JPH08327362A - 振動型ジャイロスコープ - Google Patents
振動型ジャイロスコープInfo
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- JPH08327362A JPH08327362A JP7130523A JP13052395A JPH08327362A JP H08327362 A JPH08327362 A JP H08327362A JP 7130523 A JP7130523 A JP 7130523A JP 13052395 A JP13052395 A JP 13052395A JP H08327362 A JPH08327362 A JP H08327362A
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- Gyroscopes (AREA)
Abstract
軸方向以外の回転系でのコリオリ力を検知できるように
し、且つ2軸回りの回転の検出も可能とする。 【構成】 圧電材料により形成された弾性体50に3個
の振動体51,52,53が一体に形成されている。両
側の振動体51,52と、中央の振動体53とが互いに
逆の位相で振動駆動される。Z軸回りの回転系に置かれ
ると、Y方向のコリオリ力により偏倚質量m0を有する
振動体51と52が互いに逆の位相でX方向へ振動す
る。Y軸回りの回転においては、振動体51,52と、
振動体53とが互いに逆の位相でZ方向へ振動する。両
側の振動体51,52からX方向の振動成分を検出し、
中央の振動体53からZ方向の振動成分を検出すること
により、Z軸とY軸の2軸回りの回転出力を個別に検出
できる。
Description
かれたときにコリオリ力により生じる変形振動を検出し
て回転系の角速度を求めることのできる振動型ジャイロ
スコープに係り、特に振動体の軸方向回りの回転系以外
の方向での回転検出を可能とした振動型ジャイロスコー
プに関する。
は、車載用ナビゲーションシステム、航空機や船舶の慣
性航法システムや姿勢制御システム、ロボットや無人走
行車の姿勢制御システム、さらにはテレビカメラやビデ
オカメラの画面振れ防止装置などに使用される。このよ
うな種々の分野の使用に適するジャイロスコープとして
は小型のものが必要になっており、そこで振動型ジャイ
ロスコープが着目されている。図20は従来の振動型ジ
ャイロスコープを示す斜視図である。
属(エリンバ)により形成された柱状の振動体1に、駆
動用の圧電素子2と検出用の圧電素子3が固着されてい
る。駆動用の圧電素子2により振動体1にX軸方向への
曲げ振動を与えながら、振動体1をY軸回りの回転系内
に置くと、振動体1に対しZ軸方向へコリオリ力が作用
し、振動体1はZ軸方向へ振動する。このZ軸方向の曲
げ振動による変形量が圧電素子3により電力として検出
される。
の振動速度(Y軸回りの回転系の回転に対する相対速
度)をv(ベクトル値)、回転系でのY軸回りの回転系
での角速度をω(ベクトル値)とすると、Z方向へ与え
られるコリオリ力F(ベクトル値)は、
る。よって、振動体1のZ軸方向への変形振動が、検出
用の圧電素子3により電力に変換されると、この検出電
力から角速度ωが求められることになる。
動型ジャイロスコープは、振動体1をその長軸方向であ
るY軸に直交する方向へ振動駆動し、Y軸と直交するZ
軸方向へコリオリ力を作用させて曲げ振動させる構造で
あるため、振動体1の長軸方向であるY軸回りの角速度
ωしか検出できない。
などがX−Z平面と平行に配置される機器の場合には、
振動体1を基板に対して垂直に立った状態に設置しなく
てはならず、基板表面の部品実装高さ寸法が大きくな
る。また振動体1を支持する基板の基板面がY軸方向と
平行となるように、振動体1が支持されているものであ
っても、検出しようとする回転系の軸方向へ基板面を向
けなければならなくなるため、基板の設置向きに制約が
生じ、機器内に基板を効率的に収納することができなく
なる。
の角速度のみならず、2軸回りさらには3軸回りの回転
系の角速度の検出が必要となるものがある。このような
機器では、基板上に図20に示す振動型ジャイロスコー
プを互いに直交する向きで配置しなくてはならなくな
る。この場合もいずれかの振動体1の長軸方向Yを基板
に直交する向きで設置しなければならない場合が生じ、
基板上での部品実装高さ寸法が大きくなってしまう。
すような振動型ジャイロスコープが発明された。この発
明については特願平6−289009号の明細書および
図面に記載されている。この振動型ジャイロスコープ
は、振動体の長軸方向Yと直交するZ軸回りの回転系で
の角速度の検出を可能としたものである。
の先端部に偏倚質量5が設けられ、振動体4の先部での
重心が、振動体4の中心軸に対しZ方向に偏った位置に
設定されている。振動体4の表面に設けられた駆動用の
圧電素子6aと6bにより、振動体4は±X方向へ変形
振動させられる。振動した状態でZ軸回りの回転系内に
置かれると、振動体4に対し±Y方向へのコリオリ力が
作用する。
が偏っているため、±Y方向へのコリオリ力により、振
動体4はZ方向へ曲げ変形振動させられる。振動体4に
は検出用の圧電素子7が取り付けられており、この圧電
素子7により振動体4のZ方向への振動が電力に変換さ
れる。この電力に基づいてZ軸回りの角速度ωが検出さ
れる。
ャイロスコープに対し、Z軸回りの角速度のみならず、
Y軸回りの角速度が与えられると、Y軸回りの回転系で
のコリオリ力により振動体4がZ方向へ振動させられ
る。すなわち、検出用の圧電素子7から、Z軸回りの回
転系によるコリオリ力と、Y軸回りの回転系によるコリ
オリ力の双方の振動成分が混合して取り出されることに
なる。よって、Z軸回りの角速度を検出したい場合に、
Y軸回りの角速度の検出成分がノイズとして重畳される
ことになる。したがって、図21に示す振動型ジャイロ
スコープは、Y軸回りの回転が与えられない機器、例え
ばX−Y面が地平面と平行に設置され、X−Y平面内で
のみ運動を行なう走行系などでの適用には適している。
この場合には、振動体4を地平面に平行に設置でき、機
器の薄型化が可能である。しかし、Y軸回りの回転を生
じる機器への適用は不向きである。
ジャイロスコープは、いずれも1軸回りの回転系の角速
度しか検出できないものである。よって、2軸回りの回
転系でのそれぞれの方向の角速度を検出する場合には、
振動型ジャイロスコープを2組設ける必要があり、また
3軸回りの回転系でのそれぞれの方向の角速度を検出す
る場合には、3組設けなければならなくなる。
あり、偏倚質量を利用することにより振動体の長軸回り
以外の回転系の検出が可能とされ、しかも検出すべき回
転系以外の回転系からのノイズの影響を除去できるよう
にした振動型ジャイロスコープを提供することを目的と
している。
体を対称方向へ振動変形させることにより、安定した駆
動と安定した検出を可能とすることを目的としている。
ープにより2軸回りあるいは3軸回りでの各方向の回転
の検出を可能とすることを目的としている。
用して振動体を変形振動させ、また圧電効果により振動
成分の検出を可能としたものである。振動体は、例えば
エリンバなどの恒弾性材料に、駆動手段の一部となる圧
電素子および検出手段の一部となる圧電素子を貼着した
ものであってもよいし、またはエリンバなどの恒弾性材
料の板材に圧電材料(圧電セラミック)などを積層し、
圧電材料の表面に駆動手段の一部となる駆動用電極と、
検出手段の一部となる検出用電極を貼着または積層した
ものであってもよい。ただし、以下の実施例では、振動
体が、圧電セラミックやZ板X軸2度回転の結晶方位の
水晶などの圧電材料により形成され、その表面に駆動手
段の一部となる駆動用電極と、検出手段の一部となる駆
動用電極とが貼着または積層されたものとして説明して
いる。また、本発明での駆動手段は、圧電材料に設置さ
れた駆動用電極と、これに高周波電力を与える駆動電源
とで構成される。また検出手段は、圧電材料に設置され
た検出用電極と検出出力端子とで構成される。異なる検
出電圧(または電流)を相殺する場合には、検出手段に
相殺手段として差動回路、減算回路または位相差回路な
どが設けられる。また同じ位相の検出出力を加算する加
算手段を設けることも可能である。
体を振動する駆動方向と同じ方向であり、第2の方向は
第1の方向と直交する方向である。この第2の方向は検
出しようとする回転系の軸方向である。第3の方向は、
前記第1と第2の方向のそれぞれと直交する方向であ
り、これは振動体の長軸方向である。
あるが、これは図19(A)に示すように振動体の先部
に別体のものとして接着固定することにより構成でき、
これにより振動体の中心軸O−O(振動体の偏倚質量が
設けられていない部分での中立軸)に対して重心Gを偏
らせることができる。または図19(B)に示すように
偏倚質量m0を振動体の先部に一体に突出成形しまたは
曲げ形成することも可能である。あるいは図19(C)
に示すように、振動体の先端部に欠損部を形成し、欠損
されていない残された部分を偏倚質量m0とすることも
できる。この場合も、振動体の先部において重心Gが振
動体の中心軸O−Oに対して偏った位置となる。
効果により変形振動させられる振動体と、振動体を第1
の方向へ変形振動させる駆動手段と、回転系内に置かれ
たときに振動体に作用するコリオリ力を振動体の中心軸
に対し偏った位置に作用させて振動体を前記第1の方向
へ変形振動させる偏倚質量と、前記振動体の前記第1の
方向への変形振動を検出する検出手段とが設けられてい
ることを特徴とするものである。
でのコリオリ力により振動体を第1の方向へ振動させ、
その振動成分を検出するものとなっているが、このジャ
イロスコープに振動体の長軸方向回りの回転が与えられ
ると、振動体には前記第1の方向の振動のみならず第2
の方向への振動が発生する。したがって、検出手段にお
いて、圧電素子または検出用電極を、第1の方向の成分
のみを検出できる位置に配置することにより、第2の方
向への振動成分が本来の検出出力に重畳されることを防
止できる。
第2の方向への振動をも検出するように構成されている
場合には、検出手段において、第1の方向への振動成分
を検出でき且つ第2の方向への振動成分による検出出力
を相殺できるように電極を配置し、また差動手段(差動
回路)などを配置することが可能である。
動成分を検出する検出手段の他に、振動体の長軸回りの
回転系で与えられるコリオリ力によって振動体に生じる
前記第1の方向と直交する第2の方向に生じる振動成分
を検出する検出手段を設け、この両検出手段により、2
軸回りのそれぞれの回転の検出を行なうことも可能であ
る。
の1個の振動体を設けることにより振動型ジャイロスコ
ープを構成できる。ただし、2個または3個などの複数
の振動体を平行に設け、この振動体を、例えば1個の弾
性体から溝を介して分離形成させ、各振動体を互いに振
幅が逆方向となる対称モードにて振動させることによ
り、各振動体の振動を安定したものにできる。
動させられる複数の振動体と、複数の振動体を第1の方
向で且つ互いに逆の振幅方向となるように変形振動させ
る駆動手段と、回転系内に置かれたときに各振動体に作
用するコリオリ力を振動体の中心軸に対し偏った位置に
作用させて振動体を前記第1の方向で且つ互いに逆の振
幅方向となるように変形振動させる偏倚質量と、少なく
とも1つの振動体の前記第1の方向への変形振動を検出
する検出手段とが設けられていることを特徴とするもの
となる。
動手段により、両側の振動体と中央の振動体とが、その
並び方向となる第1の方向(X)にて逆の振幅方向とな
るように変形振動させられ、且つコリオリ力が作用した
ときに、偏倚質量により両側の振動体が前記第1の方向
(X)にて互いに逆の振幅方向となるように変形振動さ
せられる構造とすることが好ましい。
により、両側の振動体と中央の振動体とが、その並び方
向と直交する第1の方向(Z)にて逆の振幅方向となる
ように変形振動させられ、且つコリオリ力が作用したと
きに、偏倚質量により両側の振動体が前記第1の方向
(Z)にて互いに逆の振幅方向となるように変形振動さ
せられる構造とすることが好ましい。
いても、振動体の長軸(Y)回りの回転系で与えられる
コリオリ力により、各振動体に前記第1の方向と直交す
る第2の方向の振動が生じたときに、検出手段では、第
1の方向への振動成分を検出でき且つ第2の方向への振
動成分による検出出力を相殺できるように電極を配置す
ることが可能である。
検出手段の他に、振動体の長軸(Y)回りの回転系で与
えられるコリオリ力によって振動体に生じる前記第1の
方向と直交する第2の方向に生じる振動成分を検出する
検出手段が設けられ、この両検出手段により、2軸回り
のそれぞれの回転の検出が可能とすることが可能であ
る。
構成の一例は、振動体が3個設けられ、駆動手段によ
り、両側の振動体と中央の振動体とが、第1の方向にて
逆の振幅方向となるように変形振動させられ、コリオリ
力が作用したときに、偏倚質量により両側の振動体が前
記第1の方向にて互いに逆の振幅方向となるように変形
振動させられ、長軸回りの回転系によりコリオリ力が与
えられたときに、両側の振動体と中央の振動体とが、前
記第1の方向と直交する第2の方向へ互いに逆の振幅方
向となるように変形振動させられるものとなる。
スコープにより互いに直交する3軸のそれぞれの軸回り
の回転を検出することが可能である。
られ且つ互いに逆の方向に延びる第1の組の複数の振動
体および第2の組の複数の振動体と、第1の組の複数の
振動体を第1の方向(X)へ互いに逆の振幅方向となる
ように変形振動させる駆動手段と、回転系内に置かれた
ときに第1の組の振動体に作用するコリオリ力を各振動
体の中心軸に対し偏った位置に作用させて第1の組の振
動体を前記第1の方向(X)へ互いに逆の振幅方向とな
るように変形振動させる偏倚質量と、第1の組の振動体
の前記第1の方向(X)への変形振動を検出する検出手
段と、前記と異なる軸(Y)回りの回転系で与えられる
コリオリ力により前記第1の組の振動体に対し第1の方
向と直交する第2の方向(Z)へ与えられる振動成分を
検出する検出手段と、第2の組の複数の振動体を前記第
1の方向と直交する第2の方向(Z)へ互いに逆の振幅
方向となるように変形振動させる駆動手段と、回転系内
に置かれたときに第2の組の振動体に作用するコリオリ
力を各振動体の中心軸に対し偏った位置に作用させて第
2の組の振動体を前記第2の方向(Z)へ互いに逆の振
幅方向となるように変形振動させる偏倚質量と、第2の
組の振動体の前記第2の方向(Z)への変形振動を検出
する検出手段と、が設けられて3軸回りのそれぞれの回
転が検出可能とされたことを特徴とするものである。
の振動駆動方向を第1の方向としたときに、振動体の中
心軸に対し偏倚質量が第1の方向へ偏った位置に設けら
れている。図1、図4、図7、図13に示す実施例およ
び図16に示す実施例での第1の組(i)の振動体で
は、振動体の振動駆動方向となる第1の方向がX方向で
あり、偏倚質量がX方向へ偏った位置に設けられてい
る。したがってY方向に作用するコリオリ力により振動
体は第1の方向であるX方向へ振動する。図10に示す
実施例および図16の第2の組(ii)振動体では、振
動体の振動駆動方向がZ方向であり、偏倚質量はZ方向
へ偏った位置に設けられている。したがってY方向に作
用するコリオリ力により振動体はZ方向へ振動する。
振動駆動されているとき、回転系内で生じるコリオリ力
は前記駆動方向(第1の方向)と直交する方向への成分
として作用する。本発明では、このコリオリ力により振
動体を駆動方向と同じ方向である第1の方向へ作用させ
ることにより、検出しようとする回転系以外の回転系に
より振動体に作用するコリオリ力がノイズとして検出さ
れないようにしている。
ようとする角速度はZ軸回りであり、振動体4の振動方
向はX方向である。X方向へ駆動される振動体4に対し
Z軸回りの回転系でのコリオリ力はY方向へ作用し、偏
倚質量により振動体4はZ方向へ振動するものとなる。
このZ方向の振動によりY方向へのコリオリ力の検出が
行われるが、ここで問題となるのは、検出のための振動
方向Zが駆動方向Xと直交していることである。このた
めにY軸回りの回転が与えられると、駆動方向Xと直交
するZ方向への振動が別個に発生し、Z方向への振動
は、Z軸回りの回転系とY軸回りの回転系でのそれぞれ
のコリオリ力の双方の混合により生じるものとなる。し
たがってZ軸方向への振動によりZ軸回りの回転のみを
検出することが非常に困難になる。
ように、振動体の振動駆動方向がX方向であるが、偏倚
質量を振動体の中心線に対しX方向へ偏って設けること
により、Y方向へ作用するコリオリ力により振動体を駆
動方向と同じX方向へ振動させている。この振動を検出
することによりZ軸回りの回転を検出できるものとして
いる。ここで、Y軸回りの回転が与えられた場合、この
回転によるコリオリ力は駆動方向Xと直交するZ方向へ
働くことになる。このコリオリ力のX方向への分力はゼ
ロである。よって、X方向の振動のみを検出すれば、Y
軸回りの回転が検出されることなく、Z軸回りの回転に
よる角速度だけを取り出すことができる。
系での角速度を検出するために、検出のための振動体の
振動方向を駆動方向と一致させている。したがって、他
の回転系のコリオリ力が作用しても、このコリオリ力の
前記駆動方向への分力がゼロになるため、目的とする回
転系のみの検出が容易に可能とされる。
転系で与えられるコリオリ力により、振動体は駆動方向
である第1の方向へ振動させられ、また他の方向の軸回
りの回転系でのコリオリ力により、振動体が第1の方向
と直交する第2の方向へ振動させられるのであるから、
振動体の第1の方向の振動と第2の方向の振動を別々に
検知することにより、直交する2軸回り回転系により与
えられるそれぞれのコリオリ力を別々に検出できるもの
となる。
いはそれ以上の数にて設けられる。複数の振動体を設
け、各振動体を互いに逆の振幅方向となるように対称振
動させると、振動体の駆動のための振動および検出のた
めの振動が安定したものとなる。特に1個の弾性体から
3個の平行な振動体を一体に形成させ、両側の振動体
と、中央の振動体を互いに逆の振幅となるように振動さ
せるものでは、振動体が形成されていない支持側となる
弾性体が振動の影響を受けず、安定したものとなる。し
たがって弾性体の基部を剛体支持することが可能にな
り、振動型ジャイロスコープの支持条件が簡単になる。
動体で2軸回りの回転系でのコリオリ力および角速度を
別々に検出することが可能であるが、1個または1組の
振動体では3軸回りの回転系でのそれぞれの系のコリオ
リ力を検出することはできない。なぜならば、振動体を
X方向へ振動させた場合、コリオリ力はX方向に直交す
る2つの直交軸YとZ方向の成分として取り出すことが
できるが、駆動方向と同じ方向のX方向へのコリオリ力
の成分は常にゼロとなるからである。すなわち振動駆動
方向以外の2軸方向の成分としてのコリオリ力しか検出
できないものとなる。
リオリ力の成分を別々に検出するためには、2組の振動
体が使用される。図16に示すように、2組の振動体が
設けられるものでは、第1の組(i)の振動体と第2の
組(ii)の振動体とで、偏倚質量が設けられている方
向が別々であり、例えば第1の組(i)の振動体では偏
倚質量が偏る方向がX方向で、第2の組(ii)の振動
体では偏倚質量が偏る方向がZ方向である。それぞれの
振動体は、その駆動方向が偏倚荷重の偏る方向と同じ方
向である。第1の組の振動体のX方向への振動によりZ
軸回りの回転成分が検出でき、第2の組の振動体のZ方
向への振動によりX軸回りの回転成分が検出できる。ま
た振動体の長軸方向であるY軸回りの回転が与えられる
と、第1の組(i)と第2の組(ii)の双方の振動体
がZ方向へ振動することになる。よって、少なくとも一
方の組の振動体において駆動方向と直交する方向への振
動を検出することによりY軸回りの回転成分を検出する
ことが可能である。
いて、一方の組を図7に示した3個の振動体を有するも
のとし、他方の組を図10に示した3個の振動体を有す
るものとして構成した場合に、3軸回りのそれぞれの回
転成分を検出することが可能である。
より構成すると、振動数の温度係数(温度変化に起因す
る振動数の変動)がほぼゼロになり、温度変化が検出精
度に与える影響を少なくできる。
スコープを示す斜視図、図2は図1に示す振動型ジャイ
ロスコープの振動モードを示す説明図、図3は振動体を
構成しているZ板X軸2度回転の結晶方位となる水晶の
電界方向および電極の配置を示したものであり図1のI
II−III線の拡大断面図である。図1に示す振動型
ジャイロスコープは、1枚の平板状の振動体11が支持
体12により片持ち支持(剛体支持)されている。ある
いは振動体11が柱状であってもよい。また片持ち支持
ではなく、中央部が支点により単純支持された支持構造
であってもよい。
れている。この実施例では圧電材料がZ板X軸2度回転
の結晶方位となる水晶(単結晶材料)であり、その電界
方向は図3に示す通りである。または振動体11が圧電
セラミックにより形成されていてもよい。Z方向に対面
する表裏両面にはアース電極13,13が貼着または積
層により形成されており、それぞれのアース電極13,
13はグランド電位となっている。
極14が形成され、他方の側面には検出用電極15が形
成されている。各電極13,13,14,15はいずれ
も振動体11の長軸方向に延びる形状である。図4以下
の各実施例では斜視図において電極の図示を省略してい
るが、いずれも図1と同様に長軸方向に延びる電極であ
る。
周波電力を発生する駆動電源16が接続されており、駆
動用電極14と駆動電源16とで駆動手段が構成されて
いる。検出用電極15には検出用リード線が接続され、
このリード線とグランド電位の間にて検出出力端子17
が形成され、検出出力端子17からさらに検出回路に接
続されている。検出用電極15と検出出力端子17とが
本発明の検出手段である。振動体11の先部には偏倚質
量m0が設けられている。この偏倚質量m0は、−X方向
へ突出しており、振動体11の先部では、振動体11の
中心軸に対し重心が−X方向へ偏ったものとなってい
る。
回転系での角速度ωを検出するものであり、このZ軸回
りの回転を検出できる検出出力をΩzで表わしている。
駆動電源16から駆動用電極14に高周波電力が与えら
れると、駆動用電極14が接合されている部分の水晶に
プラスとマイナスの歪みが交互に発生し、その結果、振
動体11は図2に示すように、X方向(第1の方向)へ
曲げ振動させられる。X方向へ振動駆動されている振動
体11がZ軸回りの回転系内に置かれると、振動体11
には、回転系に対するX方向への相対速度と直交するY
方向へのコリオリ力が作用する。このコリオリ力は振動
体11の長軸方向であり、偏倚質量m0を有することに
より偏った位置となる重心にY方向への力±Fyが作用
する。この力±Fyにより、振動体11の先部に対しZ
軸回りのモーメントが働く。その結果、図2に示すよう
に、振動体11は駆動方向と同じ第1の方向(X方向)
へ変形振動させられる。
振動体11の−X側の側面には歪みが発生し、この歪み
が図3に示す検出用電極15から電圧(または電流)と
して検出される。検出出力端子17からは、X方向への
駆動振動成分と、コリオリ力によるX方向への振動成分
とが混合された検出電圧(または電流)が得られる。こ
の検出電圧から駆動振動の成分が除去されることによ
り、Z軸回りの回転系でのコリオリ力が検出される。こ
のコリオリ力の検出出力に基づいて角速度ωが算出され
る。
対しY軸回りの回転が与えられると、駆動方向であるX
方向と直交する第2の方向(Z方向)へのコリオリ力が
作用する。その結果、振動体11にZ方向への振動が発
生する。ただし、検出用電極15は振動体11のX方向
に対面する側面(Z方向へ延びる側面)に設けられてい
るため、検出用電極15と検出出力端子17とから成る
検出手段では、Z方向への振動成分が検出されない。そ
の結果、Z軸回りの回転系での角速度のみを検出するこ
とが可能になる。
し、その分極方向および電極の配置を設定することによ
り、Z方向に対面する表裏両面(図3での図示上下方向
の面)に形成された検出用電極によりX方向への振動が
検出されるものとすることが可能である。この場合に、
圧電材料の誘電分極方向と検出用電極との関係により、
Z方向への振動により発生する電圧が電極間で相殺され
る構成とすることができる。このような構成にすること
により、Y軸回りの回転検出出力が端子17から得られ
ない構成にでき、Z軸回りの回転検出出力(Ωz検出出
力)のみを得ることが可能である。
ロスコープを示す斜視図、図5(A)は駆動振動モード
を示す説明図、図5(B)は、検出振動モードを示す説
明図、図6(A)は、圧電セラミックなどの圧電材料の
誘電分極方向と電極との配置を、図6(B)は水晶の電
界方向と電極との配置をそれぞれ別の実施例として示す
図4のVI−VI線の断面図である。
の弾性体20から、平行な2本(2枚)の振動体21と
22が一体に設けられている。また弾性体20の基端の
中央部が支持柱23により支持されている。弾性体20
および振動体21,22は、圧電材料により形成されて
いる。図4に示すように、両振動体21,22の先部に
は、第1の方向(X方向)へ偏った偏倚質量m0が設け
られており、振動体21,22の先部では、振動体の中
心軸に対して−X方向へ重心が偏っている。
と22が圧電セラミックなどの多結晶材料により形成さ
れ、その誘電分極方向は矢印で示す通りに設定されてい
る。振動体21と22に形成された電極は全てZ方向に
対面する表裏両面に設けられ、また各電極はY方向に長
く形成されている。
駆動用電極24と25が形成され、振動体22の表裏両
面に駆動用電極26と27が形成されている。これらの
駆動用電極には駆動電源16から高周波電力が与えられ
る。各駆動用電極と駆動電源16とで駆動手段が構成さ
れている。なお、符号28は全てアース電極である。駆
動電源16から各駆動用電極24,25,26,27に
対し同位相の電力が与えられる。駆動用電源16からの
電力のある時点の位相により、駆動用電極24と26の
部分にて圧電材料にマイナスの歪み(収縮歪み)が発生
したとき、駆動用電極25と27の部分では圧電材料に
プラスの歪み(膨張歪み)が発生する。したがって、振
動体21と22に与えられる振動駆動方向はX方向(第
1の方向)であり、しかも両振動体21と22の振動位
相は180度相違している。図5(A)に示すように、
ある時点で振動体21の振幅方向が+X方向のとき振動
体22の振幅方向は−X方向である。
ープがZ軸回りの回転系内に置かれると、駆動方向であ
るX軸と直交する方向のY方向へのコリオリ力が作用す
る。振動体21と22にはX方向に偏った偏倚質量m0
が設けられているため、Z軸回りのモーメントが作用し
て、振動体21と22は第1の方向(X方向)へ振動す
る。図5(A)に示すように、両振動体21と22は、
逆の振幅方向へ相対速度を持つように駆動されているた
め、振動体21と22に与えられるY方向へのコリオリ
力は、互いに逆の方向となり、一方に+Fyが作用する
ときに他方には−Fyが作用する。よって、図5(B)
に示すように、振動体21と22は、X方向へ互いに逆
の振幅方向となるように振動する。
されるが、検出手段は、検出用電極31,32,33,
34と検出出力端子35とで構成される。ある時点でコ
リオリ力により生じるX方向への振動の振幅方向が図5
(B)の通りであるとき、検出用電極31と33の部分
での圧電材料はマイナスの歪みになり、検出用電極32
と34ではプラスの歪みとなる。検出用電極31と33
が設けられている部分での誘電分極方向と、検出用電極
32と34が設けられている部分での誘電分極方向が逆
であるため、各検出用電極31,32,33,34では
同位相の検出電圧(または電流)が得られる。よって検
出出力端子35から、Z軸回りの回転検出出力(Ωz検
出出力)が得られる。なお検出手段では、各検出用電極
31,32,33,34から得られる検出電圧を加算す
る加算回路が設けられていてもよい。
プがY回りの回転系内に置かれたときに、駆動方向であ
る第1の方向(X方向)と直交する第2の方向(Z方
向)へのコリオリ力が作用し、各振動体21と22にZ
方向への振動が発生する。X方向へ駆動される振動体2
1と22では振幅が逆向きであるため、振動体21と2
2のZ方向への振幅方向は逆位相となり、図6(A)に
て破線の矢印で示すように、ある時点で振動体21の振
幅方向が+Z方向のとき、振動体22の振幅方向が−Z
方向となる。振動体21と22がこの振幅方向に変形し
ているとき、検出用電極31の部分では圧電材料がマイ
ナス歪みであり、検出用電極31と同じ誘電分極方向が
向けられている検出用電極33の部分では圧電材料がプ
ラス歪みである。よって両検出用電極31と33からの
検出電圧(または電流)の位相が180度相違し、検出
電圧が互い相殺される。これは検出用電極32と34に
おいても同じである。
向の振動成分のみが取出され、Z方向への振動成分は取
り出されない。よって、検出出力端子35からは、Z軸
回りの回転成分を検出したΩz検出出力のみが得られ
る。
2がZ板X軸2度回転の結晶方位となる水晶により形成
されている場合を示す。図中の矢印は電界方向を示す。
各振動体21と22には、アース電極36が形成されて
いる。振動体21のZ側の表裏両面にはそれぞれ駆動用
電極38,38が形成され、振動体22の−X側の側面
には駆動用電極39が形成されている。駆動電源16か
ら両駆動用電極38と39に高周波電力が与えられる
と、振動体21と22は図5(A)に示すように第1の
方向(X方向)で、且つ互いに逆の振幅方向となる位相
にて振動駆動される。
極41が形成されている。Z軸回りの回転系に置かれた
ときに、コリオリ力により振動体21と22は図5
(B)に示すように、X方向へ互いに逆の振幅方向とな
るように振動する。よって、検出用電極41からX方向
への振動の検出電圧(または電流)が得られる。なお、
Y軸回りの回転により、振動体21と22にZ方向への
振動が作用しても、検出用電極41からはこの振動は検
出されない。したがって、図6(B)の構成においても
検出出力端子35からZ軸回りの回転検出出力であるΩ
z検出出力のみが得られる。
ロスコープを示す斜視図、図8(A)は駆動振動モード
を示す説明図、図8(B)は、検出振動モードを示す説
明図、図9(A)は振動体を構成する圧電材料の誘電分
極方向と電極との配置を示し、図9(B)は他の実施例
として振動体を構成する水晶の電界方向と電極との配置
を示すものであり、それぞれ図7のIX−IX線の断面
図である。
の弾性体50から、平行な3本(3枚)の振動体51,
52,53が一体に設けられている。弾性体50および
振動体51,52,53は、圧電材料により形成されて
いる。左右両側の振動体51と52の先部には、各振動
体の並び方向である第1の方向(X方向)へ偏った偏倚
質量m0が設けられている。両振動体51と52での偏
倚質量m0の偏り方向は互いに逆向きであり、振動体5
1の先部では、振動体の中心軸に対して+X方向へ重心
が偏り、振動体52の先部では、振動体の中心軸に対し
て−X方向へ重心が偏っている。
1,52,53が圧電セラミックにより形成され、その
誘電分極方向は矢印で示す通りに設定されている。各振
動体51,52,53の表裏面および側面には電極が形
成されているが、各電極は全てY方向に長く形成されて
いる。
3に形成された電極のうち、符号54で示すものが全て
アース電極である。駆動用電極55,56,57,58
および駆動電源16とで駆動手段が構成され、駆動電源
16からの高周波電力は駆動用電極55,56,57,
58に対し同位相で与えられる。駆動用電極55と56
に向けられている圧電材料の誘電分極方向は、駆動用電
極57と58に向けられている誘電分極方向と逆向きで
ある。よってある時点で、駆動用電極55と56の部分
で圧電材料がマイナス歪みとなると、駆動用電極57と
58の部分で圧電材料がプラス歪みとなる。この瞬間で
は、図8(A)に示すように、両側の振動体51と52
の振幅方向は−X方向で、中央の振動体53の振幅方向
は+X方向となる。すなわち、両側の振動体51,52
と、中央の振動体53とでは、第1の方向(X方向)へ
互いに逆位相となる対称モードで振動するように駆動さ
れる。
振動するものでは、弾性体50の振動体が形成されてい
ない基部が安定したものとなり、この基部に伝達される
振動はわずかである。よって図8に示すように弾性体5
0の基部を剛体支持しても、各振動体の振動モードには
影響を与えない。
ープがZ軸回りの回転系内に置かれると、駆動方向であ
るX軸と直交するY方向へのコリオリ力が作用する。両
側の振動体51と52にはX方向に偏った偏倚質量m0
が設けられているため、Y方向へのコリオリ力によりZ
軸回りのモーメントが作用し、振動体51と52は第1
の方向(X方向)へ振動する。ただし、中央の振動体5
3には偏倚質量が設けられておらず、コリオリ力の作用
するY方向は振動体53の長軸方向であるため、中央の
振動体53には振動が生じない。
にてX方向へ駆動されているが、両振動体51と52に
おいて、偏倚質量m0の偏る方向が−X方向と+X方向
とでは互いに逆向きである。また、両側の振動体51と
52が図8(A)に示すように−X方向への相対速度に
て駆動されているとき、振動体51と52に与えられる
Y方向へのコリオリ力は同じ方向(+Fy)である。よ
って偏倚質量m0により、図8(B)に示すように、振
動体51と52は、X方向へ互いに逆の振幅方向となる
ように振動させられる。
の上記X方向への振動が検出手段により検出されるが、
図9(A)では、検出手段が、検出用電極61,62,
63,64と検出出力端子65とで構成される。ある時
点でコリオリ力により生じるX方向への振動の振幅方向
が図8(B)の通りであるとき、検出用電極61〜64
の部分での圧電材料は全てマイナスの歪みとなる。各検
出用電極61〜64が設けられている部分では圧電材料
の誘電分極方向が全て同じであるため、各検出用電極6
1,62,63,64では同位相の検出電圧(または電
流)が得られる。よって各検出用電極からの検出電圧が
検出出力端子65からΩz検出出力として得られる。な
お各検出用電極61,62,63,64から得られる検
出電圧を加算する加算回路を設けてもよい。
の回転系内に置かれると、駆動方向である第1の方向
(X方向)と直交する第2の方向(Z方向)へのコリオ
リ力が作用し、各振動体51,52,53にZ方向への
振動が与えられる。両側の振動体51,52と中央の振
動体53とでは、X方向への振動駆動方向が逆であるた
め、Z方向へのコリオリ力により、両側の振動体51お
よび52と、中央の振動体53とでは逆方向への振動が
与えられる。例えば図9(A)に示すように、ある時点
での両側の振動体51と52の振幅方向が+Z方向のと
き、中央の振動体53の振幅方向は−Z方向である。
の圧電材料はマイナス歪みであり、検出用電極62と6
4の部分での圧電材料はプラス歪みである。ただし各検
出用電極61,62,63,64の部分での圧電材料の
誘電分極方向が同じであるため、Z方向への振動による
検出電圧は互いに相殺され、検出出力端子65にはY軸
回りのコリオリ力による振動成分は検出されず、Z軸回
りの回転成分を検出したΩz検出出力のみが得られる。
2,53がZ板X軸2度回転の結晶方位の水晶により形
成されている場合を示す。図中の矢印は電界方向を示し
ている。各振動体51,52,53には、アース電極7
4が形成されている。両側の振動体51と53の−X側
の側面にはそれぞれ駆動用電極66と68が形成され、
中央の振動体53のZ側の表裏両面には一対の駆動用電
極67,67が形成されている。駆動電源16から各駆
動用電極66,67,68に高周波電力が与えられる
と、図8(A)に示すように、両側の振動体51,52
と、中央の振動体53は、第1の方向(X方向)で、且
つ互いに逆の振幅方向となる位相にて振動駆動される。
は、検出用電極71と72が形成されている。図8
(B)に示すように、Z軸回りの回転系に置かれたとき
に、コリオリ力により両側の振動体51と52には、X
方向へ互いに逆の振幅方向となるように振動が与えられ
る。よって検出用電極71と72とでは、逆の位相の検
出電圧が得られる。よって差動回路(減算回路)73に
より、両検出用電極71と72からの検出電圧(または
電流)の差を取ることにより、Z軸回りの回転系でのコ
リオリ力による成分を検出できる。
より、振動体51と52にZ方向への振動が作用して
も、検出用電極71と72からはこの振動は検出され
ず、検出出力端子65から得られるΩz検出出力にZ方
向振動によるノイズが重畳することがない。
イロスコープを示す斜視図、図11(A)は駆動振動モ
ードを示す説明図、図11(B)は、検出振動モードを
示す説明図、図12(A)は、振動体を構成する圧電材
料の誘電分極方向と電極との配置を示し、図12(B)
は他の実施例として振動体を構成する水晶の電界方向と
電極の配置を示すものであり、それぞれ図10のXII
−XII線の断面図である。
した実施例と同様に、圧電材料の弾性体50に、3本
(3枚)の振動体51,52,53が互いに平行に且つ
一体に形成されている。両側の振動体51と52の先部
には偏倚質量m0が設けられているが、図7に示した実
施例と異なり、偏倚質量m0はZ方向に突出している。
振動体51では、偏倚質量m0により、振動体の中心線
に対して重心が−Z方向へ偏っており、振動体52では
重心が+Z方向へ偏っている。この実施例では、X軸回
りの回転系での角速度ωが検出できるものとなる。
2,53を振動駆動させる第1の方向がZ方向である。
この駆動モードでは図11(A)に示すように、両側の
振動体51,52と、中央の振動体53とで、Z方向へ
駆動される振動位相が180度相違している。ある時点
での両側の振動体51と52の振幅方向が+Z方向のと
き、中央の振動体53の振幅方向は−Z方向である。
ジャイロスコープがX軸回りの回転系に置かれると、各
振動体51,52,53にはY方向へのコリオリ力が作
用する。中央の振動体53には偏倚質量が向けられてお
らず、またコリオリ力が長軸方向へ作用するため、この
振動体53には振動が与えられない。両側の振動体51
と52は同じ方向へ駆動されているため、両振動体51
と52に対し同じ位相にてY方向のコリオリ力が作用す
る。例えば図11(A)に示すように、両側の振動体5
1と52が+Z方向への速度を有するように駆動されて
いるとき、この振動体51と52には+Fy方向へのコ
リオリ力が作用する。ただし、両側の振動体51と52
にはZ方向への逆方向へ突出する偏倚質量m0が設けら
れているため、X軸回りの回転系でのコリオリ力によ
り、図11(B)に示すように、両側の振動体51と5
2にはZ方向へ互いに逆位相となる振動が与えられる。
この振動体51と52のZ方向(第1の方向)への振動
を検出することにより、X軸回りの検出出力(Ωx検出
出力)を得ることができる。
3が、圧電材料として圧電セラミックにより形成された
例を示している。圧電材料の誘電分極方向は矢印で示す
通りである。図12(A)に示す各電極はY軸方向に長
く形成されているものであり、これらの電極のうち符号
75で示すものは全てアース電極である。
電極76,77,78,79に同じ位相で与えられる。
各駆動用電極76と78と79の部分では、圧電材料の
誘電分極方向が同じであり、駆動用電極77の部分では
誘電分極方向が逆向きである。よって、図11(A)に
示すように、両側の振動体51,52と中央の振動体5
3とでは、Z方向へ逆の振幅方向となるように駆動され
る。
リ力により、図11(B)に示すように、両側の振動体
51と52がZ方向へ逆の位相にて振動するが、この振
動は検出用電極81と82により検出される。検出用電
極81と82はコリオリ力によりZ方向へ逆の位相にて
振動するが、両検出用電極81と82の部分では、誘電
分極方向が逆向きである。したがって、両検出両電極8
1と82には同じ位相の検出電圧(または電流)が得ら
れ、検出出力端子84からは、X軸回りの回転成分のΩ
x検出出力が得られる。
がY軸回りの回転系に置かれると、各振動体51,5
2,53には、駆動方向である第1の方向(Z方向)と
直交する第2の方向(X方向)への振動が与えられる。
両側の振動体51と52は図11(A)に示すように、
同じ位相にてZ方向へ駆動されているため、Y軸回りの
回転系で与えられるコリオリ力では、両側の振動体51
と52がX方向へ同じ位相にて振動させられる。図12
(A)に示すように、ある時点で両側の振動体51と5
2の振幅方向が共に+X方向である場合、検出用電極8
1と82が設けられている部分の圧電材料は共にマイナ
ス歪みになる。ただし検出用電極81と82の部分では
誘電分極方向が逆向きであるため、X方向への振動成分
により検出用電極81と82にて検出される電圧(また
は電流)の位相は180度相違し、相殺されて検出出力
端子84に現れない。よって検出出力端子84では、X
軸回りの回転検出出力であるΩx検出出力のみが得ら
れ、Y軸回りの回転系で与えられるコリオリ力は検出さ
れない。
3が、X板0度回転の結晶方位の水晶により形成されて
いる場合の電界方向を示している。各振動体のX方向に
対面する側面に形成されている電極85は全てアース電
極である。駆動電源16からの高周波電力は、駆動用電
極86,87(2箇所),88に与えられる。図11
(A)に示すように、両側の振動体51,52と中央の
振動体53は、Z方向へ互いに逆の振幅方向となるよう
に駆動される。
側の振動体51と52が、Z方向へ互いに逆の位相にて
振動させられるが、この振動は、検出用電極91と92
により検出される。図11(B)に示すように、X軸回
りの回転系のコリオリ力により両側の振動体51と52
に与えられるZ方向への振動は逆位相である。したがっ
て、検出用電極91と92には逆位相の検出電圧が得ら
れるため、両検出電極91と92の出力が差動回路93
を経ることにより、検出出力端子94にはX軸回りの回
転検出出力(Ωx)が得られる。
プに対し、Y軸回りの回転が与えられると、両側の振動
体51と52に同じ位相のX方向への振動が生じるが、
この振動は、検出用電極91と92により検出されるこ
とがなく、検出出力端子94にはΩx検出出力のみが得
られる。
イロスコープを示す斜視図、図14(A)は駆動振動モ
ードを示す説明図、図14(B)は、Z軸回りの回転系
の検出振動モードを示す説明図、図14(C)はY軸回
りの回転系の検出振動モードを示す説明図、図15
(A)は、振動体を構成する圧電材料の誘電分極方向と
電極との配置を示し、図15(B)は振動体を水晶で構
成したときの電界方向と電極の配置を示すものであり、
それぞれ図13のXV−XV線の断面図である。
造は、図7に示したものと同じである。弾性体50には
3本(3枚)の振動体51,52,53が一体に形成さ
れ、両側の振動体51と52の先部にはX方向へ互いに
逆向きに延びる偏倚質量m0が設けられている。
1,52,53の振動駆動方向は第1の方向(X方向)
である。図7に示したものと同様に、両側の振動体5
1,52と、中央の振動体53はX方向へ逆の振幅方向
となるように駆動される。この振動型ジャイロスコープ
がZ軸回りの回転系内に置かれると、図14(B)に示
すように、偏倚質量m0の働きにより両側の振動体51
と52がX方向へ互いに逆の振幅方向にて振動する。さ
らにY軸回りの回転系に置かれると、図14(C)に示
すように、両側の振動体51,52と、中央の振動体5
3とがZ方向へ互いに逆の振幅方向にて振動する。
のいずれかに示す検出手段により、Z軸回りの回転系で
のコリオリ力による振動と、Y軸回りの回転系でのコリ
オリ力による振動の双方が別々に検出できるものとなっ
ている。
圧電セラミックにより形成された場合の誘電分極方向お
よび電極の配置を示している。各振動体51,52,5
3に設けられている電極101はアース電極である。駆
動手段は、駆動電源16と、駆動用電極102,10
3,104,105とで構成される。各駆動用電極10
2〜105に同じ位相の高周波電力が与えられると、図
14(A)に示すモードにて各振動体51,52,53
が振動駆動される。
じる図14(B)に示す振動は、検出用電極106,1
07,108,109により検出され、Ωz検出出力端
子111に出力される。この実施例でも各検出用電極と
検出出力端子とで検出手段が構成されている。この検出
手段でのΩz検出出力は、図9(A)に示す検出用電極
61,62,63,64からの検出電圧(または電流)
の位相と同じである。すなわち、検出出力端子111か
らはZ軸回りの回転系での検出出力のみが得られる。
り生じる図14(C)に示す振動は、中央の振動体53
から得られる。この振動体53には検出用電極112と
113が設けられている。図14(C)に示すように、
振動体53がZ方向へ振動する際に、両検出用電極11
2と113とから互いに逆の位相の検出電圧(または電
流)が得られる。差動回路114において両検出用電極
112と113とからの検出出力の差が求められ、これ
によりΩy検出出力端子115では、図14(C)の振
動モードにおけるZ方向の振動、すなわちY軸回りの回
転成分が検出される。
2によりZ軸回りの回転系でのコリオリ力による振動成
分が検出され、中央の振動体53によりY軸回りの回転
系でのコリオリ力による振動成分が検出できるものとな
っている。
3がZ板X軸2度回転の結晶方位の水晶により形成され
ている場合を示している。矢印は電界方向である。符号
121で示す電極は全てアース電極である。
23(2箇所),124に高周波電力が与えられると、
各振動体51,52,53は図14(A)に示す振動モ
ードにて駆動される。このときの駆動方法は、図9
(B)に示したものと同じである。
用電極125と126からの検出電圧が差動回路127
に与えられることにより得られる。これは図9(B)に
示した実施例と同じである。よって検出出力端子128
には、Z軸回りの回転検出出力(Ωz検出出力)が得ら
れる。
振動体53に設けられた検出用電極131と132から
の検出電圧が差動回路133に与えられることにより得
られる。振動体53はZ軸方向に振動するのであるか
ら、両検出用電極131と132の出力の差をとること
により、検出出力端子134では、Y軸回りの回転検出
出力(Ωy検出出力)が得られるものとなる。図15
(B)に示す例でも、両側の振動体51と52によりZ
軸回りの回転系のコリオリ力が検出され、中央の振動体
53によりY軸回りの回転系のコリオリ力が検出され
る。
例では、Z軸とY軸の2軸回りの回転系のそれぞれのコ
リオリ力および角速度の検出が可能になる。なお、この
2軸回りの回転系のそれぞれのコリオリ力の検出は、図
10に示す実施例でも可能である。図10に示す実施例
では、振動体の駆動方向はZ方向であるため、X軸回り
の回転系のコリオリ力により図11(B)に示すように
振動体51と52がZ方向へ振動するが、Y軸回りの回
転系のコリオリ力により各振動体がX方向へ振動する。
両側の振動体51と52からZ方向への振動を検出し、
中央の振動体53からX方向への振動を取り出すことに
より、X軸とY軸の2軸回りの回転系のコリオリ力およ
び角速度を別々に検出することが可能である。
イロスコープを示す斜視図、図17は振動モードを示す
ものであり(A)が駆動モード、(B)がX軸回りの回
転検出モード、(C)はY軸回りの回転検出モード、
(D)はZ軸回りの回転検出モードである。図18は圧
電材料の誘電分極方向と電極配置を示すものであり
(A)は図16のA−A線の断面図、(B)は図16の
B−B線の断面図である。
軸、Z軸の3軸回りの回転のそれぞれを独立して検知で
きるようにしたものである。圧電材料により形成された
弾性体150の一方には、第1の組(i)の振動体15
1と152が平行に延びて一体に形成されており、これ
と逆側では、第2の組(ii)の振動体153と154
が平行に延びて一体に形成されている。またこの振動型
ジャイロスコープは、弾性体150の中心部150aが
支柱に固定されまたは線材などにより吊り下げられるよ
うにして支持される。
は、図4に示したものと同じであり、先部に設けられた
偏倚質量m0は、振動体の中心軸に対し第1の方向(X
方向)へ偏っている。第2の組(ii)の振動体153
と154の先部では、偏倚質量m0が、振動体の中心軸
に対して第2の方向(Z方向)へ偏って設けられてい
る。それぞれの振動体は、偏倚質量m0が設けられてい
る側へ駆動される。第1の組(i)の振動体151と1
52の振動駆動方向は第1の方向(X方向)であり、第
2の組(ii)の振動体153と154の振動駆動方向
は第2の方向(Z方向)である。この実施例では、第1
の組(i)の振動体と第2の組(ii)の振動体が、互
いに逆の方向へ延び、偏倚質量と駆動方向とが互いに直
交する関係となっているのが特徴である。
に、第1の組(i)の振動体151と152は、X方向
へ互いに逆の振幅方向となる対称振動モードであり、第
2の組(ii)の振動体153と154は、Z方向へ互
いに逆の振幅方向となる対称振動モードである。
転系に置かれたとき、第1の組(i)の振動体151と
152にはコリオリ力が作用しない。すなわち振動体1
51と152は回転系の軸と同じX方向へ駆動されてお
り、回転系の回転方向に対する相対速度を持たないため
コリオリ力は作用しない。第2の組の振動体153と1
54は、Z方向へ互いに逆方向へ駆動されているため、
X軸回りの回転系でのコリオリ力はY方向へ作用する。
振動体153と154には、偏倚質量m0が設けられて
いるため、コリオリ力(+Fy)によりZ軸方向のモー
メントが発生し、振動体153と154はZ軸方向(駆
動方向と同じ方向)へ互いに逆の振幅方向となるように
振動する。
転系においては、第1の組(i)の振動体151と15
2はX方向へ逆の位相で振動しているため、この振動体
に対してZ軸方向のコリオリ力が作用し、振動体151
と152はZ方向へ互いに逆の振幅方向となるように振
動する。第2の組(ii)では、Z方向へ互いに逆の位
相で振動駆動されている振動体153と154に対しX
方向へのコリオリ力が作用し、振動体153と154は
X方向へ互いに逆の振幅方向となるように振動する。
転系においては、第2の組(ii)の振動体153と1
54の振動駆動方向がZ軸方向で、回転系の回転方向に
対して相対速度を持たないため、振動体153と154
にはコリオリ力が作用しない。第1の組(i)の振動体
151と152はX方向へ振動駆動されているため、コ
リオリ力はY軸方向へ作用する。振動体151と152
の振動駆動の振幅方向は逆であり、また両振動体151
と152の偏倚質量m0の方向は同じであるため、振動
体151と152は、X方向へ互いに逆の振幅方向とな
るように振動する。
振動を検出することによりX軸、Y軸、Z軸回りのそれ
ぞれの回転を独立して検出することが可能である。図1
8(A)(B)では各振動体の圧電材料の誘電分極方向
を矢印で示している。
体151,152では、符号155で示している電極が
アース電極である。駆動手段は、駆動電源16と駆動用
電極156,157,158,159とで構成されてい
る。各駆動用電極156,157,158,159に同
位相の高周波電力が与えられると、振動体151と15
2はX方向へ互いに逆の振幅となるように駆動される。
は、検出用電極161,162,163,164により
Z方向への振動が検出される。図17(C)に示すよう
に振動体151の振幅方向が+Z方向で、振動体152
が−Z方向のとき、検出用電極161と164が設けら
れている部分での圧電材料はマイナス歪みであり、検出
用電極162と163の部分での圧電材料はプラス歪み
である。各検出用電極161,162,163,164
の部分での圧電材料の誘電分極方向が同じであるため、
差動回路165と166において、電極161と164
からの出力を非反転部に入力させ、電極162と163
からの出力を反転部に入力させれば、検出出力端子16
7からY軸回りの回転検出出力(Ωy検出出力)が得ら
れる。
系に関して、振動体151と152はX方向へ振動を生
じるが、このとき前記検出用電極161,162,16
3,164からの検出電圧(または電流)は同位相にな
る。ただし差動回路165と166が設けられているた
めに同位相の検出電圧が相殺され、検出出力端子167
にZ軸回りの回転検出出力が現れない。図17(D)に
示すX方向の振動は検出用電極156,157,15
8,159(これらは前記駆動用電極と兼用している)
から得られる。これらの検出用電極では、図17(D)
に示すX方向への逆の位相の振動が同位相の電圧(また
は電流)として検出される。よって検出出力端子168
には、Z軸回りの回転検出出力(Ωz検出出力)が得ら
れる。なお、図17(C)に示すZ方向への振動につい
ては、検出用電極157,158と、156,159と
で逆位相の出力となるため、これらが相殺され、検出出
力端子には現れない。
i)の振動体153と154では、符号171で示すも
のが全てアース電極である。駆動電源16からの高周波
電力は、駆動用電極172,173,174,175に
与えられる。各駆動用電極の部分での誘電分極により、
振動体153と154はZ方向へ互いに逆の振幅方向と
なるように駆動される(図17(A))。
175は検出用電極として兼用されている。図17
(B)に示す振動のときに、各検出用電極172,17
3,174,175から同位相の検出電圧(または電
流)が得られ、よって検出出力端子176ではX軸回り
の回転検出出力(Ωx検出出力)が得られる。またY軸
回りの回転系に対して、図17(C)に示すように、振
動体153と154がX方向へ逆の位相で振動するが、
このとき前記検出用電極172,175と、173,1
74とで逆位相の出力となり相殺される。よって検出出
力端子176にY軸回りの回転検出出力が現れない。
転系では、振動体153と154がX方向へ互いに逆の
位相にて振動する。この振動は、検出用電極181,1
82,183,184から得られる。振動体153と1
54の振幅方向が図17(C)で示す状態となっている
時点で、検出用電極181と184では、同位相の検出
出力が得られ、検出用電極182と183では、これと
180度位相のずれた検出出力が得られる。よって、電
極181と184の出力が差動回路185,186の反
転部に入力され、電極182と183からの出力が非反
転部に入力されることにより、検出出力端子187では
Y軸回りの回転検出出力(Ωy検出出力)が得られる。
なお図17(B)に示すように、X軸回りの回転系によ
り振動体153と154がZ方向へ振動したときには、
電極181と182からの同位相の出力が差動回路18
5で相殺され、電極183と184からの同位相の出力
が差動回路186において相殺される。よって検出出力
端子187にX軸回りの回転検出成分は現れない。
軸から偏った位置に偏倚質量を設け、コリオリ力がこの
偏倚質量に作用したときに、振動体がコリオリ力の作用
方向に対して交叉する方向に変形するようにしたため、
振動体の長軸方向以外の方向の軸回りの回転検出が可能
になり、振動体の配置設計に自由度が生じ、振動型ジャ
イロスコープの平面的な配置が可能になる。しかも偏倚
質量により振動体が振動する方向が駆動方向と一致して
いるため、他の方向の軸回りの回転系からのコリオリ力
による影響を受けずに回転検出できるようになる。
向と、他の回転系のコリオリ力により振動体が振動する
方向とが直交するものとなるため、これを利用して2軸
回りの回転系でのコリオリ力をそれぞれ別々に検出する
ことも可能になる。
軸回りの回転のそれぞれを独立して検出することもでき
る。
ープを示す斜視図、
図、
と電極の配置を示す図1のIII−III断面図、
を示す斜視図、
であり、(A)は駆動振動モード、(B)は検出振動モ
ード、
材料の分極方向と電極の配置を示し、(B)は振動体を
水晶で構成したときの電界方向と電極の配置を示すもの
であり、それぞれ図4のVI−VI断面図、
を示す斜視図、
であり、(A)は駆動振動モード、(B)は検出振動モ
ード、
材料の分極方向と電極の配置を示し、(B)は振動体を
水晶で構成したときの電界方向と電極の配置を示すもの
であり、それぞれ図7のIX−IX断面図、
プを示す斜視図、
のであり、(A)は駆動振動モード、(B)は検出振動
モード、
電極の配置を示し、(B)は振動体を水晶で構成したと
きの電界方向と電極の配置を示すものであり、それぞれ
図10のXII−XII断面図、
プを示す斜視図、
のであり、(A)は駆動振動モード、(B)はZ軸回り
の回転の検出振動モード、(C)はY軸回りの回転の検
出振動モード、
電材料の分極方向と電極の配置を示し、(B)は振動体
を水晶で構成した場合の電界方向と電極の配置を示すも
のであり、それぞれ図13のXV−XV断面図、
プを示す斜視図、
のであり、(A)は駆動振動モード、(B)はX軸回り
の回転の検出振動モード、(C)はY軸回りの回転の検
出振動モード、(D)はZ軸回りの回転の検出振動モー
ド、
分極方向と電極の配置を示すものであり、(A)は図1
6のA−A断面図、(B)は図16のB−B断面図、
実施例別に示す側面図、
スコープを示す斜視図、
を示す斜視図、
Claims (10)
- 【請求項1】 圧電効果により変形振動させられる振動
体と、振動体を第1の方向へ変形振動させる駆動手段
と、回転系内に置かれたときに振動体に作用するコリオ
リ力を振動体の中心軸に対し偏った位置に作用させて振
動体を前記第1の方向へ変形振動させる偏倚質量と、前
記振動体の前記第1の方向への変形振動を検出する検出
手段とが設けられていることを特徴とする振動型ジャイ
ロスコープ。 - 【請求項2】 振動体の長軸回りの回転系で与えられる
コリオリ力により、振動体に前記第1の方向と直交する
第2の方向の振動が生じたときに、検出手段では、第1
の方向への振動成分を検出でき且つ第2の方向への振動
成分による検出出力を相殺できるように電極が配置され
ている請求項1記載の振動型ジャイロスコープ。 - 【請求項3】 第1の方向への振動成分を検出する検出
手段の他に、振動体の長軸回りの回転系で与えられるコ
リオリ力によって振動体に生じる前記第1の方向と直交
する第2の方向に生じる振動成分を検出する検出手段が
設けられ、この両検出手段により、2軸回りのそれぞれ
の回転の検出が可能とされた請求項1記載の振動型ジャ
イロスコープ。 - 【請求項4】 圧電効果により変形振動させられる複数
の振動体と、複数の振動体を第1の方向で且つ互いに逆
の振幅方向となるように変形振動させる駆動手段と、回
転系内に置かれたときに各振動体に作用するコリオリ力
を振動体の中心軸に対し偏った位置に作用させて振動体
を前記第1の方向で且つ互いに逆の振幅方向となるよう
に変形振動させる偏倚質量と、少なくとも1つの振動体
の前記第1の方向への変形振動を検出する検出手段とが
設けられていることを特徴とする振動型ジャイロスコー
プ。 - 【請求項5】 振動体は3個設けられ、駆動手段によ
り、両側の振動体と中央の振動体とが、その並び方向と
なる第1の方向(X)にて逆の振幅方向となるように変
形振動させられ、且つコリオリ力が作用したときに、偏
倚質量により両側の振動体が前記第1の方向(X)にて
互いに逆の振幅方向となるように変形振動させられる請
求項4記載の振動型ジャイロスコープ。 - 【請求項6】 振動体は3個設けられ、駆動手段によ
り、両側の振動体と中央の振動体とが、その並び方向と
直交する第1の方向(Z)にて逆の振幅方向となるよう
に変形振動させられ、且つコリオリ力が作用したとき
に、偏倚質量により両側の振動体が前記第1の方向
(Z)にて互いに逆の振幅方向となるように変形振動さ
せられる請求項4記載の振動型ジャイロスコープ。 - 【請求項7】 振動体の長軸(Y)回りの回転系で与え
られるコリオリ力により、各振動体に前記第1の方向と
直交する第2の方向の振動が生じたときに、検出手段で
は、第1の方向への振動成分を検出でき且つ第2の方向
への振動成分による検出出力を相殺できるように電極が
配置されている請求項4ないし6のいずれかに記載の振
動型ジャイロスコープ。 - 【請求項8】 第1の方向への振動成分を検出する検出
手段の他に、振動体の長軸(Y)回りの回転系で与えら
れるコリオリ力によって振動体に生じる前記第1の方向
と直交する第2の方向に生じる振動成分を検出する検出
手段が設けられ、この両検出手段により、2軸回りのそ
れぞれの回転の検出が可能とされた請求項4記載の振動
型ジャイロスコープ。 - 【請求項9】 振動体は3個設けられ、駆動手段によ
り、両側の振動体と中央の振動体とが、第1の方向にて
逆の振幅方向となるように変形振動させられ、コリオリ
力が作用したときに、偏倚質量により両側の振動体が前
記第1の方向にて互いに逆の振幅方向となるように変形
振動させられ、長軸回りの回転系によりコリオリ力が与
えられたときに、両側の振動体と中央の振動体とが、前
記第1の方向と直交する第2の方向へ互いに逆の振幅方
向となるように変形振動させられる請求項8記載の振動
型ジャイロスコープ。 - 【請求項10】 圧電効果により変形振動させられ且つ
互いに逆の方向に延びる第1の組の複数の振動体および
第2の組の複数の振動体と、第1の組の複数の振動体を
第1の方向(X)へ互いに逆の振幅方向となるように変
形振動させる駆動手段と、回転系内に置かれたときに第
1の組の振動体に作用するコリオリ力を各振動体の中心
軸に対し偏った位置に作用させて第1の組の振動体を前
記第1の方向(X)へ互いに逆の振幅方向となるように
変形振動させる偏倚質量と、第1の組の振動体の前記第
1の方向(X)への変形振動を検出する検出手段と、前
記と異なる軸(Y)回りの回転系で与えられるコリオリ
力により前記第1の組の振動体に対し第1の方向と直交
する第2の方向(Z)へ与えられる振動成分を検出する
検出手段と、第2の組の複数の振動体を前記第1の方向
と直交する第2の方向(Z)へ互いに逆の振幅方向とな
るように変形振動させる駆動手段と、回転系内に置かれ
たときに第2の組の振動体に作用するコリオリ力を各振
動体の中心軸に対し偏った位置に作用させて第2の組の
振動体を前記第2の方向(Z)へ互いに逆の振幅方向と
なるように変形振動させる偏倚質量と、第2の組の振動
体の前記第2の方向(Z)への変形振動を検出する検出
手段と、が設けられて3軸回りのそれぞれの回転が検出
可能とされたことを特徴とする振動型ジャイロスコー
プ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13052395A JP3323361B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 振動型ジャイロスコープ |
| US08/549,616 US5708320A (en) | 1994-10-28 | 1995-10-27 | Vibratory gyroscope |
| US08/997,248 US5912524A (en) | 1994-10-28 | 1997-12-23 | Vibratory gyroscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13052395A JP3323361B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 振動型ジャイロスコープ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327362A true JPH08327362A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3323361B2 JP3323361B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15036340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13052395A Expired - Fee Related JP3323361B2 (ja) | 1994-10-28 | 1995-05-29 | 振動型ジャイロスコープ |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3323361B2 (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2002022445A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-23 | Yoshiro Tomikawa | 運動センサ |
| JP2002213963A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Microstone Corp | 振動ジャイロスコープ |
| JP2007318996A (ja) * | 2001-01-18 | 2007-12-06 | Ngk Insulators Ltd | 圧電/電歪デバイスおよびその製造方法 |
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-
1995
- 1995-05-29 JP JP13052395A patent/JP3323361B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP5206409B2 (ja) * | 2006-08-21 | 2013-06-12 | パナソニック株式会社 | 角速度センサ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3323361B2 (ja) | 2002-09-09 |
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