JPH08333734A - 遮水構造 - Google Patents
遮水構造Info
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- JPH08333734A JPH08333734A JP16472695A JP16472695A JPH08333734A JP H08333734 A JPH08333734 A JP H08333734A JP 16472695 A JP16472695 A JP 16472695A JP 16472695 A JP16472695 A JP 16472695A JP H08333734 A JPH08333734 A JP H08333734A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions
Landscapes
- Revetment (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 不透水性の遮水シート2,2を積層してなる
遮水構造1であって、上層の遮水シート2と下層の遮水
シート2との間に互いに所定間隔を存して複数の間仕切
り材3を液密に介在させて、上下の遮水シート2,2の
間に間仕切り材3と上下の遮水シート2,2とにより、
吸水性物質及び/又は緩衝材料からなる充填物4を充填
した複数の密封室5を形成した遮水構造1。 【効果】 遮水シート破損等により直ちに漏水を生じる
ことなく、遮水シート破損後の対処も容易であるのみな
らず、遮水性能の維持や遮水シートの破損防止をするこ
とができる。
遮水構造1であって、上層の遮水シート2と下層の遮水
シート2との間に互いに所定間隔を存して複数の間仕切
り材3を液密に介在させて、上下の遮水シート2,2の
間に間仕切り材3と上下の遮水シート2,2とにより、
吸水性物質及び/又は緩衝材料からなる充填物4を充填
した複数の密封室5を形成した遮水構造1。 【効果】 遮水シート破損等により直ちに漏水を生じる
ことなく、遮水シート破損後の対処も容易であるのみな
らず、遮水性能の維持や遮水シートの破損防止をするこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ごみ埋立地や池等の底
部に敷設して、これらごみ埋立地や池等から水が外部に
流出して地中に浸透したりするのを防止する遮水構造に
関する。
部に敷設して、これらごみ埋立地や池等から水が外部に
流出して地中に浸透したりするのを防止する遮水構造に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、ごみの埋立地には、環境保全の見地から、埋め立て
たごみ層を通過してくる雨水等の汚れた浸出水が地中に
浸透しないようにその底部に遮水シートを敷設する等の
遮水構造が利用されている。
り、ごみの埋立地には、環境保全の見地から、埋め立て
たごみ層を通過してくる雨水等の汚れた浸出水が地中に
浸透しないようにその底部に遮水シートを敷設する等の
遮水構造が利用されている。
【0003】しかしながら、例えば単層或いは複層の合
成樹脂製シートからなる不透水性の遮水シートを敷設す
る遮水構造では、遮水シートが外力等により破断、破損
した場合、その防水性が損なわれ、遮水シート外部に汚
水が流出するなどの事態が生じてしまう。また、遮水シ
ートの一部が破断、破損した場合に、遮水シート全体を
交換又は破損部の補修をしなければならないが、その作
業は困難である。
成樹脂製シートからなる不透水性の遮水シートを敷設す
る遮水構造では、遮水シートが外力等により破断、破損
した場合、その防水性が損なわれ、遮水シート外部に汚
水が流出するなどの事態が生じてしまう。また、遮水シ
ートの一部が破断、破損した場合に、遮水シート全体を
交換又は破損部の補修をしなければならないが、その作
業は困難である。
【0004】そこで、遮水シートが万が一破れた場合に
も直ちに漏水が地中に浸透しないようにすること、遮水
シート破損後の手当が容易であること、更に、掘削地で
は岩や角礫等の突起物により遮水シートが破損し易いた
めに、そのような地盤にも対処できる遮水構造が望まれ
ている。
も直ちに漏水が地中に浸透しないようにすること、遮水
シート破損後の手当が容易であること、更に、掘削地で
は岩や角礫等の突起物により遮水シートが破損し易いた
めに、そのような地盤にも対処できる遮水構造が望まれ
ている。
【0005】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たもので、遮水シート破損等により直ちに漏水を生じる
ことなく、遮水シート破損後の対処も容易であるのみな
らず、遮水性能の維持や遮水シートの破損防止が可能な
遮水構造を提供することを目的とする。
たもので、遮水シート破損等により直ちに漏水を生じる
ことなく、遮水シート破損後の対処も容易であるのみな
らず、遮水性能の維持や遮水シートの破損防止が可能な
遮水構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、不透水性の遮水シートを積層してなる遮水
構造であって、上層の遮水シートと下層の遮水シートと
の間に互いに所定間隔を存して複数の間仕切り材を液密
に介在させて、上下の遮水シートの間に間仕切り材と上
下の遮水シートとにより複数の密封室を形成したことを
特徴とする遮水構造を提供する。
成するため、不透水性の遮水シートを積層してなる遮水
構造であって、上層の遮水シートと下層の遮水シートと
の間に互いに所定間隔を存して複数の間仕切り材を液密
に介在させて、上下の遮水シートの間に間仕切り材と上
下の遮水シートとにより複数の密封室を形成したことを
特徴とする遮水構造を提供する。
【0007】この場合、密封室内に水により膨潤又は固
化する吸水性物質及び/又は緩衝材料等を充填すること
ができ、また、3層以上の遮水シートを積層すると共
に、各遮水シート間に密封室を形成することもできる。
化する吸水性物質及び/又は緩衝材料等を充填すること
ができ、また、3層以上の遮水シートを積層すると共
に、各遮水シート間に密封室を形成することもできる。
【0008】
【作用】本発明の遮水構造は、ごみ埋立地や池などの土
壌に掘った穴の底部に施工、配設され、これによってご
み埋立地などの水が上層の遮水シートに遮断されて地中
に浸透していくのを防止するものである。
壌に掘った穴の底部に施工、配設され、これによってご
み埋立地などの水が上層の遮水シートに遮断されて地中
に浸透していくのを防止するものである。
【0009】この場合、上層の遮水シートが破損する
と、ごみ埋立地などからの水は、この遮水シートの破損
箇所を通って密封室内に流れるが、この水は下層の遮水
シートに遮断されて地中への浸透が防止される。そし
て、上層の遮水シート下は複数の密封室に分離されてい
るので、シート破損後の手当は破損箇所の密封室に相当
する遮水シートの部分を修理するのみで足り、速やかな
修繕処置がとれるものである。
と、ごみ埋立地などからの水は、この遮水シートの破損
箇所を通って密封室内に流れるが、この水は下層の遮水
シートに遮断されて地中への浸透が防止される。そし
て、上層の遮水シート下は複数の密封室に分離されてい
るので、シート破損後の手当は破損箇所の密封室に相当
する遮水シートの部分を修理するのみで足り、速やかな
修繕処置がとれるものである。
【0010】ここで、密封室は空室であってもよいが、
この密封室内に水により膨潤又は固化する吸水性物質を
分散、充填しておけば、密封室内に流入した水によって
吸水性物質が膨潤又は固化し、この膨潤又は固化した吸
水性物質により遮水シートの破損箇所が修復されるの
で、遮水性能が低下しない。また、密封室内に緩衝材料
を分散、充填しておけば、岩や角礫等の突起物の存在に
より下層の遮水シートが破損し易い状況にある地盤上に
施工する場合であっても遮水シート破損発生率を低下さ
せることができる。従って、かかる点から吸水性物質と
緩衝材料とを一緒に充填しておくこと、又は密封室に吸
水性物質を充填すると共に、更に遮水シートの耐破損性
を向上させるために、この複層遮水シートの上下面に緩
衝材料を介在させて施工することが推奨される。
この密封室内に水により膨潤又は固化する吸水性物質を
分散、充填しておけば、密封室内に流入した水によって
吸水性物質が膨潤又は固化し、この膨潤又は固化した吸
水性物質により遮水シートの破損箇所が修復されるの
で、遮水性能が低下しない。また、密封室内に緩衝材料
を分散、充填しておけば、岩や角礫等の突起物の存在に
より下層の遮水シートが破損し易い状況にある地盤上に
施工する場合であっても遮水シート破損発生率を低下さ
せることができる。従って、かかる点から吸水性物質と
緩衝材料とを一緒に充填しておくこと、又は密封室に吸
水性物質を充填すると共に、更に遮水シートの耐破損性
を向上させるために、この複層遮水シートの上下面に緩
衝材料を介在させて施工することが推奨される。
【0011】このように本発明の遮水構造は、遮水シー
ト破損等により直ちに漏水を生じることなく、破損後の
対処も容易であるのみならず、遮水性能の維持や破損防
止も可能であるが、この遮水構造は上下2層の遮水シー
トの間に間仕切り材を介在させて、上下のシート間に複
数の密封室を形成するものであるため、簡単かつ安価に
施工することができる。ここで、遮水シートと間仕切り
材との接合は熱接着や接着剤により行うことができ、こ
のような遮水構造を容易に現場施工することができる。
ト破損等により直ちに漏水を生じることなく、破損後の
対処も容易であるのみならず、遮水性能の維持や破損防
止も可能であるが、この遮水構造は上下2層の遮水シー
トの間に間仕切り材を介在させて、上下のシート間に複
数の密封室を形成するものであるため、簡単かつ安価に
施工することができる。ここで、遮水シートと間仕切り
材との接合は熱接着や接着剤により行うことができ、こ
のような遮水構造を容易に現場施工することができる。
【0012】また、遮水シートを3層以上積層すると共
に、各遮水シート間に上記密封室を形成した遮水構造と
することにより、より高い遮水性能や高い破損防止効果
を得ることができ、更に、各層に充填する吸水性物質や
緩衝材料の組み合わせにより、複合的機能を備えた遮水
構造を得ることができる。
に、各遮水シート間に上記密封室を形成した遮水構造と
することにより、より高い遮水性能や高い破損防止効果
を得ることができ、更に、各層に充填する吸水性物質や
緩衝材料の組み合わせにより、複合的機能を備えた遮水
構造を得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図1〜3を参照
して説明する。図1,2は本発明の遮水構造の一実施例
を示すもので、この遮水構造1は、不透水性の熱可塑性
樹脂製又はゴム製遮水シート2,2と、間仕切り材3
と、吸水性物質や緩衝材料からなる充填物4とからな
り、間仕切り材3により遮水シート2,2の間に複数の
密封室5を形成すると共に、各密封室5内に充填物4を
充填してなるものである。
して説明する。図1,2は本発明の遮水構造の一実施例
を示すもので、この遮水構造1は、不透水性の熱可塑性
樹脂製又はゴム製遮水シート2,2と、間仕切り材3
と、吸水性物質や緩衝材料からなる充填物4とからな
り、間仕切り材3により遮水シート2,2の間に複数の
密封室5を形成すると共に、各密封室5内に充填物4を
充填してなるものである。
【0014】この場合、遮水シート2は、例えばポリエ
チレン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン系
樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン
ポリプロピレンダイオモノマー非加硫樹脂、及びエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体とエチレンポリプロピレンダイ
オモノマー樹脂との混合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体と瀝青物との混合体などの熱可塑性樹脂製シート
や加硫ゴム製シートなどを使用することができ、その厚
さは0.1〜5mm程度の範囲が好ましく、施工現場へ
の運搬を考慮すれば、特にロール状になる厚さであるこ
とが好ましい。なお、遮水シートは単層のものでも複数
層のものでも良い。
チレン、塩素化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体等のエチレン系
樹脂、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン
ポリプロピレンダイオモノマー非加硫樹脂、及びエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体とエチレンポリプロピレンダイ
オモノマー樹脂との混合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体と瀝青物との混合体などの熱可塑性樹脂製シート
や加硫ゴム製シートなどを使用することができ、その厚
さは0.1〜5mm程度の範囲が好ましく、施工現場へ
の運搬を考慮すれば、特にロール状になる厚さであるこ
とが好ましい。なお、遮水シートは単層のものでも複数
層のものでも良い。
【0015】また、間仕切り材3の材質は、遮水シート
2と同様の熱可塑性樹脂など、遮水シートと熱接着又は
接着剤を介して接着可能なものであることが好ましく、
間仕切り材3と遮水シート2との接合は、熱接着又は接
着剤を使用して行うことができる。この場合、接着剤の
種類は特に制限されないが、非溶剤飛散型接着剤である
ことが好ましく、例えばホットメルト又は酸化硬化型接
着剤等を挙げることができる。間仕切り材3の幅は、3
〜100mm程度、特に10〜40mm程度が好まし
く、更に、その高さ(厚さ)は、1〜50mm程度、特
に3〜30mm程度が好ましい。間仕切り材3による間
仕切りは、その形状や大きさに特に制限や規則性を必要
とするものではなく、間仕切り形状、即ち密封室5の平
面形状は、例えば方形、円形、ひし形、六角形等から任
意に選択することができる。間仕切り間隔は、例えば間
仕切り形状が正方形である場合、間仕切り間隔、即ち密
封室5の内幅は0.5〜50m程度、特に1〜30m程
度が好適である。
2と同様の熱可塑性樹脂など、遮水シートと熱接着又は
接着剤を介して接着可能なものであることが好ましく、
間仕切り材3と遮水シート2との接合は、熱接着又は接
着剤を使用して行うことができる。この場合、接着剤の
種類は特に制限されないが、非溶剤飛散型接着剤である
ことが好ましく、例えばホットメルト又は酸化硬化型接
着剤等を挙げることができる。間仕切り材3の幅は、3
〜100mm程度、特に10〜40mm程度が好まし
く、更に、その高さ(厚さ)は、1〜50mm程度、特
に3〜30mm程度が好ましい。間仕切り材3による間
仕切りは、その形状や大きさに特に制限や規則性を必要
とするものではなく、間仕切り形状、即ち密封室5の平
面形状は、例えば方形、円形、ひし形、六角形等から任
意に選択することができる。間仕切り間隔は、例えば間
仕切り形状が正方形である場合、間仕切り間隔、即ち密
封室5の内幅は0.5〜50m程度、特に1〜30m程
度が好適である。
【0016】充填物4は、水により膨潤又は固化するよ
うな吸水性物質であるか、例えば掘削地の岩や角礫等の
突起物に対して遮水シートのクッションとなるような緩
衝作用を有する緩衝材料であれば、特にその種類は制限
されない。吸水性物質としては、例えばベントナイト等
の無機質の吸水性物質、でんぷん,ポリビニルアルコー
ル−アクリル酸重合体等の有機質の吸水性物質などを好
適に用いることができ、これら吸水性物質を密封室5の
形状に対応するように、粒状、平板状等の適宜形態に調
製して使用することできる。例えば、ベントナイトを成
形板として使用する場合、3〜5mm程度の厚さの厚紙
製の板状箱体内にベントナイトを充填したものが好適で
ある。また、緩衝材料としては、例えば不織布、スポン
ジ、ゴムなどを好適に用いることができ、上記と同様に
適宜形態に調製して使用することができる。
うな吸水性物質であるか、例えば掘削地の岩や角礫等の
突起物に対して遮水シートのクッションとなるような緩
衝作用を有する緩衝材料であれば、特にその種類は制限
されない。吸水性物質としては、例えばベントナイト等
の無機質の吸水性物質、でんぷん,ポリビニルアルコー
ル−アクリル酸重合体等の有機質の吸水性物質などを好
適に用いることができ、これら吸水性物質を密封室5の
形状に対応するように、粒状、平板状等の適宜形態に調
製して使用することできる。例えば、ベントナイトを成
形板として使用する場合、3〜5mm程度の厚さの厚紙
製の板状箱体内にベントナイトを充填したものが好適で
ある。また、緩衝材料としては、例えば不織布、スポン
ジ、ゴムなどを好適に用いることができ、上記と同様に
適宜形態に調製して使用することができる。
【0017】更に、その分散、充填量に制限はないが、
例えば吸水性物質のみを密封室5に充填する場合、間仕
切り材3の高さとほぼ同じとなるように充填することが
好ましく、一方、例えば緩衝材料のみを充填する場合
は、緩衝材料の厚さが密封室5の高さとほぼ同じとなる
ように充填することが好ましい。
例えば吸水性物質のみを密封室5に充填する場合、間仕
切り材3の高さとほぼ同じとなるように充填することが
好ましく、一方、例えば緩衝材料のみを充填する場合
は、緩衝材料の厚さが密封室5の高さとほぼ同じとなる
ように充填することが好ましい。
【0018】上記構成の遮水構造1は、ごみ埋立地やゴ
ルフ場の池などの施工現場において以下のようにして形
成される。
ルフ場の池などの施工現場において以下のようにして形
成される。
【0019】図2に示すように、まず、遮水シート2に
より地面Aを覆い、下層の遮水シート2を敷設する。そ
の遮水シート2の上面に、所定形状の密封室5が形成さ
れるように適宜な長さの間仕切り材3を順次接合し、下
層の遮水シート2と間仕切り材3とにより形成された空
間に充填物4を分散、充填する。次いで、上層となる遮
水シート2を間仕切り材3及び充填した充填物4の上に
被せ、間仕切り材3の上面と接合して上記構成からなる
遮水構造1を形成する。
より地面Aを覆い、下層の遮水シート2を敷設する。そ
の遮水シート2の上面に、所定形状の密封室5が形成さ
れるように適宜な長さの間仕切り材3を順次接合し、下
層の遮水シート2と間仕切り材3とにより形成された空
間に充填物4を分散、充填する。次いで、上層となる遮
水シート2を間仕切り材3及び充填した充填物4の上に
被せ、間仕切り材3の上面と接合して上記構成からなる
遮水構造1を形成する。
【0020】ここで、遮水シート2が熱可塑性樹脂製シ
ートであり、間仕切り材3がこれと熱接着可能な材質か
らなるものである場合、これらの接合手段として、熱
風、熱ゴテ、電磁熱、高周波等の公知の熱接着手段を利
用する方法を採用することができ、また、例えば、現場
施工用の押し出し機を使用し、間仕切り材3を加熱溶融
状態の樹脂バーとして下層の遮水シート2の上面に順次
押し出し、それに従って形成される空間に逐次充填物4
を分散、充填すると共に、押し出された樹脂が熱接着可
能な温度に保たれているうちに、或いは、樹脂バーに熱
風を吹き付けて上面を溶融させて、上層となる遮水シー
ト2を樹脂バー上に被せて接合すると好適である。ま
た、充填物4が例えば成形板のように所定の形状を有す
る場合、下層の遮水シート2の上面の所定の位置に予め
充填物4を載置しておき、それらの間隙を埋めるように
間仕切り材3を配設し、上述したように接合すると共
に、上層の遮水シート2を被せていき、順次接合してい
くこともできる。
ートであり、間仕切り材3がこれと熱接着可能な材質か
らなるものである場合、これらの接合手段として、熱
風、熱ゴテ、電磁熱、高周波等の公知の熱接着手段を利
用する方法を採用することができ、また、例えば、現場
施工用の押し出し機を使用し、間仕切り材3を加熱溶融
状態の樹脂バーとして下層の遮水シート2の上面に順次
押し出し、それに従って形成される空間に逐次充填物4
を分散、充填すると共に、押し出された樹脂が熱接着可
能な温度に保たれているうちに、或いは、樹脂バーに熱
風を吹き付けて上面を溶融させて、上層となる遮水シー
ト2を樹脂バー上に被せて接合すると好適である。ま
た、充填物4が例えば成形板のように所定の形状を有す
る場合、下層の遮水シート2の上面の所定の位置に予め
充填物4を載置しておき、それらの間隙を埋めるように
間仕切り材3を配設し、上述したように接合すると共
に、上層の遮水シート2を被せていき、順次接合してい
くこともできる。
【0021】一方、遮水シート2に間仕切り材3を接着
剤により接合する場合、まず、下層の遮水シート2と所
定の形状に配設した間仕切り材3とをホットメルト又は
酸化硬化型接着剤等で接合すると共に、必要に応じて間
仕切り材3同士の接続部位を同様の接着剤で接合し、充
填物4を分散、充填後に間仕切り材3の上面に上記接着
剤を塗布し、上層の遮水シート2を被せて接合すると好
適である。
剤により接合する場合、まず、下層の遮水シート2と所
定の形状に配設した間仕切り材3とをホットメルト又は
酸化硬化型接着剤等で接合すると共に、必要に応じて間
仕切り材3同士の接続部位を同様の接着剤で接合し、充
填物4を分散、充填後に間仕切り材3の上面に上記接着
剤を塗布し、上層の遮水シート2を被せて接合すると好
適である。
【0022】このようにして形成された上記遮水構造1
は、ごみ埋立地や池等の掘削地面Aを覆うものであり、
これによりこの遮水構造1の上に堆積されるごみや池水
などの水が上層の遮水シート2に遮ぎられて上記地面A
中へ浸透することが防止されるものである。
は、ごみ埋立地や池等の掘削地面Aを覆うものであり、
これによりこの遮水構造1の上に堆積されるごみや池水
などの水が上層の遮水シート2に遮ぎられて上記地面A
中へ浸透することが防止されるものである。
【0023】この場合、万一上層の遮水シート2が破損
すると、この破損箇所から水漏れが生じるが、本発明の
遮水構造1は、この上層の遮水シート2の下面に、充填
物4を充填した複数の密封室5が形成され、更に密封室
5を介在させて下層の遮水シート2が積層されてなるも
のであるから、上記漏水は、その破損箇所下の密封室5
内に流入すると共に、該漏水は下層の遮水シート2に遮
断されて地面A中に浸透することが防止される。また、
上記充填物4として吸水性物質を利用することにより、
充填物4がこの漏水により膨潤すると共に、この膨潤し
た充填物4が上層の遮水シート2の破損箇所を塞ぎ、そ
の後は密封室5内への水の侵入が停止されるため、遮水
性能が損なわれない。
すると、この破損箇所から水漏れが生じるが、本発明の
遮水構造1は、この上層の遮水シート2の下面に、充填
物4を充填した複数の密封室5が形成され、更に密封室
5を介在させて下層の遮水シート2が積層されてなるも
のであるから、上記漏水は、その破損箇所下の密封室5
内に流入すると共に、該漏水は下層の遮水シート2に遮
断されて地面A中に浸透することが防止される。また、
上記充填物4として吸水性物質を利用することにより、
充填物4がこの漏水により膨潤すると共に、この膨潤し
た充填物4が上層の遮水シート2の破損箇所を塞ぎ、そ
の後は密封室5内への水の侵入が停止されるため、遮水
性能が損なわれない。
【0024】また、本実施例の遮水構造は、充填物4と
して緩衝材料も使用するものであり、それにより地面A
上に突出した岩や角礫等により下層の遮水シート2が破
損することを防止し得るものであるが、地面Aにまず不
織布を敷設し、その上に下層の遮水シート2を敷設する
と、より効果的である。
して緩衝材料も使用するものであり、それにより地面A
上に突出した岩や角礫等により下層の遮水シート2が破
損することを防止し得るものであるが、地面Aにまず不
織布を敷設し、その上に下層の遮水シート2を敷設する
と、より効果的である。
【0025】なお、上記実施例においては上下2層の遮
水シート2,2の間に密封室5を形成したが、本発明の
遮水構造1は、図3に示すように、上記実施例の上層の
遮水シート2の上面に更に間仕切り材3を上記と同様に
して接合し、充填物4も上記と同様にして分散、充填
し、3層目(最上層)の遮水シート2をその上に被せて
接合した遮水構造1とすることもできる。ここで、上下
層の間仕切り位置をずらして形成すると、突起物に対す
る安全性が高まり、また、上下層の充填物4の種類を異
なったものとすると、遮水構造1に必要な性能を付与し
易い。更に、同様の操作を繰り返して、多重に密封室5
を形成した遮水構造1としても良い。
水シート2,2の間に密封室5を形成したが、本発明の
遮水構造1は、図3に示すように、上記実施例の上層の
遮水シート2の上面に更に間仕切り材3を上記と同様に
して接合し、充填物4も上記と同様にして分散、充填
し、3層目(最上層)の遮水シート2をその上に被せて
接合した遮水構造1とすることもできる。ここで、上下
層の間仕切り位置をずらして形成すると、突起物に対す
る安全性が高まり、また、上下層の充填物4の種類を異
なったものとすると、遮水構造1に必要な性能を付与し
易い。更に、同様の操作を繰り返して、多重に密封室5
を形成した遮水構造1としても良い。
【0026】このような多重に密封室5を有する構成と
すると、より遮水性能に優れ、複合的機能を有する遮水
構造1を得ることができる。
すると、より遮水性能に優れ、複合的機能を有する遮水
構造1を得ることができる。
【0027】なお、本発明の遮水構造は、上記実施例に
制限されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々変
更することができる。
制限されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々変
更することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の遮水構造は、遮水シート破損等
により直ちに漏水を生じることなく、遮水シート破損後
の対処も容易であるのみならず、遮水性能の維持や遮水
シートの破損防止をすることができる。
により直ちに漏水を生じることなく、遮水シート破損後
の対処も容易であるのみならず、遮水性能の維持や遮水
シートの破損防止をすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す省略平面図であり、上
層の遮断シートの一部を破断した状態を示す。
層の遮断シートの一部を破断した状態を示す。
【図2】同例の施工方法を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
1 遮水構造 2 遮水シート 3 間仕切り材 4 充填物(吸水性物質、緩衝材料) 5 密封室
Claims (3)
- 【請求項1】 不透水性の遮水シートを積層してなる遮
水構造であって、上層の遮水シートと下層の遮水シート
との間に互いに所定間隔を存して複数の間仕切り材を液
密に介在させて、上下の遮水シートの間に間仕切り材と
上下の遮水シートとにより複数の密封室を形成したこと
を特徴とする遮水構造。 - 【請求項2】 密封室内に水により膨潤又は固化する吸
水性物質及び/又は緩衝材料を充填した請求項1記載の
遮水構造。 - 【請求項3】 3層以上の遮水シートを積層すると共
に、各遮水シート間に密封室を形成した請求項1又は2
記載の遮水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16472695A JPH08333734A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 遮水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16472695A JPH08333734A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 遮水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333734A true JPH08333734A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15798736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16472695A Pending JPH08333734A (ja) | 1995-06-08 | 1995-06-08 | 遮水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08333734A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005230786A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Taiyo Kogyo Corp | 廃棄物処分場、及び遮水層 |
| CN113309045A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-27 | 河南舜禹水利建筑工程有限公司 | 一种水利工程用防渗止水结构 |
-
1995
- 1995-06-08 JP JP16472695A patent/JPH08333734A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005230786A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Taiyo Kogyo Corp | 廃棄物処分場、及び遮水層 |
| CN113309045A (zh) * | 2021-06-17 | 2021-08-27 | 河南舜禹水利建筑工程有限公司 | 一种水利工程用防渗止水结构 |
| CN113309045B (zh) * | 2021-06-17 | 2022-11-01 | 河南舜禹水利建筑工程有限公司 | 一种水利工程用防渗止水结构 |
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