JPH08327475A - 光ファイバ触覚センサ - Google Patents
光ファイバ触覚センサInfo
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- JPH08327475A JPH08327475A JP15685095A JP15685095A JPH08327475A JP H08327475 A JPH08327475 A JP H08327475A JP 15685095 A JP15685095 A JP 15685095A JP 15685095 A JP15685095 A JP 15685095A JP H08327475 A JPH08327475 A JP H08327475A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 力を強度と方向のベクトルとして検出するこ
とができるとともに小型化の容易な光ファイバ触覚セン
サを提供すること 【構成】 投光用光ファイバ6と多数の受光用光ファイ
バ7、7、・・・からなる光ファイバ群8の投受光端面
89にセンサヘッドSを固着した光ファイバ触覚センサ
であり、前記センサヘッドSは光ファイバ群8の投受光
端面89を所定の位置に導くための貫通孔をもった案内
部5と、前記光ファイバ群8の投受光端面89が固着さ
れる透明基板4と、空間31を形成するためのスペ−サ
3と、投光用光ファイバ6から投光された光を反射する
とともに負荷によって撓む可撓性反射膜2と、感応部と
なり外力を受け前記可撓性反射膜2を撓ませる突起1と
からなっている。なお、上記空間31は可撓性反射膜2
が撓むことを許容するために設けられている。
とができるとともに小型化の容易な光ファイバ触覚セン
サを提供すること 【構成】 投光用光ファイバ6と多数の受光用光ファイ
バ7、7、・・・からなる光ファイバ群8の投受光端面
89にセンサヘッドSを固着した光ファイバ触覚センサ
であり、前記センサヘッドSは光ファイバ群8の投受光
端面89を所定の位置に導くための貫通孔をもった案内
部5と、前記光ファイバ群8の投受光端面89が固着さ
れる透明基板4と、空間31を形成するためのスペ−サ
3と、投光用光ファイバ6から投光された光を反射する
とともに負荷によって撓む可撓性反射膜2と、感応部と
なり外力を受け前記可撓性反射膜2を撓ませる突起1と
からなっている。なお、上記空間31は可撓性反射膜2
が撓むことを許容するために設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを用いた触
覚センサに関し、特に力を強度と方向のベクトルとして
計測し得る光ファイバ触覚センサに関する。
覚センサに関し、特に力を強度と方向のベクトルとして
計測し得る光ファイバ触覚センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の触覚センサは、実際に外力を受け
て変位や歪みを生じる感応部と、その感応部に生じた変
位や歪みを検知するための各種センシング機能とを備
え、前記感応部が何かに接触したか否かを検出するセン
サである。その検出方式として例えば電気方式、光ファ
イバ方式などがある。
て変位や歪みを生じる感応部と、その感応部に生じた変
位や歪みを検知するための各種センシング機能とを備
え、前記感応部が何かに接触したか否かを検出するセン
サである。その検出方式として例えば電気方式、光ファ
イバ方式などがある。
【0003】詳述すると、例えば感応部に歪ゲ−ジを設
けておくことによって、接触した感応部で生じた歪を歪
ゲ−ジで電気的に検出する方式のものや、感応部に反射
膜を設けこの反射膜に対向する位置に投受光し得るよう
に光ファイバを配置しておき、前記感応部に何かが接触
したときに生じる反射膜の撓みや変位を反射光の変調
(強度や位相等の変化)として検出することによって接
触を検出する方式などがある。上記光ファイバ方式は、
例えば生体内などのように電気を用いることが好ましく
ない場合にも問題なく使用し得るという利点がある。
けておくことによって、接触した感応部で生じた歪を歪
ゲ−ジで電気的に検出する方式のものや、感応部に反射
膜を設けこの反射膜に対向する位置に投受光し得るよう
に光ファイバを配置しておき、前記感応部に何かが接触
したときに生じる反射膜の撓みや変位を反射光の変調
(強度や位相等の変化)として検出することによって接
触を検出する方式などがある。上記光ファイバ方式は、
例えば生体内などのように電気を用いることが好ましく
ない場合にも問題なく使用し得るという利点がある。
【0004】このような触覚センサの用途としては例え
ば細管内など視認不可能な場所での内視鏡の挿入方向の
認識や、把持装置における対象物体との接触面に付設し
把持状況を認識することなどが挙げられる。
ば細管内など視認不可能な場所での内視鏡の挿入方向の
認識や、把持装置における対象物体との接触面に付設し
把持状況を認識することなどが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記触覚
センサでは感応部の接触の有無は検出できるが力の強度
と力の加わった方向、つまり感応部に加わった力を強度
と方向を合わせ持ったベクトルとして検出することはで
きない。
センサでは感応部の接触の有無は検出できるが力の強度
と力の加わった方向、つまり感応部に加わった力を強度
と方向を合わせ持ったベクトルとして検出することはで
きない。
【0006】また前述のような方向確認など、通常は複
数の感応部を設けなければならないことが多く、そのた
め付設する数に応じてスペ−スが必要になり、このセン
サまたはこのセンサを含んだシステムの小型化が困難と
なるといった問題があった。
数の感応部を設けなければならないことが多く、そのた
め付設する数に応じてスペ−スが必要になり、このセン
サまたはこのセンサを含んだシステムの小型化が困難と
なるといった問題があった。
【0007】従って本発明は、力を強度と方向のベクト
ルとして検出することができるとともに小型化の容易な
光ファイバ触覚センサを提供することである。
ルとして検出することができるとともに小型化の容易な
光ファイバ触覚センサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ触覚
センサは、投光用光ファイバと、多数の受光用光ファイ
バとからなる光ファイバ群の投受光端に空間を形成する
ための孔をもったスペ−サと、該スペ−サの反対面に前
記光ファイバ群の投受光端面と対向するように設けられ
た可撓性反射膜とを有し、該可撓性反射膜の外部側に突
起を設けたことを特徴とするものである。
センサは、投光用光ファイバと、多数の受光用光ファイ
バとからなる光ファイバ群の投受光端に空間を形成する
ための孔をもったスペ−サと、該スペ−サの反対面に前
記光ファイバ群の投受光端面と対向するように設けられ
た可撓性反射膜とを有し、該可撓性反射膜の外部側に突
起を設けたことを特徴とするものである。
【0009】前記投光用光ファイバは特に制限はなく、
マルチモ−ドファイバやシングルモ−ドファイバなどの
各種光ファイバを用いることができるが、投光されるス
ポットが小さい方が反射光も小さくなり反射光の強度分
布が明確になるためシングルモ−ドファイバの方が好適
である。
マルチモ−ドファイバやシングルモ−ドファイバなどの
各種光ファイバを用いることができるが、投光されるス
ポットが小さい方が反射光も小さくなり反射光の強度分
布が明確になるためシングルモ−ドファイバの方が好適
である。
【0010】受光用光ファイバについても特に制限はな
く各種光ファイバが使用可能である。さらに受光用光フ
ァイバについては可能な限り多数本用いるほうが反射光
の強度分布をより細かく検出できるため好ましい。従っ
て、前記受光用光ファイバに例えばイメ−ジガイドを用
いることもできる。
く各種光ファイバが使用可能である。さらに受光用光フ
ァイバについては可能な限り多数本用いるほうが反射光
の強度分布をより細かく検出できるため好ましい。従っ
て、前記受光用光ファイバに例えばイメ−ジガイドを用
いることもできる。
【0011】そして前記投光用光ファイバを中心として
その周辺に多数の受光用光ファイバを付設することは投
光されるスポットを可撓性反射膜の中心に設定すること
が容易となり、また突起を中心として全方向を均等に検
出できる点から望ましい。
その周辺に多数の受光用光ファイバを付設することは投
光されるスポットを可撓性反射膜の中心に設定すること
が容易となり、また突起を中心として全方向を均等に検
出できる点から望ましい。
【0012】前記スペ−サは可撓性反射膜が撓む程度に
可撓性反射膜と光ファイバとの間に空間を設ければよ
く、スペ−サと光ファイバとの間にものを介在させるよ
うな態様や、スペ−サと可撓性反射膜が一体となった有
底筒体であるような態様など特に制限はない。なお、ス
ペ−サと光ファイバとの間に表裏面が平行な透明基板を
介在させ、予め可撓性反射膜と透明基板とを平行になる
ように作製しておき、光ファイバを透明基板の端面に密
接させて固着することで容易に可撓性反射膜と光ファイ
バとの平行性の確保が可能となりセンサ特性の個体差を
なくすことができるので好ましい。またスペ−サと可撓
性反射膜とが一体となった一つの有底筒体であることは
大きさを光ファイバの外径に近付けることができるので
小型化が容易になり好ましい。
可撓性反射膜と光ファイバとの間に空間を設ければよ
く、スペ−サと光ファイバとの間にものを介在させるよ
うな態様や、スペ−サと可撓性反射膜が一体となった有
底筒体であるような態様など特に制限はない。なお、ス
ペ−サと光ファイバとの間に表裏面が平行な透明基板を
介在させ、予め可撓性反射膜と透明基板とを平行になる
ように作製しておき、光ファイバを透明基板の端面に密
接させて固着することで容易に可撓性反射膜と光ファイ
バとの平行性の確保が可能となりセンサ特性の個体差を
なくすことができるので好ましい。またスペ−サと可撓
性反射膜とが一体となった一つの有底筒体であることは
大きさを光ファイバの外径に近付けることができるので
小型化が容易になり好ましい。
【0013】前記可撓性反射膜は使用目的により加わる
負荷によって可撓性を有し、かつ光ファイバと対向する
面において光を反射することができれば良く、1枚の膜
で可撓性を有し光を反射するもの、可撓性を有する膜の
光ファイバと対向する面に光を反射することができる膜
を設けたものなどを例示できる。
負荷によって可撓性を有し、かつ光ファイバと対向する
面において光を反射することができれば良く、1枚の膜
で可撓性を有し光を反射するもの、可撓性を有する膜の
光ファイバと対向する面に光を反射することができる膜
を設けたものなどを例示できる。
【0014】可撓性反射膜に設けられた感応部となる突
起は特に制限はないが、突起に加わる力を完全に吸収せ
ずに可撓性反射膜に伝えられる程度の剛性があることが
望ましい。そして突起の形状についても特に制限はない
が、突起が感応部として機能し得るためには、図2に示
すようにセンサヘッド最大径をD、可撓性反射膜幅を
W、突起部径をd,突起部高さをhとしたとき、突起部
径dは可撓性反射膜幅Wより小さい必要があり、さらに
負荷方向検出の感度を向上するためには突起部径dは
0.1W〜0.5Wとすることが好ましい。また突起部
高さは使用する際に必要な感知範囲を満足できる高さで
あればよいが、突起部高さが低過ぎると感知範囲が狭く
なり、また、高すぎると可撓性反射膜の機械的強度が弱
くなり破れやすくなることから、突起部高さhは0.5
D〜1.0Dとすることが好ましい。さらに突起に加わ
る力の方向によって可撓性反射膜に加わる力の強度に誤
差が生じないようにするためには突起の先端(実際に感
応部となる部分)が半球状であることが望ましい。
起は特に制限はないが、突起に加わる力を完全に吸収せ
ずに可撓性反射膜に伝えられる程度の剛性があることが
望ましい。そして突起の形状についても特に制限はない
が、突起が感応部として機能し得るためには、図2に示
すようにセンサヘッド最大径をD、可撓性反射膜幅を
W、突起部径をd,突起部高さをhとしたとき、突起部
径dは可撓性反射膜幅Wより小さい必要があり、さらに
負荷方向検出の感度を向上するためには突起部径dは
0.1W〜0.5Wとすることが好ましい。また突起部
高さは使用する際に必要な感知範囲を満足できる高さで
あればよいが、突起部高さが低過ぎると感知範囲が狭く
なり、また、高すぎると可撓性反射膜の機械的強度が弱
くなり破れやすくなることから、突起部高さhは0.5
D〜1.0Dとすることが好ましい。さらに突起に加わ
る力の方向によって可撓性反射膜に加わる力の強度に誤
差が生じないようにするためには突起の先端(実際に感
応部となる部分)が半球状であることが望ましい。
【0015】
【作用】前記手段を用いることにより突起への負荷状況
によって、つまり感応部に加わる力の強度や方向によっ
て可撓性反射膜の撓み方が異なってくる。したがって反
射光の強度と方向が変化し、これにより多数の受光用光
ファイバによって受光される光は各々の光ファイバによ
り強度が変調し、受光用光ファイバ全体では通常時(無
負荷時)とは異なる強度分布をもつことになる。この強
度分布から可撓性反射膜の撓みの状況を求めることがで
きるのでその結果から力の強度と方向の両方を演算し、
測定することが可能となる。
によって、つまり感応部に加わる力の強度や方向によっ
て可撓性反射膜の撓み方が異なってくる。したがって反
射光の強度と方向が変化し、これにより多数の受光用光
ファイバによって受光される光は各々の光ファイバによ
り強度が変調し、受光用光ファイバ全体では通常時(無
負荷時)とは異なる強度分布をもつことになる。この強
度分布から可撓性反射膜の撓みの状況を求めることがで
きるのでその結果から力の強度と方向の両方を演算し、
測定することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の一実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の光ファイバ触覚センサの一
実施例を示す縦断面図である。
に説明する。図1は本発明の光ファイバ触覚センサの一
実施例を示す縦断面図である。
【0017】図1に示す実施例の構成について詳述する
と、投光用光ファイバ6と多数の受光用光ファイバ7、
7、・・・からなる光ファイバ群8の投受光端面89に
センサヘッドSを固着した光ファイバ触覚センサであ
り、前記センサヘッドSは光ファイバ群8の投受光端面
89を所定の位置に導くための傾斜を有する貫通孔をも
った案内部5と、前記光ファイバ群8の投受光端面89
が固着される透明基板4と、空間31を形成するための
スペ−サ3と、投光用光ファイバ6から投光された光を
反射するとともに負荷によって撓む可撓性反射膜2と、
感応部となり外力を受け前記可撓性反射膜2を撓ませる
突起1とからなっており、案内部5の小さい開口部側に
透明基板4の片面が固着され、透明基板4の他方の面が
開口部の小さい側に可撓性反射膜2が設けられているス
ペーサ3の開口部の大きい側の面に固着されている。な
お、上記空間31は可撓性反射膜2が撓むことを許容す
るために設けられている。
と、投光用光ファイバ6と多数の受光用光ファイバ7、
7、・・・からなる光ファイバ群8の投受光端面89に
センサヘッドSを固着した光ファイバ触覚センサであ
り、前記センサヘッドSは光ファイバ群8の投受光端面
89を所定の位置に導くための傾斜を有する貫通孔をも
った案内部5と、前記光ファイバ群8の投受光端面89
が固着される透明基板4と、空間31を形成するための
スペ−サ3と、投光用光ファイバ6から投光された光を
反射するとともに負荷によって撓む可撓性反射膜2と、
感応部となり外力を受け前記可撓性反射膜2を撓ませる
突起1とからなっており、案内部5の小さい開口部側に
透明基板4の片面が固着され、透明基板4の他方の面が
開口部の小さい側に可撓性反射膜2が設けられているス
ペーサ3の開口部の大きい側の面に固着されている。な
お、上記空間31は可撓性反射膜2が撓むことを許容す
るために設けられている。
【0018】前記光ファイバ群8とセンサヘッドSとの
固着は特に制限はなく、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂等により光ファイバ群8とセンサヘッ
ドSとが脱離や接着面の移動といったことがない程度に
固着できれば良い。
固着は特に制限はなく、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂等により光ファイバ群8とセンサヘッ
ドSとが脱離や接着面の移動といったことがない程度に
固着できれば良い。
【0019】前記光ファイバ触覚センサの動作について
説明すると投光用光ファイバ6によって投光されたスポ
ット光は可撓性反射膜2により反射され、その反射光は
多数の受光用光ファイバ7、7、・・・によって受光さ
れ各受光用光ファイバ7、7、・・・より各々の受光用
光ファイバ7、7、・・・一本毎の光強度が光検出器に
より検出され、反射光の強度分布が測定できる。前記光
検出器としてはフォトダイオード、CCDカメラなどを
用い得る。
説明すると投光用光ファイバ6によって投光されたスポ
ット光は可撓性反射膜2により反射され、その反射光は
多数の受光用光ファイバ7、7、・・・によって受光さ
れ各受光用光ファイバ7、7、・・・より各々の受光用
光ファイバ7、7、・・・一本毎の光強度が光検出器に
より検出され、反射光の強度分布が測定できる。前記光
検出器としてはフォトダイオード、CCDカメラなどを
用い得る。
【0020】そして感応部である突起1に外力が加わる
とその外力の方向、強度に応じて可撓性反射膜2が撓
み、投光用光ファイバ6によって可撓性反射膜2に投光
されていたスポット光の反射光の光強度が外力が加わら
ない通常時に比べて各受光用光ファイバ7、7、・・・
一本毎に変調する。
とその外力の方向、強度に応じて可撓性反射膜2が撓
み、投光用光ファイバ6によって可撓性反射膜2に投光
されていたスポット光の反射光の光強度が外力が加わら
ない通常時に比べて各受光用光ファイバ7、7、・・・
一本毎に変調する。
【0021】この光強度の変調により反射光の強度分布
も変化するので、逆に反射光の強度分布の変化から可撓
性反射膜2の撓み状態を求めることができ、この可撓性
反射膜2の撓み状態から感応部である突起への外力の強
度、方向(負荷状態)を求めることができる。
も変化するので、逆に反射光の強度分布の変化から可撓
性反射膜2の撓み状態を求めることができ、この可撓性
反射膜2の撓み状態から感応部である突起への外力の強
度、方向(負荷状態)を求めることができる。
【0022】前記構成について具体例を示すと投光用光
ファイバ6に外径125μmのシングルモ−ドファイバ
を使用し、これを中心としてその周辺に同心円状に外径
125μmのマルチモードファイバである受光用光ファ
イバ7、7、・・・を6本配置し、ポリイミドにより被
覆した。こうして得られた投光用光ファイバ6と、受光
用光ファイバ7、7、・・・と、被覆とからなる光ファ
イバ群8の外径は400μmであった。
ファイバ6に外径125μmのシングルモ−ドファイバ
を使用し、これを中心としてその周辺に同心円状に外径
125μmのマルチモードファイバである受光用光ファ
イバ7、7、・・・を6本配置し、ポリイミドにより被
覆した。こうして得られた投光用光ファイバ6と、受光
用光ファイバ7、7、・・・と、被覆とからなる光ファ
イバ群8の外径は400μmであった。
【0023】光ファイバ群8に用いられる被覆材料は前
記ポリイミドに制限されるわけではない。例えば医療用
内視鏡に用いる場合には生体適合性の点を考慮し、他に
もポリアミド、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチ
レンなどを使用することができる。
記ポリイミドに制限されるわけではない。例えば医療用
内視鏡に用いる場合には生体適合性の点を考慮し、他に
もポリアミド、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチ
レンなどを使用することができる。
【0024】センサヘッドSは、貫通孔のうち大きい開
口部が540μm四方、小さい開口部が400μm四方
であり、外径が600μm四方、厚さ100μmである
案内部5と、縦600μm、横600μm、厚さ150
μmの透明基板4と、前記案内部5と同形状のスペ−サ
3と、縦600μm、横600μm、厚さ10μmの可
撓性反射膜2と、直径100μm、高さ450μmの円
柱状の突起1とで作製され、センサヘッド全体としては
縦600μm、横600μm、高さ810μm(突起1
含む)である。
口部が540μm四方、小さい開口部が400μm四方
であり、外径が600μm四方、厚さ100μmである
案内部5と、縦600μm、横600μm、厚さ150
μmの透明基板4と、前記案内部5と同形状のスペ−サ
3と、縦600μm、横600μm、厚さ10μmの可
撓性反射膜2と、直径100μm、高さ450μmの円
柱状の突起1とで作製され、センサヘッド全体としては
縦600μm、横600μm、高さ810μm(突起1
含む)である。
【0025】前記センサヘッドSは、先ずウェハ状態の
各構成部の材料にシリコンの異方性エッチングや陽極接
合、蒸着などを利用して前記案内部5、透明基板4、ス
ペ−サ3、可撓性反射膜2が形成される。そして前記可
撓性反射膜2上に突起部となる材料を成膜し、この膜に
パタ−ニング、エッチングを施し、可撓性反射膜2上に
突起1が形成されたウェハが作製される。そしてこれを
所定の大きさにダイシングしてセンサヘッドSが形成さ
れる。
各構成部の材料にシリコンの異方性エッチングや陽極接
合、蒸着などを利用して前記案内部5、透明基板4、ス
ペ−サ3、可撓性反射膜2が形成される。そして前記可
撓性反射膜2上に突起部となる材料を成膜し、この膜に
パタ−ニング、エッチングを施し、可撓性反射膜2上に
突起1が形成されたウェハが作製される。そしてこれを
所定の大きさにダイシングしてセンサヘッドSが形成さ
れる。
【0026】そして該センサヘッドSの案内部5の凹部
分に前記光ファイバ群8を端面が透明基板4に接するよ
うに配置し、これを紫外線硬化性樹脂で固着して光ファ
イバ触覚センサが作製される。
分に前記光ファイバ群8を端面が透明基板4に接するよ
うに配置し、これを紫外線硬化性樹脂で固着して光ファ
イバ触覚センサが作製される。
【0027】また図2は本発明の光ファイバ触覚センサ
の他の実施例を示す縦断面図である。図2は投光用光フ
ァイバ6と多数の受光用光ファイバ7、7、・・・とか
らなる光ファイバ群8の投受光端面89にセンサヘッド
Sを固着した光ファイバ触覚センサであり、前記センサ
ヘッドSは有底筒体9と、前記有底筒体9の底部9aの
光ファイバ群8に対向する面とは反対の面に取付けられ
た感応部となる突起1とからなり、底部9aと光ファイ
バ群8の投受光端面89との間に有底筒体9の底部9a
が撓むことを許容するための空間31を設けるように固
着される。また前記有底筒体9の底部9aは可撓性を有
するように側面部9bに比べて薄くなっている。
の他の実施例を示す縦断面図である。図2は投光用光フ
ァイバ6と多数の受光用光ファイバ7、7、・・・とか
らなる光ファイバ群8の投受光端面89にセンサヘッド
Sを固着した光ファイバ触覚センサであり、前記センサ
ヘッドSは有底筒体9と、前記有底筒体9の底部9aの
光ファイバ群8に対向する面とは反対の面に取付けられ
た感応部となる突起1とからなり、底部9aと光ファイ
バ群8の投受光端面89との間に有底筒体9の底部9a
が撓むことを許容するための空間31を設けるように固
着される。また前記有底筒体9の底部9aは可撓性を有
するように側面部9bに比べて薄くなっている。
【0028】そして、この実施例における光ファイバ群
8とセンサヘッドSとの固着は前述の実施例における固
着と同様の方法を用いれば良い。またこの実施例の光フ
ァイバ触覚センサの動作原理についても前述の実施例と
基本的に同様であり、前述の動作説明中の可撓性反射膜
2の役割を有底筒体9の底部9aが行う。
8とセンサヘッドSとの固着は前述の実施例における固
着と同様の方法を用いれば良い。またこの実施例の光フ
ァイバ触覚センサの動作原理についても前述の実施例と
基本的に同様であり、前述の動作説明中の可撓性反射膜
2の役割を有底筒体9の底部9aが行う。
【0029】前記構成について具体例を示すと投光用光
ファイバ6に外径125μmのシングルモ−ドファイバ
を使用し、これを中心としてその周辺に同心円状に外径
125μmのマルチモードファイバである受光用光ファ
イバ7、7、・・・を18本配置し、ポリイミドにより
被覆した。こうして得られた投光用光ファイバ6と、受
光用光ファイバ7、7、・・・と、被覆とからなる光フ
ァイバ群8の外径は650μmであった。なお、光ファ
イバ群8に用いられる被覆材料は前述の実施例にも述べ
たように前記ポリイミドに制限されるわけではない。
ファイバ6に外径125μmのシングルモ−ドファイバ
を使用し、これを中心としてその周辺に同心円状に外径
125μmのマルチモードファイバである受光用光ファ
イバ7、7、・・・を18本配置し、ポリイミドにより
被覆した。こうして得られた投光用光ファイバ6と、受
光用光ファイバ7、7、・・・と、被覆とからなる光フ
ァイバ群8の外径は650μmであった。なお、光ファ
イバ群8に用いられる被覆材料は前述の実施例にも述べ
たように前記ポリイミドに制限されるわけではない。
【0030】そしてセンサヘッドSは外径850μm、
高さ800μmであって側面部9bの肉厚100μm、
底面部9aの肉厚20μmである有底筒体9と、前記有
底筒体9の底部9aの外側となる面に設けられた先端が
200μmの半球状になっている直径200μm、高さ
600μmの大きさの突起1とからなり、センサヘッド
S全体としては外径850μm、高さ1400μmに作
製された。
高さ800μmであって側面部9bの肉厚100μm、
底面部9aの肉厚20μmである有底筒体9と、前記有
底筒体9の底部9aの外側となる面に設けられた先端が
200μmの半球状になっている直径200μm、高さ
600μmの大きさの突起1とからなり、センサヘッド
S全体としては外径850μm、高さ1400μmに作
製された。
【0031】そして前記センサヘッドSの作製手順とし
てはメッキや蒸着、その他の方法で作製された有底筒体
9の底部9aの外側面に、先端が半球状である所定の大
きさのピン(突起1)を紫外線硬化性樹脂を用いて固着
することによりセンサヘッドSが作製される。そしてこ
のセンサヘッドSの有底筒体9の開口部に光ファイバ群
8を挿入し紫外線硬化性樹脂により固着して光ファイバ
触覚センサを作製した。なお、前記突起1と有底筒体9
の底部9aとの固着は紫外線硬化性樹脂による固着に限
られるものでなく、熱硬化性樹脂などを用いてもよい。
てはメッキや蒸着、その他の方法で作製された有底筒体
9の底部9aの外側面に、先端が半球状である所定の大
きさのピン(突起1)を紫外線硬化性樹脂を用いて固着
することによりセンサヘッドSが作製される。そしてこ
のセンサヘッドSの有底筒体9の開口部に光ファイバ群
8を挿入し紫外線硬化性樹脂により固着して光ファイバ
触覚センサを作製した。なお、前記突起1と有底筒体9
の底部9aとの固着は紫外線硬化性樹脂による固着に限
られるものでなく、熱硬化性樹脂などを用いてもよい。
【0032】次に本発明の光ファイバ触覚センサの測定
原理について説明すると、図3(a)は光ファイバ触覚
センサの負荷状態を示す模式図であり、右斜上方から力
Fが負荷されている状態を示している。図3(b)は光
ファイバ群8内に配置された受光用光ファイバ7、7、
・・・を示す図3(a)におけるX−X断面図である。
また図3(c)は図3(a)の負荷状態において図3
(b)のように配置された各受光用光ファイバ7、7、
・・・が受光した光強度Iを模式的に表した光強度分布
図である。図中の柱状に表された光強度Iのうち、高さ
が高いもの程受光量が多いことを示している。
原理について説明すると、図3(a)は光ファイバ触覚
センサの負荷状態を示す模式図であり、右斜上方から力
Fが負荷されている状態を示している。図3(b)は光
ファイバ群8内に配置された受光用光ファイバ7、7、
・・・を示す図3(a)におけるX−X断面図である。
また図3(c)は図3(a)の負荷状態において図3
(b)のように配置された各受光用光ファイバ7、7、
・・・が受光した光強度Iを模式的に表した光強度分布
図である。図中の柱状に表された光強度Iのうち、高さ
が高いもの程受光量が多いことを示している。
【0033】そして測定原理は、まず図3(c)での光
強度Iの最大値の位置から反射面の角度を算出する。そ
してそれぞれの受光強度の強度と前記反射面の角度など
から平常状態と負荷状態での反射光の強度比が算出され
負荷状態での膜の撓み状態が求められる。そしてこれに
加えて膜の材料特性から突起1の根元部分におけるモ−
メントが求められ、これより突起1の先端に加わった力
の方向と強度が求められる。
強度Iの最大値の位置から反射面の角度を算出する。そ
してそれぞれの受光強度の強度と前記反射面の角度など
から平常状態と負荷状態での反射光の強度比が算出され
負荷状態での膜の撓み状態が求められる。そしてこれに
加えて膜の材料特性から突起1の根元部分におけるモ−
メントが求められ、これより突起1の先端に加わった力
の方向と強度が求められる。
【0034】
【発明の効果】これまで感応部に加わる力は強度もしく
は接触位置のどちらか一方しか検出することができなか
ったが、本発明の構成を用いることによって感応部に加
わる力を強度と方向を一つのセンサによって検出できる
こととなった。これによりセンサの多機能化やまたこれ
まで二つのセンサが必要であったのが一つになることに
よるスペ−スの縮小が可能となり、例えば内視鏡などに
組み込む場合に小型化が容易になる。
は接触位置のどちらか一方しか検出することができなか
ったが、本発明の構成を用いることによって感応部に加
わる力を強度と方向を一つのセンサによって検出できる
こととなった。これによりセンサの多機能化やまたこれ
まで二つのセンサが必要であったのが一つになることに
よるスペ−スの縮小が可能となり、例えば内視鏡などに
組み込む場合に小型化が容易になる。
【図1】本発明の光ファイバ触覚センサの長手方向断面
図である。
図である。
【図2】本発明の光フィアバ触覚センサの他の実施例の
長手方向断面図である。
長手方向断面図である。
【図3】本発明の光ファイバ触覚センサの測定原理を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
1 突起 2 可撓性反射膜 3 スペ−サ 4 透明基板 5 案内部 6 投光用光ファイバ 7 受光用光ファイバ 8 光ファイバ群 9 有底筒体 9a 有底筒体の底部 9b 有底筒体の側面部 31 空間 89 投受光端面 S センサヘッド F 負荷 I 光強度 D センサヘッド最大径 W 可撓性反射膜幅 d 突起部径 h 突起部高さ
Claims (6)
- 【請求項1】 投光用光ファイバと多数の受光用光ファ
イバとからなる光ファイバ群と、該光ファイバ群の投受
光端に空間を形成するための孔を具備するスペ−サと、
該スペ−サの反対面に前記光ファイバ群の投受光端面と
対向するように設けられた可撓性反射膜とを有し、該可
撓性反射膜の外部側に突起を設けたことを特徴とする光
ファイバ触覚センサ。 - 【請求項2】 スペ−サと可撓性反射膜とが一体の有底
筒体からなることを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バ触覚センサ。 - 【請求項3】 投光用光ファイバを中心としてその周辺
に受光用光ファイバを多数付設したことを特徴とする請
求項1記載の光ファイバ触覚センサ。 - 【請求項4】 可撓性反射膜に設けられた突起の先端が
半球状であることを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バ触覚センサ。 - 【請求項5】 投光用光ファイバがシングルモ−ドファ
イバであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
触覚センサ。 - 【請求項6】 スペ−サと光ファイバとの間に透明基板
を介在させたことを特徴とする請求項1記載の光ファイ
バ触覚センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156850A JP3011327B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 光ファイバ触覚センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156850A JP3011327B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 光ファイバ触覚センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327475A true JPH08327475A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3011327B2 JP3011327B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=15636750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156850A Expired - Fee Related JP3011327B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 光ファイバ触覚センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3011327B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009294140A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 触覚センサアレイ |
| JP2019187646A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 国立大学法人東北大学 | 力センサおよび力センサを備える手術器具 |
| CN114486054A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-05-13 | 成都凯天电子股份有限公司 | 一种高温光纤动态压力传感器及其压力计算方法 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7156850A patent/JP3011327B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009294140A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Advanced Telecommunication Research Institute International | 触覚センサアレイ |
| JP2019187646A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 国立大学法人東北大学 | 力センサおよび力センサを備える手術器具 |
| CN114486054A (zh) * | 2022-04-02 | 2022-05-13 | 成都凯天电子股份有限公司 | 一种高温光纤动态压力传感器及其压力计算方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3011327B2 (ja) | 2000-02-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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