JPH08326836A - 制振装置 - Google Patents

制振装置

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Publication number
JPH08326836A
JPH08326836A JP13210795A JP13210795A JPH08326836A JP H08326836 A JPH08326836 A JP H08326836A JP 13210795 A JP13210795 A JP 13210795A JP 13210795 A JP13210795 A JP 13210795A JP H08326836 A JPH08326836 A JP H08326836A
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JP
Japan
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vibration
weight
damping
space
vibration damping
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Application number
JP13210795A
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English (en)
Inventor
Shinichi Tanaka
慎一 田中
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/0006Noise or vibration control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩擦を受けて振動する部材から発生する可聴
周波数の振動による騒音を単純な構造で経済的に低減で
きるようにする。 【構成】 騒音源となる被制振部材と重りとの間に、剪
断方向に微小に変位可能な多層構造の制振板を介在さ
せ、この制振板の重りが取付けられる位置に屈曲成形に
より空間を形成する。被制振部材に発生した振動は制振
板に伝達され、重りによる負荷を受けて制振板が剪断方
向に変形し、この変形により振動エネルギを熱エネルギ
に変換して可聴周波数の振動を減衰させる。 【効果】 機械的に堅固であり、かつ熱衝撃を受けても
経年変化をほとんど生じない構造で発生する騒音を抑圧
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキ装置
の騒音防止のために開発されたものであるが、振動によ
り騒音を発生する装置の騒音抑圧のために広く利用する
ことができる。
【0002】本発明は、摩擦その他原因により可聴周波
数の騒音を発生する部材に、その振動の腹部に相当する
位置にある質量の重りを装着して、その振動の固有周波
数を可聴周波数より低くすることにより騒音を低減させ
る技術の改良に関する。
【0003】
【従来の技術】ブレーキ・シュー、ブレーキ・ドラム、
ブレーキ・ディスク、その他ブレーキ装置の部材の中
で、摩擦により騒音を発生する部材に重りを装荷して騒
音を低減する技術について、本願出願人は、特願平6−
210204号、特願平6−210206号、特願平6
−265666号、特願平6−269766号、特願平
6−269791号、特願平6−269816号(以下
「先願」という。いずれも本願出願時において未公開)
を特許出願した。
【0004】上記技術は、摩擦により騒音を発生する部
材の振動状況を観察し、その振動の腹部に相当する位置
に、集中質量を装荷するように重りを装着し、その振動
の固有周波数を低くすることにより実質的に騒音を低減
する技術である。本願発明者はこの技術について、数多
くの試験を繰り返し、その効果が従来のブレーキ騒音低
減技術に比較してきわめて大きいことを実験的に確かめ
ている。
【0005】上記先願の中には、その重りを例えばブレ
ーキ・シューに取付ける場合に、ゴムその他弾性材料を
重りとブレーキ・シューとの間に介在させる構造を開示
し、これが騒音防止に効果的であることを説明した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に経済的
に得られる弾性材料の多くは耐熱性が悪い。例えば、安
価なゴム材料は100°Cを越える温度と常温との間で
温度変化に繰り返しさらされると劣化が早まることか
ら、ブレーキ部材の材料としては必ずしも適当ではな
い。すなわち、ゴムなどの材料を使用すると経年変化が
大きく、新車のときには騒音が発生しなかったものが、
使用年月を経るにしたがって騒音が大きくなるというよ
うな不都合が発生する。
【0007】一方、2枚の鋼板の間に弾性材料の金属ま
たは非金属層がサンドウイッチ状に形成された制振鋼板
が知られているが、これを例えばブレーキ・シューに張
りつけることにすると、ブレーキ・シューの曲げ振動振
幅が小さく、曲げに伴う剪断方向のサンドウイッチ構造
のズレが小さく、必ずしも所望の騒音低減効果が得られ
ないことがわかった。そこで、制振鋼板に垂直方向に小
さい振動が与えられた際に、制振鋼板の曲率が小さい曲
げ振動を起こし、結果として制振鋼板の剪断のズレを大
きくすることで効率よく振動減衰する。そのため、振動
の腹部に装荷する重りの質量を小さくしても、振動固有
周波数を低くし、効果の大きいことが実験的にわかって
きた。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、騒音防止効果が大きく、温度サイクルを加え
ても劣化がなく、比較的高価な材料を使用する部分がき
わめて小さい部分であって経済的であり、構造および形
状が単純であって車両走行に伴う激しい振動に対しても
変形することなく、小さい質量の装荷により効果的に騒
音を低減することができる装置を提供することを目的と
する。
【0009】本発明は、実用的なブレーキ装置にその内
部のスペースに実装可能であり、機械的に堅固であり、
塵や埃などに妨げられることが少なく、経年変化がほと
んど生じない騒音低減装置を提供することを目的とす
る。
【0010】本発明は、摩擦による騒音をいちじるしく
低減することができるブレーキ装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、摩擦その他の
原因により可聴周波数の騒音を発生する部材に、制振板
を介して重りを装着し、その振動の固有周波数を可聴周
波数より低くすることにより騒音を低減することを特徴
とする。
【0012】すなわち、本発明の第一の観点は、騒音源
となる被制振部材の振動腹部近傍に重りが装荷された制
振装置において、前記重りと前記被制振部材との間に、
剪断方向に微小に変位可能な多層構造の制振板を介在さ
せ、前記重りが取付けられた位置でその制振板とその被
制振部材との間に空間が形成されるように前記制振板が
屈曲成形されたことを特徴とする。
【0013】前記被制振部材は、車両のブレーキ装置を
構成する部材であり、前記多層構造の制振板は、その層
の一つに弾性材料の層を含み、前記空間が形成された位
置のほぼ中心に前記重りが装荷されるか、前記空間が形
成された位置の中心から偏る位置に前記重りが装荷され
ることが望ましい。前記空間内に前記重りが収容される
構造にすることもでき、また、前記制振板および前記重
りを覆うカバーを備えるか、前記空間に、振動に対して
実効的に空間とみなせる弾性体を充填することができ
る。
【0014】本発明の第二の観点は、摩擦により騒音を
発生する部材の振動腹部近傍に重りが装荷されたブレー
キ装置において、前記重りと前記騒音を発生する部材と
の間に、剪断方向に微小に変位可能な多層構造の制振板
を介在させ、前記重りが取付けられた位置でその制振板
とその部材との間に空間が形成されるようにその制振板
が屈曲成形されたことを特徴とする。
【0015】
【作用】あらかじめ、実装しようとする制振板に重りを
取付け、振動試験機を用いて被制振部材の振動周波数の
下限値(fL )より制振板の固有振動数が低くなるよう
に重りの重量を設定しこれを被制振部材に実装する。被
制振部材が摩擦その他の原因により振動を受けるとその
振動は制振板に伝達するが、重りはその固有振動周波数
が被制振部材の固有振動周波数の下限値以下になるよう
にその質量が設定されているので、制振板が被制振部材
との間の空間内を剪断方向に微小に変位する。この変位
の繰返しにより振動エネルギが熱エネルギに変換されて
大気中に放散される。
【0016】これにより被制振部材が受けた可聴周波数
の振動を減衰させることができ、ブレーキ鳴きのような
耳ざわりな騒音の発生を抑止することができる。また、
その構造は、被制振部材に制振板を介して重りを取付け
るだけの単純な構成であるので機械的に堅固であり、し
たがって熱衝撃、振動などによる劣化や変形が少なく、
さらに高価な制振板を使用する部分を小さく限定するこ
とができるので経済的に実装することができる。
【0017】被制振部材としては、車両のブレーキ装置
を構成する部材、例えば、ブレーキシューのリムまたは
ウエブ、ブレーキドラム、キャリパ、ホイールシリンダ
など、摩擦により振動が発生する部材を対象にすればそ
の効果は顕著にあらわれる。
【0018】多層構造の制振板は、その層の一つに弾性
材料の層が含まれているので、振動が伝達されたときの
剪断方向への変位が起きやすく、そのために振動エネル
ギを熱エネルギに変換し可聴周波数の振動による騒音を
抑止することができる。
【0019】重りは空間が形成された制振板のほぼ中心
に装荷すれば、振動時の変位を有効に発生させることが
でき、また、中心から偏る位置に装荷すれば、重りによ
り制振板の剛性分布が不均一になるので、被制振部材の
振動周波数の下限(fL )よりも低い周波数で二次モー
ドもしくはそれ以上のモードが発生し、制振板の曲げ曲
率が小さくなり、剪断方向の変形が大きくなって広い周
波数範囲の振動について減衰させることができる。
【0020】構造によっては前述した制振板の外部に重
りを取付けることができない場合があるが、このような
制限があるときには、重りを曲げにより生じた空間内に
収容することによって同様の効果を得ることができる。
【0021】制振板と被制振部材との間の空間には塵埃
が侵入しやすいので、これを防止するために、制振板お
よび重りを覆うカバーを備えるか、あるいは制振板の振
動に対して実効的に空間とみなせる弾性体を充填するこ
とができ、振動減衰効果を悪くすることはなく塵埃の侵
入による機能低下を防止することができる。
【0022】本発明による制振装置は、振動により騒音
を発生する各種装置の騒音を抑圧するために利用するこ
とができるが、特に、制動が行われるたびに摩擦による
振動を発生するブレーキ装置に利用すれば大きな効果を
得ることができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0024】(第一実施例)図1(a)は本発明第一実
施例の構成を示す平面図、(b)はその側面図である。
【0025】本発明第一実施例は、振動を抑制する重り
1と、騒音源となる被制振部材2との間に、実線矢印で
示す剪断方向に微小に変位可能な多層構造の制振板とし
て制振鋼板3が介在され、この制振鋼板3は屈曲成形さ
れて重り1が取付けられた位置の制振鋼板3と被制振部
材2との間に空間4が形成される。制振鋼板3は市販材
料を成形することによって得ることができ、本実施例で
は二枚の鋼板3aの間に弾性材料層3bが配置された構
造のものを示す。この弾性材料層3bは金属または非金
属で構成する。金属の場合は、例えば鋼合金である。非
金属の場合は高分子材料、例えばポリエチレン、エラス
トマーである。鋼板3aと弾性材料層3bが複数積層さ
れた多層構造の素材を用いてもよい。
【0026】被制振部材2への制振鋼板3の固定はスポ
ット溶接によって行われるが、リベット、あるいはボル
トおよびナットによって固定することもできる。また、
重り1は制振鋼板3の空間4が形成された位置のほぼ中
心にあたる外側上面に接着剤または溶接により固定され
る。この重り1の固定もリベット、あるいはボルトおよ
びナットを用いることができる。
【0027】使用する重り1は、振動試験機に固定され
た制振鋼板3に装荷されて振動が与えられることによ
り、被制振部材2の振動周波数の下限値(fL )より制
振鋼板3の固有振動数が低くなるようにあらかじめその
重量が設定される。制振鋼板3が被制振部材2に発生し
た振動を受けると、被制振部材2の振動周波数の下限値
(fL )より制振鋼板3の固有振動周波数が低いため
に、重り1の負荷を受けた制振鋼板3は図2の破線で示
すように微小に変位する。図2は変位の状態をわかりや
すくするためにその振れ幅を拡大して表示してある。
【0028】この微小な変位により、制振鋼板3は、鋼
板3aと弾性材料層3bとの間で剪断方向の変位が繰返
されることになり、振動エネルギを熱エネルギに変換し
て発生した熱を大気中に放散する。このような制振鋼板
3の剪断方向の変位が行われても被制振部材2との間に
空間4が形成されているので、制振鋼板3と被制振部材
2との表面がその変位によって接触することがないか
ら、音響が外部に伝達されない。
【0029】(第二実施例)図3(a)は本発明第二実
施例の構成を示す平面図、(b)はその側面図である。
【0030】本発明第二実施例は、一つの制振鋼板13
に複数の空間4が形成され、それぞれの空間4のほぼ中
心にあたる上面に重り1が接着剤により取付けられ、制
振鋼板13が被制振部材2に複数個所でスポット溶接に
より固定される。本第二実施例の場合も重り1および制
振鋼板13の取付けはリベット、あるいはボルトおよび
ナットにより固定することができる。また、第一実施例
同様に制振鋼板13は二枚の鋼板13aの間に弾性材料
層13bを含む構造以外の多層構造のものを使用するこ
とができる。本第二実施例の場合も、それぞれの重り1
の重量があらかじめ第一実施例同様に設定され、被制振
部材2の幅が狭く、振動減衰に必要とされる容積を一個
所にとることができない構造の場合に有効である。ま
た、複数の重り1の相互間のピッチを不規則にすること
により広い周波数範囲の振動を抑圧することが可能にな
る。
【0031】(第三実施例)図4(a)は本発明第三実
施例の構成を示す平面図、(b)はその側面図である。
【0032】本発明第三実施例は、第一実施例における
重り1が制振鋼板3に形成された空間4の中心位置から
偏った位置に装荷され、その他は第一実施例同様に構成
される。本第三実施例の場合は、重り1の装荷位置が偏
っているために、制振鋼板3の剛性分布が不均一になる
ことから、図5の破線で示すように、振動を受けたとき
に、被制振部材2の振動周波数の下限値(fL )より低
い周波数で二次モードもしくはそれ以上のモードが発生
して制振鋼板3の曲げ曲率を小さくする。図5は変位の
状態をわかりやすくするためにその振れ幅を拡大して表
示してある。これにより剪断変形がより多くのモードで
行われ、広い周波数範囲の振動減衰を効果的に行うこと
ができる。
【0033】(第四実施例)図6は本発明第四実施例の
構成を示す一部断面側面図である。
【0034】本発明第四実施例は、第一実施例における
制振鋼板3の空間4内に重り1が装荷される。そのため
被制振部材2に重り1が接触しないように逃げ穴2aが
形成される。その他は第一実施例同様に構成される。本
第四実施例は、制振しようとする装置の構造的な制限か
ら制振鋼板3上に重り1を装荷できない場合に用いるに
適する。振動の減衰動作およびその効果は第一実施例同
様に行われる。
【0035】(第五実施例)図7は本発明第五実施例の
構成を示す一部断面側面図である。
【0036】本発明第五実施例は、第一実施例または第
三実施例における制振鋼板3と被制振部材2との間に形
成された空間4内に塵埃が蓄積して制振鋼板3の変位を
妨げないようにするためのカバー5が備えられる。この
カバー5はネジ6により被制振部材2に固定される。本
第五実施例の場合は、空間4内への塵埃の侵入を防止す
るだけでなく、外部表面に油や鉄粉などが付着すること
を防ぎ、この異物付着による振動減衰の機能低下を防止
することができる。
【0037】(第六実施例)図8は本発明第六実施例の
構成を示す側面図である。
【0038】本発明第六実施例は、第一実施例における
空間4に振動に対して実効的に空間とみなせる弾性体7
が充填される。この弾性体7にはスポンジあるいはゴム
などが用いられ、これを充填することによって塵埃の侵
入が防止される。弾性体7は軟らかい材質のため制振鋼
板3の振動による変位に対して影響はなく第一実施例同
様の効果を得ることができる。弾性体7としては上記の
他高分子材料、例えばプラスチック、エラストマー、プ
ラスチック発泡剤、エラストマー発泡剤を利用すること
ができる。
【0039】(第七実施例)図9および図10は本発明
第七実施例の構成および取付状態を示す斜視図である。
【0040】本発明第七実施例は、ブレーキ装置に適用
した例を示したもので、ブレーキライニング21の摩擦
により振動を発生するリム22を被制振部材として重り
1が装荷された制振鋼板3が図9に示す円周方向または
図10に示す軸心方向にネジ8により固定される。制振
鋼板3に装荷する重り1を強固に結合したい場合には図
11に示すように、重り1の中央部に通し穴を設け、ボ
ルト9を挿通してナット10で締結する構造にすること
ができる。本発明による制振装置はこのような車両のブ
レーキ装置に利用すればその効果が顕著にあらわれる。
【0041】(第八実施例)図12(a)は本発明第八
実施例の構成を示す側面図、(b)はそのA−A断面拡
大図である。
【0042】本発明第八実施例は、ブレーキ装置のリム
22上にネジ8により固定された制振鋼板3上にロッド
31が立設され、このロッド31の上端部には放熱のた
めの空間36をもって掛止される支持体35が備えら
れ、この支持体35を内包するように弾性体33が設け
られる。さらに、この弾性体33を内包するように重り
34が設けられる。ロッド31の下端部は制振鋼板3に
溶接により固定され、支持体35はロッド31の上端部
にボルト32により固定される。
【0043】本第八実施例は、制振鋼板3に固定された
重り34がさらに弾性体33を介在して取付けられるの
で、リム22からの振動が制振鋼板3に加えてこの弾性
体33によっても吸収され、減衰効果をさらに高めるこ
とができる。リム22に伝達された熱は支持体35の内
周に設けられた空間36から効率的に放熱される。
【0044】(第九実施例)図13(a)は本発明第九
実施例の構成を示す側面図、(b)はそのB矢方向一部
断面拡大図である。
【0045】本発明第九実施例は、ウエブ23にネジ8
により固定された制振鋼板3に貫通孔が設けられ、この
貫通孔に挿通されたピン41にブッシュ42が挿通さ
れ、このブッシュ42の外周にリング状の重り43に内
包された弾性体44が固着される。ピン41はカシメら
れて固定される。振動により重り43および弾性体44
がウエブ23の側面およびピン41の端面に接触しない
ようにその両側には空間が設けられる。
【0046】本第九実施例は制振鋼板3がウエブ23に
取付けられ、さらに、この制振鋼板3に第八実施例同様
に重り43が弾性体44を介して取付られるので、ウエ
ブ23からの振動は制振鋼板3および弾性体44によっ
て吸収され減衰効果を高めることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、摩
擦を受けて振動する部材から発生する可聴周波数の騒音
を単純な構造で経済的に減衰させることができる。ま
た、その構造および形状は極めて単純かつ小型であるの
で、機械的に堅固であり、これをブレーキ装置に用いた
場合に、車両走行に伴う激しい振動を受けても変形する
ことなく、塵埃蓄積による機能の低下や経年変化をほと
んど生じることなく、ブレーキ鳴きのような耳ざわりの
騒音を継続的に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明第一実施例の構成を示す平面
図、(b)はその側面図。
【図2】本発明第一実施例における制振鋼板の変位状態
を説明する図。
【図3】(a)は本発明第二実施例の構成を示す平面
図、(b)はその側面図。
【図4】(a)は本発明第三実施例の構成を示す平面
図、(b)はその側面図。
【図5】本発明第三実施例における制振鋼板の変位状態
を説明する図。
【図6】本発明第四実施例の構成を示す一部断面側面
図。
【図7】本発明第五実施例の構成を示す一部断面側面
図。
【図8】本発明第六実施例の構成を示す側面図。
【図9】本発明第七実施例の構成および取付状態を示す
斜視図。
【図10】本発明第七実施例の構成および別の取付状態
を示す斜視図。
【図11】本発明第七実施例における重りの取付例を示
す側面図。
【図12】(a)は本発明第八実施例の構成を示す側面
図、(b)はそのA−A断面拡大図。
【図13】(a)は本発明第九実施例の構成を示す側面
図、(b)はそのB矢方向一部断面拡大図。
【符号の説明】
1、34、43 重り 2 被制振部材 2a 逃げ孔 3、13 制振鋼板 3a、13a 鋼板 3b、13b 弾性材料層 4、36 空間 5 カバー 6、8 ネジ 7、33、44 弾性体 20 ブレーキシュー 21 ブレーキライニング 22 リム 23 ウエブ 31 ロッド 32 ボルト 35 支持体 41 ピン 42 ブッシュ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源となる被制振部材の振動腹部近傍
    に重りが装荷された制振装置において、 前記重りと前記被制振部材との間に、剪断方向に微小に
    変位可能な多層構造の制振板を介在させ、前記重りが取
    付けられた位置でその制振板とその被制振部材との間に
    空間が形成されるように前記制振板が屈曲成形されたこ
    とを特徴とする制振装置。
  2. 【請求項2】 前記被制振部材は、車両のブレーキ装置
    を構成する部材である請求項1記載の制振装置。
  3. 【請求項3】 前記多層構造の制振板は、その層の一つ
    に弾性材料の層を含む請求項1または2記載の制振装
    置。
  4. 【請求項4】 前記空間が形成された位置のほぼ中心に
    前記重りが装荷された請求項1ないし3のいずれかに記
    載の制振装置。
  5. 【請求項5】 前記空間が形成された位置の中心から偏
    る位置に前記重りが装荷された請求項1ないし3のいず
    れかに記載の制振装置。
  6. 【請求項6】 前記空間内に前記重りが収容される請求
    項1ないし5のいずれかに記載の制振装置。
  7. 【請求項7】 前記制振板および前記重りを覆うカバー
    を備えた請求項1ないし7のいずれかに記載の制振装
    置。
  8. 【請求項8】 前記空間には、振動に対して実効的に空
    間とみなせる弾性体が充填された請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の制振装置。
  9. 【請求項9】 摩擦により騒音を発生する部材の振動腹
    部近傍に重りが装荷されたブレーキ装置において、 前記重りと前記騒音を発生する部材との間に、剪断方向
    に微小に変位可能な多層構造の制振板を介在させ、前記
    重りが取付けられた位置でその制振板とその部材との間
    に空間が形成されるようにその制振板が屈曲成形された
    ことを特徴とするブレーキ装置。
JP13210795A 1995-05-30 1995-05-30 制振装置 Pending JPH08326836A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010084834A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toshiba Corp 簡易型動吸振器及び制振方法
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