JPH08328512A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

頭部装着型表示装置

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JPH08328512A
JPH08328512A JP12838395A JP12838395A JPH08328512A JP H08328512 A JPH08328512 A JP H08328512A JP 12838395 A JP12838395 A JP 12838395A JP 12838395 A JP12838395 A JP 12838395A JP H08328512 A JPH08328512 A JP H08328512A
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JP12838395A
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Akihiro Fujiwara
昭広 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザがHMDを装着したままでコンピュー
タの表示画像と外の様子とを見ることができるようにす
る。 【構成】 検出手段101はユーザの頭部の向きや姿勢
を検出し、この検出に応じてコントローラ102はシャ
ッタ103、表示制御回路105、バックライトドライ
ブ回路107を制御して、液晶表示ディスプレイを用い
た表示部109における映像表示部分とシャッタ103
の透過部分の各大きさを変える。ユーザが正面を見ると
きはシャッタ103は全部遮光され、表示部109には
コンピュータ2からの映像信号が表示される。ユーザが
下を向くと上記表示が禁止され、シャッタ103が全開
となり、ハーフミラー110を通して外部のキーボード
3が素通しで見え、キー操作を行うことができる。ま
た、ユーザが少し下を向くと、映像表示とキーボード3
とが半分づつ見える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は頭部装着型表示装置[以
下、HMD(HEAD MOUNTED DISPLA
Y)と言う]の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】HMDはかなり昔から数多く存在してお
り、例えば米国 Morton L.Hefllgによ
る Stereoscopic−Television
Apparatus for Indivisual
Use(USP2,955,156号公報)にはすで
にこれが示されている。近年ではHMDを用いて表示を
見ながら様々の操作を行う用途が増加している。例えば
コンピュータの表示にHMDを用いる場合がある。HM
Dを用いることにより、大きなCRTディスプレイを必
要とせず、また他人に覗かれる心配も無く、種々の場所
でコンピュータの操作が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のHMDをコンピ
ュータの表示に用いる場合、表示とキーボードとを同時
に見ることができず、このため、実際にはキーボード操
作が必要になった時は、HMDをその都度外さなくては
ならないという問題があった。このような操作環境はコ
ンピュータ操作に熟練した者、例えばブラインドタッチ
ができるくらいに熟練した者にとっても不自由なもので
あり、ましてコンピュータ操作に不慣れな者にとっては
極めて不便な使用環境と言える。
【0004】そこで本発明はHMDをコンピュータ表示
として用いた場合等における上述のような問題を解決す
ることを目的とするものである。即ち、操作者のキーボ
ードを見たいという意志動作を検出し、これに対応して
キーボードなどの外界を直視することのできるHMDを
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、表示
画面に映像信号による映像を表示すると共に外光が透過
するように成され、映像表示部分と外光透過部分との割
合いを制御できるように成されかつ使用者の頭部に装着
可能に成された表示手段と、上記使用者の見ようとする
方向あるいは使用者の頭部の姿勢や頭部の位置を検出す
る検出手段と、上記検出手段の検出に応じて上記表示手
段の表示画面における上記映像表示部分と外光透過部分
との割合いを制御する表示制御手段とを設けている。
【0006】
【作用】本発明によれば、使用者の頭部の位置に応じて
映像表示部分と外光透過部分との割合いが変化するの
で、例えば使用者が正面を向いたとき全面を映像表示と
し、使用者が下を向いたとき全面を透過させて外部のキ
ーボード等が見えるようにし、また使用者が少し下向き
のときは映像表示部分と透過部分とを半分ずつに見える
ようにすることができる。従って、使用者がいちいちH
MDを外さなくても外部の様子を見るようにすることが
できる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例によるHMDを用いた
コンピュータシステムの概略構成を示すブロック図であ
る。図において、点線で囲まれた部分1が本発明による
頭部装着型表示装置(HMD)である。HMD1におい
て、検出手段101は装置の方向や姿勢等の位置を検出
する。その検出信号はコントローラ102に送られ、大
きく分けて次の3つの部分の制御を行う。その一つ目は
シャッタ103であり、外界光104を透過させるか遮
断するかを制御する。二つ目は表示制御回路105であ
り、コンピュータ2からの映像信号106を制御して、
表示部109で表示するか否かを制御する。三つ目はバ
ックライトドライブ回路107であり、複数のバックラ
イト108の点灯/非点灯を制御する。
【0008】表示部109は2次元液晶ディスプレイ素
子などが用いられる。この表示部109には表示制御回
路105で制御された映像信号が加えられ、その全部ま
たは一部の映像信号を表示する。また、バックライト1
08の光は表示部109を通過してハーフミラー110
で反射され、HMDの装着者の目4に到達する。また、
シャッタ103で制限された外界光104もハーフミラ
ー110を通過して装着者の目4に到達する。尚、表示
部109とシャッタ103とハーフミラー110とによ
り表示手段が構成される。また、3はコンピュータ2の
キーボードである。尚、本発明においては上記の3つの
制御が全て必要なわけではない。
【0009】次に検出手段101について種々のタイプ
のものを説明する。 [ジャイロを用いて頭の角度を検出する検出手段]角度
検出手段の1つとしての方位検出手段を図2を用いて説
明する。これは、振動ジャイロ等の角度センサを用いた
方法である。図2において、200はジャイロセンサ2
01に加わる角度変化を模式的に描いたもので、その変
位の角速度に比例した電圧が検出信号としてジャイロセ
ンサ201から出力される。このジャイロセンサ201
の出力電圧には現状ではある程度のオフセット電圧成分
が重畳されているため、この不要成分を除去する目的で
高域通過フィルタ(HPF)203に検出信号を通す必
要がある。さらに現状ではジャイロセンサ201の出力
振幅が微小であるため、十分な振幅電圧を得るために適
当な倍率の増幅回路203により検出信号を増幅する。
次に角速度の検出信号を角度情報に変換するために、検
出信号は積分回路204に加えられる。積分回路204
の出力は初期化信号206が入力された時にゼロとな
り、その後角度変位に応じた検出信号205を出力す
る。
【0010】図3は実際の回路構成例であり、アナログ
回路で角度検出手段を構成した場合である。208はア
ンプA201、抵抗R201、R202で構成される反
転増幅回路である。209はアンプA202、抵抗R2
03、コンデンサC201で構成される積分回路であ
る。アンプA202の出力がアンプA201の正入力に
加えられ、アンプA201の出力が抵抗R203に加え
られる構成により図2のHPF202とアンプ203の
機能を有する。204はアンプA203、抵抗R20
5、コンデンサC202、アナログスイッチSW201
で構成される積分回路である。抵抗R205に加えられ
る電圧を積分した検出信号(出力電圧)205を発生す
る。抵抗R205は所定の時定数で出力電圧をゼロに戻
す働きがあり、大きな変化が無いときにゆっくりと基準
状態に戻るようにしたい時に大きな値の抵抗を用いる。
【0011】以上に示した構成は1系統であるが、実際
には縦(ピッチ)方向と横(ヨー)方向との2つの次元
についての変化を検出したい場合がほとんどであるた
め、上記の図2、図3の構成が2系統必要となる。その
場合、ジャイロセンサ201の検出軸は、縦方向の検出
には左右に走るように、横方向の検出には上下に走るよ
うにジャイロセンサ201を配置することによって各々
の検出が可能となる。また傾き(ロール)方向まで検出
したい場合は、さらに1系統が必要となり、ジャイロセ
ンサ201の配置は検出軸が前後方向に走るようにす
る。尚、ジャイロセンサ等の角度変化検出手段を用いる
場合は、回転検出であるため、平行移動に対しては検出
できない点は注意しなければならない。
【0012】[角度センサを用いて頭のうつむき角度を
検出する検出手段]図4は、うつむき角度検出手段を示
すもので、図の左側に原理的な構成を示している。セン
サ305の固定部301は密封されており、その内部に
は点302を回転中心として自由回転する回転部303
が入っている。そしてやや粘性の高い液体が固定部30
1との隙間を満たしている。回転部303の周辺の一部
にはマグネット304が固定されており、これがオモリ
となって、センサ305の姿勢(図の面に沿った回転方
向の)によらず、このオモリの位置が常に下に来るよう
に回転動作する。その様子を図4の右側に示している。
センサ305が平衡になっているとホール素子Aに一番
大きな出力が現われ,左に傾くとホール素子B又はCの
何れかに一番大きな出力が現われ、右に傾くと反対側の
ホール素子の何れかに一番大きな出力が現われる。検出
回路306は各ホール素子の出力信号を検出し、その出
力信号の大小を評価することによってセンサ305の傾
きを求める。
【0013】[磁気センサを用いて基準位置に対する頭
の距離や姿勢を検出する検出手段]図5は磁気センサを
用いて位置を検出する原理を示している。送信部401
はX軸、Y軸、Z軸の3つの軸に対応するコイルによっ
て構成されており、コントロール回路402によって制
御されるドライバ403により時分割に所定の周波数の
電流が通電される。これによって送信部401の周辺に
は、通電する軸に対応したパターンの磁界404が形成
される。受信部405は送信部401と同様に構成され
ており、3つのコイルで検出される磁界信号は送信部4
01との相対位置関係に対応して一義的に定まる強弱関
係で検出部406により観測される。即ち、この強弱関
係から所定の計算方法によって相対位置関係(距離と角
度)が求められる。
【0014】[視線検出による検出手段]図6は視線検
出手段を有するHMDの構成を示している。表示部であ
る液晶表示パネル501は照明手段(バックライト)5
02からの光を透過させ、この光はさらにプリズム50
3を通過して目4に到達するように構成されている。ま
た、横並びの2個の赤外発光ダイオード504は目4の
瞳を赤外光で照明している。目4からの赤外反射光は、
プリズム503の内部を反射して、ミラー505によっ
て視線CCDセンサ506に到達する。この視線CCD
センサ506には目4に照明された2つの赤外光源像が
投影され、これらの像の位置関係によって視線が注がれ
ている位置を求めることができる。尚、507は液晶シ
ャッタである。この視線検出の原理はここでは詳細には
述べないが、例えば特開昭61−172552号公報等
に詳しく示されている。
【0015】次に、HMDを装着したユーザが表示部を
通じて見る対象を切り替えることについて説明する。図
7の回路図は表示/非表示切り替え回路であり、各部の
波形A、B、Cについて図8と共に説明する。波形Aは
入力された映像信号であり、クランプ電圧でクランプさ
れた通常のコンポジット映像信号である。波形Bは表示
/非表示選択信号であり、映像の垂直同期信号に同期し
て、前半が1で表示を、後半が0で非表示を選択する信
号である。この選択信号によって図7の回路のスイッチ
SWが切り替えられ、表示の時にはそのまま映像信号が
伝達され、非表示の時にはクランプ電圧でクリップされ
て無表示信号が伝達され、波形Cの映像信号が生成され
る。その時の表示部の表示状態は図9に示すような映像
になる。また表示画面が上下に分割されて別々に発光制
御可能なものを用い、表示、非表示に合わせてバックラ
イトの発光、非発光を制御すれば、表示のコントラスト
が向上し、消費電力の節約にもなる。
【0016】[液晶シャッタの説明]図10の左側は図
6の構成と同一のHMDであり、その中の液晶シャッタ
507の構成を右側に示している。図において、801
と802は偏光板であり、縦方向の偏光特性を持ってい
る。803と804は液晶板であり、電荷を加えること
により90度の偏光を0度にする。805は液晶ドライ
バであり、駆動信号806を常時出力している。また、
807と808はスイッチであり、必要に応じて駆動電
圧を液晶板803、804に伝達することによって、通
常の光を遮蔽している状態から透過する状態に変更する
ことができる。
【0017】以上に説明した各構成要素を組み合わせて
次のような本発明によるHMDを構成することができ
る。図11はバックライトと液晶表示パネルと液晶シャ
ッタとの3つの構成による表示動作を説明する図であ
る。バックライトはバックライトドライブ回路によって
全面点灯、上半分の点灯、全面消灯の3つの切り替えが
行える。また表示パネルは表示制御回路によって全面表
示、上半分の表示、全面非表示の3つの切り替えが行え
る。シャッタは全面遮蔽、下半分透過、全面透過の3つ
の切り替えが行える。
【0018】それぞれの動作はうつむき角度検出手段の
検出結果が、図12に示すように、「正面視」、「やや
うつむき」、「かなりうつむき」の3つの姿勢状態に対
応しており、各々の状態が組み合わされて図11の一番
下に示されているような見える映像の状態になる。即
ち、「正面視」に対しては表示画面、例えばコンピュー
タの画面が全面見える。「ややうつむき」の状態に対し
ては、表示は上半分だけで下半分は素通しになり、例え
ばコンピュータのキーボードが覗ける。「かなりうつむ
き」の状態に対しては表示は完全にされなくなり、外界
の例えばキーボードが完全に素通しで見えるようにな
る。即ち、使用者の頭部の位置に応じて表示画面の映像
表示部分と外光の透過部分との割合いが変化することに
なる。
【0019】図13は検出手段として視線検出手段を用
い、表示部にシャッタのみを用いた実施例である。視線
が正面の状態(図の左側)では、シャッタは前面遮断状
態であり、見える映像は表示部の映像のみで、その映像
の周辺は何も見えない。視線が下方の状態(図の右側)
では、シャッタは下側が透過状態になり、見える映像は
表示部の映像に加えて、その下方には外界の様子を見る
ことができる。図13において、丸に十文字のマークは
視線を検出している位置を示している。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、HMDを
各種機材の表示装置として用いるような場合に、表示画
面以外のものを見たいと思った時に、見る方向によって
表示装置が透過状態になるので、従来のHMDのように
いちいちHMDを取り外さなければならないという不都
合が解消され、違和感なくHMDをコンピュータ等の各
種器材の表示装置として用いることができるようにな
る。
【0021】また、コンピュータ以外のある種の機材操
作では、操作説明書を参照しながらでないと操作が難し
く、尚且つ両手をフルに駆使しなければならないような
場合がある。例えば自動車等の組み立てや修理調整など
の操作である。このような場合、本発明による装置を用
い、「正面視」の時に透過で機材操作を見ることができ
るように成し、上下左右を見た時に対応する操作説明書
が表示されるようにしておくことにより上記の要求を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】方位検出手段を示すブロック図である。
【図3】方位検出手段の回路構成例を示す回路図であ
る。
【図4】うつむき角度検出手段を示すブロック図であ
る。
【図5】磁気センサを示す構成図である。
【図6】視線検出手段を示す構成図である。
【図7】表示/非表示切り替え回路を示す回路図であ
る。
【図8】図7の各部の波形図である。
【図9】表示状態の一例を示す構成図である。
【図10】視線検出手段を用いたHMDを示す構成図で
ある。
【図11】HMDの各部の表示切り替え動作を説明する
構成図である。
【図12】HMDを装着した頭部を動かす様子を示す構
成図である。
【図13】視線検出と液晶シャッタとを組み合わせた場
合の表示切り替えを示す構成図である。
【符号の説明】
1 HMD 101 検出手段 102 コントローラ 103 シャッタ 105 表示制御回路 107 バックライトドライブ回路 108 バックライト 109 表示部 110 ハーフミラー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面に映像信号による映像を表示す
    ると共に外光が透過するように成され、映像表示部分と
    外光透過部分との割合いを制御できるように成されかつ
    使用者の頭部に装着可能に成された表示手段と、 上記使用者の見ようとする方向あるいは使用者の頭部の
    姿勢や頭部の位置を検出する検出手段と、 上記検出手段の検出に応じて上記表示手段の表示画面に
    おける上記映像表示部分と外光透過部分との割合いを制
    御する表示制御手段とを備えた頭部装着型表示装置。
  2. 【請求項2】 上記検出手段は、上記表示画面上におけ
    る上記使用者の視線注視点を検出する視線検出手段で構
    成されている請求項1記載の頭部装着型表示装置。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、上記使用者の頭部の方
    向、姿勢の変化による角度を検出する角度検出手段で構
    成される請求項1記載の頭部装着型表示装置。
  4. 【請求項4】 上記角度検出手段にジャイロを用いた請
    求項3記載の頭部装着型表示装置。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、磁気信号の送信と受信
    によって基準位置との相対関係を検出する磁気センサで
    構成される請求項1記載の頭部装着型表示装置。
  6. 【請求項6】 上記表示手段は、映像信号の入力を制限
    して表示画面の一部又は全部の表示を禁止する表示禁止
    手段を有する請求項1記載の頭部装着型表示装置。
  7. 【請求項7】 上記表示手段は、上記外光の一部又は全
    部を遮断する光遮断手段を有する請求項1記載の頭部装
    着型表示装置。
  8. 【請求項8】 上記表示手段は、表示画面を照射する光
    源の一部または全部を発光禁止にする発光禁止手段を有
    する請求項1記載の頭部装着型表示装置。
JP12838395A 1995-05-26 1995-05-26 頭部装着型表示装置 Pending JPH08328512A (ja)

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