JPH08329446A - ビデオ画像の再生方法 - Google Patents
ビデオ画像の再生方法Info
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- JPH08329446A JPH08329446A JP6284433A JP28443394A JPH08329446A JP H08329446 A JPH08329446 A JP H08329446A JP 6284433 A JP6284433 A JP 6284433A JP 28443394 A JP28443394 A JP 28443394A JP H08329446 A JPH08329446 A JP H08329446A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波領域でのビデオ出力が高く、ビデオS
/Nの高いビデオ画像の再生方法を提供すること。 【構成】 比表面積が40〜70m2 /g、飽和磁化
(σs)が120〜160emu/g、そして金属含有
量が78〜95wt%の強磁性金属粉末とバインダーと
を主体とする抗磁力(Hc)1270 Oe以上の磁性
層を非磁性支持体上に設けてなるビデオテープに記録さ
れた画像信号を金属系磁気ヘッドにより再生することを
特徴とするビデオ画像の再生方法。
/Nの高いビデオ画像の再生方法を提供すること。 【構成】 比表面積が40〜70m2 /g、飽和磁化
(σs)が120〜160emu/g、そして金属含有
量が78〜95wt%の強磁性金属粉末とバインダーと
を主体とする抗磁力(Hc)1270 Oe以上の磁性
層を非磁性支持体上に設けてなるビデオテープに記録さ
れた画像信号を金属系磁気ヘッドにより再生することを
特徴とするビデオ画像の再生方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強磁性金属粉末を用い
たビデオテープによるビデオ画像の再生方法に関するも
のである。
たビデオテープによるビデオ画像の再生方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より磁気記録媒体に使用されてきた
強磁性粉末としては、マグヘマイト、コバルトをドープ
したマグヘマイト、マグネタイト、コバルトをドープし
たマグネタイト、マグヘマイトとマグネタイトのベルト
ライド化合物、コバルトをドープしたマグヘマイトとマ
グネタイトのベルトライド化合物、二酸化クロムなどが
あった。しかし、これらの強磁性粉末の抗磁力(Hc)
および最大残留磁束即密度(Br)等の磁気特性は、い
わゆる高密度記録に使用するには不十分であり、記録波
長の短かい信号(およそ1μm以下)、狭いトラック幅
(およそ50μm以下)の磁気記録にはあまり適してい
なかった。最近になり、高密度記録に適する特性を備え
た強磁性粉末の開発が盛んになされているが、その対象
となる材料のひとつとして強磁性金属粉末がある。
強磁性粉末としては、マグヘマイト、コバルトをドープ
したマグヘマイト、マグネタイト、コバルトをドープし
たマグネタイト、マグヘマイトとマグネタイトのベルト
ライド化合物、コバルトをドープしたマグヘマイトとマ
グネタイトのベルトライド化合物、二酸化クロムなどが
あった。しかし、これらの強磁性粉末の抗磁力(Hc)
および最大残留磁束即密度(Br)等の磁気特性は、い
わゆる高密度記録に使用するには不十分であり、記録波
長の短かい信号(およそ1μm以下)、狭いトラック幅
(およそ50μm以下)の磁気記録にはあまり適してい
なかった。最近になり、高密度記録に適する特性を備え
た強磁性粉末の開発が盛んになされているが、その対象
となる材料のひとつとして強磁性金属粉末がある。
【0003】強磁性金属粉末の製造法としては次のよう
な方法が知られている。 (1)強磁性金属の有機酸塩を加熱分解し、還元性気体
で還元する方法(特公昭48−29280号公報、特開
昭47−38523号公報)。 (2)針状オキシ水酸化物あるいはこれに他金属を含有
せしめたもの、あるいはこれらのオキシ水酸化物から得
た針状酸化鉄を還元する方法(酸化鉄還元法;特開昭4
9−97738号公報、USP3,607,219明細
書、USP3,702,270明細書)。 (3)強磁性粉末を低圧の不活性ガス中で蒸発させる方
法(低真空蒸発法;特公昭49−15320号公報、特
公昭49−18160号公報)。 (4)金属カルボニル化合物を熱分解する方法(USP
3,172,776明細書、USP3,200,007
明細書、USP3,228,882明細書)。 (5)水銀陰極を用い強磁性金属粉末を電析させたの
ち、水銀と分離する方法(USP3,156,650明
細書、USP3,262,812明細書)。 (6)強磁性を有する金属の塩を含む溶液に還元剤を加
えて還元する方法(ボロハイドライド法;USP3,6
69,643明細書,USP3,672,867明細
書、USP3,726,664明細書)。 これらの方法の中で、特性及び実用性の観点から、
(2)、(3)、(6)の方法が一般的であり、特に
(2)の酸化鉄還元法はコストの面から最も実用的とい
える。
な方法が知られている。 (1)強磁性金属の有機酸塩を加熱分解し、還元性気体
で還元する方法(特公昭48−29280号公報、特開
昭47−38523号公報)。 (2)針状オキシ水酸化物あるいはこれに他金属を含有
せしめたもの、あるいはこれらのオキシ水酸化物から得
た針状酸化鉄を還元する方法(酸化鉄還元法;特開昭4
9−97738号公報、USP3,607,219明細
書、USP3,702,270明細書)。 (3)強磁性粉末を低圧の不活性ガス中で蒸発させる方
法(低真空蒸発法;特公昭49−15320号公報、特
公昭49−18160号公報)。 (4)金属カルボニル化合物を熱分解する方法(USP
3,172,776明細書、USP3,200,007
明細書、USP3,228,882明細書)。 (5)水銀陰極を用い強磁性金属粉末を電析させたの
ち、水銀と分離する方法(USP3,156,650明
細書、USP3,262,812明細書)。 (6)強磁性を有する金属の塩を含む溶液に還元剤を加
えて還元する方法(ボロハイドライド法;USP3,6
69,643明細書,USP3,672,867明細
書、USP3,726,664明細書)。 これらの方法の中で、特性及び実用性の観点から、
(2)、(3)、(6)の方法が一般的であり、特に
(2)の酸化鉄還元法はコストの面から最も実用的とい
える。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】強磁性粉末は、強磁
性体、たとえば従来の酸化鉄、CrO2 などに比べ、抗
磁力(Hc)、飽和磁化(σs)が大きく、特に高記録
密度媒体用磁性体として期待されている。特にビデオ用
にあっては、カメラと一体化できるぐらいビデオテープ
レコーダー(VTR)を小型化する方向、現行VHS
(登録商標)/βシステム(登録商標)の画質、音質向
上の方向が検討されている。しかし、強磁性金属粉末を
特に高記録密度用に使用しようとする場合、いくつかの
問題がある。一つは飽和磁化が大きいために塗布液中で
粒子同志の凝集が起こり易く、非磁性支持体上に塗布し
たとき表面性の良い磁性層が得にくいことである。その
ため、ヘッド/テープ間のスベーシングロスが大きくな
り、充分な出力が得られなかったり、またノイズも大き
くなって、S/Nが高くできないなどの問題がある。こ
れらの問題を解決するために種々の方法が提案されてい
る。しかし、磁気記録媒体としての特性と、強磁性金属
粉末の安定性とを両立させるのは難しい。例えば、安定
化させるために粉末表面を徐々に酸化する方法が一般的
に試みられているが、充分な安定性を保証する酸化物層
をつくると飽和磁化(σs)の低下がさけられず、S/
Nの高い記録媒体が得られないといった問題が生ずる。
安定性の問題は、粒子が小さくなるほど大きくなる。ま
た、バインダーと混練して、磁性層とすることでかなり
安定化されるが、それでもなお充分とはいえない。本発
明の主な目的は、ビデオS/Nの高いビデオ画像の再生
方法を提供することにある。
性体、たとえば従来の酸化鉄、CrO2 などに比べ、抗
磁力(Hc)、飽和磁化(σs)が大きく、特に高記録
密度媒体用磁性体として期待されている。特にビデオ用
にあっては、カメラと一体化できるぐらいビデオテープ
レコーダー(VTR)を小型化する方向、現行VHS
(登録商標)/βシステム(登録商標)の画質、音質向
上の方向が検討されている。しかし、強磁性金属粉末を
特に高記録密度用に使用しようとする場合、いくつかの
問題がある。一つは飽和磁化が大きいために塗布液中で
粒子同志の凝集が起こり易く、非磁性支持体上に塗布し
たとき表面性の良い磁性層が得にくいことである。その
ため、ヘッド/テープ間のスベーシングロスが大きくな
り、充分な出力が得られなかったり、またノイズも大き
くなって、S/Nが高くできないなどの問題がある。こ
れらの問題を解決するために種々の方法が提案されてい
る。しかし、磁気記録媒体としての特性と、強磁性金属
粉末の安定性とを両立させるのは難しい。例えば、安定
化させるために粉末表面を徐々に酸化する方法が一般的
に試みられているが、充分な安定性を保証する酸化物層
をつくると飽和磁化(σs)の低下がさけられず、S/
Nの高い記録媒体が得られないといった問題が生ずる。
安定性の問題は、粒子が小さくなるほど大きくなる。ま
た、バインダーと混練して、磁性層とすることでかなり
安定化されるが、それでもなお充分とはいえない。本発
明の主な目的は、ビデオS/Nの高いビデオ画像の再生
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者が種々検討した
結果、上記の本発明の目的は、比表面積が40〜70m
2 /g、飽和磁化(σs)が120〜160emu/
g、そして金属含有量が78〜95wt%の強磁性金属
粉末とバインダーとを主体とする抗磁力(Hc)127
0 Oe以上の磁性層を非磁性支持体上に設けてなるビ
デオテープに記録された画像信号を金属系磁気ヘッドに
より再生することを特徴とするビデオ画像の再生方法に
よって達成されることを見い出した。
結果、上記の本発明の目的は、比表面積が40〜70m
2 /g、飽和磁化(σs)が120〜160emu/
g、そして金属含有量が78〜95wt%の強磁性金属
粉末とバインダーとを主体とする抗磁力(Hc)127
0 Oe以上の磁性層を非磁性支持体上に設けてなるビ
デオテープに記録された画像信号を金属系磁気ヘッドに
より再生することを特徴とするビデオ画像の再生方法に
よって達成されることを見い出した。
【0006】本発明において、強磁性金属粉末の比表面
積は、公知のBET法でN2 ガスを吸着させる方法で求
めた値である。その比表面積が40m2 /g未満では、
飽和磁化(σs)が比較的高い磁性体を得やすいが、磁
性層の表面性に限界があり、特に記録波長が1μm以下
の高記録密度が要求される場合、充分なS/Nが得られ
ない。強磁性金属粉末の比表面積が70m2 /gを越え
ると表面での酸化反応の進行が著しく、その強磁性金属
粉末の製造直後は高い飽和磁化を示しても、比較的短時
間内に飽和磁化が低下してしまい、結果的に高S/Nの
ビデオテープが得られない。
積は、公知のBET法でN2 ガスを吸着させる方法で求
めた値である。その比表面積が40m2 /g未満では、
飽和磁化(σs)が比較的高い磁性体を得やすいが、磁
性層の表面性に限界があり、特に記録波長が1μm以下
の高記録密度が要求される場合、充分なS/Nが得られ
ない。強磁性金属粉末の比表面積が70m2 /gを越え
ると表面での酸化反応の進行が著しく、その強磁性金属
粉末の製造直後は高い飽和磁化を示しても、比較的短時
間内に飽和磁化が低下してしまい、結果的に高S/Nの
ビデオテープが得られない。
【0007】すなわち、強磁性金属粉末の安定化と、磁
性層の表面性の観点から、本発明の目的を達成させるた
めには、比表面積に好ましい範囲があることを発明者の
実験により見出した。その範囲は、40〜70m2 /g
であり、望ましくは、40〜65m2 /g、特に望まし
くは、45〜60m2 /gである。飽和磁化(σs)は
120〜160emu/gの範囲内にある必要がある。
飽和磁化が120emu/g未満であると、ビデオテー
プの磁性層の飽和磁束密度(Bm)を高くできず、出力
が充分にとれない。また、160emu/gを越える
と、磁性層製造時の塗布液中での磁性粉(強磁性金属粉
末)の凝集が著しくなり、平滑な表面の磁性層が得難く
なる。飽和磁化(σs)は、さらに望ましくは125〜
150emu/g、特に望ましくは128〜145em
u/gである。また、金属含有量が78wt%未満であ
ると安定にはなるが、充分な飽和磁化が得られず、その
結果、出力の高い磁性層を持つビデオテープが得られな
い。また、金属含有量が95wt%を越えると不安定と
なる。その金属含有量は望ましくは80〜93wt%で
ある。なお、本発明において、飽和磁化(σs)、飽和
磁束密度(Bm)等の磁気特性は、振動試料型磁束計
(東英工業(株)製「VSM−III 」)で測定した値で
あり、強磁性金属粉末中の金属分は塩酸中に溶解後の溶
液を原子吸光分析した結果から求めた値である。
性層の表面性の観点から、本発明の目的を達成させるた
めには、比表面積に好ましい範囲があることを発明者の
実験により見出した。その範囲は、40〜70m2 /g
であり、望ましくは、40〜65m2 /g、特に望まし
くは、45〜60m2 /gである。飽和磁化(σs)は
120〜160emu/gの範囲内にある必要がある。
飽和磁化が120emu/g未満であると、ビデオテー
プの磁性層の飽和磁束密度(Bm)を高くできず、出力
が充分にとれない。また、160emu/gを越える
と、磁性層製造時の塗布液中での磁性粉(強磁性金属粉
末)の凝集が著しくなり、平滑な表面の磁性層が得難く
なる。飽和磁化(σs)は、さらに望ましくは125〜
150emu/g、特に望ましくは128〜145em
u/gである。また、金属含有量が78wt%未満であ
ると安定にはなるが、充分な飽和磁化が得られず、その
結果、出力の高い磁性層を持つビデオテープが得られな
い。また、金属含有量が95wt%を越えると不安定と
なる。その金属含有量は望ましくは80〜93wt%で
ある。なお、本発明において、飽和磁化(σs)、飽和
磁束密度(Bm)等の磁気特性は、振動試料型磁束計
(東英工業(株)製「VSM−III 」)で測定した値で
あり、強磁性金属粉末中の金属分は塩酸中に溶解後の溶
液を原子吸光分析した結果から求めた値である。
【0008】本発明で使用する強磁性金属粉末は、前述
した(1)〜(6)のいずれの方法でも製造できるが、
実用性の点からは、酸化鉄還元法、低真空蒸発法、ボロ
ハイドライド法によって製造した強磁性金属粉末が好ま
しく、特に酸化鉄還元法によって製造した強磁性金属粉
末が好ましい。なお、強磁性金属粉末の粒子サイズは、
比表面積とは必ずしも対応しない。すなわち、酸化鉄を
還元して合成する場合、合成経路中に脱水反応、脱酸素
反応で原料酸化鉄の針状の形骸を保持したまま多孔性の
粒子となることなどが、見掛け上の粒子サイズと比表面
積とが必ずしも対応しない理由と考えられる。また本発
明において使用する強磁性金属粉末の条件としては、実
測される粒子サイズよりも比表面積の方が、本発明の目
的とするS/N、強磁性金属粉末の安定性等の特性に、
よりよく相関していることが分かった。本発明で使用す
る強磁性金属粉末の粒子の形状は針状またはネックレス
状が形状異方性を利用して磁性層に高い抗磁力(Hc)
を保持させる上で好ましい。
した(1)〜(6)のいずれの方法でも製造できるが、
実用性の点からは、酸化鉄還元法、低真空蒸発法、ボロ
ハイドライド法によって製造した強磁性金属粉末が好ま
しく、特に酸化鉄還元法によって製造した強磁性金属粉
末が好ましい。なお、強磁性金属粉末の粒子サイズは、
比表面積とは必ずしも対応しない。すなわち、酸化鉄を
還元して合成する場合、合成経路中に脱水反応、脱酸素
反応で原料酸化鉄の針状の形骸を保持したまま多孔性の
粒子となることなどが、見掛け上の粒子サイズと比表面
積とが必ずしも対応しない理由と考えられる。また本発
明において使用する強磁性金属粉末の条件としては、実
測される粒子サイズよりも比表面積の方が、本発明の目
的とするS/N、強磁性金属粉末の安定性等の特性に、
よりよく相関していることが分かった。本発明で使用す
る強磁性金属粉末の粒子の形状は針状またはネックレス
状が形状異方性を利用して磁性層に高い抗磁力(Hc)
を保持させる上で好ましい。
【0009】強磁性金属粉末の組成については特に制限
はなく、Fe、またはそれにCo、Niが加わった合金
でもよい。特に、Feが1〜15%のNiが含有する
と、本発明の目的の安定性が向上するため好ましく、ま
たHcをある程度以上保持するためにはCoの含有もよ
り好ましい。従って、強磁性金属粉末としては、Fe−
Co−Ni系合金粉末、またはFe−Ni系合金粉末が
より望ましい。
はなく、Fe、またはそれにCo、Niが加わった合金
でもよい。特に、Feが1〜15%のNiが含有する
と、本発明の目的の安定性が向上するため好ましく、ま
たHcをある程度以上保持するためにはCoの含有もよ
り好ましい。従って、強磁性金属粉末としては、Fe−
Co−Ni系合金粉末、またはFe−Ni系合金粉末が
より望ましい。
【0010】本発明のビデオ画像の再生方法では、磁気
ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金属
系ヘッドを用いる。すなわち、ビデオ画像の再生用の磁
気ヘッドとしては従来フェライトヘッドが用いられてき
た。しかし、ビデオ画像の再生には高い周波数と、高速
な走行というオーディオ信号の再生に比較して、より厳
しい条件が要求される。また、ヘッドギャップや、走行
中のビデオテープと磁気ヘッドとの間隙についての要求
も厳しくなる。このため、近年開発されたセンダスト、
アモルファス合金系の金属系磁気ヘッドをビデオ用磁気
ヘッドとして用いることも検討されている。しかし、そ
のような金属系磁気ヘッドをビデオ画像再生用磁気ヘッ
ドとして用いる場合に、ビデオテープは如何なる特性を
持つべきかについては、未だ殆ど研究が進んでいない。
本発明の発明者の研究によれば、金属系磁気ヘッドと組
合せて用いるビデオテープとしては、上記の特性の強磁
性金属粉末を用い、かつ磁性層の抗磁力が1270エル
ステッド(Oe)以上有ることが望ましいことを見出し
た。上記のような高い抗磁力は、抗磁力の高い強磁性金
属粉末を用いること、そして磁性層の構成材料成分の選
択、そして各成分の比率などを調整することによって容
易に得ることができる。
ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金属
系ヘッドを用いる。すなわち、ビデオ画像の再生用の磁
気ヘッドとしては従来フェライトヘッドが用いられてき
た。しかし、ビデオ画像の再生には高い周波数と、高速
な走行というオーディオ信号の再生に比較して、より厳
しい条件が要求される。また、ヘッドギャップや、走行
中のビデオテープと磁気ヘッドとの間隙についての要求
も厳しくなる。このため、近年開発されたセンダスト、
アモルファス合金系の金属系磁気ヘッドをビデオ用磁気
ヘッドとして用いることも検討されている。しかし、そ
のような金属系磁気ヘッドをビデオ画像再生用磁気ヘッ
ドとして用いる場合に、ビデオテープは如何なる特性を
持つべきかについては、未だ殆ど研究が進んでいない。
本発明の発明者の研究によれば、金属系磁気ヘッドと組
合せて用いるビデオテープとしては、上記の特性の強磁
性金属粉末を用い、かつ磁性層の抗磁力が1270エル
ステッド(Oe)以上有ることが望ましいことを見出し
た。上記のような高い抗磁力は、抗磁力の高い強磁性金
属粉末を用いること、そして磁性層の構成材料成分の選
択、そして各成分の比率などを調整することによって容
易に得ることができる。
【0011】次に本発明で用いるビデオテープの製造法
について説明する。強磁性金属粉末をバインダーと混練
して、得られた磁性塗料を非磁性支持体上に塗布して記
録媒体を得る方法は、従来知られた方法が適用できる。
磁性塗料は強磁性金属粉末、バインダー、塗布溶媒を主
成分とし、この他に、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防
止剤等の添加剤を含むことができる。なお、飽和磁束密
度(Bm)を高くするには、種々の方法が考えられる
が、最も有効なのは、バインダー量の調節である。磁性
体粉末とバインダーとの比は体積で、2:1〜1:2の
範囲が望ましい。また、磁性層の表面性をよくするため
には、磁性体とバインダーとの混練分散を充分に行うこ
と、塗布後の表面形成に注意することが重要となる。強
磁性金属粉末が本発明の条件をみたしていれば、磁性層
の好ましいBm及び表面性の条件は比較的得易い。
について説明する。強磁性金属粉末をバインダーと混練
して、得られた磁性塗料を非磁性支持体上に塗布して記
録媒体を得る方法は、従来知られた方法が適用できる。
磁性塗料は強磁性金属粉末、バインダー、塗布溶媒を主
成分とし、この他に、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防
止剤等の添加剤を含むことができる。なお、飽和磁束密
度(Bm)を高くするには、種々の方法が考えられる
が、最も有効なのは、バインダー量の調節である。磁性
体粉末とバインダーとの比は体積で、2:1〜1:2の
範囲が望ましい。また、磁性層の表面性をよくするため
には、磁性体とバインダーとの混練分散を充分に行うこ
と、塗布後の表面形成に注意することが重要となる。強
磁性金属粉末が本発明の条件をみたしていれば、磁性層
の好ましいBm及び表面性の条件は比較的得易い。
【0012】本発明による強磁性金属粉末と併用される
バインダー(結合剤)としては、従来公知の熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂または反応型樹脂やこれらの混合物が
使用される。例えば、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系共重合体、ポリウレタン系樹脂(イソシアネート化
合物で硬化してもよい)、ブタジエン系樹脂、アクリル
系共重合体、エポキシ系樹脂等である。これらの結合剤
の単独または組合わせたものが使われ、他に添加剤が加
えられる。通常は、強磁性金属粉末との混合割合は重量
比で強磁性金属粉末100重量部に対して結合剤10〜
50重量部の範囲で使用される。潤滑剤としては各種の
脂肪酸、脂肪酸エステル、シリコーンオイルの他、グラ
ファイト、二硫化モリブデン等の固体粒子も有効であ
る。研磨剤としては、一般に使用される材料(特にモー
ス硬度6以上の粒子が好ましい)で、たとえば溶融アル
ミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コラ
ンダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、
エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等がある。
バインダー(結合剤)としては、従来公知の熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂または反応型樹脂やこれらの混合物が
使用される。例えば、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系共重合体、ポリウレタン系樹脂(イソシアネート化
合物で硬化してもよい)、ブタジエン系樹脂、アクリル
系共重合体、エポキシ系樹脂等である。これらの結合剤
の単独または組合わせたものが使われ、他に添加剤が加
えられる。通常は、強磁性金属粉末との混合割合は重量
比で強磁性金属粉末100重量部に対して結合剤10〜
50重量部の範囲で使用される。潤滑剤としては各種の
脂肪酸、脂肪酸エステル、シリコーンオイルの他、グラ
ファイト、二硫化モリブデン等の固体粒子も有効であ
る。研磨剤としては、一般に使用される材料(特にモー
ス硬度6以上の粒子が好ましい)で、たとえば溶融アル
ミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コラ
ンダム、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、
エメリー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等がある。
【0013】本発明のビデオテープの磁性層(磁気記録
層)の形成は、上記の組成の各成分を有機溶媒に溶解し
混合、分散し塗布液となし、非磁性支持体上に塗布乾燥
することにより行なわれる。混合・分散はボールミル、
アトライター、サンドミル等の混練分散機を用いて行な
われる。支持体上に塗布された塗布層は必要により、塗
布層中の磁性粉末を配向させる処理を施したのち、乾燥
して目的の磁性層とする。必要により表面平滑化加工を
施したり、所望の形状に裁断したりして、本発明のビデ
オテープを製造する。特に表面平滑化加工は強磁性金属
粉末を用いたビデオテープにおいて重要な技術である。
層)の形成は、上記の組成の各成分を有機溶媒に溶解し
混合、分散し塗布液となし、非磁性支持体上に塗布乾燥
することにより行なわれる。混合・分散はボールミル、
アトライター、サンドミル等の混練分散機を用いて行な
われる。支持体上に塗布された塗布層は必要により、塗
布層中の磁性粉末を配向させる処理を施したのち、乾燥
して目的の磁性層とする。必要により表面平滑化加工を
施したり、所望の形状に裁断したりして、本発明のビデ
オテープを製造する。特に表面平滑化加工は強磁性金属
粉末を用いたビデオテープにおいて重要な技術である。
【0014】非磁性支持体の形態はフイルム、テープ、
シート等いずれでもよく形態に応じて種々の材料が必要
に応じて選択される。この場合、高密度磁気記録用のビ
デオテープとしての磁性層表面粗さは0.2μm以下と
することが望ましい。支持体の素材としてはポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン
等のポリオレフィン類、セルローストリアセテート、セ
ルロースジアセテート等のセルロース誘導体、ポリカー
ボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド
等が使用される。
シート等いずれでもよく形態に応じて種々の材料が必要
に応じて選択される。この場合、高密度磁気記録用のビ
デオテープとしての磁性層表面粗さは0.2μm以下と
することが望ましい。支持体の素材としてはポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル類、ポリプロピレン
等のポリオレフィン類、セルローストリアセテート、セ
ルロースジアセテート等のセルロース誘導体、ポリカー
ボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド
等が使用される。
【0015】本発明のビデオテープの製造の際に、脂肪
酸エステルを強磁性金属粉末の1wt%以上、特に1〜
12wt%、モース硬度6以上の粒子を研磨剤として1
wt%以上、特に1〜10wt%添加するとさらにその
利点は高まる。即ち、このような組成とすることによっ
て、ビデオテープ装置(VTR)内で本発明のビデオテ
ープを走行させた場合の磁性層面のケズレ、ヘッド、ガ
イドポールの汚れ、静止画像を得ようとするときの磁性
層のケズレの点が著るしく改良される。しかし、添加量
があまり多いと脂肪酸エステルの場合、むしろ走行が困
難になったり、また、研摩剤粒子の場合、Bmが低下し
て出力が出なくなる。それぞれの上限は、12wt%、
10wt%に抑えるのが望ましい。脂肪酸エステルとし
ては、炭素数2〜20の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜1
2ケの一価アルコールから成るエステルである。特にブ
チルステアレート、アミルステアレート、ブトキシエチ
ルステアレートなどが好ましい。
酸エステルを強磁性金属粉末の1wt%以上、特に1〜
12wt%、モース硬度6以上の粒子を研磨剤として1
wt%以上、特に1〜10wt%添加するとさらにその
利点は高まる。即ち、このような組成とすることによっ
て、ビデオテープ装置(VTR)内で本発明のビデオテ
ープを走行させた場合の磁性層面のケズレ、ヘッド、ガ
イドポールの汚れ、静止画像を得ようとするときの磁性
層のケズレの点が著るしく改良される。しかし、添加量
があまり多いと脂肪酸エステルの場合、むしろ走行が困
難になったり、また、研摩剤粒子の場合、Bmが低下し
て出力が出なくなる。それぞれの上限は、12wt%、
10wt%に抑えるのが望ましい。脂肪酸エステルとし
ては、炭素数2〜20の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜1
2ケの一価アルコールから成るエステルである。特にブ
チルステアレート、アミルステアレート、ブトキシエチ
ルステアレートなどが好ましい。
【0016】本発明のビデオテープは、経時安定性の良
く、S/N比の高いビデオテープとなる。即ち、VHS
−VTR装置にて4MHzの搬送波を用いたときに得ら
れる4MHz出力及びそこから1MHz隔たった3MH
zでの変調ノイズC/Nについて、VHS標準テープと
比較して、4MHz出力で+8dB以上、3MHzC/
Nで+6dB以上となる電磁変換特性が可能となる。更
に、本発明によれば、磁性塗料としての分散液中での粒
子の分散安定性及びテープの磁気特性の経時安定性が比
較的良好となる。これら本発明の特徴は、強磁性金属粉
末の比表面積、σs、金属含有量に負うところが大きく
各物性値が前述の範囲内にあることが重要である。
く、S/N比の高いビデオテープとなる。即ち、VHS
−VTR装置にて4MHzの搬送波を用いたときに得ら
れる4MHz出力及びそこから1MHz隔たった3MH
zでの変調ノイズC/Nについて、VHS標準テープと
比較して、4MHz出力で+8dB以上、3MHzC/
Nで+6dB以上となる電磁変換特性が可能となる。更
に、本発明によれば、磁性塗料としての分散液中での粒
子の分散安定性及びテープの磁気特性の経時安定性が比
較的良好となる。これら本発明の特徴は、強磁性金属粉
末の比表面積、σs、金属含有量に負うところが大きく
各物性値が前述の範囲内にあることが重要である。
【0017】本発明のビデオ画像の再生方法では、磁気
ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金属
系ヘッドを用いた再生系で、上記のビデオテープを用い
ることを特徴とする。本発明の金属系磁気ヘッドと特定
の特性を有するビデオテープとの組合せは、ビデオ画像
の再生に要求される高い周波数での信号の再生に有利で
あり、またC/Nも高くなる。
ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金属
系ヘッドを用いた再生系で、上記のビデオテープを用い
ることを特徴とする。本発明の金属系磁気ヘッドと特定
の特性を有するビデオテープとの組合せは、ビデオ画像
の再生に要求される高い周波数での信号の再生に有利で
あり、またC/Nも高くなる。
【0018】
【実施例】本発明を以下の実施例と比較例で更に具体的
に説明する。実施例及び比較例中「部」は「重量部」を
示す。 [実施例1〜3]α−FeOOH(ゲーサイト)を水素
気流中で還元して次の表1に記載の各種強磁性金属粉末
を得た。
に説明する。実施例及び比較例中「部」は「重量部」を
示す。 [実施例1〜3]α−FeOOH(ゲーサイト)を水素
気流中で還元して次の表1に記載の各種強磁性金属粉末
を得た。
【0019】 表1 ──────────────────────────────────── 実施例 抗磁力(Hc) 飽和磁化(σs) 比表面積 金属分 (Oe) (emu/g) (m2/g) (wt%) ──────────────────────────────────── 1 1480 133 42 84 2 1520 141 51 82 3 1420 128 68 80 ────────────────────────────────────
【0020】強磁性金属粉末及びビデオテープの磁気特
性は全て振動試料型磁束計(Vibration Sa
mple Magnetometer 東英工業製VS
M−III型)による測定値で示してあり、強磁性金属
粉末及びビデオテープの磁気特性は測定外部磁場(H
m)5kOeの値であり、また比表面積は最も一般的な
BET式で求め、湯浅電工製のカウンターソープによる
測定値である。
性は全て振動試料型磁束計(Vibration Sa
mple Magnetometer 東英工業製VS
M−III型)による測定値で示してあり、強磁性金属
粉末及びビデオテープの磁気特性は測定外部磁場(H
m)5kOeの値であり、また比表面積は最も一般的な
BET式で求め、湯浅電工製のカウンターソープによる
測定値である。
【0021】上記の各強磁性金属粉末300gをそれぞ
れ下記の組成物にボールミルで48時間混練分散した。 マレイン酸を含有する塩化ビニル−酢酸ビニル強重合体 (重合度約400;塩化ビニル:酢酸ビニル:マレイン 酸=(86:13:1) 30部 ポリエステル型ポリウレタン(エチレンアジペートと2, 4−トリレンジイソシアネートとの反応物;ポリスチ レン相当重量平均分子量約11万) 20部 パルミチン酸 5部 ブチルステアレート 5部 α−アルミナ 6部 酢酸ブチル 500部 メチルイソブチルケトン 400部
れ下記の組成物にボールミルで48時間混練分散した。 マレイン酸を含有する塩化ビニル−酢酸ビニル強重合体 (重合度約400;塩化ビニル:酢酸ビニル:マレイン 酸=(86:13:1) 30部 ポリエステル型ポリウレタン(エチレンアジペートと2, 4−トリレンジイソシアネートとの反応物;ポリスチ レン相当重量平均分子量約11万) 20部 パルミチン酸 5部 ブチルステアレート 5部 α−アルミナ 6部 酢酸ブチル 500部 メチルイソブチルケトン 400部
【0022】分散操作終了後、25部のトリイソシアネ
ート化合物[3モルのトリレンジイソシアネートと1モ
ルのトリメチロールプロパンの付加体(商品名「デスモ
ジュ−ルL−75」バイエルA.G.製)]の75wt
%酢酸エチル溶液を加え、1時間高速剪断分散して磁性
塗布液を得た。
ート化合物[3モルのトリレンジイソシアネートと1モ
ルのトリメチロールプロパンの付加体(商品名「デスモ
ジュ−ルL−75」バイエルA.G.製)]の75wt
%酢酸エチル溶液を加え、1時間高速剪断分散して磁性
塗布液を得た。
【0023】得られた塗布液を厚さ14μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に塗布、磁場配向処理
し、乾燥後、カレンダリングを施して1/2インチ巾に
スリットしてビデオテープを得た。磁性層の乾燥膜厚
は、約3.0μmであった。
レンテレフタレートフィルム上に塗布、磁場配向処理
し、乾燥後、カレンダリングを施して1/2インチ巾に
スリットしてビデオテープを得た。磁性層の乾燥膜厚
は、約3.0μmであった。
【0024】このようにして得た、ビデオテープの磁気
特性及びビデオ電磁変換特性を下の表2に示す。
特性及びビデオ電磁変換特性を下の表2に示す。
【0025】 表2 ──────────────────────────────────── 実施例 Hc(Oe) (Gauss) 角型比 減磁(%) 4MHz C/N Bm ビデオ出力(dB) (dB) ──────────────────────────────────── 1 1270 3300 0.76 8 + 9.0 +8.0 2 1300 3800 0.77 8 +10 +9.0 3 1310 2600 0.73 12 + 8.5 +7.5 ────────────────────────────────────
【0026】磁気特性は、振動試料型磁束計東英工業製
VSM−IIIK )で測定。減磁は、60℃、90%R
Hでに1週間保存したときのビデオテープのBmの減少
率で表した。ビデオ特性は、記録再生ヘッドをセンダス
ト合金に改造したVHS方式VTR(松下電器製「NV
8200」)を用いて測定した。センダストヘッドはギ
ャップ0.3μm、トラック巾30μmである。
VSM−IIIK )で測定。減磁は、60℃、90%R
Hでに1週間保存したときのビデオテープのBmの減少
率で表した。ビデオ特性は、記録再生ヘッドをセンダス
ト合金に改造したVHS方式VTR(松下電器製「NV
8200」)を用いて測定した。センダストヘッドはギ
ャップ0.3μm、トラック巾30μmである。
【0027】標準テープは、FujiビデオカセットT
−120ER (富士写真フイルム株式会社製造)とし
た。C/N比は、キャリヤー信号に対するノイズレベル
の比のことであり、テレビ信号のS/N比と大体相関す
る。表2に示したデータは、4MHzのキャリヤー信号
を記録し、再生された振巾変調信号の3MHzの位置で
のノイズレベルとしたC/N比である。
−120ER (富士写真フイルム株式会社製造)とし
た。C/N比は、キャリヤー信号に対するノイズレベル
の比のことであり、テレビ信号のS/N比と大体相関す
る。表2に示したデータは、4MHzのキャリヤー信号
を記録し、再生された振巾変調信号の3MHzの位置で
のノイズレベルとしたC/N比である。
【0028】[比較例1〜4]上記の実施例と同様にし
て、以下表3の各種強磁性金属粉末を製造した。
て、以下表3の各種強磁性金属粉末を製造した。
【0029】 表3 ──────────────────────────────────── 比較例 抗磁力(Hc) 飽和磁化(σs) 比表面積 金属分 (Oe) (emu/g) (m2/g) (wt%) ──────────────────────────────────── 1 1400 125 28 85 2 1380 115 38 81 3 1550 105 41 72 4 1600 130 71 78 ────────────────────────────────────
【0030】上記の各種の強磁性金属粉末を用い、上記
の実施例と同様にして得られたビデオテープの特性を表
4に示す。表2の実施例のビデオテープに比べて、ビデ
オ特性がいずれも低いことがわかる。
の実施例と同様にして得られたビデオテープの特性を表
4に示す。表2の実施例のビデオテープに比べて、ビデ
オ特性がいずれも低いことがわかる。
【0031】 表4 ──────────────────────────────────── 比較例 Hc(Oe) (Gauss) 角型比 減磁(%) 4MHz C/N Bm ビデオ出力(dB) (dB) ──────────────────────────────────── 1 1280 2800 0.77 6 +7.5 +5.5 2 1210 2400 0.79 8 +6.0 +5.0 3 1420 2100 0.76 5 +5.5 +4.5 4 1440 2900 0.73 9 +7.0 +6.0 ────────────────────────────────────
【0032】
【発明の効果】本発明のビデオ画像の再生方法では、磁
気ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金
属系ヘッドを用いた再生系で、特定の条件を備えた強磁
性金属粉末を用い、抗磁力も高くされたビデオテープを
用いることによって、ビデオ画像の再生に要求される高
い周波数での信号の優れた再生(高周波数域での高いビ
デオ出力)を可能とし、またC/Nも高くなる。
気ヘッドとしてセンダスト、アモルファス合金系等の金
属系ヘッドを用いた再生系で、特定の条件を備えた強磁
性金属粉末を用い、抗磁力も高くされたビデオテープを
用いることによって、ビデオ画像の再生に要求される高
い周波数での信号の優れた再生(高周波数域での高いビ
デオ出力)を可能とし、またC/Nも高くなる。
Claims (1)
- 【請求項1】 比表面積が40〜70m2 /g、飽和磁
化(σs)が120〜160emu/g、そして金属含
有量が78〜95wt%の強磁性金属粉末とバインダー
とを主体とする抗磁力(Hc)1270 Oe以上の磁
性層を非磁性支持体上に設けてなるビデオテープに記録
された画像信号を金属系磁気ヘッドにより再生すること
を特徴とするビデオ画像の再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6284433A JPH08329446A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | ビデオ画像の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6284433A JPH08329446A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | ビデオ画像の再生方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57002420A Division JPS58119609A (ja) | 1982-01-11 | 1982-01-11 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329446A true JPH08329446A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=17678495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6284433A Pending JPH08329446A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | ビデオ画像の再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329446A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54162666A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-24 | Sony Corp | Manufacture of needlelike magnetic alloy particle |
| JPS55148705A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-19 | Sony Corp | Production of acicular magnetic alloy particle |
| JPS5630707A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Manufacture of ferromagnetic metal powder, ferromagnetic metal powder and magnetic recording medium |
| JPS56127710A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-06 | Sony Corp | Production of acicular magnetic metal particle |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP6284433A patent/JPH08329446A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54162666A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-24 | Sony Corp | Manufacture of needlelike magnetic alloy particle |
| JPS55148705A (en) * | 1979-05-10 | 1980-11-19 | Sony Corp | Production of acicular magnetic alloy particle |
| JPS5630707A (en) * | 1979-08-21 | 1981-03-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | Manufacture of ferromagnetic metal powder, ferromagnetic metal powder and magnetic recording medium |
| JPS56127710A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-06 | Sony Corp | Production of acicular magnetic metal particle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970930 |