JPH0833367A - 超音波モータの駆動制御装置 - Google Patents
超音波モータの駆動制御装置Info
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- JPH0833367A JPH0833367A JP6186445A JP18644594A JPH0833367A JP H0833367 A JPH0833367 A JP H0833367A JP 6186445 A JP6186445 A JP 6186445A JP 18644594 A JP18644594 A JP 18644594A JP H0833367 A JPH0833367 A JP H0833367A
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- temperature
- signal
- motor
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 静止トルクが得られる状態で超音波モータの
駆動停止期間中の温度の低下を防ぐ。 【構成】 温度センサ17は、超音波モータ1の周囲の
温度を検出し、その検出信号Tが温度比較18によって
基準値Trと比較され、その比較結果がスイッチ制御2
5へ出力される。スイッチ制御部25は、TrよりTが
小のときスイッチ14、15を端子14c、15c側に
接続するとともに、スイッチ20をオンさせる。同期切
替器22は、スイッチ21を、移相回路13から出力さ
れる2相の信号の一方の信号の一周期分ずつ交互に切替
えて、超音波モータ1の一対の圧電体2a、2bに交互
に交流信号を供給して、超音波モータ1の温度を上昇さ
せる。
駆動停止期間中の温度の低下を防ぐ。 【構成】 温度センサ17は、超音波モータ1の周囲の
温度を検出し、その検出信号Tが温度比較18によって
基準値Trと比較され、その比較結果がスイッチ制御2
5へ出力される。スイッチ制御部25は、TrよりTが
小のときスイッチ14、15を端子14c、15c側に
接続するとともに、スイッチ20をオンさせる。同期切
替器22は、スイッチ21を、移相回路13から出力さ
れる2相の信号の一方の信号の一周期分ずつ交互に切替
えて、超音波モータ1の一対の圧電体2a、2bに交互
に交流信号を供給して、超音波モータ1の温度を上昇さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波モータの駆動制
御装置に関する。
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、磁気カードに対する情報の読み
取り、書き込みを行う各種のカード処理装置では、カー
ド搬送やヘッド移動の駆動源として、従来の直流モータ
に代わって、磁気発生がなく、小型でも大きなトルクが
得られる超音波モータが利用されつつある。
取り、書き込みを行う各種のカード処理装置では、カー
ド搬送やヘッド移動の駆動源として、従来の直流モータ
に代わって、磁気発生がなく、小型でも大きなトルクが
得られる超音波モータが利用されつつある。
【0003】超音波モータは、一般的に、それぞれが複
数の圧電素子からなる一対の圧電体で構成された固定子
と、固定子の表面に配置された可動子とからなり、固定
子の一対の圧電体に90度の位相差をもつ2相の交流の
信号が供給されると、固定子の表面に進行波が発生し、
この進行波によって可動子が所定方向に移動する。
数の圧電素子からなる一対の圧電体で構成された固定子
と、固定子の表面に配置された可動子とからなり、固定
子の一対の圧電体に90度の位相差をもつ2相の交流の
信号が供給されると、固定子の表面に進行波が発生し、
この進行波によって可動子が所定方向に移動する。
【0004】このような超音波モータを駆動するための
駆動制御装置は、モータの駆動が必要なときのみ、超音
波モータの固定子に90度位相差のある2相の駆動信号
を供給している。
駆動制御装置は、モータの駆動が必要なときのみ、超音
波モータの固定子に90度位相差のある2相の駆動信号
を供給している。
【0005】ところが、超音波モータの固定子を構成し
ている圧電体は、常温(15°C程度)では大きな振幅
の進行波が得られるが、低温(0°C程度)時には大き
な振幅が得られず、周囲温度が低い環境で安定した動作
が期待できない。
ている圧電体は、常温(15°C程度)では大きな振幅
の進行波が得られるが、低温(0°C程度)時には大き
な振幅が得られず、周囲温度が低い環境で安定した動作
が期待できない。
【0006】これを解決するための技術として、特開平
2−114869には、モータの停止期間中、位相差の
ない同相の交流信号を超音波モータに常時供給して、モ
ータの温度の低下を防ぐ技術が開示されている。
2−114869には、モータの停止期間中、位相差の
ない同相の交流信号を超音波モータに常時供給して、モ
ータの温度の低下を防ぐ技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに停止期間中、同相の交流信号を常時供給する方法で
は、その停止期間中に超音波モータの固定子の表面のほ
ぼ全体に定在波が常時発生し、この定在波によって固定
子と移動子との間の摩擦力がなくなってしまい、モータ
の静止トルクを種々の規制力(例えば、カードやヘッド
のオーバランを規制する力等)として利用できなくなっ
てしまう。
うに停止期間中、同相の交流信号を常時供給する方法で
は、その停止期間中に超音波モータの固定子の表面のほ
ぼ全体に定在波が常時発生し、この定在波によって固定
子と移動子との間の摩擦力がなくなってしまい、モータ
の静止トルクを種々の規制力(例えば、カードやヘッド
のオーバランを規制する力等)として利用できなくなっ
てしまう。
【0008】また、このように停止期間中、同相の交流
信号を常時供給する方法では、消費電力が増大するとと
もに、モータの寿命が極端に短くなってしまうという問
題があった。
信号を常時供給する方法では、消費電力が増大するとと
もに、モータの寿命が極端に短くなってしまうという問
題があった。
【0009】本発明は、この問題を解決し、モータの静
止トルクが利用でき、消費電力が少なくて済み、モータ
の寿命を極端に短縮することなく、低温時のモータの安
定駆動が可能な超音波モータの駆動制御装置を提供する
ことを目的としている。
止トルクが利用でき、消費電力が少なくて済み、モータ
の寿命を極端に短縮することなく、低温時のモータの安
定駆動が可能な超音波モータの駆動制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の超音波モータの駆動制御装置は、超音波モー
タの固定子を構成している複数の圧電体に対して、位相
差のある多相の駆動信号を供給して、前記超音波モータ
を駆動する超音波モータの駆動制御装置において、前記
超音波モータの駆動停止期間中に、所定周波数の交流信
号を前記超音波モータの複数の圧電体に所定期間ずつ順
番に供給する交流信号供給手段を設けている。
に本発明の超音波モータの駆動制御装置は、超音波モー
タの固定子を構成している複数の圧電体に対して、位相
差のある多相の駆動信号を供給して、前記超音波モータ
を駆動する超音波モータの駆動制御装置において、前記
超音波モータの駆動停止期間中に、所定周波数の交流信
号を前記超音波モータの複数の圧電体に所定期間ずつ順
番に供給する交流信号供給手段を設けている。
【0011】
【作用】このようにしたため、本発明の超音波モータの
駆動制御装置では、超音波モータの駆動停止期間に、多
相の駆動信号の代わりに、所定周波数の交流信号が超音
波モータの固定子を構成している複数の圧電体に所定期
間ずつ順番に供給され、この信号供給によって、超音波
モータの温度の低下が防止される。
駆動制御装置では、超音波モータの駆動停止期間に、多
相の駆動信号の代わりに、所定周波数の交流信号が超音
波モータの固定子を構成している複数の圧電体に所定期
間ずつ順番に供給され、この信号供給によって、超音波
モータの温度の低下が防止される。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、カード処理装置のカードや磁気ヘッド
の駆動源として用いられる回転式の超音波モータ1を駆
動制御する一実施例の駆動制御装置10の構成を示して
いる。
明する。図1は、カード処理装置のカードや磁気ヘッド
の駆動源として用いられる回転式の超音波モータ1を駆
動制御する一実施例の駆動制御装置10の構成を示して
いる。
【0013】この駆動制御装置10は、超音波モータ1
に2相の駆動信号を供給するために、周波数制御部1
1、電圧制御発振器12、移相回路13および電力増幅
器16を有している。周波数制御部11は、速度指定信
号に対応した大きさの制御電圧を電圧制御発振器12へ
出力する。
に2相の駆動信号を供給するために、周波数制御部1
1、電圧制御発振器12、移相回路13および電力増幅
器16を有している。周波数制御部11は、速度指定信
号に対応した大きさの制御電圧を電圧制御発振器12へ
出力する。
【0014】電圧制御発振器12は、周波数制御部11
から出力される制御電圧に対応した周波数の信号を移相
回路13へ出力する。移相回路13は、電圧制御発振器
12から出力される信号を受けて、この信号の周波数に
対応した周波数の90度位相差のある2相の信号φ1、
φ2を出力する。なお、移相回路13は、例えば、電圧
制御発振器12から出力される信号内部でディジタル的
に分周して、90度位相差のある2相の交流信号を出力
するように構成されている。
から出力される制御電圧に対応した周波数の信号を移相
回路13へ出力する。移相回路13は、電圧制御発振器
12から出力される信号を受けて、この信号の周波数に
対応した周波数の90度位相差のある2相の信号φ1、
φ2を出力する。なお、移相回路13は、例えば、電圧
制御発振器12から出力される信号内部でディジタル的
に分周して、90度位相差のある2相の交流信号を出力
するように構成されている。
【0015】移相回路13から出力される2相の信号
は、スイッチ14、15を介して、電力増幅器16へ入
力される。スイッチ14、15は、後述するスイッチ制
御部25からの制御によって連動して、電力増幅器16
に接続されている端子14a、15aを、端子14b、
15bと端子14c、15cの何れか一方側に接続する
もので、移相回路13から出力される2相の信号φ1、
φ2は、それぞれスイッチ14、15の端子14b、1
5bに接続されている。
は、スイッチ14、15を介して、電力増幅器16へ入
力される。スイッチ14、15は、後述するスイッチ制
御部25からの制御によって連動して、電力増幅器16
に接続されている端子14a、15aを、端子14b、
15bと端子14c、15cの何れか一方側に接続する
もので、移相回路13から出力される2相の信号φ1、
φ2は、それぞれスイッチ14、15の端子14b、1
5bに接続されている。
【0016】電力増幅器16によってそれぞれ増幅され
た信号は、駆動信号あるいはモータの保温のための信号
として超音波モータ1の固定子を構成している1対の圧
電体2a、2bへそれぞれ供給される。
た信号は、駆動信号あるいはモータの保温のための信号
として超音波モータ1の固定子を構成している1対の圧
電体2a、2bへそれぞれ供給される。
【0017】超音波モータ1には温度センサ17が近接
配置されている。温度センサ17は超音波モータ1の周
囲の温度に対応した信号Tを温度比較器18に出力す
る。
配置されている。温度センサ17は超音波モータ1の周
囲の温度に対応した信号Tを温度比較器18に出力す
る。
【0018】温度比較器18は、この実施例の温度比較
手段を構成するもので、基準温度設定器19に予め設定
されている基準値Trと、温度センサ17からの出力信
号Tとの大小を比較して、その比較結果を後述するスイ
ッチ制御部25へ出力する。基準温度設定器19には、
例えば、温度15°Cのときに温度センサ17から出力
される信号の大きさと同じ値が、基準値Trとして予め
設定されている。
手段を構成するもので、基準温度設定器19に予め設定
されている基準値Trと、温度センサ17からの出力信
号Tとの大小を比較して、その比較結果を後述するスイ
ッチ制御部25へ出力する。基準温度設定器19には、
例えば、温度15°Cのときに温度センサ17から出力
される信号の大きさと同じ値が、基準値Trとして予め
設定されている。
【0019】また、移相回路13から出力される2相の
信号φ1、φ2のうちの一方の信号φ1は、スイッチ制
御部25によって開閉されるスイッチ20を介してスイ
ッチ21の端子21aに入力されている。スイッチ21
の端子21b、21cは、スイッチ14、15の端子1
4c、15cにそれぞれ接続されており、端子21a
は、後述する同期切替器22によって、端子21b、2
1cへ交互に接続されて、信号φ1を、スイッチ14、
15の端子14c、15cへ交互に出力する。
信号φ1、φ2のうちの一方の信号φ1は、スイッチ制
御部25によって開閉されるスイッチ20を介してスイ
ッチ21の端子21aに入力されている。スイッチ21
の端子21b、21cは、スイッチ14、15の端子1
4c、15cにそれぞれ接続されており、端子21a
は、後述する同期切替器22によって、端子21b、2
1cへ交互に接続されて、信号φ1を、スイッチ14、
15の端子14c、15cへ交互に出力する。
【0020】同期切替器22は、スイッチ14、15、
20、21および後述するスイッチ制御部25ととも
に、この実施例の交流信号供給手段を構成するものであ
り、信号φ1に同期して、その信号φ1の一周期(α)
毎にスイッチ21の切り替えを行なう。
20、21および後述するスイッチ制御部25ととも
に、この実施例の交流信号供給手段を構成するものであ
り、信号φ1に同期して、その信号φ1の一周期(α)
毎にスイッチ21の切り替えを行なう。
【0021】スイッチ制御部25は、外部(カード処理
装置内の他の制御部等)からの駆動要求信号および温度
比較器18の比較結果を受けて、スイッチ14、15お
よびスイッチ20の制御を行なう。
装置内の他の制御部等)からの駆動要求信号および温度
比較器18の比較結果を受けて、スイッチ14、15お
よびスイッチ20の制御を行なう。
【0022】図2は、このスイッチ制御部25の処理手
順を示すフローチャートである。以下、このフローチャ
ートに基づいて一実施例の駆動制御装置10の動作を説
明する。
順を示すフローチャートである。以下、このフローチャ
ートに基づいて一実施例の駆動制御装置10の動作を説
明する。
【0023】カード処理装置の電源がオンされ、この駆
動制御装置10の電源がオンされると、スイッチ制御部
25は、スイッチ14、15を端子14c、15c側に
接続するとともに、スイッチ20をオフ状態に初期設定
してから、温度比較器18の比較結果の判定を行う(S
1〜3)。ここで、超音波モータ1の周囲温度が、15
°Cより低くて、TがTrより小と判定された場合に
は、スイッチ20をオンさせる(S4)。
動制御装置10の電源がオンされると、スイッチ制御部
25は、スイッチ14、15を端子14c、15c側に
接続するとともに、スイッチ20をオフ状態に初期設定
してから、温度比較器18の比較結果の判定を行う(S
1〜3)。ここで、超音波モータ1の周囲温度が、15
°Cより低くて、TがTrより小と判定された場合に
は、スイッチ20をオンさせる(S4)。
【0024】このスイッチ20のオン制御によって、ス
イッチ14、15の端子14a、15aには、信号φ1
が、その一周期(α)ずつ順番(この場合には交互)に
出力されることになり、超音波モータ1には、図3の
(a)、(b)に示すように、信号φ1を増幅した交流
信号A1、A2が、その一周期ずつ交互に出力されるこ
とになる。
イッチ14、15の端子14a、15aには、信号φ1
が、その一周期(α)ずつ順番(この場合には交互)に
出力されることになり、超音波モータ1には、図3の
(a)、(b)に示すように、信号φ1を増幅した交流
信号A1、A2が、その一周期ずつ交互に出力されるこ
とになる。
【0025】このため、超音波モータ1の固定子を構成
している一対の圧電体2a、2bには、それぞれ交互に
定在波が生じ、この定在波によってモータが発熱し、温
度センサ17の出力も上昇する。
している一対の圧電体2a、2bには、それぞれ交互に
定在波が生じ、この定在波によってモータが発熱し、温
度センサ17の出力も上昇する。
【0026】スイッチ20のオン状態は、温度センサ1
7の出力信号Tが基準値Trに達するまで維持され、出
力信号TがTrに達すると、スイッチ20がオフ状態と
なり、駆動要求信号のオンが判定され、駆動要求信号が
オフ状態のときには、Tが基準値Trより低いか否かが
判定される(S5〜7)。
7の出力信号Tが基準値Trに達するまで維持され、出
力信号TがTrに達すると、スイッチ20がオフ状態と
なり、駆動要求信号のオンが判定され、駆動要求信号が
オフ状態のときには、Tが基準値Trより低いか否かが
判定される(S5〜7)。
【0027】そして、Tが基準値Trより低くなるとス
イッチ20がオンされて、超音波モータ1の温度は、ほ
ぼ基準温度15°Cに維持される(S8)。
イッチ20がオンされて、超音波モータ1の温度は、ほ
ぼ基準温度15°Cに維持される(S8)。
【0028】また、Tが基準値Tr以上のとき、あるい
は、スイッチ20がオンされて超音波モータ1に交流信
号が交互に供給されているときに、駆動要求信号がオン
状態になると、スイッチ制御部25は、スイッチ14、
15を端子14b、15b側に切り替えて、移相回路1
3からの2相の信号φ1、φ2を電力増幅器16へその
まま入力させ、超音波モータ1の固定子の一対の圧電体
2a、2bに、図4の(a)、(b)に示すように90
度位相差をもつ駆動信号D1、D2を供給する(S
9)。
は、スイッチ20がオンされて超音波モータ1に交流信
号が交互に供給されているときに、駆動要求信号がオン
状態になると、スイッチ制御部25は、スイッチ14、
15を端子14b、15b側に切り替えて、移相回路1
3からの2相の信号φ1、φ2を電力増幅器16へその
まま入力させ、超音波モータ1の固定子の一対の圧電体
2a、2bに、図4の(a)、(b)に示すように90
度位相差をもつ駆動信号D1、D2を供給する(S
9)。
【0029】この駆動信号の供給によって、超音波モー
タ1の固定子の表面に、進行波が発生し、この進行波に
よって可動子(図示せず)が回転して、カードの搬送や
磁気ヘッドの移動がなされる。
タ1の固定子の表面に、進行波が発生し、この進行波に
よって可動子(図示せず)が回転して、カードの搬送や
磁気ヘッドの移動がなされる。
【0030】このとき、モータは十分温度の高い状態か
ら駆動されるので、安定した搬送動作を行なうことがで
きる。
ら駆動されるので、安定した搬送動作を行なうことがで
きる。
【0031】この駆動は、駆動要求信号がオフ状態にな
るまで行なわれ、駆動要求信号がオフ状態になるとスイ
ッチ14、15が端子14c、15c側に切り替わり
(S10、11)、処理S5へ戻る。そして、次の駆動
要求信号がオン状態になるか、あるいはモータの温度が
低下するまで、超音波モータ1に対する信号の供給が停
止される。
るまで行なわれ、駆動要求信号がオフ状態になるとスイ
ッチ14、15が端子14c、15c側に切り替わり
(S10、11)、処理S5へ戻る。そして、次の駆動
要求信号がオン状態になるか、あるいはモータの温度が
低下するまで、超音波モータ1に対する信号の供給が停
止される。
【0032】この駆動停止直後のモータの温度は、その
駆動によって基準温度以上に上昇しているので、モータ
に信号が供給されない状態がしばらく続き、その間に駆
動要求信号がオン状態にならないと、モータの温度が基
準温度より低くなり、再びスイッチ20がオンして(S
8)、交流信号の交互供給がなされ、モータの温度を基
準温度に維持させる。
駆動によって基準温度以上に上昇しているので、モータ
に信号が供給されない状態がしばらく続き、その間に駆
動要求信号がオン状態にならないと、モータの温度が基
準温度より低くなり、再びスイッチ20がオンして(S
8)、交流信号の交互供給がなされ、モータの温度を基
準温度に維持させる。
【0033】このように、モータへの信号の供給が停止
されている期間は、モータの固定子と移動子の間に強い
摩擦力が発生して、大きな静止トルクを得ることができ
るのは勿論であるが、モータの温度を保持するために一
対の圧電体2a、2bに交互に交流信号を供給している
ときでも、常に一方の圧電体には定在波が発生していな
いので、比較的大きな静止トルクが得られる。したがっ
て、この静止トルクによって駆動停止後のカードやヘッ
ドの移動を規制することができる。
されている期間は、モータの固定子と移動子の間に強い
摩擦力が発生して、大きな静止トルクを得ることができ
るのは勿論であるが、モータの温度を保持するために一
対の圧電体2a、2bに交互に交流信号を供給している
ときでも、常に一方の圧電体には定在波が発生していな
いので、比較的大きな静止トルクが得られる。したがっ
て、この静止トルクによって駆動停止後のカードやヘッ
ドの移動を規制することができる。
【0034】また、モータの温度を保持するために、一
対の圧電体2a、2bに交互に交流信号を供給している
ので、その消費電力も少なくて済み、モータの寿命が大
幅に短縮されることも防ぐことができる。
対の圧電体2a、2bに交互に交流信号を供給している
ので、その消費電力も少なくて済み、モータの寿命が大
幅に短縮されることも防ぐことができる。
【0035】
【他の実施例】前記実施例では、モータ停止時の温度維
持のために、モータを駆動するための2相の信号の一方
をモータの一対の圧電体に所定期間ずつ順番に供給して
いたが、これは、本発明を限定するものでなく、例え
ば、図5に示すように、移相回路13と電力増幅器16
との間にそれぞれ独立して開閉可能な2つのスイッチ3
1、32を設け、交流信号供給制御部33によって、2
つのスイッチ31、32を同時オフ状態、同時オン状
態、および交互オン状態に切り替えるようにしてもよ
い。
持のために、モータを駆動するための2相の信号の一方
をモータの一対の圧電体に所定期間ずつ順番に供給して
いたが、これは、本発明を限定するものでなく、例え
ば、図5に示すように、移相回路13と電力増幅器16
との間にそれぞれ独立して開閉可能な2つのスイッチ3
1、32を設け、交流信号供給制御部33によって、2
つのスイッチ31、32を同時オフ状態、同時オン状
態、および交互オン状態に切り替えるようにしてもよ
い。
【0036】また、モータの駆動停止期間中に交流信号
を交互に供給する方法には、この実施例や図5に示した
ものだけでなく、電力増幅器の出力側にスイッチを設け
たり、あるいは移相回路内でゲート回路を用いて行なっ
たり種々の方法を用いることができる。
を交互に供給する方法には、この実施例や図5に示した
ものだけでなく、電力増幅器の出力側にスイッチを設け
たり、あるいは移相回路内でゲート回路を用いて行なっ
たり種々の方法を用いることができる。
【0037】また、前記実施例のように交流信号を一周
期ずつ交互に供給するだけでなく、全ての圧電体に交流
信号を供給しない非供給時間をその切替えの間に毎回設
けてもよい。
期ずつ交互に供給するだけでなく、全ての圧電体に交流
信号を供給しない非供給時間をその切替えの間に毎回設
けてもよい。
【0038】また、モータを駆動するための2相の信号
φ1、φ2以外の別の信号を基に生成した交流信号(正
弦波だけでなく三角波や矩形波でもよい)を、固定子の
一対の圧電体に供給するようにしてもよい。
φ1、φ2以外の別の信号を基に生成した交流信号(正
弦波だけでなく三角波や矩形波でもよい)を、固定子の
一対の圧電体に供給するようにしてもよい。
【0039】また、前記実施例では、温度保持のために
信号φ1を増幅した交流信号を、その信号φ1に同期し
てその一周期分ずつ供給していたが、信号φ1(または
φ2)の複数周期分ずつ供給したり、タイマ回路を利用
して、信号φ1と非同期なタイミングで信号の切り替え
を行なうようにしてもよい。
信号φ1を増幅した交流信号を、その信号φ1に同期し
てその一周期分ずつ供給していたが、信号φ1(または
φ2)の複数周期分ずつ供給したり、タイマ回路を利用
して、信号φ1と非同期なタイミングで信号の切り替え
を行なうようにしてもよい。
【0040】また、前記実施例では、モータの駆動時に
供給する駆動信号の周波数と、駆動停止時に供給する交
流信号の周波数が同一であったが、超音波モータの固定
子表面に発生する進行波や定在波の振幅は、供給信号の
周波数に依存しているので、駆動停止期間中に周波数制
御部11から出力される制御電圧を駆動時と異なる電圧
にして、この駆動停止期間に発生する定在波の振幅が駆
動時の進行波の振幅より小さくなるようにしてもよい。
供給する駆動信号の周波数と、駆動停止時に供給する交
流信号の周波数が同一であったが、超音波モータの固定
子表面に発生する進行波や定在波の振幅は、供給信号の
周波数に依存しているので、駆動停止期間中に周波数制
御部11から出力される制御電圧を駆動時と異なる電圧
にして、この駆動停止期間に発生する定在波の振幅が駆
動時の進行波の振幅より小さくなるようにしてもよい。
【0041】また、前記実施例では、周波数制御部1
1、電圧制御発振器12、移相回路13および電力増幅
器16によって、2相の駆動信号を超音波モータへ供給
するようにしていたが、マイクロコンピュータによって
2相の信号を直接発生させて電力増幅器16へ出力する
ように構成してもよく、この場合には、温度センサ17
の出力をA/D変換器によってディジタル値に変換し、
このディジタル値をそのマイクロコンピュータへ入力し
て、前記温度比較器18、基準温度設定器19、同期切
替器22およびスイッチ制御部25と同一の処理を行な
うようにすればよい。
1、電圧制御発振器12、移相回路13および電力増幅
器16によって、2相の駆動信号を超音波モータへ供給
するようにしていたが、マイクロコンピュータによって
2相の信号を直接発生させて電力増幅器16へ出力する
ように構成してもよく、この場合には、温度センサ17
の出力をA/D変換器によってディジタル値に変換し、
このディジタル値をそのマイクロコンピュータへ入力し
て、前記温度比較器18、基準温度設定器19、同期切
替器22およびスイッチ制御部25と同一の処理を行な
うようにすればよい。
【0042】また、前記実施例では、2つ(1対)の圧
電体で固定子が構成されている回転式の超音波モータ
に、交流信号を交互に圧電体に供給していたが、3つ以
上の圧電体で構成された固定子をもつ超音波モータを駆
動する駆動制御装置の場合でも、交流信号を例えば一周
期ずつ順番に複数の圧電体へ供給すれば、前記同様の効
果が得られる。また、可動子が直線移動するような超音
波モータを駆動制御する装置にも本発明を同様に適用で
きる。
電体で固定子が構成されている回転式の超音波モータ
に、交流信号を交互に圧電体に供給していたが、3つ以
上の圧電体で構成された固定子をもつ超音波モータを駆
動する駆動制御装置の場合でも、交流信号を例えば一周
期ずつ順番に複数の圧電体へ供給すれば、前記同様の効
果が得られる。また、可動子が直線移動するような超音
波モータを駆動制御する装置にも本発明を同様に適用で
きる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波モ
ータの駆動制御装置は、超音波モータの固定子を構成し
ている複数の圧電体に、所定期間ずつ順番に交流信号を
供給して、モータの停止期間中の温度の低下を防止して
いるので、複数の圧電体に同時に信号を供給する場合に
比べて、格段に大きな静止トルクが得られ、この静止ト
ルクによって機器のオーバラン等を規制することがで
き、また、消費電力も少なくて済み、モータの寿命の極
端な短縮も防ぐことができる。
ータの駆動制御装置は、超音波モータの固定子を構成し
ている複数の圧電体に、所定期間ずつ順番に交流信号を
供給して、モータの停止期間中の温度の低下を防止して
いるので、複数の圧電体に同時に信号を供給する場合に
比べて、格段に大きな静止トルクが得られ、この静止ト
ルクによって機器のオーバラン等を規制することがで
き、また、消費電力も少なくて済み、モータの寿命の極
端な短縮も防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】一実施例の要部の処理手順を示すフローチャー
ト
ト
【図3】モータ停止時にモータへ供給される信号を示す
図
図
【図4】駆動時にモータへ供給される信号を示す図
【図5】本発明の他の実施例を説明するための要部ブロ
ック図
ック図
1 超音波モータ 2a、2b 圧電体 10 駆動制御装置 11 周波数制御部 12 電圧制御発振器 13 移相回路 14、15 スイッチ 16 電力増幅器 17 温度センサ 18 温度比較器 19 基準温度設定器 20、21 スイッチ 22 同期切替器 25 スイッチ制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図1】
【図2】
【図5】
Claims (2)
- 【請求項1】超音波モータの固定子を構成している複数
の圧電体に対して、位相差のある多相の駆動信号を供給
して、前記超音波モータを駆動する超音波モータの駆動
制御装置において、 前記超音波モータの駆動停止期間中に、所定周波数の交
流信号を前記超音波モータの複数の圧電体に所定期間ず
つ順番に供給する交流信号供給手段を設けたことを特徴
とする超音波モータの駆動制御装置。 - 【請求項2】前記超音波モータの温度を検出する温度セ
ンサと、 前記温度センサで検出される温度と所定の基準温度とを
比較する温度比較手段とを備え、 前記交流信号供給手段は、前記温度比較手段の比較結果
を受け、前記超音波モータの温度が前記基準温度に達す
るまでの間、所定周波数の交流信号を前記超音波モータ
の複数の圧電体に所定期間ずつ順番に供給することを特
徴とする請求項1記載の超音波モータの駆動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6186445A JPH0833367A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 超音波モータの駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6186445A JPH0833367A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 超音波モータの駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833367A true JPH0833367A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16188581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6186445A Pending JPH0833367A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 超音波モータの駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0833367A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006523123A (ja) * | 2002-06-17 | 2006-10-12 | スージー,ロジャー・イー | Mri環境における液体注入装置 |
| JP2008131734A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Hitachi Ltd | 駆動装置およびそれを用いた光ディスク装置 |
| US8105282B2 (en) | 2007-07-13 | 2012-01-31 | Iradimed Corporation | System and method for communication with an infusion device |
| US8469932B2 (en) | 2005-11-10 | 2013-06-25 | Iradimed Corporation | Liquid infusion apparatus |
| JP2020072533A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | セイコーエプソン株式会社 | 圧電駆動装置の制御方法、圧電駆動装置、ロボットおよびプリンター |
| US11268506B2 (en) | 2017-12-22 | 2022-03-08 | Iradimed Corporation | Fluid pumps for use in MRI environment |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6186445A patent/JPH0833367A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7753882B2 (en) | 2002-06-17 | 2010-07-13 | Iradimed Corporation | Non-magnetic medical infusion device |
| US8150493B2 (en) | 2002-06-17 | 2012-04-03 | Iradimed Corporation | Patient infusion and imaging system |
| US8690829B2 (en) | 2002-06-17 | 2014-04-08 | Iradimed Corporation | Non-magnetic medical infusion device |
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| US11045600B2 (en) | 2005-11-10 | 2021-06-29 | Iradimed Corporation | Liquid infusion apparatus |
| US8469932B2 (en) | 2005-11-10 | 2013-06-25 | Iradimed Corporation | Liquid infusion apparatus |
| US10821223B2 (en) | 2005-11-10 | 2020-11-03 | Iradimed Corporation | Liquid infusion apparatus |
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| US9861743B2 (en) | 2007-07-13 | 2018-01-09 | Iradimed Corporation | System and method for communication with an infusion device |
| US10617821B2 (en) | 2007-07-13 | 2020-04-14 | Iradimed Corporation | System and method for communication with an infusion device |
| US8500694B2 (en) | 2007-07-13 | 2013-08-06 | Iradimed Corporation | System and method for communication with an infusion device |
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| US12246165B2 (en) | 2007-07-13 | 2025-03-11 | Iradimed Corporation | System and method for communication with an infusion device |
| US12251534B2 (en) | 2007-07-13 | 2025-03-18 | Iradimed Corporation | System for communication with an infusion device |
| US11268506B2 (en) | 2017-12-22 | 2022-03-08 | Iradimed Corporation | Fluid pumps for use in MRI environment |
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| CN111130386A (zh) * | 2018-10-30 | 2020-05-08 | 精工爱普生株式会社 | 压电驱动装置及其控制方法、机器人及打印机 |
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