JPH0833009B2 - 袋体を有する既製杭の施工方法 - Google Patents
袋体を有する既製杭の施工方法Info
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- JPH0833009B2 JPH0833009B2 JP62174372A JP17437287A JPH0833009B2 JP H0833009 B2 JPH0833009 B2 JP H0833009B2 JP 62174372 A JP62174372 A JP 62174372A JP 17437287 A JP17437287 A JP 17437287A JP H0833009 B2 JPH0833009 B2 JP H0833009B2
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、セメントミルクやコンクリート等を注入し
て膨張拡大する袋体を有する既製杭の施工方法に関する
ものである。
て膨張拡大する袋体を有する既製杭の施工方法に関する
ものである。
既製杭に袋体を取り付け、その杭を沈設した後、袋体
内に固結性流動物を注入し、袋体を膨張拡大させること
により、大きな支持力が発現されることが特公昭62−10
325号公報や特公昭62−63721号公報に記載されている。
内に固結性流動物を注入し、袋体を膨張拡大させること
により、大きな支持力が発現されることが特公昭62−10
325号公報や特公昭62−63721号公報に記載されている。
従来の方法は、ジェット等によるプロボーリング工法
によって拡大掘削し、拡大掘削した部分に袋体を有する
既製杭を圧入して可能な位置までできるだけ深く沈設
し、しかる後に袋体内に固結性流動物を注入して膨張拡
大させていた。
によって拡大掘削し、拡大掘削した部分に袋体を有する
既製杭を圧入して可能な位置までできるだけ深く沈設
し、しかる後に袋体内に固結性流動物を注入して膨張拡
大させていた。
しかし、従来の方法では拡大掘削した地盤の底面近辺
にスライム(掘削孔を形成した際にその底面に生成する
固形粒または塊を含む泥状物)が存在し、かつそのスラ
イムの真上に杭が載った場合、荷重作用時に杭の初期沈
下量が大きくなるという問題があった。
にスライム(掘削孔を形成した際にその底面に生成する
固形粒または塊を含む泥状物)が存在し、かつそのスラ
イムの真上に杭が載った場合、荷重作用時に杭の初期沈
下量が大きくなるという問題があった。
本発明は、上述のような従来技術における問題点の解
決を図ったものであり、袋体を有する杭を拡大掘削孔内
に沈設した際の大きな初期沈下の発生を防止することを
目的とするものである。
決を図ったものであり、袋体を有する杭を拡大掘削孔内
に沈設した際の大きな初期沈下の発生を防止することを
目的とするものである。
本発明の袋体を有する既製杭の施工方法は、セメント
ミルクと原地盤を混合した支持層中に、杭下端部から上
方における外周部のみを取り囲むように取り付けられた
袋体を有する既製杭を、その先端部が掘削底面から上方
に杭外径の0.5〜2倍の位置に位置するよう沈設し、し
かる後に袋体内に固結性流動体を注入して膨張拡大させ
ることを特徴とするものである。
ミルクと原地盤を混合した支持層中に、杭下端部から上
方における外周部のみを取り囲むように取り付けられた
袋体を有する既製杭を、その先端部が掘削底面から上方
に杭外径の0.5〜2倍の位置に位置するよう沈設し、し
かる後に袋体内に固結性流動体を注入して膨張拡大させ
ることを特徴とするものである。
既製杭に取り付ける袋体は、脱水性と強度の点からナ
イロン、ポリエステル、ポリエチレン、ビニロンなどの
合成繊維のものが好ましい。
イロン、ポリエステル、ポリエチレン、ビニロンなどの
合成繊維のものが好ましい。
袋体を取り付けた杭は、プレボーリング工法により拡
大掘削され、セメントミルクを充填した支持層中に沈設
する。拡大掘削は、ジェット噴射による方法か、拡大翼
を有するビットによる掘削方法などで行い、この拡大掘
削部にセメントミルクを注入し、原地盤の掘削物と撹拌
混合する。
大掘削され、セメントミルクを充填した支持層中に沈設
する。拡大掘削は、ジェット噴射による方法か、拡大翼
を有するビットによる掘削方法などで行い、この拡大掘
削部にセメントミルクを注入し、原地盤の掘削物と撹拌
混合する。
この発明では、このようにセメントミルクと原地盤と
を混合した支持層中に袋体を有する既製杭の下端を位置
させる。そのとき、既製杭の下端はスライムではなく、
その上に形成される良質なセメントミルク層となる位置
に位置するよう沈設する。その際の杭先端(下端)の位
置は、拡大掘削した地盤の底面から上方0.5D〜2D(Dは
杭径)の範囲である。
を混合した支持層中に袋体を有する既製杭の下端を位置
させる。そのとき、既製杭の下端はスライムではなく、
その上に形成される良質なセメントミルク層となる位置
に位置するよう沈設する。その際の杭先端(下端)の位
置は、拡大掘削した地盤の底面から上方0.5D〜2D(Dは
杭径)の範囲である。
0.5D以下にすると、一般にスライム形成層に接するこ
とになり、2D以上としてもあまり効果に変化はなく、掘
削量やセメントミルクの注入量の増大につながる。
とになり、2D以上としてもあまり効果に変化はなく、掘
削量やセメントミルクの注入量の増大につながる。
一般に袋体内に固結性流動体を注入して膨張させる
と、袋体は上方から順次膨張して行き、最後に下部付近
が膨張して完了する。上記のように杭下端を流動性の良
いセメントミルク混合層に位置させて袋体を膨張させる
と、袋体は完全に膨張することができ、目的とする十分
な大きさの拡大球根が形成される。そのため、初期沈下
量がほとんどなく杭支持力も十分に得られる。
と、袋体は上方から順次膨張して行き、最後に下部付近
が膨張して完了する。上記のように杭下端を流動性の良
いセメントミルク混合層に位置させて袋体を膨張させる
と、袋体は完全に膨張することができ、目的とする十分
な大きさの拡大球根が形成される。そのため、初期沈下
量がほとんどなく杭支持力も十分に得られる。
これに対して、杭下端をスライムに接して位置させる
と、袋の下部は十分に膨張できず、不十分な拡大球根に
なる。そのため、初期沈下量が大きくなり、杭支持力も
落ちる。
と、袋の下部は十分に膨張できず、不十分な拡大球根に
なる。そのため、初期沈下量が大きくなり、杭支持力も
落ちる。
以下、本発明の実施例について説明する。
第3図に示すように、外径600mmのナイロン糸製袋体1
0をエポキシ系接着剤とバンド9により、外径350mmのコ
ンクリート杭に装着した。
0をエポキシ系接着剤とバンド9により、外径350mmのコ
ンクリート杭に装着した。
この杭をジェットにより拡大掘削した後、拡大掘削内
にセメントミルクを充填し、撹拌混合した支持層中に沈
設した。しかる後に、杭中空部に設けた注入管6を通し
て固結性流動物であるセメントミルクを注入し、袋体を
膨張拡大させた。
にセメントミルクを充填し、撹拌混合した支持層中に沈
設した。しかる後に、杭中空部に設けた注入管6を通し
て固結性流動物であるセメントミルクを注入し、袋体を
膨張拡大させた。
なお、試験体は、第1図に示すように拡大掘削底面よ
り30cm上方で止めたもの(No.1)と、第2図に示すよう
に拡大掘削面より7cm上方で止めたもの(No.2)の2種
類を施工し、載荷試験を実施した。杭の表面には周面摩
擦力を小さくするためにスリップレイヤー4を処した。
り30cm上方で止めたもの(No.1)と、第2図に示すよう
に拡大掘削面より7cm上方で止めたもの(No.2)の2種
類を施工し、載荷試験を実施した。杭の表面には周面摩
擦力を小さくするためにスリップレイヤー4を処した。
その結果、載荷荷重50トンで、No.1が沈下量4mmであ
るのに対し、No.2では10mmと両者に大きな差が生じた。
また、拡大掘削部にセメントミルクを注入混合しないで
30cm上方で止めたもの(No.3)は10mm以上沈下した。
るのに対し、No.2では10mmと両者に大きな差が生じた。
また、拡大掘削部にセメントミルクを注入混合しないで
30cm上方で止めたもの(No.3)は10mm以上沈下した。
本発明により、拡大掘削底面にスライムが存在した場
合でも、杭を良質なセメントミルク層上で止めることに
より、初期沈下量がほとんどなくなる。
合でも、杭を良質なセメントミルク層上で止めることに
より、初期沈下量がほとんどなくなる。
第1図は本発明により施工した杭の正面図、第2図は従
来の方法により施工した杭の正面図、第3図は本発明に
使用する杭の正面図、第4図は本発明に使用する杭の断
面の一部を示す図である。 1……袋体を有するコンクリート杭、2……良質なセメ
ントミルク層、3……スライム、4……スリップレイヤ
ーを処したコンクリート杭、5……継手、6……注入
管、7……端板、8……ゴム帯、9……バンド、10……
袋体、11……コンクリート、12……鉄筋またはPC鋼棒
来の方法により施工した杭の正面図、第3図は本発明に
使用する杭の正面図、第4図は本発明に使用する杭の断
面の一部を示す図である。 1……袋体を有するコンクリート杭、2……良質なセメ
ントミルク層、3……スライム、4……スリップレイヤ
ーを処したコンクリート杭、5……継手、6……注入
管、7……端板、8……ゴム帯、9……バンド、10……
袋体、11……コンクリート、12……鉄筋またはPC鋼棒
Claims (1)
- 【請求項1】セメントミルクと原地盤を混合した支持層
中に、杭下端部から上方における外周部のみを取り囲む
ように取り付けられた袋体を有する既製杭を、その先端
部が掘削底面から上方に杭外径の0.5〜2倍の位置に位
置するよう沈設し、しかる後に袋体内に固結性流動体を
注入して膨張拡大させることを特徴とする袋体を有する
既製杭の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174372A JPH0833009B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 袋体を有する既製杭の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174372A JPH0833009B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 袋体を有する既製杭の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6417920A JPS6417920A (en) | 1989-01-20 |
| JPH0833009B2 true JPH0833009B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15977461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62174372A Expired - Lifetime JPH0833009B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 袋体を有する既製杭の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833009B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2742809B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1998-04-22 | マツダ株式会社 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
| EP2422893A1 (de) * | 2010-08-27 | 2012-02-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Betriebsverfahren für ein Walzwerk zum Walzen von flachem Walzgut mit Walzenverschleißprognose |
| CN109469050A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-03-15 | 高永光 | 灌注桩桩底安装中空(孔)环形钢板胶囊(腔)后注浆技术 |
| CN116516972A (zh) * | 2023-02-13 | 2023-08-01 | 高永光 | 一种管桩底部注浆装置及其使用方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57127016A (en) * | 1981-01-29 | 1982-08-07 | Yutaka Asaoka | Driving method for pile |
| JPS6210325A (ja) * | 1985-07-04 | 1987-01-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 杭先端根固め法 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP62174372A patent/JPH0833009B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6417920A (en) | 1989-01-20 |
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