JPH083304A - 光学成形品用ポリカーボネート - Google Patents

光学成形品用ポリカーボネート

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Publication number
JPH083304A
JPH083304A JP6143252A JP14325294A JPH083304A JP H083304 A JPH083304 A JP H083304A JP 6143252 A JP6143252 A JP 6143252A JP 14325294 A JP14325294 A JP 14325294A JP H083304 A JPH083304 A JP H083304A
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JP
Japan
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polycarbonate
compound
content
solvent
formula
Prior art date
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Pending
Application number
JP6143252A
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English (en)
Inventor
Hideaki Tanabe
英昭 田邊
Shoji Yokota
章司 横田
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Publication of JPH083304A publication Critical patent/JPH083304A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複屈折が小さく、光学用成形品の原料として
用いて好適なポリカーボネート樹脂を提供する。 【構成】 PB、PBPの含有率を0.2重量%以下と
したポリカーボネート

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学成形品用ポリカーボ
ネートに関する。特に光学的に情報の記録・再生をする
例えば、光ディスク、デジタルオーディオディスク、ビ
デオディスク等の基盤や各種レンズ、プリズム等を成形
するためのポリカーボネートに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の光学的記録再生技術の発達によ
り、ポリカーボネート樹脂もその高い耐熱性、耐衝撃
性、寸法安定性、透明性を有することから、光ディス
ク、デジタルオーディオディスク、ビデオディスク等の
基板や各種の光学用成形品に用いられるようになった。
これらの光学用成形品の製造方法としては、射出成形、
射出圧縮成形、圧縮成形等が用いられており、超精密成
形技術によって、成形品表面に微細なグルーブやピット
が精密に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる成形品の連続成
形を続けていると、複屈折のずれの発生を引き起す問題
が起きる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、ポリカー
ボネートの射出成形、射出圧縮成形あるいは圧縮成形等
の超精密溶融成形において、金型やグルーブやピットを
転写するためのスタンパーを汚染せず、また得られる成
形品の複屈折のずれの小さい、光学用成形品を製造すべ
く、鋭意検討した結果、ポリカーボネート中に含まれる
特定の不純物の含有量を特定量以下にすることにより上
記目的が達成されることを見出し、本発明を完成するに
至った。本発明の要旨は、下記式(1)又は(2)で表
わされる化合物の含有率が0.2重量%以下である光学
成形品用ポリカーボネートとするものである。
【0005】
【化2】
【0006】本発明のポリカーボネートは、様々な手法
によって得ることが可能であるが、通常は各種方法で得
られた不純物を含有する粉末状ポリカーボネートをアセ
トン等の有機溶媒で抽出処理することによって得られ
る。この不純物を含有する粉末状ポリカーボネートを製
造する方法としては、特に制限はないが、通常はホスゲ
ン法、特にビスフェノールA等のビスフェノール類とホ
スゲンを原料とし、塩化メチレンを溶媒とする界面重縮
合法、とりわけ連続界面重縮合法をあげることができ
る。そのほか、エステル交換法やホスゲン法のうちのピ
リジンを溶媒とする所謂ピリジン重合法をあげることも
できる。
【0007】上記の粉末状ポリカーボネートとは、厳密
な意味での粉末状のものに限定するわけではなく、フレ
ーク状等のものをも包含する。つまり、ホスゲン法やエ
ステル交換法で得られた粉末状、粒状、フレーク状等の
ポリカーボネートであって、ペレット化する前のものす
べてを包含する。上記方法によって得られるポリカーボ
ネート溶液から単に溶剤を除去して得られるポリカーボ
ネート中には、通常化合物(1)(「PB」と表する場
合有り)又は(2)(「PBP」と表する場合有り)が
数%程度含有されている。また、該ポリカーボネート溶
液をアルカリ水溶液や純水で洗浄してから溶剤を除去し
たものでも、化合物(1)又は(2)は約0.5〜1.
5重量%含有されている。
【0008】これらいずれのものも本発明方法には不適
当である。従って、例えば、従来公知の溶液法によって
得られるポリカーボネートを、その固形化段階あるい
は、精製段階において、ポリカーボネートを溶解しない
が、式(1)又は(2)で表わされる化合物を溶解する
溶剤(以下非溶剤という)で処理するなどの工程を必要
とする。
【0009】ポリカーボネート中の式(1)又は式
(2)で表わされる化合物(「PB」「PBP」)を減
少させる方法としては一般的に次のような方法がある。 約6〜32重量%のポリカーボネートを含有する塩
化メチレン溶液に、その約1/2〜2倍容量の脂肪族炭
化水素、脂肪族アルコール、脂肪族ケトン、脂肪族エス
テル、脂肪族エーテル等を添加して生ずるポリマーの沈
没を濾別するものであって、一般式(1)又は(2)で
表わされる化合物は濾液に溶解した状態で分離される。
【0010】 個体のポリカーボネートをその約3〜
12倍容量の芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、塩素化
脂肪族炭化水素、脂肪族ケトン、これらの非溶剤と塩化
メチレンとの混合溶剤等を用いて抽出するものであっ
て、一般式(1)又は(2)で表わされる化合物は非溶
剤に溶解した状態で抽出分離される。
【0011】採用する方法、装置、条件等によって、使
用に適する非溶剤の種類および使用量が変わるがそれは
若干の予備テストによって容易に決めることができる。
最も重要なことは、得られるポリカーボネート中におけ
る化合物(1)又は(2)の含有量が0.2重量%以
下、好ましくは0.01〜0.2重量%の範囲になるこ
とであって、その他に、作業性、経済性等が考慮され
る。上記化合物(1)又は(2)が上限より多いと射出
成形等による光学成形品の連続成形時の複屈折のずれを
抑制する効果が低下するので好ましくない。
【0012】
【実施例】以下に実施例を示して本発明を更に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限
定されるものではない。 実施例1 ビスフェノールAとホスゲンを塩化メチレン溶液中で重
縮合反応してポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量1
4900)を得た。得られたポリカーボネート樹脂を分
析したところ不純物として「PB」が0.3重量%、
「PBP」が0.3重量%含有されていた。この不純物
を含有したポリカーボネート1kg当り、塩化メチレン
5リットルを加えて溶解し、次いでアセトン5リットル
を加え20℃で2時間撹拌し、次いで減圧濾過し、更に
減圧乾燥して不純物を取り除いた。
【0013】得られた精製ポリカーボネートを分析した
ところ「PB」は0.06重量%、「PBP」は0.0
7重量%に減少していた。この精製ポリカーボネートを
用い、光ディスク基板成形用射出成形装置により、円盤
状基板(直径130mm、板厚1.2mm)を成形し
た。金型温度は110℃、型締め圧を300kg/cm
2 とし、射出後の冷却中もその圧力に保持した。冷却後
金型を常圧にもどし、金型を用いて基板を取り出した。
得られた基板は、トラッキング溝、ピット等のスタンパ
ーからの転写性は良好であった。
【0014】基板の複屈折を測定したところ15nmと
大変良好であった(半径30mmの位置)。複屈折の測
定はHe−Neレーザー(波長633nm)を光源とし
た直線偏光を基板に入射し、透過光の楕円偏光状態を回
転検光子により解析することにより測定した。なお複屈
折値は、レターデーション(シングルパス)で表わし
た。
【0015】比較例1 実施例1で用いた精製前のポリカーボネートをそのまま
用い、実施例1と同様にして円盤状基板を成形した。得
られた基板の複屈折を測定したところ−50nm以下で
あり、実用上問題が残った。
【0016】
【発明の効果】本発明の光学成形品用ポリカーボネート
は「PB」「PBP」の含有量が極めて少ないので得ら
れた成形品の複屈折が小さく、光学的に均質な成形品が
得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)又は(2)で表わされる化
    合物の含有率が0.2重量%以下である、光学成形品用
    ポリカーボネート 【化1】
JP6143252A 1994-06-24 1994-06-24 光学成形品用ポリカーボネート Pending JPH083304A (ja)

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