JPH08326788A - ケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具 - Google Patents
ケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具Info
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Abstract
ムブレーキのケーブル接続装置を提供する。 【構成】ブレーキレバー7は、その一方の端部にケーブ
ル9の端末金具9aの両面に形成された凸部9dに嵌合
して、ケーブルとの接続状態を実現する接続溝7bが形
成され、他方の端部がビス等により従動レバー14の回
動軸穴15において回動自在に軸支される。ストラット
8はブレーキレバー7を挟持する2枚の板状部材を部分
的に重合され、その重合部とは反対側のブレーキシュー
3と係合する係合溝8bが形成されている。従動レバー
14は、ブレーキレバー7に連動してブレーキシュー4
を押圧する。従動レバー14の上部には、従動レバー1
4の必要以上の上部への回動を防止するストッパ13が
設けられている。このストッパー13は、従動レバー1
4の上方への回動に対し、当接することにより従動レバ
ー8の位置を規制する。
Description
ーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具
に関するものである。
装置として、例えば、実開平3−123129号公報に
開示されたように、ケーブルの端末金具を接続する接続
溝を一方の端部に設け、他方の端部に一側のブレーキシ
ューと係合する係合溝を設けてブレーキレバーを形成
し、このブレーキレバーを挟持する2枚の板状部材から
なり、その一方の重合部に他側のブレーキシューと係合
する係合溝を形成し、中間部から他方にかけてブレーキ
レバーを嵌挿する隙間を設けると共に、その他方の端部
にブレーキレバーを回動可能に軸支してストラットを形
成したドラムブレーキの機械的作動装置において、ブレ
ーキレバーのストラットに対する枢支部にバネ部材を設
けたものが知られている。
端末金具をブレーキの外部から挿入すると、バネ部材の
弾力に抗して金具とブレーキレバーがピンを中心に回動
し上方に変位して金具はブレーキレバーを通過する。こ
のブレーキレバーがバネ部材により原位置に復した後
は、ブレーキレバーとストラットの重合部までの間隔を
金具が抜けないように狭く設定し、端末金具のブレーキ
レバーへの接続を終えた後、キャップをバックプレート
にボルト及びナットにより締結するような方法を採用し
ている。
をその途中で2分割し、一方のケーブルを接続装置に予
め組み付けて車両の各部分をサブアッセンブリした後
に、他方のケーブルに接続するような方法がある。
来のドラムブレーキ用ケーブルの接続装置では、端末金
具を作業者の手でブレーキの外部から挿入し、ブレーキ
レバーを変位させるためにケーブルのみを引くことが必
要となるが、現実にはケーブルの先端部にはブーツと呼
ばれるカバーが設けられており、このブーツの密着長を
超えてしまうため、ブレーキレバーを変位させるまでケ
ーブルを押すことは不可能であり、ケーブルをその途中
で2分割し、一方のケーブルを接続装置に予め組み付け
て車両の各部分をサブアッセンブリした後に、他方のケ
ーブルに接続するような方法を採らざるを得ないもので
ある。
では、ケーブルを途中で分割するため組付け作業性が悪
化すると共に、2本のケーブルの接続部材が必要なため
コストが高くなる等の欠点があった。本発明は上記従来
技術の欠点を解消するために提案されたもので、その目
的とするところは、装置全体の小型化を実現できるケー
ブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置を提供するこ
とである。
と共に、部品コストを削減できるケーブル式ドラムブレ
ーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具
を提供することである。
を達成するために、本発明のケーブル式ドラムブレーキ
のケーブル接続装置は、以下の構成を備える。即ち、ケ
ーブルの端部(9a)を接続するための接続部(7b)
を一方の端部に設け、他方の端部に一方のブレーキシュ
ー(4)と係合する第1の係合部(14c)を設けたブ
レーキレバー(7、14)と、一方の端部に他方のブレ
ーキシュー(3)と係合する第2の係合部(8b)を設
け、他方の端部に前記ブレーキレバー(7、14)を回
動可能に軸支する支持部材(8)とを備え、前記ケーブ
ル(9)を牽引して前記ブレーキレバー(7、14)を
回動することにより一対のブレーキシュー(3、4)を
拡開するようにしたケーブル式ドラムブレーキのケーブ
ル接続装置(6)であって、前記ブレーキレバー(7、
14)は、前記ケーブルの端部を接続するための接続部
(7b)を有する第1のブレーキレバー(7)と、該第
1のブレーキレバー(7)を前記ケーブルを牽引する方
向とは反対方向にのみ回動可能に軸支すると共に、前記
一方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部
(14c)を有する第2のブレーキレバー(14)から
成ることを特徴とする。
は、以下の構成を備える。即ち、ケーブルの端部(9
a)を接続するための接続部(7b)を一方の端部に設
け、他方の端部に一方のブレーキシュー(4)と係合す
る第1の係合部(14c)を設けたブレーキレバー
(7、14)と、一方の端部に他方のブレーキシュー
(3)と係合する第2の係合部(8b)を設け、他方の
端部に前記ブレーキレバー(7、14)を回動可能に軸
支する支持部材(8)とを備え、前記ケーブル(9)を
牽引して前記ブレーキレバー(7、14)を回動するこ
とにより一対のブレーキシュー(3、4)を拡開するよ
うにしたケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置
(6)にケーブルを接続するために用いる治具(20、
30、40)であって、その一端に形成され、前記ブレ
ーキレバーの接続部(7b)に系合する系合部(20
a、30a、40a)と、その他端に形成され、前記ケ
ーブルの端部を支持するケーブル支持部(21、33、
43)と、その中間部に形成され、前記ブレーキレバー
の一方の端部に当接することにより該ブレーキレバーを
前記ケーブルを牽引する方向とは反対方向に回動させる
当接部(20c、31a)とを具備することを特徴とす
る。
ための接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部
に一方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部
(14c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一
方の端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2
の係合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレ
バー(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)
とを備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキ
レバー(7、14)を回動することにより一対のブレー
キシュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ド
ラムブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接
続するために用いる治具(20、30、40)であっ
て、その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部
(7b)に系合する系合部(20a、30a、40a)
と、その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持す
るケーブル支持部(21、33、43)と、前記他端に
形成され、前記ケーブルの端部の回動を規制する規制部
(20d、34、44)とを具備する。
ための接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部
に一方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部
(14c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一
方の端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2
の係合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレ
バー(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)
とを備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキ
レバー(7、14)を回動することにより一対のブレー
キシュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ド
ラムブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接
続するために用いる治具(20、30、40)であっ
て、その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部
(7b)に系合する系合部(20a、30a、40a)
と、その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持す
るケーブル支持部(21、33、43)と、その中間部
に形成され、前記ブレーキレバーの一方の端部に当接す
ることにより該ブレーキレバーを前記ケーブルを牽引す
る方向とは反対方向に回動させる当接部(20c、31
a)と、前記他端に形成され、前記ケーブルの端部の回
動を規制する規制部(20d、34、44)とを具備す
る。
ための接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部
に一方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部
(14c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一
方の端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2
の係合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレ
バー(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)
とを備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキ
レバー(7、14)を回動することにより一対のブレー
キシュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ド
ラムブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接
続するために用いる治具(20、30、40)であっ
て、その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部
(7b)に系合する系合部(20a、30a、40a)
と、その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持す
るケーブル支持部(21、33、43)と、前記他端に
形成され、前記ケーブルの端部の回動を規制する規制部
(20d、34、44)と、前記ケーブルが前記ケーブ
ル支持部に支持された状態で、該ケーブルの端部の前記
治具の長手方向に沿う移動を規制する第1の位置と、そ
れ以外の第2の位置との間を摺動可能な摺動部材(3
2、42)とを具備する。
ーキのケーブル接続装置は構成されているので、第1の
ブレーキレバーの回転半径が従来より小さくなり、治具
でケーブルを引くときのストロークを小さくできるので
ケーブルに設けられたブーツの圧縮量が少なくなり、装
置全体の小型化を実現できる。
によれば、治具が取付けられた状態で車両にブレーキ部
分を組付けでき、組付け後において作業者が治具を用い
てブレーキドラムの外側、即ちボディー外側から作業す
るだけでケーブルの組付けができ、ケーブルの組付け作
業性を向上すると共に、従来用いていた接続部材が必要
なく治具も再利用できるので部品コストを削減できる。
両のケーブル式ドラムブレーキに採用した実施例を説明
する。 <全体構成>図1は、本発明に基づく実施例としてドラ
ム式ブレーキのケーブル接続装置をケーブル式ドラムブ
レーキに組み付けた状態を示す要部断面図である。ま
た、図2はケーブル接続装置を含むドラムブレーキの全
体構成示す平面図である。また、図3は、図1、図2に
示すケーブル接続装置の斜視図である。図1〜図3にお
いて、バックプレート1は厚板で補強され、円周上にブ
レーキシュー3、4に当接するための円筒状のエッジ部
1aが設けられた円盤状のドラムブレーキ本体である。
アンカー2はバックプレート1に固定され、バックプレ
ート1を補強すると共にケーブル接続装置の基台となっ
ている。ブレーキシュー3、4はバックプレート1上に
おいてその径方向に可動自在に保持されている。アジャ
スター5はブレーキシュー3、4の他端の対向する部位
間に介在させることによりブレーキシュー3、4のバッ
クプレートに対する押圧を調整する。本実施例において
は、ケーブル接続装置を具体的にブレーキ作動装置6と
して例示している。このブレーキ作動装置6は、バック
プレート1のガイド1bから導かれたケーブル9が接続
されると共に、このケーブル9を牽引するにより機械的
に作動するように構成されている。ケーブル式ドラムブ
レーキは、このブレーキ作動装置6の作用によりブレー
キシュー3、4の押圧及び解放を実現する。このブレー
キ作動装置6は、ブレーキレバー7、ストラット8、ブ
レーキレバー7に従動する従動レバー14とを備える。
ブレーキレバー7は、その一方の端部にワイヤ等からな
るケーブル9の先端に取付けられた板状の端末金具9a
の両面に形成された凸部9dに嵌合して、ケーブルとの
接続状態を実現する接続溝7bが形成され、他方の端部
が不図示のビス等により従動レバー14の回動軸穴15
において回動自在に軸支される。ストラット8はブレー
キレバー7を挟持する2枚の板状部材を部分的に重合さ
せて構成され、その重合部とは反対側のブレーキシュー
3と係合する係合溝8bが形成されている。また、スト
ラット8には、その中間部から重合部に向かってブレー
キレバー7及び従動レバー14を嵌挿するための隙間が
設けられ、従動レバー14は重合部の末端の回動軸穴1
0において不図示のピンにより回動自在に軸支される。
従動レバー14は、ブレーキシュー4の一端に係合する
係合溝14cが設けられ、ブレーキレバー7に連動して
ブレーキシュー4を押圧する。このブレーキ作動装置6
は、ケーブル9を介してブレーキレバー7を牽引して、
ブレーキレバー7を回動させることにより1対のブレー
キシュー3、4を拡開するように構成されている。即
ち、ブレーキレバー7が牽引されると、その下部におい
て従動レバーのストッパ14bに当接する。この状態か
ら更に牽引すると、従動レバー14が側方に押されてブ
レーキシュー4を押圧すると共に、回動軸穴10を中心
に回動するためストラット8を側方に押し出しブレーキ
シュー3を押圧する。
従動レバー14の上部には、従動レバー14の必要以上
の上部への回動を防止するストッパ13が設けられてい
る。このストッパー13は、従動レバー14の上方への
回動に対し、当接することにより従動レバー8の位置を
規制する。また、ブレーキレバー7は、図3a、3bに
示す矢印S1方向には回動可能であるが、当接部7dと
従動レバー14に形成されたストッパ14aとが当接
し、更に当接部7cとストッパ14bとが当接すること
により、図3a、3bに示す矢印S2方向への回動を規
制されている。尚、ブレーキレバー7と従動レバー14
とは、少なくともストッパー14a、14bのいずれか
一方において当接すれば、ブレーキレバー7の回動を規
制することができるので、これらを両方も受ける必要は
ない。また、ストッパ14aの代わりに従動レバー14
にピンを嵌入し、ストッパーとして機能させてもよい。
更に、ストッパー14aは、従動レバー14の成形時に
おいて、一体的に形成することもできる。
を参照して図1〜図3で説明したブレーキ作動装置6の
変形を説明する。図4は、ブレーキ作動装置6の変形例
の構成を示す模式図である。尚、図4において、図1〜
図3と同一の符号を付したものは同等の機能を果たす部
分であり、その説明は省略する。この変形例のブレーキ
作動装置60は、ストラット8の下部に左右対称な2つ
の外側へ広がる拡張部16を設けたものである。
るケーブル接続時において、ケーブル接続に用いる治具
の引っ掛かりを防止できる。 <ケーブル接続に用いる治具の構成>次に、上述したケ
ーブル接続装置にケーブルを接続する際に用いる治具の
構成を説明する。
ーブルを接続する際に用いる治具の構成を示す模式図で
ある。図5において、治具20は、先端部が細くなり、
その中間部分にはブレーキレバー7を押し上げやすいよ
うに斜面部20cが形成されている。この中間部の幅d
1は、ストラット8を構成する2枚の金属板の隙間l
1(図3a参照)に治具20を挿通でき、更にブレーキ
レバー7に当接して押し上げられるように、ストラット
8の隙間l1より若干小さく且つブレーキレバー7の幅
l2より大きく形成されている。一方、他端部には、溝
部20dが形成されており、ケーブルの端末金具9aの
回動を規制する。この治具20は、ケーブルの端末金具
の先端部分に設けたボルト部9eと螺合するロックナッ
ト部21を下端部に設けられている。
次に、図5に示す治具とは異なる構成の変形例1として
の治具について説明する。図6は、変形例1の治具の構
成及び端末金具の係止状態を示す模式図である。尚、こ
の変形例1の治具はケーブルの端末形状が図8に示す端
末金具91aに対応するものである。端末金具91aの
形状は、金具の略中央部にブレーキレバー7に係合する
と共に、治具に係止される突起部91dがその両面に形
成され、金具の先端部には治具に係止されるフック部9
1cが形成されている。
ーブルを接続する治具について図6を参照して説明す
る。治具30は、一端部にケーブルの接続時に作業者が
治具を手で操作するための先端部材30dと、この先端
部材30dを部分的に挟持するように取付けられた2枚
の本体部材31と、本体部材31の中間部分よりやや下
方に設けられたスライド部材32とからなる。先端部材
30dには、その略中央部の両面にピン30aが設けら
れ、このピン30aをブレーキレバー7の接続溝7bに
係合させることにより治具はブレーキ作動装置6に対し
てセット状態となる。本体部材31の一端であって、先
端部材30dと重なる部分は、ケーブルを治具に引っ掛
けた状態でブレーキレバー7を押し上げやすいように斜
面部31aが形成されている。この本体部材31の幅d
2も図5の場合と同様に、ストラット8を構成する2枚
の金属板の隙間l1(図3a参照)に治具30を挿通で
き、更にブレーキレバー7に当接して押し上げられるよ
うに、ストラット8の隙間l 1より若干小さく且つブレ
ーキレバー7の幅l2より大きく形成されている。一
方、本体部材31の他端には、端末金具91aの突起部
91dを係止するフック部33が形成されている。この
フック部33は、端末金具91aを両面から挟むように
係止するので、ケーブルの端末金具9aのケーブル回り
の回動を規制する。また、フック部33よりやや上方に
は端末金具91aのフック部91cを掛止するピン34
が設けられている。スライド部材32は、フック部33
と先端部材30dとの間において、本体部材31に矢視
S3方向にスライド可能に挟持されている。このスライ
ド部材32は、その中央部に細長い中空部分32aを有
し、本体部材31と中空部分32aにより規定される空
間にゴム等の弾性部材35が圧入されることにより本体
部材31との間に生じる摩擦力によりスライド部材の位
置を保持する。また、この摩擦力は、作業者が片手で操
作でき、且つ末端金具91aの移動を十分規制できる値
に設定されている。スライド部材32のスライド範囲
は、本体部材の長手方向に設けられた2つのピン36に
より規制されている(例えば、12ミリ程度)。スライ
ド部材32は、そのケーブル側の一端部32bを端末金
具91aのフック部91cの外形に嵌合するように形成
されており、作業者が指等をスライド部材の操作部32
cに当ててをスライドさせることにより端末金具91a
のフック部91cを固定する。
を治具のフック部33、ピン34、スライド部材32で
掛止するので、端末金具91aの3軸方向の回動を規制
して安定した保持状態を保ち、スライド部材32をスラ
イドさせるだけで端末金具91aを固定でき組付け作業
性が向上する。また、弾性部材35により所定の摩擦力
が付加された状態でスライド部材を操作するので、作業
者の操作フィーリング及び治具のケーブル固定に対する
信頼性が向上する。
次に、図5に示す治具とは異なる構成の変形例2として
の治具について説明する。図7は、変形例2の治具の部
分的な構成及び端末金具の係止状態を示す模式図であ
る。尚、この変形例2の治具はケーブルの端末形状が図
9に示す端末金具92aに対応するものである。端末金
具92aの形状は、金具の略中央部にブレーキレバー7
に掛合すると共に、治具に係止される第1の突起部92
dがその両面に形成され、金具先端部の延設された部分
には、治具に掛合される第2の突起部92cが形成され
ている。
ーブルを接続する治具について図7を参照して説明す
る。尚、図7において、図6と同一の符号を付したもの
は同等の機能を果たす部分であり、その説明は省略す
る。また、図7の治具において図示を省略した部分は、
図6に示す治具30と同一形状及び機能を果たすもので
あるためその図示及び説明を省略する。図7において、
治具40は、不図示の先端部材30dと、この先端部材
30dを部分的に挟持するように取付けられた2枚の本
体部材41と、本体部材41の中間部分よりやや下方に
設けられたスライド部材42とからなる。本体部材41
の他端には、端末金具92aの突起部92dに嵌合する
アーム部43が形成されている。このアーム部43は、
端末金具92aを両面から挟むように嵌合するので、ケ
ーブルの端末金具9aのケーブル回りの回動を規制す
る。また、アーム部43よりやや上方には端末金具91
aの第2の突起部92cを掛止する凹部44が形成され
ている。スライド部材42は、変形例1の治具と同様
に、その中央部に細長い中空部分42aを有し、本体部
材41と中空部分42aにより規定される空間にゴム等
の弾性部材35が圧入されることによりスライド部材の
位置を保持する。スライド部材42のスライド範囲は、
本体部材の長手方向に設けられた2つのピン36により
規制されている(例えば、12ミリ程度)。スライド部
材42は、そのケーブル側の一端部42bを端末金具9
2aの先端の外形に略嵌合するように形成されており、
作業者がスライドさせることにより端末金具92aの先
端部及び第2の突起部92cを固定する。
てもケーブルの端末金具92aを治具のアーム部43、
凹部44、スライド部材42で掛止するので、端末金具
92aの3軸方向の回動を規制して安定した保持状態を
保ち、スライド部材42をスライドさせるだけで端末金
具92aを固定でき組付け作業性が向上する。また、弾
性部材35により所定の摩擦力が付加された状態でスラ
イド部材を操作するので、作業者の操作フィーリング及
び治具のケーブル固定に対する信頼性が向上する。
治具を用いたケーブルの接続方法について説明する。図
10〜図16は、図1〜図3で説明したブレーキ作動装
置6にケーブルを組み付ける工程を順番に示した図であ
る。尚、以下では、前述の図6で説明した変形例1の治
具を用いて図8に示す末端金具を有するケーブルの接続
方法についてのみ説明するが、他の形状の治具20又は
40を用いてもそれらの接続方法はほとんど同じであ
る。
具30をそのフック部33を持ってドラムブレーキ内部
に押し込む。すると、ピン30aがブレーキレバー7を
矢視S1方向に当接し回転させ、やがてブレーキレバー
7を乗り越えてその上部に位置する。この状態で治具を
手前に引いて回転した状態から自己復帰したブレーキレ
バー7の接続溝7bにピン30aを引っ掛ける(図11
(a)参照)。このとき、従動レバー14がブレーキレ
バー7の回転に従動して同方向に回転しても、ストッパ
13によりその回転が規制される。
末端金具91aのフック部91cを治具30のピン3
4、突起部91dをアーム部33に夫々に引っ掛ける
(図11(b)参照)。また、このときスライド部材3
2は、上方に位置している。ここで、図4にて説明した
拡張部16を有するブレーキ作動装置を採用した場合、
治具30の斜面部31aがストラット8の下部に引っ掛
かるのを防止できる。
によって、スライド部材32を矢印方向にスライドさ
せ、スライド部材32の一端部32bと末端金具91a
のフック部91cとが当接する位置でスライド部材32
を固定し、末端金具91aを治具30のアーム部33に
固定する(図12(b)参照)。
り治具30をディスクプレート50及びハブ51の外方
に引き出しながら、ケーブルのアウタキャップ9bをバ
ックプレート1のガイド1bに当接するまで差し込む。
その後、末端金具91aの突起部91d又は治具30の
アーム部33がブレーキレバー7に当接して、レバーを
回転させブレーキレバー7を乗り越えてその上部に位置
するまで治具を外方に引っ張る。
たブレーキレバー7の先端7aにアーム部33の先端が
当接するまで治具を押し戻す。 (第6の工程;図15)次に、スライド部材32を上方
にスライドさせて末端金具91aを解放状態とし、アー
ム部33及びピン34から末端金具91aが外れる位置
まで治具30を矢視S4方向に回転させ、その角度のま
まで引き抜く。
から末端金具91aを取り外して、ブレーキレバー7に
突起部91dを係止させ、車室内のパーキングレバー
(不図示)でケーブルの遊びを調整する。以上説明した
第1の工程から第7の工程において、治具30は、通
常、図1に示すようにケーブルを除くブレーキ部品が組
み立てられ、そのピン30aにブレーキレバー7の接続
溝7bが引っ掛けられた状態(図11参照)で外注先等
から納入される。
実施例のブレーキ作動装置を用いた場合、ブレーキレバ
ー7の回転半径が従来より小さくなり、治具でケーブル
を引くときのストロークを小さくできるのでブーツの圧
縮量が少なくなり、装置の小型化を実現できる。 (実施例の効果)以上説明した本実施例のブレーキ作動
装置及びケーブル接続に用いる治具によれば、例えば、
治具が取付けられた状態で納入されるドラムブレーキを
車両に組付けした後、作業者が治具を用いてブレーキド
ラムの外側から作業するだけでケーブルの組付けがで
き、ケーブルの組付け作業性が向上すると共に、従来の
ように接続部材が必要なくなり治具も再利用できるので
部品コストを削減できる。
種々に変形が可能である。
ムブレーキのケーブル接続装置は構成されているので、
第1のブレーキレバーの回転半径が従来より小さくな
り、治具でケーブルを引くときのストロークを小さくで
きるのでケーブルに設けられたブーツの圧縮量が少なく
なり、装置全体の小型化を実現できる。
によれば、治具が取付けられた状態で車両にブレーキ部
分を組付けでき、組付け後において作業者が治具を用い
てブレーキドラムの外側、即ちボディー外側から作業す
るだけでケーブルの組付けができ、ケーブルの組付け作
業性を向上すると共に、従来用いていた接続部材が必要
なく治具も再利用できるので部品コストを削減できる。
のケーブル接続装置をケーブル式ドラムブレーキに組み
付けた状態を示す要部断面図である。
体構成示す平面図である。
斜視図であり、(b)はブレーキレバーと従動レバーと
の当接状態を示す図である。
示す模式図である。
する際に用いる治具の構成を示す模式図である。
を示す模式図である。
を示す模式図である。
形状を示す図である。
形状を示す図である。
み付ける工程を順番に示した図である。
ブルを組み付ける工程を順番に示した図であり、(b)
は端末金具を治具により係止した状態を示す図である。
ブルを組み付ける工程を順番に示した図であり、(b)
は端末金具を治具により係止した状態を示す図である。
み付ける工程を順番に示した図である。
み付ける工程を順番に示した図である。
み付ける工程を順番に示した図である。
み付ける工程を順番に示した図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 ケーブルの端部(9a)を接続するため
の接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部に一
方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部(1
4c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一方の
端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2の係
合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレバー
(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)とを
備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキレバ
ー(7、14)を回動することにより一対のブレーキシ
ュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ドラム
ブレーキのケーブル接続装置(6)であって、 前記ブレーキレバー(7、14)は、前記ケーブルの端
部を接続するための接続部(7b)を有する第1のブレ
ーキレバー(7)と、該第1のブレーキレバー(7)を
前記ケーブルを牽引する方向とは反対方向にのみ回動可
能に軸支すると共に、前記一方のブレーキシュー(4)
と係合する第1の係合部(14c)を有する第2のブレ
ーキレバー(14)から成ることを特徴とするケーブル
式ドラムブレーキのケーブル接続装置。 - 【請求項2】 前記第1のブレーキレバー(7)は、前
記第2のブレーキレバー(14)に形成された第1のス
トッパ(14a)及び第2のストッパ(14b)のいず
れか一方に当接することにより前記ケーブルを牽引する
方向への回動を禁止されていることを特徴とする請求項
1に記載のケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装
置。 - 【請求項3】 前記ケーブルの端部を前記接続部へ接続
する前記ケーブル式ドラムブレーキの組付け時におい
て、前記第2のブレーキレバー(14)が前記第1のブ
レーキレバー(7)の回動に従動して前記ケーブルを牽
引する方向と反対方向へ所定角度以上回動するのを規制
する第3のストッパ(13)を更に具備することを特徴
とする請求項2に記載のケーブル式ドラムブレーキのケ
ーブル接続装置。 - 【請求項4】 前記支持部材の下縁部に左右対称な2つ
の側方へ広がる拡張部(16)を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載のケーブル式ドラムブレーキのケーブ
ル接続装置。 - 【請求項5】 ケーブルの端部(9a)を接続するため
の接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部に一
方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部(1
4c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一方の
端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2の係
合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレバー
(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)とを
備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキレバ
ー(7、14)を回動することにより一対のブレーキシ
ュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ドラム
ブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接続す
るために用いる治具(20、30、40)であって、 その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部(7
b)に系合する系合部(20a、30a、40a)と、 その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持するケ
ーブル支持部(21、33、43)と、 その中間部に形成され、前記ブレーキレバーの一方の端
部に当接することにより該ブレーキレバーを前記ケーブ
ルを牽引する方向とは反対方向に回動させる当接部(2
0c、31a)とを具備することを特徴とするケーブル
接続に用いる治具。 - 【請求項6】 ケーブルの端部(9a)を接続するため
の接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部に一
方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部(1
4c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一方の
端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2の係
合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレバー
(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)とを
備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキレバ
ー(7、14)を回動することにより一対のブレーキシ
ュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ドラム
ブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接続す
るために用いる治具(20、30、40)であって、 その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部(7
b)に系合する系合部(20a、30a、40a)と、 その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持するケ
ーブル支持部(21、33、43)と、 前記他端に形成され、前記ケーブルの端部の回動を規制
する規制部(20d、34、44)とを具備することを
特徴とするケーブル接続に用いる治具。 - 【請求項7】 ケーブルの端部(9a)を接続するため
の接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部に一
方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部(1
4c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一方の
端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2の係
合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレバー
(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)とを
備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキレバ
ー(7、14)を回動することにより一対のブレーキシ
ュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ドラム
ブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接続す
るために用いる治具(20、30、40)であって、 その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部(7
b)に系合する系合部(20a、30a、40a)と、 その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持するケ
ーブル支持部(21、33、43)と、 その中間部に形成され、前記ブレーキレバーの一方の端
部に当接することにより該ブレーキレバーを前記ケーブ
ルを牽引する方向とは反対方向に回動させる当接部(2
0c、31a)と、 前記他端に形成され、前記ケーブルの端部の回動を規制
する規制部(20d、34、44)とを具備することを
特徴とするケーブル接続に用いる治具。 - 【請求項8】 前記ケーブル支持部(21、33、4
3)は、前記ケーブルが前記ケーブル支持部に支持され
た状態で、該ケーブルの端部の前記治具の長手方向に沿
う移動を規制する第1の位置と、それ以外の第2の位置
との間を摺動可能な摺動部材(32、42)を有するこ
とを特徴とする請求項5に記載のケーブル接続に用いる
治具。 - 【請求項9】 ケーブルの端部(9a)を接続するため
の接続部(7b)を一方の端部に設け、他方の端部に一
方のブレーキシュー(4)と係合する第1の係合部(1
4c)を設けたブレーキレバー(7、14)と、一方の
端部に他方のブレーキシュー(3)と係合する第2の係
合部(8b)を設け、他方の端部に前記ブレーキレバー
(7、14)を回動可能に軸支する支持部材(8)とを
備え、前記ケーブル(9)を牽引して前記ブレーキレバ
ー(7、14)を回動することにより一対のブレーキシ
ュー(3、4)を拡開するようにしたケーブル式ドラム
ブレーキのケーブル接続装置(6)にケーブルを接続す
るために用いる治具(20、30、40)であって、 その一端に形成され、前記ブレーキレバーの接続部(7
b)に系合する系合部(20a、30a、40a)と、 その他端に形成され、前記ケーブルの端部を支持するケ
ーブル支持部(21、33、43)と、 前記他端に形成され、前記ケーブルの端部の回動を規制
する規制部(20d、34、44)と、 前記ケーブルが前記ケーブル支持部に支持された状態
で、該ケーブルの端部の前記治具の長手方向に沿う移動
を規制する第1の位置と、それ以外の第2の位置との間
を摺動可能な摺動部材(32、42)とを具備すること
を特徴とするケーブル接続に用いる治具。 - 【請求項10】 前記摺動部材を前記第1の位置又は第
2の位置に保持するための保持部材(35)を更に具備
し、前記摺動部材は、前記保持部材と治具本体との間に
生じる摩擦力により前記第1の位置又は第2の位置に保
持されることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載
のケーブル接続に用いる治具。 - 【請求項11】 前記保持部材と治具本体との間に生じ
る摩擦力は、作業者が片手で操作でき、且つ前記ケーブ
ルの端部の移動を十分規制できる値に設定されているこ
とを特徴とする請求項10に記載のケーブル接続に用い
る治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13145295A JP3750824B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13145295A JP3750824B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08326788A true JPH08326788A (ja) | 1996-12-10 |
| JP3750824B2 JP3750824B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=15058294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13145295A Expired - Fee Related JP3750824B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ケーブル式ドラムブレーキのケーブル接続装置及びケーブル接続に用いる治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3750824B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1099874A3 (en) * | 1999-11-11 | 2002-01-02 | Nisshinbo Industries Inc. | Brake cable-fixing device for a parking brake |
| KR101283443B1 (ko) * | 2009-02-17 | 2013-07-08 | 주식회사 만도 | 차량용 주차 브레이크 |
| CN103991438A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-20 | 宁波如意股份有限公司 | 防爆车的制动机构 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13145295A patent/JP3750824B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1099874A3 (en) * | 1999-11-11 | 2002-01-02 | Nisshinbo Industries Inc. | Brake cable-fixing device for a parking brake |
| US6581729B1 (en) | 1999-11-11 | 2003-06-24 | Nisshinbo Industries, Inc. | Brake cable-fixing device for a parking brake |
| KR101283443B1 (ko) * | 2009-02-17 | 2013-07-08 | 주식회사 만도 | 차량용 주차 브레이크 |
| CN103991438A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-20 | 宁波如意股份有限公司 | 防爆车的制动机构 |
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| JP3750824B2 (ja) | 2006-03-01 |
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