JPH08325998A - 剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙 - Google Patents
剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙Info
- Publication number
- JPH08325998A JPH08325998A JP15380495A JP15380495A JPH08325998A JP H08325998 A JPH08325998 A JP H08325998A JP 15380495 A JP15380495 A JP 15380495A JP 15380495 A JP15380495 A JP 15380495A JP H08325998 A JPH08325998 A JP H08325998A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- fluorine
- release paper
- following general
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
アミド化合物、 【化1】 〔但し、式中R1 は脂肪族不飽和基を有する一価炭化
水素基、R2 は置換又は非置換の一価炭化水素基、Q
1 は窒素を含む二価炭化水素基、(B)含フッ素オル
ガノ水素ポリシロキサン、(C)触媒量の白金族化合物
を含有する組成物であって、上記(B)成分の量は該組
成物中の脂肪族不飽和基1モルに対し、ヒドロシリル基
が0.5〜5モルとなる量であることを特徴とする剥離
紙用硬化性組成物。 【効果】 本発明の剥離紙用硬化性組成物は、シリコー
ン粘着剤に対し、経時変化の少ない重剥離性を示す硬化
皮膜を与えるものであり、かかる硬化皮膜が形成された
剥離紙は、従来望まれていた重剥離力タイプの要望を満
たすものである。
Description
用として好適な重剥離タイプの剥離紙用硬化性組成物及
び該組成物の硬化層が形成された剥離紙に関する。
ジメチルポリシロキサンを主成分とした粘着剤が、その
耐熱性、耐寒性、耐薬品性、電気絶縁性の故に広範囲の
用途に用いられている。また、これは無毒性であるた
め、医療用の分野にも用いられている。
が強いため、従来の硬化性シリコーンからなる離型剤で
は付与される離型性が不十分であり、特に、ジメチルポ
リシロキサンを主成分とする粘着剤を用いたテープやラ
ベルを長期間保存するとテープの裏面又は支持体から剥
離する際の剥離力が著しく増大し、剥離時に粘着剤層、
離型剤層の破壊を起こし、粘着テープ(又はラベル)と
しての用をなさなくなる。
置換基を有するオルガノポリシロキサンを主成分とする
シリコーンからなる組成物が知られている(特開昭64
−74268)。しかし、このものは、軽剥離、低経時
変化の剥離紙が得られるものの剥離力の調節は難しく、
このため両面テープやラベル等の用途では、重剥離力タ
イプの剥離紙が望まれていた。
剤用として有用とされる重剥離タイプの剥離紙用硬化性
組成物及びこの組成物の硬化層が形成された剥離紙を提
供することにある。
記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、本発明に
到達したものである。
で示される含フッ素アミド化合物、(B)一分子中に一
個以上の一価のパーフルオロアルキルエーテル基又は一
価のパーフルオロアルキル基を有し、且つ二個以上のヒ
ドロシリル基を有する含フッ素オルガノ水素シロキサ
ン、又は、下記一般式(4)で示されるヒドロシリル基
を有する含フッ素オルガノ水素シロキサン、(C)触媒
量の白金族化合物を含有する組成物であって、上記
(B)成分の量は該組成物中の脂肪族不飽和基1モルに
対し、ヒドロシリル基が0.5〜5モルとなる量である
ことを特徴とする剥離紙用硬化性組成物、及び、この組
成物の硬化物層が形成された剥離紙を提供する。
素基、R2 は置換又は非置換の一価炭化水素基、Q1 は
下記一般式(2)又は下記一般式(3)で示される基
ケイ素原子の1種又は2種以上を介在させてもよい置換
又は非置換の二価炭化水素基を示す。)
二価炭化水素基を示す。)、Rf1 は二価のパーフルオ
ロアルキレン基又は二価のパーフルオロポリエーテル基
であり、aは0以上の整数である。〕
又は二価のパーフルオロポリエーテル基であり、R2 及
びR3 は前記と同様の意味を示す。また、Tは下記一般
式(5)で示される基を表す。
価炭化水素基であり、bは2〜4の整数である。)〕
(A)成分の含フッ素アミド化合物と(B)成分の含フ
ッ素オルガノ水素シロキサンとを主成分とし、これら
(A),(B)成分を(C)成分の白金族化合物の存在
下にヒドロシリル化反応により硬化させるものであり、
この組成物を剥離紙製造用基材としての紙、プラスチッ
ク紙などの表面に塗布し、加熱硬化させて基材表面に硬
化皮膜を形成させると、この硬化皮膜がすぐれた剥離性
を示し、しかもこの剥離性はその剥離力が経時変化によ
っても変化しないし、密着力、残留接着力もすぐれてい
るものである。特に、シリコーン粘着剤に対しては、程
良い重剥離性を示し、また、A成分である含フッ素アミ
ド化合物におけるフッ素重合体の重合度を変化させるこ
とにより、剥離力を調節できるという有利性をもつもの
であり、従って、このものは従来品だけでは困難であっ
たシリコーン粘着剤を用いた両面テープ、ラベル等の製
造を可能にするものである。
明の剥離紙用硬化性組成物の第一必須成分〔(A)成
分〕は含フッ素アミド化合物であり、この(A)成分の
含フッ素アミド化合物は、下記一般式(1)で示される
もので、分子中に少なくとも2個の脂肪族不飽和基を有
するものである。
脂肪族不飽和基を有する炭素数2〜10、特に2〜8の
一価炭化水素基が好適であり、例えばビニル基、アリル
基、プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イ
ソブテニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基、シクロ
ヘキセル基等のシクロアルケニル基、スチリル基等のア
ルケニル基置換アリール基などが挙げられる。
に1〜8の置換又は非置換の一価炭化水素基が好適であ
り、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプ
チル基等のシクロアルキル基、ビニル基、アリル基、プ
ロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、イソブテ
ニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基等のアルケ
ニル基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル
基等のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フ
ェニルプロピル基等のアラルキル基あるいはこれらの基
の水素原子の一部又は全部をフッ素、塩素、臭素等のハ
ロゲン原子等で置換したクロロメチル基、ブロモエチル
基、クロロプロピル基、トリフルオロプロピル基などが
挙げられる。
般式(2)又は一般式(3)で示される基である。
り、R3 としては、置換又は非置換の二価炭化水素基で
あれば特に限定されないが、炭素数1〜20、特に2〜
10の炭化水素基が好適であり、具体的にはメチレン
基、エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブ
チレン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン基、シクロ
ヘキシレン基等のシクロアルキレン基、フェニレン基、
トリレン基、キシリレン基、ナフチレン基、ビフェニレ
ン基等のアリーレン基、あるいはこれらの基の水素原子
の一部又は全部をハロゲン原子等で置換した基、あるい
はこれらの置換又は非置換のアルキレン基、アリーレン
基の組み合わせなどが例示される。
原子、ケイ素原子の1種又は2種以上を含んでも良い。
−NR′−(R′は水素原子又は炭素原子1〜8、特に
1〜6のアルキル基又はアリール基である)として介在
することができ、またケイ素原子は、例えば下記の基の
ように直鎖状又は環状のオルガノシロキサンを含有する
基あるいはオルガノシリレン基として介在することがで
きる。
素数1〜8のアルキル基又はアリール基、R''' は前記
R3 として例示したものと同様の炭素数1〜6のアルキ
レン基又はアリーレン基であり、n=0〜10、特に0
〜5の整数である。)
ることができる。なお、下記例でMeはメチル基を示
す。
ては、炭素数1〜10、特に2〜6の置換又は非置換の
二価炭化水素基が好適であり、具体的にはメチレン基、
エチレン基、プロピレン基、メチルエチレン基、ブチレ
ン基、ヘキサメチレン基等のアルキレン基、シクロヘキ
シレン基等のシクロアルキレン基、あるいはこれらの基
の水素原子の一部又は全部をハロゲン原子等で置換した
基などが例示される。
式(1)中のQ1 として具体的には下記の基が例示され
る。なお、以下の化学式において、Meはメチル基、P
hはフェニル基を示す(以下、同様)。
フルオロアルキレン基又は二価パーフルオロポリエーテ
ル基であり、特に二価パーフルオロアルキレン基として
は−Cm F2m−(但し、m=1〜10、好ましくは1〜
6である。)で示されるものが好ましく、二価パーフル
オロポリエーテル基としては下記式で示されるものが好
ましい。
示される。
整数であり、従って、式(1)の含フッ素アミド化合物
は1分子中に二価パーフルオロアルキレン基又は二価パ
ーフルオロポリエーテル基を1個以上含むものである
が、aは好ましくは0〜10の整数であり、特に0,
1,2,3,4,5,6が例示される。
ッ素アミド化合物として、粘度(25℃、以下同様)が
数十csの低粘度ポリマーから固形の生ゴム状のポリマ
ーまで使用することができるが、取り扱いやすさの点か
らは、剥離紙用には粘度100〜100,000cs程
度のポリマーが好適に使用される。低粘度すぎると得ら
れる硬化物の皮膜強度が低下し、密着性や残留接着率等
への悪影響をまねくなど、バランスのとれた物性が得ら
れない場合が生じる。
下記の方法により得ることができる。即ち、上記式
(1)においてaが0である含フッ素アミド化合物は、
例えば下記一般式(i)で示される両末端に酸フロライ
ド基を有する化合物と下記一般式(ii)で示される二級
アミン化合物とをトリメチルアミン等の受酸剤の存在下
で反応させることにより合成することができる。
整数となる含フッ素アミド化合物は、例えば上記式
(i)に示される両末端に酸フロライド基を有する化合
物と下記一般式(iii) H−Q1 −H ……(iii) (Q1 は上記と同様の意味を示す。)で示される化合物
との受酸剤の存在下で反応させ、更に上記式(ii)で示
される二級アミン化合物を反応させることにより合成す
ることができる。
ド基を有する化合物と式(ii)の二級アミン化合物との
仕込量の比率は、特に限定されるものではないが、モル
換算で式(i)の化合物の仕込量(a)と式(ii)の化
合物の仕込量(b)との比率(b)/(a)を2〜1
0、特に2〜5mol/molとすると好適である。
(a)と式(iii) の化合物の仕込量(c)とは、モル換
算で(a)を(c)より少なくしない限り、特に限定さ
れるものではない。式(1)中の繰り返し単位aは、
(a)/(c)を調整することにより目的に応じた適宜
な値にすることができ、(a)/(c)を大きくすれば
比較的分子量の小さなポリマーを合成することができ、
(a)/(c)の値を1に近づければ分子量の大きなポ
リマーを合成することができる。
20〜100℃で1〜8時間、好ましくは20〜50℃
で2〜4時間反応させることが好ましい。
おいて、Q1 がケイ素原子を介在するものである含フッ
素アミド化合物は、式(ii)の二級アミン化合物として
例えばR1 がアリル基等であり、HR2 NCH2 CH=
CH2 等で示される脂肪族不飽和基を有する二級アミン
化合物を使用して上記反応により例えば下記一般式(i
v)で示される両末端にアリル基を有する化合物を合成
し、これと例えば下記一般式(V)で示される化合物と
を付加反応触媒の存在下で反応させることにより合成す
ることができる。
にアリル基を有する化合物と式(V)の化合物との仕込
量との比率は、モル換算で式(iv)の化合物の仕込量
(d)を式(V)の化合物の仕込量(e)より多くしな
くてはならないが、その比率(d)/(e)は最大で2
である。即ち、1<(d)/(e)≦2である。
的分子量の小さなポリマーを合成することができ、
(d)/(e)の値を1に近づければ分子量の大きなポ
リマーを合成することができる。
二必須成分〔(B)成分〕は含フッ素オルガノ水素シロ
キサンであり、上記含フッ素アミド化合物の架橋剤、鎖
長延長剤として働くものである。この(B)成分の含フ
ッ素オルガノ水素シロキサンは、一分子中に一個以上の
一価のパーフルオロアルキルエーテル基又は一価のパー
フルオロアルキル基を有し、且つ2個以上、通常2〜5
0個、好ましくは3〜20個のヒドロシリル基、即ちS
iH基を有するものであれば良い。この一価のパーフル
オロアルキルエーテル基、一価のパーフルオロアルキル
基としては、特に下記一般式で示されるものを挙げるこ
とができる。
ては、環状でも鎖状でもよく、更に三次元網状でもよ
く、特にケイ素原子に結合した一価の置換基として下記
一般式で示されるパーフルオロアルキル基或いはパーフ
ルオロアルキルエーテル基を含有する一価の有機基を分
子中に少なくとも1個有するものを挙げることができ
る。
プロピレン基、メチルエチレン基、テトラメチレン基、
ヘキサメチレン基等のアルキレン基などの好ましくは炭
素数1〜6の二価炭化水素基、R9 は水素原子或いは前
記したR2 と同様の好ましくは炭素数1〜8、特に1〜
6の一価炭化水素基、Rf3 は前記一般式で挙げた一価
のパーフルオロアルキル基又は一価のパーフロオロアル
キルエーテル基である。
水素シロキサンにおけるパーフルオロアルキル基或いは
パーフルオロアルキルエーテル基を含有する一価の有機
基以外のケイ素原子に結合した一価の置換基としては、
前記したR2 と同様の好ましくは脂肪族不飽和結合を含
まない炭素数1〜10、特に1〜8の一価炭化水素基が
挙げられる。
ける分子中のケイ素原子数はこれに限られるものではな
いが、通常2〜50、好ましくは4〜30程度のものが
挙げられる。
ンとしては、例えば下記の化合物が挙げられる。
シロキサンとして下記一般式(4)で示される含フッ素
オルガノ水素シロキサンをも好適に用いることができ
る。
キレン基又は二価のパーフルオロポリエーテル基であ
り、上述したRf1 と同様の基を例示することができ
る。また、R2 及びR3 は上記と同様の意味を示す。更
に、Tは下記一般式(5)で示される基を表す。
水素基であり、炭素数1〜10、特に1〜8のものが好
適で、式(1)のR2 と同様のものを例示することがで
きるが、そのうちアルケニル基以外の脂肪族不飽和結合
を有さない基であることが好ましい。なお、bは2〜4
の整数である。
キサンとしては、下記のものを例示することができる。
独で使用しても良く、2種以上を併用しても良い。
成分の含フッ素オルガノ水素シロキサンとして第一必須
成分の含フッ素アミド化合物と相溶するものを使用する
ことにより、均一な硬化物を得ることができる。
に(A)成分中に含まれるビニル基、アリル基、シクロ
アルケニル基等の脂肪族不飽和基1モルに対し(B)成
分中のヒドロシリル基、即ちSi−H基を、好ましくは
0.5〜5モル、より好ましくは1〜2モル供給する量
である。0.5モル未満では架橋度合いが不充分にな
り、5モル以上では鎖長延長が優先し硬化が不充分とな
ったり、発泡したり、耐熱性等を悪化させる場合があ
る。なお、この(B)成分の(A)成分に対する配合量
は、通常、(A)成分100重量部に対して0.1〜5
0重量部の範囲である。
三必須成分〔(C)成分〕である白金族化合物は、上記
含フッ素アミド化合物と上記含フッ素オルガノ水素シロ
キサンとの付加反応(ヒドロシリル化)用触媒であり、
硬化促進剤として作用する。この白金族化合物は一般に
貴金属の化合物であり、高価格であることから、比較的
入手しやすい白金化合物がよく用いられる。
は塩化白金酸とエチレン等のオレフィンとの錯体、アル
コールやビニルシロキサンとの錯体、白金/シリカ又は
アルミナ又はカーボン等を例示することができるが、こ
れに限定されるものではない。白金化合物以外の白金族
化合物としては、ロジウム、ルテニウム、イリジウム、
パラジウム系化合物も知られており、例えばRhCl
(PPh3 )3 、RhCl(CO)(PPh3 )2 、R
hCl(C2 H4 )2 、Ru3 (CO)12、IrCl
(CO)(PPh3 )2 、Pd(PPh3 )4 等を例示
することができる。
固定触媒であるときには固体状で使用することも可能で
あるが、より均一な硬化物を得るために塩化白金酸や錯
体を適切な溶剤に溶解したものを第一成分の含フッ素ア
ミド化合物に相溶させて使用することが好ましい。
のではなく、触媒量で所望とする硬化速度を得ることが
できるが、経済的見地又は良好な硬化物を得るために
は、硬化性組成物全量に対して1〜1000ppm(白
金族換算)、より好ましくは10〜500ppm(同
上)程度の範囲とするのが良い。
用性を高めるために種々の添加剤を必要に応じて添加す
ることができる。具体的には、硬化性組成物の硬化速度
を制御する目的で加えるCH2 =CH(R)SiO単位
(式中、Rは置換又は非置換の一価の炭化水素基であ
る。)を含むポリシロキサン(特公昭48−10947
号公報参照)及びアセチレン化合物(米国特許第344
5420号及び特公昭54−3774号公報参照)、さ
らに重金属のイオン性化合物(米国特許第353264
9号参照)等を例示することができる。
含フッ素オルガノ水素シロキサンの配合量は、(A)成
分に加えてこれら添加剤の配合量をも考慮して決定さ
れ、上述したように、全組成物中のビニル基、アリル
基、シクロアルケニル基等の脂肪族不飽和基1モルに対
してSi−H基を0.5〜5モル存在させる必要があ
る。本発明の硬化性組成物の製造方法は特に制限され
ず、上記成分を練り合わせることにより製造することが
できる。
用に際し、基材に塗布し、これを硬化して基材表面に硬
化皮膜させるものであるが、この場合のこの組成物は必
要に応じメタキシレンヘキサフロライド、フロリナート
等のフッ素系溶剤などに溶解して用いることができる。
基材としては、紙、プラスチック紙などを使用すること
ができ、これらの基材に塗工する方法としては公知の方
法を採用することができる。また、上記組成物の硬化条
件は適宜選定され、第一必須成分の含フッ素アミド化合
物の官能基、第三必須成分の触媒の種類により室温硬化
も可能であるが、100〜150℃にて数十秒から数十
分程度の時間で硬化させることが好ましい。このように
して硬化して得られた硬化皮膜の厚さも適宜選定される
が、通常0.01〜10μmの範囲、より好ましくは
0.1〜3μmの範囲である。
コーン粘着剤に対し、経時変化の少ない重剥離性を示す
硬化皮膜を与えるものであり、かかる硬化皮膜が形成さ
れた剥離紙は、従来望まれていた重剥離力タイプの要望
を満たすものである。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。
リマー(粘度3120cs、平均分子量5500、アリ
ル基量0.036モル/100g)4.47重量部、下
記式(B)で表わされる含フッ素環状水素シロキサン
0.53重量部をフッ素系溶媒(品名FRシンナー:信
越化学社製)95重量部で希釈し、これに塩化白金酸を
CH2 =CHSiMe2 OSiMe2 CH=CH2 で変
性した触媒のトルエン溶液(白金濃度0.5重量%)
0.17重量部を添加して処理液を調整した。
リマー(粘度5180cs、平均分子量16000、ア
リル基量0.013モル/100g)4.81重量部、
実施例1で使用した含フッ素環状水素シロキサン0.1
9重量部を使用した以外は実施例1と同様に処理液を調
整した。
リマー(粘度1580cs、平均分子量5600、アリ
ル基量0.036モル/100g)4.44重量部、下
記式(E)で表わされる含フッ素環状水素シロキサン
0.56重量部を使用した以外は実施例1と同様に処理
液を調整した。
ー(粘度3620cs、平均分子量16100、アリル
基量0.012モル/100g)4.79重量部、実施
例3で使用した含フッ素環状水素シロキサン0.21重
量部を使用した以外は実施例1と同様に処理液を調整し
た。
ー(粘度28600cs、平均分子量28000、アリ
ル基量0.007モル/100g)4.88重量部、実
施例3で使用した含フッ素環状シロキサン0.12重量
部を使用した以外は実施例1と同様に処理液を調整し
た。
4.32重量部、下記式(H)で表わされる含フッ素オ
ルガノ水素シロキサン0.68重量部を使用する以外は
実施例1と同様に処理液を調整した。
0g、粘度が100万csのメチルビニルポリシロキサ
ン4.89重量部、下記式(I)で表わされるメチルハ
イドロジエンポリシロキサン0.11重量部をトルエン
95重量部で希釈し、これに実施例1で使用した触媒
0.17重量部を添加して処理液を調整した。
ミネート紙に下記の方法で塗工し、硬化被膜を形成させ
た。得られたそれぞれの被膜について下記評価方法によ
り、25℃及び70℃でのエージング後の剥離力及び支
持体の接着力を測定した。結果を表1に示す。
7で塗布する。塗布した紙を熱風循環式乾燥器で150
℃、60秒加熱して硬化被膜を形成させる。
〔ニトフロンNo903UL(日東電工社製、19mm
巾)〕及びシリコーン系粘着テープ(B)〔付加型シリ
コーン系粘着剤(X−40−3044A:信越化学工業
社製)〕を支持体(ポリエチレンテレフタレートフィル
ム)に塗厚40μm(Dry)で塗工した50mm巾の
テープを貼り合わせ、20g/cm2 の荷重下に25℃
及び70℃でエージングさせる。
り試験機を用いて180℃の角度で剥離速度0.3mm
/分で引張り、剥離に要する力(g)を測定する。
り付けここに重さ2kgのテープローラーを1往復さ
せ、25℃の室温に30分間放置したのち、上記II−2
の方法と同じ方法でその剥離力を測定した。また、比較
のために、ブランクとしてテフロンシートに前記粘着テ
ープを貼り、上記と同様にして剥離力及び再接着力の測
定を行なった。
は、いずれも実用上十分な剥離力があり、また接着力も
ブランク(テフロンシート)と同レベルであり、粘着剤
への移行の無いことがわかる。一方、比較例は70℃エ
ージングにより、硬化被膜/粘着剤間での接着により粘
着剤と支持体界面での剥離が起き、実用にならないもの
であることがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で示される含フ
ッ素アミド化合物、 【化1】 〔但し、式中R1 は脂肪族不飽和基を有する一価炭化水
素基、R2 は置換又は非置換の一価炭化水素基、Q1 は
下記一般式(2)又は下記一般式(3)で示される基 【化2】 (但し、式中R3 は結合途中に酸素原子、窒素原子及び
ケイ素原子の1種又は2種以上を介在させてもよい置換
又は非置換の二価炭化水素基を示す。) 【化3】 (但し、式中R4 及びR5 はそれぞれ置換又は非置換の
二価炭化水素基を示す。)、Rf1 は二価のパーフルオ
ロアルキレン基又は二価のパーフルオロポリエーテル基
であり、aは0以上の整数である。〕 (B)一分子中に一個以上の一価のパーフルオロアルキ
ルエーテル基又は一価のパーフルオロアルキル基を有
し、且つ二個以上のヒドロシリル基を有する含フッ素オ
ルガノ水素シロキサン、又は、下記一般式(4) 【化4】 〔但し、式中Rf2 は二価のパーフルオロアルキレン基
又は二価のパーフルオロポリエーテル基であり、R2 及
びR3 は前記と同様の意味を示す。また、Tは下記一般
式(5)で示される基を表す。 【化5】 (但し、式中R6 はそれぞれ独立に置換又は非置換の一
価炭化水素基であり、bは2〜4の整数である。)〕で
示されるヒドロシリル基を有する含フッ素オルガノ水素
ポリシロキサン、 (C)触媒量の白金族化合物を含有する組成物であっ
て、上記(B)成分の量は該組成物中の脂肪族不飽和基
1モルに対し、ヒドロシリル基が0.5〜5モルとなる
量であることを特徴とする剥離紙用硬化性組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載の剥離紙用硬化性組成物の
硬化層が形成された剥離紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15380495A JP2962193B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15380495A JP2962193B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08325998A true JPH08325998A (ja) | 1996-12-10 |
| JP2962193B2 JP2962193B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=15570492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15380495A Expired - Fee Related JP2962193B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2962193B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008126436A1 (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Unimatec Co., Ltd. | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| JP2008266462A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Yunimatekku Kk | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| JP2009001771A (ja) * | 2007-05-22 | 2009-01-08 | Yunimatekku Kk | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| WO2020138399A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | ダウ・東レ株式会社 | 硬化性シリコーン組成物、前記組成物からなる剥離コーティング剤、前記剥離コーティング剤を用いた剥離フィルム、並びに前記剥離フィルムを含む積層体 |
| US12037525B2 (en) | 2018-12-27 | 2024-07-16 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
| US12454632B2 (en) | 2018-12-27 | 2025-10-28 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP15380495A patent/JP2962193B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008126436A1 (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Unimatec Co., Ltd. | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| US8044125B2 (en) | 2007-04-06 | 2011-10-25 | Unimatec Co., Ltd. | Fluorine-containing polyethel compound, process for producing the same, and curable composition containing the same |
| JP5099123B2 (ja) * | 2007-04-06 | 2012-12-12 | ユニマテック株式会社 | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| JP2008266462A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Yunimatekku Kk | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| JP2009001771A (ja) * | 2007-05-22 | 2009-01-08 | Yunimatekku Kk | 含フッ素ポリエーテル化合物、その製造方法およびそれを含有する硬化性組成物 |
| WO2020138399A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | ダウ・東レ株式会社 | 硬化性シリコーン組成物、前記組成物からなる剥離コーティング剤、前記剥離コーティング剤を用いた剥離フィルム、並びに前記剥離フィルムを含む積層体 |
| JPWO2020138399A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2021-11-18 | ダウ・東レ株式会社 | 硬化性シリコーン組成物、前記組成物からなる剥離コーティング剤、前記剥離コーティング剤を用いた剥離フィルム、並びに前記剥離フィルムを含む積層体 |
| US12037525B2 (en) | 2018-12-27 | 2024-07-16 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
| US12129379B2 (en) | 2018-12-27 | 2024-10-29 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
| US12454632B2 (en) | 2018-12-27 | 2025-10-28 | Dow Toray Co., Ltd. | Curable silicone composition, release coating agent comprising said composition, release film obtained using said release coating agent, and layered product including said release film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2962193B2 (ja) | 1999-10-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5656711A (en) | Curable compositions | |
| TWI754630B (zh) | 兩面異差剝離紙或兩面異差剝離薄膜 | |
| US5073422A (en) | Pressure-sensitive adhesive structure | |
| JP2734809B2 (ja) | シリコーン粘着剤組成物 | |
| JPH0476391B2 (ja) | ||
| US4565714A (en) | Low surface energy material | |
| JP5343911B2 (ja) | 無溶剤型シリコーン粘着剤用離型剤組成物及び剥離シート | |
| JP3567973B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| EP0608780B1 (en) | Fluorsilicone release agent composition | |
| JPH0319267B2 (ja) | ||
| JP3562578B2 (ja) | 硬化性組成物 | |
| US20090171010A1 (en) | Low temperature cure silicone release coatings containing branched silylhydrides | |
| KR102897517B1 (ko) | 경화성 실리콘 조성물, 상기 조성물로 이루어지는 박리 코팅제, 상기 박리 코팅제를 사용한 박리 필름 및 상기 박리 필름을 포함하는 적층체 | |
| JPS6356561A (ja) | 離型フイルム用シリコ−ン組成物 | |
| US8598296B2 (en) | Organohydrogenpolysiloxane, making method, and addition-cure silicone composition | |
| JP2017206594A (ja) | シリコーン粘着剤用の異差剥離剤形成用シリコーン組成物及び両面異差剥離紙又はフィルム | |
| JP2962193B2 (ja) | 剥離紙用硬化性組成物及び剥離紙 | |
| JPH0489865A (ja) | 硬化性シリコーン組成物およびその硬化物 | |
| US5166294A (en) | Curable silicone composition | |
| JP2019123768A (ja) | 粘着層付きフッ素樹脂フィルム | |
| JP3102284B2 (ja) | 接着性シリコーン組成物 | |
| JP3153089B2 (ja) | オルガノポリシロキサン組成物 | |
| JPH115902A (ja) | 硬化性シリコーンゴム組成物 | |
| JP3290581B2 (ja) | シリコーン粘着剤用剥離性シリコーン組成物 | |
| JP4123349B2 (ja) | シリコーン剥離層とシリコーン粘着層の積層物品及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |