JPH08325Y2 - 結帯具 - Google Patents
結帯具Info
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- JPH08325Y2 JPH08325Y2 JP1993025079U JP2507993U JPH08325Y2 JP H08325 Y2 JPH08325 Y2 JP H08325Y2 JP 1993025079 U JP1993025079 U JP 1993025079U JP 2507993 U JP2507993 U JP 2507993U JP H08325 Y2 JPH08325 Y2 JP H08325Y2
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- JP
- Japan
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- band
- kimono
- base
- belt
- pressing member
- Prior art date
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- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、着物用帯の帯結びを簡
易迅速に行うために利用する帯結び補助具に関し、詳し
くは、着物用帯を結ぶ際に人の胴部に当てがい帯を固定
保持する結帯具の改良に関する。
易迅速に行うために利用する帯結び補助具に関し、詳し
くは、着物用帯を結ぶ際に人の胴部に当てがい帯を固定
保持する結帯具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】和装着物の着付けに際しての着物用帯の
帯結びを行う場合、帯のお太鼓を形成する前段階として
図8の様に、先ず着物用帯の手先(手側)を左肩に掛け
背側の胴部中央で帯を斜めに折り、次に図9の様に前帯
を二巻し、その後背側中央でこの帯の手先(手側)と垂
れとを一結びするか又は仮紐や仮止金具等の補助具を用
いてこれを止める、という作業が一般に採られ、かかる
方法により着物用帯の基礎結び状態が形成されている。
帯結びを行う場合、帯のお太鼓を形成する前段階として
図8の様に、先ず着物用帯の手先(手側)を左肩に掛け
背側の胴部中央で帯を斜めに折り、次に図9の様に前帯
を二巻し、その後背側中央でこの帯の手先(手側)と垂
れとを一結びするか又は仮紐や仮止金具等の補助具を用
いてこれを止める、という作業が一般に採られ、かかる
方法により着物用帯の基礎結び状態が形成されている。
【0003】しかしながら、この作業を一人で行う場合
においては、先ず左手で前記帯の折り曲げ部を押え一方
右手で前帯を引っ張りながらこれを胴部に一巻させなけ
ればならない。従って両手を帯から離すことなく、そし
て折り曲げ部の位置及び形状をずらさずにこれらの動作
・作業を行うことは多少の熟練が要求され、着物を着慣
れていない人のみならず着物を着慣れた人にとっても、
迅速にこれらの作業・動作を行うことは難しいのが現状
である。また前帯を胴部に一巻した後の二巻目に際して
も、前記帯の折り曲げ部下側の角に左指を入れてその位
置がずれないように固定し(図9参照)、且つ帯の弛緩
がないよう右手で前帯を引っ張りながらこれを巻かなけ
ればならず、やはり前述一巻目と同様迅速にこれらの動
作・作業を行うことは困難である。
においては、先ず左手で前記帯の折り曲げ部を押え一方
右手で前帯を引っ張りながらこれを胴部に一巻させなけ
ればならない。従って両手を帯から離すことなく、そし
て折り曲げ部の位置及び形状をずらさずにこれらの動作
・作業を行うことは多少の熟練が要求され、着物を着慣
れていない人のみならず着物を着慣れた人にとっても、
迅速にこれらの作業・動作を行うことは難しいのが現状
である。また前帯を胴部に一巻した後の二巻目に際して
も、前記帯の折り曲げ部下側の角に左指を入れてその位
置がずれないように固定し(図9参照)、且つ帯の弛緩
がないよう右手で前帯を引っ張りながらこれを巻かなけ
ればならず、やはり前述一巻目と同様迅速にこれらの動
作・作業を行うことは困難である。
【0004】そしてこのように帯を二巻した後、帯の手
先(手側)と帯の垂れ側とを一結びするのであるが、こ
の帯の一結びに際しては、前記引き締めた帯の弛緩を防
止するため帯の垂れ側を帯の巻き付け方向に引っ張りな
がら結ばなければならず、また幅の広い帯を結ぶには相
当の力を要することから、短時間にこれを結ぶことが困
難となり、せっかく引き締めた前記帯の巻付けが弛緩し
てしまうのである。一方、一結びせず仮紐や仮止金具等
の補助具を用いて止める方法による場合であっても、こ
れらの補助具の取付作業のまずさや、仮止金具等の仮止
め力の弱さから、前記同様せっかく引き締めた帯の巻付
けが弛緩してしまうことが多い。更にこの方法は仮紐や
仮止金具等の補助具の取り付け及び取り外し作業が必要
となり一層時間がかかる。
先(手側)と帯の垂れ側とを一結びするのであるが、こ
の帯の一結びに際しては、前記引き締めた帯の弛緩を防
止するため帯の垂れ側を帯の巻き付け方向に引っ張りな
がら結ばなければならず、また幅の広い帯を結ぶには相
当の力を要することから、短時間にこれを結ぶことが困
難となり、せっかく引き締めた前記帯の巻付けが弛緩し
てしまうのである。一方、一結びせず仮紐や仮止金具等
の補助具を用いて止める方法による場合であっても、こ
れらの補助具の取付作業のまずさや、仮止金具等の仮止
め力の弱さから、前記同様せっかく引き締めた帯の巻付
けが弛緩してしまうことが多い。更にこの方法は仮紐や
仮止金具等の補助具の取り付け及び取り外し作業が必要
となり一層時間がかかる。
【0005】これら帯結びの際の不都合は背側での作業
であると腹側での作業であるとを問わず帯結び一般にみ
られるところである。また腹側での作業にあっては、背
側での作業に比べて比較的容易に行うことができもの
の、一般には時間を掛けて執拗に帯を締め付けるため前
述とは逆に帯の締め付け度合が過度になり易い。従って
着物用帯の帯結びを完成した後帯のお太鼓部を背側へ回
動させることが困難となり、これを行うには相当の労力
を要するという不都合も見受けられる。
であると腹側での作業であるとを問わず帯結び一般にみ
られるところである。また腹側での作業にあっては、背
側での作業に比べて比較的容易に行うことができもの
の、一般には時間を掛けて執拗に帯を締め付けるため前
述とは逆に帯の締め付け度合が過度になり易い。従って
着物用帯の帯結びを完成した後帯のお太鼓部を背側へ回
動させることが困難となり、これを行うには相当の労力
を要するという不都合も見受けられる。
【0006】このような状況の中、帯結びの弛緩を防止
するという観点から、実開平5−010420号公報に
記載の着物用帯の帯結び補助具が提案されている。しか
し該開示考案は、帯を一結びした後のその結びの崩れを
防止するという構成、作用効果を有するに止まるもので
ある。従って帯を一結びするために要する労力や手間は
依然従来と同様であり、又その際の帯の弛緩を防止し更
には帯の締め付け程度を調整することが容易に行えない
という問題が残されている。
するという観点から、実開平5−010420号公報に
記載の着物用帯の帯結び補助具が提案されている。しか
し該開示考案は、帯を一結びした後のその結びの崩れを
防止するという構成、作用効果を有するに止まるもので
ある。従って帯を一結びするために要する労力や手間は
依然従来と同様であり、又その際の帯の弛緩を防止し更
には帯の締め付け程度を調整することが容易に行えない
という問題が残されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の事情に
鑑みてなされたもので、その目的は、お太鼓を形成する
前段階としての着物用帯の基礎結び作業において、この
帯が簡単に胴部に固定されそれ故左右両手が何れも着物
用帯の固定等のために制限されず帯の締め付けを両手で
容易且つ迅速に行うことができ、又この帯の締め付けの
程度を自由に設定・調整することができ且つ巻き付けた
帯が弛緩することなく維持され、一方その帯結びの後は
当該帯に被覆され外部から見えないためこれを取り外す
必要がなく、従って着物用帯の帯結びを容易且つ迅速に
行うことができ、着物用帯を痛めることがない、その利
用の際の取扱が良好な結帯具を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、お太鼓を形成する
前段階としての着物用帯の基礎結び作業において、この
帯が簡単に胴部に固定されそれ故左右両手が何れも着物
用帯の固定等のために制限されず帯の締め付けを両手で
容易且つ迅速に行うことができ、又この帯の締め付けの
程度を自由に設定・調整することができ且つ巻き付けた
帯が弛緩することなく維持され、一方その帯結びの後は
当該帯に被覆され外部から見えないためこれを取り外す
必要がなく、従って着物用帯の帯結びを容易且つ迅速に
行うことができ、着物用帯を痛めることがない、その利
用の際の取扱が良好な結帯具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、請求項1の考案は、着物用帯を結ぶ際に、人の胴部
に当てがい着物用帯を固定する帯結び補助具であって、
人の胴部に巻着させるための巻着用部材を備え裏面が人
の胴部に当接する基盤と、この基盤の表面の上下両側部
で固着され該上下両側部間にわたり架設された、着物用
帯を挟持するための第一の帯押え用部材と、前記基盤若
しくは前記第一の帯押え用部材の少なくとも一方の表面
の上下両側部で固着され且つこの上下両側部の中間にお
いて着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわたり架
設された、着物用帯を挟持するための第二の帯押え用部
材と、から構成されていることを特徴とする結帯具を手
段の内容とする。
め、請求項1の考案は、着物用帯を結ぶ際に、人の胴部
に当てがい着物用帯を固定する帯結び補助具であって、
人の胴部に巻着させるための巻着用部材を備え裏面が人
の胴部に当接する基盤と、この基盤の表面の上下両側部
で固着され該上下両側部間にわたり架設された、着物用
帯を挟持するための第一の帯押え用部材と、前記基盤若
しくは前記第一の帯押え用部材の少なくとも一方の表面
の上下両側部で固着され且つこの上下両側部の中間にお
いて着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわたり架
設された、着物用帯を挟持するための第二の帯押え用部
材と、から構成されていることを特徴とする結帯具を手
段の内容とする。
【0009】請求項2の考案は、前記第一の帯押え用部
材が、前記基盤の表面の上又は下側部の何れか一方で固
着され、且つ対向する下又は上側部の何れか一方にその
自由端部が着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわ
たり架設されていることを特徴とする、請求項1の結帯
具を手段の内容とする。
材が、前記基盤の表面の上又は下側部の何れか一方で固
着され、且つ対向する下又は上側部の何れか一方にその
自由端部が着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわ
たり架設されていることを特徴とする、請求項1の結帯
具を手段の内容とする。
【0010】請求項3の考案は、前記第二の帯押え用部
材が、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の少な
くとも一方の表面の上又は下側部の何れか一方で固着さ
れ、且つ対向する下又は上側部の何れか一方にその自由
端部が着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわたり
架設されていることを特徴とする、請求項1又は2の結
帯具を手段の内容とする。
材が、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の少な
くとも一方の表面の上又は下側部の何れか一方で固着さ
れ、且つ対向する下又は上側部の何れか一方にその自由
端部が着脱自在に連結するよう該上下両側部間にわたり
架設されていることを特徴とする、請求項1又は2の結
帯具を手段の内容とする。
【0011】請求項4の考案は、前記第一または第二の
帯押え用部材が、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用
部材の少なくとも一方の表面の上下両側部に着脱自在に
連結するよう該上下両側部間にわたり架設されているこ
とを特徴とする、請求項1、2又は3の結帯具を手段の
内容とする。
帯押え用部材が、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用
部材の少なくとも一方の表面の上下両側部に着脱自在に
連結するよう該上下両側部間にわたり架設されているこ
とを特徴とする、請求項1、2又は3の結帯具を手段の
内容とする。
【0012】
【作用】請求項1の考案によれば、基盤は人の胴部に巻
着されて固定され、又この基盤の表面の上下両側部間に
わたり架設された第一の帯押え用部材がこれに装着され
た着物用帯を挟持し、着物用帯は当該部分において胴部
に固定される。そして、この第一の帯押え用部材を境に
して着物用帯の手先側は折り曲げられて人の肩に掛けら
れる(図5参照)。従って着物用帯はちょうど第一の帯
押え用部材にフックされた状態に固定されることとな
り、左手で該帯の折り曲げ部を押さえ続ける必要もな
い。その後は左右両手で前帯部を引っ張りながら着物用
帯を胴部に巻き付けることができ、迅速な作業が行える
こととなる。一方かかる第一の帯押え用部材による帯の
挟持及び折り曲げ固定によって、着物用帯の巻付けが弛
緩することはない。
着されて固定され、又この基盤の表面の上下両側部間に
わたり架設された第一の帯押え用部材がこれに装着され
た着物用帯を挟持し、着物用帯は当該部分において胴部
に固定される。そして、この第一の帯押え用部材を境に
して着物用帯の手先側は折り曲げられて人の肩に掛けら
れる(図5参照)。従って着物用帯はちょうど第一の帯
押え用部材にフックされた状態に固定されることとな
り、左手で該帯の折り曲げ部を押さえ続ける必要もな
い。その後は左右両手で前帯部を引っ張りながら着物用
帯を胴部に巻き付けることができ、迅速な作業が行える
こととなる。一方かかる第一の帯押え用部材による帯の
挟持及び折り曲げ固定によって、着物用帯の巻付けが弛
緩することはない。
【0013】又、第二の帯押え用部材は、胴部に二巻し
た状態の着物用帯を挟持し、着物用帯を胴部に二巻した
後これを一結びしたりまたは仮ひも等で止めたりせずと
も、帯は固定されその巻付けが弛緩することはない。更
に、第二の帯押え用部材も前記基盤に固着されているか
ら、一旦基盤を胴に巻着した後は、例えば分離された別
個のパーツを取り寄せて基盤に取り付けるというような
不便さは無く、且つ基盤の上下中間部において着脱自在
に連結し架設するものであるから、胴部に二巻した状態
の着物用帯を容易に挟持しすることができる。
た状態の着物用帯を挟持し、着物用帯を胴部に二巻した
後これを一結びしたりまたは仮ひも等で止めたりせずと
も、帯は固定されその巻付けが弛緩することはない。更
に、第二の帯押え用部材も前記基盤に固着されているか
ら、一旦基盤を胴に巻着した後は、例えば分離された別
個のパーツを取り寄せて基盤に取り付けるというような
不便さは無く、且つ基盤の上下中間部において着脱自在
に連結し架設するものであるから、胴部に二巻した状態
の着物用帯を容易に挟持しすることができる。
【0014】一方、これら第一及び第二の帯押え用部材
は、着物用帯を胴部に巻き付けたその状態のままこれを
保持することから、着物用帯の締め付けの程度を自由に
調整することができる。それ故着物用帯の基礎結び状態
を崩すことなく容易に、例えば腹側から背側へと、この
全体を回動することができる。
は、着物用帯を胴部に巻き付けたその状態のままこれを
保持することから、着物用帯の締め付けの程度を自由に
調整することができる。それ故着物用帯の基礎結び状態
を崩すことなく容易に、例えば腹側から背側へと、この
全体を回動することができる。
【0015】これらの結果お太鼓を形成する前段階とし
ての着物用帯の基礎結び状態の維持がなされる。そして
その最終において、基盤は一巻した着物用帯の下(背
側)に敷かれて隠れ、第一の帯押え用部材は二巻した着
物用帯の下(背側)に敷かれて隠れ、第二の帯押え用部
材はその後に形成される帯のお太鼓によって隠されるの
である。
ての着物用帯の基礎結び状態の維持がなされる。そして
その最終において、基盤は一巻した着物用帯の下(背
側)に敷かれて隠れ、第一の帯押え用部材は二巻した着
物用帯の下(背側)に敷かれて隠れ、第二の帯押え用部
材はその後に形成される帯のお太鼓によって隠されるの
である。
【0016】請求項2の考案によれば、前記第一の帯押
え用部材が、前記基盤の表面の一側部で固着され、且つ
対向する一側部で着脱自在に連結するよう架設されてお
り、上述の請求項1の考案の作用に加えて、帯を一巻き
した後にその自由端部を前記基盤に着装し、または着物
を脱ぐ際には前記基盤から自由端部の係合を解いて帯を
解くことができる。従って、架設された第一の帯押え用
部材に着物用帯を挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、
帯締めや帯解きの簡易性及び迅速性を向上させる。
え用部材が、前記基盤の表面の一側部で固着され、且つ
対向する一側部で着脱自在に連結するよう架設されてお
り、上述の請求項1の考案の作用に加えて、帯を一巻き
した後にその自由端部を前記基盤に着装し、または着物
を脱ぐ際には前記基盤から自由端部の係合を解いて帯を
解くことができる。従って、架設された第一の帯押え用
部材に着物用帯を挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、
帯締めや帯解きの簡易性及び迅速性を向上させる。
【0017】請求項3の考案によれば、第二の帯押え用
部材は、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の表
面の一側部に固着され、且つ対向する一側部で着脱自在
に連結するよう架設されており、上述の請求項1又は2
の考案の作用に加えて、胴部に二巻した状態の着物用帯
の固定に際しその自由端部の連結及び解除を一層容易に
行うことができる。
部材は、前記基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の表
面の一側部に固着され、且つ対向する一側部で着脱自在
に連結するよう架設されており、上述の請求項1又は2
の考案の作用に加えて、胴部に二巻した状態の着物用帯
の固定に際しその自由端部の連結及び解除を一層容易に
行うことができる。
【0018】請求項4の考案によれば、前記第一または
第二の帯押え用部材は、前記基盤等の表面の上下両側部
に着脱自在に架設されるものであるから、上述の作用に
加えて、これら第一または第二の帯押え用部材がその弾
力や張力を喪失した場合、或いは破損した場合等に、か
かる第一または第二の帯押え用部材のみを交換すること
が可能となる。
第二の帯押え用部材は、前記基盤等の表面の上下両側部
に着脱自在に架設されるものであるから、上述の作用に
加えて、これら第一または第二の帯押え用部材がその弾
力や張力を喪失した場合、或いは破損した場合等に、か
かる第一または第二の帯押え用部材のみを交換すること
が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本考案に係る結帯具の第1の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0020】この実施例では、図1に示されるように、
基盤1の表面の上下両側間に第一の帯押え用部材2を架
設し、また基盤1の表面の上下両側間に第二の帯押え用
部材3a、3bを設け、基盤の左右両側中央部には巻着
用部材4a、4bが取り付けられている。
基盤1の表面の上下両側間に第一の帯押え用部材2を架
設し、また基盤1の表面の上下両側間に第二の帯押え用
部材3a、3bを設け、基盤の左右両側中央部には巻着
用部材4a、4bが取り付けられている。
【0021】基盤1は、柔軟性を有する厚紙又は合成樹
脂の薄板等を芯材に用いこれを布で被覆した略矩形板状
であり、その縦寸法は図4に示されるように着物用帯1
00の幅よりやや長く着物用帯100を挟持するのに充
分な長さとされ、横寸法は縦寸法の略2/3である。ま
た基盤1の厚さは人の胴部に固定しつつ帯を挟持するこ
とができ且つ使用勝手の良さをも考慮され薄板状に形成
されている。尚、前記基盤1の横寸法は例えば基盤1の
縦寸法の1/3にする等、着物用帯100を挟持するの
に支障のない長さであればよく、また基盤1の厚さはよ
り厚くしてその全体を腰ふとん状に形成したものであっ
てもよい。そして基盤1の芯材は胴部に当てがうに際し
ての抵抗感がない柔軟性を有するものが好ましい。
脂の薄板等を芯材に用いこれを布で被覆した略矩形板状
であり、その縦寸法は図4に示されるように着物用帯1
00の幅よりやや長く着物用帯100を挟持するのに充
分な長さとされ、横寸法は縦寸法の略2/3である。ま
た基盤1の厚さは人の胴部に固定しつつ帯を挟持するこ
とができ且つ使用勝手の良さをも考慮され薄板状に形成
されている。尚、前記基盤1の横寸法は例えば基盤1の
縦寸法の1/3にする等、着物用帯100を挟持するの
に支障のない長さであればよく、また基盤1の厚さはよ
り厚くしてその全体を腰ふとん状に形成したものであっ
てもよい。そして基盤1の芯材は胴部に当てがうに際し
ての抵抗感がない柔軟性を有するものが好ましい。
【0022】第一の帯押え用部材2は、前記基盤1と同
様の柔軟性を有する厚紙又は合成樹脂の薄板等を芯材に
用いこれに布を被覆した略横台形板状であって、基盤1
の上下両側部で縫合されて基盤1の表面の上下両側間に
架設されており、基盤1とこの第一の帯押え用部材2と
の間に着物用帯100を挿通できるような横方挿通間隙
が形成されている。又この第一の帯押え用部材2は、そ
の左側上部約2/3の位置から右下側へ斜降する斜辺部
2aを有する。
様の柔軟性を有する厚紙又は合成樹脂の薄板等を芯材に
用いこれに布を被覆した略横台形板状であって、基盤1
の上下両側部で縫合されて基盤1の表面の上下両側間に
架設されており、基盤1とこの第一の帯押え用部材2と
の間に着物用帯100を挿通できるような横方挿通間隙
が形成されている。又この第一の帯押え用部材2は、そ
の左側上部約2/3の位置から右下側へ斜降する斜辺部
2aを有する。
【0023】尚、第一の帯押え用部材2は上記略横台形
板状の他、細幅な帯状・紐状の布、またはゴム帯等の伸
縮性を有する素材を、図1の基盤1左肩部からその右下
部へ斜降形成したものであってもよい。更に図示はしな
いが請求項2の本結帯具にあっては、その上又は下端部
の一方が着脱自在に基盤1に取着されるものである。こ
れにより架設された第一の帯押え用部材2に着物用帯1
00を挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、帯締めや帯
解きを一層簡易かつ迅速に行うことが可能となる。そし
て帯をフックさせる機能を十分に発揮することができる
ようその斜行角度は適宜変更することができるものであ
ればより好ましい。またこの第一の帯押え用部材2の取
付位置は、着物用帯100を挿通できるような横方挿通
間隙を形成するものであれば基盤1の表面の上下両側端
に限るものではなく、その両側部 、つまり基盤1の中央
部を除き何処にあってもよいものである。
板状の他、細幅な帯状・紐状の布、またはゴム帯等の伸
縮性を有する素材を、図1の基盤1左肩部からその右下
部へ斜降形成したものであってもよい。更に図示はしな
いが請求項2の本結帯具にあっては、その上又は下端部
の一方が着脱自在に基盤1に取着されるものである。こ
れにより架設された第一の帯押え用部材2に着物用帯1
00を挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、帯締めや帯
解きを一層簡易かつ迅速に行うことが可能となる。そし
て帯をフックさせる機能を十分に発揮することができる
ようその斜行角度は適宜変更することができるものであ
ればより好ましい。またこの第一の帯押え用部材2の取
付位置は、着物用帯100を挿通できるような横方挿通
間隙を形成するものであれば基盤1の表面の上下両側端
に限るものではなく、その両側部 、つまり基盤1の中央
部を除き何処にあってもよいものである。
【0024】図1における第二の帯押え用部材3a、3
bは、基盤1の上下両端に分離形成されている。それぞ
れの基端部は基盤1の上下端部(1a、1b)中央に縫
合固着されており、他端部にはそれぞれ嵌合具の雌雄体
が設けられ、これらが互いに嵌合連結することにより一
体と成り張設された第二の帯押え用部材となる。このう
ち基盤1の上端部1aにある第二の帯押え用部材3a
は、ゴム帯等の伸縮性を有する素材を用いたものであ
る。一方基盤1の下端部1bにある第二の帯押え用部材
3bは、前記基盤1及び第一の帯押え用部材2と同様の
柔軟性を有する厚紙又は合成樹脂の薄片等を芯材に用い
これに布を被覆した細幅の帯である。その長さにおいて
第二の帯押え用部材3aは短く一方第二の帯押え用部材
3bは長い。上部側第二の帯押え用部材の3aが短寸に
形成されているのは、この上部側帯押え用部材3aが二
巻目の着物用帯の巻き付けに際しての障害となることを
防止するためである。下部側第二の帯押え用部材3bに
ついても、前記第二の帯押え用部材3aと同様のゴム帯
等の伸縮性を有する素材を用いたものであってもよい。
但し帯を挟持するために充分な横幅及び張力を有するも
のであることが要求される。
bは、基盤1の上下両端に分離形成されている。それぞ
れの基端部は基盤1の上下端部(1a、1b)中央に縫
合固着されており、他端部にはそれぞれ嵌合具の雌雄体
が設けられ、これらが互いに嵌合連結することにより一
体と成り張設された第二の帯押え用部材となる。このう
ち基盤1の上端部1aにある第二の帯押え用部材3a
は、ゴム帯等の伸縮性を有する素材を用いたものであ
る。一方基盤1の下端部1bにある第二の帯押え用部材
3bは、前記基盤1及び第一の帯押え用部材2と同様の
柔軟性を有する厚紙又は合成樹脂の薄片等を芯材に用い
これに布を被覆した細幅の帯である。その長さにおいて
第二の帯押え用部材3aは短く一方第二の帯押え用部材
3bは長い。上部側第二の帯押え用部材の3aが短寸に
形成されているのは、この上部側帯押え用部材3aが二
巻目の着物用帯の巻き付けに際しての障害となることを
防止するためである。下部側第二の帯押え用部材3bに
ついても、前記第二の帯押え用部材3aと同様のゴム帯
等の伸縮性を有する素材を用いたものであってもよい。
但し帯を挟持するために充分な横幅及び張力を有するも
のであることが要求される。
【0025】第二の帯押え用部材の基盤1への取付位置
は本実施例に示すほか、基盤1又は第一の帯押え用部材
2の両側部間、つまり中央部を除き上下間に架設される
ものであればこれらの表面の何処にあってもよく、また
着物用帯と直行して架設されるもののみでなく基盤1の
上下対角線状に斜降形成されるものであってもよい。第
二の帯押え用部材の架設間隔は、帯幅より僅かに広いも
のであることが帯の挟持力の有効活用上好ましいもの
の、これに限られるものではない。尚、図示はしないが
請求項3の本結帯具にあっては、この第二の帯押え用部
材を図1の3a、3bというように基盤1の上下両端に
分離形成することなく、一部材を用い、その上又は下側
部の一方が着脱自在に基盤1等に取着するものである。
これにより架設に際しての係止或いはその解除を一部材
のみの取り扱いによって行えることから、一層帯締めや
帯解きが簡易となる。更に、第二の帯押え用 部材を基盤
1の上下両側部ともに着脱自在に取着できるものとすれ
ば、該第二の帯押え用部材の消耗に対応して該部材のみ
の交換が可能となる。
は本実施例に示すほか、基盤1又は第一の帯押え用部材
2の両側部間、つまり中央部を除き上下間に架設される
ものであればこれらの表面の何処にあってもよく、また
着物用帯と直行して架設されるもののみでなく基盤1の
上下対角線状に斜降形成されるものであってもよい。第
二の帯押え用部材の架設間隔は、帯幅より僅かに広いも
のであることが帯の挟持力の有効活用上好ましいもの
の、これに限られるものではない。尚、図示はしないが
請求項3の本結帯具にあっては、この第二の帯押え用部
材を図1の3a、3bというように基盤1の上下両端に
分離形成することなく、一部材を用い、その上又は下側
部の一方が着脱自在に基盤1等に取着するものである。
これにより架設に際しての係止或いはその解除を一部材
のみの取り扱いによって行えることから、一層帯締めや
帯解きが簡易となる。更に、第二の帯押え用 部材を基盤
1の上下両側部ともに着脱自在に取着できるものとすれ
ば、該第二の帯押え用部材の消耗に対応して該部材のみ
の交換が可能となる。
【0026】巻着用部材4a、4bは、細幅なゴム帯等
の伸縮性を有する素材によって形成されており、それぞ
れの一端が基盤1の左右両側中央部に縫合固着され、他
端部にはそれぞれ嵌合具の雌雄体が設けられ、この巻着
用部材4a、4bの結合連結によって本結帯具が人の胴
部に巻着される。
の伸縮性を有する素材によって形成されており、それぞ
れの一端が基盤1の左右両側中央部に縫合固着され、他
端部にはそれぞれ嵌合具の雌雄体が設けられ、この巻着
用部材4a、4bの結合連結によって本結帯具が人の胴
部に巻着される。
【0027】尚、巻着用部材4a、4bの帯部の素材等
は限定されるものではなく布や紐であってもよく、一方
本結帯具の胴部への固定が安定的であるためには広幅な
帯状の素材によって形成されることが好ましい。
は限定されるものではなく布や紐であってもよく、一方
本結帯具の胴部への固定が安定的であるためには広幅な
帯状の素材によって形成されることが好ましい。
【0028】つぎに、上記実施例に係る本結帯具の使用
手順について説明する。
手順について説明する。
【0029】先ず図2に示すように着物20の胴部に伊
達締め30を締め、この伊達締め30の上から本結帯具
5をその基盤1が腹側に位置するように巻着用部材4
a、4bにより巻着固定する。尚、基盤1が背側に位置
するように本結帯具5を巻着固定する場合であっても以
下に示す手順は同様である。
達締め30を締め、この伊達締め30の上から本結帯具
5をその基盤1が腹側に位置するように巻着用部材4
a、4bにより巻着固定する。尚、基盤1が背側に位置
するように本結帯具5を巻着固定する場合であっても以
下に示す手順は同様である。
【0030】次に図3および図4に示すように着物用帯
100の手先100aを基盤1及び第一の帯押え用部材
2により形成される間隙へ右から左へと挿通し、図5の
ように挿通された着物用帯100の手先100aを左肩
に掛ける。このとき着物用帯100は、第一の帯押え用
部材2の斜辺部2aに沿って腹側中央で曲折し、ちょう
ど第一の帯押え用部材2にフックした状態において着物
用帯100が胴部の基盤1に固定される。その結果、従
来のように左手で腹側中央の着物用帯100の折れ部を
押さえる必要がなく、前帯を両手で引っ張りながら胴部
へ巻き付けることが可能となる。特に前帯を袋帯(帯を
長側方向に沿って半折りにした状態)に形成しつつ巻き
付けるという困難な作業が容易且つ迅速に行えるのであ
る。
100の手先100aを基盤1及び第一の帯押え用部材
2により形成される間隙へ右から左へと挿通し、図5の
ように挿通された着物用帯100の手先100aを左肩
に掛ける。このとき着物用帯100は、第一の帯押え用
部材2の斜辺部2aに沿って腹側中央で曲折し、ちょう
ど第一の帯押え用部材2にフックした状態において着物
用帯100が胴部の基盤1に固定される。その結果、従
来のように左手で腹側中央の着物用帯100の折れ部を
押さえる必要がなく、前帯を両手で引っ張りながら胴部
へ巻き付けることが可能となる。特に前帯を袋帯(帯を
長側方向に沿って半折りにした状態)に形成しつつ巻き
付けるという困難な作業が容易且つ迅速に行えるのであ
る。
【0031】そして着物帯100を胴部に二巻した時点
で、図6に示すように基盤1の上端部1aとその下端部
1bとにおいて分離固着されている第二の帯押え用部材
3a、3bに取り付けられた嵌合具の雌雄体を嵌合連結
させ、腹側中央の位置において着物用帯100を挟持固
定する。この着物用帯100を二巻するに際しては人の
好みに合わせて自在にその締め付け程度を調節すること
ができ、この調整された帯の締め付け度を保持しつつ第
二の帯押え用部材3a、3bが着物用帯100を挟持固
定するのである。
で、図6に示すように基盤1の上端部1aとその下端部
1bとにおいて分離固着されている第二の帯押え用部材
3a、3bに取り付けられた嵌合具の雌雄体を嵌合連結
させ、腹側中央の位置において着物用帯100を挟持固
定する。この着物用帯100を二巻するに際しては人の
好みに合わせて自在にその締め付け程度を調節すること
ができ、この調整された帯の締め付け度を保持しつつ第
二の帯押え用部材3a、3bが着物用帯100を挟持固
定するのである。
【0032】なお、緩みを持たせて着物用帯100を二
巻きし、図6に示されるように第二の帯押え用部材3
a、3bによってこれを挟持固定させた後、図5に示す
着物用帯100の垂れ側100bを引っ張ることにより
この帯を締め付けることも可能であり、かかる方法によ
る場合であっても張架された第二の帯押え用部材3a、
3bの押圧挟持力により締め付けた帯が弛緩することは
ない。
巻きし、図6に示されるように第二の帯押え用部材3
a、3bによってこれを挟持固定させた後、図5に示す
着物用帯100の垂れ側100bを引っ張ることにより
この帯を締め付けることも可能であり、かかる方法によ
る場合であっても張架された第二の帯押え用部材3a、
3bの押圧挟持力により締め付けた帯が弛緩することは
ない。
【0033】このように本結帯具を用いて着物用帯の基
礎結び状態を形成したのであるが、次に帯のお太鼓を形
成するために、この基礎結び状態を維持しつつ着物用帯
全体を本結帯具の基盤1が背側に位置するよう回動させ
る。この場合、第二の帯押え用部材3a、3bの部位に
おける基盤1及び着物用帯を片手で同時に掴持して、該
部分を180°回転させることにより行う。着物用帯の
基礎結びに於ける締め付けが適度の緩みを持つ場合に
は、極めて容易にかかる作業が行える。
礎結び状態を形成したのであるが、次に帯のお太鼓を形
成するために、この基礎結び状態を維持しつつ着物用帯
全体を本結帯具の基盤1が背側に位置するよう回動させ
る。この場合、第二の帯押え用部材3a、3bの部位に
おける基盤1及び着物用帯を片手で同時に掴持して、該
部分を180°回転させることにより行う。着物用帯の
基礎結びに於ける締め付けが適度の緩みを持つ場合に
は、極めて容易にかかる作業が行える。
【0034】この後、帯の手先100aを帯の前下に挟
み込み固定し、背側に於ける帯のお太鼓の形成作業に入
るのである。
み込み固定し、背側に於ける帯のお太鼓の形成作業に入
るのである。
【0035】図10は、本考案の第2の実施例を示すも
ので、第1の実施例との相違は、基盤1の上端部1a側
の裏面には帯まくらを載置するための帯座6が更に設け
られ、また基盤1の下端部1bには腰ふとん7が更に設
けられ、そして基盤1の左右両側中央部にそれぞれの一
端が縫合固着された巻着用部材4a、4bのうちの一方
4aに前板8が更に連結されている。
ので、第1の実施例との相違は、基盤1の上端部1a側
の裏面には帯まくらを載置するための帯座6が更に設け
られ、また基盤1の下端部1bには腰ふとん7が更に設
けられ、そして基盤1の左右両側中央部にそれぞれの一
端が縫合固着された巻着用部材4a、4bのうちの一方
4aに前板8が更に連結されている。
【0036】帯座6により着物用帯と背との間に丸めた
タオル等を挿入し帯座を形成するという背側での困難な
作業が不要となり、また腰ふとん7は別個に巻着して帯
のお太鼓及びその垂れ部の形状を整えるという手間を省
略し、前板8は別個に前板を装着する手間及び時間を不
要とするものであり、より簡単迅速に帯結びが行えるこ
とから、着物用帯の帯結び全体を一層容易且つ迅速に完
成させることができることとなる。
タオル等を挿入し帯座を形成するという背側での困難な
作業が不要となり、また腰ふとん7は別個に巻着して帯
のお太鼓及びその垂れ部の形状を整えるという手間を省
略し、前板8は別個に前板を装着する手間及び時間を不
要とするものであり、より簡単迅速に帯結びが行えるこ
とから、着物用帯の帯結び全体を一層容易且つ迅速に完
成させることができることとなる。
【0037】尚、これら帯座6、腰ふとん7、および前
板8は、必要に応じて適宜選択採用すればよい。また、
かかる帯座6、腰ふとん7を本願考案に連設した場合に
おいても、着物用帯の帯結びの完成後は図7に示される
ように本考案に係る結帯具はすべてこの帯に被覆され
る。
板8は、必要に応じて適宜選択採用すればよい。また、
かかる帯座6、腰ふとん7を本願考案に連設した場合に
おいても、着物用帯の帯結びの完成後は図7に示される
ように本考案に係る結帯具はすべてこの帯に被覆され
る。
【0038】
【考案の効果】請求項1の本考案に係る結帯具は、前記
巻着用部材を備えた基盤と、着物用帯を挟持するための
第一の帯押え用部材及び第二の帯押え用部材と、から構
成されるものである。従って以下の効果が得られる。
巻着用部材を備えた基盤と、着物用帯を挟持するための
第一の帯押え用部材及び第二の帯押え用部材と、から構
成されるものである。従って以下の効果が得られる。
【0039】先ず、帯結びを別個予め形成する方法でな
く、着物用帯を一から順に直接身体に装着していく方法
における、お太鼓を形成する前段階としての帯の基礎結
び作業において、帯が簡単に胴部に固定され、左右両手
が何れも帯の固定等のために制限されず自由に使用でき
る。従って容易且つ迅速に着物用帯の基礎結び作業を行
うことができる。また帯の締め付け程度を自由に設定す
ることができ、且つ巻き付けた帯が弛緩することなく維
持される。従って着物用帯の基礎結び完了後にその状態
を維持しつつ容易にこれを回動させることができ、更に
無理なく帯の巻き付けやその回動を行えることから、帯
や着物が傷つかない。
く、着物用帯を一から順に直接身体に装着していく方法
における、お太鼓を形成する前段階としての帯の基礎結
び作業において、帯が簡単に胴部に固定され、左右両手
が何れも帯の固定等のために制限されず自由に使用でき
る。従って容易且つ迅速に着物用帯の基礎結び作業を行
うことができる。また帯の締め付け程度を自由に設定す
ることができ、且つ巻き付けた帯が弛緩することなく維
持される。従って着物用帯の基礎結び完了後にその状態
を維持しつつ容易にこれを回動させることができ、更に
無理なく帯の巻き付けやその回動を行えることから、帯
や着物が傷つかない。
【0040】次に、着物用帯の帯結びの後、本考案の結
帯具は帯の下敷になって外部から見えずこれを取り外す
必要がない。従って着物を着慣れていない人にとっても
帯結びを容易にかつ迅速に完了させることができると共
に、その後においても帯結びの崩れやそれがための着崩
れを防止できる。
帯具は帯の下敷になって外部から見えずこれを取り外す
必要がない。従って着物を着慣れていない人にとっても
帯結びを容易にかつ迅速に完了させることができると共
に、その後においても帯結びの崩れやそれがための着崩
れを防止できる。
【0041】請求項2の本考案に係る結帯具は、前記着
物用帯を挟持するための第一の帯押え用部材がその一方
の端部においてのみ基盤と固着されていることから、上
記請求項1の結帯具の効果に加えて、帯を一巻きした後
にその自由端部を前記基盤に装着し、または着物を脱ぐ
際には前記基盤から自由端部の係合を解いて帯を解くこ
とができ、架設された第一の帯押え用部材に着物用帯を
挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、着物用帯を挟持ま
たは開放させる作業が一層容易となる。
物用帯を挟持するための第一の帯押え用部材がその一方
の端部においてのみ基盤と固着されていることから、上
記請求項1の結帯具の効果に加えて、帯を一巻きした後
にその自由端部を前記基盤に装着し、または着物を脱ぐ
際には前記基盤から自由端部の係合を解いて帯を解くこ
とができ、架設された第一の帯押え用部材に着物用帯を
挿通し或いは引き抜く手間が省かれ、着物用帯を挟持ま
たは開放させる作業が一層容易となる。
【0042】請求項3の本考案に係る結帯具は、第二の
帯押え用部材が一の部材から成り、且つその一端が前記
基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の表面の一側部に
固着され、且つ対向する一側部で着脱自在に連結するよ
う架設されていることから、上記請求項1又は2の結帯
具の効果に加えて、その自由端部の連結及び解除が一層
容易となり、胴部に二巻した状態の着物用帯を一層簡便
に挟持または開放することができる。
帯押え用部材が一の部材から成り、且つその一端が前記
基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の表面の一側部に
固着され、且つ対向する一側部で着脱自在に連結するよ
う架設されていることから、上記請求項1又は2の結帯
具の効果に加えて、その自由端部の連結及び解除が一層
容易となり、胴部に二巻した状態の着物用帯を一層簡便
に挟持または開放することができる。
【0043】請求項4の本考案に係る結帯具は、前記第
一または第二の帯押え用部材が、前記基盤等の表面の上
下両側部に着脱自在に架設されるものであるから、上述
の作用に加えて、これら第一または第二の帯押え用部材
がその弾力や張力を喪失した場合或いは破損した場合等
に、かかる第一または第二の帯押え用部材のみを交換す
ることが可能となる。
一または第二の帯押え用部材が、前記基盤等の表面の上
下両側部に着脱自在に架設されるものであるから、上述
の作用に加えて、これら第一または第二の帯押え用部材
がその弾力や張力を喪失した場合或いは破損した場合等
に、かかる第一または第二の帯押え用部材のみを交換す
ることが可能となる。
【0044】その他、本考案の結帯具は簡単な構成であ
りまた特殊な部材或いは素材を必要としないため、その
製造が容易であり且つ安価に量産することができる。ま
た、本考案の各構成部材は一体形成されており分離され
た他のパーツ或いは如何なる補助具も不要であるから、
本結帯具の基盤を胴に巻き付けるだけで簡単に帯結び の
作業に入ることができる。更には、本結帯具の使用方法
は極めて簡単であるから、その使用に際して学習や特殊
な訓練或いは熟練を必要としない、等の優れた効果を奏
するものである。
りまた特殊な部材或いは素材を必要としないため、その
製造が容易であり且つ安価に量産することができる。ま
た、本考案の各構成部材は一体形成されており分離され
た他のパーツ或いは如何なる補助具も不要であるから、
本結帯具の基盤を胴に巻き付けるだけで簡単に帯結び の
作業に入ることができる。更には、本結帯具の使用方法
は極めて簡単であるから、その使用に際して学習や特殊
な訓練或いは熟練を必要としない、等の優れた効果を奏
するものである。
【図1】本考案に係る結帯具の第1の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図1の装着状態図である。
【図3】図2に続く図1の使用の手順を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】図3に続く図1の使用の手順を示す正面図であ
る。
る。
【図5】図4に続く図1の使用の手順を示す装着状態図
である。
である。
【図6】図5に続く図1の使用の手順を示す装着状態図
である。
である。
【図7】着物用帯の帯結びの完成状態図である
【図8】従来の着物用帯の帯結びの手順を示す帯結びの
状態図である。
状態図である。
【図9】図8に続く従来の着物用帯の帯結びの手順を示
す帯結びの状態図である。
す帯結びの状態図である。
【図10】本考案に係る結帯具の第2の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1 基盤 2 第一の帯押え用部材 3a 第二の帯押え用部材 3b 第二の帯押え用部材 4a 巻着用部材 4b 巻着用部材 5 本結帯具 20 着物 30 伊達締め 100 着物用帯
Claims (4)
- 【請求項1】着物用帯を結ぶ際に、人の胴部に当てがい
着物用帯を固定する帯結び補助具であって、 人の胴部に巻着させるための巻着用部材を備え裏面が人
の胴部に当接する基盤と、 この基盤の表面の上下両側部で固着され該上下両側部間
にわたり架設された、着物用帯を挟持するための第一の
帯押え用部材と、前記 基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の少なくとも
一方の表面の上下両側部で固着され且つこの上下両側部
の中間において着脱自在に連結するよう該上下両側部間
にわたり架設された、着物用帯を挟持するための第二の
帯押え用部材と、から構成されていることを特徴とする
結帯具。 - 【請求項2】前記第一の帯押え用部材が、前記基盤の表
面の上又は下側部の何れか一方で固着され、且つ対向す
る下又は上側部の何れか一方にその自由端部が着脱自在
に連結するよう該上下両側部間にわたり架設されている
ことを特徴とする、請求項1の結帯具。 - 【請求項3】前記第二の帯押え用部材が、前記基盤若し
くは前記第一の帯押え用部材の少なくとも一方の表面の
上又は下側部の何れか一方で固着され、且つ対向する下
又は上側部の何れか一方にその自由端部が着脱自在に連
結するよう該上下両側部間にわたり架設されていること
を特徴とする、請求項1又は2の結帯具。 - 【請求項4】前記第一または第二の帯押え用部材が、前
記基盤若しくは前記第一の帯押え用部材の少なくとも一
方の表面の上下両側部に着脱自在に連結するよう該上下
両側部間にわたり架設されていることを特徴とする、請
求項1、2又は3の結帯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993025079U JPH08325Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 結帯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993025079U JPH08325Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 結帯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683730U JPH0683730U (ja) | 1994-11-29 |
| JPH08325Y2 true JPH08325Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=12155924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993025079U Expired - Lifetime JPH08325Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 結帯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08325Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6332659B1 (ja) * | 2017-09-11 | 2018-05-30 | 里菜 山口 | 一体型着物用帯板 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153779U (ja) * | 1974-10-22 | 1976-04-24 | ||
| JPH027065Y2 (ja) * | 1985-08-21 | 1990-02-20 | ||
| JPH04118416U (ja) * | 1990-07-19 | 1992-10-22 | 古口 和子 | 留具付帯枕 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP1993025079U patent/JPH08325Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0683730U (ja) | 1994-11-29 |
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