JPH08329491A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH08329491A
JPH08329491A JP7136445A JP13644595A JPH08329491A JP H08329491 A JPH08329491 A JP H08329491A JP 7136445 A JP7136445 A JP 7136445A JP 13644595 A JP13644595 A JP 13644595A JP H08329491 A JPH08329491 A JP H08329491A
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JP
Japan
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offset
error signal
signal
bobbin
tracking error
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JP7136445A
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English (en)
Inventor
Shingo Sakata
信吾 佐方
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に直流オフセットの自動調整を行う。ま
た、ピックアップの設置状態にかかわらず、高速に直流
オフセットの自動調整を行う。 【構成】 直流オフセット除去手段は、往復微動手段に
より周波数が高くなったトラッキング誤差信号に基づい
て直流オフセットを除去することとなり、ロウパスフィ
ルタのカットオフ周波数を高くしてロウパスフィルタの
時定数に起因する直流オフセット検出時の待ち時間を低
減し、高速に直流オフセットをキャンセルする。また、
ボビンとキャリッジの相対位置が光ディスク装置の設置
状態(水平設置あるいは縦置き設置)にかかわりなくほ
ぼ一定に保たれた状態で、ロウパスフィルタのカットオ
フ周波数を高くするので、光ディスク装置の設置状態に
かかわらず、確実、かつ、高速に直流オフセットをキャ
ンセルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの再生ある
いは記録を行う光ディスク装置に係り、特にコンピュー
タの外部記憶装置等として用いられる光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、読出専用のオーディオ用
CDをはじめ、読出専用のCD−ROM、追加記録可能
な追記型光ディスク、書換可能な光磁気ディスク等が実
用化されており、各方面への応用と高性能化への開発が
活発に行われている。
【0003】これらの光ディスク上には情報トラックが
らせん状あるいは同心円状に形成されており、情報信号
がトラック上に非常に小さいピット列として記録されて
いる。
【0004】このためこれらの光ディスクの情報信号を
再生する光ディスク装置においては、フォーカスサーボ
制御により情報ピットに対して光ビームの焦点をあわせ
るとともに、トラッキングサーボ制御によってピット列
に対して光ビームの光スポットを高精度に追従させる必
要がある。
【0005】近年、記録されている情報信号を良好に再
生するために、トラックへの追従状態が最適になるよう
にマイクロコンピュータの導入により自動で調整が行わ
れるようになっている。
【0006】以下に図面を参照して従来の光ディスク装
置について説明する。図4に光ピックアップの構成を示
す。
【0007】光ピックアップ12は、対物レンズ1を有
し、この対物レンズ1はボビン2により保持されてい
る。ボビン2はサスペンションバネ3を介して光ディス
クの半径方向に微小な動作が可能なようにキャリジ4に
搭載されている。キャリジ4は、リニアガイド5によっ
て光ディスクの半径方向(矢印A)に粗動可能に支持さ
れ、キャリジ4上にはボビン2とキャリジ4の相対位置
を検出するポジションセンサ6が設けられている。さら
に、キャリジ4にはキャリジコイル7が接着固定されて
いる。キャリジコイル7は、磁石8、ヨーク9、リニア
ガイド5によって構成される磁気回路中で磁石8からリ
ニアガイド5への磁束と交差するように配置される。
【0008】ベース10には、リニアガイド5、スピン
ドルモータ11が搭載されている。スピンドルモータ1
1には、図示しないクランパを介して光ディスクがチャ
ッキングされている。また、レーザカプラ13は、光ビ
ームを出射するレーザダイオード、出射された光ビーム
を光ディスク上へ導く光学系、光ディスクからの反射光
を電気信号に変換する光センサ等から構成されており、
光ピックアップ12は光ディスクのトラック14上に刻
まれたピット列から、レーザカプラ13によりデータを
読み出すこととなる。
【0009】図5にトラッキングサーボ動作の説明図を
示す。光ディスクを回転駆動すると、トラック軌跡14
は光ディスクに偏心がある場合、この偏心により、矢印
Dの方向に振れることとなる。このトラック振れが生じ
た場合には、レーザカプラ13が照射したレーザビーム
がトラック14上を走査するように、ボビン2を矢印E
の方向に動かして追従させる必要がある。この追従動作
であるトラッキングサーボ動作は、ボビン2上に接着固
定されたトラッキングコイル15と磁石16によって発
生された磁界の誘導力によって行う。このトラッキング
サーボ動作を行うためには、トラッキング方向の誤差を
示す信号、すなわち、トラッキング誤差信号が必要であ
る。
【0010】ここでトラッキング誤差信号の生成方法と
して、3ビーム方式と呼ばれる方式について図6を参照
して説明する。図6(a)に示すように光ディスク上に
記録された信号を読み取るための主ビーム17とトラッ
キング誤差信号を生成するための副ビーム18、19を
主ビーム17に対し、トラック14の接線方向の前後方
向に左右対称に配置している。そして副ビーム18、1
9の反射光は、図6(b)に示すセンサ20、センサ2
1により電気信号E、Fに変換され、得られた電気信号
E、Fの差(=E−F)を求めることによりトラッキン
グ誤差信号が得られる。
【0011】図7にトラックの各位置におけるトラッキ
ング誤差信号の波形を示す。図7(b)は、主ビーム1
7がピット列の真上にありトラックに追従している状態
を示している。主ビーム17がピット列の真上にある場
合には、2つの副ビーム18、19のピット列による回
折が平衡になるため(E=F)、この時のトラッキング
誤差信号は図7(d)中に符号(b)で示すように零と
なる。また、図7(a)、図7(c)では2つの副ビー
ムのピット列による回折が不平衡になるため(E>F又
はE<F)、この時のトラッキング誤差信号は図7
(d)中に符号(a)又は符号(c)で示すようにプラ
ス、マイナスの両極性となる。
【0012】しかしながら、図7(d)は、理想的なト
ラッキング誤差信号の波形であり、実際のトラッキング
誤差信号の波形は、2つの副ビーム18、19の光量ば
らつきやセンサ20、センサ21の感度ばらつきによ
り、図7(b)の位置でのトラッキング誤差信号は、図
7(e)中に符号(b)で示すように零とならずに直流
オフセットODCを含むこととなる。この直流オフセット
ODCを含むトラッキング誤差信号に基づいてトラッキン
グサーボ制御を行うと、トラックの真上からずれた位置
で光ビームが追従することになるため好ましくない。従
って、予め直流オフセットODCを除去しておく必要があ
る。
【0013】次に、図8、図9、図10を参照して従来
の直流オフセットの自動調整の動作について説明する。
まず、フォーカスサーボにより光ディスク上のピット列
に光ビームの焦点をあわせた状態で、光ディスクをスピ
ンドルモータ11により回転させると、光ディスクの偏
心により副ビームがトラック上を横切るため、差動器2
2から出力されるトラッキングの誤差信号は、図9
(a)に示すような連続した正弦波となる。そしてコン
デンサ、抵抗等のLPF(Low Pass Filter)で構成さ
れる直流オフセット検出器23は、正弦波の直流オフセ
ットを抽出し、図9(b)に示すような直流オフセット
信号をA/D変換器24に出力する。
【0014】また、A/D変換器24、マイクロコンピ
ュータ25、D/A変換器26からなるオフセット計測
器27は、A/D変換器24に入力される直流オフセッ
ト信号の信号レベルを計測し、直流オフセット信号の信
号レベル(=トラッキングの位置ズレ)の状態に応じ
て、本来トラッキング誤差信号が零となるべき状態でト
ラッキング誤差信号が零になるようにマイクロコンピュ
ータ25がD/A変換器26より指示信号を抵抗変化器
28に出力する。
【0015】これにより、例えば抵抗値が入力により変
化する電子ボリュームからなる抵抗変化器28は、指示
信号の信号レベル=V0→V1の変化に応じて、図10
(a)に示すように抵抗値がR0からR1に変化し、ト
ラッキング誤差信号の直流オフセットが図10(b)の
ように変化する。このようにして自動でトラッキング誤
差信号の直流オフセットを除去したトラッキング誤差信
号を得ることができることとなっていた。
【0016】また、トラック14は光ディスク上に螺旋
状に描かれているので、長時間にわたりトラック14に
追従させると目標トラックは外周側に移動し、ボビン2
で追従できる範囲を逸脱することとなる。このようにボ
ビン2で追従できる範囲をこえた場合、キャリジ4が矢
印Fの方向に移動することで、再びボビン2で追従でき
る範囲にトラック14が含まれることとなり、連続して
データ読出を行えるのである。
【0017】この場合において、キャリジ4は、ボビン
2とキャリジ4の相対位置であるポジションエラー信号
PEが十分小さくなるように動作する。例えばポジショ
ンエラー信号PEは、図11に示すように、ポジション
センサ6及びボビン2に固定された遮光板29を用いて
検出され、遮光量が所定量となるように調整される。
【0018】次にトラッキングサーボ制御装置の構成と
動作について図8を用いて説明する。
【0019】トラッキングサーボは、ボビン2のトラッ
キング方向の制御であるトラッキングサーボループと、
ポジションエラー信号PEに対応するポジションエラー
を抑制するキャリジサーボループで構成され、定常時は
以下の動作を行う。
【0020】まず、トラッキングサーボループは、フィ
ルタ等で構成されたトラッキング制御器30が、オフセ
ットが除去されたトラッキング誤差信号TEを基にフィ
ルタ処理を行い駆動信号D1を出力する。
【0021】そして駆動信号D1に応じて駆動アンプ3
1でトラッキングコイルの駆動電流を発生させ、トラッ
キング誤差信号TEが零になるように動作する。
【0022】次にキャリジサーボループは、フィルタ等
で構成されたキャリッジ制御器32がポジションエラー
信号PEに基づいてフィルタ処理を行い駆動信号D2を
出力する。そして駆動信号D2に応じて、キャリジ駆動
アンプ33でキャリジコイルの駆動電流を発生させ、ポ
ジションエラー信号PEが零になるように制御する。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、ト
ラッキング誤差信号TEとしてトラッキングの光ディス
クの回転時に光ディスクの偏心等により副ビームがトラ
ック上を横切るために得られる正弦波信号を用いていた
ため、正弦波信号の周波数が数十〜数百Hzと低い周波
数となっていたため、コンデンサ、抵抗によるLPFか
らなる直流オフセット検出器23により直流オフセット
を得るためには、LPFのカットオフ周波数を数十Hz
以下に設定する必要があった。
【0024】従って、オフセット計測器27内のD/A
変換器26からの指示信号により抵抗変化器28の抵抗
値を変化させた後、LPFの時定数だけA/D変換器2
4により、再度、トラッキング誤差信号の直流オフセッ
トの取り込みを待つ必要がった。
【0025】この結果、直流オフセットの自動調整の時
間が長くかかるという問題点があった。
【0026】また、ピックアップを立て置きした状態、
すなわち、無制御の場合に対物レンズ1及びボビン2の
自重でサスペンションバネ3が撓みキャリジ4の中心と
対物レンズ1の中心がずれるような状態で直流オフセッ
トの自動調整ができないという問題点があった。
【0027】より具体的には、図12(a)に示す水平
時のボビン2の位置(キャリジ4の中心と対物レンズ1
の中心が一致)から、図12(b)に示すように、ボビ
ン2の位置が自重により下がるため(キャリジ4の中心
と対物レンズ1の中心がずれる)、正確なトラッキング
誤差信号を得られる範囲を越えてしまい正確な自動調整
を行うことができないという問題点があった。
【0028】そこで、本発明の第1の目的は、高速に直
流オフセットの自動調整ができる光ディスク装置を提供
することにある。また本発明の第2の目的は、ピックア
ップの設置状態にかかわらず、高速に直流オフセットの
自動調整ができる光ディスク装置を提供することにあ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るため、請求項1記載の発明は、レーザ光の集光手段を
保持し光ディスクの半径方向および法線方向に微動可能
なボビンと、前記ボビンを前記半径方向に粗動可能なキ
ャリジと、前記集光手段により集光されたレーザ光のス
ポットを目標トラック上で走査させるサーボ手段を有す
る光ディスク装置装置であって、前記光スポットのトラ
ックに対する追従状態を示すトラッキング誤差信号を生
成するトラッキング誤差信号生成手段と、ロウパスフィ
ルタを有し、前記トラッキング誤差信号の直流オフセッ
トを検出して直流オフセット信号を出力する直流オフセ
ット検出手段と、前記直流オフセット信号に基づいて前
記トラッキング誤差信号の直流オフセットをキャンセル
する直流オフセット除去手段と、前記ボビンを光ディス
クの略半径方向に微動、かつ、往復動させる往復微動手
段と、を備えて構成する。
【0030】上記第2の課題を解決するため、請求項2
記載の発明は、レーザ光の集光手段を保持し光ディスク
の半径方向および法線方向に微動可能なボビンと、前記
ボビンを前記半径方向に粗動可能なキャリジと、前記集
光手段により集光されたレーザ光のスポットを目標トラ
ック上で走査させるサーボ手段を有する光ディスク装置
装置であって、前記ボビンと前記キャリッジの相対位置
を示す相対位置誤差信号を出力する相対位置検出手段
と、前記相対位置誤差信号に基づいて前記ボビンとキャ
リッジの相対位置を略一定に制御する相対位置制御手段
と、前記光スポットのトラックに対する追従状態を示す
トラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号
生成手段と、ロウパスフィルタを有し、前記トラッキン
グ誤差信号の直流オフセットを検出して直流オフセット
信号を出力する直流オフセット検出手段と、前記直流オ
フセット信号に基づいて前記トラッキング誤差信号の直
流オフセットをキャンセルする直流オフセット除去手段
と、前記ボビンを光ディスクの略半径方向に微動、か
つ、往復動させる往復微動手段と、を備えて構成する。
【0031】
【作用】請求項1記載の発明によれば、トラッキング誤
差信号生成手段は、光スポットのトラックに対する追従
状態を示すトラッキング誤差信号を生成し直流オフセッ
ト検出手段に出力する。
【0032】これと並行して往復微動手段は、ボビンを
光ディスクの略半径方向に微動、かつ、往復動させ、ト
ラッキング誤差信号の周波数を高くする。
【0033】直流オフセット検出手段は、周波数が高く
なったトラッキング誤差信号の直流オフセットをロウパ
スフィルタにより検出して直流オフセット信号を直流オ
フセット除去手段に出力する。
【0034】これにより直流オフセット除去手段は、直
流オフセット信号に基づいてトラッキング誤差信号の直
流オフセットをキャンセルする。
【0035】従って、往復微動手段により周波数が高く
なったトラッキング誤差信号に基づいて直流オフセット
を除去することとなり、ロウパスフィルタのカットオフ
周波数を高く、すなわち、ロウパスフィルタの時定数を
小さくすることができるので、高速に直流オフセットを
キャンセルできる。
【0036】請求項2記載の発明によれば、相対位置検
出手段は、ボビンとキャリッジの相対位置を示す相対位
置誤差信号を出力する。
【0037】相対位置制御手段は、相対位置誤差信号に
基づいてボビンとキャリッジの相対位置を略一定に制御
する。
【0038】一方、トラッキング誤差信号生成手段は、
光スポットのトラックに対する追従状態を示すトラッキ
ング誤差信号を生成し直流オフセット検出手段に出力す
る。
【0039】これと並行して往復微動手段は、ボビンを
光ディスクの略半径方向に微動、かつ、往復動させ、ト
ラッキング誤差信号の周波数を高くする。
【0040】直流オフセット検出手段は、周波数が高く
なったトラッキング誤差信号の直流オフセットをロウパ
スフィルタにより検出して直流オフセット信号を直流オ
フセット除去手段に出力する。
【0041】これにより直流オフセット除去手段は、直
流オフセット信号に基づいてトラッキング誤差信号の直
流オフセットをキャンセルする。
【0042】従って、相対位置制御手段によりボビンと
キャリッジの相対位置を略一定に制御した状態で、往復
微動手段により周波数が高くなったトラッキング誤差信
号に基づいて直流オフセットを除去することとなり、ボ
ビンとキャリッジの相対位置が光ディスク装置の設置状
態(水平設置あるいは縦置き設置)にかかわりなくほぼ
一定に保たれた状態で、ロウパスフィルタのカットオフ
周波数を高く、すなわち、ロウパスフィルタの時定数を
小さくすることができるので、光ディスク装置の設置状
態にかかわらず、確実、かつ、高速に直流オフセットを
キャンセルできる。
【0043】
【実施例】次に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
【0044】(第1実施例)図1に本発明の第1実施例
における光ディスク装置の構成を示す。
【0045】光ディスク装置は、図示しない光ディスク
を回転駆動するスピンドルモータ11と、スピンドルモ
ータ11により回転駆動された光ディスクから記録情報
を読み取り、光カプラ13を介して読出信号を出力する
光ピックアップ12と、読出信号に基づいてトラッキン
グ誤差信号TEを出力する差動器22と、トラッキング
誤差信号TEの直流オフセットを検出して直流オフセッ
ト信号を出力する直流オフセット検出器23と、直流オ
フセット検出信号に基づいてトラッキング誤差が零にな
るように誤差キャンセル指示信号を出力するとともに、
微動制御信号を出力するオフセット計測器27と、抵抗
値が誤差キャンセル指示信号に基づいてり変化する電子
ボリュームからなる抵抗変化器28と、フィルタ等で構
成され、オフセットが除去されたトラッキング誤差信号
TEに基づいてフィルタ処理を行い駆動信号D1を出力
するトラッキング制御器30と、駆動信号D1に応じて
トラッキングコイルの駆動電流を発生する駆動アンプ3
1と、フィルタ等で構成されポジションエラー信号PE
に基づいてフィルタ処理を行い駆動信号D2を出力する
キャリッジ制御器32と、駆動信号D2に基づいて、キ
ャリジコイルの駆動電流を発生するキャリジ駆動アンプ
33と、微動制御信号FCに基づいてボビン2を半径方
向に往復して微動させるための微動指示信号FDを駆動
アンプ31に出力する微動指示器34と、を備えて構成
されている。
【0046】オフセット計測器27は、直流オフセット
信号をA/D変換して直流オフセットデータとして出力
するA/D変換器24と、入力された直流オフセットデ
ータに基づいてトラッキングの位置ズレの状態に応じて
トラッキング誤差信号が零になるようにキャンセル指示
データを出力するマイクロコンピュータ25と、入力さ
れたキャンセル指示データをD/A変換してキャンセル
指示信号を出力するD/A変換器26と、を備えて構成
されている。
【0047】次に、動作を説明する。まずフォーカスサ
ーボにより図示しない光ディスク上のピット列に光ビー
ムの焦点をあわせた状態で、光ディスクをスピンドルモ
ータ11により回転駆動させる。この時、微動指示器3
4は、微動制御信号FCに基づいてボビン2を半径方向
に往復して微動させるための微動指示信号FDを駆動ア
ンプ31に出力する。
【0048】駆動アンプ31は、微動指示信号FDに応
じてトラッキングコイルの駆動電流を発生し、ボビン2
を図2(a)の符号A方向に往復に微動させる。この往
復微動動作により副ビーム18、19(図6参照)がト
ラックを横切る速度が、往復微動動作を行わない場合と
比較して大きくなるので、トラッキング誤差信号TE
は、図2(b)に示すように、図8(a)の従来例の場
合と比較して周波数が高くなり、トラッキング誤差信号
TEの直流オフセットを抽出すべく直流オフセット検出
器23に設けられたコンデンサ、抵抗等により構成され
たLPFのカットオフ周波数を高く設定できることとな
る。従って、LPFの時定数を小さくすることが可能と
なる。
【0049】そして直流オフセット検出器23は検出し
た直流オフセットに基づいて直流オフセット信号をオフ
セット計測器27のA/D変換器24に出力する。
【0050】これによりオフセット計測器27のA/D
変換器24は、直流オフセット信号をA/D変換して直
流オフセットデータとしてマイクロコンピュータ25に
出力する。
【0051】マイクロコンピュータ25は、入力された
直流オフセットデータに基づいてトラッキングの位置ズ
レの状態に応じてトラッキング誤差信号が零になるよう
にキャンセル指示データをD/A変換器26に出力す
る。
【0052】D/A変換器26は、入力されたキャンセ
ル指示データをD/A変換してキャンセル指示信号を抵
抗変化器28に出力する。
【0053】これにより抵抗変化器28は、キャンセル
指示信号に基づいてその抵抗値を直流オフセットが零に
なるように変化させる。
【0054】これらの結果、自動でトラッキング誤差信
号TEの直流オフセットを除去したトラッキング誤差信
号を得ることができる。さらに上述したように、ボビン
を往復微動動作させることによりLPFの時定数を小さ
くすることが可能となり、高速にトラッキング誤差信号
TEの直流オフセットを除去することが可能となる。
【0055】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0056】図3に第2実施例の光ディスク装置の構成
図を示す。図3において、図1の実施例と同様の部分に
は同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0057】本第2実施例が第1実施例と異なる点は、
ポジションエラー信号PEに基づいてボビン2とキャリ
ジ4との相対位置を所定位置に制御するための相対位置
制御信号CCPを出力する相対位置制御器35と、微動指
示信号FDと相対位置制御信号CCPを加算することによ
りボビン2とキャリジ4との相対位置を所定位置に保ち
つつ、ボビン2を半径方向に往復して微動させるための
補正微動指示信号FD1を駆動アンプ31に出力する加
算器36と、を備えた点である。
【0058】次に動作を説明する。まずフォーカスサー
ボにより図示しない光ディスク上のピット列に光ビーム
の焦点をあわせた状態で、光ディスクをスピンドルモー
タ11により回転させる。この時、相対位置制御器35
は、ボビン2とキャリッジ4の相対位置を示すポジショ
ンエラーが零になるように、つまりボビン2に保持され
た対物レンズ1の中心とキャリッジ4の中心位置が略等
しくなるように(図12(a)参照)制御するための相
対位置制御信号CCPを加算器36に出力する。
【0059】また微動指示器34はボビン2を半径方向
に往復して微動させるための微動指示信号FDを出力す
る。
【0060】この結果、加算器35は、相対位置制御信
号CCPと微動指示信号FDを加算して、補正微動指示信
号FD1として駆動アンプ31に出力する。
【0061】駆動アンプ31は、加算器36からの補正
微動指示信号FD1に基づいてトラッキングコイルの駆
動電流を発生し、ボビン2を図4(a)のようにピック
アップの立て置き時においても、ほぼ対物レンズ1の中
心とキャリッジ4の中心位置が略等しくなる位置(水平
時の基準位置相当)を中心として往復微動動作させるこ
とができる。
【0062】この往復微動動作により副ビーム18、1
9がトラックを横切る速度が大きくなるので、トラッキ
ング誤差信号TEは、図2(b)に示すように、図8
(a)の従来例の場合と比較して周波数が高くなり、ト
ラッキング誤差信号TEの直流オフセットを抽出すべく
直流オフセット検出器23に設けられたコンデンサ、抵
抗等により構成されたLPFのカットオフ周波数を高く
設定できることとなる。従って、LPFの時定数を小さ
くすることが可能となる。
【0063】そして直流オフセット検出器23は検出し
た直流オフセットに基づいて直流オフセット信号をオフ
セット計測器27のA/D変換器24に出力する。
【0064】これによりオフセット計測器27のA/D
変換器24は、直流オフセット信号をA/D変換して直
流オフセットデータとしてマイクロコンピュータ25に
出力する。
【0065】マイクロコンピュータ25は、入力された
直流オフセットデータに基づいてトラッキングの位置ズ
レの状態に応じてトラッキング誤差信号が零になるよう
にキャンセル指示データをD/A変換器26に出力す
る。
【0066】D/A変換器26は、入力されたキャンセ
ル指示データをD/A変換してキャンセル指示信号を抵
抗変化器28に出力する。
【0067】これにより抵抗変化器28は、キャンセル
指示信号に基づいてその抵抗値を直流オフセットが零に
なるように変化させる。
【0068】これらの結果、自動でトラッキング誤差信
号TEの直流オフセットを除去したトラッキング誤差信
号を得ることができる。さらに上述したように、ボビン
を往復微動動作させることによりLPFの時定数を小さ
くすることが可能となり、高速にトラッキング誤差信号
TEの直流オフセットを除去することが可能となる。
【0069】さらに本第2実施例によれば、光ピックア
ップ12の設置状態(水平設置時及び縦置き設置時)に
かかわらず、ボビンとキャリッジの相対位置を略一定に
保つことができ、光ピックアップ12の設置状態にかか
わらず、確実、かつ、高速に直流オフセットをキャンセ
ルできる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、直流オフ
セット除去手段は、往復微動手段により周波数が高くな
ったトラッキング誤差信号に基づいて直流オフセットを
除去することとなり、ロウパスフィルタのカットオフ周
波数を高く、すなわち、ロウパスフィルタの時定数を小
さくすることができるので、ロウパスフィルタの時定数
に起因する直流オフセット検出時の待ち時間を低減する
ことができ、高速に直流オフセットをキャンセルできる
光ディスク装置を構成することが可能となる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、相対位置制
御手段は、相対位置誤差信号に基づいてボビンとキャリ
ッジの相対位置を略一定に制御し、直流オフセット除去
手段は、往復微動手段により周波数が高くなったトラッ
キング誤差信号に基づいて直流オフセットを除去するこ
ととなり、ボビンとキャリッジの相対位置が光ディスク
装置の設置状態(水平設置あるいは縦置き設置)にかか
わりなくほぼ一定に保たれた状態で、ロウパスフィルタ
のカットオフ周波数を高く、すなわち、ロウパスフィル
タの時定数を小さくすることができるので、光ディスク
装置の設置状態にかかわらず、確実、かつ、高速に直流
オフセットをキャンセルできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における光ディスク装置の
構成図
【図2】(a)本発明の第1実施例における光ディスク
装置の動作説明のための構成図 (b)本発明の第1実施例における光ディスク装置の動
作説明のための波形図
【図3】本発明の第2の実施例における光ディスクの構
成図
【図4】従来の光ピックアップの構成図
【図5】従来の光ピックアップの構成図
【図6】(a)従来のピックアップの3ビーム方式の動
作説明図 (b)従来のピックアップの3ビーム方式のセンサの配
置図
【図7】(a)従来のピックアップの3ビーム方式の動
作説明図 (b)従来のピックアップの3ビーム方式の動作説明図 (c)従来のピックアップの3ビーム方式の動作説明図 (d)従来の3ビーム方式の動作説明のための波形図 (e)従来の3ビーム方式の動作説明のための波形図
【図8】従来の光ディスクの構成図
【図9】(a)従来の光ディスク装置の動作説明のため
の波形図 (b)従来の光ディスク装置の動作説明のための波形図
【図10】(a)従来の光ディスク装置の動作説明のた
めの波形図 (b)従来の光ディスク装置の動作説明のための波形図
【図11】従来の光ディスク装置の動作説明図
【図12】(a)従来の光ディスク装置の動作説明図 (b)従来の光ディスク装置の動作説明図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 ボビン 3 サスペンションバネ 4 キャリジ 6 ポジションセンサ 11 スピンドルモータ 12 光ピックアップ 13 レーザカプラ 22 差動器 23 直流オフセット検出器 24 A/D変換器 25 マイクロコンピュータ 26 D/A変換器 27 オフセット計測器 28 抵抗変化器 30 トラッキング制御器 31 駆動アンプ 32 キャリッジ制御器 33 キャリッジ駆動アンプ 34 微動指示器 35 相対位置制御器 36 加算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光の集光手段を保持し光ディスクの
    半径方向および法線方向に微動可能なボビンと、前記ボ
    ビンを前記半径方向に粗動可能なキャリジと、前記集光
    手段により集光されたレーザ光のスポットを目標トラッ
    ク上で走査させるサーボ手段を有する光ディスク装置装
    置であって、前記光スポットのトラックに対する追従状
    態を示すトラッキング誤差信号を生成するトラッキング
    誤差信号生成手段と、ロウパスフィルタを有し、前記ト
    ラッキング誤差信号の直流オフセットを検出して直流オ
    フセット信号を出力する直流オフセット検出手段と、前
    記直流オフセット信号に基づいて前記トラッキング誤差
    信号の直流オフセットをキャンセルする直流オフセット
    除去手段と、前記ボビンを光ディスクの略半径方向に微
    動、かつ、往復動させる往復微動手段とを備えたことを
    特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】レーザ光の集光手段を保持し光ディスクの
    半径方向および法線方向に微動可能なボビンと、前記ボ
    ビンを前記半径方向に粗動可能なキャリジと、前記集光
    手段により集光されたレーザ光のスポットを目標トラッ
    ク上で走査させるサーボ手段を有する光ディスク装置装
    置であって、前記ボビンと前記キャリッジの相対位置を
    示す相対位置誤差信号を出力する相対位置検出手段と、
    前記相対位置誤差信号に基づいて前記ボビンとキャリッ
    ジの相対位置を略一定に制御する相対位置制御手段と、
    前記光スポットのトラックに対する追従状態を示すトラ
    ッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成
    手段と、ロウパスフィルタを有し、前記トラッキング誤
    差信号の直流オフセットを検出して直流オフセット信号
    を出力する直流オフセット検出手段と、前記直流オフセ
    ット信号に基づいて前記トラッキング誤差信号の直流オ
    フセットをキャンセルする直流オフセット除去手段と、
    前記ボビンを光ディスクの略半径方向に微動、かつ、往
    復動させる往復微動手段とを備えたことを特徴とする光
    ディスク装置。
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