JPH08324201A - 車輌用ホイール - Google Patents
車輌用ホイールInfo
- Publication number
- JPH08324201A JPH08324201A JP16033896A JP16033896A JPH08324201A JP H08324201 A JPH08324201 A JP H08324201A JP 16033896 A JP16033896 A JP 16033896A JP 16033896 A JP16033896 A JP 16033896A JP H08324201 A JPH08324201 A JP H08324201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- rim
- spoke
- tire
- spoke portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳造による一体成型タイプの車輌用ホイール
において、軽量かつ高剛性のものが得られることはもち
ろんのこと、タイヤ内の空気量を増大させることなく、
スポーク部の気密性を完全とする。 【解決手段】 車軸取付孔1aが形成された中空円柱状
のハブ1と、ハブ1から放射線状に延びる複数のスポー
ク部2と、各スポーク部2の先端間をつないでタイヤが
装着される環状のリム3とが、アルミニウム合金等の軽
合金で一体的に鋳造され、スポーク部2は、ハブ1側の
基端がハブ1の空洞部4aに開口し、リム3側の先端は
リム3で閉塞されている。さらに、ハブとスポーク部の
内部空洞部はハブに設けた車軸取付孔1aにより外部と
相互に連通した構成としている。
において、軽量かつ高剛性のものが得られることはもち
ろんのこと、タイヤ内の空気量を増大させることなく、
スポーク部の気密性を完全とする。 【解決手段】 車軸取付孔1aが形成された中空円柱状
のハブ1と、ハブ1から放射線状に延びる複数のスポー
ク部2と、各スポーク部2の先端間をつないでタイヤが
装着される環状のリム3とが、アルミニウム合金等の軽
合金で一体的に鋳造され、スポーク部2は、ハブ1側の
基端がハブ1の空洞部4aに開口し、リム3側の先端は
リム3で閉塞されている。さらに、ハブとスポーク部の
内部空洞部はハブに設けた車軸取付孔1aにより外部と
相互に連通した構成としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハブ、リムおよび
スポーク部を一体に成型することによりその剛性を高め
ると共にその軽量化を図った車輌用ホイールに関する。
スポーク部を一体に成型することによりその剛性を高め
ると共にその軽量化を図った車輌用ホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車輌用ホイールにおいては、その
剛性を高めると共に軽量化を図るための対策が施されて
おり、その一構造例が、例えば、実開昭58ー1648
01号公報において示されている。この車輌用ホイール
は、リム、スポーク部、ハブを軽合金で一体的に鋳造す
るホイールに於て、リムからスポーク部に向けて孔を設
け、スポーク部の一部を中空形成したもので、スポーク
部に中空部を形成することにより、従来の中実のスポー
ク部に比して軽量でかつ強度の高いホイールの形成を可
能とし、また、リムからスポーク部に向けた孔とタイヤ
内部を連通することにより、タイヤに封入される空気量
を増量し、タイヤのクッション性能の向上を可能として
いる。
剛性を高めると共に軽量化を図るための対策が施されて
おり、その一構造例が、例えば、実開昭58ー1648
01号公報において示されている。この車輌用ホイール
は、リム、スポーク部、ハブを軽合金で一体的に鋳造す
るホイールに於て、リムからスポーク部に向けて孔を設
け、スポーク部の一部を中空形成したもので、スポーク
部に中空部を形成することにより、従来の中実のスポー
ク部に比して軽量でかつ強度の高いホイールの形成を可
能とし、また、リムからスポーク部に向けた孔とタイヤ
内部を連通することにより、タイヤに封入される空気量
を増量し、タイヤのクッション性能の向上を可能として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車輌用ホイールでは、中空筒状スポーク部がリムに
一体に形成されると共に、タイヤのクッション性能が向
上されるが、タイヤの空気量が増えることにより、タイ
ヤの変形量が大きくなる。従って、上記従来のホイール
に中実のスポーク部を有する一般のホイールで使用され
るタイヤを装着し、一般のホイールに装着した場合と同
様のタイヤ接地面を得ようとすると、空気圧をあげなけ
ればならない不都合がある。また、タイヤ内空気圧を密
封するホイール側内壁面の面積が大きくなり、気密性を
保持するために、特にスポーク部も含め肉厚を上げる必
要があり、ホイールの重量増となる欠点があった。した
がって、従来においては前述した不具合への対処が望ま
れており、本発明はこのような従来技術において残され
ている課題を解決せんとするものである。
来の車輌用ホイールでは、中空筒状スポーク部がリムに
一体に形成されると共に、タイヤのクッション性能が向
上されるが、タイヤの空気量が増えることにより、タイ
ヤの変形量が大きくなる。従って、上記従来のホイール
に中実のスポーク部を有する一般のホイールで使用され
るタイヤを装着し、一般のホイールに装着した場合と同
様のタイヤ接地面を得ようとすると、空気圧をあげなけ
ればならない不都合がある。また、タイヤ内空気圧を密
封するホイール側内壁面の面積が大きくなり、気密性を
保持するために、特にスポーク部も含め肉厚を上げる必
要があり、ホイールの重量増となる欠点があった。した
がって、従来においては前述した不具合への対処が望ま
れており、本発明はこのような従来技術において残され
ている課題を解決せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した課題を
有効に解決し得る車輌用ホイールを提供せんとするもの
で、この車輌用ホイールは、車軸取付孔が形成されたハ
ブと、タイヤが装着されるリムと、このリムと前記ハブ
とを連結する複数のスポーク部とが一体成型され、前記
ハブは車軸を中心とする中空円柱状に形成され、前記ス
ポーク部は、筒状に形成されると共に一端部を前記ハブ
の外周面に接続されて車軸を中心とする放射線状に配置
され、前記リムはスポーク部の他端部が前記リムの内面
に接合された環状に形成され、前記筒状のスポーク部の
一端部は該スポーク部の内部と前記中空円柱状のハブの
内部が連続し、その両者で空洞部を形成するように一体
に形成され、前記空洞部は前記ハブに設けられた開口に
より外部と相互に連通され、前記筒状のスポーク部の他
端部は、前記リムにより閉塞され一体に形成されている
ことを特徴としている。また、前記ハブの外周壁にブレ
ーキディスクの取付部が一体に形成してもよい。
有効に解決し得る車輌用ホイールを提供せんとするもの
で、この車輌用ホイールは、車軸取付孔が形成されたハ
ブと、タイヤが装着されるリムと、このリムと前記ハブ
とを連結する複数のスポーク部とが一体成型され、前記
ハブは車軸を中心とする中空円柱状に形成され、前記ス
ポーク部は、筒状に形成されると共に一端部を前記ハブ
の外周面に接続されて車軸を中心とする放射線状に配置
され、前記リムはスポーク部の他端部が前記リムの内面
に接合された環状に形成され、前記筒状のスポーク部の
一端部は該スポーク部の内部と前記中空円柱状のハブの
内部が連続し、その両者で空洞部を形成するように一体
に形成され、前記空洞部は前記ハブに設けられた開口に
より外部と相互に連通され、前記筒状のスポーク部の他
端部は、前記リムにより閉塞され一体に形成されている
ことを特徴としている。また、前記ハブの外周壁にブレ
ーキディスクの取付部が一体に形成してもよい。
【0005】
【作用】本発明に係わる車輌用ホイールは、前記筒状の
スポーク部と中空円柱状のハブとがそれらの内部を連続
した空洞部とするように接合されているので、ホイール
を鋳造する際に、一つの中子で、各スポーク部を筒状に
形成することができる。また、一体に成型された中空円
筒状のハブと筒状のスポーク部とリムとから軽量かつ高
剛性のものとすることができ、また、スポーク部の他端
がリムに閉塞されていることによりタイヤ内の空気容量
を増大することがなく、スポーク部の気密性を考慮する
ことがない。さらに、容量の大きいハブに開口を設けた
ので、この開口を利用して成形時の中子等を抜き出すこ
とが可能である。
スポーク部と中空円柱状のハブとがそれらの内部を連続
した空洞部とするように接合されているので、ホイール
を鋳造する際に、一つの中子で、各スポーク部を筒状に
形成することができる。また、一体に成型された中空円
筒状のハブと筒状のスポーク部とリムとから軽量かつ高
剛性のものとすることができ、また、スポーク部の他端
がリムに閉塞されていることによりタイヤ内の空気容量
を増大することがなく、スポーク部の気密性を考慮する
ことがない。さらに、容量の大きいハブに開口を設けた
ので、この開口を利用して成形時の中子等を抜き出すこ
とが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
および図2に基づき説明する。これら図中、符号Wは本
実施の形態に係わる車輌用ホイールを示しており、この
車輌用ホイールWは、ハブ1、スポーク部2……および
リム3がアルミニウム合金等の軽合金で一体に鋳造成型
されてなるものである。
および図2に基づき説明する。これら図中、符号Wは本
実施の形態に係わる車輌用ホイールを示しており、この
車輌用ホイールWは、ハブ1、スポーク部2……および
リム3がアルミニウム合金等の軽合金で一体に鋳造成型
されてなるものである。
【0007】前記ハブ1は、その中央部に車軸取付孔1
aが形成されると共に、その内部は中空とされて前記車
軸取付孔1aと連通する空洞部4aが形成されている。
そしてこのハブ1の両側面には、複数本(図では10
本)の補強用リブ1b……がこの両側面から外方へ突出
するようにして、このハブ1の半径方向に向けて形成さ
れている。また、このハブ1の外周部には、このハブ1
から外方に向けて放射線状に延びる複数本(図では5
本)のスポーク部2……が形成されている。
aが形成されると共に、その内部は中空とされて前記車
軸取付孔1aと連通する空洞部4aが形成されている。
そしてこのハブ1の両側面には、複数本(図では10
本)の補強用リブ1b……がこの両側面から外方へ突出
するようにして、このハブ1の半径方向に向けて形成さ
れている。また、このハブ1の外周部には、このハブ1
から外方に向けて放射線状に延びる複数本(図では5
本)のスポーク部2……が形成されている。
【0008】これらスポーク部2……は、図1および図
2に示すように、その外観が略切頭四角錘状のもので、
ハブ1側である基端部が太く、その基端部からリム3側
である他端部に向けて漸次縮小しており、言い換えれば
ハブ1側からリム3側に向かって細くなる略テーパ状に
形成されている。スポーク部2……の内部は中空とされ
ており、ハブ1側の基端部が前記ハブ1内に形成された
空洞部4aと連通し、かつ、外側の先端部が前記リム3
によって閉塞された筒状中空部4b……がそれぞれ形成
されている。また、前記空洞部4aはハブ1に設けられ
た開口である前記車軸取付孔1aにより外部と相互に連
通されている。また、これら各スポーク部2……の、前
記車軸取付孔1aの長さ方向に沿う肉厚は、図2に示す
ように、略均一となされている。そして、前記ハブ1の
外周壁であってスポーク部2……の隣り合う基端部の間
には、ブレーキディスクの取付孔5……が形成されてい
る。また、これらのスポーク部2……の先端部には、リ
ム3が形成されている。
2に示すように、その外観が略切頭四角錘状のもので、
ハブ1側である基端部が太く、その基端部からリム3側
である他端部に向けて漸次縮小しており、言い換えれば
ハブ1側からリム3側に向かって細くなる略テーパ状に
形成されている。スポーク部2……の内部は中空とされ
ており、ハブ1側の基端部が前記ハブ1内に形成された
空洞部4aと連通し、かつ、外側の先端部が前記リム3
によって閉塞された筒状中空部4b……がそれぞれ形成
されている。また、前記空洞部4aはハブ1に設けられ
た開口である前記車軸取付孔1aにより外部と相互に連
通されている。また、これら各スポーク部2……の、前
記車軸取付孔1aの長さ方向に沿う肉厚は、図2に示す
ように、略均一となされている。そして、前記ハブ1の
外周壁であってスポーク部2……の隣り合う基端部の間
には、ブレーキディスクの取付孔5……が形成されてい
る。また、これらのスポーク部2……の先端部には、リ
ム3が形成されている。
【0009】このリム3は前記スポーク部2……の各先
端部間を跨ぐようにして環状に形成され、図2に示すよ
うに、その断面がタイヤを装着するための略コ字状とさ
れ、その内周面3aが、前記スポーク部2……の筒状中
空部4b……を前述のようにその先端部において閉塞す
るようにして形成されている。
端部間を跨ぐようにして環状に形成され、図2に示すよ
うに、その断面がタイヤを装着するための略コ字状とさ
れ、その内周面3aが、前記スポーク部2……の筒状中
空部4b……を前述のようにその先端部において閉塞す
るようにして形成されている。
【0010】このような車輌用ホイールWによれば、前
記スポーク部2の空洞部4bは、リム3によって閉塞さ
れてタイヤ内部との連通が遮断されていることから、空
洞部4を密閉構造とする必要がなく製造上の管理が容易
である。
記スポーク部2の空洞部4bは、リム3によって閉塞さ
れてタイヤ内部との連通が遮断されていることから、空
洞部4を密閉構造とする必要がなく製造上の管理が容易
である。
【0011】また、前記空洞部4bの先端がリム3によ
って閉塞されていることにより、タイヤ内と連通した空
洞部の容量が、タイヤの内部形状とリム3の外形形状と
によって設定され、この結果、タイヤ内と連通した空洞
部の容量が、前記ハブ1やスポーク部2の鋳造精度に係
わりなくほぼ一義的に設定される。この結果、スポーク
部2の鋳造品質が、車輌用ホイールWの品質向上に寄与
し、かつタイヤを車輌用ホイールWに装着した状態にお
いて、そのタイヤに設定された特性が確実に得られる。
って閉塞されていることにより、タイヤ内と連通した空
洞部の容量が、タイヤの内部形状とリム3の外形形状と
によって設定され、この結果、タイヤ内と連通した空洞
部の容量が、前記ハブ1やスポーク部2の鋳造精度に係
わりなくほぼ一義的に設定される。この結果、スポーク
部2の鋳造品質が、車輌用ホイールWの品質向上に寄与
し、かつタイヤを車輌用ホイールWに装着した状態にお
いて、そのタイヤに設定された特性が確実に得られる。
【0012】また、前述の筒状中空部4bが形成された
前記スポーク部2は、その断面係数が大きく、かつ略均
一な肉厚となされているために剛性に優れ、しかも、こ
の筒状中空部4bが、ハブ1内の前記空洞部4aを介し
て車軸取付孔1aと連通させられているから、全体とし
て車輌用ホイールWに形成される空洞部の容量が大き
く、これによって、剛性が高くかつ大幅に軽量化された
車輌用ホイールWが得られる。
前記スポーク部2は、その断面係数が大きく、かつ略均
一な肉厚となされているために剛性に優れ、しかも、こ
の筒状中空部4bが、ハブ1内の前記空洞部4aを介し
て車軸取付孔1aと連通させられているから、全体とし
て車輌用ホイールWに形成される空洞部の容量が大き
く、これによって、剛性が高くかつ大幅に軽量化された
車輌用ホイールWが得られる。
【0013】また、前記ハブ1の空洞部4aと前記スポ
ーク部2……の筒状中空部4bとにより形成される空洞
部4は、前記車軸取付孔1aを中心とした略星型のもの
となる。このようなホイールでは、ハブ1内の空洞4a
およびスポーク部2内の筒状中空部4bを形成するに際
し、一体化された星型の中子を用いることができ、これ
によって、鋳造型の構成が簡素化され、前記ハブ1、ス
ポーク部2……およびリム3を一体に成型することと相
俟って、製造が容易なものとなる。
ーク部2……の筒状中空部4bとにより形成される空洞
部4は、前記車軸取付孔1aを中心とした略星型のもの
となる。このようなホイールでは、ハブ1内の空洞4a
およびスポーク部2内の筒状中空部4bを形成するに際
し、一体化された星型の中子を用いることができ、これ
によって、鋳造型の構成が簡素化され、前記ハブ1、ス
ポーク部2……およびリム3を一体に成型することと相
俟って、製造が容易なものとなる。
【0014】さらに、上記車輌用ホイールWによれば、
砂型鋳造で一体鋳造した場合、スポーク部2……の筒状
中空部4b……内の中子(砂型)を、ハブ1側の開口で
ある車軸取付孔1aから抜き取ることになる。スポーク
部2……は、ハブ1側からリム3側に向けてテーパ状に
細く形成されており、逆に言えばハブ1側に向かって漸
次太くなっているから、ハブ1側に抜き取る砂が筒状中
空部4b内につまることはまず起こらない。その結果、
中空のスポーク部2……から砂型の抜き取り作業が容易
となり、もって製造性の向上が図られる。
砂型鋳造で一体鋳造した場合、スポーク部2……の筒状
中空部4b……内の中子(砂型)を、ハブ1側の開口で
ある車軸取付孔1aから抜き取ることになる。スポーク
部2……は、ハブ1側からリム3側に向けてテーパ状に
細く形成されており、逆に言えばハブ1側に向かって漸
次太くなっているから、ハブ1側に抜き取る砂が筒状中
空部4b内につまることはまず起こらない。その結果、
中空のスポーク部2……から砂型の抜き取り作業が容易
となり、もって製造性の向上が図られる。
【0015】なお、上述の実施の形態においては、補強
用リブ1b……をハブ1の両側面から外方へ突出するよ
うにして設けているが、これに限らず逆に前記ハブ1の
両側面から内方の空洞部4aへ向けて突出するようにし
て設けても良い。
用リブ1b……をハブ1の両側面から外方へ突出するよ
うにして設けているが、これに限らず逆に前記ハブ1の
両側面から内方の空洞部4aへ向けて突出するようにし
て設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の車
輌用ホイールによれば、以下のような優れた効果を奏す
ることができる。 a.本願発明の車輌用ホイールは、中空円柱状のハブ内
の空洞部及び、スポーク部の筒状中空部を形成するに際
し、一体化された中子を用いることができ、これによっ
て、鋳造型の構成が簡素化され、前記ハブ、スポーク部
及びリムを一体に成形することと相俟って、製造が容易
なものとなる。 b.また、本願発明の車輌用ホイールは、ハブが中空円
柱状となっているので、車輌用ホイール自体の重量をあ
まり増加させることなく、ハブの車軸支持点巾を広くす
ることができ、全体として車輌用ホイールの剛性を上げ
ることができ、かつスポーク部の太さを細くしても、車
輌用ホイールの剛性をある程度保つことができるので、
車輌用ホイールを、全体として高剛性かつ軽量なものと
することができる。 c.本願発明の車輌用ホイールは、筒状のスポーク部の
内部とタイヤ内部との連通が遮断されることで、タイヤ
の空気容量が増加することがない。また、空気容量の増
加により、タイヤの変形量がが大きくなることがなく、
タイヤの接地面がタイヤの変形量の増加により変化する
のを防止することができ、タイヤの性能を低下させるこ
とがない。すなわち、スポーク部の他端部がリムによっ
て閉塞されていることにより、タイヤの空気容量が、タ
イヤの内部形状とリムの外形形状とによって設定され、
この結果、タイヤの空気容量を、前記ハブやスポーク部
の鋳造製度に係わりなくほぼ一義的に設定することがで
きる。したがって、タイヤを車輌用ホイールに装着した
状態において、そのタイヤの設定された特性を確実に得
ることができる。 d.本願発明の車輌用ホイールは、筒状のスポーク部の
気密性に配慮する必要がなく、従来例のリムからスポー
ク部に向けた孔を有するホイールのように気密性を確保
するためにスポーク部の肉厚を増す必要がないので、ホ
イールをより軽量にすることができる。 e.さらに、上述のようにスポーク部の筒状中空部の気
密性に配慮する必要がないので、従来例のホイールに比
較して製造上の管理を容易にすることができる。 f.また、中空円柱状のハブと、筒状のスポーク部と、
リムとを一体に形成しているので、車輌用ホイールの円
周面と直交する方向の剛性を上げることができ、ワイド
タイヤ用ホイールとして優れている。 g.また、空洞部はハブに設けた開口により外部と相互
に連通させており、容量の大きいハブに設けた開口を成
形時の中子抜き用として利用できることから、中子の抜
き取り作業が容易に行える。請求項2記載の車輌用ホイ
ールによれば、上記の効果に加えて、強度及び剛性が高
いハブの外周壁にブレーキディスクの取付部を一体に形
成しているので、特別な補強を行うことなく、ブレーキ
ディスクの取付部の強度及び剛性を確保でき、全体とし
て軽量化を図ることができる。
輌用ホイールによれば、以下のような優れた効果を奏す
ることができる。 a.本願発明の車輌用ホイールは、中空円柱状のハブ内
の空洞部及び、スポーク部の筒状中空部を形成するに際
し、一体化された中子を用いることができ、これによっ
て、鋳造型の構成が簡素化され、前記ハブ、スポーク部
及びリムを一体に成形することと相俟って、製造が容易
なものとなる。 b.また、本願発明の車輌用ホイールは、ハブが中空円
柱状となっているので、車輌用ホイール自体の重量をあ
まり増加させることなく、ハブの車軸支持点巾を広くす
ることができ、全体として車輌用ホイールの剛性を上げ
ることができ、かつスポーク部の太さを細くしても、車
輌用ホイールの剛性をある程度保つことができるので、
車輌用ホイールを、全体として高剛性かつ軽量なものと
することができる。 c.本願発明の車輌用ホイールは、筒状のスポーク部の
内部とタイヤ内部との連通が遮断されることで、タイヤ
の空気容量が増加することがない。また、空気容量の増
加により、タイヤの変形量がが大きくなることがなく、
タイヤの接地面がタイヤの変形量の増加により変化する
のを防止することができ、タイヤの性能を低下させるこ
とがない。すなわち、スポーク部の他端部がリムによっ
て閉塞されていることにより、タイヤの空気容量が、タ
イヤの内部形状とリムの外形形状とによって設定され、
この結果、タイヤの空気容量を、前記ハブやスポーク部
の鋳造製度に係わりなくほぼ一義的に設定することがで
きる。したがって、タイヤを車輌用ホイールに装着した
状態において、そのタイヤの設定された特性を確実に得
ることができる。 d.本願発明の車輌用ホイールは、筒状のスポーク部の
気密性に配慮する必要がなく、従来例のリムからスポー
ク部に向けた孔を有するホイールのように気密性を確保
するためにスポーク部の肉厚を増す必要がないので、ホ
イールをより軽量にすることができる。 e.さらに、上述のようにスポーク部の筒状中空部の気
密性に配慮する必要がないので、従来例のホイールに比
較して製造上の管理を容易にすることができる。 f.また、中空円柱状のハブと、筒状のスポーク部と、
リムとを一体に形成しているので、車輌用ホイールの円
周面と直交する方向の剛性を上げることができ、ワイド
タイヤ用ホイールとして優れている。 g.また、空洞部はハブに設けた開口により外部と相互
に連通させており、容量の大きいハブに設けた開口を成
形時の中子抜き用として利用できることから、中子の抜
き取り作業が容易に行える。請求項2記載の車輌用ホイ
ールによれば、上記の効果に加えて、強度及び剛性が高
いハブの外周壁にブレーキディスクの取付部を一体に形
成しているので、特別な補強を行うことなく、ブレーキ
ディスクの取付部の強度及び剛性を確保でき、全体とし
て軽量化を図ることができる。
【図1】 本発明の車輌用ホイールの一実施例を示す側
面図である。
面図である。
【図2】 図1のII−II線視断面図である。
1 ハブ 1a 車軸取付孔(開口) 2 スポーク部 3 リム 4、4a 空洞部 4b 筒状中空部
Claims (2)
- 【請求項1】 車軸取付孔が形成されたハブと、タイヤ
が装着されるリムと、このリムと前記ハブとを連結する
複数のスポーク部とが一体成型され、 前記ハブは車軸を中心とする中空円柱状に形成され、前
記スポーク部は筒状に形成されると共に一端部を前記ハ
ブの外周面に接続され、前記リムはスポーク部の他端部
が前記リムの内面に接合された環状に形成され、 前記筒状のスポーク部の一端部は該スポーク部の内部と
前記中空円柱状のハブの内部が連続し、その両者で空洞
部を形成するように一体に形成され、 前記空洞部は前記ハブに設けられた開口により外部と相
互に連通され、 前記筒状のスポーク部の他端部は、前記リムにより閉塞
され一体に形成されていることを特徴とする車輌用ホイ
ール。 - 【請求項2】 車軸取付孔が形成されたハブと、タイヤ
が装着されるリムと、このリムと前記ハブとを連結する
複数のスポーク部とが一体成型され、 前記ハブは車軸を中心とする中空円柱状に形成され、前
記スポーク部は筒状に形成されると共に一端部を前記ハ
ブの外周面に接続され、前記リムはスポーク部の他端部
が前記リムの内面に接合された環状に形成され、 前記筒状のスポーク部の一端部は該スポーク部の内部と
前記中空円柱状のハブの内部が連続し、その両者で空洞
部を形成するように一体に形成され、 前記空洞部は前記ハブに設けられた開口により外部と相
互に連通され、 前記筒状のスポーク部の他端部は、前記リムにより閉塞
され一体に形成され、 前記ハブの外周壁にブレーキディスクの取付部が一体に
形成されていることを特徴とする車輌用ホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160338A JP2642330B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 車輌用ホイール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8160338A JP2642330B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 車輌用ホイール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08324201A true JPH08324201A (ja) | 1996-12-10 |
| JP2642330B2 JP2642330B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=15712827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8160338A Expired - Lifetime JP2642330B2 (ja) | 1996-06-20 | 1996-06-20 | 車輌用ホイール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2642330B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1292925C (zh) * | 2002-03-05 | 2007-01-03 | 雅马哈发动机株式会社 | 摩托车用铸轮 |
| JP2008189147A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ホイール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0522401U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-23 | 鈑金工業株式会社 | ダストボツクス |
-
1996
- 1996-06-20 JP JP8160338A patent/JP2642330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0522401U (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-23 | 鈑金工業株式会社 | ダストボツクス |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1292925C (zh) * | 2002-03-05 | 2007-01-03 | 雅马哈发动机株式会社 | 摩托车用铸轮 |
| JP2008189147A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Honda Motor Co Ltd | 車両用ホイール |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2642330B2 (ja) | 1997-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6234581B1 (en) | Wheel for a motor vehicle | |
| EP3372421B1 (en) | Honeycomb rim-type wheel | |
| US6471303B1 (en) | Wheel for a motor vehicle and method of making same | |
| JPH05246201A (ja) | 自動車用リム | |
| JPH08324201A (ja) | 車輌用ホイール | |
| US6679562B2 (en) | Bicycle wheel | |
| JPH0726201U (ja) | 車輌用ホイール | |
| JP4779077B2 (ja) | 車両用ホイールおよびその製造方法 | |
| JPH0522401Y2 (ja) | ||
| JPH0755601B2 (ja) | 二輪車用の鋳造車輪 | |
| JP2566696B2 (ja) | 二輪車用鋳造車輪 | |
| JP2974963B2 (ja) | 自転車用ホイール | |
| JP4276144B2 (ja) | 自動2輪車用ホイール及びその製法 | |
| JP2005297688A (ja) | 自動二輪車のキャストホイール及び鋳造鋳型 | |
| JPH0810002Y2 (ja) | ホイール | |
| JPH0530835Y2 (ja) | ||
| JP3326458B2 (ja) | 車両用ホイール | |
| JP2003320801A (ja) | 自動二輪車用ホイール | |
| CN222495955U (zh) | 汽车车轮及汽车 | |
| JP2871491B2 (ja) | 自転車用ホイール | |
| CN223355294U (zh) | 一种车轮 | |
| JP2021041773A (ja) | 車両用ホイール | |
| JP3326457B2 (ja) | 車両用ホイール | |
| JPS6027681Y2 (ja) | 車両用ホイ−ル | |
| JPH0572501U (ja) | 自動車のホイール |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970318 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |