JPH0833078A - 通信機器における受話器 - Google Patents

通信機器における受話器

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JPH0833078A
JPH0833078A JP16925194A JP16925194A JPH0833078A JP H0833078 A JPH0833078 A JP H0833078A JP 16925194 A JP16925194 A JP 16925194A JP 16925194 A JP16925194 A JP 16925194A JP H0833078 A JPH0833078 A JP H0833078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
acoustic
handset
receiver
earpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP16925194A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Shingo
孝之 新郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0833078A publication Critical patent/JPH0833078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受話口部に形成する透孔の表面積をおおきく
することにより、感度周波数特性の平坦化、高感度化を
達成する。 【構成】 受話器本体1の受話口部2に複数個の透孔1
3を形成し、この透孔13の形状を、径大孔部13aと
径小孔部13bからなる段付き孔形状とし、透孔13に
おける音響抵抗を大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機等の通信機器に
おける受話器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機のハンドセットとして使用される
従来の受話器の一例を図5に従って説明する。図5にお
いて、受話器本体1の受話口部2に複数個の透孔3を形
成すると共にこの受話口部2の内側に例えば動電型スピ
ーカからなるレシーバ4をその外周縁を固定することに
より内蔵する。上記レシーバ4は、振動板5と受話器本
体1の受話口部2との間に第一前気室6を形成し、この
第一前気室6を第二前気室(耳孔)7に上記各透孔3を
介して連絡する一方、振動板5とフレーム8間の第一後
気室9をフレーム8の複数個の透孔10を介して受話器
本体1内部の第二後気室11に連絡するような音響振動
系を有し、このような音響振動系により受話器の感度周
波数特性の平坦化、高感度化を図っている。而して、上
記レシーバ4に電気的な交流信号が印加されると、振動
板5が振動することになりその音圧が第一前気室6から
透孔3を介して第二前気室7である耳孔に導出され、人
間に音として伝えられる。
【0003】図6は図5の受話器の構成を示す電気的な
等価回路であり、C6,C7,C9,C11はコンデン
サであって、第一前気室6,第二前気室7,第一後気室
9及び第二後気室11のスチフィネスに相当する。L3
はコイル、R3は抵抗を夫々示し、音響素子である透孔
3の音響質量、音響抵抗に夫々相当する。L5はコイ
ル、R5は抵抗、C5はコンデンサを夫々示し、音響素
子である振動板5の音響質量、音響抵抗、スチフィネス
に夫々相当する。L10はコイル、R10は抵抗を夫々
示し、音響素子である透孔10の音響質量、音響抵抗に
相当する。Eは電源を示し、レシーバ4に印加される起
振力(交流信号)に相当する。
【0004】ところで、受話器の感度周波数特性を平坦
にするためには、電話伝送再生帯域の上限周波数からレ
シーバ4の諸定数即ち、振動板5の有効面積、有効質
量、有効スチフィネスが決定され、さらに感度の偏差量
を規定することにより、図6の各部の等価回路定数が決
定される。
【0005】しかし、共振の鋭さは、レシーバ4の諸定
数や、受話器本体1の構造による定数によって決定さ
れ、従来の受話器においてはその共振の鋭さの値が大き
くなり、従って、共振が鋭くなり、音響特性にピークと
して発生するため、音響特性の平坦化を充分に達成でき
ないという問題があった。
【0006】そこで、このような音響特性のピークを抑
えるために、図7に示すように、受話器本体1の受話口
部2の内側に不織布12を張り付けたものが従来提案さ
れており、このときの電気的な等価回路は、図8に示す
ように、不織布12による抵抗分に相当する抵抗R12
が追加された形となる。
【0007】図9は図5に示す受話器より得られた音響
特性図、図10は図7に示す受話器より得られた音響特
性図であり、この双方の音響特性図の比較から明らかな
ように、図5に示す構造の受話器においては低域共振周
波数付近や高域限界周波数付近にピークが発生していた
ところ、図9に示す不織布12を入れた構造の受話器で
は低域共振周波数付近や高域限界周波数付近におけるピ
ークの発生を抑制でき、感度周波数特性の平坦化が図ら
れている。尚、上記各音響特性図は、レシーバ4として
動電型スピーカを用い、かつ直径2mm,長さ2mmの
透孔3を受話口部2に6個形成した受話器を用いて測定
したものであり、不織布12は厚み0.5mmの同一素
材からカットした2サンプルを用い、各サンプル毎の音
響特性を図10に示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、受話器
の感度周波数特性の平坦化、高感度化を達成するために
は、受話口部2の内側即ち第一前気室6内に不織布12
を入れることが効果的であることが分かるが、その半
面、不織布という別部材が別途必要になって、コストア
ップの原因となり、又使用する不織布の布目のばらつき
により安定した音響特性が得られないという新たな問題
点を生じる。即ち、図8における等価回路の抵抗R12
の値は、不織布12の布目により決定され、従って、そ
の布目のばらつきにより抵抗R12の値もばらつくこと
になり、その結果、同一素材からカットした2サンプル
を用いた測定結果(図10参照)からも分かるように、
音響特性にばらつきを生じることになっていた。
【0009】又、受話口部の透孔による音響抵抗を増加
するために、径の小さい透孔を多数形成すればよいが、
成形用金型構造の煩雑化を招き、コストアップの要因と
なり、デザイン面からも好ましいものとは称し得ないも
のとなる。
【0010】しかるに本発明は、不織布を使用せずに、
感度周波数特性の平坦化、高感度化をでき、尚かつ安定
した音響特性を得られる受話器を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたもので、複数個の透孔を有する受
話口部の内側にレシーバを内蔵する通信機器における受
話器において、上記各透孔を段付き孔形状とする。上記
段付き孔形状としては、例えば内方端部が径大となるよ
うな形状とする。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、受話口部に形成される透
孔の表面積が大きくなり、これに伴って空気に対する粘
性抵抗も増加することになり、その結果、従来のように
不織布を入れたものと同等の効果、即ち感度周波数特性
の平坦化、高感度化を図れるという効果が得られる。し
かも、透孔における音響抵抗はその透孔の形状によって
決まるため、不織布のようなばらつきがなくその値が安
定し、音響特性の安定化も達成できることになる。
【0013】尚、透孔の形状を変更した場合には、音響
質量にも影響を及ぼすことになるが、その音響質量を変
化させる要素としては透孔の容積が最も大きく、透孔の
形状を変更してもその容積が変わらないようにすれば、
音響質量の値はほぼ同一となり、音響質量による音響特
性への影響を考える必要はない。
【0014】
【実施例】図1乃至図5に示す本発明の実施例について
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る受話器
の要部構造を示す説明図、図2は同受話器の構成を示す
電気的な等価回路であり、これら各図において図5乃至
図8と共通する部分には共通の符号を付してある。
【0015】本実施例に係る受話器は、図5に示す従来
の受話器とは受話口部2に形成する透孔の形状が異なる
のみで、その他の構造は全て同一のものである。本実施
例において、受話口部2に形成する透孔13は、段付き
孔形状をなし、例えば内方側を径大孔部13a、外方側
を径小孔部13bとする形状としており、従来の段なし
のストレートな透孔3に比較して表面積が増加しかつ容
積がほぼ同じとなるようにその各部の寸法を設定するこ
とにより、図5に示す受話器において受話口部2に形成
する透孔の形状変更のみによって共振の鋭さを低く抑
え、感度周波数特性の平坦化、高感度化を達成でき、尚
かつ安定した音響特性を得られるようになす。
【0016】即ち、透孔13の表面積の増加によって当
該透孔13に対する空気の粘性抵抗を増加させ、音響質
量を左右する最も大きな要素である透孔13の容積をほ
ぼ同じとする。図2の等価回路において説明すると、音
響素子である透孔13の音響質量に相当するコイルL1
3を図6におけるコイル3とほぼ同等なものとし、音響
抵抗に相当する抵抗R13の値を図6における抵抗R3
の値より大きく設定する。これにより、不織布を入れた
場合と同様に、低域共振周波数付近や高域限界周波数付
近におけるピークの発生を抑制することができる。
【0017】図3は上記本実施例に係る受話器の音響特
性を示す図であり、レシーバ4に動電型スピーカを用
い、透孔13の径大孔部13aの直径を2.64mm、
長さを1mmとし、径小孔部13bの直径を1mm、長
さを1mm、透孔の個数を6個としたときの測定結果を
示す。尚、この透孔13以外の測定条件は、図9及び図
10に示す音響特性の測定時と同一条件である。
【0018】本実施例に係る受話器によれば、図3に示
す測定結果から分かるように、不織布を用いない従来の
受話器に比較して低域共振周波数付近や高域限界周波数
付近におけるピークの発生がなく、感度周波数特性の平
坦化、高感度化が達成できる。しかも、透孔13による
音響抵抗はその形状によって決定されるため、不織布の
布目のようにばらつきがなく、安定した音響抵抗とな
り、安定した音響特性が得られる。又、透孔13の容積
を従来における透孔3の容積と同等あるいは近似した値
とすることにより、音響質量による音響特性への影響を
特に考慮する必要はない。
【0019】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。受話器本体1の受話口部2に形成する透孔の形状
は、特に先の実施例の形状に限定されるものではなく、
図4に示すような段付き形状としてもよい。図4に示す
透孔14は、両端部を径大孔部14a、中間部を径小孔
部14bとする段付き形状としたものであり、先の実施
例と同等の作用効果を期待する場合には、各径大孔部1
4aの直径を2.64mm、長さを0.5mmとし、径
小孔部14bの直径を1mm、長さを1mmとする。
又、先の実施例では、レシーバ4に動電型スピーカを用
いているが、例えば圧電型スピーカ等を用いてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の受話器にあって
は、受話口部に形成する透孔の形状を段付き孔形状と
し、その表面積を大きくすることにより、透孔における
音響抵抗を大きくして共振の鋭さを抑え、低域共振周波
数付近や高域限界周波数付近でのピークの発生をなくし
て感度周波数特性の平坦化、高感度化を達成でき、しか
も不織布のような別部材を用いる必要がなく、コスト面
からも優れ、又音響特性にばらつきを生じることもな
く、実用上優れた受話器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る受話器の要部構成を説
明するための説明図
【図2】同受話器の構成を示す電気的な等価回路図
【図3】同受話器より得られた音響特性図
【図4】本発明の他の実施例に係る受話器の要部拡大断
面図
【図5】従来の受話器の一例を示す構成説明図
【図6】同受話器の構成を示す電気的な等価回路図
【図7】従来の受話器の他の例を示す構成説明図
【図8】同受話器の構成を示す電気的な等価回路図
【図9】図5に示す受話器より得られた音響特性図
【図10】図7に示す受話器より得られた音響特性図
【符号の説明】
1 受話器本体 2 受話口部 4 レシーバ 5 振動板 6 第一前気室 7 第二前気室(耳孔) 9 第一後気室 11 第二後気室 13,14 透孔 13a,14a 径大孔部 13b,14b 径小孔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の透孔を有する受話口部の内側に
    レシーバを内蔵する通信機器における受話器において、 上記各透孔を段付き孔形状としたことを特徴とする通信
    機器における受話器。
  2. 【請求項2】 上記段付き孔形状は、内方端部が径大と
    なる形状であることを特徴とする請求項1記載の通信機
    器における受話器。
JP16925194A 1994-07-21 1994-07-21 通信機器における受話器 Pending JPH0833078A (ja)

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JP16925194A JPH0833078A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 通信機器における受話器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8121301B2 (en) 2005-04-01 2012-02-21 Panasonic Corporation Earpiece, electronic device and communication device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8121301B2 (en) 2005-04-01 2012-02-21 Panasonic Corporation Earpiece, electronic device and communication device

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