JPH08326625A - 蓄圧式燃料噴射装置用安全装置 - Google Patents
蓄圧式燃料噴射装置用安全装置Info
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- JPH08326625A JPH08326625A JP7135188A JP13518895A JPH08326625A JP H08326625 A JPH08326625 A JP H08326625A JP 7135188 A JP7135188 A JP 7135188A JP 13518895 A JP13518895 A JP 13518895A JP H08326625 A JPH08326625 A JP H08326625A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料経路内の燃料の流通量が所定量を超えた
とき、その燃料経路を確実に遮断することのできる蓄圧
式燃料噴射装置用安全装置の提供。 【構成】 ケーシング21の内部には略円柱状の中空部
27,大径部28,および十字溝29が形成され、中空
部27の大径部28より上側には、ピストン31が、大
径部28には圧入プレート28が挿入されている。ピス
トン31は圧縮コイルバネ35により上方に付勢され、
ピストン31の下端は圧入プレート28の貫通穴41と
係合可能である。燃料の流通量の増加に伴ってピストン
31が下降し、燃料の流通量が所定量を超えると、ピス
トン31の下端が貫通穴41に係合する(B)。する
と、両者が一体化し、オリフィス37の上下流の圧力差
に対する受圧面積が増加したことになり、ピストン31
および圧入プレート39は急速に下降する。すると、圧
入プレート39の下端面が大径部28の下側内壁28a
に当接し、出口通路25が確実に閉鎖される(C)。
とき、その燃料経路を確実に遮断することのできる蓄圧
式燃料噴射装置用安全装置の提供。 【構成】 ケーシング21の内部には略円柱状の中空部
27,大径部28,および十字溝29が形成され、中空
部27の大径部28より上側には、ピストン31が、大
径部28には圧入プレート28が挿入されている。ピス
トン31は圧縮コイルバネ35により上方に付勢され、
ピストン31の下端は圧入プレート28の貫通穴41と
係合可能である。燃料の流通量の増加に伴ってピストン
31が下降し、燃料の流通量が所定量を超えると、ピス
トン31の下端が貫通穴41に係合する(B)。する
と、両者が一体化し、オリフィス37の上下流の圧力差
に対する受圧面積が増加したことになり、ピストン31
および圧入プレート39は急速に下降する。すると、圧
入プレート39の下端面が大径部28の下側内壁28a
に当接し、出口通路25が確実に閉鎖される(C)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄圧式燃料噴射装置の
蓄圧室と燃料噴射弁との間の燃料経路に設けられ、その
燃料経路内の燃料の流通量が所定量を超えたとき、燃料
経路を遮断する蓄圧式燃料噴射装置用安全装置に関す
る。
蓄圧室と燃料噴射弁との間の燃料経路に設けられ、その
燃料経路内の燃料の流通量が所定量を超えたとき、燃料
経路を遮断する蓄圧式燃料噴射装置用安全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、蓄圧式燃料噴射装置では、燃
料噴射弁で燃料漏れ,過剰噴射などが起こって多量の燃
料が気筒に供給されるのを防止するため、蓄圧室と燃料
噴射弁との間の燃料経路に、その燃料経路内の燃料の流
通量が所定量を超えたとき燃料経路を遮断する蓄圧式燃
料噴射装置用安全装置を設けることが考えられている。
料噴射弁で燃料漏れ,過剰噴射などが起こって多量の燃
料が気筒に供給されるのを防止するため、蓄圧室と燃料
噴射弁との間の燃料経路に、その燃料経路内の燃料の流
通量が所定量を超えたとき燃料経路を遮断する蓄圧式燃
料噴射装置用安全装置を設けることが考えられている。
【0003】この種の蓄圧式燃料噴射装置用安全装置に
は、例えば、特開昭60−159366号公報に記載の
ように、上記燃料の流通量の増加に応じて、バネなどの
付勢部材に抗して閉弁方向へ移動する弁体を備えたもの
が知られている。図8は、この種の従来の蓄圧式燃料噴
射装置用安全装置の一例としてのフローリミッタ109
の構成を表す断面図である。
は、例えば、特開昭60−159366号公報に記載の
ように、上記燃料の流通量の増加に応じて、バネなどの
付勢部材に抗して閉弁方向へ移動する弁体を備えたもの
が知られている。図8は、この種の従来の蓄圧式燃料噴
射装置用安全装置の一例としてのフローリミッタ109
の構成を表す断面図である。
【0004】図8に示すように、フローリミッタ109
のケーシング121には、図示しないコモンレール(蓄
圧室)と連通する入口通路123と、図示しない燃料噴
射弁と連通する出口通路125とが、互いに対向して形
成されている。入口通路123と出口通路125との間
には、略円柱状の中空部127が形成されている。中空
部127には、上流側からピストン131およびボール
133が、中空部127内を上下方向(以下、入口通路
123側を上として説明する)に摺動自在に挿入され、
更に、中空部127には、ボール133と中空部127
の下側内壁127aとの間に圧縮コイルバネ135が弾
発状に挿入されている。ピストン131は、中空部12
7を液密状に摺動可能に構成され、下側端面のボール1
33と対向しない位置に、ピストン131の上下流の中
空部127を連通するオリフィス137が形成されてい
る。また、中空部127の下部には小径部127bが形
成され、ボール133は、中空部127の小径部127
bより大径で、かつ、中空部127のその他の部分より
小径に形成されている。
のケーシング121には、図示しないコモンレール(蓄
圧室)と連通する入口通路123と、図示しない燃料噴
射弁と連通する出口通路125とが、互いに対向して形
成されている。入口通路123と出口通路125との間
には、略円柱状の中空部127が形成されている。中空
部127には、上流側からピストン131およびボール
133が、中空部127内を上下方向(以下、入口通路
123側を上として説明する)に摺動自在に挿入され、
更に、中空部127には、ボール133と中空部127
の下側内壁127aとの間に圧縮コイルバネ135が弾
発状に挿入されている。ピストン131は、中空部12
7を液密状に摺動可能に構成され、下側端面のボール1
33と対向しない位置に、ピストン131の上下流の中
空部127を連通するオリフィス137が形成されてい
る。また、中空部127の下部には小径部127bが形
成され、ボール133は、中空部127の小径部127
bより大径で、かつ、中空部127のその他の部分より
小径に形成されている。
【0005】このように構成されたフローリミッタ10
9では、ピストン131のオリフィス137がコモンレ
ールと燃料噴射弁との間の燃料経路の一部を構成してお
り、燃料の流通量に応じた圧力差がそのオリフィス13
7の上下流に生じる。この圧力差はピストン131を押
し下げる方向に作用し、ピストン131は、ボール13
3を圧縮コイルバネ135の付勢力に抗して押し下げ
る。そして、燃料の流通量が上記所定量を超えると、ボ
ール133が小径部127b上端に液密状に嵌合し、上
記燃料経路が遮断(すなわち、フローリミッタ109が
閉弁)されるのである。
9では、ピストン131のオリフィス137がコモンレ
ールと燃料噴射弁との間の燃料経路の一部を構成してお
り、燃料の流通量に応じた圧力差がそのオリフィス13
7の上下流に生じる。この圧力差はピストン131を押
し下げる方向に作用し、ピストン131は、ボール13
3を圧縮コイルバネ135の付勢力に抗して押し下げ
る。そして、燃料の流通量が上記所定量を超えると、ボ
ール133が小径部127b上端に液密状に嵌合し、上
記燃料経路が遮断(すなわち、フローリミッタ109が
閉弁)されるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、燃料噴射時
には燃料供給路内に燃料圧の脈動が発生する場合があ
る。例えば、閉弁時に圧力が反射され、上記燃料経路の
燃料噴射弁側の圧力が上昇することがある。この場合、
フローリミッタ109が一端閉弁したとしても、上記圧
力の脈動によりボール133およびピストン131が押
し上げられ、フローリミッタ109が開弁してしまう可
能性がある。このため、上記燃料の流通量が上記所定量
を超えた場合にも、燃料経路を確実に遮断することがで
きなかった。
には燃料供給路内に燃料圧の脈動が発生する場合があ
る。例えば、閉弁時に圧力が反射され、上記燃料経路の
燃料噴射弁側の圧力が上昇することがある。この場合、
フローリミッタ109が一端閉弁したとしても、上記圧
力の脈動によりボール133およびピストン131が押
し上げられ、フローリミッタ109が開弁してしまう可
能性がある。このため、上記燃料の流通量が上記所定量
を超えた場合にも、燃料経路を確実に遮断することがで
きなかった。
【0007】そこで、本発明は、燃料経路内の燃料の流
通量が所定量を超えたとき、その燃料経路を確実に遮断
することのできる蓄圧式燃料噴射装置用安全装置を提供
することを目的としてなされた。
通量が所定量を超えたとき、その燃料経路を確実に遮断
することのできる蓄圧式燃料噴射装置用安全装置を提供
することを目的としてなされた。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、蓄圧式燃料噴射装置の
蓄圧室と燃料噴射弁との間の燃料経路に設けられ、該燃
料経路内の燃料の流通量が所定量を超えたとき、上記燃
料経路を遮断する蓄圧式燃料噴射装置用安全装置であっ
て、上記燃料の流通量に応じて閉弁方向へ移動する第1
の弁体と、該第1の弁体が上記閉弁方向へ所定量移動し
たとき上記第1の弁体と一体化し、該一体化した後、上
記第1の弁体の上記閉弁方向への移動を促進する第2の
弁体と、を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置
用安全装置を要旨としている。
なされた請求項1記載の発明は、蓄圧式燃料噴射装置の
蓄圧室と燃料噴射弁との間の燃料経路に設けられ、該燃
料経路内の燃料の流通量が所定量を超えたとき、上記燃
料経路を遮断する蓄圧式燃料噴射装置用安全装置であっ
て、上記燃料の流通量に応じて閉弁方向へ移動する第1
の弁体と、該第1の弁体が上記閉弁方向へ所定量移動し
たとき上記第1の弁体と一体化し、該一体化した後、上
記第1の弁体の上記閉弁方向への移動を促進する第2の
弁体と、を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置
用安全装置を要旨としている。
【0009】請求項2記載の発明は、上記第1の弁体
が、上記燃料経路の一部を構成するオリフィスを備え、
上流側端面に該オリフィス上流側の圧力を受けると共に
下流側端面に上記オリフィス下流側の圧力を受け、上記
オリフィスの上下流の圧力差に応じて上記閉弁方向へ移
動し、上記第2の弁体が、上記第1の弁体と一体化した
後、上流側端面に上記オリフィス上流側の圧力を受ける
と共に下流側端面に上記オリフィス下流側の圧力を受
け、上記オリフィスの上下流の圧力差に応じて上記閉弁
方向へ移動することを特徴とする請求項1記載の蓄圧式
燃料噴射装置用安全装置を要旨としている。
が、上記燃料経路の一部を構成するオリフィスを備え、
上流側端面に該オリフィス上流側の圧力を受けると共に
下流側端面に上記オリフィス下流側の圧力を受け、上記
オリフィスの上下流の圧力差に応じて上記閉弁方向へ移
動し、上記第2の弁体が、上記第1の弁体と一体化した
後、上流側端面に上記オリフィス上流側の圧力を受ける
と共に下流側端面に上記オリフィス下流側の圧力を受
け、上記オリフィスの上下流の圧力差に応じて上記閉弁
方向へ移動することを特徴とする請求項1記載の蓄圧式
燃料噴射装置用安全装置を要旨としている。
【0010】請求項3記載の発明は、上記第1の弁体の
下流側端部にテーパが付けられ、上記第2の弁体が上記
第1の弁体下流側端部のテーパと係合可能なテーパ穴を
備えたことを特徴とする請求項1または2記載の蓄圧式
燃料噴射装置用安全装置を要旨としている。
下流側端部にテーパが付けられ、上記第2の弁体が上記
第1の弁体下流側端部のテーパと係合可能なテーパ穴を
備えたことを特徴とする請求項1または2記載の蓄圧式
燃料噴射装置用安全装置を要旨としている。
【0011】
【作用および発明の効果】このように構成された請求項
1記載の発明では、第1の弁体は、上記燃料の流通量に
応じて閉弁方向へ移動し、その閉弁方向へ所定量移動し
たとき第2の弁体と一体化する。また、第2の弁体は、
第1の弁体と一体化した後、第1の弁体の上記閉弁方向
への移動を促進する。
1記載の発明では、第1の弁体は、上記燃料の流通量に
応じて閉弁方向へ移動し、その閉弁方向へ所定量移動し
たとき第2の弁体と一体化する。また、第2の弁体は、
第1の弁体と一体化した後、第1の弁体の上記閉弁方向
への移動を促進する。
【0012】このため、第1の弁体は、第2の弁体と一
体化した後急速に閉弁方向へ移動し、この移動によって
上記燃料経路が確実に遮断される。また、燃料経路を遮
断した後も第1の弁体は第2の弁体と一体化しており、
閉弁方向への移動を促進されているので、容易に開弁方
向へ移動しない。このため、燃料圧に脈動が生じても、
上記燃料経路は容易に開通しない。従って、本発明で
は、燃料漏れ,過剰噴射などにより、燃料経路内の燃料
の流通量が所定量を超えたとき、その燃料経路を確実に
遮断することができる。
体化した後急速に閉弁方向へ移動し、この移動によって
上記燃料経路が確実に遮断される。また、燃料経路を遮
断した後も第1の弁体は第2の弁体と一体化しており、
閉弁方向への移動を促進されているので、容易に開弁方
向へ移動しない。このため、燃料圧に脈動が生じても、
上記燃料経路は容易に開通しない。従って、本発明で
は、燃料漏れ,過剰噴射などにより、燃料経路内の燃料
の流通量が所定量を超えたとき、その燃料経路を確実に
遮断することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、第1の弁体が、燃料経路の一部を構成
するオリフィスを備え、上流側端面に該オリフィス上流
側の圧力を受けると共に下流側端面に上記オリフィス下
流側の圧力を受け、上記オリフィスの上下流の圧力差に
応じて上記閉弁方向へ移動し、第2の弁体が、上記第1
の弁体と一体化した後、上流側端面に上記オリフィス上
流側の圧力を受けると共に下流側端面に上記オリフィス
下流側の圧力を受け、上記オリフィスの上下流の圧力差
に応じて上記閉弁方向へ移動することを特徴としてい
る。
明の構成に加え、第1の弁体が、燃料経路の一部を構成
するオリフィスを備え、上流側端面に該オリフィス上流
側の圧力を受けると共に下流側端面に上記オリフィス下
流側の圧力を受け、上記オリフィスの上下流の圧力差に
応じて上記閉弁方向へ移動し、第2の弁体が、上記第1
の弁体と一体化した後、上流側端面に上記オリフィス上
流側の圧力を受けると共に下流側端面に上記オリフィス
下流側の圧力を受け、上記オリフィスの上下流の圧力差
に応じて上記閉弁方向へ移動することを特徴としてい
る。
【0014】上記オリフィスの上下流には、燃料の流通
量に応じた圧力差が加わる。このため、第1の弁体は、
燃料の流通量に応じて閉弁方向に移動する。また、第1
の弁体と第2の弁体とが一体化した後には、第2の弁体
の上下流側端面の間に同様の圧力差が加わり、第2の弁
体はこの圧力差に応じて閉弁方向に移動する。すなわ
ち、第1の弁体と第2弁体とが一体化することにより、
オリフィス上下流の圧力差が加わる受圧端面が増加する
ことになり、これによって、第1の弁体の閉弁方向への
移動が促進される。
量に応じた圧力差が加わる。このため、第1の弁体は、
燃料の流通量に応じて閉弁方向に移動する。また、第1
の弁体と第2の弁体とが一体化した後には、第2の弁体
の上下流側端面の間に同様の圧力差が加わり、第2の弁
体はこの圧力差に応じて閉弁方向に移動する。すなわ
ち、第1の弁体と第2弁体とが一体化することにより、
オリフィス上下流の圧力差が加わる受圧端面が増加する
ことになり、これによって、第1の弁体の閉弁方向への
移動が促進される。
【0015】すなわち、本発明では、第1の弁体の閉弁
方向への移動を促進する構成を、オリフィス上下流の圧
力差に対する受圧端面を増加させるといった、きわめて
簡単な構成によって実現している。従って、請求項1記
載の発明の効果に加え、装置の構成を一層簡略化するこ
とができるといった効果が生じる。
方向への移動を促進する構成を、オリフィス上下流の圧
力差に対する受圧端面を増加させるといった、きわめて
簡単な構成によって実現している。従って、請求項1記
載の発明の効果に加え、装置の構成を一層簡略化するこ
とができるといった効果が生じる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明の構成に加えて、第1の弁体の下流側端部に
テーパが付けられ、第2の弁体が第1の弁体下流側端部
のテーパと係合可能なテーパ穴を備えたことを特徴とし
ている。このため、第1の弁体が所定量閉弁方向(下流
側)へ移動すると、その下流側端縁部のテーパが第2の
弁体のテーパ穴と係合する。そして、この係合によっ
て、第1の弁体と第2の弁体とを一体化することができ
る。
記載の発明の構成に加えて、第1の弁体の下流側端部に
テーパが付けられ、第2の弁体が第1の弁体下流側端部
のテーパと係合可能なテーパ穴を備えたことを特徴とし
ている。このため、第1の弁体が所定量閉弁方向(下流
側)へ移動すると、その下流側端縁部のテーパが第2の
弁体のテーパ穴と係合する。そして、この係合によっ
て、第1の弁体と第2の弁体とを一体化することができ
る。
【0017】すなわち、本発明では、第1の弁体と第2
の弁体とを一体化させる構成を、テーパとテーパ穴とを
係合させることによって実現している。従って、本発明
では請求項1または2記載の発明の効果に加え、装置の
構成を一層簡略化することができるといった効果が生じ
る。
の弁体とを一体化させる構成を、テーパとテーパ穴とを
係合させることによって実現している。従って、本発明
では請求項1または2記載の発明の効果に加え、装置の
構成を一層簡略化することができるといった効果が生じ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は本発明の蓄圧式燃料噴射装置用安全
装置の一実施例としてのフローリミッタ9が適用された
蓄圧式燃料噴射装置1およびその周辺装置の概要を表す
説明図である。
に説明する。図2は本発明の蓄圧式燃料噴射装置用安全
装置の一実施例としてのフローリミッタ9が適用された
蓄圧式燃料噴射装置1およびその周辺装置の概要を表す
説明図である。
【0019】図2に示すように、蓄圧式燃料噴射装置1
は、高圧供給ポンプ3、蓄圧室としてのコモンレール
5、燃料噴射弁7、フローリミッタ9を主要な構成とし
ている。高圧供給ポンプ3は、周知のプランジャポンプ
であり、エンジンクランク軸(図示省略)の回転運動を
伝達されて稼働する。また、コモンレール5、燃料噴射
弁7はいずれも周知の形式のものである。
は、高圧供給ポンプ3、蓄圧室としてのコモンレール
5、燃料噴射弁7、フローリミッタ9を主要な構成とし
ている。高圧供給ポンプ3は、周知のプランジャポンプ
であり、エンジンクランク軸(図示省略)の回転運動を
伝達されて稼働する。また、コモンレール5、燃料噴射
弁7はいずれも周知の形式のものである。
【0020】燃料噴射弁7はエンジン(図示省略)の気
筒数に応じた数あり、各気筒に燃料を噴射供給可能に取
り付けられている。フローリミッタ9は各々1個の燃料
噴射弁7と対になっていて、コモンレール5に取り付け
られているが、その詳細は後述する。
筒数に応じた数あり、各気筒に燃料を噴射供給可能に取
り付けられている。フローリミッタ9は各々1個の燃料
噴射弁7と対になっていて、コモンレール5に取り付け
られているが、その詳細は後述する。
【0021】高圧供給ポンプ3とコモンレール5とは高
圧燃料経路13を介して接続されており、フローリミッ
タ9と燃料噴射弁7とは噴射燃料経路15を介して接続
されている。また、高圧供給ポンプ3には燃料タンク1
7からの燃料供給経路19が接続されている。これによ
り、燃料は、燃料タンク17−燃料供給経路19−高圧
供給ポンプ3−コモンレール5−フローリミッタ9−噴
射燃料経路15−燃料噴射弁7の順に流れる。
圧燃料経路13を介して接続されており、フローリミッ
タ9と燃料噴射弁7とは噴射燃料経路15を介して接続
されている。また、高圧供給ポンプ3には燃料タンク1
7からの燃料供給経路19が接続されている。これによ
り、燃料は、燃料タンク17−燃料供給経路19−高圧
供給ポンプ3−コモンレール5−フローリミッタ9−噴
射燃料経路15−燃料噴射弁7の順に流れる。
【0022】蓄圧式燃料噴射装置1の燃料通路は上記の
通りに構成されており、燃料噴射弁7からは、図示省略
したエンジンの気筒内に燃料を噴射供給可能になってい
る。次に、図1はフローリミッタ9の構成および動作を
表す断面図である。図1(A)〜(B)に示すように、
フローリミッタ9のケーシング21には、コモンレール
5と連通する入口通路23と噴射燃料経路15と連通す
る出口通路25とが、互いに対向する端面21a,21
bに、個々に形成されている。
通りに構成されており、燃料噴射弁7からは、図示省略
したエンジンの気筒内に燃料を噴射供給可能になってい
る。次に、図1はフローリミッタ9の構成および動作を
表す断面図である。図1(A)〜(B)に示すように、
フローリミッタ9のケーシング21には、コモンレール
5と連通する入口通路23と噴射燃料経路15と連通す
る出口通路25とが、互いに対向する端面21a,21
bに、個々に形成されている。
【0023】ケーシング21の内部には、その長手方向
に平行に略円柱状の中空部27が形成され、その中空部
27の長手方向略中央には、中空部27より大径の円柱
状の大径部28が、その大径部28の上側(以下、入口
通路23側を上として説明する)には十字溝29(詳細
は図4参照)が、互いに隣接して形成されている。ま
た、入口通路23は中空部27の上側内壁27aに連通
し、出口通路25は、大径部28の下側内壁28aに連
通している。但し、十字溝29は十字形状に限定される
ものではなく、一箇所以上の任意箇所の溝があればよ
い。
に平行に略円柱状の中空部27が形成され、その中空部
27の長手方向略中央には、中空部27より大径の円柱
状の大径部28が、その大径部28の上側(以下、入口
通路23側を上として説明する)には十字溝29(詳細
は図4参照)が、互いに隣接して形成されている。ま
た、入口通路23は中空部27の上側内壁27aに連通
し、出口通路25は、大径部28の下側内壁28aに連
通している。但し、十字溝29は十字形状に限定される
ものではなく、一箇所以上の任意箇所の溝があればよ
い。
【0024】中空部27の大径部28より上側には、第
1の弁体としてのピストン31が液密状に摺動可能に挿
入され、ピストン31と中空部27の下側内壁27bと
の間には、圧縮コイルバネ35が弾発状に挿入されてい
る。ピストン31には、ピストン31の上下流の中空部
27を連通するオリフィス37が形成されている。ま
た、大径部28には、第2の弁体としての圧入プレート
39が液密状に摺動可能に挿入されている。圧入プレー
ト39の中央にはテーパ穴としての貫通穴41が形成さ
れ、前述の圧縮コイルバネ35は、この貫通穴41を貫
通して配設されている。
1の弁体としてのピストン31が液密状に摺動可能に挿
入され、ピストン31と中空部27の下側内壁27bと
の間には、圧縮コイルバネ35が弾発状に挿入されてい
る。ピストン31には、ピストン31の上下流の中空部
27を連通するオリフィス37が形成されている。ま
た、大径部28には、第2の弁体としての圧入プレート
39が液密状に摺動可能に挿入されている。圧入プレー
ト39の中央にはテーパ穴としての貫通穴41が形成さ
れ、前述の圧縮コイルバネ35は、この貫通穴41を貫
通して配設されている。
【0025】図3に示すように、貫通穴41の上部41
aには、テーパ角θ2 のテーパが付けられており、ピス
トン31の下端部31aには、テーパ角θ1 (θ1 <θ
2 )のテーパが付けられている。しかも、この下端部3
1aの最下端の外径は、貫通穴41の内径より小さい。
このため、ピストン31が下降して、その下端部31a
が貫通穴41の上部41aに係合すると、ピストン31
と圧入プレート39とが一体化する。
aには、テーパ角θ2 のテーパが付けられており、ピス
トン31の下端部31aには、テーパ角θ1 (θ1 <θ
2 )のテーパが付けられている。しかも、この下端部3
1aの最下端の外径は、貫通穴41の内径より小さい。
このため、ピストン31が下降して、その下端部31a
が貫通穴41の上部41aに係合すると、ピストン31
と圧入プレート39とが一体化する。
【0026】図1に戻って、このフローリミッタ9の動
作について説明する。噴射燃料経路15内の燃料の流通
量がきわめて小さい場合は、図1(A)に示すように、
ピストン31は圧縮コイルバネ35の付勢力によって上
側内壁27aに当接している。このとき、燃料は全てオ
リフィス37を通って流通する。すなわち、オリフィス
37は、燃料経路の一部を構成している。燃料の流通量
の増加に伴ってオリフィス37の上下流での圧力差が増
加する。ピストン31の上端面にはオリフィス37の上
流側の圧力が、ピストン31の下端面にはオリフィス3
7の下流側の圧力が、それぞれ加わるので、上記圧力差
の増加に伴って(すなわち、燃料の流通量の増加に伴っ
て)、ピストン31が下降する。そして、燃料の流通量
が、過剰噴射や燃料漏れの発生時に対応する所定量を超
えると、前述のように、ピストン31の下端部31aが
貫通穴41に係合し、次いで、図1(B)に示すよう
に、ピストン31の上端面が十字溝29の上端より下へ
下降する。
作について説明する。噴射燃料経路15内の燃料の流通
量がきわめて小さい場合は、図1(A)に示すように、
ピストン31は圧縮コイルバネ35の付勢力によって上
側内壁27aに当接している。このとき、燃料は全てオ
リフィス37を通って流通する。すなわち、オリフィス
37は、燃料経路の一部を構成している。燃料の流通量
の増加に伴ってオリフィス37の上下流での圧力差が増
加する。ピストン31の上端面にはオリフィス37の上
流側の圧力が、ピストン31の下端面にはオリフィス3
7の下流側の圧力が、それぞれ加わるので、上記圧力差
の増加に伴って(すなわち、燃料の流通量の増加に伴っ
て)、ピストン31が下降する。そして、燃料の流通量
が、過剰噴射や燃料漏れの発生時に対応する所定量を超
えると、前述のように、ピストン31の下端部31aが
貫通穴41に係合し、次いで、図1(B)に示すよう
に、ピストン31の上端面が十字溝29の上端より下へ
下降する。
【0027】図4のA−A線切断端面図に示すように、
十字溝29とピストン31外周との間には、燃料流路4
5が形成される。このため、ピストン31が図1(B)
の位置まで下降すると、ピストン31の上端面から燃料
流路45を介して圧入プレート39の上端面に燃料が流
入する。すると、圧入プレート39の上端面にはオリフ
ィス37の上流側の圧力が、圧入プレート39の下端面
にはオリフィス37の下流側の圧力が、それぞれ加わ
る。ピストン31と圧入プレート39とは一体化してい
るので、結局、オリフィス37の上下流の圧力差に対す
る受圧面積が増加したことになり、ピストン31および
圧入プレート39は急速に下降する。
十字溝29とピストン31外周との間には、燃料流路4
5が形成される。このため、ピストン31が図1(B)
の位置まで下降すると、ピストン31の上端面から燃料
流路45を介して圧入プレート39の上端面に燃料が流
入する。すると、圧入プレート39の上端面にはオリフ
ィス37の上流側の圧力が、圧入プレート39の下端面
にはオリフィス37の下流側の圧力が、それぞれ加わ
る。ピストン31と圧入プレート39とは一体化してい
るので、結局、オリフィス37の上下流の圧力差に対す
る受圧面積が増加したことになり、ピストン31および
圧入プレート39は急速に下降する。
【0028】すると、図1(C)に示すように、圧入プ
レート39の下端面が大径部28の下側内壁28aに当
接する。これによって、出口通路25が閉鎖され、コモ
ンレール5から噴射燃料経路15へ至る燃料経路が遮断
される。このため、燃料漏れや過剰噴射の起こった気筒
への燃料供給を良好に遮断することができる。
レート39の下端面が大径部28の下側内壁28aに当
接する。これによって、出口通路25が閉鎖され、コモ
ンレール5から噴射燃料経路15へ至る燃料経路が遮断
される。このため、燃料漏れや過剰噴射の起こった気筒
への燃料供給を良好に遮断することができる。
【0029】以上説明したように、本実施例のフローリ
ミッタ9では、ピストン31が圧入プレート39と一体
化して図1(B)の位置に達すると、ピストン31およ
び圧入プレート39は急速に下降し、これによって上記
燃料経路が確実に遮断される。また、燃料経路を遮断し
た後もピストン31は圧入プレート39と一体化してお
り、受圧面積は増加したままであるので開弁方向へ容易
に移動しない。このため、燃料噴射弁7の閉弁などによ
り燃料圧に脈動が生じても、上記燃料経路は容易に開通
しない。従って、本実施例では、燃料漏れ,過剰噴射な
どにより、燃料の流通量が所定量を超えたとき、その燃
料経路を確実に遮断することができる。
ミッタ9では、ピストン31が圧入プレート39と一体
化して図1(B)の位置に達すると、ピストン31およ
び圧入プレート39は急速に下降し、これによって上記
燃料経路が確実に遮断される。また、燃料経路を遮断し
た後もピストン31は圧入プレート39と一体化してお
り、受圧面積は増加したままであるので開弁方向へ容易
に移動しない。このため、燃料噴射弁7の閉弁などによ
り燃料圧に脈動が生じても、上記燃料経路は容易に開通
しない。従って、本実施例では、燃料漏れ,過剰噴射な
どにより、燃料の流通量が所定量を超えたとき、その燃
料経路を確実に遮断することができる。
【0030】また、本実施例では、燃料の流通量が所定
量を超えたときピストン31の下降を促進する構成を、
オリフィス37上下流の圧力差に対する受圧端面を増加
させることによって実現している。更に、ピストン31
と圧入プレート39とを一体化させる構成を、下端部3
1aのテーパと貫通穴41のテーパとを係合させること
によって実現している。従って、本実施例では、装置の
構成をきわめて簡略化することができる。
量を超えたときピストン31の下降を促進する構成を、
オリフィス37上下流の圧力差に対する受圧端面を増加
させることによって実現している。更に、ピストン31
と圧入プレート39とを一体化させる構成を、下端部3
1aのテーパと貫通穴41のテーパとを係合させること
によって実現している。従って、本実施例では、装置の
構成をきわめて簡略化することができる。
【0031】図5は、本実施例のフローリミッタ9の効
果を、図8にて説明した従来例のフローリミッタ109
との比較により説明するグラフである。時刻t0 にて燃
料噴射が実行されると、従来例では、フローリミッタ1
09下流部の圧力は急激に低下し、少し遅れてフローリ
ミッタ109上流部の圧力も低下する。この上下流の圧
力差に応じてピストンリフト(ピストン131の下降
量)も増加し、ボール133が小径部127bに嵌合す
る所定ピストンリフトL1 に達すると(時刻t1)燃料
経路が遮断される。ところが、上記圧力差に対する受圧
面積は、ピストン131の断面積A0 で変化しない。こ
のため、燃料噴射弁の閉弁などにより圧力が脈動する
と、ボール133およびピストン131が押し上げられ
(すなわち、ピストンリフトが減少し)、フローリミッ
タ109が開弁してしまっている。
果を、図8にて説明した従来例のフローリミッタ109
との比較により説明するグラフである。時刻t0 にて燃
料噴射が実行されると、従来例では、フローリミッタ1
09下流部の圧力は急激に低下し、少し遅れてフローリ
ミッタ109上流部の圧力も低下する。この上下流の圧
力差に応じてピストンリフト(ピストン131の下降
量)も増加し、ボール133が小径部127bに嵌合す
る所定ピストンリフトL1 に達すると(時刻t1)燃料
経路が遮断される。ところが、上記圧力差に対する受圧
面積は、ピストン131の断面積A0 で変化しない。こ
のため、燃料噴射弁の閉弁などにより圧力が脈動する
と、ボール133およびピストン131が押し上げられ
(すなわち、ピストンリフトが減少し)、フローリミッ
タ109が開弁してしまっている。
【0032】これに対して、本実施例では、時刻t0 に
て燃料噴射が実行された後ピストンリフトが増加し、時
刻t2 にて図1(B)の状態に対応する所定ピストンリ
フトL2 に達すると、ピストンリフトは急速に増加し、
図1(C)の状態に対応するL3 となる。これは、時刻
t2 にて、フローリミッタ9の上下流の圧力差に対する
受圧面積が、ピストン31の断面積A1 から、それに圧
入プレート39の断面積A2 を加えたA1 +A2 に増加
するためである。このため、フローリミッタ9の下流部
の圧力が急激に低下し、上記燃料経路を確実に遮断する
ことができた。
て燃料噴射が実行された後ピストンリフトが増加し、時
刻t2 にて図1(B)の状態に対応する所定ピストンリ
フトL2 に達すると、ピストンリフトは急速に増加し、
図1(C)の状態に対応するL3 となる。これは、時刻
t2 にて、フローリミッタ9の上下流の圧力差に対する
受圧面積が、ピストン31の断面積A1 から、それに圧
入プレート39の断面積A2 を加えたA1 +A2 に増加
するためである。このため、フローリミッタ9の下流部
の圧力が急激に低下し、上記燃料経路を確実に遮断する
ことができた。
【0033】なお、本発明は上記実施例になんら限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の態様で実施することができる。例えば、上記実施例
では、ピストン31の最下端の外径を貫通穴41の内径
より小さくしているが、図6(A)に示すように、ピス
トン231の最下端の外径を貫通穴241の内径より大
きく、かつ貫通穴241の最上端の内径より小さくして
もよい。この場合も、ピストン231の下端部231a
のテーパが、貫通穴241の上部241aのテーパに係
合する。この場合、上記実施例に比べてピストン231
と圧入プレート239とを一体化させる力が若干弱くな
るが、通常の機関に対して使用する場合は、これでも充
分である。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の態様で実施することができる。例えば、上記実施例
では、ピストン31の最下端の外径を貫通穴41の内径
より小さくしているが、図6(A)に示すように、ピス
トン231の最下端の外径を貫通穴241の内径より大
きく、かつ貫通穴241の最上端の内径より小さくして
もよい。この場合も、ピストン231の下端部231a
のテーパが、貫通穴241の上部241aのテーパに係
合する。この場合、上記実施例に比べてピストン231
と圧入プレート239とを一体化させる力が若干弱くな
るが、通常の機関に対して使用する場合は、これでも充
分である。
【0034】また、図6(B)に示すように、ピストン
331の下端に貫通穴341の内径とほぼ同径の小径部
331bを形成し、小径部331bの下端および貫通穴
341の上端に、貫通穴341への小径部331bの挿
入を容易にするテーパ部331a,341aを形成して
もよい。この場合、小径部331b外周と貫通穴341
内壁とが円筒面に沿って接触するので、両者の加工精度
を高める必要があるが、上記いずれの実施例よりもピス
トン331と圧入プレート339とを一体化させる力が
強くなる。従って、一層確実に燃料経路を遮断すること
ができる。
331の下端に貫通穴341の内径とほぼ同径の小径部
331bを形成し、小径部331bの下端および貫通穴
341の上端に、貫通穴341への小径部331bの挿
入を容易にするテーパ部331a,341aを形成して
もよい。この場合、小径部331b外周と貫通穴341
内壁とが円筒面に沿って接触するので、両者の加工精度
を高める必要があるが、上記いずれの実施例よりもピス
トン331と圧入プレート339とを一体化させる力が
強くなる。従って、一層確実に燃料経路を遮断すること
ができる。
【0035】また、上記実施例では、中空部27に十字
溝29を形成することにより燃料流路45を形成し、圧
入プレート39の上端面に圧力を加えているが、ピスト
ン側を加工することによりこの種の燃料流路を形成する
こともできる。例えば、図7に示すフローリミッタ40
9のように、ピストン431の上端からその側面の途中
に渡って垂直方向の溝部447を90°間隔で形成し、
大径部428の上側に大径部428より若干小径の中径
部449を形成してもよい。なお、該溝部は、前述の燃
料通路45と同様に、十字溝に限定されるものではな
く、任意箇所に一箇所以上の溝部があればよい。
溝29を形成することにより燃料流路45を形成し、圧
入プレート39の上端面に圧力を加えているが、ピスト
ン側を加工することによりこの種の燃料流路を形成する
こともできる。例えば、図7に示すフローリミッタ40
9のように、ピストン431の上端からその側面の途中
に渡って垂直方向の溝部447を90°間隔で形成し、
大径部428の上側に大径部428より若干小径の中径
部449を形成してもよい。なお、該溝部は、前述の燃
料通路45と同様に、十字溝に限定されるものではな
く、任意箇所に一箇所以上の溝部があればよい。
【0036】このように構成されたフローリミッタ40
9では、ピストン431が下降して圧入プレート439
と一体化した後、溝部447の下端が中径部449に達
すると、溝部447と中空部427内壁との間に形成さ
れた燃料流路445を介して、圧入プレート439の上
端面に燃料が流入する。このため、上記実施例と同様
に、ピストン431および圧入プレート439が急速に
下降し、確実に燃料経路を遮断することができる。
9では、ピストン431が下降して圧入プレート439
と一体化した後、溝部447の下端が中径部449に達
すると、溝部447と中空部427内壁との間に形成さ
れた燃料流路445を介して、圧入プレート439の上
端面に燃料が流入する。このため、上記実施例と同様
に、ピストン431および圧入プレート439が急速に
下降し、確実に燃料経路を遮断することができる。
【0037】なお、図7(A)はフローリミッタ409
の断面図を、図7(B)はそのB−B線切断端面図を表
している。また、図6,図7に示した実施例において、
フローリミッタ9と略同様に構成した部分には、図1〜
4で使用した符号に200,300,または400を加
えた符号を付した。
の断面図を、図7(B)はそのB−B線切断端面図を表
している。また、図6,図7に示した実施例において、
フローリミッタ9と略同様に構成した部分には、図1〜
4で使用した符号に200,300,または400を加
えた符号を付した。
【0038】更に、上記各実施例では第2の弁体で燃料
経路を遮断しているが、第1の弁体で遮断してもよい。
経路を遮断しているが、第1の弁体で遮断してもよい。
【図1】実施例のフローリミッタの構成および動作を表
す断面図である。
す断面図である。
【図2】実施例の蓄圧式燃料噴射装置およびその周辺装
置の概要を表す説明図である。
置の概要を表す説明図である。
【図3】実施例のピストン,圧入プレートの一体化に関
わる構成を表す断面図である。
わる構成を表す断面図である。
【図4】実施例のフローリミッタの構成を表す切断端面
図である。
図である。
【図5】実施例のフローリミッタの効果を従来例と比較
して説明するグラフである。
して説明するグラフである。
【図6】ピストン,圧入プレートの一体化に関わる構成
の変形例を表す断面図である。
の変形例を表す断面図である。
【図7】燃料流路の形成に関わる構成の変形例を表す断
面図および切断端面図である。
面図および切断端面図である。
【図8】従来のフローリミッタの構成を表す断面図であ
る。
る。
1…蓄圧式燃料噴射装置 5…コモンレール
7…燃料噴射弁 9…フローリミッタ 27…中空部 29…十字
溝 31…ピストン 35…圧縮コイルバネ 37…オリフィス 39…圧入
プレート 41…貫通穴
7…燃料噴射弁 9…フローリミッタ 27…中空部 29…十字
溝 31…ピストン 35…圧縮コイルバネ 37…オリフィス 39…圧入
プレート 41…貫通穴
Claims (3)
- 【請求項1】 蓄圧式燃料噴射装置の蓄圧室と燃料噴射
弁との間の燃料経路に設けられ、該燃料経路内の燃料の
流通量が所定量を超えたとき、上記燃料経路を遮断する
蓄圧式燃料噴射装置用安全装置であって、 上記燃料の流通量に応じて閉弁方向へ移動する第1の弁
体と、 該第1の弁体が上記閉弁方向へ所定量移動したとき上記
第1の弁体と一体化し、該一体化した後、上記第1の弁
体の上記閉弁方向への移動を促進する第2の弁体と、 を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置用安全装
置。 - 【請求項2】 上記第1の弁体が、上記燃料経路の一部
を構成するオリフィスを備え、上流側端面に該オリフィ
ス上流側の圧力を受けると共に下流側端面に上記オリフ
ィス下流側の圧力を受け、上記オリフィスの上下流の圧
力差に応じて上記閉弁方向へ移動し、 上記第2の弁体が、上記第1の弁体と一体化した後、上
流側端面に上記オリフィス上流側の圧力を受けると共に
下流側端面に上記オリフィス下流側の圧力を受け、上記
オリフィスの上下流の圧力差に応じて上記閉弁方向へ移
動することを特徴とする請求項1記載の蓄圧式燃料噴射
装置用安全装置。 - 【請求項3】 上記第1の弁体の下流側端部にテーパが
付けられ、 上記第2の弁体が上記第1の弁体下流側端部のテーパと
係合可能なテーパ穴を備えたことを特徴とする請求項1
または2記載の蓄圧式燃料噴射装置用安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135188A JPH08326625A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 蓄圧式燃料噴射装置用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135188A JPH08326625A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 蓄圧式燃料噴射装置用安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08326625A true JPH08326625A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15145901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7135188A Pending JPH08326625A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 蓄圧式燃料噴射装置用安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08326625A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515044A (ja) * | 2003-01-15 | 2006-05-18 | ワルトシラ フィンランド オサケユキチュア | 燃料噴射装置内の装置 |
| CN107387284A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-11-24 | 无锡威孚高科技集团股份有限公司 | 负压阻尼式限流阀 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP7135188A patent/JPH08326625A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006515044A (ja) * | 2003-01-15 | 2006-05-18 | ワルトシラ フィンランド オサケユキチュア | 燃料噴射装置内の装置 |
| JP2010106851A (ja) * | 2003-01-15 | 2010-05-13 | Waertsilae Finland Oy | 燃料噴射装置内の装置 |
| CN107387284A (zh) * | 2017-08-23 | 2017-11-24 | 无锡威孚高科技集团股份有限公司 | 负压阻尼式限流阀 |
| CN107387284B (zh) * | 2017-08-23 | 2023-07-18 | 无锡威孚高科技集团股份有限公司 | 负压阻尼式限流阀 |
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