JPH0832468B2 - 端面発光型elプリンタ - Google Patents

端面発光型elプリンタ

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JPH0832468B2
JPH0832468B2 JP23810589A JP23810589A JPH0832468B2 JP H0832468 B2 JPH0832468 B2 JP H0832468B2 JP 23810589 A JP23810589 A JP 23810589A JP 23810589 A JP23810589 A JP 23810589A JP H0832468 B2 JPH0832468 B2 JP H0832468B2
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勝 望月
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は端面発光型EL素子アレイからなるラインヘッ
ドを利用した端面発光型ELプリンタに関するものであ
る。
従来の技術 近年、電子写真法を利用するなどして開発されたプリ
ンタの一つにラインプリンタが存している。このライン
プリンタとは、感光ドラムの周面上に帯電器、ラインヘ
ッド、現像器、転写器等の装置を近接配置したもので、
帯電器の印加電圧で帯電した感光ドラムの周面に、ライ
ンヘッドに連設された発光素子の選択的な発光による光
走査を行なって潜像を形成し、この感光ドラム周面上の
潜像を現像器から供給されるトナーで現像し、このトナ
ー像を転写器で印刷用紙に転写するようになっている。
このようなラインヘッドの発光素子としてはLEDなどが
使用されているが、これは発光強度と応答性とを両立さ
せることが困難である等の課題を有している。
そして、現在ではラインヘッドの発光素子として端面
発光型EL素子を使用することが考えられている。そこ
で、この端面発光型EL素子を利用したラインヘッドを第
7図及び第8図に基づいて説明する。このラインヘッド
1の端面発光型EL素子2は、第8図に例示するように、
活性元素を含む硫化亜鉛等からなる薄膜状の活性層3を
上下から誘電体層4,5で囲み、これら誘電体層4,5の上下
面に平板電極6,7を形成し、前記活性層3の端面から極
扁平な光を出射するもので、上面が発光する従来のELに
比して100倍程の発光強度を得ることが可能である。そ
して、第7図に例示するように、上記構造の端面発光型
EL素子2を薄膜技術などでアレイ状に連設してロッドレ
ンズアレイ(図示せず)等を取付けることで前記ライン
ヘッド1が形成される。
そこで、上記構造のラインヘッド1に駆動回路を接続
して帯電器や現像器及び転写器等と共に感光体である感
光ドラムの周面上に近接配置することで、各端面発光型
EL素子2を選択的に発光させてドットマトリクスによる
画像形成を行なうことができ、電子写真方式のラインプ
リンタ(図示せず)を製作することができる。
発明が解決しようとする課題 上述のような端面発光型EL素子2は、交流の駆動パル
スが印加されることで発光する。そこで、このような端
面発光型EL素子2からなるラインヘッド1を駆動する方
法としては、各端面発光型EL素子2に両電極6,7から駆
動パルスを常時印加しておき、これらの駆動パルスの同
期を制御することで合成パルスの電位を端面発光型EL素
子2の閾値電圧以上以下として発光を制御すると云う方
法が考えられる。
このような制御方法では非印刷時でも各端面発光型EL
素子2に直流バイアスが印加されることになる。だが、
端面発光型EL素子2は、その特性上、電位が正負非対称
のパルスが印加されていると発光しなくとも薄膜内の劣
化が進行して光出力が低下する。従って、上述のように
印刷の有無に関わりなく端面発光型EL素子2に直流バイ
アスを常時印加しておく方法では、端面発光型EL素子2
からなるラインヘッド1の経年変化が大きく、端面発光
型ELプリンタ1の耐久性が低いことになる。
課題を解決するための手段 活性層を囲む誘電体層の外面に相対向する電極を形成
した端面発光型EL素子が連設されたラインヘッドを設
け、このラインヘッドの各端面発光型EL素子に両電極か
ら各々正負非対称の駆動パルスを印加して同期制御する
駆動回路を設け、この駆動回路から電源投入中の非印刷
時に端面発光型EL素子に印加される駆動パルスの一方を
他方の基準電位に対して正負対称電圧のパルスとする素
子劣化防止手段を設ける。
作用 活性層を囲む誘電体層の外面に相対向する電極を形成
した端面発光型EL素子が連設されたラインヘッドを設
け、このラインヘッドの各端面発光型EL素子に両電極か
ら各々正負非対称の駆動パルスを印加して同期制御する
駆動回路を設け、この駆動回路から電源投入中の非印刷
時に端面発光型EL素子に印加される駆動パルスの一方を
他方の基準電位に対して正負対称電圧のパルスとする素
子劣化防止手段を設けたことにより、非印刷時には正負
対称のパルスが端面発光型EL素子に印加されることにな
り、その特性のため、直流バイアスや電位が正負非対称
のバイアスが印加されている場合に比して端面発光型EL
素子の劣化を低減できる。
実施例 本発明の実施例を第1図ないし第6図に基づいて説明
する。まず、この端面発光型ELプリンタ8の駆動回路の
構造を第1図に例示するブロック図に基づいて説明す
る。まず、インターフェイス9には、二個のアドレスカ
ウンタ10,11と基準クロック12とが接続されたコントロ
ール回路13を介し、タイミングコントローラ14が接続さ
れている。
また、前記インターフェイス9は、各々スリーステー
ト15〜18が入出力部に接続された二個のRAM19,20に第一
のデータ処理回路21を介して接続されており、これらRA
M19,20には、前記コントロール回路13と前記アドレスカ
ウンタ10,11とがセレクタ22を介して接続されている。
さらに、前記RAM19,20は、前記タイミングコントローラ
14が接続された第二のデータ処理回路23に前記スリース
テート17,18を介して接続されている。
また、各々ラッチ241〜248と排他的論理和回路251〜2
58とドライバ261〜268とを介してラインヘッド27のブロ
ック電極28に接続された八個のシフトレジスタ291〜298
に、前記データ処理回路23がパラレルに接続されてい
る。なお、この端面発光型ELプリンタ8では、前記した
8組の部材24〜26,29が各々一つのIC301〜308内に形成
されている。
また、前記タイミングコントローラ14は、前記ライン
ヘッド27のコモン電極311〜31mに接続されたコモンドラ
イバ32と、前記ラッチ241〜248とシフトレジスタ291〜2
98及び排他的論理和回路251〜258に接続されている。な
お、前記ラインヘッド27の光学系等の構造は前述のライ
ンヘッド1と同様になっている。
このような構成において、この端面発光型ELプリンタ
8では、インターフェイス9を介して入力された印刷信
号は、一主走査ライン毎に第一のデータ処理回路21で並
び換え等の処理により圧縮され、二個のRAM19,RAM20の
一方に記憶される。つまり、一ラインの走査時間内にお
いて、アドレスカウンタ10のタイミング制御に従って選
択されたRAM19,20の一方に印刷信号が一時記憶される。
この時、端面発光型ELプリンタ8では、基準クロック12
から発せられる高速出力用の基準クロックに同期して動
作するコントロール回路13及びアドレスカウンタ11によ
り、他方のRAMから高速に記憶されている印刷信号を出
力するようになっている。そこで、この出力された印刷
信号は、第二のデータ処理回路23で印刷に適した形態で
再処理され、IC301〜308にパラレルに出力されて保持さ
れる。そして、このIC301〜308とコモンドライバ32とが
タイミングコントローラ14に制御され、ブロック電極28
1〜28nとコモン電極311〜31mとから各々低電圧高電圧の
駆動パルスがラインヘッド27に出力される。
つまり、第4図に例示するように、本実施例の端面発
光型ELプリンタ8では、基準電位0Vに対して正電位とな
る低電圧の駆動パルスv1がブロック電極281〜28nに印
加され、これに対応して正負非対称で基準電位が正電位
である高電圧の駆動パルスv2がコモン電極31に印加さ
れており、これらのパルスの差v2‐v1が端面発光型EL
素子2に印加される。そこで、二つの駆動パルスv1,v2
の同期を制御することで端面発光型EL素子2に加わる電
圧が閾値以上以下となって端面発光型EL素子2の発光非
発光が制御される。
そこで、この端面発光型ELプリンタ8では、第2図に
例示するタイミングチャートのように、上述の動作が1
ラインの印刷時間T0中に四回行なわれ、ラインヘッド2
7は一主走査ライン分の幅にライン発光を四回繰返すこ
とになる。そこで、第3図に例示するように、上述のよ
うにして印刷されたラインは縁部のギザ状のずれが微小
になって美麗であり、しかも、四回の発光動作で一画素
を形成するので副走査方向に白抜けが生じることもな
い。
そして、この端面発光型ELプリンタ8では、機器の電
源投入値にインターフェイス9への入力信号がモニタさ
れるなどして印刷の有無が素子劣化防止手段である検出
回路(図示せず)で検出されている。そこで、この検出
回路により電源投入中であるのに機器が非印刷時である
ことが検出されると、各電極28,31からラインヘッド27
に印加されている駆動パルスの一方を、他方の基準電位
に対して正負対称電圧となるパルスに変換する。そこ
で、この端面発光型ELプリンタ8は、第5図及び第6図
に例示するように、非印刷時には、ブロック電極281〜2
8nに印加される駆動パルスv1を、コモン電極31に印加
される駆動パルスv2の基準電位1/2V1に対して正負対称
電圧のパルスとなるよう制御する。これは、現在のIC30
等では正負対称の駆動パルスを出力することが困難であ
ることに対応したものであり、このようにすることで端
面発光型EL素子2には電位がv2‐v1=1/2V1の正負対
称の定電圧パルスが印加されることになる。そこで、こ
のように電位が正負対称のパルスが印加される端面発光
型EL素子2は、その特性のために電位が非対称のパルス
が印加されている場合に比して劣化が少ない。
なお、例示した端面発光型ELプリンタ8は、コモン電
極31に印加される高電圧の駆動パルスv2を、ブロック
電極28に印加される低電圧の駆動パルスv1の正電位の
半分にしたので、非印刷時に端面発光型EL素子2に印加
されるパルスは極めて低電圧であり、その劣化がより少
なく機器の消費電力も小さいことが期待できる。また、
本実施例の端面発光型ELプリンタ8では、ラインヘッド
27をn個のブロック電極28とm個のコモン電極31とでマ
トリクス配線したものを例示したが、本発明は上記構造
に限定されるものではなく、例えば、ラインヘッドの配
線を各端面発光型EL素子毎に設けた個別電極と一個の共
通電極とで形成した端面発光型ELプリンタ(図示せず)
にも適用可能である。
発明の効果 本発明は上述のように、活性層を囲む誘電体層の外面
に相対向する電極を形成した端面発光型EL素子が連設さ
れたラインヘッドを設け、このラインヘッドの各端面発
光型EL素子に両電極から各々正負非対称の駆動パルスを
印加して同期制御する駆動回路を設け、この駆動回路か
ら電源投入中の非印刷時に端面発光型EL素子に印加され
る駆動パルスの一方を他方の基準電位に対して正負対称
電圧のパルスとする素子劣化防止手段を設けたことによ
り、非印刷時には正負対称のパルスが端面発光型EL素子
に印加されることになり、その特性のため、直流バイア
スや電位が正負非対称のパルスが印加されている場合に
比して端面発光型EL素子の劣化を低減できるので、各端
面発光型EL素子の光出力の低下を防止してラインヘッド
の経年変化を小さくすることができ、耐久性が高い端面
発光型ELプリンタを得ることができる等の効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図はタ
イミングチャート、第3図は印刷画像の説明図、第4図
ないし第6図はタイミングチャート、第7図は従来例を
示すラインヘッドの斜視図、第8図は端面発光型EL素子
の斜視図である。 2……端面発光型EL素子、6,7……電極、8……端面発
光型ELプリンタ、27……ラインヘッド、v……駆動パル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/036 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】活性層を囲む誘電体層の外面に相対向する
    電極を形成した端面発光型EL素子が連設されたラインヘ
    ッドを設け、このラインヘッドの各端面発光型EL素子に
    両電極から各々正負非対称の駆動パルスを印加して同期
    制御する駆動回路を設け、この駆動回路から電源投入中
    の非印刷時に前記端面発光型EL素子に印加される駆動パ
    ルスの一方を他方の基準電位に対して正負対称電圧のパ
    ルスとする素子劣化防止手段を設けたことを特徴とする
    端面発光型ELプリンタ。
JP23810589A 1989-09-13 1989-09-13 端面発光型elプリンタ Expired - Fee Related JPH0832468B2 (ja)

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