JPH08333831A - 壁体パネル取付金具 - Google Patents
壁体パネル取付金具Info
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- JPH08333831A JPH08333831A JP14019895A JP14019895A JPH08333831A JP H08333831 A JPH08333831 A JP H08333831A JP 14019895 A JP14019895 A JP 14019895A JP 14019895 A JP14019895 A JP 14019895A JP H08333831 A JPH08333831 A JP H08333831A
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- Japan
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- wall panel
- holding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁体パネル支持点における発生応力を低減
し、耐風圧力を高めた状態で壁体パネルの取付けが行え
る、壁体パネル取付金具を提供する。 【構成】 複数の壁体パネルPを構造体に対して上下左
右に並設状態に取付けるために、前記複数の壁体パネル
Pの夫々に挿通される取付ボルト5、および、前記複数
の取付ボルト5を支持する金具本体Xを有し、前記取付
ボルト5と前記金具本体Xとで前記複数の壁体パネルP
を挟み保持する保持側部材Hと、前記構造体に固定され
るファスナー2を有する固定側部材Fとが連接されてい
る壁体パネル取付金具であって、前記保持側部材Hが、
前記固定側部材Fに対して前記壁体パネルPの面外方向
に移動可能であると共に、前記保持側部材Hの移動を緩
衝すべく弾性を有する位置保持機構Dを備えて構成され
ている。
し、耐風圧力を高めた状態で壁体パネルの取付けが行え
る、壁体パネル取付金具を提供する。 【構成】 複数の壁体パネルPを構造体に対して上下左
右に並設状態に取付けるために、前記複数の壁体パネル
Pの夫々に挿通される取付ボルト5、および、前記複数
の取付ボルト5を支持する金具本体Xを有し、前記取付
ボルト5と前記金具本体Xとで前記複数の壁体パネルP
を挟み保持する保持側部材Hと、前記構造体に固定され
るファスナー2を有する固定側部材Fとが連接されてい
る壁体パネル取付金具であって、前記保持側部材Hが、
前記固定側部材Fに対して前記壁体パネルPの面外方向
に移動可能であると共に、前記保持側部材Hの移動を緩
衝すべく弾性を有する位置保持機構Dを備えて構成され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の壁体パネルを構
造体に対して上下左右に並設状態に取付けるために、前
記複数の壁体パネルの夫々に挿通される取付ボルト、お
よび、前記複数の取付ボルトを支持する金具本体を有
し、前記取付ボルトと前記金具本体とで前記複数の壁体
パネルを挟み保持する保持側部材と、前記構造体に固定
されるファスナーを有する固定側部材とが連接されてい
る壁体パネル取付金具に関する。
造体に対して上下左右に並設状態に取付けるために、前
記複数の壁体パネルの夫々に挿通される取付ボルト、お
よび、前記複数の取付ボルトを支持する金具本体を有
し、前記取付ボルトと前記金具本体とで前記複数の壁体
パネルを挟み保持する保持側部材と、前記構造体に固定
されるファスナーを有する固定側部材とが連接されてい
る壁体パネル取付金具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、構造物の壁体を、カ−テンウォ
ール、ガラスパネル等の壁体パネルによって構成する際
には、ボルトを用いてこれら壁体パネルを構造体に取付
固定する方法がある。例えば、一枚の壁体パネルを取付
固定する場合、各壁体パネルの四隅近傍にボルト挿通孔
を設け、壁体パネルの一方側から取付ボルトを挿通し
て、構造体側に固定した金具本体にこの取付ボルトを螺
合するなどして取付ける。これら壁体パネルは風圧力等
に耐えるものでなければならない。壁体パネルの形状が
正方形に近く、寸法がそれほど大きくないものであれ
ば、単に四隅の支持点を支持するだけでも設計風圧力等
を満足することができる。しかし、壁体パネルのサイズ
が大きい場合、あるいは、長方形であって長辺の長さの
比が大きい場合、さらには、与条件によって決定される
設計風圧力が大きい場合などには、四点支持構造では必
要な設計風圧力を満足できないことがある。例えば、図
2は、前記壁体パネル面と平行な方向視における前記壁
体パネルの変形状況を示すが、図2のように、前記壁体
パネルの変形が過大となる場合には、何れかの箇所で破
損を生じるおそれがある。このような過大変形による破
損を防止するために、従来は、壁体パネルの厚みを増し
たり、各辺の途中に中間支持点を増設したりすることで
対処していた。どちらかというと、後者の中間支持点を
設ける方が、パネル壁面全体の重量増加を防止でき、個
々の壁体パネル取付金具の強度を高める必要がないなど
の点で有効であった。
ール、ガラスパネル等の壁体パネルによって構成する際
には、ボルトを用いてこれら壁体パネルを構造体に取付
固定する方法がある。例えば、一枚の壁体パネルを取付
固定する場合、各壁体パネルの四隅近傍にボルト挿通孔
を設け、壁体パネルの一方側から取付ボルトを挿通し
て、構造体側に固定した金具本体にこの取付ボルトを螺
合するなどして取付ける。これら壁体パネルは風圧力等
に耐えるものでなければならない。壁体パネルの形状が
正方形に近く、寸法がそれほど大きくないものであれ
ば、単に四隅の支持点を支持するだけでも設計風圧力等
を満足することができる。しかし、壁体パネルのサイズ
が大きい場合、あるいは、長方形であって長辺の長さの
比が大きい場合、さらには、与条件によって決定される
設計風圧力が大きい場合などには、四点支持構造では必
要な設計風圧力を満足できないことがある。例えば、図
2は、前記壁体パネル面と平行な方向視における前記壁
体パネルの変形状況を示すが、図2のように、前記壁体
パネルの変形が過大となる場合には、何れかの箇所で破
損を生じるおそれがある。このような過大変形による破
損を防止するために、従来は、壁体パネルの厚みを増し
たり、各辺の途中に中間支持点を増設したりすることで
対処していた。どちらかというと、後者の中間支持点を
設ける方が、パネル壁面全体の重量増加を防止でき、個
々の壁体パネル取付金具の強度を高める必要がないなど
の点で有効であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ただし、このように中
間支持点を設けて支持しても、従来、各金具本体が構造
体に剛接合されていたために以下のような問題があっ
た。例えば、中間支持点を設けた矩形のパネル壁面に大
きな風圧力が加わった場合、前記パネル壁面は図3のご
とく変形する。図3の場合、壁体パネルに加わる曲げモ
ーメントはコーナー支持点では殆どゼロであり、中間支
持点で最大となる。通常、壁体パネルと、この壁体パネ
ルを取付けるボルトとの間には、ワッシャ等の緩衝部材
が介装されている。よって、コーナー支持点に於いては
一種のピン接合の状態となっているため、壁体パネルに
曲げ変形が生じた場合であっても、当該コーナー支持点
においては壁体パネルに曲がり変形が殆ど生じない。一
方、中間支持点においては、例えピン接合の状態になっ
ていても、その両側の面が変形を受けるため、中間支持
点には必ず曲げモーメントが付加される。この曲げモー
メントが過大な場合には、壁体パネルは当該中間支持点
で破損するおそれがある。このように、壁体パネルの周
縁に中間支持点を設けた場合であっても、壁体パネルの
取付方法には改善の余地があった。本発明の目的は、こ
のような中間支持点における発生応力を低減し、耐風圧
力を高めた状態で壁体パネルの取付けが行える、壁体パ
ネル取付金具を提供することにある。
間支持点を設けて支持しても、従来、各金具本体が構造
体に剛接合されていたために以下のような問題があっ
た。例えば、中間支持点を設けた矩形のパネル壁面に大
きな風圧力が加わった場合、前記パネル壁面は図3のご
とく変形する。図3の場合、壁体パネルに加わる曲げモ
ーメントはコーナー支持点では殆どゼロであり、中間支
持点で最大となる。通常、壁体パネルと、この壁体パネ
ルを取付けるボルトとの間には、ワッシャ等の緩衝部材
が介装されている。よって、コーナー支持点に於いては
一種のピン接合の状態となっているため、壁体パネルに
曲げ変形が生じた場合であっても、当該コーナー支持点
においては壁体パネルに曲がり変形が殆ど生じない。一
方、中間支持点においては、例えピン接合の状態になっ
ていても、その両側の面が変形を受けるため、中間支持
点には必ず曲げモーメントが付加される。この曲げモー
メントが過大な場合には、壁体パネルは当該中間支持点
で破損するおそれがある。このように、壁体パネルの周
縁に中間支持点を設けた場合であっても、壁体パネルの
取付方法には改善の余地があった。本発明の目的は、こ
のような中間支持点における発生応力を低減し、耐風圧
力を高めた状態で壁体パネルの取付けが行える、壁体パ
ネル取付金具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明における壁体パネル取付金具の特徴構成は、壁
体パネルを挟み保持する保持側部材が、構造体側の固定
側部材に対して前記壁体パネルの面外方向に移動可能で
あると共に、前記保持側部材の移動を緩衝すべく弾性を
有する位置保持機構を備える点にある。前記壁体パネル
取付金具は、前記保持側部材のうち前記金具本体が、板
状体と、当該板状体に固定されていて前記取付ボルトを
挿通する複数のパネル当接体とからなると共に、前記板
状体には前記構造体側に延出する保持支柱が設けられて
おり、前記板状体が前記支柱の軸芯方向に沿って移動自
在となるように、前記位置保持機構が、前記板状体が前
記保持支柱の軸芯方向に沿って移動可能なように、前記
保持支柱の軸芯方向において前記ファスナーの両側に夫
々当接する状態に配置される二つのつる巻きバネを有す
る構成であってもよい。また、前記壁体パネル取付金具
は、前記板状体が前記ファスナーに固定されていて、前
記位置保持機構が、前記板状体もしくは前記ファスナー
のうち少なくとも一方の部材自身が弾性変形する構成で
あってもよい。
の本発明における壁体パネル取付金具の特徴構成は、壁
体パネルを挟み保持する保持側部材が、構造体側の固定
側部材に対して前記壁体パネルの面外方向に移動可能で
あると共に、前記保持側部材の移動を緩衝すべく弾性を
有する位置保持機構を備える点にある。前記壁体パネル
取付金具は、前記保持側部材のうち前記金具本体が、板
状体と、当該板状体に固定されていて前記取付ボルトを
挿通する複数のパネル当接体とからなると共に、前記板
状体には前記構造体側に延出する保持支柱が設けられて
おり、前記板状体が前記支柱の軸芯方向に沿って移動自
在となるように、前記位置保持機構が、前記板状体が前
記保持支柱の軸芯方向に沿って移動可能なように、前記
保持支柱の軸芯方向において前記ファスナーの両側に夫
々当接する状態に配置される二つのつる巻きバネを有す
る構成であってもよい。また、前記壁体パネル取付金具
は、前記板状体が前記ファスナーに固定されていて、前
記位置保持機構が、前記板状体もしくは前記ファスナー
のうち少なくとも一方の部材自身が弾性変形する構成で
あってもよい。
【0005】
【作用】本発明の壁体パネル取付金具の特徴構成にあっ
ては、以下の作用を奏する。本発明の壁体パネル取付金
具に設けた前記位置保持機構は、前記保持側部材が前記
壁体パネルの面外方向に移動自在であるように構成して
あり、かつ、この移動動作を緩衝する機能を備えてい
る。前記位置保持機構は、例えば、二つのゴム製環状
体、あるいは、二つのつる巻きバネを用いて構成する。
即ち、前記保持側部材の一部を板状体とし、当該板状体
から前記構造体側に保持支柱を延出して設ける。当該保
持支柱を、固定側部材である前記ファスナーに対して、
前記壁体パネルの面外方向に移動可能に連接する。この
移動方向において、前記板状体の両側に前記二つのゴム
製環状体、あるいは、前記二つのつる巻きバネ等の弾性
材を配置し、双方の弾性材の当接力によって前記板状体
を平衡保持することができる。本構成であれば、例え
ば、二つの前記つる巻きバネのバネ定数を、保持すべき
壁体パネルの曲げ特性に応じて設定することが容易であ
る。さらに、前記位置保持機構を、前記保持側部材ある
いは前記固定側部材を構成する部材自身が弾性変形する
ものとしてもよい。例えば、前記板状体と前記ファスナ
ーとが固接されており、少なくとも何れか一方の部材が
弾性変形自在であれば、支持されている壁体パネルは面
外方向に移動可能である。
ては、以下の作用を奏する。本発明の壁体パネル取付金
具に設けた前記位置保持機構は、前記保持側部材が前記
壁体パネルの面外方向に移動自在であるように構成して
あり、かつ、この移動動作を緩衝する機能を備えてい
る。前記位置保持機構は、例えば、二つのゴム製環状
体、あるいは、二つのつる巻きバネを用いて構成する。
即ち、前記保持側部材の一部を板状体とし、当該板状体
から前記構造体側に保持支柱を延出して設ける。当該保
持支柱を、固定側部材である前記ファスナーに対して、
前記壁体パネルの面外方向に移動可能に連接する。この
移動方向において、前記板状体の両側に前記二つのゴム
製環状体、あるいは、前記二つのつる巻きバネ等の弾性
材を配置し、双方の弾性材の当接力によって前記板状体
を平衡保持することができる。本構成であれば、例え
ば、二つの前記つる巻きバネのバネ定数を、保持すべき
壁体パネルの曲げ特性に応じて設定することが容易であ
る。さらに、前記位置保持機構を、前記保持側部材ある
いは前記固定側部材を構成する部材自身が弾性変形する
ものとしてもよい。例えば、前記板状体と前記ファスナ
ーとが固接されており、少なくとも何れか一方の部材が
弾性変形自在であれば、支持されている壁体パネルは面
外方向に移動可能である。
【0006】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の壁体パネル取付
金具を特に中間支持点に用いれば、前記壁体パネルの中
間支持点に生じる曲げモーメントを低減することができ
る。図4に示すごとく、本発明の壁体パネル取付金具を
用いれば、前記壁体パネル全体の曲がり変形および中間
支持点における局所的な曲がり変形は、図2の状態と図
3の状態との中間状態に抑えることができる。このた
め、壁体パネルをボルト支持する構造において、周縁長
さが大きく薄い壁体パネルであっても、各支持点におい
て割れ等を発生させることなく支持することができる。
前記位置保持機構をつる巻きバネを用いて構成した場合
には、バネ定数の設定等が自由である。よって、支持す
る壁体パネルの曲げ特性等にあわせて最適な機能を有す
る壁体パネル取付金具を提供することができる。つま
り、風圧力等が作用した場合の、壁体パネル全体として
の曲がり変形の程度、および、中間支持点における局所
的な曲がり変形の程度を、共に許容範囲内に抑えること
ができる。前記位置保持機構を部材自身の弾性変形によ
るものとして構成した場合には、壁体パネル取付金具の
構成自体が簡略化できる。そのために、特に、壁体パネ
ルとしてガラスパネルを用いる際にはその透明性が重要
となるが、壁体パネル取付金具自身の外観を簡素にでき
るため視覚性の面でも有利である。
金具を特に中間支持点に用いれば、前記壁体パネルの中
間支持点に生じる曲げモーメントを低減することができ
る。図4に示すごとく、本発明の壁体パネル取付金具を
用いれば、前記壁体パネル全体の曲がり変形および中間
支持点における局所的な曲がり変形は、図2の状態と図
3の状態との中間状態に抑えることができる。このた
め、壁体パネルをボルト支持する構造において、周縁長
さが大きく薄い壁体パネルであっても、各支持点におい
て割れ等を発生させることなく支持することができる。
前記位置保持機構をつる巻きバネを用いて構成した場合
には、バネ定数の設定等が自由である。よって、支持す
る壁体パネルの曲げ特性等にあわせて最適な機能を有す
る壁体パネル取付金具を提供することができる。つま
り、風圧力等が作用した場合の、壁体パネル全体として
の曲がり変形の程度、および、中間支持点における局所
的な曲がり変形の程度を、共に許容範囲内に抑えること
ができる。前記位置保持機構を部材自身の弾性変形によ
るものとして構成した場合には、壁体パネル取付金具の
構成自体が簡略化できる。そのために、特に、壁体パネ
ルとしてガラスパネルを用いる際にはその透明性が重要
となるが、壁体パネル取付金具自身の外観を簡素にでき
るため視覚性の面でも有利である。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る壁体パネル取付
方法、位置保持機構Dについて図面に基づいて順次説明
する。
方法、位置保持機構Dについて図面に基づいて順次説明
する。
【0008】図5に、縦長である矩形状の壁体パネルP
を、取付ボルト5によって上下左右に並設取付する際の
一例を示す。当該壁体パネルPは、例えば、ガラスパネ
ル、樹脂パネル、木質パネル、石材パネル、セメントパ
ネル、あるいは、その他のパネルなど何れのものでもよ
く、これらを総称していうものとする。一枚の前記壁体
パネルPには、取付ボルト5を貫通させて当該壁体パネ
ルPを支持すべく、各コーナーにはコーナー支持点C
が、長辺の中間位置には中間支持点Mが設けられてい
る。これらの各支持点C,Mを、壁体パネル取付金具で
支持することにより、前記壁体パネルPを構造物に固定
する。
を、取付ボルト5によって上下左右に並設取付する際の
一例を示す。当該壁体パネルPは、例えば、ガラスパネ
ル、樹脂パネル、木質パネル、石材パネル、セメントパ
ネル、あるいは、その他のパネルなど何れのものでもよ
く、これらを総称していうものとする。一枚の前記壁体
パネルPには、取付ボルト5を貫通させて当該壁体パネ
ルPを支持すべく、各コーナーにはコーナー支持点C
が、長辺の中間位置には中間支持点Mが設けられてい
る。これらの各支持点C,Mを、壁体パネル取付金具で
支持することにより、前記壁体パネルPを構造物に固定
する。
【0009】前記壁体パネル取付金具は、原則として、
前記コーナー支持点Cを支持するものと、前記中間支持
点Mを支持するものとでは夫々の形状が異なる。即ち、
前記コーナー支持点Cにおいては、一つの壁体パネル取
付金具が四枚の壁体パネルPを支持し、一方、前記中間
支持点Mにおいては、一つの壁体パネル取付金具が隣接
する二枚の壁体パネルPを支持するようになっている。
前記壁体パネル取付金具は、前記コーナー支持点C用の
ものも前記中間支持点M用のものも、共に固定側部材F
と保持側部材Hとからなる。前記固定側部材Fは、前記
壁体パネル取付金具を構造物側に取付けるための部材で
あり、前記保持側部材Hは、前記壁体パネルPを保持す
るための部材である。
前記コーナー支持点Cを支持するものと、前記中間支持
点Mを支持するものとでは夫々の形状が異なる。即ち、
前記コーナー支持点Cにおいては、一つの壁体パネル取
付金具が四枚の壁体パネルPを支持し、一方、前記中間
支持点Mにおいては、一つの壁体パネル取付金具が隣接
する二枚の壁体パネルPを支持するようになっている。
前記壁体パネル取付金具は、前記コーナー支持点C用の
ものも前記中間支持点M用のものも、共に固定側部材F
と保持側部材Hとからなる。前記固定側部材Fは、前記
壁体パネル取付金具を構造物側に取付けるための部材で
あり、前記保持側部材Hは、前記壁体パネルPを保持す
るための部材である。
【0010】図1(イ)(ロ)には、前記中間支持点M
での壁体パネルの取付構造の一例を示す。前記固定側部
材Fは、主にファスナー2で構成される。当該ファスナ
ー2は、構造物側に設けられた壁支持用柱1に取付けら
れる。図示は省略するが、当該ファスナー2は螺合構造
を有するなどにより、前記壁支持用柱1に対して出退自
在に取付けることができる。一方、前記保持側部材H
は、主に取付ボルト5、金具本体X、保持支柱7等から
構成される。前記金具本体Xは、さらに板状体3および
パネル当接体4等から構成される。前記壁体パネルPの
中間支持点Mには、前記取付ボルト5を挿通するための
ボルト挿通孔6が設けてある。当該ボルト挿通孔6のう
ち、前記壁体パネル取付金具と反対側には、座ぐり部6
Aが形成されている。一方、前記取付ボルト5の両端部
のうち一端部には拡径頭部5Aが形成されており、他端
部には第1ネジ部5Bが形成さている。前記取付ボルト
5を前記ボルト挿通孔6に挿通させ、更に前記パネル当
接体4、前記板状体3の前記環状挿通孔を挿通させた後
に、第1ナットN1で締結する。即ち、前記壁体パネル
Pは、前記取付ボルト5の前記拡径頭部5Aと前記パネ
ル当接材4とで挟持される。この状態において、前記取
付ボルト5の頭部は、前記壁体パネルPの表面とほぼ同
一面内に納まるようになっている。前記拡径頭部5Aと
前記座ぐり部6Aとの間にはナイロンワッシャW1を介
装して、前記取付ボルト5と前記壁体パネルPとの緩衝
を図っている。同様に、前記パネル当接材4と前記壁体
パネルPとの間にも、緩衝材としてファイバー板W2を
介装している。さらに、前記パネル当接材4と前記板状
体3との間、および、前記板状体3と前記第1ナットN
1との間には、これらの部材間の摩擦力を低減するため
にシートリングW3を介装してある。当該シートリング
W3を介装させることにより、前記取付ボルト5が前記
板状体3の面内方向に移動容易となる。よって、地震時
等に構造物が変形しても、その変形の影響が前記壁体パ
ネルPに及ぶことはない。隣接する前記壁体パネルPの
間には、防水等の目的から弾性目地材mが充填されてい
る。尚、前記保持側部材Hと前記固定側部材Fとは、前
記位置保持機構Dを介して連接される。当該位置保持機
構Dについては後述する。
での壁体パネルの取付構造の一例を示す。前記固定側部
材Fは、主にファスナー2で構成される。当該ファスナ
ー2は、構造物側に設けられた壁支持用柱1に取付けら
れる。図示は省略するが、当該ファスナー2は螺合構造
を有するなどにより、前記壁支持用柱1に対して出退自
在に取付けることができる。一方、前記保持側部材H
は、主に取付ボルト5、金具本体X、保持支柱7等から
構成される。前記金具本体Xは、さらに板状体3および
パネル当接体4等から構成される。前記壁体パネルPの
中間支持点Mには、前記取付ボルト5を挿通するための
ボルト挿通孔6が設けてある。当該ボルト挿通孔6のう
ち、前記壁体パネル取付金具と反対側には、座ぐり部6
Aが形成されている。一方、前記取付ボルト5の両端部
のうち一端部には拡径頭部5Aが形成されており、他端
部には第1ネジ部5Bが形成さている。前記取付ボルト
5を前記ボルト挿通孔6に挿通させ、更に前記パネル当
接体4、前記板状体3の前記環状挿通孔を挿通させた後
に、第1ナットN1で締結する。即ち、前記壁体パネル
Pは、前記取付ボルト5の前記拡径頭部5Aと前記パネ
ル当接材4とで挟持される。この状態において、前記取
付ボルト5の頭部は、前記壁体パネルPの表面とほぼ同
一面内に納まるようになっている。前記拡径頭部5Aと
前記座ぐり部6Aとの間にはナイロンワッシャW1を介
装して、前記取付ボルト5と前記壁体パネルPとの緩衝
を図っている。同様に、前記パネル当接材4と前記壁体
パネルPとの間にも、緩衝材としてファイバー板W2を
介装している。さらに、前記パネル当接材4と前記板状
体3との間、および、前記板状体3と前記第1ナットN
1との間には、これらの部材間の摩擦力を低減するため
にシートリングW3を介装してある。当該シートリング
W3を介装させることにより、前記取付ボルト5が前記
板状体3の面内方向に移動容易となる。よって、地震時
等に構造物が変形しても、その変形の影響が前記壁体パ
ネルPに及ぶことはない。隣接する前記壁体パネルPの
間には、防水等の目的から弾性目地材mが充填されてい
る。尚、前記保持側部材Hと前記固定側部材Fとは、前
記位置保持機構Dを介して連接される。当該位置保持機
構Dについては後述する。
【0011】前記コーナー支持点Cにおける前記壁体パ
ネルPの支持方法の一例を図5〜図7に示す。一枚の前
記壁体パネルPの支持は、原則として、四つの前記コー
ナー支持点Cのうち上側の二点のみあるいは下側の二点
のみで行う。なぜなら、構造物に取付けられた夫々の前
記壁体パネル取付金具の位置には幾分の誤差があるた
め、一枚の前記壁体パネルPの各支持点C,Mに荷重を
均等に負担させることは非常に困難であり、また、その
必要性にも乏しいからである。前記構造体側の壁支持用
柱1には、固定側部材Fである前記ファスナー2が取付
けられる。このファスナー2に対して前記保持側部材H
である前記保持支柱7及び前記板状体3が接続される。
ネルPの支持方法の一例を図5〜図7に示す。一枚の前
記壁体パネルPの支持は、原則として、四つの前記コー
ナー支持点Cのうち上側の二点のみあるいは下側の二点
のみで行う。なぜなら、構造物に取付けられた夫々の前
記壁体パネル取付金具の位置には幾分の誤差があるた
め、一枚の前記壁体パネルPの各支持点C,Mに荷重を
均等に負担させることは非常に困難であり、また、その
必要性にも乏しいからである。前記構造体側の壁支持用
柱1には、固定側部材Fである前記ファスナー2が取付
けられる。このファスナー2に対して前記保持側部材H
である前記保持支柱7及び前記板状体3が接続される。
【0012】前記コーナー支持点Cに使用される壁体パ
ネル取付金具においては、その板状体3は略十字形状を
呈している。そして、前記板状体3の四箇所の端部に
は、前記取付ボルト5を貫通させるための角状挿通孔1
3Aが夫々設けられている。当該四箇所の角状挿通孔1
3Aは、前記取付ボルト5の軸芯と同一方向視におい
て、夫々の角状挿通孔13Aの中心位置が略正方形の頂
点に位置するように配置されている。前記角状挿通孔1
3Aは、前記取付ボルト5の軸芯と同一方向視におい
て、正方形状の角孔に形成されている。当該角孔の一辺
の長さは、前記取付ボルト5の外径より大きく設定して
ある。よって、前記角状挿通孔13Aの内部において
は、前記取付ボルト5がその径方向へ移動可能である。
尚、前記角状挿通孔13Aの入り隅部は、図6、図7に
示すごとく丸め仕上げが施されている。前記角状挿通孔
13Aを形成する四辺のうちの一辺には、前記取付ボル
トを当接支持するボルト支持部材14が装着される。当
該ボルト支持部材14には、ボルト受面14Aおよび係
合用凸部14Bが形成されている。一方、前記角状挿通
孔13Aの各辺の中間部には、係合用凹部15が形成さ
れている。前記ボルト支持部材14は、前記角状挿通孔
13Aを形成する四辺のうち下側の一辺に対して、その
係合用凸部14Bを前記係合用凹部15に係合させて取
付ける。これにより、前記取付ボルト5は、前記角状挿
通孔13Aの中心部に位置する状態で前記ボルト受面1
4Aに支持されることとなる。図7には、前記ボルト支
持部材14を、四つある前記角状挿通孔13Aのうち下
側の二つに取付けた状態を示す。これにより、一枚の前
記壁体パネルPは、四つの前記コーナー支持点Cのう
ち、上側の二点のみによって吊下げ支持される。よっ
て、下側二点のコーナー支持点Cにおいては、単に前記
壁体パネルPが面外方向へ移動するのを阻止しているに
過ぎない。尚、図示は省略するが、前記ボルト支持部材
14を、四つある前記角状挿通孔のうち上側の二つに取
付け、前記壁体パネルPの下側二点の前記コーナー支持
点Cで持ち上げ支持する構成であってもよい。
ネル取付金具においては、その板状体3は略十字形状を
呈している。そして、前記板状体3の四箇所の端部に
は、前記取付ボルト5を貫通させるための角状挿通孔1
3Aが夫々設けられている。当該四箇所の角状挿通孔1
3Aは、前記取付ボルト5の軸芯と同一方向視におい
て、夫々の角状挿通孔13Aの中心位置が略正方形の頂
点に位置するように配置されている。前記角状挿通孔1
3Aは、前記取付ボルト5の軸芯と同一方向視におい
て、正方形状の角孔に形成されている。当該角孔の一辺
の長さは、前記取付ボルト5の外径より大きく設定して
ある。よって、前記角状挿通孔13Aの内部において
は、前記取付ボルト5がその径方向へ移動可能である。
尚、前記角状挿通孔13Aの入り隅部は、図6、図7に
示すごとく丸め仕上げが施されている。前記角状挿通孔
13Aを形成する四辺のうちの一辺には、前記取付ボル
トを当接支持するボルト支持部材14が装着される。当
該ボルト支持部材14には、ボルト受面14Aおよび係
合用凸部14Bが形成されている。一方、前記角状挿通
孔13Aの各辺の中間部には、係合用凹部15が形成さ
れている。前記ボルト支持部材14は、前記角状挿通孔
13Aを形成する四辺のうち下側の一辺に対して、その
係合用凸部14Bを前記係合用凹部15に係合させて取
付ける。これにより、前記取付ボルト5は、前記角状挿
通孔13Aの中心部に位置する状態で前記ボルト受面1
4Aに支持されることとなる。図7には、前記ボルト支
持部材14を、四つある前記角状挿通孔13Aのうち下
側の二つに取付けた状態を示す。これにより、一枚の前
記壁体パネルPは、四つの前記コーナー支持点Cのう
ち、上側の二点のみによって吊下げ支持される。よっ
て、下側二点のコーナー支持点Cにおいては、単に前記
壁体パネルPが面外方向へ移動するのを阻止しているに
過ぎない。尚、図示は省略するが、前記ボルト支持部材
14を、四つある前記角状挿通孔のうち上側の二つに取
付け、前記壁体パネルPの下側二点の前記コーナー支持
点Cで持ち上げ支持する構成であってもよい。
【0013】本発明の壁体パネル取付金具は、前記中間
支持点Mに用いた場合に特にその効果を発揮する。当該
壁体パネル取付金具は、前記保持側部材Hと前記固定側
部材Fとの連接部位において、前記壁体パネルPの面外
変形を緩衝するための位置保持機構Dを備えている。当
該位置保持機構Dの詳細を図1に基づき説明する。構造
物側の前記壁支持用柱1には、前記固定側部材Fである
前記ファスナー2が固定される。前記ファスナー2は中
間部で屈曲しており、当該ファスナー2の反固定側端部
は、取付けられる壁体パネルPと略平行になっている。
前記保持側部材Hは、主に、取付ボルト5、および、板
状体3、前記保持支柱7等からなる。前記板状体3の両
端部には前記取付ボルト5が挿通される筒状挿通孔13
Bが形成されている。ただし、当該挿通孔の孔形状につ
いては、中間支持点Mでは前記壁体パネルPの自重を負
担しないため、特に制限されるものではない。前記保持
支柱7は、前記板状体3の中央部から前記壁体パネルP
とは略直角な方向であって前記構造物側に延出してい
る。前記保持支柱7の長手方向中間部には鍔部7Aが形
成され、前記保持支柱7の両端部のうち前記ファスナー
2に取付けられる側の端部には第2ネジ部7Bが形成さ
れている。前記保持支柱7は、前記ファスナー2に設け
たスライド用開口2Aに前記第2ネジ部7B側端部から
挿通し、前記第2ネジ部7Bを第2ナットN2によって
締結する。この際、前記鍔部7Aと前記ファスナー2と
の間、および、前記ファスナー2と前記第2ナットN2
との間にはゴムなどの弾性材が挿入される。
支持点Mに用いた場合に特にその効果を発揮する。当該
壁体パネル取付金具は、前記保持側部材Hと前記固定側
部材Fとの連接部位において、前記壁体パネルPの面外
変形を緩衝するための位置保持機構Dを備えている。当
該位置保持機構Dの詳細を図1に基づき説明する。構造
物側の前記壁支持用柱1には、前記固定側部材Fである
前記ファスナー2が固定される。前記ファスナー2は中
間部で屈曲しており、当該ファスナー2の反固定側端部
は、取付けられる壁体パネルPと略平行になっている。
前記保持側部材Hは、主に、取付ボルト5、および、板
状体3、前記保持支柱7等からなる。前記板状体3の両
端部には前記取付ボルト5が挿通される筒状挿通孔13
Bが形成されている。ただし、当該挿通孔の孔形状につ
いては、中間支持点Mでは前記壁体パネルPの自重を負
担しないため、特に制限されるものではない。前記保持
支柱7は、前記板状体3の中央部から前記壁体パネルP
とは略直角な方向であって前記構造物側に延出してい
る。前記保持支柱7の長手方向中間部には鍔部7Aが形
成され、前記保持支柱7の両端部のうち前記ファスナー
2に取付けられる側の端部には第2ネジ部7Bが形成さ
れている。前記保持支柱7は、前記ファスナー2に設け
たスライド用開口2Aに前記第2ネジ部7B側端部から
挿通し、前記第2ネジ部7Bを第2ナットN2によって
締結する。この際、前記鍔部7Aと前記ファスナー2と
の間、および、前記ファスナー2と前記第2ナットN2
との間にはゴムなどの弾性材が挿入される。
【0014】前記壁体パネルPに対して、面外方向に荷
重が付加されていない状態では、前記保持支柱7は、前
記ファスナー2に対して中立位置にある。これに対し、
前記壁体パネルPに風圧力等の外力が付加された場合に
は、前記保持支柱7は前記ファスナー2に対して前記構
造物側に変位する。ただし、前記保持支柱7の変化に対
して前記弾性材の弾性力が作用するため、前記保持支柱
7は一定距離だけ変位して止まる。つまり、図4で示し
たように、圧力等が作用すると前記壁体パネル全体が略
凹状に曲がり変形し、前記壁面パネルPの前記中間支持
点Mは、前記コーナー支持点Cに対して前記構造物側に
変位する。この結果、前記中間支持点Mが全く後退しな
い場合に比べて、前記中間支持点Mに生じる曲げモーメ
ントは小さくなる。これは、前記壁体パネルP全体の変
形によって、パネルの各部分が風圧力を分担支持するこ
ととなるため、前記中間支持点Mで負担すべき支持力が
減少するからである。よって、前記壁体パネルPが前記
中間支持点Mにおいて破損する機会は極めて少なくな
る。
重が付加されていない状態では、前記保持支柱7は、前
記ファスナー2に対して中立位置にある。これに対し、
前記壁体パネルPに風圧力等の外力が付加された場合に
は、前記保持支柱7は前記ファスナー2に対して前記構
造物側に変位する。ただし、前記保持支柱7の変化に対
して前記弾性材の弾性力が作用するため、前記保持支柱
7は一定距離だけ変位して止まる。つまり、図4で示し
たように、圧力等が作用すると前記壁体パネル全体が略
凹状に曲がり変形し、前記壁面パネルPの前記中間支持
点Mは、前記コーナー支持点Cに対して前記構造物側に
変位する。この結果、前記中間支持点Mが全く後退しな
い場合に比べて、前記中間支持点Mに生じる曲げモーメ
ントは小さくなる。これは、前記壁体パネルP全体の変
形によって、パネルの各部分が風圧力を分担支持するこ
ととなるため、前記中間支持点Mで負担すべき支持力が
減少するからである。よって、前記壁体パネルPが前記
中間支持点Mにおいて破損する機会は極めて少なくな
る。
【0015】前記弾性材は、例えば、上述のごとくゴム
製の環状部材Gを用いてもよいし、図8に示すごとく、
つる巻きバネSのような部材を用いてもよい。前記ゴム
製環状部材Gを用いる場合には、当該位置保持機構Dの
構成が非常に簡略化され、低コスト化が図れるという点
で有利である。一方、つる巻きバネSを用いる場合に
は、サイズあるいはバネ定数を任意に設定することがで
きるため、支持すべき前記壁体パネルPの曲げ特性等に
あわせて、最適な機能を有する壁体パネル取付金具を提
供することができる。つまり、風圧力等が作用した場合
の、壁体パネル全体としての曲がり変形の程度、およ
び、中間支持点における局所的な曲がり変形の程度を、
確実に許容範囲内に抑えることができる。
製の環状部材Gを用いてもよいし、図8に示すごとく、
つる巻きバネSのような部材を用いてもよい。前記ゴム
製環状部材Gを用いる場合には、当該位置保持機構Dの
構成が非常に簡略化され、低コスト化が図れるという点
で有利である。一方、つる巻きバネSを用いる場合に
は、サイズあるいはバネ定数を任意に設定することがで
きるため、支持すべき前記壁体パネルPの曲げ特性等に
あわせて、最適な機能を有する壁体パネル取付金具を提
供することができる。つまり、風圧力等が作用した場合
の、壁体パネル全体としての曲がり変形の程度、およ
び、中間支持点における局所的な曲がり変形の程度を、
確実に許容範囲内に抑えることができる。
【0016】〔その他の別実施例〕前記位置保持機構D
の弾性材としては、前記ゴム製環状部材Gあるいは前記
つる巻きバネSの他に、前記固定側部材Fあるいは前記
保持側部材H自身を弾性変形自在な部材で構成するもの
でもよい。例えば、前記ファスナー2あるいは前記板状
体3の少なくとも一方の部材を、板バネあるいはつる巻
きバネ、ゴム、合成樹脂などの弾性部材で構成する。図
9に、前記ファスナー2を板バネで構成した場合の実施
例を示す。この場合には、前記ファスナー2のバネ定数
および板厚・板幅等を適宜組合わせることで、支持すべ
き壁体パネルPの曲げ特性等にあわせて最適な機能を有
する位置保持機構Dを得ることができる。また、前記位
置保持機構Dを部材自身の弾性変形によるものとして構
成すれば、壁体パネル取付金具の構成自体が簡略化でき
る。特に、壁体パネルとしてガラスパネルを用いた場合
には、その透明性が重要となるが、壁体パネル取付金具
自身の外観が簡素になれば、視覚性の面でも有利とな
る。
の弾性材としては、前記ゴム製環状部材Gあるいは前記
つる巻きバネSの他に、前記固定側部材Fあるいは前記
保持側部材H自身を弾性変形自在な部材で構成するもの
でもよい。例えば、前記ファスナー2あるいは前記板状
体3の少なくとも一方の部材を、板バネあるいはつる巻
きバネ、ゴム、合成樹脂などの弾性部材で構成する。図
9に、前記ファスナー2を板バネで構成した場合の実施
例を示す。この場合には、前記ファスナー2のバネ定数
および板厚・板幅等を適宜組合わせることで、支持すべ
き壁体パネルPの曲げ特性等にあわせて最適な機能を有
する位置保持機構Dを得ることができる。また、前記位
置保持機構Dを部材自身の弾性変形によるものとして構
成すれば、壁体パネル取付金具の構成自体が簡略化でき
る。特に、壁体パネルとしてガラスパネルを用いた場合
には、その透明性が重要となるが、壁体パネル取付金具
自身の外観が簡素になれば、視覚性の面でも有利とな
る。
【0017】尚、本発明の壁体パネル取付金具を前記コ
ーナー支持点Cに使用しても何ら問題はない。当該壁体
パネルPによって形成されるパネル壁面は、外壁・内壁
を問わない。また、前記構造体側の部材は、前記壁支持
用柱1に限定されるものではなく、スラブや梁等であっ
てもよい。要するに、壁体パネルPを支持可能な構造体
であればよい。
ーナー支持点Cに使用しても何ら問題はない。当該壁体
パネルPによって形成されるパネル壁面は、外壁・内壁
を問わない。また、前記構造体側の部材は、前記壁支持
用柱1に限定されるものではなく、スラブや梁等であっ
てもよい。要するに、壁体パネルPを支持可能な構造体
であればよい。
【0018】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本発明に係る壁体パネル取付金具を中間支持点
に用いた場合の縦断面図
に用いた場合の縦断面図
【図2】二点支持構造の壁体パネルの風圧による変形状
態を示す模式図
態を示す模式図
【図3】中間支持点を設けた壁体パネルの風圧による変
形状態を示す模式図
形状態を示す模式図
【図4】本発明の中間支持点を設けた壁体パネルの風圧
による変形状態を示す模式図
による変形状態を示す模式図
【図5】壁体パネルの支持状況を示す模式図
【図6】壁体パネルの一端部を示す斜視図
【図7】壁体パネルの支持状況を示す背面図
【図8】別実施例に係る壁体パネル取付金具の取付状況
を示す縦断面図
を示す縦断面図
【図9】別実施例に係る壁体パネル取付金具の取付状況
を示す縦断面図
を示す縦断面図
1 壁支持用柱 2 ファスナー 3 板状体 4 パネル当接体 5 取付ボルト 6 ボルト挿通孔 7 保持支柱 m 弾性目地材 M 中間支持点 H 保持側部材 F 固定側部材 X 金具本体 W1 ナイロンワッシャ W2 ファイバー板 W3 シートリング G 弾性材(ゴム製環状部材) N1 第1ナット N2 第2ナット
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の壁体パネル(P)を構造体に対し
て上下左右に並設状態に取付けるために、 前記複数の壁体パネル(P)の夫々に挿通される取付ボ
ルト(5)、および、前記複数の取付ボルト(5)を支
持する金具本体(X)を有し、前記取付ボルト(5)と
前記金具本体(X)とで前記複数の壁体パネル(P)を
挟み保持する保持側部材(H)と、前記構造体に固定さ
れるファスナー(2)を有する固定側部材(F)とが連
接されている壁体パネル取付金具であって、 前記保持側部材(H)が、前記固定側部材(F)に対し
て前記壁体パネル(P)の面外方向に移動可能であると
共に、前記保持側部材(H)の移動を緩衝すべく弾性を
有する位置保持機構(D)を備えて構成されている壁体
パネル取付金具。 - 【請求項2】 前記保持側部材(H)のうち前記金具本
体(X)が、板状体(3)と、当該板状体(3)に固定
されていて前記取付ボルト(5)を挿通する複数のパネ
ル当接体(4)とからなると共に、前記板状体(3)に
は前記構造体側に延出する保持支柱(7)が設けられて
おり、 前記位置保持機構(D)が、前記板状体(3)が前記保
持支柱(7)の軸芯方向に沿って移動可能なように、前
記保持支柱(7)の軸芯方向において前記ファスナー
(2)の両側に夫々当接する状態に配置される二つのつ
る巻きバネ(S),(S)を有する請求項1に記載の壁体
パネル取付金具。 - 【請求項3】 前記金具本体(X)が、板状体(3)
と、当該板状体(3)に固定されていて前記取付ボルト
(5)を挿通する複数のパネル当接体(4)とからな
り、前記板状体(3)が前記ファスナー(2)に固定さ
れていて、前記位置保持機構(D)が、前記板状体
(3)もしくは前記ファスナー(2)のうち少なくとも
一方の部材自身が弾性変形する構成である請求項1に記
載の壁体パネル取付金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14019895A JP2883026B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 壁体パネル取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14019895A JP2883026B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 壁体パネル取付金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333831A true JPH08333831A (ja) | 1996-12-17 |
| JP2883026B2 JP2883026B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15263202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14019895A Expired - Fee Related JP2883026B2 (ja) | 1995-06-07 | 1995-06-07 | 壁体パネル取付金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2883026B2 (ja) |
Cited By (14)
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|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-07 JP JP14019895A patent/JP2883026B2/ja not_active Expired - Fee Related
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