JPH08326436A - 防火戸用木質枠 - Google Patents

防火戸用木質枠

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JPH08326436A
JPH08326436A JP7154031A JP15403195A JPH08326436A JP H08326436 A JPH08326436 A JP H08326436A JP 7154031 A JP7154031 A JP 7154031A JP 15403195 A JP15403195 A JP 15403195A JP H08326436 A JPH08326436 A JP H08326436A
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JP
Japan
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wood
fire
frame
veneer
plywood
Prior art date
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Pending
Application number
JP7154031A
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English (en)
Inventor
Hiroo Takahashi
浩雄 高橋
Osamu Yamamoto
治 山本
Akira Koikezawa
晃 小池澤
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Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 木質枠本来の木質感、意匠性、暖かみを損な
うことなく、十分な材料強度及び高い釘保持力を備え且
つ安価に製造できる防火戸用木質枠。 【構成】 集成材又は単板積層材又は合板を芯材とし、
無機粉状体と無機繊維と結合材からなる比重0.7以上
厚さ0.5〜3mmの耐火シートを中間層とし、天然木
突板、化粧合板等のフェイス材を表面層とする防火戸用
木質枠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軽量で一般住宅、集合住
宅、ホテル、公共施設等の開口部に用いられる防火戸用
木質枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅、ホテル、集合住宅、公
共施設等の開口部に用いられる防火戸用ドア枠は金属製
ドア枠が主流である。金属製のドア枠は木質感、暖かみ
がなく意匠性に欠け、且つ、一般にモルタルを充填する
ため重く施工性が悪いという問題があった。近年、木質
系防火戸の出現により、リン酸系、ホウ酸系等の難燃剤
を含浸又は塗布した難燃処理木材による木質枠が製造さ
れるようになった。しかしながらこれらの木質枠は金属
製枠と比較し木質感や暖かみはあるものの、難燃処理の
し難さから木材の選択に制限を受け表面意匠性に優れた
木材を十分に用いることができなかった。また難燃処理
に伴い枠材強度が低下し、釘保持力が弱く施工性、耐久
性も必ずしも十分でなく、さらには高価であるという問
題が残されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は前記し
た木質枠本来の木質感、意匠性、暖かみを損なうことな
く、十分な材料強度及び高い釘保持力を備え且つ安価に
製造できる防火戸用木質枠を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明にかか
る集成材又は単板積層材又は合板を芯材とし、無機粉状
体と無機繊維と結合材からなる比重0.7以上厚さ0.
5〜3mmの耐火シートを中間層とし、天然木突板、化
粧合板等のフェイス材を表面層とする防火戸用木質枠に
よって解決される。
【0005】本発明にかかる芯材は、ひき板又は小角材
等をその繊維方向を互いにほぼ平行にして厚さ、幅及び
長さの方向に集成接着した一般材からなる集成材やロー
タリーレース、スライサー等により切削した単板をその
繊維方向を互いにほぼ平行にして積層接着した一般材か
らなる単板積層材又は相接する単板の繊維方向がおおむ
ね直交する3プライ以上のベニヤコアー合板である。
【0006】本発明の中間層を形成する耐火シートは無
機粉状体と無機繊維及び結合剤からなるものである。耐
火シートを形成する無機粉状体は耐火性を維持しつつ硬
度を高めて表面性能を高めるためのものであり、例えば
炭酸カルシウム、硅砂、マイクロシリカ、マイカ、水酸
化アルミニウムや加熱により断熱層を形成するリン酸ア
ンモンやカーボングラファイト等を挙げることができ、
これらは単独であるいは2種以上組み合わせて使用でき
る。耐火シートにおける無機粉状体の組成比は20〜7
0重量%とするのが好ましい。20重量%より少ないと
所望の表面硬度が得られないからであり、70重量%を
越えると無機繊維の割合が相対的に減少するため所望の
強度が得られない。
【0007】耐火シートを形成する無機繊維としては、
例えばガラス繊維、ケイ酸マグネシュウム繊維等を挙げ
ることができこれらは単独であるいは2種以上組み合わ
せて使用できる。そして耐火シートにおける無機繊維の
組成比は30〜80重量%である。30重量%より少な
いと結合剤を増量しないと所望の強度が得られずかつ耐
火性が低下してしまう。80重量%を越えると無機粉状
体の添加量が減少し、所望の表面硬度が得られない。
【0008】耐火シートの結合剤は例えばアクリル樹
脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂
等の合成樹脂や澱粉等が挙げられ、所望の耐火性を得る
場合には35重量%以下にする必要がある。
【0009】耐火シートの比重は0.7以上が好まし
い。一般に耐火シートの組成及び厚さを一定とした場合
耐火シートの比重と表面硬度、引張強さには正の相関関
係があり、耐火シートの比重の増加につれて耐火シート
の表面硬度、曲げ強さが増加し、所望の表面硬度、曲げ
強さを得るためには耐火シートの比重が0.7以上にな
ることが必要だからである。また耐火シートの厚さは
0.5〜3mmが好ましく0.5mmより薄いと耐火性
が不足となり、3mmを越えると耐火性は十分であるが
ラッピング加工が困難になる。
【0010】耐火シートの製造方法には無機粉状体、無
機繊維、結合剤を水中に分散懸濁して水性スラリーを
得、これを湿式抄造して圧締した後乾燥させて製造する
方法、SMC含浸機等乾式による方法等既存の製造方法
を選択できる。得られた耐火シートの表面には天然木突
板、化粧合板等のフェイス材を接合する。
【0011】本発明の防火戸用木質枠に使用する天然木
突板、化粧合板等のフェイス材は木材を切削することに
より得られるロータリー単板、ハーフラウンド単板、ス
ライスド単板、ソーン単板及び木材質特有の美観を表す
ことを主たる目的として表面に単板を貼り合わせた天然
木化粧板であって表面に塗装等の加工を施したものや普
通合板の表面にオーバーレイ、プリント、塗装等の加工
を施したものである。また該フェイス材を前記中間層の
耐火シートに貼着する接着剤はフェノール系、レゾルシ
ノール系、メラミン系、ユリア系、酢酸ビニル系、エポ
キシ系、合成ゴム系、ウレタン系等の有機接着剤等及び
水ガラス等の無機接着剤である。耐火シートとフェイス
材の接着は片面又は両面にスプレッターやスプレー等既
存の方法により接着剤を塗布し、ホットプレス、コール
ドプレス、真空プレス等で圧締して行う。
【0012】本発明の防火戸用木質枠は枠材強度を低下
させる難燃処理等をせず、十分な強度を有する集成材又
は単板積層材又は合板を芯材とし耐火シートを中間層と
しフェイス材を表面層として接着積層するが、予め耐火
シートとフェイス材を接着積層した後、芯材を包むよう
に接着して接合ラッピングする方法が効率的である。し
かし必要に応じて芯材を耐火シートの中間層で先に接合
ラッピングした後にフェイス材を接着積層してもよい。
【0013】芯材に耐火シートの中間層を接合ラッピン
グする接着剤はフェノール系、レゾルシノール系、メラ
ミン系、ユリア系、酢酸ビニル系、エポキシ系、合成ゴ
ム系、ウレタン系接着剤等及び水ガラス等の無機接着剤
である。芯材に耐火シートの中間層を接合ラッピングす
る方法は片面又は両面にスプレッターやスプレー等既存
の方法により接着剤を塗布し、ホットプレス、コールド
プレス、真空プレス等で圧締して行う。
【0014】
【作用】本発明の防火戸用木質枠において芯材として用
いた集成材又は単板積層材又は合板は強度を低下させる
難燃処理を必要とせず十分な枠材強度、釘保持力等をそ
なえた木質枠本来の性質を有し、中間層として用いた比
重0.7以上厚さ0.5〜3mmの耐火シートは防火層
として十分な表面硬度と強度を有し、また表面層に用い
た天然木突板、化粧合板等のフェイス材は木材材質に制
限を受けず、木質感、暖かみを有し、かつ優れた表面意
匠性を有する。このような優れた性質が相互に作用し芯
材・中間層・表面層を一体としてなる防火戸用木質枠は
安価でかつ十分な枠材強度・釘保持力、優れた防火性・
耐火性及び木材本来の木質感・暖かみ・高い意匠性を示
す。
【0015】
【実施例】
[実施例1]図1に基づいて本発明の実施例を説明す
る。無機粉状体として水酸化アルミニウム(平均粒子径
45μ)20重量%、無機繊維としてケイ酸マグネシウ
ム繊維(セピオライト)65重量%、ガラス繊維(繊維
長12mm)10重量%、結合剤としてアクリル樹脂と
スターチを合計で5重量%の割合で、水中に投入混合し
て水性スラリーを得、これを抄造しプレスで圧締後乾燥
させて、中間層を形成する厚さ1.5mm比重1.3の
耐火シート2を得た。該耐火シート2の表面にフェイス
材3として天然木化粧合板(厚さ2.5mm)を接着剤
(大日本インキ化学工業(株)製レゾルシノール接着
剤)で貼り合わせ外層部を形成した。次いで外層部の耐
火シート2に枠見込み126mm、見付け35mm、戸
当厚さ16mmの造作用集成材(JAS2等品)を芯材
1として接着剤(大日本インキ化学工業(株)製レゾル
シノール接着剤)で接合ラッピングして本発明の防火戸
用木質枠を得た。
【0016】[実施例2]結合剤としてポリエステル樹
脂(大日本インキ化学工業(株)製FG−387)10
0重量部に無機粉状体として水酸化アルミニウム(平均
粒径17μ)150重量部、黒鉛15重量部及び硬化剤
としてベンゾイルパーオキサイド1重量部を混合して得
られた樹脂液をEガラスチョップドストランド(長さ2
インチ)マット(日東紡績(株)製PU−538)30
重量部当たり100重量部の割合で含浸させた後2枚の
ペットフィルムでその上面及び下面を被覆し120℃で
15分間加熱し、厚さ1.5mm、比重1.3の耐火シ
ートを得た。該耐火シートを用いた以外は実施例1と同
様にして本発明の防火戸用木質枠を得た。
【0017】前記実施例1,2で得た防火戸用木質枠の
物性を測定し表1に示す。 耐火性:建設省告示第1125号に規定する耐火1時間
加熱試験。 釘保持力:JIS Z 2121 により測定した。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の防火戸用木質
枠は防火性に優れ、かつ表面に木材材質に制限を受けず
に天然木突板、化粧合板などのフェイス材が接合できる
ため木材本来の木質感、暖かみがえられ、優れた意匠性
を有し、一般住宅、集合住宅、ホテル、公共施設して有
効に利用することができる。また、金属製ドア枠のよう
にモルタルを充填しないため軽量であり施工現場でのド
アの荷役作業、ドアの吊込み及び調整が楽になり施工性
も良く、リン酸系、ホウ酸系等の難燃剤を含浸した木材
を使用していないので釘打ち性、強度に優れ安価であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防火戸用木質枠の断面概略説明図。
【図2】本発明の防火戸用木質枠と防火戸の使用正面図
【符号の説明】
1:芯材 2:耐火シート 3:フェイス材 4:防火戸用木質枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集成材又は単板積層材又は合板を芯材と
    し、無機粉状体と無機繊維と結合材からなる比重0.7
    以上厚さ0.5〜3mmの耐火シートを中間層とし、天
    然木突板、化粧合板等のフェイス材を表面層とすること
    を特徴とする防火戸用木質枠。
JP7154031A 1995-05-30 1995-05-30 防火戸用木質枠 Pending JPH08326436A (ja)

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JP7154031A JPH08326436A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 防火戸用木質枠

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JP7154031A Pending JPH08326436A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 防火戸用木質枠

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256855A (ja) * 2012-05-14 2013-12-26 Fujita Corp 耐火扉
CN104110193A (zh) * 2014-08-11 2014-10-22 湖州铁佛耐火材料有限公司 一种可进行简易拼装的防火门框
CN104179437A (zh) * 2014-08-11 2014-12-03 湖州铁佛耐火材料有限公司 一种拼装防火门框及其连接结构

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256855A (ja) * 2012-05-14 2013-12-26 Fujita Corp 耐火扉
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