JPH08329512A - 光ヘッド装置 - Google Patents
光ヘッド装置Info
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- JPH08329512A JPH08329512A JP7135370A JP13537095A JPH08329512A JP H08329512 A JPH08329512 A JP H08329512A JP 7135370 A JP7135370 A JP 7135370A JP 13537095 A JP13537095 A JP 13537095A JP H08329512 A JPH08329512 A JP H08329512A
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- JP
- Japan
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- light
- optical
- volume hologram
- linearly polarized
- hologram
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- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03H—HOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
- G03H2250/00—Laminate comprising a hologram layer
- G03H2250/41—Polarisation active layer
Landscapes
- Optical Head (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光の利用効率が高くパッケージ化も可能で生産
性もよい光ヘッド装置を提供する。 【構成】回折素子はガラス基板2の面A上の透過型体積
ホログラム3と1/4波長板4、面Bに設けられた回折
格子7からなる。透過型体積ホログラム3は厚みD=2
0μm、平均屈折率nは約1.5、屈折率変調振幅Δn
はΔn=0.05、ΔnD=1μm、回折格子の周期d
は約0.9μm、d≒1.15λである。
性もよい光ヘッド装置を提供する。 【構成】回折素子はガラス基板2の面A上の透過型体積
ホログラム3と1/4波長板4、面Bに設けられた回折
格子7からなる。透過型体積ホログラム3は厚みD=2
0μm、平均屈折率nは約1.5、屈折率変調振幅Δn
はΔn=0.05、ΔnD=1μm、回折格子の周期d
は約0.9μm、d≒1.15λである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD(コンパクト デ
ィスク)、CD−ROM、ビデオディスク等の光ディス
クや光磁気ディスク等の光記録媒体の光学的情報の書き
込み、読み取りを行う光ヘッド装置に関する。
ィスク)、CD−ROM、ビデオディスク等の光ディス
クや光磁気ディスク等の光記録媒体の光学的情報の書き
込み、読み取りを行う光ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク及び光磁気ディスク等
に光学的情報を書き込んだり、光学的情報を読み取る光
ヘッド装置としては、ディスクの記録面から反射された
信号光を検出部へ導光(ビームスプリット)する光学部
品としてプリズム式ビームスプリッタを用いたものと、
回折格子又はホログラム素子を用いたものとが知られて
いた。
に光学的情報を書き込んだり、光学的情報を読み取る光
ヘッド装置としては、ディスクの記録面から反射された
信号光を検出部へ導光(ビームスプリット)する光学部
品としてプリズム式ビームスプリッタを用いたものと、
回折格子又はホログラム素子を用いたものとが知られて
いた。
【0003】従来、光ヘッド装置用の回折格子又はホロ
グラム素子は、ガラスやプラスチック基板上に、矩形の
断面を有する矩形格子(レリーフ型)をドライエッチン
グ法あるいは射出成形法によって形成し、これによって
光を回折しビームスプリット機能を付与していた。
グラム素子は、ガラスやプラスチック基板上に、矩形の
断面を有する矩形格子(レリーフ型)をドライエッチン
グ法あるいは射出成形法によって形成し、これによって
光を回折しビームスプリット機能を付与していた。
【0004】従来の回折格子又はホログラムを用いた場
合、光源の半導体レーザ等から光記録媒体に到達する光
量、すなわち往路効率が小さかった(最大50%程
度)。さらに、往路効率と復路効率の積である往復効率
も、±1次光のいずれか一方を利用する場合最大10%
程度、両方利用しても最大20%程度であった。
合、光源の半導体レーザ等から光記録媒体に到達する光
量、すなわち往路効率が小さかった(最大50%程
度)。さらに、往路効率と復路効率の積である往復効率
も、±1次光のいずれか一方を利用する場合最大10%
程度、両方利用しても最大20%程度であった。
【0005】また、体積型ホログラムを半導体レーザ光
又は戻り光に対して45°傾けて配置するという方式も
あり、この場合直線偏光のP波に対して入射光と回折光
が90°をなすことによって大きな偏光選択性が得られ
る。
又は戻り光に対して45°傾けて配置するという方式も
あり、この場合直線偏光のP波に対して入射光と回折光
が90°をなすことによって大きな偏光選択性が得られ
る。
【0006】しかし、前記の45°配置では装置のアラ
イメントが困難であり、1 /4波長板とのラミネート処
理、回折格子、ホログラム素子とのラミネート処理を量
産性よく行うことが難しい。また、回折角度がほぼ90
°と大きく、半導体レーザの波長の変動やばらつきに対
して、回折光のビーム出射方向が変化しやすく、光の利
用効率も変化しやすいという難点があった。特に、半導
体レーザからの光を回折させて対物レンズに入射させる
と、波長変動により光記録媒体上に有効に集光できなか
った。
イメントが困難であり、1 /4波長板とのラミネート処
理、回折格子、ホログラム素子とのラミネート処理を量
産性よく行うことが難しい。また、回折角度がほぼ90
°と大きく、半導体レーザの波長の変動やばらつきに対
して、回折光のビーム出射方向が変化しやすく、光の利
用効率も変化しやすいという難点があった。特に、半導
体レーザからの光を回折させて対物レンズに入射させる
と、波長変動により光記録媒体上に有効に集光できなか
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の前述の欠点を解決し、光の利用効率が高くパッケ
ージ化も可能で生産性もよい新規な光ヘッド装置を提供
することである。
技術の前述の欠点を解決し、光の利用効率が高くパッケ
ージ化も可能で生産性もよい新規な光ヘッド装置を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光源からの光
束を光記録媒体の記録面に照射し光記録媒体に光学的情
報を書き込んだり、前記記録面から反射した信号光を検
出部において検出することにより光記録媒体の光学的情
報を読み取る光ヘッド装置において、透明基板の前記記
録面側の面Aに回折格子間隔dがλ〜2λ(λは光源の
光の波長)の体積ホログラムとその上に光位相差素子と
を有してなる回折素子を前記光源と光記録媒体との間に
設け、光源からの直線偏光1を体積ホログラムの法線に
対して40゜以内の角度で体積ホログラムに入射させ、
体積ホログラムに入射透過した直線偏光の0次光を光位
相差素子により円偏光に変換して光記録媒体へ照射さ
せ、光記録媒体からの反射光を前記直線偏光1に直交す
る直線偏光2に変換し、再度体積ホログラムにより光源
からの直線偏光1に対して30゜以上異なる角度で回折
された直線偏光2として検出部で検出してなることを特
徴とする光ヘッド装置である。
束を光記録媒体の記録面に照射し光記録媒体に光学的情
報を書き込んだり、前記記録面から反射した信号光を検
出部において検出することにより光記録媒体の光学的情
報を読み取る光ヘッド装置において、透明基板の前記記
録面側の面Aに回折格子間隔dがλ〜2λ(λは光源の
光の波長)の体積ホログラムとその上に光位相差素子と
を有してなる回折素子を前記光源と光記録媒体との間に
設け、光源からの直線偏光1を体積ホログラムの法線に
対して40゜以内の角度で体積ホログラムに入射させ、
体積ホログラムに入射透過した直線偏光の0次光を光位
相差素子により円偏光に変換して光記録媒体へ照射さ
せ、光記録媒体からの反射光を前記直線偏光1に直交す
る直線偏光2に変換し、再度体積ホログラムにより光源
からの直線偏光1に対して30゜以上異なる角度で回折
された直線偏光2として検出部で検出してなることを特
徴とする光ヘッド装置である。
【0009】本発明の光ヘッド装置は光学的情報の書き
込み及び/又は読み取りができればよい。本発明におい
て、光源からの直線偏光1に対する体積ホログラムの回
折効率η1 と光記録媒体からの反射光の直線偏光2に対
する回折効率η2 との比η2/η1 は1.1以上である
ことが好ましい。1.1より小さいと光の往復効率が小
さくなり、さらに1.0より小さいと光記録媒体に届く
光量が低下し情報の書き込みに不利なため好ましくな
い。
込み及び/又は読み取りができればよい。本発明におい
て、光源からの直線偏光1に対する体積ホログラムの回
折効率η1 と光記録媒体からの反射光の直線偏光2に対
する回折効率η2 との比η2/η1 は1.1以上である
ことが好ましい。1.1より小さいと光の往復効率が小
さくなり、さらに1.0より小さいと光記録媒体に届く
光量が低下し情報の書き込みに不利なため好ましくな
い。
【0010】前記体積ホログラムが位相差型ホログラム
であり、その厚みDと実効屈折率変調振幅Δnとの積Δ
nDが0.2μm以上であることが好ましい。0.2μ
mよりも小さいとη2 とη1 の差を大きくできないので
好ましくない。
であり、その厚みDと実効屈折率変調振幅Δnとの積Δ
nDが0.2μm以上であることが好ましい。0.2μ
mよりも小さいとη2 とη1 の差を大きくできないので
好ましくない。
【0011】前記透明基板の光源側の面Bに、前記検出
部に向かう光の光路を含むように第2のホログラムを設
ることが、フォーカスエラー信号を生成しフォーカス制
御を行ううえで好ましい。
部に向かう光の光路を含むように第2のホログラムを設
ることが、フォーカスエラー信号を生成しフォーカス制
御を行ううえで好ましい。
【0012】光源からの直線偏光1と前記第2のホログ
ラムを透過した0次光とを含む平面に、第2のホログラ
ムで回折すべき直線偏光2を含まないようにすること
が、第2のホログラムの回折光のクロストークを減少さ
せるうえで好ましい。
ラムを透過した0次光とを含む平面に、第2のホログラ
ムで回折すべき直線偏光2を含まないようにすること
が、第2のホログラムの回折光のクロストークを減少さ
せるうえで好ましい。
【0013】前記体積ホログラムの回折格子間隔dをλ
〜1.6λとし、光源からの直線偏光1を前記体積ホロ
グラムの法線にほぼ平行に入射させ、光記録媒体から体
積ホログラムに戻ってきた光を直線偏光1に対して30
°以上異なる角度で回折させ、検出部で検出するように
することが直線偏光1と2の光の往復効率の差を大きく
できるので好ましい。
〜1.6λとし、光源からの直線偏光1を前記体積ホロ
グラムの法線にほぼ平行に入射させ、光記録媒体から体
積ホログラムに戻ってきた光を直線偏光1に対して30
°以上異なる角度で回折させ、検出部で検出するように
することが直線偏光1と2の光の往復効率の差を大きく
できるので好ましい。
【0014】前記透明基板の光源側の面Bに他の回折格
子を形成し、光源からの光を前記回折格子により−1次
光、0次光、1次光に分離し、−1次光及び1次光をト
ラッキング制御用として用いると、3ビーム法によるト
ラッキング制御が可能となり好ましい。
子を形成し、光源からの光を前記回折格子により−1次
光、0次光、1次光に分離し、−1次光及び1次光をト
ラッキング制御用として用いると、3ビーム法によるト
ラッキング制御が可能となり好ましい。
【0015】前記第2のホログラムにより回折された−
1次光と1次光の少なくとも1つと0次光とを、少なく
とも2つ以上に分割された検出素子で検出することが、
フォーカスエラー信号を検出しやすくなり好ましい。
1次光と1次光の少なくとも1つと0次光とを、少なく
とも2つ以上に分割された検出素子で検出することが、
フォーカスエラー信号を検出しやすくなり好ましい。
【0016】ここで、本発明の光ヘッド装置を光ディス
ク記録再生装置に搭載した場合について説明する。図1
は、本発明の光ヘッド装置を光ディスク5記録再生装置
に搭載した1例の基本構成の側面図である。ここでは、
簡単のために、透過型体積ホログラム3に対して、ほぼ
垂直に光源の半導体レーザ(以下LDとする)1からの
光が入射する場合について説明する。
ク記録再生装置に搭載した場合について説明する。図1
は、本発明の光ヘッド装置を光ディスク5記録再生装置
に搭載した1例の基本構成の側面図である。ここでは、
簡単のために、透過型体積ホログラム3に対して、ほぼ
垂直に光源の半導体レーザ(以下LDとする)1からの
光が入射する場合について説明する。
【0017】LD1からの直線偏光のP波が、ガラス基
板2のLD側の面Aに設けられた透過型体積型ホログラ
ム3に達し、一部回折される。このときの光の偏光方向
に対する回折効率をη1 とすると、0次透過光の効率は
1−η1 となる。この1−η1 の光は、光位相差素子
(λ/4波長板、3λ/4波長板等)であるλ/4波長
板4により円偏光に変換され、対物レンズ8により集光
され光ディスク5に達し反射される。
板2のLD側の面Aに設けられた透過型体積型ホログラ
ム3に達し、一部回折される。このときの光の偏光方向
に対する回折効率をη1 とすると、0次透過光の効率は
1−η1 となる。この1−η1 の光は、光位相差素子
(λ/4波長板、3λ/4波長板等)であるλ/4波長
板4により円偏光に変換され、対物レンズ8により集光
され光ディスク5に達し反射される。
【0018】この反射光は再び対物レンズ8を通り、λ
/4波長板4によりLD1からでた直線偏光1(P波又
はS波)と直交する直線偏光2(S波又はP波)とな
る。戻り光の直線偏光2は体積ホログラム3により回折
効率η2 で回折され、光検出器6に到達する。このとき
の反射等のロスを無視すると、LD1から光検出器6に
到達する光の利用効率(往復効率)η3 は(1−η1 )
×η2 となる。
/4波長板4によりLD1からでた直線偏光1(P波又
はS波)と直交する直線偏光2(S波又はP波)とな
る。戻り光の直線偏光2は体積ホログラム3により回折
効率η2 で回折され、光検出器6に到達する。このとき
の反射等のロスを無視すると、LD1から光検出器6に
到達する光の利用効率(往復効率)η3 は(1−η1 )
×η2 となる。
【0019】η1 =η2 の透過型体積ホログラムを用い
た場合には、η3 の最大値はη1 =η2 =50%のとき
で25%である。本発明による、透過型体積ホログラム
を用いることにより、光の偏光方向の違いによりη1 <
η2 とすることができ、η3を25%以上になしうる。
η2 /η1 >1とすることにより往復効率η3 を大き
くでき、好ましくは1.1以上、さらには2以上とする
ことにより実用に十分な光量を確保できる。
た場合には、η3 の最大値はη1 =η2 =50%のとき
で25%である。本発明による、透過型体積ホログラム
を用いることにより、光の偏光方向の違いによりη1 <
η2 とすることができ、η3を25%以上になしうる。
η2 /η1 >1とすることにより往復効率η3 を大き
くでき、好ましくは1.1以上、さらには2以上とする
ことにより実用に十分な光量を確保できる。
【0020】透過型体積ホログラム3において、偏光方
向により異なる回折効率は、ホログラムの屈折率変調振
幅であるΔn、ホログラムの厚みD、回折格子周期d、
回折格子傾きφ、光の入射方向θin、光の回折出射方向
θout 等の関数で表せる。
向により異なる回折効率は、ホログラムの屈折率変調振
幅であるΔn、ホログラムの厚みD、回折格子周期d、
回折格子傾きφ、光の入射方向θin、光の回折出射方向
θout 等の関数で表せる。
【0021】これらの関係を詳細に検討した結果の一例
を図3に示す。この例は波長λ=780nm、n=1.
5、d=1.15×λμmで、図1のようにθin=0
゜、θout =60゜である。このように回折効率はΔn
Dにより振動する。この振動周期がS波とP波で異な
る。
を図3に示す。この例は波長λ=780nm、n=1.
5、d=1.15×λμmで、図1のようにθin=0
゜、θout =60゜である。このように回折効率はΔn
Dにより振動する。この振動周期がS波とP波で異な
る。
【0022】たとえば、ΔnD=0.2μmでは、ηS
=60%、ηP =45%であることがわかる。このΔn
Dを有するホログラムに光源からP波の光を透過させる
と、前述の通りη1 =45%、η2 =60%、η3 =3
3%が得られる。
=60%、ηP =45%であることがわかる。このΔn
Dを有するホログラムに光源からP波の光を透過させる
と、前述の通りη1 =45%、η2 =60%、η3 =3
3%が得られる。
【0023】また、ΔnD=0.6μmでは、ηS =2
0%、ηP =65%であることがわかる。このΔnDを
有するホログラムに光源からS波の光を透過させると前
述の通りη1 =20%、η2 =65%、η3 =52%が
得られる。
0%、ηP =65%であることがわかる。このΔnDを
有するホログラムに光源からS波の光を透過させると前
述の通りη1 =20%、η2 =65%、η3 =52%が
得られる。
【0024】さらに、ΔnD=1μmでは、ηS =90
%、ηP =20%であることがわかる。このΔnDを有
するホログラムに光源からP波の光を透過させるとη3
=72%が得られる。
%、ηP =20%であることがわかる。このΔnDを有
するホログラムに光源からP波の光を透過させるとη3
=72%が得られる。
【0025】このように、光の偏光方向による回折効率
の違いを利用することにより高い往復効率を実現でき
る。
の違いを利用することにより高い往復効率を実現でき
る。
【0026】また、偏光方向による回折効率の差が有効
になるのは、格子間隔dが2λ以下のときであることが
わかった。格子間隔d= 2.57×λμmで、θin=0
゜、θout =23゜の例を図4に示す。このように、大
きなΔnDにおいてもη3 は30%程度であり、十分な
効果が得られない。
になるのは、格子間隔dが2λ以下のときであることが
わかった。格子間隔d= 2.57×λμmで、θin=0
゜、θout =23゜の例を図4に示す。このように、大
きなΔnDにおいてもη3 は30%程度であり、十分な
効果が得られない。
【0027】また、dがλより小さくなると、出射光が
体積ホログラム基板内で全反射し光検出器に到達しなか
ったり、波長のばらつきや温度変動により回折光の回折
角の変化が大きくなり、好ましくない。このため、回折
格子間隔dがλ以上2λ以下の前記透過型体積ホログラ
ムにより、光の進行方向を30゜以上異なるような角度
にするのが有効であることがわかった。
体積ホログラム基板内で全反射し光検出器に到達しなか
ったり、波長のばらつきや温度変動により回折光の回折
角の変化が大きくなり、好ましくない。このため、回折
格子間隔dがλ以上2λ以下の前記透過型体積ホログラ
ムにより、光の進行方向を30゜以上異なるような角度
にするのが有効であることがわかった。
【0028】また、ホログラムに対する光の入射角度θ
inを大きくするとホログラムや基板の表面で反射が大き
く光の損失が大きいため、θinは40゜以下が好まし
く、さらに光ヘッド装置の組立てやすさの点からみても
θin=0゜で入射することが好ましい。
inを大きくするとホログラムや基板の表面で反射が大き
く光の損失が大きいため、θinは40゜以下が好まし
く、さらに光ヘッド装置の組立てやすさの点からみても
θin=0゜で入射することが好ましい。
【0029】前記透過型体積ホログラム3を前記1/4
波長板4とともに、ガラスやポリマー等の透明基板に貼
り合わせ一体化することにより、調整が容易になりパッ
ケージ化された回折素子を構成できるので好ましい。
波長板4とともに、ガラスやポリマー等の透明基板に貼
り合わせ一体化することにより、調整が容易になりパッ
ケージ化された回折素子を構成できるので好ましい。
【0030】フォーカスエラー検出のため、光検出器6
上に光ディスク5からの戻り光が所望のビーム形状に集
光するように、透過型体積ホログラム3の回折格子パタ
ーンにホログラム面内で曲率をつけたり、格子間隔に分
布をつけたりすることもできる。
上に光ディスク5からの戻り光が所望のビーム形状に集
光するように、透過型体積ホログラム3の回折格子パタ
ーンにホログラム面内で曲率をつけたり、格子間隔に分
布をつけたりすることもできる。
【0031】本発明の光ヘッド装置は、フォーカスエラ
ー検出法、非点収差法、ナイフ法、スポットサイズ検出
法などの各種検出法、制御法に応用できる。
ー検出法、非点収差法、ナイフ法、スポットサイズ検出
法などの各種検出法、制御法に応用できる。
【0032】また図2のように、面Bにおいて透過型体
積ホログラム3により回折され、光検出器6に向かう光
の光路中に、表面格子型又は体積型の第2のホログラム
を配置し、光検出器6上に所望のビーム形状に集光させ
ることもできる。特に表面格子型にすることにより、C
GH(コンピュータ グラフィック ホログラム)法で
容易に作成でき、集光性が向上し、ビーム形状の制御が
容易になる。また第1の透過型体積ホログラム3の格子
形状はレンズ効果を持たない平行で等間隔の格子とする
ことができ、その場合作成が容易となる。
積ホログラム3により回折され、光検出器6に向かう光
の光路中に、表面格子型又は体積型の第2のホログラム
を配置し、光検出器6上に所望のビーム形状に集光させ
ることもできる。特に表面格子型にすることにより、C
GH(コンピュータ グラフィック ホログラム)法で
容易に作成でき、集光性が向上し、ビーム形状の制御が
容易になる。また第1の透過型体積ホログラム3の格子
形状はレンズ効果を持たない平行で等間隔の格子とする
ことができ、その場合作成が容易となる。
【0033】ガラス基板2の面Bの一部に表面格子型の
回折格子7を形成し、光源からの光を回折格子7によ
り、−1次光、0次光、1次光に分離し、−1次光、1
次光をトラッキング制御用の光として利用することが、
トラッキング制御が容易になり好ましい。回折格子7に
より、トラッキング制御用の3本のビーム(−1次光、
0次光、1次光)に分離される。なお、この例ではトラ
ッキング法を3ビーム法としたが、この回折格子7がな
く1ビームでトラッキング制御してもよい。
回折格子7を形成し、光源からの光を回折格子7によ
り、−1次光、0次光、1次光に分離し、−1次光、1
次光をトラッキング制御用の光として利用することが、
トラッキング制御が容易になり好ましい。回折格子7に
より、トラッキング制御用の3本のビーム(−1次光、
0次光、1次光)に分離される。なお、この例ではトラ
ッキング法を3ビーム法としたが、この回折格子7がな
く1ビームでトラッキング制御してもよい。
【0034】またこの回折格子7は、ガラス基板2の面
に形成する方が部品点数の削減の点で好ましいが、別部
品としてもよい。また、この回折格子7の作成方法も、
ガラス基板2に直接表面格子を作成してもよく、回折格
子7の形成されたフィルムや基板を貼り付けてもよい。
に形成する方が部品点数の削減の点で好ましいが、別部
品としてもよい。また、この回折格子7の作成方法も、
ガラス基板2に直接表面格子を作成してもよく、回折格
子7の形成されたフィルムや基板を貼り付けてもよい。
【0035】前記第2のホログラムにより回折された0
次光、−1次光、1次光の少なくとも2つの光を、少な
くとも2つ以上に分割された検出素子で検出すること
で、フォーカスエラー信号を容易に生成でき、また第2
のホログラムの回折効率に依存せず高い強度の信号を検
出できる。好ましくは3つすべての光を検出すること
が、さらに高い信号強度を得るうえでよい。
次光、−1次光、1次光の少なくとも2つの光を、少な
くとも2つ以上に分割された検出素子で検出すること
で、フォーカスエラー信号を容易に生成でき、また第2
のホログラムの回折効率に依存せず高い強度の信号を検
出できる。好ましくは3つすべての光を検出すること
が、さらに高い信号強度を得るうえでよい。
【0036】前記第2のホログラムを前記ガラス基板2
に実質的に一体化すると、部品点数の削減、検出機能の
向上という点で好ましい。
に実質的に一体化すると、部品点数の削減、検出機能の
向上という点で好ましい。
【0037】光源から発せられる直線偏光1と、前記第
2のホログラムを透過した直線偏光2の0次光を含む平
面に、前記第2のホログラムで回折すべき直線偏光2を
含まないことにより、十分に第2のホログラムの回折角
をとることができ、それぞれのクロストークが小さくな
り好ましい。
2のホログラムを透過した直線偏光2の0次光を含む平
面に、前記第2のホログラムで回折すべき直線偏光2を
含まないことにより、十分に第2のホログラムの回折角
をとることができ、それぞれのクロストークが小さくな
り好ましい。
【0038】光源、透過型体積ホログラム3を含む回折
素子及び検出部を同一のパッケージに納めてもよく、そ
の場合パッケージ化された光利用効率の高い光ヘッド装
置を提供できる。
素子及び検出部を同一のパッケージに納めてもよく、そ
の場合パッケージ化された光利用効率の高い光ヘッド装
置を提供できる。
【0039】透過型体積ホログラムは、通常は数100
μm2 〜数mm2 程度の面積で、数μm〜数10μm程
度の厚みであり、光回折機能を持つ。このホログラムと
しては、リップマンタイプ等のホログラムを採用でき
る。また、透過型体積ホログラム材料としては、ポリビ
ニルカルバゾール、重クロム酸ゼラチン、光レジスト、
フォトポリマー、銀塩など種々の感光材料を好ましく用
いうる。
μm2 〜数mm2 程度の面積で、数μm〜数10μm程
度の厚みであり、光回折機能を持つ。このホログラムと
しては、リップマンタイプ等のホログラムを採用でき
る。また、透過型体積ホログラム材料としては、ポリビ
ニルカルバゾール、重クロム酸ゼラチン、光レジスト、
フォトポリマー、銀塩など種々の感光材料を好ましく用
いうる。
【0040】本発明における光位相差素子としては、適
当な複屈折性を有するものが好ましく、その複屈折量と
厚みとの制御により所望の光位相差素子が得られる。材
質としては、延伸ポリカーボネート樹脂や、ポリビニル
アルコール(PVA)樹脂や、ポリビニルブチラール
(PVB)や、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)等の有機化合物が好まし
い。水晶やLiNbO3 、LiTaO3 、方解石等の複
屈折結晶、またSiO2 、ZnO、TiO2 などの無機
化合物あるいはそれらの複合化合物をコーティングする
ことにより複屈折性を発生させ光位相差素子として用い
ることもできる。
当な複屈折性を有するものが好ましく、その複屈折量と
厚みとの制御により所望の光位相差素子が得られる。材
質としては、延伸ポリカーボネート樹脂や、ポリビニル
アルコール(PVA)樹脂や、ポリビニルブチラール
(PVB)や、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、PP(ポリプロピレン)等の有機化合物が好まし
い。水晶やLiNbO3 、LiTaO3 、方解石等の複
屈折結晶、またSiO2 、ZnO、TiO2 などの無機
化合物あるいはそれらの複合化合物をコーティングする
ことにより複屈折性を発生させ光位相差素子として用い
ることもできる。
【0041】透明基板としてはガラス、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、PET、
PP等が使用できる。前記光位相差素子を基板として兼
ねることもできる。接着層を透明型体積ホログラムと透
明基板の間に形成することもできる。透明基板、透明型
体積ホログラム、光位相差素子間にそれぞれ中間層を入
れることもできる。中間層としてはガラス、PVA樹
脂、PVB等も使用できる。透明型体積ホログラムと透
明基板等は、できるだけ近い屈折率であるか等しい屈折
率であることが好ましい。
ト樹脂、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、PET、
PP等が使用できる。前記光位相差素子を基板として兼
ねることもできる。接着層を透明型体積ホログラムと透
明基板の間に形成することもできる。透明基板、透明型
体積ホログラム、光位相差素子間にそれぞれ中間層を入
れることもできる。中間層としてはガラス、PVA樹
脂、PVB等も使用できる。透明型体積ホログラムと透
明基板等は、できるだけ近い屈折率であるか等しい屈折
率であることが好ましい。
【0042】第2のホログラムや3ビーム法によるトラ
ッキング制御用の回折格子は、ドライエッチング法等の
エッチング法や射出成形法等の成形法によって形成して
もよい。
ッキング制御用の回折格子は、ドライエッチング法等の
エッチング法や射出成形法等の成形法によって形成して
もよい。
【0043】透明基板、光位相差素子等の表面に無反射
コーティングをするにより、光の透過効率を上げうると
ともに、表面反射による戻り光を低減でき好ましい。
コーティングをするにより、光の透過効率を上げうると
ともに、表面反射による戻り光を低減でき好ましい。
【0044】本発明の回折素子は、大きな透明基板にあ
らかじめ透明型体積ホログラム、光位相差素子、回折格
子等を形成しておき、その大きな透明基板を切断するこ
とによって数mm角の回折素子を複数個形成することが
生産性、作業性、コスト等の点で好ましい。
らかじめ透明型体積ホログラム、光位相差素子、回折格
子等を形成しておき、その大きな透明基板を切断するこ
とによって数mm角の回折素子を複数個形成することが
生産性、作業性、コスト等の点で好ましい。
【0045】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示し、光ヘッド
装置の基本構成の側面図である。図1において、光源は
半導体レーザ(LD)1であり、回折素子はガラス基板
2の光ディスク5側の面Aに設けられた透過型体積ホロ
グラム3、1/4波長板4及びLD1側の面Bに設けら
れた回折格子7からなる。回折素子と光ディスク5間に
は非球面レンズ等からなる対物レンズ8が設けられてい
る。光ディスク5からの信号光を検出するために、フォ
トダイオードからなる光検出器6を設けている。図中1
3は透過型体積ホログラム3中の回折格子を示す。
装置の基本構成の側面図である。図1において、光源は
半導体レーザ(LD)1であり、回折素子はガラス基板
2の光ディスク5側の面Aに設けられた透過型体積ホロ
グラム3、1/4波長板4及びLD1側の面Bに設けら
れた回折格子7からなる。回折素子と光ディスク5間に
は非球面レンズ等からなる対物レンズ8が設けられてい
る。光ディスク5からの信号光を検出するために、フォ
トダイオードからなる光検出器6を設けている。図中1
3は透過型体積ホログラム3中の回折格子を示す。
【0046】前記回折格子7は、3ビーム法によるトラ
ッキング制御用の3ビームを発生する。図2には第2の
表面格子型ホログラム11を形成したものを示す。図2
において回折素子以外の部品は省略してある。
ッキング制御用の3ビームを発生する。図2には第2の
表面格子型ホログラム11を形成したものを示す。図2
において回折素子以外の部品は省略してある。
【0047】第1のホログラムである透過型体積ホログ
ラム3は、この例では厚みD=20μm、平均屈折率n
は約1.5のフォトポリマーを用いた。透過型体積ホロ
グラム3の作成は、波長=780nmの2光束のレーザ
光でフォトポリマー中に干渉縞を発生させ露光して作成
した。本実施例では2光束のレーザ光の入射角度は0
°、59°とし、2光束とも平行光とした。得られたホ
ログラムの屈折率変調振幅ΔnはΔn=0.05であ
り、ΔnD=1μmであった。
ラム3は、この例では厚みD=20μm、平均屈折率n
は約1.5のフォトポリマーを用いた。透過型体積ホロ
グラム3の作成は、波長=780nmの2光束のレーザ
光でフォトポリマー中に干渉縞を発生させ露光して作成
した。本実施例では2光束のレーザ光の入射角度は0
°、59°とし、2光束とも平行光とした。得られたホ
ログラムの屈折率変調振幅ΔnはΔn=0.05であ
り、ΔnD=1μmであった。
【0048】また、本例では露光に用いる2光束の波面
形状を平行光としたが、発散光や収束光等の組み合わせ
により、ホログラムにレンズ効果を付加できる。その場
合、フォーカシングエラー検出用などの光検出器6上の
光ビーム形状を自由に形成できる。
形状を平行光としたが、発散光や収束光等の組み合わせ
により、ホログラムにレンズ効果を付加できる。その場
合、フォーカシングエラー検出用などの光検出器6上の
光ビーム形状を自由に形成できる。
【0049】前述のように作成した透過型体積ホログラ
ム3に垂直に波長780nmのレーザ光を入射し、その
回折効率を測定した。透過型体積ホログラム3の回折格
子面に対してS偏光で光を入射した場合の回折効率ηS
は約90%、P偏光で光を入射した場合の回折効率ηP
は約20%、回折光の回折角θd は59°、であった。
この透過型体積ホログラム3の回折格子の周期dは約
0.9μmであり、d≒1.15λである。
ム3に垂直に波長780nmのレーザ光を入射し、その
回折効率を測定した。透過型体積ホログラム3の回折格
子面に対してS偏光で光を入射した場合の回折効率ηS
は約90%、P偏光で光を入射した場合の回折効率ηP
は約20%、回折光の回折角θd は59°、であった。
この透過型体積ホログラム3の回折格子の周期dは約
0.9μmであり、d≒1.15λである。
【0050】またガラス基板2には、トラッキング制御
用の3ビーム発生用の回折格子7をフォトリソグラフィ
法によりエッチングして作成した。図2においては、フ
ォーカスエラー検出用のビーム発生用の第2のホログラ
ム11を、同様にフォトリソグラフィ法により作成し
た。
用の3ビーム発生用の回折格子7をフォトリソグラフィ
法によりエッチングして作成した。図2においては、フ
ォーカスエラー検出用のビーム発生用の第2のホログラ
ム11を、同様にフォトリソグラフィ法により作成し
た。
【0051】図1のガラス基板2に透過型体積ホログラ
ム3を接着層を介して接着し、さらに接着層を介してポ
リカーボネート樹脂製の1/4波長板4を貼り付けるこ
とにより一体化し、回折素子を作成した。
ム3を接着層を介して接着し、さらに接着層を介してポ
リカーボネート樹脂製の1/4波長板4を貼り付けるこ
とにより一体化し、回折素子を作成した。
【0052】前記回折素子をLD1と光検出器6を含む
同一パッケージに組み込むことにより、 透過型体積ホロ
グラム3を内蔵した光ヘッド装置を作成した。
同一パッケージに組み込むことにより、 透過型体積ホロ
グラム3を内蔵した光ヘッド装置を作成した。
【0053】本例の光ヘッド装置では、LD1からの直
線偏光1(P波)は透過型体積ホログラム3に達しη1
=20%で回折され、残りの80%は0次透過光として
1/4波長板4を透過し円偏光に変換され、回折素子よ
り出射する。この光は対物レンズ8を通して光ディスク
5上に集光され反射し、信号を含む信号光として再び対
物レンズ8を通して回折素子に到達する。
線偏光1(P波)は透過型体積ホログラム3に達しη1
=20%で回折され、残りの80%は0次透過光として
1/4波長板4を透過し円偏光に変換され、回折素子よ
り出射する。この光は対物レンズ8を通して光ディスク
5上に集光され反射し、信号を含む信号光として再び対
物レンズ8を通して回折素子に到達する。
【0054】この戻り光は1/4波長板4によりS偏光
に変換され透過型体積ホログラム3に達し、効率η2 =
90%で回折される。このときの光往復利用効率η3 は
72%であり、高い光往復利用効率が得られた。
に変換され透過型体積ホログラム3に達し、効率η2 =
90%で回折される。このときの光往復利用効率η3 は
72%であり、高い光往復利用効率が得られた。
【0055】本例では、フォーカシングエラー検出法と
してスポットサイズ検出法を用いた。これは図2のよう
に第2のホログラム11を用い、それにより回折した−
1次光、1次光の焦点位置を異なるようにすることで、
この2つのビームの光検出器6上でのビーム径の違いを
測定することにより、フォーカシングエラー検出信号を
得るものである。なお、図2においても図1と同様の高
い光往復利用効率が得られた。
してスポットサイズ検出法を用いた。これは図2のよう
に第2のホログラム11を用い、それにより回折した−
1次光、1次光の焦点位置を異なるようにすることで、
この2つのビームの光検出器6上でのビーム径の違いを
測定することにより、フォーカシングエラー検出信号を
得るものである。なお、図2においても図1と同様の高
い光往復利用効率が得られた。
【0056】また、光ディスク5の信号であるRF信号
の検出は、第2のホログラム11により回折した−1次
光、1次光及び0次光の3ビームの強度の和を測定する
ことにより行った。このようにRF信号を検出すること
により、第2のホログラム11の回折効率に依存せず十
分な強度の信号が得られた。
の検出は、第2のホログラム11により回折した−1次
光、1次光及び0次光の3ビームの強度の和を測定する
ことにより行った。このようにRF信号を検出すること
により、第2のホログラム11の回折効率に依存せず十
分な強度の信号が得られた。
【0057】
【発明の効果】従来のレリーフ型回折格子の場合、光検
出器を±1次光のいずれか一方を検出する場合は最大1
0%程度で、両方を検出した場合でも最大20%程度の
光往復利用効率しか得られないが、本発明ではそれに比
して例えば72%と高い光往復利用効率が得られる。
出器を±1次光のいずれか一方を検出する場合は最大1
0%程度で、両方を検出した場合でも最大20%程度の
光往復利用効率しか得られないが、本発明ではそれに比
して例えば72%と高い光往復利用効率が得られる。
【0058】本発明は、従来のように同じ体積ホログラ
ムを45°傾けた構成で用いるのに比べて、アセンブ
リ、調整等がきわめて容易である。前記の45°構成で
ないため、1/4波長板とのラミネート処理による一体
化ができる。また、光源側の面にトラッキング制御用の
3ビーム発生用の回折格子、フォーカスエラー検出用の
第2のホログラムを形成することもできる。さらに、フ
ラットパッケージタイプの半導体レーザとの一体化もで
きる。
ムを45°傾けた構成で用いるのに比べて、アセンブ
リ、調整等がきわめて容易である。前記の45°構成で
ないため、1/4波長板とのラミネート処理による一体
化ができる。また、光源側の面にトラッキング制御用の
3ビーム発生用の回折格子、フォーカスエラー検出用の
第2のホログラムを形成することもできる。さらに、フ
ラットパッケージタイプの半導体レーザとの一体化もで
きる。
【図1】本発明の実施例を示し、透過型体積ホログラム
を用いた光ヘッド装置の基本構成の側面図である。
を用いた光ヘッド装置の基本構成の側面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示し、透過型体積ホログ
ラムを用いた光ヘッド装置の基本構成の側面図である。
ラムを用いた光ヘッド装置の基本構成の側面図である。
【図3】本発明の実施例を示し、P波の往復効率及びS
波の往復効率と△nDとの関係を示すグラフである。
波の往復効率と△nDとの関係を示すグラフである。
【図4】本発明の実施例を示し、図3とはθin、θout
等の条件を変えた場合のP波の往復効率及びS波の往復
効率と△nDとの関係を示すグラフである。
等の条件を変えた場合のP波の往復効率及びS波の往復
効率と△nDとの関係を示すグラフである。
1:半導体レーザ 2:ガラス基板 3:透過型体積ホログラム 4:1/4波長板 5:光ディスク 6:光検出器 7:回折格子 11:第2のホログラム
Claims (6)
- 【請求項1】光源からの光束を光記録媒体の記録面に照
射し光記録媒体に光学的情報を書き込んだり、前記記録
面から反射した信号光を検出部において検出することに
より光記録媒体の光学的情報を読み取る光ヘッド装置に
おいて、透明基板の前記記録面側の面Aに回折格子間隔
dがλ〜2λ(λは光源の光の波長)の体積ホログラム
とその上に光位相差素子とを有してなる回折素子を前記
光源と光記録媒体との間に設け、光源からの直線偏光1
を体積ホログラムの法線に対して40゜以内の角度で体
積型ホログラムに入射させ、体積ホログラムに入射透過
した直線偏光の0次光を光位相差素子により円偏光に変
換して光記録媒体へ照射させ、光記録媒体からの反射光
を前記直線偏光1に直交する直線偏光2に変換し、再度
体積ホログラムにより光源からの直線偏光1に対して3
0゜以上異なる角度で回折された直線偏光2として検出
部で検出してなることを特徴とする光ヘッド装置。 - 【請求項2】光源からの直線偏光1に対する体積ホログ
ラムの回折効率η1 と光記録媒体からの反射光の直線偏
光2に対する回折効率η2 との比η2 /η1 が1.1以
上である請求項1記載の光ヘッド装置。 - 【請求項3】前記体積ホログラムが位相差型ホログラム
であり、その厚みDと実効屈折率変調振幅Δnとの積Δ
nDが0.2μm以上である請求項1又は2記載の光ヘ
ッド装置。 - 【請求項4】前記透明基板の光源側の面Bに、前記検出
部に向かう光の光路を含むように第2のホログラムを設
けてなる請求項1〜3のいずれか記載の光ヘッド装置。 - 【請求項5】光源からの直線偏光1と前記第2のホログ
ラムを透過した0次光とを含む平面に、第2のホログラ
ムで回折すべき直線偏光2を含まない請求項4記載の光
ヘッド装置。 - 【請求項6】前記体積ホログラムの回折格子間隔dをλ
〜1.6λとし、光源からの直線偏光1を前記体積ホロ
グラムの法線にほぼ平行に入射させ、光記録媒体から体
積ホログラムに戻ってきた光を直線偏光1に対して35
°以上異なる角度で回折させ、検出部で検出してなる請
求項1〜5のいずれか記載の光ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135370A JPH08329512A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7135370A JPH08329512A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329512A true JPH08329512A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15150142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7135370A Pending JPH08329512A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 光ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329512A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002163835A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-07 | Sony Corp | 光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 |
| US6927375B2 (en) | 2000-06-29 | 2005-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical element, optical head and optical information processor |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP7135370A patent/JPH08329512A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6927375B2 (en) | 2000-06-29 | 2005-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical element, optical head and optical information processor |
| JP2002163835A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-06-07 | Sony Corp | 光学ピックアップ装置及び光ディスク装置 |
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