JPH08332629A - 石材の切削方法 - Google Patents

石材の切削方法

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JPH08332629A
JPH08332629A JP14017395A JP14017395A JPH08332629A JP H08332629 A JPH08332629 A JP H08332629A JP 14017395 A JP14017395 A JP 14017395A JP 14017395 A JP14017395 A JP 14017395A JP H08332629 A JPH08332629 A JP H08332629A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting
stone
rotary blade
virtual surface
stone material
Prior art date
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JP14017395A
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English (en)
Inventor
Hiroichi Yamamoto
博一 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨の際に出る石片、粉塵が作業者の身体に
飛散することなく、安全に作業をすることができる石材
の切削方法の提供にある。 【構成】 載置台50に石材80を載置し、この載置台
50の上方に配置された回転刃48を載置台50に対し
て前後左右および上下に相対移動させて、石材80の上
面から切削加工して得られる石材80の加工品の仮想表
面Aまで略達する平行な多数の切削溝を切削形成する工
程と、上記切削溝の側壁を叩き割って除去する工程と、
自動制御によって上記回転刃48の刃先を上記仮想表面
Aに沿うように相対移動させて、上記仮想表面Aより突
出する除去残存部を切削除去する工程とからなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石材の切削方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すような曲面を有する石
材加工品80Aは、次のようにして製造されていた。即
ち、図8、図9に示すように、載置台に載せた石材80
に、その表面から石材加工品80Aの仮想表面Aに略達
する多数の切削溝a1〜anを平行に切削形成し、この
切削溝a1〜anの側壁82をハンマ等で叩き割って除
去する。そして、除去後、仮想表面Aより突出する凸凹
部gの除去残存部をグラインダーを用いて作業者が研摩
することによって除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、グラインダー
で研磨する場合、側壁を叩き割る作業などに比べ、非常
に多量の粉塵が発生するため、作業環境が非常に悪く、
又、グラインダー等を用いて除去残存部を研摩する作業
は、熟練を要するため、作業者の不足の問題もある。
【0004】本発明は上記問題に鑑みて、誰にでも安全
に且つ正確に石材加工品を得ることができる石材の切削
方法の提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係る石材の切削方法は、載置台に石材を載
置し、この載置台の上方に配置された回転刃を載置台に
対して前後左右および上下に相対移動させて、石材の上
面から切削加工して得られる石材加工品の仮想表面まで
略達する平行な多数の切削溝を切削形成する工程と、上
記切削溝の側壁を叩き割って除去する工程と、自動制御
によって上記回転刃の刃先を上記仮想表面に沿うように
相対移動させて、上記仮想表面より突出する除去残存部
を切削除去する工程とからなっている。
【0006】
【作用】上記切削方法によれば、最初の工程は載置台に
石材を載置し、この載置台の上方に配置された回転刃を
載置台に対して前後左右および上下に相対移動させて、
石材の上面から切削加工して得られる石材加工品の仮想
表面まで略達する平行な多数の切削溝を切削形成する。
そして次の工程で、上記切削溝の側壁を叩き割って除去
する。上記2つの工程を実施することで、仮想表面より
凸凹に突出する除去残存部が残るが、さらに次の工程
で、自動制御により上記回転刃の刃先を上記仮想表面に
沿うように相対移動させることによって、除去残存部が
回転刃によって自動的に切削除去される。これにより、
仮想表面と同じ表面の石材加工品を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面により
詳述する。図1乃至図3に示すように、切削機1は、前
後走行用レール部10と、両サドル15、16と、梁部
材20と、カッター部と、載置台50と、制御部60と
から構成されている。
【0008】走行用レール部10は、平行に立設された
厚みがある長方形の据付基礎13、13と、この据付基
礎13、13上にそれぞれ敷設された2本のレール1
4、14とから構成されている。
【0009】両サドル15、16の内部にはレール1
4、14上を走行する車輪(図外)が設けられている。
そして、サドル15の車輪とサドル16の車輪とはシャ
フト18によって連結されている。
【0010】また、一方のサドル15には第1のサーボ
モータ17が設けられていて、このサーボモータ17に
よってシャフト18が正逆回転されることによって、両
サドル15、16がレール14,14に沿って前後に走
行するようになっている。
【0011】梁部材20は、図1〜図3に示すように、
両サドル15、16に跨がるように設けられ、両サドル
15、16とともに、レール14、14に沿って移動す
るようになっている。
【0012】カッター部は、走行台車30とカッター部
本体40とから構成されている。走行台車30は、上部
に設けられた第2のサーボモータ31の回転駆動力が、
ベルト32を介して梁部材20に設けられたピニオンギ
ヤー33に伝達されることによって、梁部材20の長手
方向、すなわち、レール14、14に直交する方向に走
行自在になっている。
【0013】カッター部本体40は、回転刃48と、こ
の回転刃48を支持する基台部49と、第3のサーボモ
ータ42と、回転刃48を駆動する回転刃駆動モータ4
5とを備えている。
【0014】第3のサーボモータ42は基台部49の上
部に固定されていて、傘歯車43、44を介して図1に
示すように垂直方向に設けられた螺杆47にその回転力
を伝達し、螺杆47を正逆回転させるようになってい
る。
【0015】螺杆47は、その下端部が走行台車30に
設けられた筒状の螺合体に螺合されていて、正逆回転に
より上下方向に進退するようになっている。従って、カ
ッター部本体40も螺杆47の進退に伴って上下方向に
進退するようになっている。
【0016】回転刃48は、回転刃駆動モータ45と、
ベルト46を介して連結されていて、回転刃駆動モータ
45の駆動によって回転するようになっている。
【0017】石材の載置台50は、台車レール53と、
この台車レール53に沿って走行する台車とから構成さ
れている。尚、52は車輪で、51は台盤である。
【0018】制御部60は汎用パーソナルコンピュータ
(以下単に「パソコン」と言う)61と、パソコン61
からの信号に基づき各モータを駆動させるモータ用ドラ
イバー62a、62b、62c、62dとから構成され
ており、回転刃駆動モータ45、第1、第2、第3のサ
ーボモータ17、31、42の動作を制御するようにな
っている。尚、62は制御ボックスである。
【0019】つぎに、切削機1を用いた本発明の切削方
法を図1、図4に基づき詳しく説明する。即ち、本発明
の切削方法はプログラム工程と、切削溝形成工程、側壁
除去工程、研磨工程の4つの工程からなっていて、各工
程では、つぎのような動作が行われる。
【0020】〔プログラム工程〕 、パソコン61のキーボードを操作することにより、
加工スピードをメモリ内の加工スピード登録エリア61
aに、石材の加工形状を加工形状登録エリア61bに、
加工方法を加工方法設定エリア61cに、加工枚数を加
工方法設定エリア61dにそれぞれ登録する。尚、この
状態で、CRT61hには、演算部61eからCRTコ
ントローラ61fを介して映像出力が送られ、加工すべ
き石材80が画面に写し出される。
【0021】、回転刃48を載置台50に載置された
石材80の一端である起点80aにセットする。尚、こ
の状態で、演算部61eは、回転刃48の位置が切削す
べき石材80の起点であると認知し時経過に従ってモー
タ用ドライバー62a、62b、62c、62dに出力
するとともに、データ記憶部61gにその演算結果を記
憶する。
【0022】、上記手順によってデータが入力される
とともに回転刃48が初期位置に配置されると、演算部
61eは加工形状登録エリア61cに登録されたデータ
を読み取り演算することによって仮想表面Aを数値化し
たデータとして設定する。
【0023】〔切削工程〕 、上記数値化したデータに基づき演算部61eが、第
3のサーボモータ用ドライバ62aに信号を送り、図
3、図5に示すように、回転刃48を48Aの位置から
仮想表面Aに略到達する48Bの位置まで下降させ、そ
の下降位置で回転刃48を維持させる。
【0024】、演算部61eが信号を第2のサーボモ
ータ用ドライバー62bに送り、回転刃48を信号に基
づいた距離だけ回転刃48を駆動させて回転軸に垂直方
向に移動させ、一本の切削溝a1の底部が仮想表面Aに
略達するように切削形成する。
【0025】、切削溝a1が形成されると、演算部6
1eが第3のサーボモータ用ドライバ62aに信号を送
り、回転刃48を上昇させ、仮想表面Aから回転刃48
を離し、第1のサーボモータ用ドライバ62aに信号を
送り、第1のサーボモータ17を回転させ、回転刃48
を軸芯方向に信号に基づいた距離だけ前後方向に移動さ
せる。
【0026】、第3のサーボモータ42、第2のサー
ボモータ31を順次駆動させて切削溝a1に平行な切削
溝a2〜anを次々に切削形成する。このようにして、
多数の切削溝a1〜anが形成されると同時に、切削溝
a1〜anと切削溝a1〜anとの間に薄板状の側壁8
2が形成される。
【0027】〔側壁除去工程〕 、側壁82、・、・、・、82をその根元までハンマ
で叩き割って除去する。側壁82、・、・、・、82が
除去された石材80の表面には、仮想表面Aから少し上
方に飛びでた凸凹部gが除去残存部として残る。
【0028】〔研磨工程〕 、数値化したデータに基づき演算部61eが第1、第
2、第3のサーボモータ用ドライバ62a、62b、6
2cに信号を送る。そして、図6に示すように、回転刃
48を石材80の仮想表面A上の初期位置(80b)の
まで下降させ、その下降位置で回転刃48を維持させ
る。
【0029】、演算部61eが信号を第1、第3のサ
ーボモータ用ドライバー62a、62cに送り、回転刃
48の刃先部分を仮想表面Aに沿わせながら回転刃48
の回転軸方向に移動させる。これによって除去残存部が
回転刃48の刃先、或いは、刃側面に接触して研磨され
る。
【0030】、演算部61eが第1、第3のサーボモ
ータ用ドライバ62a、62cに信号を送り、回転刃4
8を回転軸の垂直方向にずらし、再び、仮想表面Aに沿
って回転刃48の回転軸方向に移動させる。そして、同
様にして、次々に研磨を行うことによって、仮想表面A
の全体の凸凹部gを研磨する。尚、演算部61eは回転
刃48の位置を駆動させている第1、第2、第3のサー
ボモータ17、31、42を管理し、回転刃48の処理
位置を常に画面に表示している。
【0031】即ち、上記切削方法によれば、回転刃48
が切削溝a1〜anを形成するだけでなく、仮想表面A
より突出し残されている凸凹部gまで研磨されるので、
作業者は石材80に近づき研磨をする必要がなく、研磨
時に石材80から飛散する粉塵により健康を害したり、
或いは、飛散する石片が当たり怪我をすることもなくな
る。
【0032】加えて、石材80の加工形状と、加工スピ
ードをパソコン61に登録すると、回転刃48は、切削
溝a1〜anを形成するとともに、仮想表面Aより突出
した凸凹部gの除去残存部を研磨するので、安定した品
質で速く石材80を切削研磨することができる。
【0033】尚、本実施例に使用されている切削機1は
モデム61iを介して電話回線によりデータのやり取り
が可能に構成されているので、例えば、切削機1が遠隔
地にある場合であっても、その遠隔地にある切削機1に
切削研磨のデータを即座に送ることができ便利である。
【0034】又、回転刃48を移動させるのに使用して
いる第1、第2、第3のサーボモータ17、31、42
は、回転位置を知らせる信号を演算部61eに常に送っ
ているので、演算部61eはこの信号を受けとり演算す
ることにより、回転刃48の位置を管理する。これによ
り、回転刃48は石材を正確に切削研磨することができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る石材の切削方法によれば、
最初の工程は載置台に石材を載置し、この載置台の上方
に配置された回転刃を載置台に対して前後左右および上
下に相対移動させて、石材の上面から切削加工して得ら
れる石材加工品の仮想表面まで略達する平行な多数の切
削溝を切削形成する。そして、次の工程で、上記切削溝
の側壁を叩き割って除去する。上記2つの工程で、上記
仮想表面には、仮想表面より突出する除去残存部が残
る。さらに次の工程で、自動制御によって上記回転刃の
刃先を上記仮想表面に沿うように相対移動させて、除去
残存部を切削除去するので、手作業で切削研磨する必要
がなくなり、切削研磨の際に石片、粉塵が作業者の身体
に飛散することなく、安全に作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る切削方法に用いられる
切削機の正面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る切削方法に用いられる
切削機の平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る切削方法に用いられる
切削機の要部拡大側面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る切削方法に用いられる
切削機の内部回路の説明図である。
【図5】本発明の一実施例に係る切削方法の側壁除去工
程の説明図である。
【図6】本発明の一実施例に係る切削方法の研磨過程の
説明図である。
【図7】研磨された石材を示す斜視図である。
【図8】切削溝が形成された石材を示す斜視図である。
【図9】切削溝側壁を打ち抜き除去した石材の正面図で
ある。
【符号の説明】
1 切削機 80 石材 50 載置台 40 カッター部本体 48 回転刃 A 仮想表面 a1,a2,・,・,・,an 切削溝 g 凸凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台に石材を載置し、この載置台の上
    方に配置された回転刃を載置台に対して前後左右および
    上下に相対移動させて、石材の上面から切削加工して得
    られる石材加工品の仮想表面まで略達する平行な多数の
    切削溝を切削形成する工程と、上記切削溝の側壁を叩き
    割って除去する工程と、自動制御によって上記回転刃の
    刃先を上記仮想表面に沿うように相対移動させて、上記
    仮想表面より突出する除去残存部を切削除去する工程と
    からなることを特徴とする石材の切削方法。
JP14017395A 1995-06-07 1995-06-07 石材の切削方法 Pending JPH08332629A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14017395A JPH08332629A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 石材の切削方法

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JP14017395A JPH08332629A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 石材の切削方法

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JPH08332629A true JPH08332629A (ja) 1996-12-17

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JP14017395A Pending JPH08332629A (ja) 1995-06-07 1995-06-07 石材の切削方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100778779B1 (ko) * 2007-06-22 2007-11-27 통명석재 주식회사 석재용 스크래치 장치
CN105619623A (zh) * 2016-03-01 2016-06-01 徐金鹏 一种液压砖块切断打磨装置
CN107186582A (zh) * 2016-04-15 2017-09-22 陈银芳 一种建筑石材切割磨光装置的工作方法

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