JPH08326073A - 地下構造物の構築法 - Google Patents
地下構造物の構築法Info
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- JPH08326073A JPH08326073A JP7136290A JP13629095A JPH08326073A JP H08326073 A JPH08326073 A JP H08326073A JP 7136290 A JP7136290 A JP 7136290A JP 13629095 A JP13629095 A JP 13629095A JP H08326073 A JPH08326073 A JP H08326073A
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- JP
- Japan
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- concrete
- pca
- floor
- strut
- beams
- Prior art date
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- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆打支柱に組付けられる切梁を、その強度を
低下させることなくそのせいを低くして、この切梁を埋
設する床の薄肉化を達成するようにした地下構造物の構
築法を提供する。 【構成】 PCaキャピタル版22を逆打支柱12の支
持ブラケット18に載置し、このPCaキャピタル版2
2の上側に切梁14を組立てる。切梁14は隣接する逆
打支柱12のスパン中央部分で分断し、それぞれを逆打
支柱12を挟んで井桁状に組込む。切梁14の下側に床
スラブを隙間なく敷設し、コンクリート36aを打設す
ることによりフラットスラブ36を構築する。切梁14
は、横並びとした2本の鋼管コンクリート38を集合さ
せて構成し、打設したコンクリート36a内に埋設す
る。
低下させることなくそのせいを低くして、この切梁を埋
設する床の薄肉化を達成するようにした地下構造物の構
築法を提供する。 【構成】 PCaキャピタル版22を逆打支柱12の支
持ブラケット18に載置し、このPCaキャピタル版2
2の上側に切梁14を組立てる。切梁14は隣接する逆
打支柱12のスパン中央部分で分断し、それぞれを逆打
支柱12を挟んで井桁状に組込む。切梁14の下側に床
スラブを隙間なく敷設し、コンクリート36aを打設す
ることによりフラットスラブ36を構築する。切梁14
は、横並びとした2本の鋼管コンクリート38を集合さ
せて構成し、打設したコンクリート36a内に埋設す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆打支柱に接続される
切梁を、床面を構成するコンクリート内に埋設するよう
にした地下構造物の構築法に関する。
切梁を、床面を構成するコンクリート内に埋設するよう
にした地下構造物の構築法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下構造物を構築するにあたっ
て、地下部分に逆打支柱を打設した後に地面を掘削して
この逆打支柱を露出し、露出した逆打支柱に順次梁を接
続して地下架構を構築するようにした逆打工法がある
(特開平5−5312号公報参照)。また、この逆打工
法では例えば特開平3−72119号公報(E02D
29/04)に開示されるようにフラットスラブ構造を
適用したものが提案されている。
て、地下部分に逆打支柱を打設した後に地面を掘削して
この逆打支柱を露出し、露出した逆打支柱に順次梁を接
続して地下架構を構築するようにした逆打工法がある
(特開平5−5312号公報参照)。また、この逆打工
法では例えば特開平3−72119号公報(E02D
29/04)に開示されるようにフラットスラブ構造を
適用したものが提案されている。
【0003】前記フラットスラブ構造は、厚肉状のキャ
ピタル部分を介して比較的薄肉で平坦なコンクリート床
を逆打支柱で支持するようになっており、前記公報では
地下を掘削しつつ、掘削面を利用してキャピタル部分お
よびフラットスラブを地下階毎に構築するようになって
いる。このように逆打工法にフラットスラブ構造を適用
することにより、通常の柱梁のラーメン架構と比べて階
高を低く抑えることができるので、掘削土量を削減して
工期の短縮化やコスト削減を図ることができる。
ピタル部分を介して比較的薄肉で平坦なコンクリート床
を逆打支柱で支持するようになっており、前記公報では
地下を掘削しつつ、掘削面を利用してキャピタル部分お
よびフラットスラブを地下階毎に構築するようになって
いる。このように逆打工法にフラットスラブ構造を適用
することにより、通常の柱梁のラーメン架構と比べて階
高を低く抑えることができるので、掘削土量を削減して
工期の短縮化やコスト削減を図ることができる。
【0004】しかし、フラットスラブを順次上階から構
築していく逆打工法の掘削においては、フラットスラブ
の構築が完了する度に当該フラットスラブの下に掘削重
機を搬入して掘削していくことになるが、フラットスラ
ブに覆われたその下の空間での作業では、当該フラット
スラブが掘削重機による作業の障害となり、円滑且つ効
率よく掘削することができないという問題があった。
築していく逆打工法の掘削においては、フラットスラブ
の構築が完了する度に当該フラットスラブの下に掘削重
機を搬入して掘削していくことになるが、フラットスラ
ブに覆われたその下の空間での作業では、当該フラット
スラブが掘削重機による作業の障害となり、円滑且つ効
率よく掘削することができないという問題があった。
【0005】そこで、地下階を順次掘削して行く段階
で、その都度、各地下階の床部分としてフラットスラブ
を構築するのではなく、逆打支柱には切梁を架設するよ
うにし、地下部分の掘削を完了した後に前記切梁を埋設
するようにフラットスラブを構築する方法が既に本出願
人によって出願されている。このように切梁を用いるこ
とにより、上方から下方に向かって順次掘削していく掘
削作業段階では、格子状に組込まれた切梁の升目部分が
大きく開口されるので、掘削重機を自由度高く操作する
ことができて、フラットスラブに覆われた空間で掘削す
るのに比べて、円滑且つ高効率で作業することができ
る。
で、その都度、各地下階の床部分としてフラットスラブ
を構築するのではなく、逆打支柱には切梁を架設するよ
うにし、地下部分の掘削を完了した後に前記切梁を埋設
するようにフラットスラブを構築する方法が既に本出願
人によって出願されている。このように切梁を用いるこ
とにより、上方から下方に向かって順次掘削していく掘
削作業段階では、格子状に組込まれた切梁の升目部分が
大きく開口されるので、掘削重機を自由度高く操作する
ことができて、フラットスラブに覆われた空間で掘削す
るのに比べて、円滑且つ高効率で作業することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の地下構造物の構築法にあっては、上述したよう
に、切梁を架設しながら地下部分を掘削していき、地下
部分を全て掘削完了した後に、切梁を埋設するようにフ
ラットスラブを構築するようにしているので、掘削され
た地下部分を支える支保工としての機能も必要となる切
梁としては、所定の強度を確保できるように、ある程度
の切梁のせい、ひいては断面係数等に反映する部材寸法
の設定が要求されることとなる。そして、高いせいとす
る必要がある切梁をフラットスラブ内に埋設する場合に
は、どうしてもフラットスラブが厚肉化してしまい、延
いては地下階の階高を十分にとることができなくなった
り、また切梁を埋設するために床に打設するコンクリー
ト量が増大してしまうという課題があった。
従来の地下構造物の構築法にあっては、上述したよう
に、切梁を架設しながら地下部分を掘削していき、地下
部分を全て掘削完了した後に、切梁を埋設するようにフ
ラットスラブを構築するようにしているので、掘削され
た地下部分を支える支保工としての機能も必要となる切
梁としては、所定の強度を確保できるように、ある程度
の切梁のせい、ひいては断面係数等に反映する部材寸法
の設定が要求されることとなる。そして、高いせいとす
る必要がある切梁をフラットスラブ内に埋設する場合に
は、どうしてもフラットスラブが厚肉化してしまい、延
いては地下階の階高を十分にとることができなくなった
り、また切梁を埋設するために床に打設するコンクリー
ト量が増大してしまうという課題があった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、逆打支柱に組付けられる切梁を、その強度を低下さ
せることなくそのせいを低くして、この切梁を埋設する
床の薄肉化を達成するようにした地下構造物の構築法を
提供することを目的とする。
て、逆打支柱に組付けられる切梁を、その強度を低下さ
せることなくそのせいを低くして、この切梁を埋設する
床の薄肉化を達成するようにした地下構造物の構築法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、支持ブラケットを有する逆打支柱を打設
した後、PCaキャピタル版を前記逆打支柱に対し適宜
間隙をもって遊嵌して前記支持ブラケットに支持させ、
次に、横並びに配置した複数の切梁材を集合して構成し
た切梁を井桁状に組み合わせて前記PCaキャピタル版
上に載置し、これら切梁の下側を覆って敷設した床型枠
にコンクリートを打設して、このコンクリート内に前記
切梁を埋設することを特徴とする。
めに本発明は、支持ブラケットを有する逆打支柱を打設
した後、PCaキャピタル版を前記逆打支柱に対し適宜
間隙をもって遊嵌して前記支持ブラケットに支持させ、
次に、横並びに配置した複数の切梁材を集合して構成し
た切梁を井桁状に組み合わせて前記PCaキャピタル版
上に載置し、これら切梁の下側を覆って敷設した床型枠
にコンクリートを打設して、このコンクリート内に前記
切梁を埋設することを特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明の地下構造物の構築法
は、地面に逆打支柱を打設した後、地下部分を掘削しつ
つこの逆打支柱を露出し、この逆打支柱の支持ブラケッ
トに支持させたPCaキャピタル版上に切梁を井桁状に
組み合わせて載置する。このとき、前記切梁が、横並び
に配置した複数の切梁材を集合して構成されるため、こ
の切梁は、所要の部材寸法で構成することができて所定
の剛性・強度を確保しつつ、そのせいを可能な限り低く
することができ、延いては、前記切梁をコンクリート内
に埋設して構築されるフラットスラブの肉厚を極力薄く
することができる。したがって、階高を大きくとること
ができるとともに、打設コンクリート量も削減すること
ができる。そしてこのような切梁を架設することによ
り、もちろんこの切梁によって掘削途中の土水圧や地震
力を受け止めさせることができる。そして、前記切梁を
順次架設しつつ下方に向かって地下躯体を構築完了した
後、前記切梁の下側に床型枠を敷設してコンクリートを
打設し、このコンクリート内に切梁を埋設することによ
り床が構築される。
は、地面に逆打支柱を打設した後、地下部分を掘削しつ
つこの逆打支柱を露出し、この逆打支柱の支持ブラケッ
トに支持させたPCaキャピタル版上に切梁を井桁状に
組み合わせて載置する。このとき、前記切梁が、横並び
に配置した複数の切梁材を集合して構成されるため、こ
の切梁は、所要の部材寸法で構成することができて所定
の剛性・強度を確保しつつ、そのせいを可能な限り低く
することができ、延いては、前記切梁をコンクリート内
に埋設して構築されるフラットスラブの肉厚を極力薄く
することができる。したがって、階高を大きくとること
ができるとともに、打設コンクリート量も削減すること
ができる。そしてこのような切梁を架設することによ
り、もちろんこの切梁によって掘削途中の土水圧や地震
力を受け止めさせることができる。そして、前記切梁を
順次架設しつつ下方に向かって地下躯体を構築完了した
後、前記切梁の下側に床型枠を敷設してコンクリートを
打設し、このコンクリート内に切梁を埋設することによ
り床が構築される。
【0010】また、前記切梁はPCaキャピタル版を介
して逆打支柱に組付けられるが、このPCaキャピタル
版は逆打支柱に適宜間隙をもって遊嵌されるため、逆打
支柱が建込み誤差によって正規位置から位置ずれしてい
る場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建込み誤
差を吸収して、現場での加工作業を必要とすることなく
切梁を正規位置に簡単に架設することができる。
して逆打支柱に組付けられるが、このPCaキャピタル
版は逆打支柱に適宜間隙をもって遊嵌されるため、逆打
支柱が建込み誤差によって正規位置から位置ずれしてい
る場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建込み誤
差を吸収して、現場での加工作業を必要とすることなく
切梁を正規位置に簡単に架設することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1から図9は本発明にかかる地下構
造物の構築法の一実施例を示し、図1は地下構造物を構
築する手順を順を追って示す工程図、図2は切梁の配置
を拡大して示す要部平面図、図3は図2の側面図、図4
は切梁の接続部分を拡大して示す分解斜視図、図5は切
梁の接続部分の要部拡大側面図、図6は切梁の接続部分
の拡大正面断面図、図7は切梁の接続部分にコンクリー
トを打設する工程を示す断面図、図8は切梁の配置状態
を示す概略平面図、図9は完成した床の概略底面図であ
る。
詳細に説明する。図1から図9は本発明にかかる地下構
造物の構築法の一実施例を示し、図1は地下構造物を構
築する手順を順を追って示す工程図、図2は切梁の配置
を拡大して示す要部平面図、図3は図2の側面図、図4
は切梁の接続部分を拡大して示す分解斜視図、図5は切
梁の接続部分の要部拡大側面図、図6は切梁の接続部分
の拡大正面断面図、図7は切梁の接続部分にコンクリー
トを打設する工程を示す断面図、図8は切梁の配置状態
を示す概略平面図、図9は完成した床の概略底面図であ
る。
【0012】そして本実施例は基本的には、支持ブラケ
ット18を有する逆打支柱12を打設した後、PCaキ
ャピタル版22を逆打支柱12に対し適宜間隙をもって
遊嵌して支持ブラケット18に支持させ、次に、横並び
に配置した複数の切梁材38を集合して構成した切梁1
4を井桁状に組み合わせてPCaキャピタル版22上に
載置し、これら切梁14の下側を覆って敷設した床型枠
にコンクリートを打設して、このコンクリート内に切梁
14を埋設するようになっている。図8に示すように連
続地中壁10の領域内に所定間隔をもって逆打支柱1
2,12…を碁盤の目状に地面に打設し、これら逆打支
柱12,12…間に縦横にそれぞれ2本ずつ切梁14,
14…が架設される。
ット18を有する逆打支柱12を打設した後、PCaキ
ャピタル版22を逆打支柱12に対し適宜間隙をもって
遊嵌して支持ブラケット18に支持させ、次に、横並び
に配置した複数の切梁材38を集合して構成した切梁1
4を井桁状に組み合わせてPCaキャピタル版22上に
載置し、これら切梁14の下側を覆って敷設した床型枠
にコンクリートを打設して、このコンクリート内に切梁
14を埋設するようになっている。図8に示すように連
続地中壁10の領域内に所定間隔をもって逆打支柱1
2,12…を碁盤の目状に地面に打設し、これら逆打支
柱12,12…間に縦横にそれぞれ2本ずつ切梁14,
14…が架設される。
【0013】図1は前記逆打支柱12の打設工程および
前記切梁14の架設工程を順を追って示し、まず、削孔
16内に逆打支柱12を打設する(同図a参照)。尚、
本実施例では地下二階となる地下構造物を例にとって示
し、前記逆打支柱12には予め地下二階の天井高さ位置
(地下一階の床高さ位置)の下側に支持ブラケット18
が突設されている。また、前記逆打支柱12の一般部分
には鋼管12aが用いられると共に、上端部には内面に
リブが突設されたリブ付鋼管12bが用いられる。そし
て、打設された逆打支柱12の内部にコンクリート20
を打設する(同図b参照)。
前記切梁14の架設工程を順を追って示し、まず、削孔
16内に逆打支柱12を打設する(同図a参照)。尚、
本実施例では地下二階となる地下構造物を例にとって示
し、前記逆打支柱12には予め地下二階の天井高さ位置
(地下一階の床高さ位置)の下側に支持ブラケット18
が突設されている。また、前記逆打支柱12の一般部分
には鋼管12aが用いられると共に、上端部には内面に
リブが突設されたリブ付鋼管12bが用いられる。そし
て、打設された逆打支柱12の内部にコンクリート20
を打設する(同図b参照)。
【0014】次に、前記逆打支柱12の上端部からPC
aキャピタル版22を吊込む(同図c参照)と共に、逆
打支柱12の上方に地上柱24を接続し、この地上柱2
4に一階梁の接合部材26を建込む(同図d参照)。前
記PCaキャピタル版22は正方形状の薄肉PCa版と
して形成され、その中央部分には逆打支柱12に適宜間
隙をもって遊嵌される円形状乃至正方形状の挿通穴22
a(図2参照)が形成される。また、前記接合部材26
はH形鋼を十字状に結合して形成され、前記地上柱24
の下端部にこの接合部材26を固定し(図1e参照)、
この接合部材26に一階梁28を接続する(同図f参
照)。
aキャピタル版22を吊込む(同図c参照)と共に、逆
打支柱12の上方に地上柱24を接続し、この地上柱2
4に一階梁の接合部材26を建込む(同図d参照)。前
記PCaキャピタル版22は正方形状の薄肉PCa版と
して形成され、その中央部分には逆打支柱12に適宜間
隙をもって遊嵌される円形状乃至正方形状の挿通穴22
a(図2参照)が形成される。また、前記接合部材26
はH形鋼を十字状に結合して形成され、前記地上柱24
の下端部にこの接合部材26を固定し(図1e参照)、
この接合部材26に一階梁28を接続する(同図f参
照)。
【0015】次に、地下一階部分を掘削して前記PCa
キャピタル版22を吊下げつつ下降し(同図g参照)、
この地下一階部分の掘削が完了した後に、図3に示すよ
うにPCaキャピタル版22を支持ブラケット18に載
置すると共に、このPCaキャピタル版22の上側に地
下二階の切梁14を組立てる(同図h参照)。このと
き、前記切梁14は隣接する逆打支柱12との間のスパ
ン中央部分で分断して、それぞれが図2に示すように逆
打支柱12を挟んでx方向およびy方向に配置されて井
桁状に組込まれる。その後、地下二階部分を掘削して地
下二階の床部分にマットスラブ32を構築する(同図i
参照)。
キャピタル版22を吊下げつつ下降し(同図g参照)、
この地下一階部分の掘削が完了した後に、図3に示すよ
うにPCaキャピタル版22を支持ブラケット18に載
置すると共に、このPCaキャピタル版22の上側に地
下二階の切梁14を組立てる(同図h参照)。このと
き、前記切梁14は隣接する逆打支柱12との間のスパ
ン中央部分で分断して、それぞれが図2に示すように逆
打支柱12を挟んでx方向およびy方向に配置されて井
桁状に組込まれる。その後、地下二階部分を掘削して地
下二階の床部分にマットスラブ32を構築する(同図i
参照)。
【0016】また、前記マットスラブ32を構築した
後、前記逆打支柱12の外周に鉄筋を配筋して下層階か
ら順に鉄骨鉄筋コンクリート柱34を構築する。このと
き、地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34の配筋
および柱型枠をセットすると同時に、前記切梁14の下
側に床型枠としての図外のPCa床スラブを隙間なく敷
設し、前記柱型枠および前記PCa床スラブ上にコンク
リート36aを打設することにより、地下二階部分の鉄
骨鉄筋コンクリート柱34および地下一階のフラットス
ラブ36が構築される。尚、前記床スラブにコンクリー
ト36aを打設する際に、このコンクリート36a内に
前記切梁14を埋設するようになっている。また、前記
地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34内に前記支
持ブラケット18が埋設される。そして、前記フラット
スラブ36を構築した後、地下一階部分の鉄骨鉄筋コン
クリート柱34を構築するようになっている。ところ
で、前記フラットスラブ36が構築される際、井桁状に
組まれる切梁14のうち、下側に位置される切梁14
(図示例では、y方向)が架設される柱間帯とキャピタ
ル部分とが、その他の部分よりも一段下がって厚肉状に
形成され、この厚肉部分36aは図9に示すように一方
向に帯状に連続して形成される。なお、柱型枠としてP
Ca柱型枠を用いる場合には、PCaキャピタル版22
及び接合部材26の搬入に先行させて逆打支柱12に遊
嵌しておけばよい。
後、前記逆打支柱12の外周に鉄筋を配筋して下層階か
ら順に鉄骨鉄筋コンクリート柱34を構築する。このと
き、地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34の配筋
および柱型枠をセットすると同時に、前記切梁14の下
側に床型枠としての図外のPCa床スラブを隙間なく敷
設し、前記柱型枠および前記PCa床スラブ上にコンク
リート36aを打設することにより、地下二階部分の鉄
骨鉄筋コンクリート柱34および地下一階のフラットス
ラブ36が構築される。尚、前記床スラブにコンクリー
ト36aを打設する際に、このコンクリート36a内に
前記切梁14を埋設するようになっている。また、前記
地下二階部分の鉄骨鉄筋コンクリート柱34内に前記支
持ブラケット18が埋設される。そして、前記フラット
スラブ36を構築した後、地下一階部分の鉄骨鉄筋コン
クリート柱34を構築するようになっている。ところ
で、前記フラットスラブ36が構築される際、井桁状に
組まれる切梁14のうち、下側に位置される切梁14
(図示例では、y方向)が架設される柱間帯とキャピタ
ル部分とが、その他の部分よりも一段下がって厚肉状に
形成され、この厚肉部分36aは図9に示すように一方
向に帯状に連続して形成される。なお、柱型枠としてP
Ca柱型枠を用いる場合には、PCaキャピタル版22
及び接合部材26の搬入に先行させて逆打支柱12に遊
嵌しておけばよい。
【0017】ここで、前記切梁14は図2に示したよう
に横並びとした切梁材としての2本の鋼管コンクリート
38,38を水平方向に重ねることにより形成される。
そして切梁14はPCaキャピタル版22上で井桁状に
組込まれる際、y方向の切梁14の上側にx方向の切梁
14が交差して重ねられ、これらx,y方向の切梁1
4,14の交差部分が止め具46を介してPCaキャピ
タル版22に固定される。二重の鋼管コンクリート3
8,38で構成される前記切梁14は、互いに突合わさ
れるもの同士が図4に示す接合板40を介して接続され
るようになっている。前記鋼管コンクリート38は鋼管
38aの内部にコンクリート38bが充填されて構成さ
れるもので、前記PCaキャピタル版22上に組込まれ
る段階では、同図に示すようにこの鋼管コンクリート3
8の接続端部38cを除いて一点鎖線部分までコンクリ
ートが充填されている。尚、本実施例では前記鋼管コン
クリート38は断面矩形状に形成されているが、断面形
状は問わない。
に横並びとした切梁材としての2本の鋼管コンクリート
38,38を水平方向に重ねることにより形成される。
そして切梁14はPCaキャピタル版22上で井桁状に
組込まれる際、y方向の切梁14の上側にx方向の切梁
14が交差して重ねられ、これらx,y方向の切梁1
4,14の交差部分が止め具46を介してPCaキャピ
タル版22に固定される。二重の鋼管コンクリート3
8,38で構成される前記切梁14は、互いに突合わさ
れるもの同士が図4に示す接合板40を介して接続され
るようになっている。前記鋼管コンクリート38は鋼管
38aの内部にコンクリート38bが充填されて構成さ
れるもので、前記PCaキャピタル版22上に組込まれ
る段階では、同図に示すようにこの鋼管コンクリート3
8の接続端部38cを除いて一点鎖線部分までコンクリ
ートが充填されている。尚、本実施例では前記鋼管コン
クリート38は断面矩形状に形成されているが、断面形
状は問わない。
【0018】前記接合板40は、鋼管コンクリート3
8,38の上下外側に跨がって配置される外側板40a
と、それぞれの鋼管コンクリート38,38の上下内面
に配置される内側板40bとを備え、図5及び図6に示
すように、それぞれの外側板40aと内側板40bとの
間に鋼管38aの上下壁を挟み込んで、ボルト42,ナ
ット42aを介して高力ボルト摩擦接合される。また、
前記鋼管コンクリート38はそれぞれの接続先端部の水
平方向両側に半円状の切欠部38dが形成され、これら
切欠部38dは鋼管コンクリート38,38が接続され
た状態で互いに突合わされて、図5に示すように円形状
の開口部分となる。そして、前記切梁14を互いに接続
した後、図7に示すように前記切欠部38dの外側にホ
ッパー44を仮止めして、このホッパー44を介して切
欠部38dから接続端部38cの空洞部内に高強度早強
コンクリート等のコンクリート46を打設して充填す
る。
8,38の上下外側に跨がって配置される外側板40a
と、それぞれの鋼管コンクリート38,38の上下内面
に配置される内側板40bとを備え、図5及び図6に示
すように、それぞれの外側板40aと内側板40bとの
間に鋼管38aの上下壁を挟み込んで、ボルト42,ナ
ット42aを介して高力ボルト摩擦接合される。また、
前記鋼管コンクリート38はそれぞれの接続先端部の水
平方向両側に半円状の切欠部38dが形成され、これら
切欠部38dは鋼管コンクリート38,38が接続され
た状態で互いに突合わされて、図5に示すように円形状
の開口部分となる。そして、前記切梁14を互いに接続
した後、図7に示すように前記切欠部38dの外側にホ
ッパー44を仮止めして、このホッパー44を介して切
欠部38dから接続端部38cの空洞部内に高強度早強
コンクリート等のコンクリート46を打設して充填す
る。
【0019】以上の構成により本実施例の地下構造物の
構築法にあっては、逆打支柱12の支持ブラケット18
にPCaキャピタル版22を支持させると共に、このP
Caキャピタル版22の上側に切梁14を井桁状に組み
合わせて載置し、この切梁14が架設されることによ
り、地下階の掘削途中の土水圧や地震力をこれら切梁1
4によって支持することができる。このとき、これら井
桁状に組み合わされた切梁14は格子状となって升目部
分が大きく上方に開放されている。従って、掘削重機の
操作性の自由度を十分に確保することができ、掘削作業
の能率化、延いては工期の短縮化が達成される。
構築法にあっては、逆打支柱12の支持ブラケット18
にPCaキャピタル版22を支持させると共に、このP
Caキャピタル版22の上側に切梁14を井桁状に組み
合わせて載置し、この切梁14が架設されることによ
り、地下階の掘削途中の土水圧や地震力をこれら切梁1
4によって支持することができる。このとき、これら井
桁状に組み合わされた切梁14は格子状となって升目部
分が大きく上方に開放されている。従って、掘削重機の
操作性の自由度を十分に確保することができ、掘削作業
の能率化、延いては工期の短縮化が達成される。
【0020】そして、PCaキャピタル版22上に架設
された前記切梁14の下側にPCa床スラブを配置し
て、このPCa床スラブを床型枠としてコンクリート3
6aを打設することにより、この切梁14をコンクリー
ト36a内に埋設した状態でフラットスラブ36が構築
される。そして特に、本実施例では前記切梁14を、横
並びとした2本の鋼管コンクリート38,38を集合し
て構成したので、この切梁14は所要の部材寸法による
所定の剛性・強度を確保しつつ、そのせいを可能な限り
低くすることができる。従って、前記切梁14をコンク
リート36a内に埋設して構築されるフラットスラブ3
6は、その肉厚を極力薄くすることができ、階高を十分
に確保することができるとともに、延いては、フラット
スラブ36のコンクリート36a打設量を大幅に減少し
て工費削減を図ることができる。
された前記切梁14の下側にPCa床スラブを配置し
て、このPCa床スラブを床型枠としてコンクリート3
6aを打設することにより、この切梁14をコンクリー
ト36a内に埋設した状態でフラットスラブ36が構築
される。そして特に、本実施例では前記切梁14を、横
並びとした2本の鋼管コンクリート38,38を集合し
て構成したので、この切梁14は所要の部材寸法による
所定の剛性・強度を確保しつつ、そのせいを可能な限り
低くすることができる。従って、前記切梁14をコンク
リート36a内に埋設して構築されるフラットスラブ3
6は、その肉厚を極力薄くすることができ、階高を十分
に確保することができるとともに、延いては、フラット
スラブ36のコンクリート36a打設量を大幅に減少し
て工費削減を図ることができる。
【0021】また、本実施例では前記切梁14がPCa
キャピタル版22を介して逆打支柱12に組付けられる
が、このPCaキャピタル版22は中央部に形成された
挿通穴22aを介して逆打支柱12に適宜間隙をもって
遊嵌される。従って、逆打支柱12が建込み誤差をもっ
て正規位置から位置ずれしている場合にも、前記挿通穴
22aによって逆打支柱12の建込み誤差を吸収して、
切梁14を正規位置に架設することが可能となる。この
ため、切梁14を現場で切断等の加工を施す必要がな
く、切梁14の建込み作業が著しく簡単化される。
キャピタル版22を介して逆打支柱12に組付けられる
が、このPCaキャピタル版22は中央部に形成された
挿通穴22aを介して逆打支柱12に適宜間隙をもって
遊嵌される。従って、逆打支柱12が建込み誤差をもっ
て正規位置から位置ずれしている場合にも、前記挿通穴
22aによって逆打支柱12の建込み誤差を吸収して、
切梁14を正規位置に架設することが可能となる。この
ため、切梁14を現場で切断等の加工を施す必要がな
く、切梁14の建込み作業が著しく簡単化される。
【0022】更に、本実施例では前記切梁14をフラッ
トスラブ36内に埋設することにより、スラブ配筋量を
削減することができると共に、キャピタル部分の構築
に、逆打支柱12の支持ブラケット18で支持されるP
Caキャピタル版22を用いたことにより、型枠および
支保工の使用を省略でき、省仮設化,省力化および工期
短縮化を図ることができる。
トスラブ36内に埋設することにより、スラブ配筋量を
削減することができると共に、キャピタル部分の構築
に、逆打支柱12の支持ブラケット18で支持されるP
Caキャピタル版22を用いたことにより、型枠および
支保工の使用を省略でき、省仮設化,省力化および工期
短縮化を図ることができる。
【0023】ところで、本実施例の地下構造物の構築法
にあっては、地下二階となる構造物に例をとって示した
が、これに限ることなく地下三階以上の地下階を備えた
構造物にあっても本発明を適用できることはいうまでも
ない。
にあっては、地下二階となる構造物に例をとって示した
が、これに限ることなく地下三階以上の地下階を備えた
構造物にあっても本発明を適用できることはいうまでも
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の地下構造物
の構築法にあっては、切梁が、横並びに配置した複数の
切梁材を集合して構成されるため、この切梁は、所要の
部材寸法で構成することができて所定の剛性・強度を確
保しつつ、そのせいを可能な限り低くすることができ、
延いては、前記切梁をコンクリート内に埋設して構築さ
れるフラットスラブの肉厚を極力薄くすることができ
る。したがって、階高を大きくとることができるととも
に、床のコンクリート打設量を大幅に減少して工費削減
を図ることができる。
の構築法にあっては、切梁が、横並びに配置した複数の
切梁材を集合して構成されるため、この切梁は、所要の
部材寸法で構成することができて所定の剛性・強度を確
保しつつ、そのせいを可能な限り低くすることができ、
延いては、前記切梁をコンクリート内に埋設して構築さ
れるフラットスラブの肉厚を極力薄くすることができ
る。したがって、階高を大きくとることができるととも
に、床のコンクリート打設量を大幅に減少して工費削減
を図ることができる。
【0025】また、前記切梁はPCaキャピタル版を介
して逆打支柱に組付けられるが、このPCaキャピタル
版は逆打支柱に適宜間隙をもって遊嵌されるため、逆打
支柱が建込み誤差によって正規位置から位置ずれしてい
る場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建込み誤
差を吸収して、現場での加工作業を必要とすることなく
切梁を正規位置に簡単に架設できるという各種優れた効
果を奏する。
して逆打支柱に組付けられるが、このPCaキャピタル
版は逆打支柱に適宜間隙をもって遊嵌されるため、逆打
支柱が建込み誤差によって正規位置から位置ずれしてい
る場合にも、前記遊嵌部分によって逆打支柱の建込み誤
差を吸収して、現場での加工作業を必要とすることなく
切梁を正規位置に簡単に架設できるという各種優れた効
果を奏する。
【図1】本発明にかかる地下構造物を構築する手順を順
を追って示す工程図である。
を追って示す工程図である。
【図2】本発明に用いられる切梁の配置を拡大して示す
要部平面図である。
要部平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明に用いられる切梁の接続部分を拡大して
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図5】本発明に用いられる切梁の接続部分の要部拡大
側面図である。
側面図である。
【図6】本発明に用いられる切梁の接続部分の拡大正面
断面図である。
断面図である。
【図7】本発明に用いられる切梁の接続部分にコンクリ
ートを打設する工程を示す断面図である。
ートを打設する工程を示す断面図である。
【図8】本発明に用いられる切梁の配置状態を示す概略
平面図である。
平面図である。
【図9】本発明にかかる地下構造物の完成した床を概略
的に示す底面図である。
的に示す底面図である。
12 逆打支柱 14 切梁 18 支持ブラケット 22 PCaキ
ャピタル版 22a 挿通穴 36 フラット
スラブ 36a コンクリート 38 鋼管コン
クリート
ャピタル版 22a 挿通穴 36 フラット
スラブ 36a コンクリート 38 鋼管コン
クリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後閑 章吉 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 水田 幹夫 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 鳥居 茂 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内
Claims (1)
- 【請求項1】 支持ブラケットを有する逆打支柱を打設
した後、PCaキャピタル版を前記逆打支柱に対し適宜
間隙をもって遊嵌して前記支持ブラケットに支持させ、
次に、横並びに配置した複数の切梁材を集合して構成し
た切梁を井桁状に組み合わせて前記PCaキャピタル版
上に載置し、これら切梁の下側を覆って敷設した床型枠
にコンクリートを打設して、このコンクリート内に前記
切梁を埋設することを特徴とする地下構造物の構築法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7136290A JPH08326073A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 地下構造物の構築法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7136290A JPH08326073A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 地下構造物の構築法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08326073A true JPH08326073A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15171721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7136290A Pending JPH08326073A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 地下構造物の構築法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08326073A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101628264B1 (ko) * | 2016-02-12 | 2016-06-08 | 삼호쏘일텍(주) | 역타 공법용 가설 버팀보를 이용한 지보 및 바닥 지지틀 시스템 및 이의 시공 방법 |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7136290A patent/JPH08326073A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101628264B1 (ko) * | 2016-02-12 | 2016-06-08 | 삼호쏘일텍(주) | 역타 공법용 가설 버팀보를 이용한 지보 및 바닥 지지틀 시스템 및 이의 시공 방법 |
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