JPH08326156A - 木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物 - Google Patents
木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物Info
- Publication number
- JPH08326156A JPH08326156A JP15707595A JP15707595A JPH08326156A JP H08326156 A JPH08326156 A JP H08326156A JP 15707595 A JP15707595 A JP 15707595A JP 15707595 A JP15707595 A JP 15707595A JP H08326156 A JPH08326156 A JP H08326156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- plate part
- back plate
- fixing
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で十分な補強能力を有し、且つ筋交いの
入る柱の底部コーナーで基礎コンクリートと土台、柱及
び筋交いを一体に接合することを可能とした木造建築用
接合金具を提供する。 【構成】 基礎コンクリート上に土台を介して立てられ
た柱の底部コーナーを補強する接合金具は、基礎に固定
するための孔15が開けられた底板部11と、これに垂
直に立てられて上部に柱に固定するための孔14a〜1
4cが開けられた背板部12と、背板部12と底板部1
1のコーナー両側部に立てられて柱の間の対角線上に介
在させる筋交いの側面に固定するための孔16a,16
bが開けられた二つの側板部13a,13bと有し、底
板部11の孔15が開けられた部分は他の部分より幅広
に形成され、側板部13a,13bは背板部12と底板
部11のなすコーナーの対角コーナーを削り落とした形
の傾斜辺を持つ四角形とした。
入る柱の底部コーナーで基礎コンクリートと土台、柱及
び筋交いを一体に接合することを可能とした木造建築用
接合金具を提供する。 【構成】 基礎コンクリート上に土台を介して立てられ
た柱の底部コーナーを補強する接合金具は、基礎に固定
するための孔15が開けられた底板部11と、これに垂
直に立てられて上部に柱に固定するための孔14a〜1
4cが開けられた背板部12と、背板部12と底板部1
1のコーナー両側部に立てられて柱の間の対角線上に介
在させる筋交いの側面に固定するための孔16a,16
bが開けられた二つの側板部13a,13bと有し、底
板部11の孔15が開けられた部分は他の部分より幅広
に形成され、側板部13a,13bは背板部12と底板
部11のなすコーナーの対角コーナーを削り落とした形
の傾斜辺を持つ四角形とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、木造建築の補強に用
いられる金具、及びこの金具を用いた木造建築物に関す
る。
いられる金具、及びこの金具を用いた木造建築物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】木造建築は通常、基礎コンクリート上に
土台を介して柱を立て、柱の間には対角線上に筋交いを
介在させて組み立てられる。木造建築の耐震性能を高い
ものとするためには、土台上に立てられる柱の底部コー
ナーを接合金具で補強することが望ましい。特に3階建
て木造建築の場合には、この様な接合金具による柱の補
強は義務付けられている。
土台を介して柱を立て、柱の間には対角線上に筋交いを
介在させて組み立てられる。木造建築の耐震性能を高い
ものとするためには、土台上に立てられる柱の底部コー
ナーを接合金具で補強することが望ましい。特に3階建
て木造建築の場合には、この様な接合金具による柱の補
強は義務付けられている。
【0003】図6は、従来の接合金具51を柱52の底
部コーナーに当接させた状態を示している。この種の接
合金具51は通常ホールダウン金具(引き寄せ金具)と
呼ばれるもので、許容耐力との兼ね合いで形状寸法が決
まり、通常80mm程度の幅を持つ。
部コーナーに当接させた状態を示している。この種の接
合金具51は通常ホールダウン金具(引き寄せ金具)と
呼ばれるもので、許容耐力との兼ね合いで形状寸法が決
まり、通常80mm程度の幅を持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の接合金具は、図
6に例示したように、柱の幅より僅かに小さい幅を必要
とし、このため、図6のように接合金具51により補強
した柱51のコーナーには、接合金具51が邪魔になっ
て、そのままでは筋交いを入れることができない。筋交
いを入れるためには例えば、接合金具51のコーナー補
強のための側板部53を削り取らなければならない。
6に例示したように、柱の幅より僅かに小さい幅を必要
とし、このため、図6のように接合金具51により補強
した柱51のコーナーには、接合金具51が邪魔になっ
て、そのままでは筋交いを入れることができない。筋交
いを入れるためには例えば、接合金具51のコーナー補
強のための側板部53を削り取らなければならない。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、小型で十分な補強能力を有し、且つ筋交いの入
る柱の底部コーナーに筋交いと接して配置して基礎コン
クリートとこの上の土台、柱及び筋交いを一体に接合す
ることを可能とした木造建築用接合金具、及びその様な
接合金具を用いた木造建築物を提供することを目的とし
ている。
もので、小型で十分な補強能力を有し、且つ筋交いの入
る柱の底部コーナーに筋交いと接して配置して基礎コン
クリートとこの上の土台、柱及び筋交いを一体に接合す
ることを可能とした木造建築用接合金具、及びその様な
接合金具を用いた木造建築物を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、基礎コンク
リート上に土台を介して柱を立てて作られる木造建築物
の前記柱の底部コーナーを補強する接合金具であって、
一端寄りに前記土台の上面に固定するための孔が開けら
れた底板部と、この底板部の他端に垂直に立てられて、
上部に前記柱の側面に固定するための複数の孔が開けら
れた背板部と、前記背板部の下部と前記底板部の他端部
の双方の両側部にこれらに垂直に立てられて、前記柱の
間に対角線上に介在させる筋交いの側面に固定するため
の孔が開けられた二つの側板部とを有し、且つ、前記底
板部の孔が開けられた部分が前記二つの側板部の立てら
れた部分及び前記背板部より幅広に形成され、且つ前記
二つの側板部は前記背板部と底板部のなすコーナーの対
角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を持つ四角形とし
たことを特徴としている。
リート上に土台を介して柱を立てて作られる木造建築物
の前記柱の底部コーナーを補強する接合金具であって、
一端寄りに前記土台の上面に固定するための孔が開けら
れた底板部と、この底板部の他端に垂直に立てられて、
上部に前記柱の側面に固定するための複数の孔が開けら
れた背板部と、前記背板部の下部と前記底板部の他端部
の双方の両側部にこれらに垂直に立てられて、前記柱の
間に対角線上に介在させる筋交いの側面に固定するため
の孔が開けられた二つの側板部とを有し、且つ、前記底
板部の孔が開けられた部分が前記二つの側板部の立てら
れた部分及び前記背板部より幅広に形成され、且つ前記
二つの側板部は前記背板部と底板部のなすコーナーの対
角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を持つ四角形とし
たことを特徴としている。
【0007】この発明はまた、基礎コンクリート上に土
台を介して柱を立て、前記柱の間に対角線上に筋交いを
介在させると共に、前記柱の前記筋交いの下端部が当接
する底部コーナーにおいて基礎コンクリートとこの上の
土台、柱及び筋交いを一体化する接合金具で接合補強し
た木造建築物であって、前記金具は、一端寄りに前記土
台の上面に固定するための孔が開けられた底板部と、こ
の底板部の他端に垂直に立てられて、上部に前記柱の側
面に固定するための複数の孔が開けられた背板部と、前
記背板部の下部と前記底板部の他端部の双方の両側部に
これらに垂直に立てられて、前記筋交いの側面に固定す
るための孔が開けられた二つの側板部とを有し、且つ、
前記底板部の孔が開けられた部分が前記二つの側板部の
立てられた部分及び前記背板部より幅広に形成され、且
つ前記二つの側板部は前記背板部と底板部のなすコーナ
ーの対角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を持つ四角
形としたことを特徴としている。この発明において特
に、アンカーボルトで基礎に固定される底板部の孔は、
横方向に細長い遊びのあるものとすることが好ましい。
台を介して柱を立て、前記柱の間に対角線上に筋交いを
介在させると共に、前記柱の前記筋交いの下端部が当接
する底部コーナーにおいて基礎コンクリートとこの上の
土台、柱及び筋交いを一体化する接合金具で接合補強し
た木造建築物であって、前記金具は、一端寄りに前記土
台の上面に固定するための孔が開けられた底板部と、こ
の底板部の他端に垂直に立てられて、上部に前記柱の側
面に固定するための複数の孔が開けられた背板部と、前
記背板部の下部と前記底板部の他端部の双方の両側部に
これらに垂直に立てられて、前記筋交いの側面に固定す
るための孔が開けられた二つの側板部とを有し、且つ、
前記底板部の孔が開けられた部分が前記二つの側板部の
立てられた部分及び前記背板部より幅広に形成され、且
つ前記二つの側板部は前記背板部と底板部のなすコーナ
ーの対角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を持つ四角
形としたことを特徴としている。この発明において特
に、アンカーボルトで基礎に固定される底板部の孔は、
横方向に細長い遊びのあるものとすることが好ましい。
【0008】
【作用】この発明による接合金具は、略L字型をなす背
板部と底板部を有し、且つ背板部と底板部のコーナーに
二つの側板部を有する。二つの側板部は、背板部と底板
部のなすコーナーの対角コーナーを削り落とした傾斜辺
を持つ形の四角形とすることで、補強強度を高いものと
してしており、例えば背板部の幅を40mm程度として
も十分な強度を得ることができる。また、底板部を基礎
に固定する為の孔が開けられた部分は、他の部分より幅
広に形成しているから、全体の幅が小さくても基礎に対
する固定は十分な強度をもって可能であり、横方向の応
力に対しても強い。
板部と底板部を有し、且つ背板部と底板部のコーナーに
二つの側板部を有する。二つの側板部は、背板部と底板
部のなすコーナーの対角コーナーを削り落とした傾斜辺
を持つ形の四角形とすることで、補強強度を高いものと
してしており、例えば背板部の幅を40mm程度として
も十分な強度を得ることができる。また、底板部を基礎
に固定する為の孔が開けられた部分は、他の部分より幅
広に形成しているから、全体の幅が小さくても基礎に対
する固定は十分な強度をもって可能であり、横方向の応
力に対しても強い。
【0009】そして、接合金具の幅を小さくできること
から、この接合金具を用いれば、筋交いの入る柱の底部
コーナーにおいて、筋交いの左右いずれの面に接する状
態に配置しても、基礎コンクリートと土台、柱及び筋交
いを一体化して接合することが可能であり、優れた耐震
構造の木造住宅等の建築物を作ることができる。また、
底板部に設けられるアンカーボルト用の孔を幅方向に細
長い遊びのある孔としておけば、アンカーボルト位置が
基礎コンクリートの芯に固定されていても、筋交いの厚
み等に応じて接合金具を横方向にスライドさせて取り付
けることができる。
から、この接合金具を用いれば、筋交いの入る柱の底部
コーナーにおいて、筋交いの左右いずれの面に接する状
態に配置しても、基礎コンクリートと土台、柱及び筋交
いを一体化して接合することが可能であり、優れた耐震
構造の木造住宅等の建築物を作ることができる。また、
底板部に設けられるアンカーボルト用の孔を幅方向に細
長い遊びのある孔としておけば、アンカーボルト位置が
基礎コンクリートの芯に固定されていても、筋交いの厚
み等に応じて接合金具を横方向にスライドさせて取り付
けることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例を
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る接合金具
10である。接合金具10は、略L字型をなす底板部1
1と背板部12、及びこれらのコーナー部に形成された
二つの側板部13a,13bを有する。
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る接合金具
10である。接合金具10は、略L字型をなす底板部1
1と背板部12、及びこれらのコーナー部に形成された
二つの側板部13a,13bを有する。
【0011】底板部11は、一端側近くに基礎にアンカ
ーボルトで固定するための孔15が形成されている。孔
15は、例えばアンカーボルトの径を16mmφとし
て、縦方向22mm、横方向34mmの遊びがある細長
いものとしている。背板部12はこの底板部11の他端
側に垂直に立てられており、その上方には、これを柱に
ボルトで固定するための3個の孔14a,14b,14
cが開けられている。側板部13a,13bは、背板部
12と底板部11のなすコーナーの補強用であって、そ
のコーナーの対角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を
持つ四角形としている。背板部12の上部の幅は40m
m、側板部13a,13bの外幅は30mmであり、底
板部11の孔15が開けられた部分は50mm幅となっ
ている。
ーボルトで固定するための孔15が形成されている。孔
15は、例えばアンカーボルトの径を16mmφとし
て、縦方向22mm、横方向34mmの遊びがある細長
いものとしている。背板部12はこの底板部11の他端
側に垂直に立てられており、その上方には、これを柱に
ボルトで固定するための3個の孔14a,14b,14
cが開けられている。側板部13a,13bは、背板部
12と底板部11のなすコーナーの補強用であって、そ
のコーナーの対角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を
持つ四角形としている。背板部12の上部の幅は40m
m、側板部13a,13bの外幅は30mmであり、底
板部11の孔15が開けられた部分は50mm幅となっ
ている。
【0012】この様な接合金具10は例えば、図2に示
すように、2枚のフラットバーを加工して作ることがで
きる。即ち、一枚のフラットバーを加工して、背板部1
2と底板部11を一体形成し、図の破線部を谷折りす
る。別のフラットバーを加工して二つの側板部13a,
13bを一体形成し、図の破線部を谷折りする。そして
これらを溶接することにより、図1の接合金具が得られ
る。用いるフラットバーは厚み3.2〜6.0mm、よ
り好ましくは、4.5〜6.0mmとする。
すように、2枚のフラットバーを加工して作ることがで
きる。即ち、一枚のフラットバーを加工して、背板部1
2と底板部11を一体形成し、図の破線部を谷折りす
る。別のフラットバーを加工して二つの側板部13a,
13bを一体形成し、図の破線部を谷折りする。そして
これらを溶接することにより、図1の接合金具が得られ
る。用いるフラットバーは厚み3.2〜6.0mm、よ
り好ましくは、4.5〜6.0mmとする。
【0013】この様な接合金具10を用いれば、図6に
示す従来のものと比較して明らかなように、側板部13
a,13bは四角形であって面積が相対的に大きく、ま
た底板部11の孔15が開けられた部分が他の部分に比
べて幅広となっているため、全体の幅が小さくても十分
な耐震補強ができる。また、柱の底部コーナーをこの接
合金具10で補強すると同時に、この接合金具10の側
板部13aまたは13bに接して筋交いを入れて、接合
金具10により、基礎、柱及び筋交いを結合することが
できる。また、側板部13a,13bを四角形としてコ
ーナー補強強度を高めているが、その上辺は傾斜辺とし
ているから、背板部12をボルトにより柱に固定する際
に側板部13a,13bが邪魔になることはない。
示す従来のものと比較して明らかなように、側板部13
a,13bは四角形であって面積が相対的に大きく、ま
た底板部11の孔15が開けられた部分が他の部分に比
べて幅広となっているため、全体の幅が小さくても十分
な耐震補強ができる。また、柱の底部コーナーをこの接
合金具10で補強すると同時に、この接合金具10の側
板部13aまたは13bに接して筋交いを入れて、接合
金具10により、基礎、柱及び筋交いを結合することが
できる。また、側板部13a,13bを四角形としてコ
ーナー補強強度を高めているが、その上辺は傾斜辺とし
ているから、背板部12をボルトにより柱に固定する際
に側板部13a,13bが邪魔になることはない。
【0014】図3は、具体的に実施例の接合金具10を
用いた木造住宅の柱の補強構造を示す。図4(a)
(b)は平面図と側面図である。基礎コンクリート30
に土台31を載せこの上に図示のように柱32が立てら
れ、この柱32の底部コーナーが接合金具10で補強さ
れる。即ち接合金具10の底板部11は、アンカーボル
ト33により基礎に固定される。アンカーボルト33
は、土台31を貫通し、基礎コンクリート30に打込ま
れる。接合金具10の背板部12は、ボルト34により
柱31に固定される。また、柱間の対角線上に介在させ
る筋交い20は、その先端部側面を接合金具10の側板
部13bに接して配置して、長いボルト35を用いて側
板部13a,13bを貫通させ、更に筋交い34を貫通
させてナット36で締めることにより、接合金具10と
筋交い20の間も固定される。
用いた木造住宅の柱の補強構造を示す。図4(a)
(b)は平面図と側面図である。基礎コンクリート30
に土台31を載せこの上に図示のように柱32が立てら
れ、この柱32の底部コーナーが接合金具10で補強さ
れる。即ち接合金具10の底板部11は、アンカーボル
ト33により基礎に固定される。アンカーボルト33
は、土台31を貫通し、基礎コンクリート30に打込ま
れる。接合金具10の背板部12は、ボルト34により
柱31に固定される。また、柱間の対角線上に介在させ
る筋交い20は、その先端部側面を接合金具10の側板
部13bに接して配置して、長いボルト35を用いて側
板部13a,13bを貫通させ、更に筋交い34を貫通
させてナット36で締めることにより、接合金具10と
筋交い20の間も固定される。
【0015】図の実施例の場合、接合金具10は、土台
31及び柱32のほぼ中心線上に配置し、筋交い20は
接合金具10の右側に配置しているが、左側でもよい。
土台31及び柱32を例えば105mm角とし、筋交い
20を90mm×30mmとすると、40mm幅の接合
金具10を柱32の中心に配置して、筋交い20をその
左右いずれのスペースにも入れることができる。筋交い
20の厚みが例えば45mmと大きい場合にも、接合金
具10を左右にスライドさせることにより、対応でき
る。アンカーボルト33の位置が基礎コンクリート30
の芯に決められていても、接合金具10の底板部の孔1
5は前述のように横に細長いものとしているから、アン
カーボルト33の位置をずらすことなく、接合金具10
を左右に10〜15mmの範囲でスライドさせて取り付
けることが可能である。
31及び柱32のほぼ中心線上に配置し、筋交い20は
接合金具10の右側に配置しているが、左側でもよい。
土台31及び柱32を例えば105mm角とし、筋交い
20を90mm×30mmとすると、40mm幅の接合
金具10を柱32の中心に配置して、筋交い20をその
左右いずれのスペースにも入れることができる。筋交い
20の厚みが例えば45mmと大きい場合にも、接合金
具10を左右にスライドさせることにより、対応でき
る。アンカーボルト33の位置が基礎コンクリート30
の芯に決められていても、接合金具10の底板部の孔1
5は前述のように横に細長いものとしているから、アン
カーボルト33の位置をずらすことなく、接合金具10
を左右に10〜15mmの範囲でスライドさせて取り付
けることが可能である。
【0016】以上のようにこの実施例によれば、柱32
の底部コーナーに、筋交い20と共に、これに接して接
合金具10を配置して、接合金具10により基礎コンク
リート30、土台31、柱32及び筋交い20を一体に
結合することができる。接合金具10は、底板部11の
アンカーボルト33で固定する部分のみ幅広になってお
り、それ以外は小さい幅を持つ。従って筋交い20の先
端部は、側面を側板部13bに接触させた状態で柱32
の底部コーナーに当接させることができる。以上によ
り、小型の接合金具を用いて、木造住宅の優れた耐震補
強を行うことができる。
の底部コーナーに、筋交い20と共に、これに接して接
合金具10を配置して、接合金具10により基礎コンク
リート30、土台31、柱32及び筋交い20を一体に
結合することができる。接合金具10は、底板部11の
アンカーボルト33で固定する部分のみ幅広になってお
り、それ以外は小さい幅を持つ。従って筋交い20の先
端部は、側面を側板部13bに接触させた状態で柱32
の底部コーナーに当接させることができる。以上によ
り、小型の接合金具を用いて、木造住宅の優れた耐震補
強を行うことができる。
【0017】図5は、この発明の別の実施例の接合金具
10を示している。先の実施例では2枚の側板部13
a,13bは図2で説明したように一体形成している
が、この実施例では側板部13a,13bはそれぞれ別
個に作って、背板部12に溶接している。図1の実施例
の場合、接合金具10に腐食防止のメッキをしようとす
ると、側板部13a,13bのつなぎ部分と背板部12
の間がメッキできず、腐食のおそれが生じるが、このつ
なぎ部分を除いた図5の構造とすれば、メッキが確実に
なり、優れた耐腐食性の接合金具が得られる。
10を示している。先の実施例では2枚の側板部13
a,13bは図2で説明したように一体形成している
が、この実施例では側板部13a,13bはそれぞれ別
個に作って、背板部12に溶接している。図1の実施例
の場合、接合金具10に腐食防止のメッキをしようとす
ると、側板部13a,13bのつなぎ部分と背板部12
の間がメッキできず、腐食のおそれが生じるが、このつ
なぎ部分を除いた図5の構造とすれば、メッキが確実に
なり、優れた耐腐食性の接合金具が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明による接合金
具は、小型で優れた補強性能を発揮することができ、ま
たその幅を小さくできることから、筋交いの入る柱の底
部コーナーで基礎と柱及び筋交いを一体に接合すること
が可能であり、優れた耐震構造の木造住宅等の建築物を
作ることができる。
具は、小型で優れた補強性能を発揮することができ、ま
たその幅を小さくできることから、筋交いの入る柱の底
部コーナーで基礎と柱及び筋交いを一体に接合すること
が可能であり、優れた耐震構造の木造住宅等の建築物を
作ることができる。
【図1】 この発明の一実施例に係る接合金具を示す。
【図2】 同実施例の接合金具の製造法を示す。
【図3】 同実施例の接合金具を用いた柱の補強構造を
示す。
示す。
【図4】 同補強構造を平面図と側面図である。
【図5】 この発明の別の実施例に係る接合金具を示
す。
す。
【図6】 従来の接合金具を示す。
10…接合金具、11…底板部、12…背板部、13
a,13b…側板部、14a〜14c,15,16a,
16b…ボルト孔、30…基礎コンクリート、31…土
台、32…柱、33…アンカーボルト、33,35…ボ
ルト、20…筋交い。
a,13b…側板部、14a〜14c,15,16a,
16b…ボルト孔、30…基礎コンクリート、31…土
台、32…柱、33…アンカーボルト、33,35…ボ
ルト、20…筋交い。
Claims (2)
- 【請求項1】 基礎コンクリート上に土台を介して柱を
立てて作られる木造建築物の前記柱の底部コーナーを補
強する接合金具であって、 一端寄りに前記土台の上面に固定するための孔が開けら
れた底板部と、 この底板部の他端に垂直に立てられて、上部に前記柱の
側面に固定するための複数の孔が開けられた背板部と、 前記背板部の下部と前記底板部の他端部の双方の両側部
にこれらに垂直に立てられて、前記柱の間の対角線上に
介在させる筋交いの側面に固定するための孔が開けられ
た二つの側板部と有し、且つ前記底板部の孔が開けられ
た部分が前記二つの側板部の立てられた部分及び前記背
板部より幅広に形成され、前記二つの側板部は前記背板
部と底板部のなすコーナーの対角コーナーを削り落とし
た形の傾斜辺を持つ四角形としたことを特徴とする木造
建築用接合金具。 - 【請求項2】 基礎コンクリート上に土台を介して柱を
立て、前記柱の間の対角線上に筋交いを介在させると共
に、前記柱の前記筋交いの下端部が当接する底部コーナ
ーにおいて前記基礎コンクリートとこの上の土台、柱及
び筋交いを一体化する接合金具で接合補強した木造建築
物であって、前記金具は、 一端寄りに前記土台の上面に固定するための孔が開けら
れた底板部と、 この底板部の他端に垂直に立てられて、上部に前記柱の
側面に固定するための複数の孔が開けられた背板部と、 前記背板部の下部と前記底板部の他端部の双方の両側部
にこれらに垂直に立てられて、前記筋交いの側面に固定
するための孔が開けられた二つの側板部とを有し、且つ
前記底板部の孔が開けられた部分が前記二つの側板部の
立てられた部分及び前記背板部より幅広に形成され、前
記二つの側板部は前記背板部と底板部のなすコーナーの
対角コーナーを削り落とした形の傾斜辺を持つ四角形と
したことを特徴とする木造建築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15707595A JPH08326156A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15707595A JPH08326156A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08326156A true JPH08326156A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15641700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15707595A Pending JPH08326156A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08326156A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004027834A (ja) * | 2003-07-14 | 2004-01-29 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 接合金具 |
| JP2021147806A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 株式会社フジタ | 制振ダンパ |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP15707595A patent/JPH08326156A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004027834A (ja) * | 2003-07-14 | 2004-01-29 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 接合金具 |
| JP2021147806A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | 株式会社フジタ | 制振ダンパ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH08326156A (ja) | 木造建築用接合金具及びこれを用いた木造建築物 | |
| JP3661586B2 (ja) | 門型フレーム | |
| JP3046750B2 (ja) | 建築物の仕口 | |
| JP2675717B2 (ja) | 角形鋼管柱の柱脚構造 | |
| JP3130864B2 (ja) | 木造建築物 | |
| JP2601115B2 (ja) | 集成材構造における柱・梁接合部構造及び柱・梁架構 | |
| JP2000234387A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合方法およびその接合構造、ならびに鉄骨梁 | |
| JPH06272304A (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合部構造 | |
| JPH032561Y2 (ja) | ||
| JP2003193562A (ja) | 耐震倒壊防止金物 | |
| JP7603428B2 (ja) | 耐震補強構造 | |
| JP2857582B2 (ja) | 組立て建物の構築方法 | |
| JPH0967862A (ja) | 緊結補強金物 | |
| JP3033830U (ja) | 木造構造物用スパイク金物 | |
| JP2001090191A (ja) | 耐震補強構造 | |
| JPH06306943A (ja) | 角形鋼管柱の無溶接ピン柱脚構造 | |
| JP3032103B2 (ja) | 木造構造物の軸組構造に用いられる補強金物の接合金物 | |
| JP3084496U (ja) | 木造建築物における柱・土台締結構造とその締結金具 | |
| JP2814873B2 (ja) | 鉄筋コンクリート建築物の構築方法 | |
| JP3168247B2 (ja) | 耐震木造住宅 | |
| JP3099307U (ja) | 建物と建物用の継手 | |
| JP3727125B2 (ja) | 建物ユニットの基礎構造 | |
| JPH0423934B2 (ja) | ||
| JP2004316127A (ja) | 建物と建物の構築方法 | |
| JPH09111873A (ja) | 建 物 |