JPH08329782A - インヒビタスイッチのシャフト結合構造 - Google Patents

インヒビタスイッチのシャフト結合構造

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JPH08329782A
JPH08329782A JP15520695A JP15520695A JPH08329782A JP H08329782 A JPH08329782 A JP H08329782A JP 15520695 A JP15520695 A JP 15520695A JP 15520695 A JP15520695 A JP 15520695A JP H08329782 A JPH08329782 A JP H08329782A
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    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H59/10Range selector apparatus comprising levers
    • F16H59/105Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 過酷な環境下に晒してもシール装置のシール
性能が損なわれず、インヒビタスイッチの寿命が伸びて
信頼性も高まるインヒビタスイッチのシャフト結合構造
を提供する。 【構成】 スイッチ筐体を貫通させて回転子13が回動
可能に配置される。シールリング溝13M、13Nにシ
ールリングを嵌め込んでインヒビタスイッチのスイッチ
回路を密封する。回転子13は全体を一体に樹脂成型し
ており、内周面に形成されたキー突起21がマニュアル
シャフトのキー溝に噛み合う。シールリング溝13Mの
背面側では、キー突起21の頂部に軸方向の溝21Mを
形成してキー突起21の肉量を減らしている。溝21M
を形成しない場合よりも樹脂成型時のひけが小さくなる
から、シールリング溝13Mの底の真円度が確保されて
シールリング13Mによるシール性能が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インヒビタスイッチの
シャフト結合構造、詳しくは、インヒビタスイッチのシ
ャフト保持部をマニュアルシャフト等に噛合せて一体に
回転させる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インヒビタスイッチは、自動変速機に取
り付けられるロータリースイッチであって、シフトレバ
ーによって自動変速機に設定される変速モードに対応し
た電気信号を出力する。インヒビタスイッチは、スイッ
チ筐体を貫通して回動可能に配置されたシャフト保持部
と、シャフト保持部の周囲とスイッチ筐体の間を封止す
るシール装置とを有する。シャフト保持部の回動中心を
貫通するシャフト挿入孔には、シャフト保持部の端から
端まで、シャフト側のキー溝に噛み合う直方体の凸部
(キー突起)が形成されている。シール装置は、ボンネ
ット内の砂埃や湿った空気から内部の電気回路や電気接
点を隔離する。シール装置は、シャフトを挿入する側と
その反対側に一対が配置され、直方体の凸部と軸方向の
2か所で背中合わせに重なり合う。このようなインヒビ
タスイッチの例は、特開平3−179625号公報に示
される。ここには、キー溝を形成した自動変速機のマニ
ュアルシャフトにそのまま貫通させて自動変速機の筐体
に固定される形式のインヒビタスイッチが示されてい
る。
【0003】インヒビタスイッチのシャフト保持部は、
熱可塑性樹脂を用いて射出成型により製作可能である。
この場合、直方体の凸部の幅をキー溝の幅よりも若干大
きく設定しておき、直方体の凸部をシャフトのキー溝に
圧縮して嵌め込むこととすれば、シャフトにシャフト保
持部ががたつき無く拘束されて、インヒビタスイッチの
シャフト保持部がシャフトによく追従する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱可塑性樹脂を用いて
シャフト保持部を射出成型した場合、直方体の凸部に沿
ってシャフト保持部の外側の面に窪みが発生し、特に、
シャフト保持部の外周に形成したシールリング溝にシー
ルリングを保持させる場合、シールリング溝の底がシー
ルリング溝と背中合わせに配置される直方体の凸部の影
響を受けることによって、シール装置のシール性能が損
なわれる可能性がある。すなわち、高温の樹脂が冷却し
て鋳型内で固体化する際に、収縮によるひけが発生する
が、先に固体化する部材表面が後から固体化する直方体
の凸部内部の収縮に引っ張られて、シールリング溝の底
に窪みが形成される。窪み上ではシールリング溝が部分
的に深くなり、シールリングと筐体の間のシール圧力が
不足してシール性能が低下する可能性がある。
【0005】また、フッ素樹脂等、弾性変形の少ない材
料では、シールリング溝の窪みを埋め切る反発力が得ら
れず、シールリングの材料の選択範囲が狭くなるという
問題もある。
【0006】本発明は、過酷な環境下に晒してもシール
装置のシール性能が損なわれず、インヒビタスイッチの
寿命が伸びて信頼性も高まるインヒビタスイッチのシャ
フト結合構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スイ
ッチ筐体を貫通して回動可能に配置され、この回動の中
心軸となるシャフト挿入孔にシャフト側のキー溝に噛み
合うべく前記中心軸方向に延在する凸部を形成したシャ
フト保持部と、前記シャフトを挿入する側とその反対側
に一対配置されて前記シャフト保持部の周囲と前記スイ
ッチ筐体の間を封止するシール装置とを有するインヒビ
タスイッチのシャフト結合構造において、前記凸部の頂
部の少なくとも前記シール装置と軸方向に重なり合う位
置に軸方向に延びる溝を形成したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記凸部は、前記シャフト保持部の前記シャフトを
挿入する側の前記シール装置を越えた位置から前記反対
側の端部まで連続的に形成されているものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の構成において、前記軸方向に延びる溝は、前記シャフ
ト保持部の前記反対側の端部から前記反対側の前記シー
ル装置を越えた位置まで連続的に形成されているもので
ある。
【0010】請求項4の発明は、スイッチ筐体を貫通し
て回動可能に配置され、この回動の中心軸となるシャフ
ト挿入孔にシャフト側のキー溝に噛み合うべく前記中心
軸方向に延在する凸部を形成したシャフト保持部と、前
記シャフトを挿入する側とその反対側に一対配置されて
前記シャフト保持部の周囲と前記スイッチ筐体の間を封
止するシール装置とを有するインヒビタスイッチのシャ
フト結合構造において、少なくとも前記シール装置と軸
方向に重なり合う位置を避けて前記凸部を形成したもの
である。
【0011】
【作用】請求項1のインヒビタスイッチのシャフト結合
構造では、凸部の幅と高さによるキー溝の案内性能が従
来の直方体の凸部(キー突起)と同一である。しかし、
少なくともシール装置が配置された軸方向の位置では、
凸部の頂部に軸方向の溝を形成して肉量を削減し、材料
が固体化する際のひけ量を凸部以外の部分でのひけ量に
近付けて、凸部の背面に深刻な窪みが形成されないよう
にしている。これにより、従来の直方体の凸部の場合に
損なわれていたシャフト保持部の外周側の真円度が確保
される。また、凸部自体の変形(表面の窪みや全体形状
のゆがみ等)も少なく、固体化に伴う幅寸法の減少量が
少なくなる。
【0012】請求項2のインヒビタスイッチのシャフト
結合構造では、シャフトを挿入する側から見てシール装
置を越える位置まで凸部が無いから、この部分を利用し
てシャフト挿入作業時にインヒビタスイッチをマニュア
ルシャフトに回転可能に保持させることが可能である。
また、シャフトを挿入する側のシール装置の背面側で
は、凸部それ自体を無くして、シャフト保持部の外周側
の真円度に対する凸部の影響を消滅させている。
【0013】請求項3のインヒビタスイッチのシャフト
結合構造では、シャフトを挿入する側から見て反対側の
シール装置の手前からシャフト保持部の反対側の端部ま
での部分については、凸部に軸方向に延びる溝を連続的
に形成してシャフト保持部の外周部分の真円度を確保す
るとともに、凸部の幅方向の弾性係数(ばね定数)を低
下させてスムースな挿入を可能としている。シャフトを
挿入する側から見て反対側のシール装置よりも手前の部
分については、凸部を肉厚のまま残し、シャフトにシャ
フト保持部を追従させるためのトルク伝達の多くを担わ
せている。
【0014】請求項4のインヒビタスイッチのシャフト
結合構造は、シール装置の背面側で凸部それ自体を無く
して、シャフト保持部の外周側の真円度に対する凸部の
影響を消滅させている。
【0015】
【実施例】図1〜図6を参照して実施例のインヒビタス
イッチを説明する。図1はインヒビタスイッチ全体の説
明図、図2はマニュアルシャフトの説明図、図3はシャ
フト保持部の拡大図、図4はキー突起の形状の説明図、
図5は樹脂成型過程の概念図である。図1中、(a)は
XX断面図、(b)は平面図である。図2中、(a)は
平面図、(b)は断面図、(c)は正面図である。図3
中、(a)はシャフト保持部の平面図、(b)はインヒ
ビタスイッチの部分的な断面図である。図4中、(a)
は軸方向の断面図、(b)はAA断面図、(c)はBB
断面図である。図5中、(a)は実施例、(b)は比較
例である。実施例のインヒビタスイッチの機能や自動変
速機に対する取り付け方法は、特開平3−179625
号公報に示されるものと基本的に同一である。実施例の
インヒビタスイッチでは、自動変速機のマニュアルシャ
フトとインヒビタスイッチのシャフト保持部の結合構
造、詳しくは、シャフト保持部の内周面のキー突起につ
いて本発明が採用されている。
【0016】図1の(a)、(b)において、配線用の
コネクタ14を固定したスイッチ本体12にカバー11
を接続してインヒビタスイッチの筐体が構成される。ス
イッチ本体12とカバー11の接続面は、シールリング
16によって封止される。スイッチ本体12とカバー1
1を貫通して回転子13が回動可能に配置されている。
回転子13は、マニュアルシャフト10を挿入して保持
するシャフト保持部13Bと電気接点を乗せたアーム1
3Aを一体に成形している。スイッチ本体12に配置さ
れた多数の電気接点とアーム13Aの電気接点がロータ
リースイッチを構成している。シャフト保持部13Bの
外周とスイッチ本体12の隙間は、シールリング15B
によって封止される。シャフト保持部13Bの外周とカ
バー11の隙間は、シールリング15Aによって封止さ
れる。
【0017】図2の(a)、(b)、(c)において、
インヒビタスイッチを貫通して挿入されるマニュアルシ
ャフト10は、自動変速機の筐体から突出させた先端側
に両面部26を形成しており、両面部26よりも筐体側
に表裏一対のキー溝25を形成している。キー溝25の
入口側には面取り25Aが形成され、インヒビタスイッ
チを挿入する際のキー突起の案内を円滑にしている。R
形状の端部25Bはキー溝25を加工する際に刃物を上
空側に逃がして形成される。
【0018】図3の(a)、(b)に示すインヒビタス
イッチは、スイッチ本体12側からマニュアルシャフト
10に挿入される。回転子13は、熱可塑性樹脂の射出
成型によって、アーム部13A、シャフト保持部13
B、シャフト挿入孔13H、およびキー突起21を一体
に形成している。シャフト保持部13Bを貫通させたシ
ャフト挿入孔13Hに一対のキー突起21が形成され
る。マニュアルシャフト10を挿入する側のキー突起2
1の先端部分には、図4の(a)に示すように、キー突
起21の幅と高さを斜面状に変化させた面取り21Cを
形成して、インヒビタスイッチをマニュアルシャフト1
0に挿入する際のキー溝25の案内を円滑にしている。
また、キー突起21は、挿入側のシールリング15Bを
越えた位置から形成されているから、キー溝25の端部
25Bが隠れる位置までインヒビタスイッチを挿入して
も、キー突起21が端部25Bの底に干渉しない。従っ
て、図1に示すマニュアルシャフト10の段付き部分に
インヒビタスイッチを付き当てることも可能である。ま
た、面取り21Cまでのシャフト挿入孔13Hを利用し
て、マニュアルシャフト10にインヒビタスイッチを挿
入する際にインヒビタスイッチの姿勢を垂直に自動修正
させることが可能である。このとき、マニュアルシャフ
ト10にインヒビタスイッチを浅く挿入して回転自在に
保持させた状態で、キー溝25にキー突起21を位置決
めし、そのままインヒビタスイッチをさらに深く挿入す
ればよい。
【0019】シールリング15Aとシールリング15B
の間に位置するキー突起21の中間部21Aは、図4の
(c)に示すように、マニュアルシャフト10のキー溝
25に適合させた直方体の外観に形成される。部分21
Aの幅全体が肉厚に形成されており、キー突起21を介
してマニュアルシャフト10から回転子13に伝達され
るトルクの大部分をここで受け持つ。シールリング15
Aと軸方向に重なり合う部分からカバー11側の端まで
に位置するキー突起21の出口部21Bは、図4の
(b)に示すように、頂上部分に軸方向の溝21Mを形
成してキー突起21の肉量を減少させている。
【0020】実施例のインヒビタスイッチでは、図5の
(a)に示すように、回転子13のシールリング溝13
Mの背面に位置するキー突起21の出口部21Bに軸方
向の溝21Mを形成しているため、射出成型の際に材料
層が破線で示すように形成され、材料の固体化と冷却に
伴うひけがシールリング溝13Mの底面13Pの真円度
に影響を及ぼさない。また、このキー突起21自体の変
形も少なくなり、固体化に伴う幅寸法の減少量が少なく
なる。これに対して、図5の(b)の比較例では、シー
ルリング溝13Gの背面に位置するキー突起21Eに軸
方向の溝を形成していないため、キー突起21Eとそれ
以外の部分の肉厚差が大きく、射出成型の際に材料層が
破線で示すように形成され、材料の固体化と冷却に伴う
ひけがシールリング溝13Gの底面を中心側に引き込ん
で窪み13Qが形成される。また、キー突起21自体の
変形も大きく、幅寸法の減少量が多くなる。従って、シ
ールリング15Bとカバー11の一周の接触面の面圧が
ほぼ均一となり、長期間を経てシールリング15Bの材
料の弾性が失われた場合でも、必要なシール性能を十分
に発揮できる。また、シールリング15Bのつぶししろ
を小さく設定したり、弾性に乏しいが摩擦係数の小さい
材料でシールリング15Bを形成してインヒビタスイッ
チの動作を軽くした場合でも、必要なシール性能が確保
される。さらに、キー突起21の幅寸法の減少量が少な
くなるため、キー溝25とのはめ合いの強さのばらつき
を少なくできる。
【0021】実施例のインヒビタスイッチでは、また、
シールリング溝13Nの背面側にはキー突起21そのも
のを設けていないため、マニュアルシャフト10のキー
溝25の端部25Bが隠れる位置までインヒビタスイッ
チを挿入できる。従って、キー溝25を自動変速機の筐
体に干渉させる必要が無く、インヒビタスイッチを自動
変速機の筐体側に近接して取り付けることも可能にな
る。また、上述の軸合わせと案内の機能を発揮するとと
もに、材料の固体化と冷却に伴うひけがシールリング溝
13Nの底面の真円度に影響を及ぼすこともない。ま
た、出口部21Bに形成した軸方向の溝21Mがキー突
起21の幅方向の弾性係数を低くしているため、マニュ
アルシャフト10のキー溝25との摩擦力が小さくな
り、キー突起21をかなりきつい圧縮ばめとしてマニュ
アルシャフト10と回転子13のがたつきを排除した場
合でも、インヒビタスイッチをマニュアルシャフト10
になめらかに挿入できる。
【0022】図6は実施例の変形例の説明図である。こ
こでは、キー突起41の側面に特殊な形状を付与してい
る。図6に示すように、シャフト保持部43のキー突起
41の左右の側面に軸方向に連続した小突起41Aが形
成される。小突起41Aを弾性的に押し潰す形式でキー
溝25にキー突起41を保持させることにより、マニュ
アルシャフト10とインヒビタスイッチのがたつきが抑
制される。キー溝25とキー突起41の接触面積が少な
いため、マニュアルシャフト10に対するインヒビタス
イッチの挿入が容易となり、自動変速機に対するインヒ
ビタスイッチの組み付け性が向上する。
【0023】なお、実施例では、キー溝25の幅よりも
キー突起21の幅を0〜3%大きく設計して、キー溝2
5にキー突起21をきつく保持させるが、例えば、この
交差を±1%として、実施例よりもキー突起をキー溝に
ゆるく保持させてもよい。これにより、マニュアルシャ
フト10に対するインヒビタスイッチの挿入が容易とな
る。また、実施例では、マニュアルシャフト10を挿入
する側から見てシールリング溝13Nを越えた位置から
キー突起21を形成しているが、キー突起21をシャフ
ト保持部13の端から端まで形成してキー突起21全体
の強度をさらに高めてもよい。また、実施例では、キー
突起21の中間部21Aには軸方向の溝21Mを形成し
ていないが、軸方向の溝21Mをキー突起21の端から
端まで形成して、キー突起21の成形のし易さを高めて
もよい。また、実施例では、シャフト保持部13の18
0度離れた2か所にキー突起21を設けているが、キー
突起21を一か所のみに配置して、マニュアルシャフト
10に対するインヒビタスイッチの挿入抵抗を半減させ
てもよい。また、実施例では、シャフト保持部13を熱
可塑性樹脂の射出成型によって製作したが、他の材料を
用いた他の製造方法で製作してもよい。
【0024】また、実施例では、マニュアルシャフト1
0を挿入する側から見て、手前側のシールリング溝13
Nを越えた位置から反対側の端までキー突起21を連続
的に形成しているが、軸方向の溝21Mを形成した部分
のキー突起21を形成しないこととしてもよい。また、
シールリング溝13M、13Nの背面部分だけを避け
て、シャフト保持部13Bの端から端まで断続的にキー
突起21を形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、凸部のシール
装置と軸方向に重なり合う位置の頂部に軸方向の溝を形
成しているから、成形過程で発生する材料のひけが小さ
くなってシャフト保持部の外周側の真円度が向上し、シ
ール装置のシール性能と信頼性が高まる。また、シール
装置に使用するシールリング等の材料の選択の幅が広が
り、軽い動作や小型軽量なインヒビタスイッチを設計す
ることも容易となる。さらに、凸部の幅寸法の減少量も
少なくできるから、凸部とキー溝とのはめ合いの強さの
ばらつきを少なくできる。
【0026】請求項2の発明によれば、インヒビタスイ
ッチをキー溝に凸部が拘束されない程度にシャフトに挿
入させることにより、インヒビタスイッチを回動自在に
保持できるから、キー溝と線状の突起の位置合わせを容
易に無理無く実施できる。そして、挿入の初期段階にイ
ンヒビタスイッチの姿勢がシャフトに対して垂直に自動
調整されるから、インヒビタスイッチを斜めに挿入して
凸部等を損傷する心配が無い。また、シャフトを挿入す
る側のシール装置の背面側には凸部自体が存在しないた
め、シャフト保持部の外周側の真円度が向上し、シール
装置のシール性能と信頼性が高まる。
【0027】請求項3の発明によれば、凸部に軸方向に
連続した溝を形成しているから、凸部の幅方向の弾性係
数(ばね定数)が低くなり、マニュアルシャフトにイン
ヒビタスイッチを抵抗少なく挿入できる。
【0028】請求項4の発明によれば、シール装置と軸
方向に重なり合う位置に凸部が無いから、成形過程で発
生する材料のひけが小さくなってシャフト保持部の外周
側の真円度が向上し、シール装置のシール性能と信頼性
が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インヒビタスイッチ全体の説明図である。
【図2】マニュアルシャフトの説明図である。
【図3】シャフト保持部の拡大図である。
【図4】キー突起の形状の説明図である。
【図5】樹脂成型過程の概念図である。
【図6】実施例の変形例の説明図である。
【符号の説明】
10 マニュアルシャフト 11 カバー 12 スイッチ本体 13、33、43 回転子 13A アーム部 13B シャフト保持部 13H シャフト挿入孔 13M、13N、13G シールリング溝 13P 底 13Q 窪み 14 コネクター 15A、15B シールリング 21、31、41、21E キー突起 21A 中間部 21B 出口部 21C 面取り 21M 溝 25 キー溝 25A 面取り 25B 端部 26 両面部 41A 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ筐体を貫通して回動可能に配置
    され、この回動の中心軸となるシャフト挿入孔にシャフ
    ト側のキー溝に噛み合うべく前記中心軸方向に延在する
    凸部を形成したシャフト保持部と、 前記シャフトを挿入する側とその反対側に一対配置され
    て、前記シャフト保持部の周囲と前記スイッチ筐体の間
    を封止するシール装置とを有するインヒビタスイッチの
    シャフト結合構造において、 前記凸部の少なくとも前記シール装置と軸方向に重なり
    合う位置の頂部に軸方向に延びる溝を形成したことを特
    徴とするインヒビタスイッチのシャフト結合構造。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、前記シャフト保持部の前記
    シャフトを挿入する側の前記シール装置を越えた位置か
    ら前記反対側の端部まで連続的に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のインヒビタスイッチのシャフ
    ト結合構造。
  3. 【請求項3】 前記軸方向に延びる溝は、前記シャフト
    保持部の前記反対側の端部から前記反対側の前記シール
    装置を越えた位置まで連続的に形成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載のインヒビタスイッチの
    シャフト結合構造。
  4. 【請求項4】 スイッチ筐体を貫通して回動可能に配置
    され、この回動の中心軸となるシャフト挿入孔にシャフ
    ト側のキー溝に噛み合うべく前記中心軸方向へ延在する
    凸部を形成したシャフト保持部と、 前記シャフトを挿入する側とその反対側に一対配置され
    て、前記シャフト保持部の周囲と前記スイッチ筐体の間
    を封止するシール装置とを有するインヒビタスイッチの
    シャフト結合構造において、 少なくとも前記シール装置と軸方向に重なり合う位置を
    避けて前記凸部を形成したことを特徴とするインヒビタ
    スイッチのシャフト結合構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1975471A3 (de) * 2007-03-26 2009-09-30 Robert Bosch Gmbh Steuergerät eines automatischen Getriebes mit einer Wählhebelstellungs-Detektoreinrichtung
JP2014176218A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Mitsubishi Electric Corp 回転子および当該回転子を有する回転電機、更には当該回転子の製造方法

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