的にジュール発熱させる
とともに該発熱した熱を記録媒体に伝導させ、記録媒体
に所定の印字画像を形成することによってサーマルヘッ
ドとして機能する。
【0024】(第2実施例)次に本発明の第2実施例に
ついて説明する。図3(a)は本発明のサーマルヘッド
の第2実施例を示す断面図、図3(b)は図3(a)の
サーマルヘッドの放熱板を示す斜視図である。尚、この
第2実施例においては、上述した第1実施例のサーマル
ヘッドと同一個所に同一符号を付し、説明を省略するこ
ととする。
ついて説明する。図3(a)は本発明のサーマルヘッド
の第2実施例を示す断面図、図3(b)は図3(a)の
サーマルヘッドの放熱板を示す斜視図である。尚、この
第2実施例においては、上述した第1実施例のサーマル
ヘッドと同一個所に同一符号を付し、説明を省略するこ
ととする。
【0025】第2実施例のサーマルヘッドが第1実施例
のサーマルヘッドと相違する点は、放熱板3’上面の貫
通孔3a’周辺領域に凹部3b’が設けられるととも
に、該凹部3b’内に熱伝達部材4とほぼ等しい厚みだ
け放熱板3’の上面より突出されるスペーサ部材6’が
埋設されている点である。
のサーマルヘッドと相違する点は、放熱板3’上面の貫
通孔3a’周辺領域に凹部3b’が設けられるととも
に、該凹部3b’内に熱伝達部材4とほぼ等しい厚みだ
け放熱板3’の上面より突出されるスペーサ部材6’が
埋設されている点である。
【0026】前記スペーサ部材6’は、上述した第1実
施例と同様に、熱硬化性樹脂4よりも大きなヤング率を
有する金属等によって形成されており、例えば、熱拡散
部材4の厚みが100μm、凹部3b’の深さが400
μmであるとき、スペーサ部材6’の厚みを500μm
に設定することによってスペーサ部材6’の上部を熱拡
散部材6の厚みとほぼ等しい分だけ放熱板3’の上面よ
り突出させることができる。
施例と同様に、熱硬化性樹脂4よりも大きなヤング率を
有する金属等によって形成されており、例えば、熱拡散
部材4の厚みが100μm、凹部3b’の深さが400
μmであるとき、スペーサ部材6’の厚みを500μm
に設定することによってスペーサ部材6’の上部を熱拡
散部材6の厚みとほぼ等しい分だけ放熱板3’の上面よ
り突出させることができる。
【0027】このように放熱板3’上面の貫通孔3a’
周辺領域に凹部3b’を設けるとともに、該凹部3b’
内に熱伝達部材4とほぼ等しい厚みだけ放熱板3’の上
面より突出されるスペーサ部材6’を埋設させたことか
ら、上記第1実施例と同様の効果を奏するのに加えて、
サーマルヘッドを組み立てる際等に、スペーサ部材6’
を所定位置に正確に配置させておくことが可能となり、
サーマルヘッドの組み立て時における作業性が向上され
る。
周辺領域に凹部3b’を設けるとともに、該凹部3b’
内に熱伝達部材4とほぼ等しい厚みだけ放熱板3’の上
面より突出されるスペーサ部材6’を埋設させたことか
ら、上記第1実施例と同様の効果を奏するのに加えて、
サーマルヘッドを組み立てる際等に、スペーサ部材6’
を所定位置に正確に配置させておくことが可能となり、
サーマルヘッドの組み立て時における作業性が向上され
る。
【0028】また上述した第2実施例においては、熱拡
散部材4の厚みよりもスペーサ部材6’の厚みを厚くし
たことから、サーマルヘッドを組み立てる際等に、スペ
ーサ部材6’に外力が印加されても、スペーサ部材6’
は屈曲しにくく、スペーサ部材6’の平坦性が向上され
る。
散部材4の厚みよりもスペーサ部材6’の厚みを厚くし
たことから、サーマルヘッドを組み立てる際等に、スペ
ーサ部材6’に外力が印加されても、スペーサ部材6’
は屈曲しにくく、スペーサ部材6’の平坦性が向上され
る。
【0029】さらにこの第2実施例においては、熱拡散
部材4の厚みよりもスペーサ部材6’の厚みを厚くした
ことから、スペーサ部材6’の機械的強度が向上されて
おり、プラテンローラ等によってサーマルヘッドに大き
な押圧力が印加されても、スペーサ部材6’が変形する
ことは殆どなく、スペーサ部材6’の厚みを一定に維持
することができる。
部材4の厚みよりもスペーサ部材6’の厚みを厚くした
ことから、スペーサ部材6’の機械的強度が向上されて
おり、プラテンローラ等によってサーマルヘッドに大き
な押圧力が印加されても、スペーサ部材6’が変形する
ことは殆どなく、スペーサ部材6’の厚みを一定に維持
することができる。
【0030】尚、本発明は上述した第1、第2実施例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更、改良等が可能であり、例えば、
上記第1、第2実施例においては、スペーサ部材6と放
熱板3とをそれぞれ別部材として用いたが、これに代え
て、スペーサ部材を放熱板の上面に一体的に設けるよう
にしても良く、この場合、上記実施例と同様の効果を奏
するのに加え、スペーサ部材と放熱板の貫通孔との位置
合わせが不要となるため、サーマルヘッドの組み立てが
簡単になる。従ってスペーサ部材を放熱板の上面に放熱
板と一体的に設けておくことが好ましい。
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々の変更、改良等が可能であり、例えば、
上記第1、第2実施例においては、スペーサ部材6と放
熱板3とをそれぞれ別部材として用いたが、これに代え
て、スペーサ部材を放熱板の上面に一体的に設けるよう
にしても良く、この場合、上記実施例と同様の効果を奏
するのに加え、スペーサ部材と放熱板の貫通孔との位置
合わせが不要となるため、サーマルヘッドの組み立てが
簡単になる。従ってスペーサ部材を放熱板の上面に放熱
板と一体的に設けておくことが好ましい。
【0031】また上記第1、第2実施例においては、熱
伝達部材4として放熱コンパウンド、両面テープのう
ち、いずれか一種類を用いるようにしたが、これに代え
て、例えば、発熱抵抗体の直下領域で放熱コンパウンド
を、その他の領域で両面テープを使うなど、複数種類の
熱伝達部材を併用しても構わない。
伝達部材4として放熱コンパウンド、両面テープのう
ち、いずれか一種類を用いるようにしたが、これに代え
て、例えば、発熱抵抗体の直下領域で放熱コンパウンド
を、その他の領域で両面テープを使うなど、複数種類の
熱伝達部材を併用しても構わない。
【0032】更に上記第1、第2実施例においては、ス
ペーサ部材6をリング状となしたが、これに代えて、ス
ペーサ部材6を、図4に示すような、帯状のものになし
ても良く、この場合も上記実施例と同様の効果を奏す
る。
ペーサ部材6をリング状となしたが、これに代えて、ス
ペーサ部材6を、図4に示すような、帯状のものになし
ても良く、この場合も上記実施例と同様の効果を奏す
る。
【0033】
【発明の効果】本発明のサーマルヘッドによれば、厚み
方向に貫通孔を有する放熱板上に、上面に発熱抵抗体が
被着されたヘッド基板を載置させるとともに前記貫通孔
内に充填させた熱硬化性樹脂によって接着して成るサー
マルヘッドであって、前記ヘッド基板と放熱板との間で
少なくとも発熱抵抗体の直下領域に熱伝達部材を、貫通
孔周辺領域に前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤング率を
有し、前記熱伝達部材とほぼ等しい厚みのスペーサ部材
を夫々、配置したことから、ヘッド基板と放熱板とを熱
硬化性樹脂によって接着するにあたり熱硬化性樹脂を熱
硬化させる際、その冷却時に熱硬化性樹脂が熱収縮しよ
うとしても、該熱硬化性樹脂は貫通孔の周辺領域に配置
された大きなヤング率のスペーサ部材によって収縮する
ことができず、ヘッド基板と放熱板の間に介在される熱
伝達部材の厚みがほぼ一定に保たれる。これにより、ヘ
ッド基板から放熱板への熱伝達が均一となり、記録媒体
に濃度むらの無い良好な印字画像を形成することが可能
となる。
方向に貫通孔を有する放熱板上に、上面に発熱抵抗体が
被着されたヘッド基板を載置させるとともに前記貫通孔
内に充填させた熱硬化性樹脂によって接着して成るサー
マルヘッドであって、前記ヘッド基板と放熱板との間で
少なくとも発熱抵抗体の直下領域に熱伝達部材を、貫通
孔周辺領域に前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤング率を
有し、前記熱伝達部材とほぼ等しい厚みのスペーサ部材
を夫々、配置したことから、ヘッド基板と放熱板とを熱
硬化性樹脂によって接着するにあたり熱硬化性樹脂を熱
硬化させる際、その冷却時に熱硬化性樹脂が熱収縮しよ
うとしても、該熱硬化性樹脂は貫通孔の周辺領域に配置
された大きなヤング率のスペーサ部材によって収縮する
ことができず、ヘッド基板と放熱板の間に介在される熱
伝達部材の厚みがほぼ一定に保たれる。これにより、ヘ
ッド基板から放熱板への熱伝達が均一となり、記録媒体
に濃度むらの無い良好な印字画像を形成することが可能
となる。
【図1】本発明のサーマルヘッドの第1実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1に示すサーマルヘッドの分解斜視図であ
る。
る。
【図3】(a)は本発明のサーマルヘッドの第2実施例
を示す平面図、(b)は(a)に示すサーマルヘッドの
放熱板を示す斜視図である。
を示す平面図、(b)は(a)に示すサーマルヘッドの
放熱板を示す斜視図である。
【図4】本発明のサーマルヘッドの他の実施例を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図5】従来のサーマルヘッドの断面図である。
1・・・ヘッド基板 2・・・発熱抵抗体 3・・・放熱板 4・・・熱伝達部材 5・・・熱硬化性樹脂 6・・・スペーサ部材
Claims (2)
- 【請求項1】厚み方向に貫通孔を有する放熱板上に、上
面に発熱抵抗体が被着されたヘッド基板を載置させると
ともに前記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹脂によって
接着して成るサーマルヘッドであって、 前記ヘッド基板と放熱板との間で、少なくとも発熱抵抗
体の直下領域に熱伝達部材を、貫通孔周辺領域に前記熱
硬化性樹脂よりも大きなヤング率を有し、前記熱伝達部
材とほぼ等しい厚みのスペーサ部材を夫々、配置したこ
とを特徴とするサーマルヘッド。 - 【請求項2】厚み方向に貫通孔を有する放熱板上に、上
面に発熱抵抗体が被着されたヘッド基板を載置させると
ともに前記貫通孔内に充填させた熱硬化性樹脂によって
接着して成るサーマルヘッドであって、 前記ヘッド基板と放熱板との間で、少なくとも発熱抵抗
体の直下領域に熱伝達部材を配置させ、且つ、前記放熱
板上面の貫通孔周辺領域に凹部を設けるとともに該凹部
内に前記熱硬化性樹脂よりも大きなヤング率を有し、前
記熱伝達部材とほぼ等しい厚みだけ放熱板の上面より突
出されるスペーサ部材を埋設したことを特徴とするサー
マルヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13355995A JPH08324015A (ja) | 1995-03-31 | 1995-05-31 | サーマルヘッド |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-76212 | 1995-03-31 | ||
| JP7621295 | 1995-03-31 | ||
| JP13355995A JPH08324015A (ja) | 1995-03-31 | 1995-05-31 | サーマルヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08324015A true JPH08324015A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=26417369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13355995A Pending JPH08324015A (ja) | 1995-03-31 | 1995-05-31 | サーマルヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08324015A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015039818A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
| JP2015085535A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13355995A patent/JPH08324015A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015039818A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
| JP2015085535A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 京セラ株式会社 | サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ |
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