JPH08329562A - テープレコーダ - Google Patents
テープレコーダInfo
- Publication number
- JPH08329562A JPH08329562A JP7133427A JP13342795A JPH08329562A JP H08329562 A JPH08329562 A JP H08329562A JP 7133427 A JP7133427 A JP 7133427A JP 13342795 A JP13342795 A JP 13342795A JP H08329562 A JPH08329562 A JP H08329562A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- motor
- rotation
- winding
- fast
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子ガバナ回路を装備して段階的に回転数切
換が可能なモータを搭載し、メカニズムの早送り、巻き
戻し動作状態にて前記モータの回転数を切り換えるよう
に構成したテープレコーダ。 【構成】 テープレコーダメカニズムの早送りおよび巻
き戻し動作状態において、モータ2をカセットテープを
規定の速度で走行させる定速時の一定回転数から高速時
に設定された一定回転数に切り換えることによって正転
リール台17もしくは反転リール台18の回転数を増加
し、カセットテープの早送り、巻き戻し時間を短縮させ
るように構成したテープレコーダ。
換が可能なモータを搭載し、メカニズムの早送り、巻き
戻し動作状態にて前記モータの回転数を切り換えるよう
に構成したテープレコーダ。 【構成】 テープレコーダメカニズムの早送りおよび巻
き戻し動作状態において、モータ2をカセットテープを
規定の速度で走行させる定速時の一定回転数から高速時
に設定された一定回転数に切り換えることによって正転
リール台17もしくは反転リール台18の回転数を増加
し、カセットテープの早送り、巻き戻し時間を短縮させ
るように構成したテープレコーダ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダメカニ
ズムのリール台回転数を段階的に切り換える機構に関す
るものである。
ズムのリール台回転数を段階的に切り換える機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ機器の低コスト化が進
んでいくなかで、更に加えて操作性の向上、高品位化が
要望されるようになってきており、テープレコーダメカ
ニズムにおいてもカセットテープの早送り、巻き戻し時
間を短縮して操作性の向上および高品位化を図る高速F
F/REW機能搭載のメカニズムが普及しつつある。
んでいくなかで、更に加えて操作性の向上、高品位化が
要望されるようになってきており、テープレコーダメカ
ニズムにおいてもカセットテープの早送り、巻き戻し時
間を短縮して操作性の向上および高品位化を図る高速F
F/REW機能搭載のメカニズムが普及しつつある。
【0003】従来のテープレコーダにおいて高速FF/
REW機能を実現させるためには、カセットテープを一
定速度で走行させるキャプスタン軸を駆動するモータと
カセットテープを巻き取る正転および反転リール台を駆
動するためのモータを分離して2モータメカニズム構成
とし、キャプスタン軸を駆動するモータは電子ガバナ回
路を装備してモータ供給電圧が一定範囲内であれば一定
回転数に制御されるタイプのモータを使用し、一方正転
および反転リール台を駆動するモータはモータ供給電圧
とモータ回転数が比例するタイプのモータを使用してモ
ータ供給電圧を変化させることで正転および反転リール
台の回転数切換を行い、カセットテープの早送り、巻き
戻し時間を短縮させる構成としていた。また正転および
反転リール台の回転数を検出する検出手段によってカセ
ットテープの巻取位置を検出し、高速回転時の早送り、
巻き戻し動作状態におけるカセットテープ終端直前にて
モータ供給電圧を変化させ、モータの回転数を低速回転
に切り換えることで高速回転でのカセットテープの終端
突入によるメカニズム構成部品の係合外れやギヤ飛び、
カセットテープの切れ、損傷等を防止する構成としてい
た。
REW機能を実現させるためには、カセットテープを一
定速度で走行させるキャプスタン軸を駆動するモータと
カセットテープを巻き取る正転および反転リール台を駆
動するためのモータを分離して2モータメカニズム構成
とし、キャプスタン軸を駆動するモータは電子ガバナ回
路を装備してモータ供給電圧が一定範囲内であれば一定
回転数に制御されるタイプのモータを使用し、一方正転
および反転リール台を駆動するモータはモータ供給電圧
とモータ回転数が比例するタイプのモータを使用してモ
ータ供給電圧を変化させることで正転および反転リール
台の回転数切換を行い、カセットテープの早送り、巻き
戻し時間を短縮させる構成としていた。また正転および
反転リール台の回転数を検出する検出手段によってカセ
ットテープの巻取位置を検出し、高速回転時の早送り、
巻き戻し動作状態におけるカセットテープ終端直前にて
モータ供給電圧を変化させ、モータの回転数を低速回転
に切り換えることで高速回転でのカセットテープの終端
突入によるメカニズム構成部品の係合外れやギヤ飛び、
カセットテープの切れ、損傷等を防止する構成としてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のテープレコーダは、高速FF/REW機能を
実現させるためにキャプスタン軸を駆動するモータとは
別に正転および反転リール台を駆動するモータを必要と
し、テープレコーダメカニズム構成部品の中でも非常に
高価格であるモータを追加することによる高コスト化を
余儀なくされていた。また、追加するモータはモータ供
給電圧とモータ回転数が比例するタイプのモータが一般
的であり、電圧制御回路の部品精度バラツキや温度変化
の影響を受けて電圧が変動し、モータを一定回転数で制
御することが困難でカセットテープの早送り、巻き戻し
時間が安定しないといった問題点を有していた。
うな従来のテープレコーダは、高速FF/REW機能を
実現させるためにキャプスタン軸を駆動するモータとは
別に正転および反転リール台を駆動するモータを必要と
し、テープレコーダメカニズム構成部品の中でも非常に
高価格であるモータを追加することによる高コスト化を
余儀なくされていた。また、追加するモータはモータ供
給電圧とモータ回転数が比例するタイプのモータが一般
的であり、電圧制御回路の部品精度バラツキや温度変化
の影響を受けて電圧が変動し、モータを一定回転数で制
御することが困難でカセットテープの早送り、巻き戻し
時間が安定しないといった問題点を有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、テープ
レコーダのリール台回転数を段階的に切り換える機構
を、電子ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換が可
能なモータを正転および反転リール台に連結し、早送
り、巻き戻し動作状態にて回転数を切り換えるとともに
正転および反転リール台の回転数を検出する検出手段に
よってカセットテープの巻取位置を検出し、早送り、巻
き戻し動作状態におけるカセットテープ終端直前にて再
び回転数を切り換えることによって高品質、高信頼性、
低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF/RE
W機能を実現することを目的としてなされたものであ
る。
レコーダのリール台回転数を段階的に切り換える機構
を、電子ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換が可
能なモータを正転および反転リール台に連結し、早送
り、巻き戻し動作状態にて回転数を切り換えるとともに
正転および反転リール台の回転数を検出する検出手段に
よってカセットテープの巻取位置を検出し、早送り、巻
き戻し動作状態におけるカセットテープ終端直前にて再
び回転数を切り換えることによって高品質、高信頼性、
低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF/RE
W機能を実現することを目的としてなされたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のテープレコーダは、電子ガバナ回路を装備し
て段階的に回転数切換が可能なモータを搭載したテープ
レコーダメカニズムにおいて、前記モータの駆動力をカ
セットテープを巻き取る正転および反転リール台にメカ
ニズム構成部品を介して伝達することによって正転録音
再生、反転録音再生、早送り、巻き戻しのメカニズム各
動作モード状態を実現させるよう構成し、早送り、巻き
戻し動作状態において前記モータの回転数を切り換える
ことを特徴とするものである。
に本発明のテープレコーダは、電子ガバナ回路を装備し
て段階的に回転数切換が可能なモータを搭載したテープ
レコーダメカニズムにおいて、前記モータの駆動力をカ
セットテープを巻き取る正転および反転リール台にメカ
ニズム構成部品を介して伝達することによって正転録音
再生、反転録音再生、早送り、巻き戻しのメカニズム各
動作モード状態を実現させるよう構成し、早送り、巻き
戻し動作状態において前記モータの回転数を切り換える
ことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明のテープレコーダは、前記正
転および反転リール台の回転数を検出する検出手段を備
え、前記検出手段にてカセットテープの巻取位置を検出
し、早送り、巻き戻し動作状態におけるカセットテープ
終端直前にて前記モータの回転数を切り換えることを特
徴とするものである。
転および反転リール台の回転数を検出する検出手段を備
え、前記検出手段にてカセットテープの巻取位置を検出
し、早送り、巻き戻し動作状態におけるカセットテープ
終端直前にて前記モータの回転数を切り換えることを特
徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のテープレコーダは上記のような構成に
よって、電子ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換
が可能なモータをテープレコーダメカニズムに搭載し、
前記モータの駆動力をカセットテープを巻き取る正転お
よび反転リール台とカセットテープを一定速度で走行さ
せるキャプスタン軸にメカニズム構成部品を介して伝達
することによって正転録音再生、反転録音再生、早送
り、巻き戻しのメカニズム各動作モード状態を実現させ
るよう構成し、早送り、巻き戻し動作状態において前記
モータをカセットテープを規定の速度で走行させる定速
時の一定回転数から高速時に設定された一定回転数に切
り換えることによって正転もしくは反転リール台の回転
数を増加し、カセットテープの早送り、巻き戻し時間を
短縮させる高速FF/REW機能を実現できるように構
成している。
よって、電子ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換
が可能なモータをテープレコーダメカニズムに搭載し、
前記モータの駆動力をカセットテープを巻き取る正転お
よび反転リール台とカセットテープを一定速度で走行さ
せるキャプスタン軸にメカニズム構成部品を介して伝達
することによって正転録音再生、反転録音再生、早送
り、巻き戻しのメカニズム各動作モード状態を実現させ
るよう構成し、早送り、巻き戻し動作状態において前記
モータをカセットテープを規定の速度で走行させる定速
時の一定回転数から高速時に設定された一定回転数に切
り換えることによって正転もしくは反転リール台の回転
数を増加し、カセットテープの早送り、巻き戻し時間を
短縮させる高速FF/REW機能を実現できるように構
成している。
【0009】また、本発明のテープレコーダは、前記正
転および反転リール台の回転数をフォトセンサーやホー
ル素子等にて検出する検出手段を備え、前記検出手段に
てカセットテープの巻取側と供給側の回転数の差を検出
することでカセットテープの巻取位置を検出し、高速回
転時の早送り、巻き戻し動作状態におけるカセットテー
プ終端直前あるいはメカニズム停止指令によるブレーキ
機構の作動直前にて前記モータの回転数を高速時に設定
された一定回転数からカセットテープを規定の速度で走
行させる定速時の一定回転数に切り換えるように構成し
ている。
転および反転リール台の回転数をフォトセンサーやホー
ル素子等にて検出する検出手段を備え、前記検出手段に
てカセットテープの巻取側と供給側の回転数の差を検出
することでカセットテープの巻取位置を検出し、高速回
転時の早送り、巻き戻し動作状態におけるカセットテー
プ終端直前あるいはメカニズム停止指令によるブレーキ
機構の作動直前にて前記モータの回転数を高速時に設定
された一定回転数からカセットテープを規定の速度で走
行させる定速時の一定回転数に切り換えるように構成し
ている。
【0010】本発明のテープレコーダは以上のように構
成した機構であって、従来のテープレコーダメカニズム
の高速ダビング機能実現のために使用されていた電子ガ
バナ回路を装備して段階的に回転数切換が可能なモータ
を、録音再生動作状態における回転数切換だけでなく、
早送り、巻き戻し動作状態においても回転数切換を行う
ように構成したものであり、テープレコーダメカニズム
構成部品の中でも非常に高価格であるモータを追加する
必要もないことや、定速回転数と高速回転数の切換につ
いても本発明におけるモータはモータ供給電圧が一定範
囲内であれば一定回転数に制御されるタイプのモータで
あり、回転数切換用電気回路も抵抗値の切換のみの簡単
な構成であるため、従来のモータ供給電圧とモータ回転
数が比例するタイプのモータのように電圧制御回路の部
品精度バラツキや温度変化の影響を受けて電圧が変動
し、モータを一定回転数で制御することが困難でカセッ
トテープの早送り、巻き戻し時間が安定しないといった
問題点も生じることなく、また高速回転時の早送り、巻
き戻し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカニ
ズム停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズム
構成部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切
れ、損傷等を防止することが可能であり、高品質、高信
頼性、低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF
/REW機能を実現することを目的としてなされたもの
である。
成した機構であって、従来のテープレコーダメカニズム
の高速ダビング機能実現のために使用されていた電子ガ
バナ回路を装備して段階的に回転数切換が可能なモータ
を、録音再生動作状態における回転数切換だけでなく、
早送り、巻き戻し動作状態においても回転数切換を行う
ように構成したものであり、テープレコーダメカニズム
構成部品の中でも非常に高価格であるモータを追加する
必要もないことや、定速回転数と高速回転数の切換につ
いても本発明におけるモータはモータ供給電圧が一定範
囲内であれば一定回転数に制御されるタイプのモータで
あり、回転数切換用電気回路も抵抗値の切換のみの簡単
な構成であるため、従来のモータ供給電圧とモータ回転
数が比例するタイプのモータのように電圧制御回路の部
品精度バラツキや温度変化の影響を受けて電圧が変動
し、モータを一定回転数で制御することが困難でカセッ
トテープの早送り、巻き戻し時間が安定しないといった
問題点も生じることなく、また高速回転時の早送り、巻
き戻し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカニ
ズム停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズム
構成部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切
れ、損傷等を防止することが可能であり、高品質、高信
頼性、低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF
/REW機能を実現することを目的としてなされたもの
である。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら詳細に説明する。
ながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例におけるテープレコ
ーダの各部品構成を示す平面図、図2はその部分側面図
であり、各図ともメカニズム停止状態を示している。図
3〜図11は各回転系部品構成を示す部分平面図および
部分側面図である。
ーダの各部品構成を示す平面図、図2はその部分側面図
であり、各図ともメカニズム停止状態を示している。図
3〜図11は各回転系部品構成を示す部分平面図および
部分側面図である。
【0013】図1〜図11において、2はモータであ
り、モータ2はメカシャーシ1上に固定されており、そ
の回転軸2aにモータプーリ3が圧入保持されている。
4は正転フライホイール、5は反転フライホイールであ
り、各々その回転軸に正転キャプスタン4a、反転キャ
プスタン5aを圧入保持しており、正転フライホイール
4はギヤ部4bを有している。6はキャプスタンベルト
であり、キャプスタンベルト6はモータプーリ3、正転
フライホイール4、反転フライホイール5を連結し、モ
ータ2の反時計方向の回転力を正転フライホイール4、
反転フライホイール5に伝達する。7はカムギヤであ
り、カムギヤ7はメカシャーシ1上の支軸1aを中心に
回転自在に保持され、外周にギヤ部7a、欠歯部7b、
7c、7dを有しており、図1に示すように、ギヤ部7
aにおいて正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合
い可能な位置関係にあり、噛み合い状態においては正転
フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達されて時
計方向に回転するが、欠歯部7b、7c、7dが正転フ
ライホイール4のギヤ部4bと対向する位置にある際に
は噛み合い不可能で、正転フライホイール4の回転力は
伝達されない。8はメインプーリ、9は巻取ギヤであ
り、図3に示すようにメインプーリ8は巻取ギヤ9の軸
部9aを支軸として回転自在で、巻取ギヤ9とフリクシ
ョン機構を介して連結されている。すなわち、巻取ギヤ
9に一端が固定されたフリクションばね10が、巻取ギ
ヤ9とキー溝9bによりスラスト方向には摺動可能でラ
ジアル方向には固定されたフリクションプレート11を
押圧し、フェルト12との摩擦力によってメインプーリ
8と巻取ギヤ9間の回転力伝達が行われるように構成し
ている。また、メインプーリ8はV溝部8a、ギヤ部8
b、巻取ギヤ9はギヤ部9cを有している。13は巻取
アーム、14は巻取ベルトであり、巻取アーム13はメ
カシャーシ1上の支軸1bを中心に回動自在かつ図4に
示すようにスラスト方向(矢印AB方向)に摺動可能に
保持されており、巻取ギヤ9の回転軸部9d、9eを軸
受け部13a、13bにおいて回転自在に保持してい
る。巻取ベルト14は正転フライホイール4のV溝部4
c、メインプーリ8のV溝部8aを連結し、正転フライ
ホイール4の反時計方向の回転力をメインプーリ8に伝
達する。15は巻取中継ギヤ、16は早送り中継ギヤ、
17は正転リール台、18は反転リール台である。巻取
中継ギヤ15はメカシャーシ1上の支軸1c、早送り中
継ギヤ16はメカシャーシ1上の支軸1dを中心に回転
自在に保持されている。正転リール台17、反転リール
台18はともにメカシャーシ1上に圧入保持された回転
支軸19を中心に回転自在で、ワッシャ20によりスラ
スト方向の抜け止めがなされている。また正転リール台
17、反転リール台18は各々巻取ギヤ部17a、18
a、早送りギヤ部17b、18b、カセットハーフのハ
ブと係合しテープを巻き取るリール爪部17c、18c
を有している。また正転リール台17は図5に示すよう
に巻取ギヤ部17aが巻取中継ギヤ15と、早送りギヤ
部17bが早送り中継ギヤ16と常時噛み合うように、
また反転リール台18は図6に示すように早送りギヤ部
18bが早送り中継ギヤ16と常時噛み合うように配置
されている。21はソレノイドであり、ソレノイド21
はメカシャーシ1上に固定されており、通電時に吸引動
作する可動鉄芯21aを有している。22はトリガーレ
バーであり、トリガーレバー22はメカシャーシ1上の
支軸1eを中心に回動自在に保持されており、ソレノイ
ド21の可動鉄芯21aとの連結部22aと、カムギヤ
7の係止部7e、7f、7gにおいてカムギヤ7を係止
し、正転フライホイール4のギヤ部4bとカムギヤ7の
欠歯部7b、7c、7dが対向する位置に規制する係止
軸22bを有している。23はスプリングであり、スプ
リング23はメカシャーシ1上に保持されており、一端
は保持部1fに固定され、他端はトリガーレバー22の
保持部22cに保持されて、トリガーレバー22を常時
時計方向へ回動付勢し、トリガーレバー22の当接部2
2dをメカシャーシ1上のストッパー部1gに当接させ
ることにより時計方向への位置規制を行っている。24
は巻取レバーであり、巻取レバー24はメカシャーシ1
上の支軸1bを軸受けとして回動自在であり、メカシャ
ーシ1上のフック部1lと巻取レバー24の爪部24a
が係合することによりスラスト方向の抜け止めがなされ
ている。また、巻取レバー24はカムギヤ7のラジアル
カム部7i、7m、7n、7o、7q、7rと係合可能
な係合軸24b、巻取アーム13とラジアル方向におい
てのみ連結する連結部24cを有している。25はスプ
リングであり、スプリング25は一端は巻取アーム1
3、他端は巻取レバー24に保持されており、巻取アー
ム13を常時矢印A方向へ摺動付勢し、巻取アーム13
の回転ボス端面13eをメカシャーシ1上の支軸1bの
座面1mに当接させることにより矢印A方向への位置規
制を行っている。また、カムギヤ7には、巻取アーム1
3の係合部13dと係合可能で巻取アーム13をスプリ
ング25の付勢力に反して矢印B方向に摺動動作させる
スラストカム部7jが形成されている。また、巻取アー
ム13および巻取アーム13と連結部24cにてラジア
ル方向において連結している巻取レバー24は巻取ベル
ト14の張力により、メインプーリ8を介して常時時計
方向へ回動付勢されており、巻取レバー24の係合軸2
4bをカムギヤ7のラジアルカム部7iに当接させるこ
とにより時計方向への位置規制を行っている。26はプ
リント基板であり、プリント基板26上にはフォトセン
サー27が早送り中継ギヤ16に保持された反射紙28
と対向する位置に配置されている。反射紙28は図7に
示すようにフォトセンサー27の発光部27aから発せ
られた光を受けた際に反射してフォトセンサー27の受
光部27bに送り返す反射部28aと反射せずに吸収す
る非反射部28bとが等分割で放射線状に形成されてい
る。このフォトセンサー27の発光部27aから発せら
れた光を反射紙28の反射部28aで反射してフォトセ
ンサー27の受光部27bに送り返す間隔を検出するこ
とで早送り中継ギヤ16の回転数を検知することが可能
であり、早送り中継ギヤ16と常時連結している正転リ
ール台17と反転リール台18の回転数を検出すること
ができる。すなわちカセットテープ駆動時に正転リール
台17と反転リール台18の回転数を検出し、その回転
数差を演算することでカセットテープの巻取位置を検出
することができる。尚、このカセットテープの巻取位置
検出方式については周知の事実であるので本実施例にお
いてはその説明を省略する。図8〜図11は各ギヤ部の
連結状態を示す部分側面図であり、図8〜図9はメイン
プーリ8のギヤ部8b、巻取ギヤ9のギヤ部9c、巻取
中継ギヤ15、早送り中継ギヤ16の連結状態を示す。
巻取アーム13が矢印A方向に移動し、メインプーリ8
のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16がスラスト方向にて
噛み合い可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中
継ギヤ15がスラスト方向にて噛み合い不可能位置にあ
る状態を図8に、巻取アーム13が矢印B方向に移動
し、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16
がスラスト方向にて噛み合い不可能位置に、巻取ギヤ9
のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15がスラスト方向にて噛
み合い可能位置にある状態を図9に示す。また、図10
〜図11はメインプーリ8のギヤ部8b、巻取ギヤ9の
ギヤ部9c、反転リール台18の巻取ギヤ部18a、お
よび早送りギヤ部18bの連結状態を示す。巻取アーム
13が矢印A方向に移動し、メインプーリ8のギヤ部8
bと反転リール台18の早送りギヤ部18bがスラスト
方向にて噛み合い可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9c
と反転リール台18の巻取ギヤ部18aがスラスト方向
にて噛み合い不可能位置にある状態を図10に、巻取ア
ーム13が矢印B方向に移動し、メインプーリ8のギヤ
部8bと反転リール台18の早送りギヤ部18bがスラ
スト方向にて噛み合い不可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ
部9cと反転リール台18の巻取ギヤ部18aがスラス
ト方向にて噛み合い可能位置にある状態を図11に示
す。
り、モータ2はメカシャーシ1上に固定されており、そ
の回転軸2aにモータプーリ3が圧入保持されている。
4は正転フライホイール、5は反転フライホイールであ
り、各々その回転軸に正転キャプスタン4a、反転キャ
プスタン5aを圧入保持しており、正転フライホイール
4はギヤ部4bを有している。6はキャプスタンベルト
であり、キャプスタンベルト6はモータプーリ3、正転
フライホイール4、反転フライホイール5を連結し、モ
ータ2の反時計方向の回転力を正転フライホイール4、
反転フライホイール5に伝達する。7はカムギヤであ
り、カムギヤ7はメカシャーシ1上の支軸1aを中心に
回転自在に保持され、外周にギヤ部7a、欠歯部7b、
7c、7dを有しており、図1に示すように、ギヤ部7
aにおいて正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合
い可能な位置関係にあり、噛み合い状態においては正転
フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達されて時
計方向に回転するが、欠歯部7b、7c、7dが正転フ
ライホイール4のギヤ部4bと対向する位置にある際に
は噛み合い不可能で、正転フライホイール4の回転力は
伝達されない。8はメインプーリ、9は巻取ギヤであ
り、図3に示すようにメインプーリ8は巻取ギヤ9の軸
部9aを支軸として回転自在で、巻取ギヤ9とフリクシ
ョン機構を介して連結されている。すなわち、巻取ギヤ
9に一端が固定されたフリクションばね10が、巻取ギ
ヤ9とキー溝9bによりスラスト方向には摺動可能でラ
ジアル方向には固定されたフリクションプレート11を
押圧し、フェルト12との摩擦力によってメインプーリ
8と巻取ギヤ9間の回転力伝達が行われるように構成し
ている。また、メインプーリ8はV溝部8a、ギヤ部8
b、巻取ギヤ9はギヤ部9cを有している。13は巻取
アーム、14は巻取ベルトであり、巻取アーム13はメ
カシャーシ1上の支軸1bを中心に回動自在かつ図4に
示すようにスラスト方向(矢印AB方向)に摺動可能に
保持されており、巻取ギヤ9の回転軸部9d、9eを軸
受け部13a、13bにおいて回転自在に保持してい
る。巻取ベルト14は正転フライホイール4のV溝部4
c、メインプーリ8のV溝部8aを連結し、正転フライ
ホイール4の反時計方向の回転力をメインプーリ8に伝
達する。15は巻取中継ギヤ、16は早送り中継ギヤ、
17は正転リール台、18は反転リール台である。巻取
中継ギヤ15はメカシャーシ1上の支軸1c、早送り中
継ギヤ16はメカシャーシ1上の支軸1dを中心に回転
自在に保持されている。正転リール台17、反転リール
台18はともにメカシャーシ1上に圧入保持された回転
支軸19を中心に回転自在で、ワッシャ20によりスラ
スト方向の抜け止めがなされている。また正転リール台
17、反転リール台18は各々巻取ギヤ部17a、18
a、早送りギヤ部17b、18b、カセットハーフのハ
ブと係合しテープを巻き取るリール爪部17c、18c
を有している。また正転リール台17は図5に示すよう
に巻取ギヤ部17aが巻取中継ギヤ15と、早送りギヤ
部17bが早送り中継ギヤ16と常時噛み合うように、
また反転リール台18は図6に示すように早送りギヤ部
18bが早送り中継ギヤ16と常時噛み合うように配置
されている。21はソレノイドであり、ソレノイド21
はメカシャーシ1上に固定されており、通電時に吸引動
作する可動鉄芯21aを有している。22はトリガーレ
バーであり、トリガーレバー22はメカシャーシ1上の
支軸1eを中心に回動自在に保持されており、ソレノイ
ド21の可動鉄芯21aとの連結部22aと、カムギヤ
7の係止部7e、7f、7gにおいてカムギヤ7を係止
し、正転フライホイール4のギヤ部4bとカムギヤ7の
欠歯部7b、7c、7dが対向する位置に規制する係止
軸22bを有している。23はスプリングであり、スプ
リング23はメカシャーシ1上に保持されており、一端
は保持部1fに固定され、他端はトリガーレバー22の
保持部22cに保持されて、トリガーレバー22を常時
時計方向へ回動付勢し、トリガーレバー22の当接部2
2dをメカシャーシ1上のストッパー部1gに当接させ
ることにより時計方向への位置規制を行っている。24
は巻取レバーであり、巻取レバー24はメカシャーシ1
上の支軸1bを軸受けとして回動自在であり、メカシャ
ーシ1上のフック部1lと巻取レバー24の爪部24a
が係合することによりスラスト方向の抜け止めがなされ
ている。また、巻取レバー24はカムギヤ7のラジアル
カム部7i、7m、7n、7o、7q、7rと係合可能
な係合軸24b、巻取アーム13とラジアル方向におい
てのみ連結する連結部24cを有している。25はスプ
リングであり、スプリング25は一端は巻取アーム1
3、他端は巻取レバー24に保持されており、巻取アー
ム13を常時矢印A方向へ摺動付勢し、巻取アーム13
の回転ボス端面13eをメカシャーシ1上の支軸1bの
座面1mに当接させることにより矢印A方向への位置規
制を行っている。また、カムギヤ7には、巻取アーム1
3の係合部13dと係合可能で巻取アーム13をスプリ
ング25の付勢力に反して矢印B方向に摺動動作させる
スラストカム部7jが形成されている。また、巻取アー
ム13および巻取アーム13と連結部24cにてラジア
ル方向において連結している巻取レバー24は巻取ベル
ト14の張力により、メインプーリ8を介して常時時計
方向へ回動付勢されており、巻取レバー24の係合軸2
4bをカムギヤ7のラジアルカム部7iに当接させるこ
とにより時計方向への位置規制を行っている。26はプ
リント基板であり、プリント基板26上にはフォトセン
サー27が早送り中継ギヤ16に保持された反射紙28
と対向する位置に配置されている。反射紙28は図7に
示すようにフォトセンサー27の発光部27aから発せ
られた光を受けた際に反射してフォトセンサー27の受
光部27bに送り返す反射部28aと反射せずに吸収す
る非反射部28bとが等分割で放射線状に形成されてい
る。このフォトセンサー27の発光部27aから発せら
れた光を反射紙28の反射部28aで反射してフォトセ
ンサー27の受光部27bに送り返す間隔を検出するこ
とで早送り中継ギヤ16の回転数を検知することが可能
であり、早送り中継ギヤ16と常時連結している正転リ
ール台17と反転リール台18の回転数を検出すること
ができる。すなわちカセットテープ駆動時に正転リール
台17と反転リール台18の回転数を検出し、その回転
数差を演算することでカセットテープの巻取位置を検出
することができる。尚、このカセットテープの巻取位置
検出方式については周知の事実であるので本実施例にお
いてはその説明を省略する。図8〜図11は各ギヤ部の
連結状態を示す部分側面図であり、図8〜図9はメイン
プーリ8のギヤ部8b、巻取ギヤ9のギヤ部9c、巻取
中継ギヤ15、早送り中継ギヤ16の連結状態を示す。
巻取アーム13が矢印A方向に移動し、メインプーリ8
のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16がスラスト方向にて
噛み合い可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中
継ギヤ15がスラスト方向にて噛み合い不可能位置にあ
る状態を図8に、巻取アーム13が矢印B方向に移動
し、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16
がスラスト方向にて噛み合い不可能位置に、巻取ギヤ9
のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15がスラスト方向にて噛
み合い可能位置にある状態を図9に示す。また、図10
〜図11はメインプーリ8のギヤ部8b、巻取ギヤ9の
ギヤ部9c、反転リール台18の巻取ギヤ部18a、お
よび早送りギヤ部18bの連結状態を示す。巻取アーム
13が矢印A方向に移動し、メインプーリ8のギヤ部8
bと反転リール台18の早送りギヤ部18bがスラスト
方向にて噛み合い可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9c
と反転リール台18の巻取ギヤ部18aがスラスト方向
にて噛み合い不可能位置にある状態を図10に、巻取ア
ーム13が矢印B方向に移動し、メインプーリ8のギヤ
部8bと反転リール台18の早送りギヤ部18bがスラ
スト方向にて噛み合い不可能位置に、巻取ギヤ9のギヤ
部9cと反転リール台18の巻取ギヤ部18aがスラス
ト方向にて噛み合い可能位置にある状態を図11に示
す。
【0014】以上のように構成された本発明のテープレ
コーダのリール台切換機構について、以下その動作を説
明する。図1〜図2のメカニズム停止状態において、モ
ータ2に通電すると反時計方向に回転力を生じ、図1に
示す各回転系部品構成によって正転フライホイール4は
反時計方向に回転する。この際、カムギヤ7はその係止
部7eにおいてトリガーレバー22の係止軸22bと係
合し、その欠歯部7bが正転フライホイール4のギヤ部
4bと対向する位置に規制されているため、正転フライ
ホイール4の回転力はカムギヤ7に伝達されない。ま
た、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16
および反転リール台18の早送りギヤ部18bは図8お
よび図10に示すスラスト方向においては噛み合い可能
位置にあるがラジアル方向において噛み合い不可能位置
に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15および
反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト方向、
ラジアル方向ともに噛み合い不可能位置にあるため、正
転フライホイール4の回転力は正転リール台17もしく
は反転リール台18に伝達されない。この状態よりソレ
ノイド21に通電すると、ソレノイド21の吸引完了状
態においてカムギヤ7の係止部7eとトリガーレバー2
2の係止軸22bとの係合が解除されるため、スプリン
グ等の付勢手段(図示せず)により時計方向に回動付勢
されたカムギヤ7は時計方向に回動し、カムギヤ7のギ
ヤ部7aが正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合
い、正転フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達
され、カムギヤ7は時計方向へ回転を開始する。カムギ
ヤ7が時計方向へ一定角度回転した状態でソレノイド2
1の吸引もしくは解除の選択指令を発することによっ
て、巻取レバー24の係合軸24bとカムギヤ7のラジ
アルカム部7iの係合位置の選択を行い、正転方向への
連結指令であればソレノイド21の解除指令で巻取ベル
ト14の張力によって巻取レバー24を時計方向へ回動
し、反転方向への連結指令であればソレノイド21の吸
引指令で巻取レバー24位置の継続保持を行う。そのた
め巻取レバー24の連結部24cにて連結している巻取
アーム13も正転方向への連結指令であれば時計方向へ
回動し、反転方向への連結指令であればその位置が継続
保持される。同時に巻取アーム13の係合部13dがカ
ムギヤ7のスラストカム部7jの傾斜部7kと当接し、
巻取アーム13は巻取レバー24とスラスト方向におい
ては連結されていないため、図2に示すスプリング25
による付勢力に反して矢印B方向へ摺動を開始する。ま
た、これら駆動部品の動作移行中に磁気ヘッド(図示せ
ず)およびテープ走行手段(図示せず)の正反転方向切
換(切換手段は図示せず)が行われる。カムギヤ7がさ
らに時計方向に回転すると、巻取アーム13の係合部1
3dがカムギヤ7のスラストカム部7jの保持部7lに
保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
および反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト
方向において噛み合い可能位置に、メインプーリ8のギ
ヤ部8bと早送り中継ギヤ16および反転リール台18
の早送りギヤ部18bがスラスト方向にて噛み合い不可
能位置となる。同時に巻取レバー24の係合軸24bは
正転方向への連結指令であればカムギヤ7のラジアルカ
ム部7mに沿うため、巻取レバー24はさらに時計方向
に回動し、巻取レバー24が時計方向に回動すると巻取
レバー24の連結部24cでラジアル方向において連結
している巻取アーム13も時計方向に回動し、巻取レバ
ー24の係合軸24bはラジアルカム部7mの傾斜部で
保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
がラジアル方向において噛み合い状態となり、図12に
示すメカニズム正転録音再生動作状態となる。この際の
正転リール台17への回転力の伝達は、正転フライホイ
ール4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を介し
てメインプーリ8に反時計方向への回転力として伝達さ
れ、図3に示すように、フェルト12とメインプーリ
8、フリクションプレート11間の摩擦係数およびフリ
クションばね10の荷重によって決定される摩擦力によ
って巻取ギヤ9に所定の回転トルクが生じ、その回転ト
ルクで巻取中継ギヤ15を介して正転リール台17を反
時計方向へ駆動している。また巻取レバー24の係合軸
24bは反転方向への連結指令であればカムギヤ7のラ
ジアルカム部7nに沿うため、巻取レバー24は反時計
方向に回動し、巻取レバー24が反時計方向に回動する
と巻取レバー24の連結部24cでラジアル方向におい
て連結している巻取アーム13も反時計方向に回動し、
巻取レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7nの
傾斜部で保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと反転リー
ル台18の巻取ギヤ部18aがラジアル方向において噛
み合い状態となり、図13に示すメカニズム反転録音再
生動作状態となる。この際の反転リール台18への回転
力の伝達は、正転録音再生動作状態と同じく正転フライ
ホイール4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を
介してメインプーリ8に反時計方向への回転力として伝
達され、図3に示すように、フェルト12とメインプー
リ8、フリクションプレート11間の摩擦係数およびフ
リクションばね10の荷重によって決定される摩擦力に
よって巻取ギヤ9に所定の回転トルクが生じ、その回転
トルクで反転リール台18を時計方向へ駆動している。
メカニズム正転および反転録音再生動作状態における部
分側面図を図14に示す。図12〜図14において、正
転フライホイール4は反時計方向に回転しているが、カ
ムギヤ7はその係止部7fにおいてトリガーレバー22
の係止軸22bと係合し、その欠歯部7cが正転フライ
ホイール4のギヤ部4bと対向する位置に規制されてい
るため、正転フライホイール4の回転力はカムギヤ7に
伝達されない。また、スラスト方向における各ギヤ段の
連結保持は巻取アーム13の係合部13dをカムギヤ7
のスラストカム部7jの保持部7lで保持することによ
って、ラジアル方向における各ギヤ段の連結保持は巻取
レバー24の係合軸24bを正転録音再生動作状態であ
ればカムギヤ7のスラストカム部7m、反転録音再生動
作状態であればカムギヤ7のスラストカム部7nで保持
することによって行っている。この際のモータ2の回転
数切換は図15に示すようにモータ2の外部回路入力部
2b上の電源供給端子2cに一定電圧を供給し、回転数
切換端子2dに外部回路を接続することで行っている。
29は抵抗、30はスイッチであり、図15に示すよう
にスイッチ30の開閉によって回転数切換端子2dに加
わる抵抗値が変化するように構成されており、この抵抗
値の変化をモータ2内部に装備された回転数制御回路
(図示せず)が検知することによってモータ回転数を段
階的に切り換えている。本実施例ではスイッチ30が閉
状態の際にカセットテープを規定の速度で走行させる定
速時の一定回転数に、スイッチ30が開状態の際には高
速時に設定された一定回転数に切り換わるように設定し
ている。すなわち、図12〜図14に示すメカニズム録
音再生動作状態において、スイッチ30を閉状態でモー
タ回転数を定速時の一定回転数に設定して通常の録音再
生動作を行わせ、スイッチ30を開状態としモータ回転
数を高速時に設定された一定回転数とすることで正転リ
ール台17および反転リール台18の回転数を高速回転
に切り換えて、いわゆる高速ダビング動作を行わせるこ
とが可能である。
コーダのリール台切換機構について、以下その動作を説
明する。図1〜図2のメカニズム停止状態において、モ
ータ2に通電すると反時計方向に回転力を生じ、図1に
示す各回転系部品構成によって正転フライホイール4は
反時計方向に回転する。この際、カムギヤ7はその係止
部7eにおいてトリガーレバー22の係止軸22bと係
合し、その欠歯部7bが正転フライホイール4のギヤ部
4bと対向する位置に規制されているため、正転フライ
ホイール4の回転力はカムギヤ7に伝達されない。ま
た、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16
および反転リール台18の早送りギヤ部18bは図8お
よび図10に示すスラスト方向においては噛み合い可能
位置にあるがラジアル方向において噛み合い不可能位置
に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15および
反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト方向、
ラジアル方向ともに噛み合い不可能位置にあるため、正
転フライホイール4の回転力は正転リール台17もしく
は反転リール台18に伝達されない。この状態よりソレ
ノイド21に通電すると、ソレノイド21の吸引完了状
態においてカムギヤ7の係止部7eとトリガーレバー2
2の係止軸22bとの係合が解除されるため、スプリン
グ等の付勢手段(図示せず)により時計方向に回動付勢
されたカムギヤ7は時計方向に回動し、カムギヤ7のギ
ヤ部7aが正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合
い、正転フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達
され、カムギヤ7は時計方向へ回転を開始する。カムギ
ヤ7が時計方向へ一定角度回転した状態でソレノイド2
1の吸引もしくは解除の選択指令を発することによっ
て、巻取レバー24の係合軸24bとカムギヤ7のラジ
アルカム部7iの係合位置の選択を行い、正転方向への
連結指令であればソレノイド21の解除指令で巻取ベル
ト14の張力によって巻取レバー24を時計方向へ回動
し、反転方向への連結指令であればソレノイド21の吸
引指令で巻取レバー24位置の継続保持を行う。そのた
め巻取レバー24の連結部24cにて連結している巻取
アーム13も正転方向への連結指令であれば時計方向へ
回動し、反転方向への連結指令であればその位置が継続
保持される。同時に巻取アーム13の係合部13dがカ
ムギヤ7のスラストカム部7jの傾斜部7kと当接し、
巻取アーム13は巻取レバー24とスラスト方向におい
ては連結されていないため、図2に示すスプリング25
による付勢力に反して矢印B方向へ摺動を開始する。ま
た、これら駆動部品の動作移行中に磁気ヘッド(図示せ
ず)およびテープ走行手段(図示せず)の正反転方向切
換(切換手段は図示せず)が行われる。カムギヤ7がさ
らに時計方向に回転すると、巻取アーム13の係合部1
3dがカムギヤ7のスラストカム部7jの保持部7lに
保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
および反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト
方向において噛み合い可能位置に、メインプーリ8のギ
ヤ部8bと早送り中継ギヤ16および反転リール台18
の早送りギヤ部18bがスラスト方向にて噛み合い不可
能位置となる。同時に巻取レバー24の係合軸24bは
正転方向への連結指令であればカムギヤ7のラジアルカ
ム部7mに沿うため、巻取レバー24はさらに時計方向
に回動し、巻取レバー24が時計方向に回動すると巻取
レバー24の連結部24cでラジアル方向において連結
している巻取アーム13も時計方向に回動し、巻取レバ
ー24の係合軸24bはラジアルカム部7mの傾斜部で
保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
がラジアル方向において噛み合い状態となり、図12に
示すメカニズム正転録音再生動作状態となる。この際の
正転リール台17への回転力の伝達は、正転フライホイ
ール4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を介し
てメインプーリ8に反時計方向への回転力として伝達さ
れ、図3に示すように、フェルト12とメインプーリ
8、フリクションプレート11間の摩擦係数およびフリ
クションばね10の荷重によって決定される摩擦力によ
って巻取ギヤ9に所定の回転トルクが生じ、その回転ト
ルクで巻取中継ギヤ15を介して正転リール台17を反
時計方向へ駆動している。また巻取レバー24の係合軸
24bは反転方向への連結指令であればカムギヤ7のラ
ジアルカム部7nに沿うため、巻取レバー24は反時計
方向に回動し、巻取レバー24が反時計方向に回動する
と巻取レバー24の連結部24cでラジアル方向におい
て連結している巻取アーム13も反時計方向に回動し、
巻取レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7nの
傾斜部で保持され、巻取ギヤ9のギヤ部9cと反転リー
ル台18の巻取ギヤ部18aがラジアル方向において噛
み合い状態となり、図13に示すメカニズム反転録音再
生動作状態となる。この際の反転リール台18への回転
力の伝達は、正転録音再生動作状態と同じく正転フライ
ホイール4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を
介してメインプーリ8に反時計方向への回転力として伝
達され、図3に示すように、フェルト12とメインプー
リ8、フリクションプレート11間の摩擦係数およびフ
リクションばね10の荷重によって決定される摩擦力に
よって巻取ギヤ9に所定の回転トルクが生じ、その回転
トルクで反転リール台18を時計方向へ駆動している。
メカニズム正転および反転録音再生動作状態における部
分側面図を図14に示す。図12〜図14において、正
転フライホイール4は反時計方向に回転しているが、カ
ムギヤ7はその係止部7fにおいてトリガーレバー22
の係止軸22bと係合し、その欠歯部7cが正転フライ
ホイール4のギヤ部4bと対向する位置に規制されてい
るため、正転フライホイール4の回転力はカムギヤ7に
伝達されない。また、スラスト方向における各ギヤ段の
連結保持は巻取アーム13の係合部13dをカムギヤ7
のスラストカム部7jの保持部7lで保持することによ
って、ラジアル方向における各ギヤ段の連結保持は巻取
レバー24の係合軸24bを正転録音再生動作状態であ
ればカムギヤ7のスラストカム部7m、反転録音再生動
作状態であればカムギヤ7のスラストカム部7nで保持
することによって行っている。この際のモータ2の回転
数切換は図15に示すようにモータ2の外部回路入力部
2b上の電源供給端子2cに一定電圧を供給し、回転数
切換端子2dに外部回路を接続することで行っている。
29は抵抗、30はスイッチであり、図15に示すよう
にスイッチ30の開閉によって回転数切換端子2dに加
わる抵抗値が変化するように構成されており、この抵抗
値の変化をモータ2内部に装備された回転数制御回路
(図示せず)が検知することによってモータ回転数を段
階的に切り換えている。本実施例ではスイッチ30が閉
状態の際にカセットテープを規定の速度で走行させる定
速時の一定回転数に、スイッチ30が開状態の際には高
速時に設定された一定回転数に切り換わるように設定し
ている。すなわち、図12〜図14に示すメカニズム録
音再生動作状態において、スイッチ30を閉状態でモー
タ回転数を定速時の一定回転数に設定して通常の録音再
生動作を行わせ、スイッチ30を開状態としモータ回転
数を高速時に設定された一定回転数とすることで正転リ
ール台17および反転リール台18の回転数を高速回転
に切り換えて、いわゆる高速ダビング動作を行わせるこ
とが可能である。
【0015】次に、この状態よりソレノイド21に通電
するとソレノイド21の可動鉄芯21aは矢印C方向へ
吸引動作を開始し、可動鉄芯21aと連結したトリガー
レバー22をスプリング23の付勢力に反して反時計方
向へ回動させる。ソレノイド21の吸引完了状態におい
てカムギヤ7の係止部7fとトリガーレバー22の係止
軸22bとの係合が解除されるため、スプリング等の付
勢手段(図示せず)により時計方向に回動付勢されたカ
ムギヤ7は時計方向に回動し、カムギヤ7のギヤ部7a
が正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合い、正転
フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達され、カ
ムギヤ7は時計方向へ回転を開始する。カムギヤ7が時
計方向へ回転すると巻取レバー24の係合軸24bはラ
ジアルカム部7oによって位置規制されるため、メイン
プーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16および反転
リール台18の早送りギヤ部18bは図9および図11
に示すスラスト方向、ラジアル方向ともに噛み合い不可
能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
および反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト
方向においては噛み合い可能位置にあるがラジアル方向
において噛み合い不可能位置となるため、正転フライホ
イール4の回転力が正転リール台17もしくは反転リー
ル台18に伝達されない状態となる。その後カムギヤ7
が時計方向へ一定角度回転した状態でソレノイド21の
吸引もしくは解除の選択指令を発することによって、巻
取レバー24の係合軸24bとカムギヤ7のラジアルカ
ム部7oの係合位置の選択を行い、正転方向への連結指
令であればソレノイド21の解除指令で巻取ベルト14
の張力によって巻取レバー24を時計方向へ回動し、反
転方向への連結指令であればソレノイド21の吸引指令
で巻取レバー24位置の継続保持を行う。そのため巻取
レバー24の連結部24cにて連結している巻取アーム
13も正転方向への連結指令であれば時計方向へ回動
し、反転方向への連結指令であればその位置が継続保持
される。同時に巻取アーム13の係合部13dがカムギ
ヤ7のスラストカム部7jの傾斜部7pに沿うため、巻
取アーム13はスプリング25による付勢力によって矢
印A方向へ摺動し、巻取アーム13の回転ボス端面13
eがメカシャーシ1上の支軸1bの座面1mに当接する
ことにより矢印A方向への位置規制が行われる。この際
のスラスト方向における巻取アーム13の位置は、図6
および図8に示すメインプーリ8のギヤ部8bと早送り
中継ギヤ16および反転リール台18の早送りギヤ部1
8bがスラスト方向にて噛み合い可能位置に、巻取ギヤ
9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15および反転リール台
18の巻取ギヤ部18aがスラスト方向にて噛み合い不
可能位置にある状態となる。同時に巻取レバー24の係
合軸24bは正転方向への連結指令であればカムギヤ7
のラジアルカム部7qに沿うため、巻取レバー24はさ
らに時計方向に回動し、巻取レバー24が時計方向に回
動すると巻取レバー24の連結部24cでラジアル方向
において連結している巻取アーム13も時計方向に回動
し、巻取レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7
qの傾斜部で保持され、メインプーリ8のギヤ部8bと
早送り中継ギヤ16がラジアル方向において噛み合い状
態となり、図16に示すメカニズム早送り動作状態とな
る。この際の正転リール台17への回転力の伝達は、正
転フライホイール4の反時計方向への回転力が巻取ベル
ト14を介してメインプーリ8に反時計方向への回転力
として伝達され、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り
中継ギヤ16の連結によって正転リール台17を反時計
方向へ駆動している。また巻取レバー24の係合軸24
bは反転方向への連結指令であればカムギヤ7のラジア
ルカム部7rに沿うため、巻取レバー24は反時計方向
に回動し、巻取レバー24が反時計方向に回動すると巻
取レバー24の連結部24cでラジアル方向において連
結している巻取アーム13も反時計方向に回動し、巻取
レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7rの傾斜
部で保持され、メインプーリ8のギヤ部8bと反転リー
ル台18の早送りギヤ部18bがラジアル方向において
噛み合い状態となり、図17に示すメカニズム巻き戻し
動作状態となる。この際の反転リール台18への回転力
の伝達は、早送り動作状態と同じく正転フライホイール
4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を介してメ
インプーリ8に反時計方向への回転力として伝達され、
メインプーリ8のギヤ部8bと反転リール台18の早送
りギヤ部18bの連結によって反転リール台18を時計
方向へ駆動している。メカニズム早送りおよび巻き戻し
動作状態における部分側面図を図18に示す。図16〜
図18において、正転フライホイール4は反時計方向に
回転しているが、カムギヤ7はその係止部7gにおいて
トリガーレバー22の係止軸22bと係合し、その欠歯
部7dが正転フライホイール4のギヤ部4bと対向する
位置に規制されているため、正転フライホイール4の回
転力はカムギヤ7に伝達されない。また、スラスト方向
における各ギヤ段の連結保持は巻取アーム13の回転ボ
ス端面13eがメカシャーシ1上の支軸1bの座面1m
に当接することにより矢印A方向への位置規制が行われ
ることによって、ラジアル方向における各ギヤ段の連結
保持は巻取レバー24の係合軸24bを早送り動作状態
であればカムギヤ7のスラストカム部7q、巻き戻し動
作状態であればカムギヤ7のスラストカム部7rで保持
することによって行っている。また、この際のモータ2
の回転数制御もメカニズム録音再生動作状態と同じく図
15に示すようにモータ2の外部回路入力部2b上の電
源供給端子2cに一定電圧を供給し、回転数切換端子2
dに外部回路を接続することで行い、本実施例ではスイ
ッチ30が閉状態の際にカセットテープを規定の速度で
走行させる定速時の一定回転数に、スイッチ30が開状
態の際には高速時に設定された一定回転数に切り換わる
ように設定している。すなわち、図16〜図18に示す
メカニズム早送りおよび巻き戻し動作状態において、ス
イッチ30を閉状態でモータ回転数を定速時の一定回転
数に設定して通常の早送りおよび巻き戻し動作を行わ
せ、スイッチ30を開状態としモータ回転数を高速時に
設定された一定回転数とすることで正転リール台17お
よび反転リール台18の回転数を高速に切り換えて、い
わゆる高速FF/REW動作を行わせることが可能であ
る。このモータ回転数切換は、前記したようにフォトセ
ンサー27の発光部27aから発せられた光を反射紙2
8の反射部28aで反射してフォトセンサー27の受光
部27bに送り返す間隔を検出することで早送り中継ギ
ヤ16の回転数を検知し、早送り中継ギヤ16と常時連
結している正転リール台17と反転リール台18の回転
数を検出してカセットテープ駆動時に正転リール台17
と反転リール台18の回転数差を演算することでカセッ
トテープの巻取位置を検出する動作と連動させて行って
いる。すなわちカセットテープ駆動時に、定速時の一定
回転数にて早送りおよび巻き戻し動作をある一定時間行
わせ、カセットテープの巻取位置を検出した後、カセッ
トテープ残量が十分であれば高速時の一定回転数へ切り
換え、正転リール台17および反転リール台18の高速
回転数で駆動し、カセットテープの終端に突入する直前
あるいはメカニズム停止指令が発せられた際に高速時の
一定回転数から定速時の一定回転数に切り換えるように
設定している。そのため、高速回転時の早送り、巻き戻
し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカニズム
停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズム構成
部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切れ、損
傷等を防止することが可能となる。
するとソレノイド21の可動鉄芯21aは矢印C方向へ
吸引動作を開始し、可動鉄芯21aと連結したトリガー
レバー22をスプリング23の付勢力に反して反時計方
向へ回動させる。ソレノイド21の吸引完了状態におい
てカムギヤ7の係止部7fとトリガーレバー22の係止
軸22bとの係合が解除されるため、スプリング等の付
勢手段(図示せず)により時計方向に回動付勢されたカ
ムギヤ7は時計方向に回動し、カムギヤ7のギヤ部7a
が正転フライホイール4のギヤ部4bと噛み合い、正転
フライホイール4の反時計方向の回転力が伝達され、カ
ムギヤ7は時計方向へ回転を開始する。カムギヤ7が時
計方向へ回転すると巻取レバー24の係合軸24bはラ
ジアルカム部7oによって位置規制されるため、メイン
プーリ8のギヤ部8bと早送り中継ギヤ16および反転
リール台18の早送りギヤ部18bは図9および図11
に示すスラスト方向、ラジアル方向ともに噛み合い不可
能位置に、巻取ギヤ9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15
および反転リール台18の巻取ギヤ部18aはスラスト
方向においては噛み合い可能位置にあるがラジアル方向
において噛み合い不可能位置となるため、正転フライホ
イール4の回転力が正転リール台17もしくは反転リー
ル台18に伝達されない状態となる。その後カムギヤ7
が時計方向へ一定角度回転した状態でソレノイド21の
吸引もしくは解除の選択指令を発することによって、巻
取レバー24の係合軸24bとカムギヤ7のラジアルカ
ム部7oの係合位置の選択を行い、正転方向への連結指
令であればソレノイド21の解除指令で巻取ベルト14
の張力によって巻取レバー24を時計方向へ回動し、反
転方向への連結指令であればソレノイド21の吸引指令
で巻取レバー24位置の継続保持を行う。そのため巻取
レバー24の連結部24cにて連結している巻取アーム
13も正転方向への連結指令であれば時計方向へ回動
し、反転方向への連結指令であればその位置が継続保持
される。同時に巻取アーム13の係合部13dがカムギ
ヤ7のスラストカム部7jの傾斜部7pに沿うため、巻
取アーム13はスプリング25による付勢力によって矢
印A方向へ摺動し、巻取アーム13の回転ボス端面13
eがメカシャーシ1上の支軸1bの座面1mに当接する
ことにより矢印A方向への位置規制が行われる。この際
のスラスト方向における巻取アーム13の位置は、図6
および図8に示すメインプーリ8のギヤ部8bと早送り
中継ギヤ16および反転リール台18の早送りギヤ部1
8bがスラスト方向にて噛み合い可能位置に、巻取ギヤ
9のギヤ部9cと巻取中継ギヤ15および反転リール台
18の巻取ギヤ部18aがスラスト方向にて噛み合い不
可能位置にある状態となる。同時に巻取レバー24の係
合軸24bは正転方向への連結指令であればカムギヤ7
のラジアルカム部7qに沿うため、巻取レバー24はさ
らに時計方向に回動し、巻取レバー24が時計方向に回
動すると巻取レバー24の連結部24cでラジアル方向
において連結している巻取アーム13も時計方向に回動
し、巻取レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7
qの傾斜部で保持され、メインプーリ8のギヤ部8bと
早送り中継ギヤ16がラジアル方向において噛み合い状
態となり、図16に示すメカニズム早送り動作状態とな
る。この際の正転リール台17への回転力の伝達は、正
転フライホイール4の反時計方向への回転力が巻取ベル
ト14を介してメインプーリ8に反時計方向への回転力
として伝達され、メインプーリ8のギヤ部8bと早送り
中継ギヤ16の連結によって正転リール台17を反時計
方向へ駆動している。また巻取レバー24の係合軸24
bは反転方向への連結指令であればカムギヤ7のラジア
ルカム部7rに沿うため、巻取レバー24は反時計方向
に回動し、巻取レバー24が反時計方向に回動すると巻
取レバー24の連結部24cでラジアル方向において連
結している巻取アーム13も反時計方向に回動し、巻取
レバー24の係合軸24bはラジアルカム部7rの傾斜
部で保持され、メインプーリ8のギヤ部8bと反転リー
ル台18の早送りギヤ部18bがラジアル方向において
噛み合い状態となり、図17に示すメカニズム巻き戻し
動作状態となる。この際の反転リール台18への回転力
の伝達は、早送り動作状態と同じく正転フライホイール
4の反時計方向への回転力が巻取ベルト14を介してメ
インプーリ8に反時計方向への回転力として伝達され、
メインプーリ8のギヤ部8bと反転リール台18の早送
りギヤ部18bの連結によって反転リール台18を時計
方向へ駆動している。メカニズム早送りおよび巻き戻し
動作状態における部分側面図を図18に示す。図16〜
図18において、正転フライホイール4は反時計方向に
回転しているが、カムギヤ7はその係止部7gにおいて
トリガーレバー22の係止軸22bと係合し、その欠歯
部7dが正転フライホイール4のギヤ部4bと対向する
位置に規制されているため、正転フライホイール4の回
転力はカムギヤ7に伝達されない。また、スラスト方向
における各ギヤ段の連結保持は巻取アーム13の回転ボ
ス端面13eがメカシャーシ1上の支軸1bの座面1m
に当接することにより矢印A方向への位置規制が行われ
ることによって、ラジアル方向における各ギヤ段の連結
保持は巻取レバー24の係合軸24bを早送り動作状態
であればカムギヤ7のスラストカム部7q、巻き戻し動
作状態であればカムギヤ7のスラストカム部7rで保持
することによって行っている。また、この際のモータ2
の回転数制御もメカニズム録音再生動作状態と同じく図
15に示すようにモータ2の外部回路入力部2b上の電
源供給端子2cに一定電圧を供給し、回転数切換端子2
dに外部回路を接続することで行い、本実施例ではスイ
ッチ30が閉状態の際にカセットテープを規定の速度で
走行させる定速時の一定回転数に、スイッチ30が開状
態の際には高速時に設定された一定回転数に切り換わる
ように設定している。すなわち、図16〜図18に示す
メカニズム早送りおよび巻き戻し動作状態において、ス
イッチ30を閉状態でモータ回転数を定速時の一定回転
数に設定して通常の早送りおよび巻き戻し動作を行わ
せ、スイッチ30を開状態としモータ回転数を高速時に
設定された一定回転数とすることで正転リール台17お
よび反転リール台18の回転数を高速に切り換えて、い
わゆる高速FF/REW動作を行わせることが可能であ
る。このモータ回転数切換は、前記したようにフォトセ
ンサー27の発光部27aから発せられた光を反射紙2
8の反射部28aで反射してフォトセンサー27の受光
部27bに送り返す間隔を検出することで早送り中継ギ
ヤ16の回転数を検知し、早送り中継ギヤ16と常時連
結している正転リール台17と反転リール台18の回転
数を検出してカセットテープ駆動時に正転リール台17
と反転リール台18の回転数差を演算することでカセッ
トテープの巻取位置を検出する動作と連動させて行って
いる。すなわちカセットテープ駆動時に、定速時の一定
回転数にて早送りおよび巻き戻し動作をある一定時間行
わせ、カセットテープの巻取位置を検出した後、カセッ
トテープ残量が十分であれば高速時の一定回転数へ切り
換え、正転リール台17および反転リール台18の高速
回転数で駆動し、カセットテープの終端に突入する直前
あるいはメカニズム停止指令が発せられた際に高速時の
一定回転数から定速時の一定回転数に切り換えるように
設定している。そのため、高速回転時の早送り、巻き戻
し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカニズム
停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズム構成
部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切れ、損
傷等を防止することが可能となる。
【0016】尚、本実施例のおける図15に示すモータ
2の回転数切換用外部回路構成では、定速回転数と高速
回転数との2段階の切換のみであるが、図19に示すよ
うに(N+1)個の抵抗29とN個のスイッチ30で構
成すれば、スイッチ30を順次開閉させることでN段階
の一定回転数切換を実現することが可能である。
2の回転数切換用外部回路構成では、定速回転数と高速
回転数との2段階の切換のみであるが、図19に示すよ
うに(N+1)個の抵抗29とN個のスイッチ30で構
成すれば、スイッチ30を順次開閉させることでN段階
の一定回転数切換を実現することが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明のテープレコーダは以上のように
構成した機構であって、従来のテープレコーダメカニズ
ムの高速ダビング機能実現のために使用されていた電子
ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換が可能なモー
タを、録音再生動作状態における回転数切換だけでな
く、早送り、巻き戻し動作状態においても回転数切換を
行うように構成したものであり、テープレコーダメカニ
ズム構成部品の中でも非常に高価格であるモータを追加
する必要もないことや、定速回転数と高速回転数の切換
についても本発明におけるモータはモータ供給電圧が一
定範囲内であれば一定回転数に制御されるタイプのモー
タであり、回転数切換用電気回路も抵抗値の切換のみの
簡単な構成であるため、従来のモータ供給電圧とモータ
回転数が比例するタイプのモータのように電圧制御回路
の部品精度バラツキや温度変化の影響を受けて電圧が変
動し、モータを一定回転数で制御することが困難でカセ
ットテープの早送り、巻き戻し時間が安定しないといっ
た問題点も生じることなく、また高速回転時の早送り、
巻き戻し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカ
ニズム停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズ
ム構成部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切
れ、損傷等を防止することが可能であり、高品質、高信
頼性、低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF
/REW機能を実現できる。
構成した機構であって、従来のテープレコーダメカニズ
ムの高速ダビング機能実現のために使用されていた電子
ガバナ回路を装備して段階的に回転数切換が可能なモー
タを、録音再生動作状態における回転数切換だけでな
く、早送り、巻き戻し動作状態においても回転数切換を
行うように構成したものであり、テープレコーダメカニ
ズム構成部品の中でも非常に高価格であるモータを追加
する必要もないことや、定速回転数と高速回転数の切換
についても本発明におけるモータはモータ供給電圧が一
定範囲内であれば一定回転数に制御されるタイプのモー
タであり、回転数切換用電気回路も抵抗値の切換のみの
簡単な構成であるため、従来のモータ供給電圧とモータ
回転数が比例するタイプのモータのように電圧制御回路
の部品精度バラツキや温度変化の影響を受けて電圧が変
動し、モータを一定回転数で制御することが困難でカセ
ットテープの早送り、巻き戻し時間が安定しないといっ
た問題点も生じることなく、また高速回転時の早送り、
巻き戻し動作状態でのカセットテープの終端突入やメカ
ニズム停止指令時のブレーキ機構作動によってメカニズ
ム構成部品の係合外れやギヤ飛び、カセットテープの切
れ、損傷等を防止することが可能であり、高品質、高信
頼性、低コストでテープレコーダメカニズムの高速FF
/REW機能を実現できる。
【図1】本発明の一実施例におけるテープレコーダのメ
カニズム停止状態における各駆動系部品構成を示す平面
図
カニズム停止状態における各駆動系部品構成を示す平面
図
【図2】同部分側面図
【図3】本発明の一実施例におけるテープレコーダの各
回転系部品構成を示すメインプーリ部分側面図
回転系部品構成を示すメインプーリ部分側面図
【図4】同メインプーリおよび正転フライホイール部分
側面図
側面図
【図5】同正転リール台側部分側面図
【図6】同反転リール台側部分側面図
【図7】本発明の一実施例におけるテープレコーダの反
射紙を示す平面図
射紙を示す平面図
【図8】本発明の一実施例におけるテープレコーダの各
回転系部品構成を示す早送り中継ギア連結時の部分側面
図
回転系部品構成を示す早送り中継ギア連結時の部分側面
図
【図9】同巻取中継ギア連結時の部分側面図
【図10】同早送りギア連結時の部分側面図
【図11】同巻取ギア連結時の部分側面図
【図12】本発明の一実施例におけるテープレコーダの
メカニズム正転録音再生動作状態における各駆動系部品
構成を示す平面図
メカニズム正転録音再生動作状態における各駆動系部品
構成を示す平面図
【図13】同メカニズム反転録音再生動作状態における
各駆動系部品構成を示す平面図
各駆動系部品構成を示す平面図
【図14】同メカニズム正転および反転録音再生動作状
態における各駆動系部品構成を示す部分側面図
態における各駆動系部品構成を示す部分側面図
【図15】本発明の一実施例におけるテープレコーダの
モータの回転数切換用外部回路構成を示す回路図
モータの回転数切換用外部回路構成を示す回路図
【図16】本発明の一実施例におけるテープレコーダの
メカニズム早送り動作状態における各駆動系部品構成を
示す平面図
メカニズム早送り動作状態における各駆動系部品構成を
示す平面図
【図17】同メカニズム巻き戻し動作状態における各駆
動系部品構成を示す平面図
動系部品構成を示す平面図
【図18】同メカニズム早送りおよび巻き戻し動作状態
における各駆動系部品構成を示す部分側面図
における各駆動系部品構成を示す部分側面図
【図19】本発明の一実施例におけるテープレコーダの
モータの回転数切換用外部回路構成を示す回路図
モータの回転数切換用外部回路構成を示す回路図
2 モータ 2a 回転軸 2d 回転数切換端子 3 モータプーリ 4 正転フライホイール 4a 正転キャプスタン 4b ギヤ部 4c V溝部 5 反転フライホイール 5a 反転キャプスタン 6 キャプスタンベルト 7 カムギヤ 8 メインプーリ 8a V溝部 8b ギヤ部 9 巻取ギヤ 13 巻取アーム 13d 係合部 14 巻取ベルト 15 巻取中継ギヤ 16 早送り中継ギヤ 17 正転リール台 17a 巻取ギヤ部 17b 早送りギヤ部 18 反転リール台 18a 巻取ギヤ部 18b 早送りギヤ部 21 ソレノイド 21a 可動鉄芯 22 トリガーレバー 22a 連結部 22b 係止軸 23 スプリング 24 巻取レバー 24b 係合軸 24c 連結部 25 スプリング 26 プリント基板 27 フォトセンサー 28 反射紙
Claims (2)
- 【請求項1】 電子ガバナ回路を装備して段階的に回転
数切換が可能なモータを搭載したテープレコーダメカニ
ズムにおいて、前記モータの駆動力をカセットテープを
巻き取る正転および反転リール台にメカニズム構成部品
を介して伝達することによって正転録音再生、反転録音
再生、早送り、巻き戻しのメカニズム各動作モード状態
を実現させるよう構成し、早送り、巻き戻し動作状態に
おいて前記モータの回転数を切り換えることを特徴とす
るテープレコーダ。 - 【請求項2】 前記正転および反転リール台の回転数を
検出する検出手段を備え、前記検出手段にてカセットテ
ープの巻取位置を検出し、早送り、巻き戻し動作状態に
おけるカセットテープ終端直前にて前記モータの回転数
を切り換えることを特徴とするテープレコーダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133427A JPH08329562A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | テープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133427A JPH08329562A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | テープレコーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329562A true JPH08329562A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15104524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133427A Pending JPH08329562A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | テープレコーダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329562A (ja) |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133427A patent/JPH08329562A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |