JPH08331324A - 画像通信装置 - Google Patents
画像通信装置Info
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- JPH08331324A JPH08331324A JP8162659A JP16265996A JPH08331324A JP H08331324 A JPH08331324 A JP H08331324A JP 8162659 A JP8162659 A JP 8162659A JP 16265996 A JP16265996 A JP 16265996A JP H08331324 A JPH08331324 A JP H08331324A
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Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿読取部を改良し、画像通信装置を小型
化、低価格化する。 【解決手段】 原稿の画情報を読み取るための密着型イ
メージセンサ201と、この密着型イメージセンサ20
1の上流側及び下流側にそれぞれ設けられた原稿の搬送
のための読取ローラ202及び排出ローラ203と、自
重により密着型イメージセンサ201に対して搬送中の
原稿を押圧するための、かつ密着型イメージセンサ20
1のシューディング歪み補正のための自基準面を提供す
るための密着型イメージセンサ201の読取り位置より
上流側に回動支点241を有する板部材240とを備え
る。
化、低価格化する。 【解決手段】 原稿の画情報を読み取るための密着型イ
メージセンサ201と、この密着型イメージセンサ20
1の上流側及び下流側にそれぞれ設けられた原稿の搬送
のための読取ローラ202及び排出ローラ203と、自
重により密着型イメージセンサ201に対して搬送中の
原稿を押圧するための、かつ密着型イメージセンサ20
1のシューディング歪み補正のための自基準面を提供す
るための密着型イメージセンサ201の読取り位置より
上流側に回動支点241を有する板部材240とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を通じ画
情報の通信を行なう画像通信装置に係り、特に、原稿を
搬送しつつ、その画情報を読み取って送信する画像通信
装置に関する。
情報の通信を行なう画像通信装置に係り、特に、原稿を
搬送しつつ、その画情報を読み取って送信する画像通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、焦点深度が浅い密着型イメージセ
ンサを用いた従来の画像通信装置においては、表面が白
い比較的大径の読取ローラを密着型イメージセンサに押
接させていた。すなわち、読取ローラは、本来の原稿搬
送手段、原稿を密着型イメージセンサに押圧密着させる
手段、及び密着型イメージセンサのシェーディング歪み
補正のための白基準面を兼ねていた。
ンサを用いた従来の画像通信装置においては、表面が白
い比較的大径の読取ローラを密着型イメージセンサに押
接させていた。すなわち、読取ローラは、本来の原稿搬
送手段、原稿を密着型イメージセンサに押圧密着させる
手段、及び密着型イメージセンサのシェーディング歪み
補正のための白基準面を兼ねていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、密着型イメー
ジセンサを用いる場合に、読取ローラが大型かつ高価な
ものになり、これも画像通信装置の小型化及び低価格化
を阻害する一因となっていた。
ジセンサを用いる場合に、読取ローラが大型かつ高価な
ものになり、これも画像通信装置の小型化及び低価格化
を阻害する一因となっていた。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、原稿読取部の構成を工夫することによって、画
像通信装置の小型化及び低価格化を達成することを目的
とする。
もので、原稿読取部の構成を工夫することによって、画
像通信装置の小型化及び低価格化を達成することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿の画情報
を読み取るための読取手段と、この読取手段の上流側及
び下流側にそれぞれ設けられた原稿の搬送のための読取
ローラ及び排出ローラと、自重により前記読取手段の読
取位置に対し搬送中の原稿を押圧するための、かつ前記
読取手段のシェーディング歪み補正のための白基準面を
提供するための、前記読取手段の読取り位置より上流側
に回動支点を有する板部材とを具備するという構成を備
えたものである。
を読み取るための読取手段と、この読取手段の上流側及
び下流側にそれぞれ設けられた原稿の搬送のための読取
ローラ及び排出ローラと、自重により前記読取手段の読
取位置に対し搬送中の原稿を押圧するための、かつ前記
読取手段のシェーディング歪み補正のための白基準面を
提供するための、前記読取手段の読取り位置より上流側
に回動支点を有する板部材とを具備するという構成を備
えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は上述の構成によって、原
稿の浮きを防止し安定な原稿読取りが可能であるととも
に、読取ローラを比較的小径の安価なものにすることが
できる。
稿の浮きを防止し安定な原稿読取りが可能であるととも
に、読取ローラを比較的小径の安価なものにすることが
できる。
【0007】図1は本発明の第1の実施例による画像通
信装置の全体的機能構成を示すブロック図である。この
画像通信装置は公衆電話回線等を通じてファクシミリ通
信を行なうもので、装置全体の制御や処理を行なう主制
御部101、その制御のたのプログラムや固定情報を格
納したROM102、主制御部101による制御等に関
連した可変情報の一時記憶のためのRAM103、この
RAM103の少なくとも一部の領域の電源バックアッ
プのためのバッテリー104、利用者により操作される
スイッチ類や装置状態等の表示のための表示器が設けら
れた操作パネル105、信号の変復調のためのモデム1
06、回線網制御のための網制御部(NCU)107、
受信原稿をプリントするための記録部110、送信原稿
を読み取るための読取部111、この読取部111及び
記録部110を制御する読取記録制御部112、前記各
部の動作電力を供給する電源部113等から構成されて
いる。
信装置の全体的機能構成を示すブロック図である。この
画像通信装置は公衆電話回線等を通じてファクシミリ通
信を行なうもので、装置全体の制御や処理を行なう主制
御部101、その制御のたのプログラムや固定情報を格
納したROM102、主制御部101による制御等に関
連した可変情報の一時記憶のためのRAM103、この
RAM103の少なくとも一部の領域の電源バックアッ
プのためのバッテリー104、利用者により操作される
スイッチ類や装置状態等の表示のための表示器が設けら
れた操作パネル105、信号の変復調のためのモデム1
06、回線網制御のための網制御部(NCU)107、
受信原稿をプリントするための記録部110、送信原稿
を読み取るための読取部111、この読取部111及び
記録部110を制御する読取記録制御部112、前記各
部の動作電力を供給する電源部113等から構成されて
いる。
【0008】読取部111の詳細については後述する
が、ここに原稿読み取り制御に関連したセンサとしてA
点センサ115、B4センサ116及びB点センサ11
7が設けられており、また原稿のセットまたは取り出し
等の際に開閉されるカバーの開閉を監視する読取部開閉
センサ118が設けられており、これらセンサの検出出
力は読取記録制御部112に入力する。
が、ここに原稿読み取り制御に関連したセンサとしてA
点センサ115、B4センサ116及びB点センサ11
7が設けられており、また原稿のセットまたは取り出し
等の際に開閉されるカバーの開閉を監視する読取部開閉
センサ118が設けられており、これらセンサの検出出
力は読取記録制御部112に入力する。
【0009】図2は読取部111の全体的構成を示す概
略平面図、図3はその概略斜視図である。図4ないし図
6は読取部111の部分構成を拡大して示す側面図であ
り、また図7及び図8は読取部111の部分構成を拡大
して示す斜視図である。
略平面図、図3はその概略斜視図である。図4ないし図
6は読取部111の部分構成を拡大して示す側面図であ
り、また図7及び図8は読取部111の部分構成を拡大
して示す斜視図である。
【0010】図2及び図3に示されるように、読取部1
11内の原稿の搬送経路には、原稿の画情報を読み取る
ための密着型イメージセンサ201、この密着型イメー
ジセンサ201に対し原稿走行方向上流側の読取ローラ
202と下流側の排出ローラ203がそれぞれ設けら
れ、また原稿を1枚ずつ分離して読取ローラ202へ給
紙するための給紙ローラ204と、セットされた原稿を
給紙ローラ204へ導入するための導入ローラ205が
設けられている。
11内の原稿の搬送経路には、原稿の画情報を読み取る
ための密着型イメージセンサ201、この密着型イメー
ジセンサ201に対し原稿走行方向上流側の読取ローラ
202と下流側の排出ローラ203がそれぞれ設けら
れ、また原稿を1枚ずつ分離して読取ローラ202へ給
紙するための給紙ローラ204と、セットされた原稿を
給紙ローラ204へ導入するための導入ローラ205が
設けられている。
【0011】前記各センサ115,116,117は、
原稿搬送経路中の図2に示される位置に配置されてい
る。ただし読取部開閉センサ118は図示されていな
い。B4センサ116は、フォトインタラプタ116a
とアクチュエーター116bを組み合わせたものであ
る。日本工業規格B列4番(B4)の原稿がセットされ
ていない場合、アクチュエーター116bはフォトイン
タラプタ116aの光路を遮断しない角度で待機するた
め、当該センサはオフする。しかし、B4原稿がセット
された場合、アクチュエーター116bは原稿により押
されて待機角度より一定角度だけ回動し、その一部がフ
ォトインタラプタ116aの光路を遮断することによ
り、当該センサはオンする。A点センサ115及びB点
センサ117も同様の構造であるが、A列4番(A4)
原稿をも検知するように原稿幅方向の位置が選ばれてい
る。
原稿搬送経路中の図2に示される位置に配置されてい
る。ただし読取部開閉センサ118は図示されていな
い。B4センサ116は、フォトインタラプタ116a
とアクチュエーター116bを組み合わせたものであ
る。日本工業規格B列4番(B4)の原稿がセットされ
ていない場合、アクチュエーター116bはフォトイン
タラプタ116aの光路を遮断しない角度で待機するた
め、当該センサはオフする。しかし、B4原稿がセット
された場合、アクチュエーター116bは原稿により押
されて待機角度より一定角度だけ回動し、その一部がフ
ォトインタラプタ116aの光路を遮断することによ
り、当該センサはオンする。A点センサ115及びB点
センサ117も同様の構造であるが、A列4番(A4)
原稿をも検知するように原稿幅方向の位置が選ばれてい
る。
【0012】図4に示されるように、読取ローラ202
及び排出ローラ203に対向させて、それぞれとの間で
原稿を挟み付けるためのローラ202a,203bが設
けられている。
及び排出ローラ203に対向させて、それぞれとの間で
原稿を挟み付けるためのローラ202a,203bが設
けられている。
【0013】図5に拡大して示されるように、導入ロー
ラ205は略楕円形断面のローラで、これに原稿を押し
付けるための押圧板207が上方に設けられている。ま
た、給紙ローラ204には、原稿を1枚ずつ分離するた
めの分離板208が斜めに押し当てられている。
ラ205は略楕円形断面のローラで、これに原稿を押し
付けるための押圧板207が上方に設けられている。ま
た、給紙ローラ204には、原稿を1枚ずつ分離するた
めの分離板208が斜めに押し当てられている。
【0014】次に各ローラ202,203,204,2
05の駆動系について説明する。図2及び図3におい
て、210は各ローラの共通の駆動源としての正逆回転
可能なパルスモータ(ステッピングモータ)、211は
モータ210により直接駆動されるギアである。このギ
ア211の回転は遊星ギア212を介してギア213ま
たはギア214に選択的に伝達される。この遊星ギア2
12は、ギア211の周りを自転しつつ公転移動するも
ので、モーター210の逆回転時にギア213と噛み合
い、正回転時に反対側のギア214と噛み合う。遊星ギ
ア212をギア213,214の一方に確実に噛み合わ
せるため、図6及び図7に示されるように、遊星ギア2
17の軸を案内保持するガイド217を介し、バネ21
6によって遊星ギア212をギア211の回転中心へ向
け押すようになっている。
05の駆動系について説明する。図2及び図3におい
て、210は各ローラの共通の駆動源としての正逆回転
可能なパルスモータ(ステッピングモータ)、211は
モータ210により直接駆動されるギアである。このギ
ア211の回転は遊星ギア212を介してギア213ま
たはギア214に選択的に伝達される。この遊星ギア2
12は、ギア211の周りを自転しつつ公転移動するも
ので、モーター210の逆回転時にギア213と噛み合
い、正回転時に反対側のギア214と噛み合う。遊星ギ
ア212をギア213,214の一方に確実に噛み合わ
せるため、図6及び図7に示されるように、遊星ギア2
17の軸を案内保持するガイド217を介し、バネ21
6によって遊星ギア212をギア211の回転中心へ向
け押すようになっている。
【0015】ギア213の回転は、それと同軸のギア2
20を介しギア221,222に伝達される。ギア22
1は導入ローラ205の軸に固定されたギアである。導
入ローラ205の軸には、導入ローラ205の停止角度
を規制するためのカム223も固定され、このカム22
3には板バネ224の先端が押し当てられている。ギア
222はスプリングクラッチ226を介して給紙ローラ
204と結合されている。給紙動作時にギア222のト
ルクを給紙ローラ204に伝達し、読取ローラ202に
より搬送中の原稿に給紙ローラ204が連れ回りする時
にギア222へトルクを殆ど伝達しないように、スプリ
ングクラッチ226のスプリングの巻き方向が選ばれて
いる。
20を介しギア221,222に伝達される。ギア22
1は導入ローラ205の軸に固定されたギアである。導
入ローラ205の軸には、導入ローラ205の停止角度
を規制するためのカム223も固定され、このカム22
3には板バネ224の先端が押し当てられている。ギア
222はスプリングクラッチ226を介して給紙ローラ
204と結合されている。給紙動作時にギア222のト
ルクを給紙ローラ204に伝達し、読取ローラ202に
より搬送中の原稿に給紙ローラ204が連れ回りする時
にギア222へトルクを殆ど伝達しないように、スプリ
ングクラッチ226のスプリングの巻き方向が選ばれて
いる。
【0016】ギア214は読取ローラ202の軸に固定
されたギアであり、このギア214の回転はギア228
を介して排出ローラ203の軸に固定されたギア229
へ伝達される。読取ローラ202の軸にはワンウエイク
ラッチ230(図2)を介してギア231が設けられ、
これはギア232,233を介しギア213と連結され
ている。
されたギアであり、このギア214の回転はギア228
を介して排出ローラ203の軸に固定されたギア229
へ伝達される。読取ローラ202の軸にはワンウエイク
ラッチ230(図2)を介してギア231が設けられ、
これはギア232,233を介しギア213と連結され
ている。
【0017】図8に詳細に示されるように、密着型イメ
ージセンサ201には、シェーディング板240が設け
られている。このシェーディング板240は、密着型イ
メージセンサ201のシェーディング歪み補正のための
白基準面としての役割と、密着型イメージセンサ201
に対し焦点深度内に原稿を密着させるための原稿押圧部
材としての役割とを兼ねる板部材であり、原稿読取位置
より上流側位置の支点241を中心に上下に回動可能に
保持されている。原稿は、このシェーディング板240
の自重により密着型イメージセンサ201に押圧されつ
つ搬送される。
ージセンサ201には、シェーディング板240が設け
られている。このシェーディング板240は、密着型イ
メージセンサ201のシェーディング歪み補正のための
白基準面としての役割と、密着型イメージセンサ201
に対し焦点深度内に原稿を密着させるための原稿押圧部
材としての役割とを兼ねる板部材であり、原稿読取位置
より上流側位置の支点241を中心に上下に回動可能に
保持されている。原稿は、このシェーディング板240
の自重により密着型イメージセンサ201に押圧されつ
つ搬送される。
【0018】本実施例においては、シェーディング板2
40の材質がポリカーボネートであるため、長手方向に
反りが発生しやすい。この反りが大きいと、原稿の押圧
が不均一になって原稿ジャム等の発生原因となるため、
シェーディング板240の背面に反りを矯正するための
金属棒242が設けられている。この金属棒242は、
シェーディング板240の重量調節のための重りとして
の役割も担っている。このシェーディング板240によ
る原稿押圧力は、金属棒242を含めた総重量によって
決まる。
40の材質がポリカーボネートであるため、長手方向に
反りが発生しやすい。この反りが大きいと、原稿の押圧
が不均一になって原稿ジャム等の発生原因となるため、
シェーディング板240の背面に反りを矯正するための
金属棒242が設けられている。この金属棒242は、
シェーディング板240の重量調節のための重りとして
の役割も担っている。このシェーディング板240によ
る原稿押圧力は、金属棒242を含めた総重量によって
決まる。
【0019】従来のような白基準面を兼ねる比較的大径
のローラにより原稿を密着型イメージセンサに密着させ
つつ搬送する構造と違い、シェーディング板240は原
稿の搬送力を持たないため、その総重量が過大である
と、原稿押圧力が過大となって原稿ジャムが発生しやす
くなる。逆に、総重量が過小で原稿押圧力が不足する場
合は、原稿浮きによる焦点ぼけが起こりやすい。特に、
密着型イメージセンサ201は焦点深度が浅いため、原
稿浮きを厳しく規制しなければならない。したがって、
安定な読取りのためには、ジャムが発生しない限度で原
稿押圧力をできるだけ大きくする必要がある。
のローラにより原稿を密着型イメージセンサに密着させ
つつ搬送する構造と違い、シェーディング板240は原
稿の搬送力を持たないため、その総重量が過大である
と、原稿押圧力が過大となって原稿ジャムが発生しやす
くなる。逆に、総重量が過小で原稿押圧力が不足する場
合は、原稿浮きによる焦点ぼけが起こりやすい。特に、
密着型イメージセンサ201は焦点深度が浅いため、原
稿浮きを厳しく規制しなければならない。したがって、
安定な読取りのためには、ジャムが発生しない限度で原
稿押圧力をできるだけ大きくする必要がある。
【0020】シェーディング板240と金属棒242の
合計重量とジャム発生の関係を、摂氏35度、湿度80
%という劣悪環境においてA4原稿及びB4原稿につい
て調べた結果を図11に示す。通常の原稿の紙厚は50
〜150ミクロンであるので、この紙厚範囲について実
験値がグラフ化されている。250はA4原稿の浮き発
生の実験値をプロットした特性線、251はB4原稿の
浮き発生の実験値をプロットした特性線であり、特性線
250,251の上側範囲で原稿浮きが発生したことを
意味する。このようにA4原稿とB4原稿の実験値に差
が生じた原因は、B4原稿のほうが原稿全体としての
「こし」が強く、原稿通過中にシェーディング板240
を押し上げる力が強いためであると推測される。252
はA4原稿とB4原稿に共通してジャムが発生する値を
プロットした特性線であり、その下側範囲でジャムが発
生したことを示している。このジャム特性線については
A4原稿とB4原稿とで差が出なかったが、これは原稿
が読取ローラ202のみによって搬送されつつ、その先
端の限られた部分でシェーディング板240を持ち上げ
るからであると推測される。
合計重量とジャム発生の関係を、摂氏35度、湿度80
%という劣悪環境においてA4原稿及びB4原稿につい
て調べた結果を図11に示す。通常の原稿の紙厚は50
〜150ミクロンであるので、この紙厚範囲について実
験値がグラフ化されている。250はA4原稿の浮き発
生の実験値をプロットした特性線、251はB4原稿の
浮き発生の実験値をプロットした特性線であり、特性線
250,251の上側範囲で原稿浮きが発生したことを
意味する。このようにA4原稿とB4原稿の実験値に差
が生じた原因は、B4原稿のほうが原稿全体としての
「こし」が強く、原稿通過中にシェーディング板240
を押し上げる力が強いためであると推測される。252
はA4原稿とB4原稿に共通してジャムが発生する値を
プロットした特性線であり、その下側範囲でジャムが発
生したことを示している。このジャム特性線については
A4原稿とB4原稿とで差が出なかったが、これは原稿
が読取ローラ202のみによって搬送されつつ、その先
端の限られた部分でシェーディング板240を持ち上げ
るからであると推測される。
【0021】図11より、シェーディング板240及び
金属棒242の合計重量を2.15g/cm(55g/
25.6cm)から2.73g/cm(70g/25.
6cm)の範囲とすればよいことが分かる。実際的に
は、原稿浮きを多少犠牲にしてもジャム発生を防止した
いため、通常、合計重量を2.34g/cm(60g/
25.6cm)程度に選ぶとよい。
金属棒242の合計重量を2.15g/cm(55g/
25.6cm)から2.73g/cm(70g/25.
6cm)の範囲とすればよいことが分かる。実際的に
は、原稿浮きを多少犠牲にしてもジャム発生を防止した
いため、通常、合計重量を2.34g/cm(60g/
25.6cm)程度に選ぶとよい。
【0022】次に、送信時の動作を、読取部111の原
稿の給紙及び読取搬送動作を中心に説明する。ただし、
ここではA4原稿またはB4原稿がセットされており、
原稿の給紙及び読取搬送が正常に行なわれることを想定
して説明する。
稿の給紙及び読取搬送動作を中心に説明する。ただし、
ここではA4原稿またはB4原稿がセットされており、
原稿の給紙及び読取搬送が正常に行なわれることを想定
して説明する。
【0023】主制御部101は、NCU107及びモデ
ム106を介して相手機との接続を行ない、読取記録制
御部112に対し1ページの原稿読取りを指令する。読
取記録制御部112は、モータ210を逆回転駆動す
る。遊星ギア212がギア213と噛み合うため、図9
に示す向きに駆動系の各ギアが回転駆動される。導入ロ
ーラ205がセットされた原稿を押しつつ図5に示す向
きに回転し、原稿を給紙ローラ204側へ押し出す。給
紙ローラ204は図5に示す向きに回転しており、最下
の原稿を分離板208の押圧力に抗して読取ローラ20
2へ向け送り込む。給紙された原稿はやがて読取ローラ
202に達するが、モータ210の正回転時には、読取
ローラ202はギア231,232,233を介しギア
213より駆動力を伝達され、読取ローラ202と給紙
ローラ204は同速で回転している。
ム106を介して相手機との接続を行ない、読取記録制
御部112に対し1ページの原稿読取りを指令する。読
取記録制御部112は、モータ210を逆回転駆動す
る。遊星ギア212がギア213と噛み合うため、図9
に示す向きに駆動系の各ギアが回転駆動される。導入ロ
ーラ205がセットされた原稿を押しつつ図5に示す向
きに回転し、原稿を給紙ローラ204側へ押し出す。給
紙ローラ204は図5に示す向きに回転しており、最下
の原稿を分離板208の押圧力に抗して読取ローラ20
2へ向け送り込む。給紙された原稿はやがて読取ローラ
202に達するが、モータ210の正回転時には、読取
ローラ202はギア231,232,233を介しギア
213より駆動力を伝達され、読取ローラ202と給紙
ローラ204は同速で回転している。
【0024】原稿の先端がB点センサ117に到達しB
点センサ117がオンすると、読取記録制御部112は
主制御部101に対し読取開始を通知するとともに、モ
ータ210を正回転駆動に切り替える。遊星ギア212
はギア214側へ公転し、駆動系の各ギアは図10に示
す向きに回転駆動される。この時は、ワンウエイクラッ
チ230がギア231と読取ローラ202の軸とを切り
離すため、ギア213にはモータ210のトルクが伝達
されなくなる。したがって、給紙ローラ204は原稿に
連れ回りするだけである。この連れ回りによりスプリン
グクラッチ226に弱い空転トルクが発生し、これがギ
ア222,220を介してギア221に伝達するため、
導入ローラ205は図5に示す方向に回転する。しか
し、導入ローラ205が図5に示す水平の待機角度にな
ると、板バネ224による制動力が空転トルクに打ち勝
って、それ以上の回転を阻止する。したがって、読取記
録制御部112で導入ローラ205の回転量を格別制御
しなくとも、原稿給紙が終わると導入ローラ205は待
機角度に戻る。
点センサ117がオンすると、読取記録制御部112は
主制御部101に対し読取開始を通知するとともに、モ
ータ210を正回転駆動に切り替える。遊星ギア212
はギア214側へ公転し、駆動系の各ギアは図10に示
す向きに回転駆動される。この時は、ワンウエイクラッ
チ230がギア231と読取ローラ202の軸とを切り
離すため、ギア213にはモータ210のトルクが伝達
されなくなる。したがって、給紙ローラ204は原稿に
連れ回りするだけである。この連れ回りによりスプリン
グクラッチ226に弱い空転トルクが発生し、これがギ
ア222,220を介してギア221に伝達するため、
導入ローラ205は図5に示す方向に回転する。しか
し、導入ローラ205が図5に示す水平の待機角度にな
ると、板バネ224による制動力が空転トルクに打ち勝
って、それ以上の回転を阻止する。したがって、読取記
録制御部112で導入ローラ205の回転量を格別制御
しなくとも、原稿給紙が終わると導入ローラ205は待
機角度に戻る。
【0025】原稿は読取ローラ202によって送られ、
密着型イメージセンサ201を通過時に画情報を読み取
られ、排出ローラ203によって読取部111より排出
される。読み取られた原稿画情報は主制御部101へ転
送され、冗長度圧縮符号化を施されたのちモデム106
により変調され回線へ送出される。 原稿の終端がB点
センサ117を通過しB点センサ117がオフすると、
読取制御部112は1ページの読取終了を主制御部10
1へ通知する。
密着型イメージセンサ201を通過時に画情報を読み取
られ、排出ローラ203によって読取部111より排出
される。読み取られた原稿画情報は主制御部101へ転
送され、冗長度圧縮符号化を施されたのちモデム106
により変調され回線へ送出される。 原稿の終端がB点
センサ117を通過しB点センサ117がオフすると、
読取制御部112は1ページの読取終了を主制御部10
1へ通知する。
【0026】以上説明したように原稿の給紙動作及び読
取搬送動作が正常に終了した場合には導入ローラ205
は水平の待機角度に自動的に戻るが、給紙動作または読
取搬送動作が中断した場合、例えば原稿のジャムが発生
した場合や読取部ドアが開かれた場合等には、導入ロー
ラ205が待機角度に戻らないことがあり、これを放置
すると原稿セット等に支障を来す。
取搬送動作が正常に終了した場合には導入ローラ205
は水平の待機角度に自動的に戻るが、給紙動作または読
取搬送動作が中断した場合、例えば原稿のジャムが発生
した場合や読取部ドアが開かれた場合等には、導入ロー
ラ205が待機角度に戻らないことがあり、これを放置
すると原稿セット等に支障を来す。
【0027】この画像通信装置は、このような動作中断
の事由が発生した場合に、モータ210の駆動量すなわ
ちモータ・ステップ数から導入ローラ205の角度を推
定し、モータ210の逆回転駆動を行なうことによっ
て、導入ローラ205を待機角度へ復旧させる。以下、
この復旧制御について説明する。
の事由が発生した場合に、モータ210の駆動量すなわ
ちモータ・ステップ数から導入ローラ205の角度を推
定し、モータ210の逆回転駆動を行なうことによっ
て、導入ローラ205を待機角度へ復旧させる。以下、
この復旧制御について説明する。
【0028】図12のグラフは、モータ210の逆回転
駆動時のモータ・ステップ数Sと導入ローラ205の回
転角φとの関係を示している。給紙動作を中断した場合
の導入ローラ回転角φは、その給紙開始時から中断時ま
でのモータ・ステップ数Sに基づき図12より求めるこ
とができ、待機角度(φ=180度またはφ=360
度)まで回転させるために必要なモータ・ステップ数も
容易に求められる。
駆動時のモータ・ステップ数Sと導入ローラ205の回
転角φとの関係を示している。給紙動作を中断した場合
の導入ローラ回転角φは、その給紙開始時から中断時ま
でのモータ・ステップ数Sに基づき図12より求めるこ
とができ、待機角度(φ=180度またはφ=360
度)まで回転させるために必要なモータ・ステップ数も
容易に求められる。
【0029】例えば、ステップ数Saで給紙動作が中断
し、その時の回転角φaが180度より大きい場合、待
機角度までの回転角φb=360−φaだけ回転させる
ためにはステップ数Sb=(n+1)S1−Saだけモ
ータ210を逆回転駆動すればよいことになる。
し、その時の回転角φaが180度より大きい場合、待
機角度までの回転角φb=360−φaだけ回転させる
ためにはステップ数Sb=(n+1)S1−Saだけモ
ータ210を逆回転駆動すればよいことになる。
【0030】同様に、ステップ数Scで給紙動作が中断
発生し、その時の回転角φcが180度以下であったと
すると、待機角度までの回転角φd=180−φcだけ
回転させるためにはステップ数Sb=(2n+1)S1
/2−Scだけモータ210を逆回転駆動すればよいこ
とになる。
発生し、その時の回転角φcが180度以下であったと
すると、待機角度までの回転角φd=180−φcだけ
回転させるためにはステップ数Sb=(2n+1)S1
/2−Scだけモータ210を逆回転駆動すればよいこ
とになる。
【0031】このように適当な待機角度までのステップ
数を図12のグラフに基づき計算し、そのステップ数分
だけモータ210の逆回転駆動を行なうことにより、導
入ローラ205を360度(0度)または180度の角
度に戻すことができる。
数を図12のグラフに基づき計算し、そのステップ数分
だけモータ210の逆回転駆動を行なうことにより、導
入ローラ205を360度(0度)または180度の角
度に戻すことができる。
【0032】しかし、さらに簡単な制御が可能である。
すなわち、図12から理解できるように、給紙動作中断
時の回転角φが180度より大きいか否かに拘らず、ス
テップ数Sが図12に示したS1値の整数倍になるまで
モータ210を逆回転駆動すれば、360度すなわち0
度に戻すことができる。本実施例では、この制御方法を
給紙動作中断の場合の導入ローラ復旧制御に採用してい
る。
すなわち、図12から理解できるように、給紙動作中断
時の回転角φが180度より大きいか否かに拘らず、ス
テップ数Sが図12に示したS1値の整数倍になるまで
モータ210を逆回転駆動すれば、360度すなわち0
度に戻すことができる。本実施例では、この制御方法を
給紙動作中断の場合の導入ローラ復旧制御に採用してい
る。
【0033】図13は、給紙動作の制御と、給紙動作中
断事由発生時の復旧動作の制御を示すフローチャートで
ある。この制御は主制御部101が主体となって読取記
録制御部112と協動して行なう。
断事由発生時の復旧動作の制御を示すフローチャートで
ある。この制御は主制御部101が主体となって読取記
録制御部112と協動して行なう。
【0034】すなわち、給紙動作の開始に先立ち、ステ
ップ数Sのカウンタをクリアし、モータ210の逆回転
駆動を開始し、そのステップ数Sのカウントと中断事由
(異常)の発生とB点センサ117のチェックを繰り返
す(ST1,ST2,ST3)。正常に給紙が行なわ
れ、原稿先端がB点センサに到達すると(ST3,YE
S)給紙動作を終了し読取動作に移行するが、中断事由
が発生したときには(ST2,YES)給紙動作を中断
し、復旧動作が有効であるときは(ST4,YES)、
導入ローラ205を待機角度へ戻すための復旧動作を開
始する。ここで中断事由とは、ステップ数Sのカウント
値が規定値を超えたこと、読取部ドアーが開かれたこと
等である。なお、ステップ数Sのカウント値はRAM1
03の電源バックアップ領域に格納されるため、たとえ
電源が落とされても保存されている。
ップ数Sのカウンタをクリアし、モータ210の逆回転
駆動を開始し、そのステップ数Sのカウントと中断事由
(異常)の発生とB点センサ117のチェックを繰り返
す(ST1,ST2,ST3)。正常に給紙が行なわ
れ、原稿先端がB点センサに到達すると(ST3,YE
S)給紙動作を終了し読取動作に移行するが、中断事由
が発生したときには(ST2,YES)給紙動作を中断
し、復旧動作が有効であるときは(ST4,YES)、
導入ローラ205を待機角度へ戻すための復旧動作を開
始する。ここで中断事由とは、ステップ数Sのカウント
値が規定値を超えたこと、読取部ドアーが開かれたこと
等である。なお、ステップ数Sのカウント値はRAM1
03の電源バックアップ領域に格納されるため、たとえ
電源が落とされても保存されている。
【0035】すなわち、モータ210の逆回転駆動を開
始し(ST5)、ステップ数Sを続けてカウントし(S
T6)、ステップ数Sのカウント値がS1値(図12)
の整数倍値と一致すると(ST8,YES)、復旧動作
を終了する。ただし、途中で読取部ドアーが開かれた
り、復旧動作開始からのモータ駆動ステップ数のカウン
ト値が規定値を超える等の異常が発生した場合(ST
7,YES)、改めて復旧指令が出るまでモータ駆動を
中止する。
始し(ST5)、ステップ数Sを続けてカウントし(S
T6)、ステップ数Sのカウント値がS1値(図12)
の整数倍値と一致すると(ST8,YES)、復旧動作
を終了する。ただし、途中で読取部ドアーが開かれた
り、復旧動作開始からのモータ駆動ステップ数のカウン
ト値が規定値を超える等の異常が発生した場合(ST
7,YES)、改めて復旧指令が出るまでモータ駆動を
中止する。
【0036】次に、読取搬送動作が中断した場合の導入
ローラ復旧制御について説明する。図14のグラフは、
モータ210の正回転駆動ステップ数Pと、スプリング
クラッチ226の空転トルクにより導入ローラ205が
回転する角度αとの関係を示している。ただし、図14
の特性曲線は、読取搬送開始時の導入ローラ角度が0度
(360度)または180度であるとしてプロットされ
ている。
ローラ復旧制御について説明する。図14のグラフは、
モータ210の正回転駆動ステップ数Pと、スプリング
クラッチ226の空転トルクにより導入ローラ205が
回転する角度αとの関係を示している。ただし、図14
の特性曲線は、読取搬送開始時の導入ローラ角度が0度
(360度)または180度であるとしてプロットされ
ている。
【0037】読取搬送動作中に中断事由が発生した場
合、保存されている給紙駆動ステップ数Sfに対応する
回転角φfを図12のグラフより求める。このφfを図
14の対応した特性曲線に当てはめ、φfに相当するス
テップ数Pfを求める。次に、読取搬送中断時までの正
回転駆動ステップ数ΔP(これは後述のように読取駆動
ステップ数Pのカウント値そのものである)として、P
g=Pf+ΔPを図14の対応した特性曲線に当てはめ
ることによって、回転角αgを求める。このαgとφf
の差が、給紙搬送動作中の給紙ローラ204の連れ回り
により導入ローラ205が回転した分である。次に、こ
の回転角αgに対応する給紙駆動ステップ数Sgを図1
2より求める。そして、このSgを給紙駆動ステップ数
Sの初期値として、ステップ数Sのカウント値がS1値
の整数倍値になるまでモータ210の給紙駆動すなわち
逆回転駆動を行なえば、導入ローラ205を水平角度
(0度または180度)に戻すことができる。
合、保存されている給紙駆動ステップ数Sfに対応する
回転角φfを図12のグラフより求める。このφfを図
14の対応した特性曲線に当てはめ、φfに相当するス
テップ数Pfを求める。次に、読取搬送中断時までの正
回転駆動ステップ数ΔP(これは後述のように読取駆動
ステップ数Pのカウント値そのものである)として、P
g=Pf+ΔPを図14の対応した特性曲線に当てはめ
ることによって、回転角αgを求める。このαgとφf
の差が、給紙搬送動作中の給紙ローラ204の連れ回り
により導入ローラ205が回転した分である。次に、こ
の回転角αgに対応する給紙駆動ステップ数Sgを図1
2より求める。そして、このSgを給紙駆動ステップ数
Sの初期値として、ステップ数Sのカウント値がS1値
の整数倍値になるまでモータ210の給紙駆動すなわち
逆回転駆動を行なえば、導入ローラ205を水平角度
(0度または180度)に戻すことができる。
【0038】なお、図14の特性曲線はカム223の形
状によって決まる。このような非線形な特性に基づく計
算は時間がかかるため、給紙駆動ステップ数S(前記S
f)及び読取搬送駆動ステップ数P(前記ΔP)に対応
した回転角αgを予め計算した近似テーブルを用意し、
このテーブルを参照することにより回転角αgを求める
方法が効率的であり、本実施例においては、この方法が
採用される。近似テーブルの例を図15に示す。 図1
6は、読取搬送動作の制御と、読取搬送動作の中断時の
導入ローラ復旧制御を示すフローチャートである。この
制御は主制御部101が主体となって読取記録制御部1
12と協動して行なう。 すなわち、給紙動作が終了す
ると(給紙駆動ステップ数Sのカウント値は保存されて
いる)、読取搬送駆動ステップ数Pのカウンタをクリア
した後、モータ210の正回転駆動を開始し、ステップ
数Pをカウントする(ST1)。この読取搬送中に中断
事由の発生とB点センサ117のチェックを行なう(S
T12,ST13)。正常に読取搬送が行なわれ、原稿
終端がB点センサを通過すると(ST13,YES)読
取搬送動作を終了するが、中断事由が発生したときには
(ST12,YES)読取搬送動作を中断し、復旧指令
が出ているときは(ST14,YES)、導入ローラ2
05を待機角度へ戻すための復旧動作を開始する。ここ
で中断事由とは、ステップ数Pが規定値を超えたこと
や、読取部ドアーが開かれたこと等である。なお、ステ
ップ数Pのカウント値はRAM103のバックアップ領
域に格納されるため、たとえ電源が落とされても保存さ
れる。
状によって決まる。このような非線形な特性に基づく計
算は時間がかかるため、給紙駆動ステップ数S(前記S
f)及び読取搬送駆動ステップ数P(前記ΔP)に対応
した回転角αgを予め計算した近似テーブルを用意し、
このテーブルを参照することにより回転角αgを求める
方法が効率的であり、本実施例においては、この方法が
採用される。近似テーブルの例を図15に示す。 図1
6は、読取搬送動作の制御と、読取搬送動作の中断時の
導入ローラ復旧制御を示すフローチャートである。この
制御は主制御部101が主体となって読取記録制御部1
12と協動して行なう。 すなわち、給紙動作が終了す
ると(給紙駆動ステップ数Sのカウント値は保存されて
いる)、読取搬送駆動ステップ数Pのカウンタをクリア
した後、モータ210の正回転駆動を開始し、ステップ
数Pをカウントする(ST1)。この読取搬送中に中断
事由の発生とB点センサ117のチェックを行なう(S
T12,ST13)。正常に読取搬送が行なわれ、原稿
終端がB点センサを通過すると(ST13,YES)読
取搬送動作を終了するが、中断事由が発生したときには
(ST12,YES)読取搬送動作を中断し、復旧指令
が出ているときは(ST14,YES)、導入ローラ2
05を待機角度へ戻すための復旧動作を開始する。ここ
で中断事由とは、ステップ数Pが規定値を超えたこと
や、読取部ドアーが開かれたこと等である。なお、ステ
ップ数Pのカウント値はRAM103のバックアップ領
域に格納されるため、たとえ電源が落とされても保存さ
れる。
【0039】すなわち、保存されている給紙搬送駆動ス
テップ数Sに対応する回転角を図12に示した関係より
計算し、この回転角と読取駆動ステップ数Pを用いて図
15に示した近似テーブルを参照することによって、給
紙搬送動作中の連れ回りによる回転分を加味した現在の
回転角に対応した給紙駆動ステップ数を推定し、この推
定値を給紙駆動ステップ数Sのカウンタに初期値として
設定する(ST15)。そしてモータ210の逆回転駆
動を開始し(ST16)、ステップ数Sを続けてカウン
トし(ST17)、ステップ数Sのカウント値がS1値
の整数倍値と一致すると(ST19,YES)、復旧動
作を終了する。ただし、途中で読取部ドアーが開かれた
り、復旧動作開始からのモータ駆動ステップ数が規定値
を超える等の異常が発生した場合(ST18,YE
S)、復旧指令を確認するまで(ST20)復旧動作を
中止する。
テップ数Sに対応する回転角を図12に示した関係より
計算し、この回転角と読取駆動ステップ数Pを用いて図
15に示した近似テーブルを参照することによって、給
紙搬送動作中の連れ回りによる回転分を加味した現在の
回転角に対応した給紙駆動ステップ数を推定し、この推
定値を給紙駆動ステップ数Sのカウンタに初期値として
設定する(ST15)。そしてモータ210の逆回転駆
動を開始し(ST16)、ステップ数Sを続けてカウン
トし(ST17)、ステップ数Sのカウント値がS1値
の整数倍値と一致すると(ST19,YES)、復旧動
作を終了する。ただし、途中で読取部ドアーが開かれた
り、復旧動作開始からのモータ駆動ステップ数が規定値
を超える等の異常が発生した場合(ST18,YE
S)、復旧指令を確認するまで(ST20)復旧動作を
中止する。
【0040】本発明の第2の実施例によれば、画像通信
装置の読取部111の一部構成が図17に示すように変
更される。すなわち、前記第1実施例で設けられていた
導入ローラ205の停止角度制御のためのカム223及
び板バネ224(図3)は省かれ、その代わりにエンコ
ーダ盤301が導入ローラ205の軸端に設けられてい
る。図18に拡大して示すように、このエンコーダ盤3
01はB4センサ116のフォトインタラプタ116a
の光路中で回転するように位置付けられており、切り欠
き部301a,301bが設けられている。導入ローラ
205がほぼ水平角度で停止している場合には、エンコ
ーダ盤301の切り欠き部301aまたは301bがフ
ォトインタラプタ116aの光路と一致し同光路は遮ら
れないが、水平角度から外れた不適当な角度で導入ロー
ラ205が停止している場合にはエンコーダ盤301に
より同光路が遮られる。 導入ローラ205がほぼ水平
の角度で停止していないと、原稿セットに支障がある
が、通常の動作中においては導入ローラ205の停止角
度は問題とならない。そこで、本実施例においては、前
記第1実施例と違って通常動作中においては導入ローラ
205の停止角度制御を格別行なわず、停止角度が問題
となる時、すなわち原稿のセットと関連する電源投入時
や読取部ドアの開閉時に、導入ローラ205の停止角度
をチェックし、不適当な場合に補正動作を行なう。
装置の読取部111の一部構成が図17に示すように変
更される。すなわち、前記第1実施例で設けられていた
導入ローラ205の停止角度制御のためのカム223及
び板バネ224(図3)は省かれ、その代わりにエンコ
ーダ盤301が導入ローラ205の軸端に設けられてい
る。図18に拡大して示すように、このエンコーダ盤3
01はB4センサ116のフォトインタラプタ116a
の光路中で回転するように位置付けられており、切り欠
き部301a,301bが設けられている。導入ローラ
205がほぼ水平角度で停止している場合には、エンコ
ーダ盤301の切り欠き部301aまたは301bがフ
ォトインタラプタ116aの光路と一致し同光路は遮ら
れないが、水平角度から外れた不適当な角度で導入ロー
ラ205が停止している場合にはエンコーダ盤301に
より同光路が遮られる。 導入ローラ205がほぼ水平
の角度で停止していないと、原稿セットに支障がある
が、通常の動作中においては導入ローラ205の停止角
度は問題とならない。そこで、本実施例においては、前
記第1実施例と違って通常動作中においては導入ローラ
205の停止角度制御を格別行なわず、停止角度が問題
となる時、すなわち原稿のセットと関連する電源投入時
や読取部ドアの開閉時に、導入ローラ205の停止角度
をチェックし、不適当な場合に補正動作を行なう。
【0041】図19は、電源投入時及び読取部ドアの開
閉時の制御のフローチャートである。この制御は主制御
部101と読取記録制御部112(図1)とが協動して
行なう。また、読取部ドアの開閉は、読取部開閉センサ
118(図1)によって検知されることは前記第1実施
例と同様である。
閉時の制御のフローチャートである。この制御は主制御
部101と読取記録制御部112(図1)とが協動して
行なう。また、読取部ドアの開閉は、読取部開閉センサ
118(図1)によって検知されることは前記第1実施
例と同様である。
【0042】電源投入時または読取部ドアの開閉時に、
まずA点センサ115をチェックする(ST31)。A
点センサ115がオンしている場合(ST31,YE
S)、すなわち原稿がセットされている場合には、1枚
だけ給紙しそのまま排出させるため、まずモータ210
の逆回転駆動すなわち給紙駆動を行ない、この際にB点
センサ117とモータ210の駆動ステップ数をチェッ
クする(ST32,ST33,ST34)。B点センサ
117がオンする前に駆動ステップ数が規定値を超えた
場合(ST35,YES)、給紙異常であるので操作パ
ネル110(図1)にアラーム表示を行ない動作を停止
する(ST35)。
まずA点センサ115をチェックする(ST31)。A
点センサ115がオンしている場合(ST31,YE
S)、すなわち原稿がセットされている場合には、1枚
だけ給紙しそのまま排出させるため、まずモータ210
の逆回転駆動すなわち給紙駆動を行ない、この際にB点
センサ117とモータ210の駆動ステップ数をチェッ
クする(ST32,ST33,ST34)。B点センサ
117がオンする前に駆動ステップ数が規定値を超えた
場合(ST35,YES)、給紙異常であるので操作パ
ネル110(図1)にアラーム表示を行ない動作を停止
する(ST35)。
【0043】駆動ステップ数が規定値を超える前にB点
センサ117がオンした場合(ST33,YES)、原
稿がB点センサ位置まで正常に給紙されたとしてモータ
210を正回転駆動すなわち読取搬送駆動に切り替え、
この際にB点センサ117と駆動ステップ数のチェック
を行なう(ST36,ST37,ST38)。B点セン
サ117がオフする前に駆動ステップ数が規定値を超え
た場合(ST38,YES)、ジャム発生であるのでア
ラーム表示をして動作を停止する(ST39)。駆動ス
テップ数が規定値を超える前にB点センサがオフすると
(ST37,YES)、読取搬送駆動を終わり、A点セ
ンサ115をチェックし(ST40)、A点センサ11
5がオンしている場合(ST40,NO)、通信可能な
待機状態に遷移する(ST41)。 1枚の原稿の読取
搬送後にA点センサがオフの場合(ST40,YES)
または給紙以前にA点センサがオフの場合(ST31,
NO)、B4センサ116の検出出力をチェックする
(ST43)。A点センサ115はオフしておりA4原
稿もB4原稿もセットされていないので、B4センサ1
16は導入ローラ角度センサとして有効である。B4セ
ンサ116がオフの場合(ST43,NO)、フォトイ
ンタラプタ116aの光路がエンコーダ301によって
遮られていないということであって、これは導入ローラ
205の角度がほぼ水平で適当であることを意味するの
で、待機状態に遷移する(ST44)。
センサ117がオンした場合(ST33,YES)、原
稿がB点センサ位置まで正常に給紙されたとしてモータ
210を正回転駆動すなわち読取搬送駆動に切り替え、
この際にB点センサ117と駆動ステップ数のチェック
を行なう(ST36,ST37,ST38)。B点セン
サ117がオフする前に駆動ステップ数が規定値を超え
た場合(ST38,YES)、ジャム発生であるのでア
ラーム表示をして動作を停止する(ST39)。駆動ス
テップ数が規定値を超える前にB点センサがオフすると
(ST37,YES)、読取搬送駆動を終わり、A点セ
ンサ115をチェックし(ST40)、A点センサ11
5がオンしている場合(ST40,NO)、通信可能な
待機状態に遷移する(ST41)。 1枚の原稿の読取
搬送後にA点センサがオフの場合(ST40,YES)
または給紙以前にA点センサがオフの場合(ST31,
NO)、B4センサ116の検出出力をチェックする
(ST43)。A点センサ115はオフしておりA4原
稿もB4原稿もセットされていないので、B4センサ1
16は導入ローラ角度センサとして有効である。B4セ
ンサ116がオフの場合(ST43,NO)、フォトイ
ンタラプタ116aの光路がエンコーダ301によって
遮られていないということであって、これは導入ローラ
205の角度がほぼ水平で適当であることを意味するの
で、待機状態に遷移する(ST44)。
【0044】しかし、B4センサ116がオンの場合
(ST43,YES)、導入ローラ205の角度が不適
当でフォトインタラプタ116の光路がエンコーダ盤3
01によって遮られているということであるので、導入
ローラ205をほぼ水平角度まで回転させるため、モー
タ210の逆回転駆動を行ないながらB4センサ116
と駆動ステップ数のチェックを行なう(ST45,ST
46,ST47)。B4センサ116がオフする前に駆
動ステップ数が規定値を超えた場合(ST47,YE
S)、導入ローラ205の角度制御を失敗したとしてア
ラーム表示を行なって動作を終了する(ST48)。駆
動ステップ数が規定値を超える前にB4センサ116が
オフした場合(ST46,NO)、フォトインタラプタ
116aの光路とエンコーダ盤301の切り欠き部30
1aまたは301bが一致したということ、すなわち導
入ローラ205がほぼ水平角度に補正されたということ
であるので、待機状態に遷移する(ST49)。
(ST43,YES)、導入ローラ205の角度が不適
当でフォトインタラプタ116の光路がエンコーダ盤3
01によって遮られているということであるので、導入
ローラ205をほぼ水平角度まで回転させるため、モー
タ210の逆回転駆動を行ないながらB4センサ116
と駆動ステップ数のチェックを行なう(ST45,ST
46,ST47)。B4センサ116がオフする前に駆
動ステップ数が規定値を超えた場合(ST47,YE
S)、導入ローラ205の角度制御を失敗したとしてア
ラーム表示を行なって動作を終了する(ST48)。駆
動ステップ数が規定値を超える前にB4センサ116が
オフした場合(ST46,NO)、フォトインタラプタ
116aの光路とエンコーダ盤301の切り欠き部30
1aまたは301bが一致したということ、すなわち導
入ローラ205がほぼ水平角度に補正されたということ
であるので、待機状態に遷移する(ST49)。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、読取ローラを比較的小径の安価なものにするこ
とができ、これは密着イメージセンサを用いた画像通信
装置の小型化及び低価格化に大きく寄与するものであ
る。
よれば、読取ローラを比較的小径の安価なものにするこ
とができ、これは密着イメージセンサを用いた画像通信
装置の小型化及び低価格化に大きく寄与するものであ
る。
【図1】本発明の第1の実施例による画像通信装置の全
体的機能構成を示すブロック図
体的機能構成を示すブロック図
【図2】読取部の全体的構成を示す概略平面図
【図3】読取部の全体的構成を示す概略斜視図
【図4】給紙ローラ、排出ローラ及び密着型イメージセ
ンサに関連した部分の拡大側面図
ンサに関連した部分の拡大側面図
【図5】読取部の導入ローラ及び給紙ローラに関連した
部分の拡大側面図
部分の拡大側面図
【図6】遊星ローラに関連した部分の拡大側面図
【図7】遊星ローラに関連した部分の拡大斜視図
【図8】シェーディング板に関連した部分の拡大斜視図
【図9】給紙時の読取部の各ギア及び各ローラの駆動説
明図
明図
【図10】読取搬送時の読取部の各ギア及び各ローラの
駆動説明図
駆動説明図
【図11】シェーディング板の重量決定のための実験値
のグラフ
のグラフ
【図12】モータの逆回転駆動ステップ数と導入ローラ
の回転角の関係を示すグラフ
の回転角の関係を示すグラフ
【図13】給紙動作中断の場合の導入ローラ復旧制御を
説明するためのフローチャート
説明するためのフローチャート
【図14】モータの正回転駆動ステップ数と導入ローラ
の回転角の関係を示すグラフ
の回転角の関係を示すグラフ
【図15】読取搬送動作中断の場合の導入ローラ復旧制
御のためのテーブルの内容を示す図
御のためのテーブルの内容を示す図
【図16】読取搬送動作の中断の場合の導入ローラ復旧
制御を説明するためのフローチャート
制御を説明するためのフローチャート
【図17】本発明の第2の実施例による画像通信装置の
読取部の概略平面図
読取部の概略平面図
【図18】B4原稿検出と導入ローラ角度検出を兼ねる
センサの拡大斜視図
センサの拡大斜視図
【図19】電源投入時または読取部ドア開閉時の制御を
示すフローチャート
示すフローチャート
101 主制御部 106 モデム 107 網制御部 110 記録部 111 読取部 112 読取記録制御部 115 A点センサ 116 B4センサ 116a フォトインタラプタ 116b アクチュエーター 117 B点センサ 118 読取部開閉センサ 201 密着型イメージセンサ 202 読取ローラ 203 排出ローラ 204 給紙ローラ 205 導入ローラ 210 モータ 212 遊星ギア 216 バネ 223 カム 224 板バネ 226 スプリングクラッチ 230 ワンウエイクラッチ 240 シェーディング板 301 エンコーダ盤
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿の画情報を読み取る読取手段と、こ
の読取手段の上流側及び下流側にそれぞれ設けられた原
稿の搬送のための読取ローラ及び排出ローラと、自重に
より前記読取手段の読取位置に対し搬送中の原稿を押圧
するための、かつ前記読取手段のシェーディング歪み補
正のための白基準面を提供するための、前記読取手段の
読取り位置より上流側に回動支点を有する板部材とを具
備する画像通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162659A JPH08331324A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8162659A JPH08331324A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 画像通信装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334781A Division JP2695331B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 画像通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331324A true JPH08331324A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15758842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8162659A Pending JPH08331324A (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08331324A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7672026B2 (en) | 2003-06-30 | 2010-03-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet presser and image scanner |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP8162659A patent/JPH08331324A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7672026B2 (en) | 2003-06-30 | 2010-03-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Sheet presser and image scanner |
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