JPS643400B2 - - Google Patents
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- JPS643400B2 JPS643400B2 JP16591280A JP16591280A JPS643400B2 JP S643400 B2 JPS643400 B2 JP S643400B2 JP 16591280 A JP16591280 A JP 16591280A JP 16591280 A JP16591280 A JP 16591280A JP S643400 B2 JPS643400 B2 JP S643400B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- air chamber
- handset
- ceramic piezoelectric
- volume
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
Description
本発明は、電話機のハンドセツト等に装着して
使用する受話器において通話時の品質を確保する
ためのセラミツク圧電形受話器に関するものであ
る。 導電性を有する基板に、セラミツク圧電材を固
着して形成した振動板を使用したセラミツク圧電
形受話器を電話用として使用した場合、受話口か
ら受話器の内部を見た音響インピーダンスが、成
形振動板を使用できる他の変換形式である電磁
形、動電形等に比べて高くなる。従つて、セラミ
ツク圧電形受話器は実使用時の耳とハンドセツト
受話口間の空隙部から受話音の漏えい量が電磁
形、動電形等に比べて大きく、通話上不利とな
る。まず、セラミツク圧電形受話器の構造例を第
1図に断面図で示す。同図は、従来の電話用電磁
受話器と同様に自由度3の音響振動系を構成して
いる。第1図に示す構造において、振動板1は、
導電性を有する基板1−1に、セラミツク圧電板
1−2を固着して形成されている。前記振動板1
は、フレーム2によつて外周辺部で固定されてい
る。つぎに、受話器の感度周波数特性が平坦で、
かつ高感度化を達成するために、第1前気室5、
第1後気室6を形成し、さらに受話b3を介して
第2前気室(ここでは耳孔容積約6cm2のみ)7へ
連絡し、他方制動孔4を介して外気と連絡するよ
うな自由度3の音響振動系を構成している。 第1図によつて、その動作を説明すると端子板
9に電気的な交流信号が入力されると、リード線
8を通してセラミツク圧電板1−2に前記交流信
号が印加され、これがセラミツク圧電板の伸縮振
動に変換され、振動板1がたわみ振動することに
より、音圧が第2前気室(耳孔)7へ導出され、
人間に音として知覚される。 第1A図は、第1図に示す構造の電気的な等価
回路を示したものである。ここにおいて、先にの
べた受話器の感度周波数特性を平坦にするために
電話伝送再生帯域の上限周波数から振動板1の諸
定数すなわち、有効面積、有効質量、有効スチフ
ネスが決定され、さらに、感度の偏差量を規定す
ることにより第1A図で示した各素子L,C,R
の等価回路定数が決定される。受話器を設計する
場合は、第1A図で表わされる等価回路(受話器
と耳との間に漏えいのない状態)によつて、まず
感度の周波数特性が平坦となるように音響系の定
数を定める。従来は、この設計方法のみで、実使
用時においてもほぼ満足すべき通話特性が得られ
ている。これは、今までの国内での電話用受話器
の変換形式が、成形振動板を用いた電磁形(有効
面積が大)であつたため、その内部音響コンブラ
イアンスの値が約5.6×10-6(cm3/dyn)と比較的
高く、特別の方法を講ずることなく、十分な通話
品質を確保していたためである。 一方、セラミツク圧電形の場合は、前記の設計
方法で求めた場合の内部音響コンブライアンス
は、約0.3×10-6(cm5/dyn)であり、R−62電磁
受話器に比較して1桁以上小となる。このため、
実使用状態でのハンドセツトの耳への押付力に応
じた受話器と耳との間の漏えい素子定数leを第1
B図に示した等価回路にあてはめてシミユレーシ
ヨンを行うと、第2図a,bに示すような特性と
なる。なお第1B図は、耳と受話口間に漏えいが
ある場合の等価回路図である。第2図において、
aは601形電話機に使用されている、第1表に示
した定数をもつR−62受話器の特性で、実線が漏
えいなしの場合、破線が先にのべた漏えいを考慮
した場合の特性である。 ここで、第1表中に示した「振動板等価容積」
について説明する。振動板等価容積は、従来より
音響機器の設計や評価に用いられているものであ
り、音響コンプライアンス(スチフネスの逆数)
をそれと等価な音響インピーダンスをもつ容積で
表した量として定義される。即ち、具体的には振
動板有効面積をA0、振動板のスチフネスをS0、
空気の体積弾性率をkとすると、振動板等価容積
V0は振動が線形とみなせる範囲ではV0=kA0 2/
S0で与えられる(例えば、電気通信学会雑誌、第
38巻第7号「コンデンサ・マイクロホンの基本的
性質」p526〜p531、昭和30年7月25日発行)。こ
の振動板等価容積V0は、受話器の振動板に対し
て固有な値であり、しかも一義的に与えられる。
使用する受話器において通話時の品質を確保する
ためのセラミツク圧電形受話器に関するものであ
る。 導電性を有する基板に、セラミツク圧電材を固
着して形成した振動板を使用したセラミツク圧電
形受話器を電話用として使用した場合、受話口か
ら受話器の内部を見た音響インピーダンスが、成
形振動板を使用できる他の変換形式である電磁
形、動電形等に比べて高くなる。従つて、セラミ
ツク圧電形受話器は実使用時の耳とハンドセツト
受話口間の空隙部から受話音の漏えい量が電磁
形、動電形等に比べて大きく、通話上不利とな
る。まず、セラミツク圧電形受話器の構造例を第
1図に断面図で示す。同図は、従来の電話用電磁
受話器と同様に自由度3の音響振動系を構成して
いる。第1図に示す構造において、振動板1は、
導電性を有する基板1−1に、セラミツク圧電板
1−2を固着して形成されている。前記振動板1
は、フレーム2によつて外周辺部で固定されてい
る。つぎに、受話器の感度周波数特性が平坦で、
かつ高感度化を達成するために、第1前気室5、
第1後気室6を形成し、さらに受話b3を介して
第2前気室(ここでは耳孔容積約6cm2のみ)7へ
連絡し、他方制動孔4を介して外気と連絡するよ
うな自由度3の音響振動系を構成している。 第1図によつて、その動作を説明すると端子板
9に電気的な交流信号が入力されると、リード線
8を通してセラミツク圧電板1−2に前記交流信
号が印加され、これがセラミツク圧電板の伸縮振
動に変換され、振動板1がたわみ振動することに
より、音圧が第2前気室(耳孔)7へ導出され、
人間に音として知覚される。 第1A図は、第1図に示す構造の電気的な等価
回路を示したものである。ここにおいて、先にの
べた受話器の感度周波数特性を平坦にするために
電話伝送再生帯域の上限周波数から振動板1の諸
定数すなわち、有効面積、有効質量、有効スチフ
ネスが決定され、さらに、感度の偏差量を規定す
ることにより第1A図で示した各素子L,C,R
の等価回路定数が決定される。受話器を設計する
場合は、第1A図で表わされる等価回路(受話器
と耳との間に漏えいのない状態)によつて、まず
感度の周波数特性が平坦となるように音響系の定
数を定める。従来は、この設計方法のみで、実使
用時においてもほぼ満足すべき通話特性が得られ
ている。これは、今までの国内での電話用受話器
の変換形式が、成形振動板を用いた電磁形(有効
面積が大)であつたため、その内部音響コンブラ
イアンスの値が約5.6×10-6(cm3/dyn)と比較的
高く、特別の方法を講ずることなく、十分な通話
品質を確保していたためである。 一方、セラミツク圧電形の場合は、前記の設計
方法で求めた場合の内部音響コンブライアンス
は、約0.3×10-6(cm5/dyn)であり、R−62電磁
受話器に比較して1桁以上小となる。このため、
実使用状態でのハンドセツトの耳への押付力に応
じた受話器と耳との間の漏えい素子定数leを第1
B図に示した等価回路にあてはめてシミユレーシ
ヨンを行うと、第2図a,bに示すような特性と
なる。なお第1B図は、耳と受話口間に漏えいが
ある場合の等価回路図である。第2図において、
aは601形電話機に使用されている、第1表に示
した定数をもつR−62受話器の特性で、実線が漏
えいなしの場合、破線が先にのべた漏えいを考慮
した場合の特性である。 ここで、第1表中に示した「振動板等価容積」
について説明する。振動板等価容積は、従来より
音響機器の設計や評価に用いられているものであ
り、音響コンプライアンス(スチフネスの逆数)
をそれと等価な音響インピーダンスをもつ容積で
表した量として定義される。即ち、具体的には振
動板有効面積をA0、振動板のスチフネスをS0、
空気の体積弾性率をkとすると、振動板等価容積
V0は振動が線形とみなせる範囲ではV0=kA0 2/
S0で与えられる(例えば、電気通信学会雑誌、第
38巻第7号「コンデンサ・マイクロホンの基本的
性質」p526〜p531、昭和30年7月25日発行)。こ
の振動板等価容積V0は、受話器の振動板に対し
て固有な値であり、しかも一義的に与えられる。
【表】
第2図bは前記第1表に示した定数をもつセラ
ミツク圧電受話器について同様にもとめたもの
で、線種の区別は前述と同じである。これから、
実使用時の通話音量に着目して周波数に重みずけ
を行つて求めたいわゆる荷重平均感度値(漏えい
の無い時を基準すなわち零としたときの値)を求
めると第2表のようになる。
ミツク圧電受話器について同様にもとめたもの
で、線種の区別は前述と同じである。これから、
実使用時の通話音量に着目して周波数に重みずけ
を行つて求めたいわゆる荷重平均感度値(漏えい
の無い時を基準すなわち零としたときの値)を求
めると第2表のようになる。
【表】
これから、ハンドセツトの耳への押付力が低下
する程、セラミツク圧電形受話器の荷重平均感度
の低下量が大きくなることが明らかであり、通話
特性に悪影響を及ぼすことが考えられる。 本発明は、セラミツク圧電形受話器の内部音響
コンブライアンスを、従来から使用されているR
−62電磁受話器と同等に高めたことを特徴とし、
その目的は実使用時において、満足な通話性能を
得ることにある。 本発明の要点は、導電性を有する基板にセラミ
ツク圧電板を固着して形成した振動板をフレーム
内に納めて成るセラミツク圧電形受話器におい
て、振動板前面に4.5cm3から8cm3のフレーム内空
気室である第1前気室と振動板後面に振動板制動
機構とを設けた点にある。この振動板制動機構
は、振動板の等価容積より小さい容積を持つ振動
板後面フレーム内空気室である第1後気室と振動
板後面フレームに設けられた制動孔とからなるこ
とが好ましい。また、この振動板制動機構は、振
動板後面フレーム内空気室である第1後気室内に
設置されて振動板を直接押し付ける制動材で構成
してもよい。 第3図は本発明の基本構成を示す断面図であ
る。各電極からのリード線の処理方法ならびに端
子板等の従来と同様の構成部分でかつ、本発明の
要点からはずれるものについては、説明を判りや
すくするため除いてある。さらに、該図中の部品
番号は、従来例で説明したのと同様であるが、新
規の記号番号についてはその都度説明を加える。 先にものべたように本発明の要点は、漏えい端
Aから受話器の内部を見たときの音響コンブライ
アンスを高めることにある。これを実現するため
の一例として、まず、第3図を説明する。第3図
は、受話口3、および耳孔部7を含む受話器の構
成を示す断面図であり、第3A図はその等価回路
図である。これは、前記第1B図と同一である。
この例では、受話器内部の音響コンブライアンス
を高めるために、第1前気室(V-1)5を大とし
たものである。このときの周波数特性を第3B図
に示した。図中、実線が第1前気室(V-1)5を
増加しない従来例のときの特性で、破線が該第1
前気室(V-1)5を6cm3増加した場合の特性であ
る。これは、第1表に示したセラミツク圧電受話
器の各部定数のうち、第1前室容積(V-1)5以
外を一定としてもとめたものである。この図から
明らかなように、単にV-1を増加するだけで、音
響コンブライアンスを高くすることは、周波数特
性の平坦性が失われるため、次に示すような手段
を講ずる必要がある。その一例を本発明の実施例
を示した第4図を用いて説明する該図が前記第3
図と相違する点は、第1後気室(V+1)6をほぼ
零として振動板の制動を十分に達成した構造とし
た事である。 第4A図の等価回路でこの様子を説明すると、
V+1≒0(振動板等価容積V0の1/5以下)とするこ
とによつて第1後気室(V+1)6の等価回路にお
ける枝路は電気的に開放となり、したがつて振動
板は、制動孔による抵抗成分で制動され、平坦な
周波数特性が実現される。特性を第4B図に示
す。図中実線は漏えいがない時の特性であり、一
点鎖線がハンドセツトの押付力700gの場合、破
線が250gの場合の周波数特性である。第4B図
から先にのべた荷重平均感度をもとめると第3表
のようになる。なお第3表は、V-1=6cm2での値
である。
する程、セラミツク圧電形受話器の荷重平均感度
の低下量が大きくなることが明らかであり、通話
特性に悪影響を及ぼすことが考えられる。 本発明は、セラミツク圧電形受話器の内部音響
コンブライアンスを、従来から使用されているR
−62電磁受話器と同等に高めたことを特徴とし、
その目的は実使用時において、満足な通話性能を
得ることにある。 本発明の要点は、導電性を有する基板にセラミ
ツク圧電板を固着して形成した振動板をフレーム
内に納めて成るセラミツク圧電形受話器におい
て、振動板前面に4.5cm3から8cm3のフレーム内空
気室である第1前気室と振動板後面に振動板制動
機構とを設けた点にある。この振動板制動機構
は、振動板の等価容積より小さい容積を持つ振動
板後面フレーム内空気室である第1後気室と振動
板後面フレームに設けられた制動孔とからなるこ
とが好ましい。また、この振動板制動機構は、振
動板後面フレーム内空気室である第1後気室内に
設置されて振動板を直接押し付ける制動材で構成
してもよい。 第3図は本発明の基本構成を示す断面図であ
る。各電極からのリード線の処理方法ならびに端
子板等の従来と同様の構成部分でかつ、本発明の
要点からはずれるものについては、説明を判りや
すくするため除いてある。さらに、該図中の部品
番号は、従来例で説明したのと同様であるが、新
規の記号番号についてはその都度説明を加える。 先にものべたように本発明の要点は、漏えい端
Aから受話器の内部を見たときの音響コンブライ
アンスを高めることにある。これを実現するため
の一例として、まず、第3図を説明する。第3図
は、受話口3、および耳孔部7を含む受話器の構
成を示す断面図であり、第3A図はその等価回路
図である。これは、前記第1B図と同一である。
この例では、受話器内部の音響コンブライアンス
を高めるために、第1前気室(V-1)5を大とし
たものである。このときの周波数特性を第3B図
に示した。図中、実線が第1前気室(V-1)5を
増加しない従来例のときの特性で、破線が該第1
前気室(V-1)5を6cm3増加した場合の特性であ
る。これは、第1表に示したセラミツク圧電受話
器の各部定数のうち、第1前室容積(V-1)5以
外を一定としてもとめたものである。この図から
明らかなように、単にV-1を増加するだけで、音
響コンブライアンスを高くすることは、周波数特
性の平坦性が失われるため、次に示すような手段
を講ずる必要がある。その一例を本発明の実施例
を示した第4図を用いて説明する該図が前記第3
図と相違する点は、第1後気室(V+1)6をほぼ
零として振動板の制動を十分に達成した構造とし
た事である。 第4A図の等価回路でこの様子を説明すると、
V+1≒0(振動板等価容積V0の1/5以下)とするこ
とによつて第1後気室(V+1)6の等価回路にお
ける枝路は電気的に開放となり、したがつて振動
板は、制動孔による抵抗成分で制動され、平坦な
周波数特性が実現される。特性を第4B図に示
す。図中実線は漏えいがない時の特性であり、一
点鎖線がハンドセツトの押付力700gの場合、破
線が250gの場合の周波数特性である。第4B図
から先にのべた荷重平均感度をもとめると第3表
のようになる。なお第3表は、V-1=6cm2での値
である。
【表】
これを従来のR−62受話器と比較するとほぼ同
等の値が得られ、セラミツク圧電形受話器におい
て明らかな改善効果が得られている。 第1前気室(V-1)5を大として感度周波数特
性を平坦とする他の実施例を第5図に示す。これ
は、第5図に示したように、振動板に直接、制動
材12を押し付けて制動する方法であつてその等
価回路を第5A図に示した。この方法によれば、
制動材を適当に選定することによつて第1前気室
(V-1)5を大として受話器の音響コンブライア
イスを大きくし、かつ、再生周波数帯域幅を確保
して、感度偏差を小とできる特徴を有する。以上
の2例は、第1前気室(V-1)5を大として受話
器の音響コンブライアンスを高める実施例であ
る。 つぎに、受話器漏えい端Aから受話器の内部を
みたときの等価容積を横軸にとり、縦軸に荷重平
均感度の変化の様子をもとめたものが第6図であ
る。同図では、従来の表示方法と同じく漏えいの
ない状態を零としている。これから、R−62受話
器と同等以上の荷重平均感度を得るためには、前
気室の容積を(4.5〜8)cm3とすればよい。なお、
今後の通話品質評価試験などによつて、主観値に
よる許容範囲に変動を生じた場合は、その値に応
じた前記室容積を形成することによつて、対処す
ることができることは今までの説明から明らかで
ある。さらに、受話器の内部をみたときの等価容
積を大とすることは、音響インピーダンスが低減
することによつて実使用時の雑音等の漏入にたい
しても有利となり、一石二鳥の効果がある。 以上説明したように、セラミツク圧電形受話器
において、第1前気室の容積を4.5〜8cm3とする
ことによつて、ハンドセツトを使用した通話時の
品質をR−62受話器と同等の値に確保して使用す
ることができる。 なお、受話器の振動板に円板振動板を用いた場
合は、セラミツク圧電形であつても、電磁形の鉄
板などを用いた場合でも、受話器振動系の自由度
と、その共振周波数とを定めてやれば、ほぼ同等
の振動系定数となるため、変換形式によらないこ
とは明らかである。また、受話器振動板の外径寸
法が小となれば、たとえR−62受話器のような成
形振動板を使用しても、受話器内部の音響コンブ
ライアンスは小となつてくるために、漏えいにた
いしては不利となり、本発明による対処が必要と
なつてくる。 なお、受話器感度の絶対値は、前気室容積を小
とする程高くなることは、自明である。
等の値が得られ、セラミツク圧電形受話器におい
て明らかな改善効果が得られている。 第1前気室(V-1)5を大として感度周波数特
性を平坦とする他の実施例を第5図に示す。これ
は、第5図に示したように、振動板に直接、制動
材12を押し付けて制動する方法であつてその等
価回路を第5A図に示した。この方法によれば、
制動材を適当に選定することによつて第1前気室
(V-1)5を大として受話器の音響コンブライア
イスを大きくし、かつ、再生周波数帯域幅を確保
して、感度偏差を小とできる特徴を有する。以上
の2例は、第1前気室(V-1)5を大として受話
器の音響コンブライアンスを高める実施例であ
る。 つぎに、受話器漏えい端Aから受話器の内部を
みたときの等価容積を横軸にとり、縦軸に荷重平
均感度の変化の様子をもとめたものが第6図であ
る。同図では、従来の表示方法と同じく漏えいの
ない状態を零としている。これから、R−62受話
器と同等以上の荷重平均感度を得るためには、前
気室の容積を(4.5〜8)cm3とすればよい。なお、
今後の通話品質評価試験などによつて、主観値に
よる許容範囲に変動を生じた場合は、その値に応
じた前記室容積を形成することによつて、対処す
ることができることは今までの説明から明らかで
ある。さらに、受話器の内部をみたときの等価容
積を大とすることは、音響インピーダンスが低減
することによつて実使用時の雑音等の漏入にたい
しても有利となり、一石二鳥の効果がある。 以上説明したように、セラミツク圧電形受話器
において、第1前気室の容積を4.5〜8cm3とする
ことによつて、ハンドセツトを使用した通話時の
品質をR−62受話器と同等の値に確保して使用す
ることができる。 なお、受話器の振動板に円板振動板を用いた場
合は、セラミツク圧電形であつても、電磁形の鉄
板などを用いた場合でも、受話器振動系の自由度
と、その共振周波数とを定めてやれば、ほぼ同等
の振動系定数となるため、変換形式によらないこ
とは明らかである。また、受話器振動板の外径寸
法が小となれば、たとえR−62受話器のような成
形振動板を使用しても、受話器内部の音響コンブ
ライアンスは小となつてくるために、漏えいにた
いしては不利となり、本発明による対処が必要と
なつてくる。 なお、受話器感度の絶対値は、前気室容積を小
とする程高くなることは、自明である。
第1図はセラミツク圧電形受話器の構成を示す
断面図、第1A図はその電気的等価回路を示す回
路図、第1B図は耳と受話口間に漏えいがある場
合の同様な等価回路を示す回路図、第2図aはR
−62電磁受話器の漏えいの有無による感度特性、
bはセラミツク圧電形受話器の漏えいの有無によ
る特性をそれぞれ示すグラフ、第3図は本発明の
基本構成を示す断面図、第3A図はその等価回路
図、第3B図はその感度周波数特性図、第4図は
本発明の実施例を示す断面図、第4A図はその等
価回路図、第4B図はその感度周波数特性図、第
5図は本発明の他の実施例を示す断面図、第5A
図はその等価回路図、第6図は受話器内部の等価
容積と荷重平均感度の関係を示したグラフ、であ
る。 1……振動板、2……フレーム、3……受話
口、4……制動孔、5……第1前気室(V-1)、
6……第1後気室(V+1)、7……第2前気室
(耳孔、V-2)、8……リード線、9……端子、1
2……制動材。
断面図、第1A図はその電気的等価回路を示す回
路図、第1B図は耳と受話口間に漏えいがある場
合の同様な等価回路を示す回路図、第2図aはR
−62電磁受話器の漏えいの有無による感度特性、
bはセラミツク圧電形受話器の漏えいの有無によ
る特性をそれぞれ示すグラフ、第3図は本発明の
基本構成を示す断面図、第3A図はその等価回路
図、第3B図はその感度周波数特性図、第4図は
本発明の実施例を示す断面図、第4A図はその等
価回路図、第4B図はその感度周波数特性図、第
5図は本発明の他の実施例を示す断面図、第5A
図はその等価回路図、第6図は受話器内部の等価
容積と荷重平均感度の関係を示したグラフ、であ
る。 1……振動板、2……フレーム、3……受話
口、4……制動孔、5……第1前気室(V-1)、
6……第1後気室(V+1)、7……第2前気室
(耳孔、V-2)、8……リード線、9……端子、1
2……制動材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電性を有する基板にセラミツク圧電板を固
着して形成した振動板をフレーム内に納めて成る
セラミツク圧電形受話器において、 振動板前面に4.5cm3から8cm3のフレーム内空気
室である第1前気室と、 振動板後面に振動板制動機構とを設けたことを
特徴とするセラミツク圧電形受話器。 2 前記振動板制動機構が、振動板の等価容積よ
り小さい容積を持つ振動板後面フレーム内空気室
である第1後気室と振動板後面フレームに設けら
れた制動孔とからなる特許請求の範囲第1項記載
のセラミツク圧電形受話器。 3 前記振動板制動機構が、振動板後面フレーム
内空気室である第1後気室内に設置されて振動板
を直接押し付ける制動材からなる特許請求の範囲
第1項記載のセラミツク圧電形受話器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16591280A JPS5791100A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Ceramic piezoelectric type receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16591280A JPS5791100A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Ceramic piezoelectric type receiver |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5791100A JPS5791100A (en) | 1982-06-07 |
| JPS643400B2 true JPS643400B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=15821364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16591280A Granted JPS5791100A (en) | 1980-11-27 | 1980-11-27 | Ceramic piezoelectric type receiver |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5791100A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6096096A (ja) * | 1983-10-31 | 1985-05-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧電形電気音響変換器 |
| JPH01105300U (ja) * | 1987-12-29 | 1989-07-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2223531B1 (de) * | 1972-05-15 | 1973-11-08 | Siemens Ag | Elektroakustischer wandler |
| JPS5343138U (ja) * | 1976-09-16 | 1978-04-13 |
-
1980
- 1980-11-27 JP JP16591280A patent/JPS5791100A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5791100A (en) | 1982-06-07 |
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