JPH08326760A - 低トルク変動性軸受用保持器 - Google Patents

低トルク変動性軸受用保持器

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JPH08326760A
JPH08326760A JP7133383A JP13338395A JPH08326760A JP H08326760 A JPH08326760 A JP H08326760A JP 7133383 A JP7133383 A JP 7133383A JP 13338395 A JP13338395 A JP 13338395A JP H08326760 A JPH08326760 A JP H08326760A
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bearing
cage
retainer
lubricating oil
low
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JP7133383A
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Akinari Ohira
晃也 大平
Takashi Anzai
隆 安西
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受に装着されて低トルクでトルク変動の少
ない状態で使用でき、低騒音で低発塵状態が長期間維持
できる高性能の低トルク変動性軸受用保持器を提供す
る。 【構成】 環状の保持器本体5の軸方向に対して一方の
面に、開口する球面状のボール保持用ポケット6を形成
した冠形の軸受保持器を、体積比5〜25容量%の気孔
率で連通気孔を有するポリイミド樹脂の焼結体などを採
用した多孔質樹脂成形体から形成し、40℃の粘度が1
0〜350cStの潤滑油を含浸して、潤滑油の滲出量
および滲出速度を安定させて軸受用保持器を構成する。
潤滑油の摩擦面への滲出量は、油膜が単分子被膜を形成
する程度に制限されて低発塵である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は軸受用保持器に関し、
特に回転時に低トルクおよび低トルク変動が要求される
転がり軸受に使用される低トルク変動性軸受用保持器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸受用保持器は、潤滑性能や強度の面か
ら軸受の使用状態に最も適当なものを装着することが望
ましいが、特に、回転時に低いトルクと低いトルク変動
特性(Jitter)が要求される機器の転がり軸受に
使用される保持器については、その形状と共に、材料選
択の配慮が極めて重要である。
【0003】ここで、回転時に低いトルクおよび低いト
ルク変動特性が要求される機器の代表例としては、ハー
ドディスクドライブ(以下、HDDと略記する)のスピ
ンドル、レーザービームプリンタ(以下、LBPと略記
する)のスキャナモータ、ビデオテープレコーダ(以
下、VTRと略記する)のシリンダモータなどが挙げら
れる。
【0004】低いトルクと低いトルク変動が比較的安定
して得られ易い保持器の形状としては、例えば冠型と呼
ばれるものがある。
【0005】図2に示した冠型の軸受用保持器は、環状
の保持器本体1の軸方向に対して直角の1つの基準面4
に、周方向に一定間隔で対向する2つ一組の保持爪2を
設け、この保持爪2は互いに接近する方向に湾曲させて
その間に球面状のボール保持用ポケット3を形成した低
トルク変動性軸受保持器である。
【0006】このような軸受保持器は、通常、内径が6
mm以下の超小型の軸受保持器であり、ボール(転動
体)が比較的大面積の保持爪に安定して保持されてい
て、低トルクでトルク変動は比較的小さいが、それだけ
保持器の材質による摺動特性の影響を受け易いものであ
り、要所にグリースを充填して用いていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した軸受
の使用状態において、軸受回転が10000回転/分程
度の高速になると、グリースの攪拌抵抗が顕著になって
軸受で支持した軸のトルクが大きくなり、かつそのトル
クが変動するという問題点がある。
【0008】また、通常、グリースで潤滑しているの
で、軸受の使用中にグリースの微小な粒子(ミスト)や
これに塵埃が付着した粉塵が軸受周囲の雰囲気に発生す
るという問題点もある。
【0009】このような発塵現象は、清浄な雰囲気で製
造・組み立ての必要があるHDD、VTR、DAT、L
BPなどの精密機械工場や半導体製造設備においては極
めて重要な問題である。
【0010】またこのような発塵に係わる問題は、図2
に示した保持器において、基準面4に円柱状の突起を形
成してグリースを保持器外に流出する動きを阻止するこ
と、または外径面もしくは内径面に沿ってグリース飛散
防止壁を設けることによっても充分に改善できなかっ
た。
【0011】また、保持器の潤滑剤の改善例としては、
微量の液状の潤滑油を使用した例(特開昭64−460
11号、特開平6−249244号)も知られている
が、これでは転走面に潤滑油量を充分に供給できないの
で、耐久性が充分でなかった。
【0012】そこで、この発明の課題は、上記した問題
点を解決して、低トルクでありしかもトルク変動のない
安定した状態で軸受を使用でき、さらに低騒音で低発塵
の状態が長期間維持できる高性能の低トルク変動性軸受
用保持器を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、この発明においては、体積比5〜25容量%の気
孔率で連通気孔を有する多孔質樹脂成形体に、40℃の
粘度が10〜350cStの潤滑油を含浸して低トルク
変動性軸受用保持器を構成したのである。
【0014】前記した多孔質樹脂焼結体は、ポリイミド
樹脂の焼結体を採用することができる。
【0015】
【作用】この発明の低トルク変動性軸受用保持器は、所
定の気孔率で連通気孔を有する多孔質樹脂成形体に、所
定粘度の潤滑油を含浸しているので、潤滑油を効率よく
多量に保持できると共に、潤滑油の滲出量および滲出速
度を安定させることが可能になり、長期間極めて安定し
た潤滑性を発揮する。
【0016】また、潤滑油の摩擦面への滲出量は、常
時、油膜が単分子被膜を形成する程度に制限されるの
で、雰囲気中への潤滑油の飛散または蒸発量が少なく、
低発塵である。
【0017】また多孔質樹脂成形体として、ポリイミド
樹脂焼結体を採用すると、低トルク変動性軸受用保持器
として優れた耐熱性、耐薬品性、機械的性質、電気絶縁
性が備わり、精密電子機器の軸受に適用できる。
【0018】
【実施例】この発明の低トルク変動性軸受用保持器の成
形材料となる樹脂は、多孔質体に成形可能な周知の樹脂
を採用することができる。高速回転する軸を支持する軸
受に採用される保持器は、耐熱性があることも必要であ
るから、好適な樹脂としてポリイミド樹脂を採用するこ
とができる。
【0019】ここでいうポリイミド樹脂(以下、PI樹
脂と略記する。)は、芳香族カルボン酸と芳香族アミン
を縮重合して得られ、主鎖にイミド結合を有する樹脂で
あって、耐熱性、耐薬品性、機械的性質、電気的特性を
有する周知の化学構造を有するもの(熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂の何れであってもよい)である。なお、PI
樹脂は、主鎖にイミド結合およびアミド結合を有し、ポ
リアミドイミド樹脂(以下、PAI樹脂と略記する)と
呼ばれる樹脂を含んで総称したものである。
【0020】市販のPI樹脂であって、この発明に使用
できるものとしては、オーストリア国レンジング社製:
P84−HT、東レ社製:TI−3000、宇部興産社
製:UIP−SR、デュポン社製:ベスペル、三井東圧
化学社製:オーラムがあり、特に、PAI樹脂として
は、アモコ社製:トーロン4000TFが挙げられる。
【0021】PI樹脂の成形性や摺動特性を改良するた
めには、PTFE、グラファイト、二硫化モリブデン、
窒化ホウ素などの固体潤滑剤を添加してもよい。
【0022】多孔質樹脂成形体の製造方法としては、室
温(または常温)で粉末状樹脂を加圧成形した後、不活
性ガスまたは加圧雰囲気の下で焼成する方法、または加
熱圧縮成形、ラム押出し成形、CIPなどによる成形方
法を採用することができる。
【0023】多孔質樹脂成形体は、体積比5〜25容量
%の気孔率で連通気孔を有するように製造する。なぜな
ら、5容量%未満では、含浸油の保持率が低くなって長
期間潤滑性を発揮する保持器でなくなり、25容量%を
越える気孔率では、滲出量の制御および保持器の機械的
強度の点で好ましいものが得られないからである。上記
した体積比の気孔率の成形体は、原料の樹脂粉末の粒径
(平均粒径)、成形圧力、焼成温度等を適宜に調整する
ことにより得られる。
【0024】この発明に用いる潤滑油は、40℃での粘
度が10〜350cStのものである。なぜなら、所定
範囲未満の粘度の潤滑油では、前記した気孔率の多孔質
樹脂成形体に保持された潤滑油が早期に滲み出すので、
短時間で潤滑不良となってトルクやトルク変動の増大が
起こり、甚だしい場合には焼き付きが生じて軸受が回転
不良となるからである。また、所定範囲を越える粘度の
潤滑油では、高粘度のために潤滑油が樹脂成形体の気孔
内に入り難く、潤滑油の保持量が過少となって、軸受が
回転不良を起こす可能性があり、また、潤滑油の攪拌抵
抗が大きくなっって、軸受に支持された軸を回転させる
ためのトルクが大きくなり、かつトルクが変動し易くな
る。
【0025】以上述べたような所定気孔率の連通気孔を
有する多孔質樹脂成形体に、所定粘度の潤滑油を含浸す
るには、減圧の雰囲気下で好ましくは加熱状態で含浸す
ることが気孔内の空気や水分を排除するために好まし
く、含浸した後は、過剰の潤滑油を拭って取り除けば、
低トルク変動性軸受用保持器を製造できる。
【0026】〔実施例1〕下記の化1の式で示される構
造式のPI樹脂粉末(LENZING社製:P84−H
T、平均粒径25μm)を成形圧力2000kgf/c
2 、窒素雰囲気下での焼成温度350℃、焼結時間2
時間の条件で成形および焼結し、気孔率25%の多孔質
樹脂焼結体からなる保持器(684型番相当:外径φ
6.87mm、内径φ5.30mm、高さ1.90m
m)を得た。
【0027】
【化1】
【0028】すなわち、この低トルク変動性軸受用保持
器の形状は、図1に示すように、環状の保持器本体5の
軸方向に対して一方の面に、開口する球面状のボール保
持用ポケット6を形成した冠形の軸受保持器である。
【0029】この多孔質樹脂焼結体をポリオールエステ
ル油に浸漬し、1Torrまで減圧して連通気孔内に含
浸した。そして焼結体表面の余剰な油を清浄な布で拭い
取り、この保持器を内・外輪およびボールが軸受鋼(S
UJ2)からなる試験軸受(前記した684型番相当)
に組み込んだ。
【0030】この軸受の所定条件におけるトルク変動
(ジッター)、トルク、音響、発塵量、耐久時
間を以下の試験方法にて測定し、その結果を表1に示し
た。
【0031】回転速度変動率(ジッター)の測定 FGジッター測定器により、回転速度の測定を行なっ
た。測定条件は、回転数15000rpmの条件で10
分間エージングした後、30秒間のジッター測定を5回
行ない、その最大値(回転速度変動率:%)を求めた。
【0032】トルクの測定 回転数15000rpm、アキシャル荷重1kgfの条
件下でのトルク(gf・cm)を測定した。
【0033】音響測定 回転数10000rpm、アキシャル荷重0.5kgf
の条件下で100時間運転後の音響値(dBA)を測定
した。
【0034】発塵量の測定 室温の大気中において、アキシャル荷重1kgf、回転
数10000rpmの条件下で、試験軸受(実施例また
は後述の比較例の保持器を装着したもの)を回転させ、
その直下に配置した発塵検出器(レーザービームを使用
したセンサーにより計数を行なう方式のもの)により、
0.38μm以上の大きさの塵を150時間検出し、そ
の総数(個)を調べた。
【0035】耐久試験 室温でアキシャル荷重1kgf、回転数10000rp
mの条件下で、軸受の振動加速度が初期の3倍以内で回
転する耐久時間を調べた。その場合、5000時間を目
標とし、前記振動値が所定の条件を越えた時に試験を中
止した。
【0036】
【表1】
【0037】〔実施例2〕実施例1において、所定のP
I樹脂に代えて、下記の化2の式で示した構造式のPI
樹脂(東レ社製:TI−3000、フリーシンター品、
気孔率7%)を用いたこと以外は、全く同様にして保持
器およびこれを組み込んだ試験軸受を製造した。
【0038】
【化2】
【0039】この試験軸受について、前記した試験〜
を行ない、結果を表1中に併記した。
【0040】〔実施例3〕下記の化3の式で示される構
造式のPI樹脂粉末(宇部興産社製:UIP−S、平均
粒径10μm)を成形圧力4000kgf/cm2 、窒
素雰囲気下での焼成温度400℃、焼結時間2時間の条
件で成形および焼結し、気孔率15%の多孔質樹脂焼結
体からなる保持器(684型番相当のもの)を得た。
【0041】
【化3】
【0042】この保持器を、実施例1と全く同様にして
ポリオールエステル油を含浸し、得られた保持器を組み
込んだ試験軸受について、前記した試験〜を行な
い、結果を表1中に併記した。
【0043】〔実施例4〕下記の化4の式で示される構
造式のPI樹脂粉末(三井東圧化学社製:オーラム、平
均粒径25μm)を成形圧力1000kgf/cm2
窒素雰囲気下での焼成温度350℃、焼結時間2時間の
条件で成形および焼結し、気孔率20%の多孔質樹脂焼
結体からなる保持器(684型番軸受相当のもの)を得
た。
【0044】
【化4】
【0045】この保持器を、実施例1と全く同様にして
ポリオールエステル油を含浸し、得られた保持器を組み
込んだ試験軸受について、前記した試験〜を行な
い、結果を表1中に併記した。
【0046】〔実施例5〕下記の化5の式で示される構
造式のPI樹脂粉末(米国アモコ社製:トーロン400
0TF、平均粒径30μm)を、成形圧力2000kg
f/cm2 、窒素雰囲気下での焼成温度300℃、焼結
時間2時間の条件で成形および焼結し、気孔率25%の
多孔質樹脂焼結体からなる保持器(684型番軸受相当
のもの)を得た。
【0047】
【化5】
【0048】この保持器を、実施例1と全く同様にして
ポリオールエステル油を含浸し、得られた保持器を組み
込んだ試験軸受について、前記した試験〜を行な
い、結果を表1中に併記した。
【0049】〔実施例6〕実施例1で製造(焼結)した
保持器を用い、40℃での粘度が10cStのエステル
系合成油を含浸したこと以外は、全く同様にして保持器
を製造し、得られた保持器を組み込んだ試験軸受につい
て、前記した試験〜を行ない、結果を表1中に併記
した。
【0050】〔実施例7〕実施例1で製造(焼結)した
保持器を用い、40℃での粘度が350cStのフッ素
化油(モンテフルオス社製:フォンブリンYR)を含浸
したこと以外は、全く同様にして保持器を製造し、得ら
れた保持器を組み込んだ試験軸受について、前記した試
験〜を行ない、結果を表1中に併記した。
【0051】〔比較例1〕前記した684型番相当の軸
受鋼製の試験軸受(内・外輪およびボールはSUJ2で
あり、気孔率0%のポリアミド樹脂製の冠型保持器を内
装し、共同油脂社製のグリース:マルテンプSRLを2
mg封入したもの)を製造し、この軸受について前記し
た試験〜を行ない、結果を表1中に併記した。
【0052】〔比較例2〕前記した684型番相当の軸
受鋼製の試験軸受(内・外輪およびボールはSUJ2で
あり、ポリアミド樹脂製の冠型保持器を内装し、ポリエ
ールエステル油を保持器に保持器重量の1重量%含浸し
たもの)を製造し、この軸受について前記した試験〜
を行ない、結果を表1中に併記した。
【0053】〔比較例3〕実施例1において、保持器を
緻密なPI樹脂製成形体(気孔率0%)とし、ポリオー
ルエステル油を含浸しなかったこと以外は、全く同様に
して保持器を製造し、得られた保持器を組み込んだ試験
軸受について、前記した試験〜を行ない、結果を表
1中に併記した。
【0054】〔比較例4〕実施例1において、保持器を
PI樹脂製多孔質成形体(気孔率30%)としたこと以
外は、全く同様にして保持器を製造し、得られた保持器
を組み込んだ試験軸受について、前記した試験〜を
行ない、結果を表1中に併記した。
【0055】〔比較例5〕実施例1において、含浸用潤
滑油のポリオールエステル油に代えて、40℃での粘度
が510cStのフッ素化油(モンテフルオス社製:フ
ォンブリンYR−1800)を使用したこと以外は、全
く同様にして保持器を製造し、得られた保持器を組み込
んだ試験軸受について、前記した試験〜を行ない、
結果を表1中に併記した。
【0056】表1の結果からも明らかなように、ポリア
ミド(PA)樹脂製保持器である比較例1を使用し、グ
リースを封入した軸受は、トルク変動などの試験項目
〜の全てが劣るものであった。また、グリースを使用
しないでポリアミド樹脂製の保持器に潤滑油を微量含浸
した比較例2は、軸受の耐久時間が500時間という短
寿命であり、潤滑油を含浸しない気孔率0%の比較例3
はさらに短寿命であった。また、気孔率が所定範囲を越
える比較例4では、耐久時間が3000時間に止まり、
充分に耐久性があるとはいえなかった。また、含浸用潤
滑油の粘度が所定範囲を越える低粘度の比較例5は、軸
受の発塵量と耐久性を充分に改善できなかった。
【0057】これら比較例に対して、全ての条件を満足
する実施例1〜7の保持器を使用した軸受は、トルク変
動、トルク、音響、発塵量、耐久時間の各試験項目につ
いて、いずれも優れた結果が得られるものであった。
【0058】したがって、このような保持器を使用した
軸受は、HDDのスピンドル、LBPのスキャナモー
タ、VTRのシリンダモータのような精密機器用のミニ
アチュア軸受(極小型の低トルク変動性軸受)とした場
合に、極めて良好な特性を有することが明らかであっ
た。
【0059】
【効果】この発明は、以上説明したように、所定の気孔
率で連通気孔を有する多孔質樹脂焼結体に所定粘度の潤
滑油を含浸状態で保持した低トルク変動性軸受用保持器
としたので、潤滑油の滲出量および滲出速度が安定し、
かつ効率のよい潤滑性を奏し、軸受に装着された状態で
低トルクでしかもトルク変動の少ない安定した状態で使
用でき、さらには低騒音で低発塵状態が長期間維持でき
る高性能の低トルク変動性軸受用保持器が提供される利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の冠型軸受保持器を直径方向に切断した
断面図
【図2】他の形態の冠型軸受保持器の要部を拡大して示
す斜視図
【符号の説明】
1、5 保持器本体 2 保持爪 3、6 ポケット 4 基準面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体積比5〜25容量%の気孔率で連通気
    孔を有する多孔質樹脂成形体に、40℃の粘度が10〜
    350cStの潤滑油を含浸してなる低トルク変動性軸
    受用保持器。
  2. 【請求項2】 多孔質樹脂成形体が、ポリイミド樹脂の
    焼結体である請求項1記載の低トルク変動性軸受用保持
    器。
JP7133383A 1995-05-31 1995-05-31 低トルク変動性軸受用保持器 Pending JPH08326760A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT412304B (de) * 1998-04-03 2004-12-27 Morita Mfg Hochgeschwindigkeitswälzlager
WO2005121578A1 (ja) * 2004-06-07 2005-12-22 Ntn Corporation 転がり軸受用保持器および転がり軸受

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