JPH08334169A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH08334169A
JPH08334169A JP8073925A JP7392596A JPH08334169A JP H08334169 A JPH08334169 A JP H08334169A JP 8073925 A JP8073925 A JP 8073925A JP 7392596 A JP7392596 A JP 7392596A JP H08334169 A JPH08334169 A JP H08334169A
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Kazumi Sato
和美 佐藤
Hisashi Kunii
久史 國井
Yoshiyuki Ura
能行 浦
Takamichi Shimada
貴通 嶋田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インギヤ制御に際して無効ストローク詰めの
完了を正確に検出して、スムーズ且つ迅速なインギヤ制
御を行わせる。 【構成】 ニュートラルレンジから走行レンジへ切り換
えられてインギヤ制御が行われるときに、係合制御手段
は、まず無効ストローク詰めのため走行レンジ設定用の
摩擦係合要素の係合作動油圧を高圧に設定する油圧指令
信号出力し、この後、タービン軸の回転変化率の絶対値
が所定変化率以上となり且つエンジンの回転速度とター
ビン軸の回転速度との差が所定値以上となったときに無
効ストローク詰め完了と判断し、高圧油圧指令信号出力
を終了して、通常係合用の油圧指令信号出力する制御に
移行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用等に用いられる自
動変速機(自動変速を行う無段変速機を含む)に関し、
さらに詳しくは、ニュートラルレンジから走行レンジに
切り換えたときの変速制御を行う変速制御装置に関す
る。なお、ここではニュートラルレンジから走行レンジ
(前進レンジもしくは後進レンジ)への切換制御をイン
ギヤ制御と称する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は複数のギヤ列を有して構成
され、このギヤ列により構成される複数の動力伝達経路
を、クラッチ、ブレーキ等といった摩擦係合要素を油圧
等により係合させて選択し、変速を行わせるようになっ
ている。ここで、変速を行わせると動力伝達経路が切り
換えられ、変速比が変化するため、これを急激に行った
のでは変速ショックが生じるという問題がある。このた
め、従来から摩擦係合要素の係合を調整してショックの
無いスムーズな変速を行わせるための種々の工夫がなさ
れている。
【0003】このような変速ショックのうち、シフトレ
バーがニュートラル位置に位置してニュートラルレンジ
が設定されている状態で、シフトレバーを前進(もしく
は後進)レンジ位置に切り換えて前進(もしくは後進)
レンジを設定する場合(すなわち、インギヤの場合)に
生じる変速ショックが特に問題となりやすい。これは、
インギヤ制御は、無負荷状態であるニュートラルレンジ
から前進レンジ(もしくは後進レンジ)に移行する制御
であるが、このときの入力トルクは小さく、摩擦係合要
素の係合容量の変化に対する伝達トルク変動比が大きい
ため、摩擦係合要素の係合制御はきわめてデリケートな
制御が必要だからである。
【0004】このため、従来からインギヤ制御に関する
様々な提案がなされており、一例を挙げれば、特開平6
−109130号公報に開示の制御装置がある。この装
置では、ニュートラルレンジから走行レンジへの切り換
え指令が発生したときに、まず第1の切り換えステージ
を実行しソレノイドバルブデューティ比を大きくしてフ
ァーストクイックフィルを行い、次ぎに、第2の切り換
えステージを実行し所定のデューティ比減少率でクラッ
チ供給圧を減少させ、完全係合直前になったらエンジン
回転速度に基づいて定めたデューティ比により供給圧を
最低にする第3の切り換えステージを実行するようにな
っている。
【0005】このような制御でファーストクイックフィ
ルは、摩擦係合要素におけるピストンの油室内に作動油
を充満させるとともに摩擦係合要素を係合直前の状態に
する(係合直前の位置までピストンを移動させる)無効
ストローク詰めを行うものであり、このファーストクイ
ックフィルが適切に行われれば、スムーズなインギヤ制
御を行うことができる。ところが、無効ストローク詰め
が完了する前にファーストクイックフィルを終了して次
の制御ステージに移行すると、残りの無効ストローク詰
めの時間が長くなりインギヤ遅れが生じるおそれがあ
り、逆に無効ストローク詰めが完了したのにファースト
クイックフィルを継続すると摩擦係合要素の係合が急激
となってインギヤショックが生じるおそれがある。
【0006】このようなことから、特開昭63−280
929号公報には、変速機の入力軸(トルクコンバータ
のタービン軸)の回転変化率が所定値以上となったとき
にフィリング完了と判断する装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インギ
ヤ時においてエンジン回転やトルクコンバータのタービ
ン回転が常に一定回転であるとは限らず、むしろ変化す
ることが多いため、このような変化によってタービン軸
の回転変化率が所定値以上となることもある。このた
め、上記のようにタービン軸(変速機入力軸)の回転変
化率のみに基づいてフィリング完了(もしくは無効スト
ローク詰め完了)の判断を行うと誤判断の可能性がある
という問題がある。このような誤判断の下でインギヤ制
御を行うと、インギヤ遅れやインギヤショックの発生に
繋がるおそれがある。
【0008】なお、自動変速機は上記のようにギヤ列を
有したものだけではなく、無段変速機構を有した自動変
速機もある。このような無段変速機構を有する自動変速
機においても、シフトレバー操作により、前進レンジ、
ニュートラルレンジおよび後進レンジの切換設定が可能
となっており、上記と同様なインギヤ制御の問題があ
る。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
インギヤ制御に際して無効ストローク詰めの完了を正確
に検出することができ、スムーズ且つ迅速なインギヤ制
御を達成することができるような自動変速機の変速制御
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明の変速制御装置は、エンジンの出力軸に繋が
るカップリング手段と、このカップリング手段の出力軸
に繋がる変速機構と、この変速機構において少なくとも
走行レンジとニュートラルレンジとが設定可能な摩擦係
合要素と、この摩擦係合要素の係合作動を制御する係合
制御手段とを有して構成され、係合制御手段は摩擦係合
要素の係合作動油圧を油圧指令信号に応じて制御するこ
とにより係合作動制御を行う。ここで、ニュートラルレ
ンジから走行レンジへ切り換えられたときに、係合制御
手段は、走行レンジ設定用の摩擦係合要素の係合作動油
圧を所定高圧に設定する無効ストローク詰め制御を開始
し、この無効ストローク詰め制御を開始した後、カップ
リング手段出力軸の回転変化率の絶対値が所定変化率以
上且つエンジンの回転速度とカップリング手段出力軸の
回転速度との差が所定値以上のときに無効ストローク詰
め完了と判定し、無効ストローク詰め制御を終了して、
係合作動油圧を所定高圧より低い油圧に設定する。
【0011】なお、カップリング手段としてトルクコン
バータが用いられることが多いが、この場合には、トル
クコンバータのタービン軸の回転変化率の絶対値が所定
変化率以上且つエンジンの回転速度とタービン軸の回転
速度との差が所定値以上のときに無効ストローク詰め完
了と判定し、無効ストローク詰め制御を終了させる制御
が行われる。
【0012】ニュートラルレンジから走行レンジへの切
換が行われた場合、摩擦係合要素の係合に応じてカップ
リング出力軸(もしくはタービン軸)負荷が増加するた
め、一般的に、カップリング出力軸(タービン軸)回転
が低下し、エンジン回転とカップリング出力軸(タービ
ン軸)回転の差(トルクコンバータのスリップ回転数)
が増加するということができる。しかしながら、インギ
ヤ制御の際にエンジン回転は一定であるとは限らず、例
えば、アクセルペダルから足を離した状態で、アクセル
ペダルを踏み込みながら、もしくはアクセルペダルを戻
しながらインギヤ制御が行われたりすることもあり、こ
のような場合には、各状態に応じてカップリング出力軸
(タービン軸)回転の変化が異なる。
【0013】このため、カップリング出力軸(タービン
軸)の回転変化率だけでは無効ストローク詰めの完了判
断が難しい。但し、上記いずれの状態においても摩擦係
合要素が係合開始してカップリング出力軸(タービン
軸)負荷が増加し始めると上記回転の差(トルクコンバ
ータのスリップ量)が増加する。本発明はこのようなこ
とを鑑みたもので、本発明においては、カップリング出
力軸(タービン軸)回転の変化率に加えて、エンジン回
転数とカップリング出力軸(タービン軸)回転数の差、
すなわち、トルクコンバータのスリップ量にも基づいて
無効ストローク詰めの完了判断を行うようになってい
る。このため、アクセルペダルが上記いずれの状態であ
っても無効ストローク詰めが完了したか否かを的確に判
断することができる。
【0014】エンジン回転が比較的細かく上下変動する
ような場合、カップリング(トルクコンバータ)を介し
た軸回転変動はエンジン回転変動に対して時間遅れが生
じるため、エンジン回転変動とカップリング出力軸(タ
ービン軸)回転変動の位相がずれてエンジン回転変動の
山部分とカップリング出力軸(タービン軸)回転変動の
谷部分が同時となり、エンジン回転数とカップリング出
力軸(タービン軸)回転数の差が大きくなることがあ
る。このため、エンジン回転数とカップリング出力軸
(タービン軸)回転数の差のみに基づいて無効ストロー
ク詰め完了判断を行うのも判断が不正確となるおそれが
ある。ところが、本発明では、カップリング出力軸(タ
ービン軸)回転変化率も判断基準として用いているため
このような場合でも正確な判断が行われる。
【0015】なお、変速機構としては、ギヤ式自動変速
機のように変速比の異なる複数の動力伝達経路から構成
したものや、無段変速機構(例えば、金属Vベルト式無
段変速機構)から構成したもの等がある。ギヤ式自動変
速機の場合には、一般的にカップリング手段としてはト
ルクコンバータが用いられ、複数の動力伝達経路から所
定の動力伝達経路を選択設定するための複数の摩擦係合
要素を有する。また、無段変速機構の場合には、カップ
リング手段としては機械的なカップリング手段、流体継
手、トルクコンバータ等が用いられ少なくともも走行レ
ンジとニュートラルレンジとを設定可能な発進制御摩擦
係合要素を有する。
【0016】なお、無効ストローク詰めのための高圧油
圧指令信号を、ニュートラルレンジから走行レンジへ切
り換えられたときから所定時間継続して出力される最大
油圧指令信号と、この後、タービン軸の回転変化率の絶
対値が所定変化率以上となり且つエンジンの回転速度と
タービン軸の回転速度との差が所定値以上となるまで出
力される中間油圧指令信号とから構成するのが好まし
い。このようにすれば、無効ストローク詰め完了時には
中間油圧が設定されることとなり、無効ストローク詰め
完了から次の制御ステージへの移行が多少ずれても、ス
ムーズに次の制御に移行することができる。
【0017】ニュートラルレンジから走行レンジへ切り
換えられたときに、高速側変速段を経由して発進用変速
段が設定されるスクォートインギヤ制御が行われる場合
には、高速側変速段の係合制御における無効ストローク
詰め制御を、ニュートラルレンジから走行レンジへ切り
換えられたときからタービン軸の回転変化率の絶対値が
所定変化率以上となり且つエンジンの回転速度とタービ
ン軸の回転速度との差が所定値以上となるまで最大油圧
指令信号を出力する制御ステージから構成するのが望ま
しい。
【0018】このようなスクォート制御が行われる場合
には、高速側変速段の係合制御のみならず発進用変速段
における無効ストローク詰め制御も必要であり、両無効
ストローク詰め完了をともに上記のようにして判断して
も良い。なお、この場合に、高速側変速段の無効ストロ
ーク詰め判断のためのタービン軸の回転変化率の絶対値
の判定値およびエンジンの回転速度とタービン軸の回転
速度との差の判定値は、発進用変速段の無効ストローク
詰め判断のための判定値とは異なる値を用いることがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好ましい実施
例について説明する。本発明に係る変速制御装置により
変速制御がなされる自動変速機の動力伝達系構成の一例
を図1に示している。この変速機は、エンジン出力軸1
に接続されたトルクコンバータ2と、このトルクコンバ
ータ2のタービン軸に接続された変速機入力軸3とを有
し、入力軸3の上にプラネタリ式変速機構が配設されて
いる。
【0020】この変速機構は、変速機入力軸3の上に並
列に配置された第1、第2および第3プラネタリギヤ列
G1,G2,G3を有する。各ギヤ列はそれぞれ、中央
に位置する第1〜第3サンギヤS1,S2,S3と、こ
れら第1〜第3サンギヤに噛合してその周りを自転しな
がら公転する第1〜第3プラネタリピニオンP1,P
2,P3と、このピニオンを回転自在に保持してピニオ
ンの公転と同一回転する第1〜第3キャリアC1,C
2,C3と、上記ピニオンと噛合する内歯を有した第1
〜第3リングギヤR1,R2,R3とから構成される。
なお、第1および第2プラネタリギヤ列G1,G2はダ
ブルピニオン型プラネタリギヤ列であり、第1および第
2ピニオンP1,P2は、図示のようにそれぞれ2個の
ピニオンP11,P12およびP21,P22から構成
される。
【0021】第1サンギヤS1は入力軸3に常時連結さ
れ、第1キャリアC1は第1ブレーキB1により固定保
持可能であるとともに第2サンギヤS2と常時連結され
ている。第1リングギヤR1は第3クラッチCL3を介
して第1キャリアC1および第2サンギヤS2と係脱自
在に連結されている。第2キャリアC2と第3キャリア
C3とが常時連結されるとともに出力ギヤ4とも常時連
結されている。第2リングギヤR2と第3リングギヤR
3とは常時連結されており、これらが第2ブレーキB2
により固定保持可能であるとともにワンウェイクラッチ
B3を介してケースに接続されて前進側駆動方向の回転
に対してのみブレーキ作用を生じさせるようになってお
り、さらに、これらは第2クラッチCL2を介して入力
軸3と係脱可能に連結している。第3サンギヤS3は第
1クラッチCL1を介して入力軸と係脱可能に連結して
いる。また、入力回転センサー9aと出力回転センサー
9bとが図示のように配設されている。
【0022】以上のように構成した変速機において、第
1〜第3クラッチCL1〜CL3および第1,第2ブレ
ーキB1,B2の係脱制御を行うことにより、変速段の
設定および変速制御を行うことができる。具体的には、
表1に示すように係脱制御を行えば、前進5速(1S
T,2ND,3RD,4TH,5TH)、後進1速(R
EV)を設定できる。
【0023】なお、この表1において、1STにおける
第2ブレーキB2に括弧を付けているが、これは第2ブ
レーキB2を係合させなくてもワンウェイクラッチB3
の作用により1ST変速段が設定できるからである。す
なわち、第1クラッチCL1を係合させれば、第2ブレ
ーキB2を係合させなくても1ST変速段の設定が可能
である。但し、ワンウェイクラッチB3は駆動側とは逆
の動力伝達は許容できず、このため、第2ブレーキB2
が非係合状態であるときの1STはエンジンブレーキの
効かない変速段となり、第2ブレーキB2を係合させれ
ばエンジンブレーキの効く変速段となる。なお、Dレン
ジの1STはエンジンブレーキの効かない変速段であ
る。
【0024】
【表1】
【0025】次に、第1〜第3クラッチCL1〜CL3
と第1,第2ブレーキB1,B2の係脱制御を行うため
の制御装置を図2〜図4に基づいて説明する。なお、図
2〜図4は制御装置の各部を示し、これら三つの図によ
り一つの制御装置を構成している。また、各図の油路の
うち、終端に丸囲みのアルファベット(A〜Y)が付い
ているものは、他の図の同じアルファベットが付いた油
路と繋がっていることを意味する。さらに、図における
×印はその部分がドレンされていることを意味する。
【0026】この制御装置には油圧ポンプ10から作動
油が供給されており、この作動油がレギュレータバルブ
20によりライン圧P1に調圧されて油路100に送ら
れ、図示のように供給される。この制御装置内には、こ
のレギュレータバルブ20の外に、運転席のシフトレバ
ーに繋がり運転者のマニュアル操作により作動されるマ
ニュアルバルブ25と、6個のソレノイドバルブSA〜
SFと、6個の油圧作動バルブ30,35,40,4
5,50,55と、4個のアキュムレータ71〜74と
が配設されている。ソレノイドバルブSA,SC,SF
はノーマルオープンタイプのバルブでソレノイドが通電
オフのときにはこれらバルブは開放される。一方、ソレ
ノイドバルブSB,SD,SEはノーマルクローズタイ
プのバルブでソレノイドが通電オフのときにはこれらバ
ルブは閉止される。
【0027】なお、以下においては、バルブ30をリデ
ューシングバルブ、バルブ35をL−Hシフトバルブ、
バルブ40をFWD圧スイッチングバルブ、バルブ45
をREV圧スイッチングバルブ、バルブ50をデリバリ
ーバルブ、バルブ55をリリーフバルブと称する。
【0028】上記マニュアルバルブ25の作動と、ソレ
ノイドバルブSA〜SFの作動とに応じて各バルブが作
動され、変速制御が行われる。この場合での各ソレノイ
ドバルブの作動とこの作動に伴い設定される速度段との
関係は下記表2に示すようになる。この表2におけるO
N,OFFはソレノイドのON,OFFを表している。
なお、この表2においてはソレノイドバルブSFの作動
は表示していないが、このソレノイドバルブSFはリバ
ース速度段設定時にライン圧を増圧するときに用いるも
のであり、変速段設定には使用されないものであるため
である。
【0029】
【表2】
【0030】上記制御について、以下に説明する。ま
ず、シフトレバーによりDレンジ(前進側レンジ)が設
定され、マニュアルバルブ25のスプール26がD位置
に移動した場合を考える。図においては、スプール26
はN位置にあり、右端フック部がD位置まで右動されて
スプール26はD位置に位置する。このとき、ライン圧
P1を有する作動油は、油路100から分岐する油路1
01,102に送られ、FWDスイッチングバルブ40
のスプール溝を通って油路103からマニュアルバルブ
25に送られる。そして、スプール26の溝を介して油
路110および120に送られる。なお、油路110は
この状態ではREVスイッチングバルブ45において閉
塞されている。
【0031】油路120に送られたライン圧P1の作動
油は、分岐油路121,122,123,124,12
5を介してそれぞれソレノイドバルブSF,SE,S
D,SB,SAに供給される。油路120のライン圧P
1はL−Hシフトバルブ35の右端にも作用し、このバ
ルブ35のスプール36を左動させる。油路120の分
岐油路126はデリバリーバルブ50の右側に繋がり、
油路126から分岐する油路127はリリーフバルブ5
5の左端に繋がり、このバルブ55のスプール56,5
7を右動させる。
【0032】一方、油路103の分岐油路103aはF
WDスイッチングバルブ40の右端に繋がり、ライン圧
P1によりスプール41は左方に押圧される。油路10
3の分岐油路104は左動されたL−Hシフトバルブ3
5のスプール36の溝を介して油路105に送られ、ラ
イン圧P1をFWDスイッチングバルブ40の左側に作
用させる。油路104の分岐油路106はREVスイッ
チングバルブ45の右端に繋がり、ライン圧P1により
そのスプール46を左動状態で保持させる。また、油路
103の分岐油路107はソレノイドバルブSCに繋が
り、ソレノイドバルブSCにもライン圧P1が供給され
る。
【0033】以上のように、ソレノイドバルブSA〜S
Fにはそれぞれライン圧P1が供給されており、このバ
ルブの開閉制御によりライン圧P1を有した作動油の供
給制御を行うことができる。
【0034】ここでまず、1ST変速段を設定する場合
を説明する。なお、変速段の設定では表2に示すように
ソレノイドバルブSFは関係しないので、ここではソレ
ノイドバルブSA〜SEについてのみ考える。1STで
は、表2に示すように、ソレノイドバルブSCがオン
で、それ以外がオフであり、ソレノイドバルブSAのみ
が開放され、他のソレノイドバルブは閉止される。ソレ
ノイドバルブSAが開放されると、油路125から油路
130にライン圧P1が供給され、油路130からD位
置に位置したマニュアルバルブスプール26の溝を通っ
て油路131にライン圧P1が供給される。
【0035】油路131の分岐油路131aはリリーフ
バルブ55の右端に繋がっており、ライン圧P1がリリ
ーフバルブ55の右端に作用する。さらに、油路131
から分岐する油路132を介してライン圧P1は第1ク
ラッチCL1に供給され、第1クラッチCL1が係合さ
れる。なお、このクラッチ圧CL1変化は第1アキュム
レータ71により調整される。
【0036】なお、第2クラッチCL2はリリーフバル
ブ55(このときスプール56,57は右動状態)から
ソレノイドバルブSBを介してドレンに繋がり、第3ク
ラッチCL3はソレノイドバルブSCを介してドレンに
繋がり、第1ブレーキB1はリリーフバルブ55からソ
レノイドバルブSCを介してドレンに繋がり、第2ブレ
ーキB2はマニュアルバルブ25を介してドレンに繋が
る。このため、第1クラッチCL1のみが係合されて1
ST速度段が設定される。
【0037】次に、2ND速度段を設定する場合を考え
る。このときには、1STの状態がソレノイドバルブS
Dがオフからオンに切り換わり、ソレノイドバルブSD
も開放される。これにより、油路123から油路140
にライン圧P1が供給され、スプール56,57が右動
した状態のリリーフバルブ55から油路141を介して
第1ブレーキB1にライン圧P1を有した作動油が供給
される。このため、第1クラッチCL1および第1ブレ
ーキB1がともに係合されて2ND速度段が設定され
る。
【0038】3RD速度段を設定するときには、ソレノ
イドバルブSCがオンからオフに切り換えられ、ソレノ
イドバルブSDがオフに戻される。ソレノイドバルブS
Dがオフに戻るため、第1ブレーキB1は開放される。
ソレノイドバルブSCがオフに切り換わることにより、
これが開放され、油路107からライン圧P1を有した
作動油が油路145を介して第3クラッチCL3に供給
される。これにより第3クラッチCL3が係合されて3
RD速度段が設定される。このとき同時に、油路145
から分岐する油路146を介してライン圧P1がデリバ
リーバルブ50の左側に作用し、油路147を介してラ
イン圧P1がリリーフバルブ55の右端に作用する。
【0039】4TH速度段を設定するときには、ソレノ
イドバルブSBをオフからオンに切換、ソレノイドバル
ブSCをオンに戻す。ソレノイドバルブSCがオンに戻
されるため、第3クラッチCL3は解放される。一方、
ソレノイドバルブSBがオンに切り換わることにより、
ソレノイドバルブSBが開放され、油路124からライ
ン圧P1が油路150,151に供給され、右動したス
プール56の溝から油路152を介して第2クラッチC
L2にライン圧P1が供給される。このため、第2クラ
ッチCL2が係合されて4TH速度段が設定される。
【0040】5TH速度段を設定するときには、ソレノ
イドバルブSAをオフからオンに切り換えるとともにソ
レノイドバルブSCをオンからオフに切り換える。ソレ
ノイドバルブSAがオフからオンに切り換わると、油路
130へのライン圧P1の供給が遮断され、且つ第1ク
ラッチCL1はソレノイドバルブSAを介してドレンに
繋がり、第1クラッチCL1は解放される。一方、ソレ
ノイドバルブSCがオフに切り換えられると、上述のよ
うに第3クラッチCL3が係合され、この結果5TH速
度段が設定される。
【0041】以上のようにして各クラッチ、ブレーキの
係合制御が行われるのであるが、ここで、シフトレバー
をNからDに操作して、Nレンジ(ニュートラルレン
ジ)からDレンジ(前進レンジ)に切り換える場合の係
合制御を図5に示すタイムチャートと図6〜図7に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0042】フローチャートに示すように、制御装置内
においては、NレンジからDレンジへの切換の有無が検
知されており(ステップS2)、Dレンジ切換でないと
きにはこの制御は行われない。Dレンジに切り換えられ
たことがステップS2において検出されると、ステップ
S4において、車速Vが所定車速b(ほぼ零に近い値)
より小さいか否かすなわちほぼ停止しているか否かが判
断される。車速Vがほぼ零でないときにもこの制御は行
われない。
【0043】NレンジからDレンジへの切換が車速Vが
ほぼ零の状態で行われた場合には、ステップS6に進
み、第1タイマー時間t1をセットするとともに、図5
にも示すように、ソレノイドバルブSAおよびソレノイ
ドバルブSCをOFFに切り換える(ステップS8)。
この制御は、ステップS6においてセットされた第1タ
イマー時間t1の間行われる(ステップS10)。
【0044】これにより、ともにノーマルオープンタイ
プであるソレノイドバルブSAおよびSCは全開状態と
なり、第1および第3クラッチCL1,CL3に急速に
作動油が供給され、各ピストン油室に油を充満させると
ともにピストンの無効ストローク分の移動を行わせる無
効ストローク詰め作動が急速に開始される。
【0045】この状態が第1タイマーt1の設定時間だ
け継続され、第1タイマーt1の設定時間が経過する
と、ステップS10からステップS12に進み、ソレノ
イドバルブSCはOFFのまま、ソレノイドバルブSA
に中間デューティ比信号を出力する。なお、中間デュー
テイ比信号とは、クラッチを係合直前状態で保持するた
めに必要とされる油圧を発生させるデューティ比信号で
ある。これにより、第1クラッチCL1への作動油供給
が絞られるが、第3クラッチCL3にはそのまま急速な
供給が継続される。
【0046】この制御においては、エンジン回転数N
e,トルクコンバータのタービン回転数Ntおよびター
ビン回転の変化率dNt/dtが検出されており、エンジン回
転数Neとタービン回転数Ntの差ΔN(=Ne−N
t)が演算されている。そして、この差ΔNが第1許容
差ΔN1より大きくなり且つタービン回転の変化率dNt/
dtの絶対値が第1許容率RNt(1)より大きくなったとス
テップS14,16において判断されると、第3クラッ
チCL3の無効ストローク詰めが完了したと判断し、ソ
レノイドバルブSAは中間デューティ比のまま、ソレノ
イドバルブSCを第1デューティ比に基づいて作動させ
る制御に移行する(ステップS18)。この第1デュー
ティ比は上記中間デューティ比より若干大きな値で、第
3クラッチCL3をある程度係合させることができる油
圧を発生させるデューティ比である。これにより、第3
クラッチCL3は所定係合状態(緩やかな係合状態)で
保持され、第3速段(3RD)が設定される。
【0047】さらにこの後、エンジン回転数Neとター
ビン回転数Ntの差ΔNが第2許容差ΔN2(ΔN2>
ΔN1)より大きくなり且つタービン回転の変化率dNt/
dtの絶対値が第2許容率RNt(1)(RNt(2)>RNt
(2))より大きくなったとステップS20,22におい
て判断されると、第1クラッチCL1の無効ストローク
詰めが完了したと判断し、ステップS24に進み、ソレ
ノイドバルブSCは第1デューティ比制御のまま、ソレ
ノイドバルブSAをフィードバック第1デューティ比制
御に基づいて作動させる制御を開始する。なお、このフ
ィードバックデューティ比制御は、タービン回転数Nt
およびタービン回転数変化率dNt/dtを目標値としたフィ
ードバック制御である。
【0048】このフィードバック制御は第1クラッチC
L1を徐々に係合させる制御であり、このことから分か
るように、ステップS24に移行する時点で、無効スト
ローク詰め制御から通常係合制御に移行する。
【0049】この後、タービン回転数Ntが所定回転N
t(1)まで低下すると、ステップS26からステップS2
8に進み、ソレノイドバルブSAはフィードバックデュ
ーティ比制御のまま、ソレノイドバルブSCを第2デュ
ーティ比に基づいて作動させる。第2デューティ比は第
3クラッチCL3の係合油圧P(CL3) をさらに低下させ
るデューティ比であり、第3クラッチCL3は徐々に解
放され、第1速段に変速される。
【0050】そして、タービン回転変化率dNt/dtがほぼ
零となったときに、ステップS30からステップS32
に進んで、第2タイマーt2をセットし、ソレノイドバ
ルブSCをONにする(ステップS34)。これにより
第3クラッチCL3は完全に解放される。第2タイマー
t2は第1クラッチCL1が完全に係合するまで待つた
めのもので、第2タイマーt2の設定時間が経過した時
点でステップS36からステップS38に進み、ソレノ
イドバルブSCはONのままソレノイドバルブSAをO
FFにして第1クラッチCL1の係合油圧を最大にす
る。このとき、第1クラッチCL1は完全係合状態であ
り、係合油圧が最大となっても変速ショックが発生する
ことがない。以上のようにして、インギヤスクォート制
御がスムーズに行われる。
【0051】なお、図5の制御において、ソレノイドバ
ルブSCをタービン回転の変化率dNt/dtの絶対値が所定
許容率RNt(s)より大きくなったときに第1デューティ
比制御に移行させ、ソレノイドバルブSAをエンジン回
転数Neとタービン回転数Ntの差ΔNが所定許容差Δ
Nsより大きくなったときに中間デューティ比制御から
フィードバックデューティ比制御に移行させるように構
成しても良い。この場合には、タービン回転の変化率dN
t/dtの絶対値が所定許容率RNt(s)より大きくなるとと
もにエンジン回転数Neとタービン回転数Ntの差ΔN
が所定許容差ΔNsより大きくなったときに無効ストロ
ーク詰め制御から通常係合制御に移行することになる。
【0052】なお、上記実施例においては、高速側変速
段(第3速段)を経由して発進側変速段(第1速段)を
設定するインギヤスクォート制御を例にして説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、ニュートラ
ルレンジから直接発進側変速段を設定する場合にも本発
明の装置を用いて制御を行うことができる。
【0053】また、上記実施例においては、複数のプラ
ネタリギヤを用いて複数の動力伝達経路を構成し、これ
をクラッチ、ブレーキ等からなる摩擦係合要素により選
択して自動変速を行うようになったギヤ式自動変速機に
ついて説明したが、本発明の制御装置はこのようなギヤ
式自動変速機のみならず、図8および図9に示すような
無段変速形式の自動変速機にも用いることができる。
【0054】以下、無段変速形式の自動変速機について
簡単に説明する。まず、図8に示す自動変速機は、エン
ジンENGの出力軸201に接続されたトルクコンバー
タ202と、その出力軸に繋がれたダブルピニオンプラ
ネタリギヤから構成される前後進切換機構205と、前
後進切換機構205に繋がれた無段変速機構210とか
ら構成される。トルクコンバータ202のタービン軸2
03に繋がる前後進切換機構205は前進用クラッチ2
06と後進用ブレーキ207を有し、前進用クラッチ2
06を係合させて前進レンジを設定(前進用動力伝達経
路を選択)し、後進用ブレーキ207を係合させて後進
レンジを設定(後進用動力伝達経路を選択)し、これら
両者をともに解放してニュートラルレンジを設定するこ
とができる。
【0055】無段変速機構210は、それぞれ油圧力等
によりプーリ幅が可変設定可能となったドライブプーリ
211およびドリブンプーリ212と、これらプーリに
掛けられた金属Vベルト213とから構成され、プーリ
幅を可変設定して変速比を無段階に変更できる。
【0056】図9に示す自動変速機においては、エンジ
ンENGの出力軸201にカップリング302を介して
変速機入力軸303が接続され、この変速機入力軸30
3に上記と同様な前後進切換機構305が接続され、こ
の前後進切換機構305に無段変速機構310が接続さ
れる。この自動変速機においては、無段変速機構310
の出力軸314に発進クラッチ315が接続される。
【0057】この変速機においては、前進用クラッチ3
06を係合させて前進レンジを設定(前進用動力伝達経
路を選択)し、後進用ブレーキ307を係合させて後進
レンジを設定(後進用動力伝達経路を選択)し、発進ク
ラッチ315を解放してニュートラルレンジを設定する
ことができる。なお、この発進クラッチと同様なクラッ
チを図8の変速機に設けても良い。
【0058】このような無段変速形式の自動変速機にお
いても、ニュートラルレンジから走行レンジ(前進レン
ジもしくは後進レンジ)への切換制御を上記実施例の場
合と同様に行うことができる。このような制御の一例を
図10に示しており、この制御ではニュートラルレンジ
からDレンジへの変速指令が出力されたときから発進ク
ラッチ制御用のソレノイドバルブをON作動させての無
効ストローク詰め制御を開始する。そして、エンジン回
転数Neとタービン回転数Ntの差ΔN(=Ne−N
t)が第1許容差ΔN1より大きくなり且つタービン回
転の変化率dNt/dtの絶対値が第1許容率RNt(1)より大
きくなったとステップS14,16において判断される
と、第3クラッチCL3の無効ストローク詰めが完了し
たと判断し、発進クラッチ制御用のソレノイドバルブを
第1デューティ比に基づいて作動させる係合制御に移行
する
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ニュートラルレンジから走行レンジへ切り換えられてイ
ンギヤ制御が行われるときには、まず走行レンジ設定用
の摩擦係合要素の係合作動制御を無効ストローク詰めを
含む複数の制御ステージから構成し、カップリング手段
出力軸(もしくはトルクコンバータタービン軸)の回転
変化率の絶対値が所定変化率以上且つエンジンの回転速
度とカップリング出力軸(タービン軸)の回転速度との
差が所定値以上のときに無効ストローク詰め完了と判定
し、無効ストローク詰め制御を終了するように構成され
ているため、アクセルペダルの踏み込み状態の如何に拘
らず、無効ストローク詰めが完了したか否かを正確に判
断することができる。また、インギヤ制御中にエンジン
回転がある程度上下変動するような場合でも無効ストロ
ーク詰めの完了を正確に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速制御装置による変速制御が行
われる自動変速機の構成を示す概略図である。
【図2】本発明に係る変速制御装置を構成する油圧回路
図である。
【図3】本発明に係る変速制御装置を構成する油圧回路
図である。
【図4】本発明に係る変速制御装置を構成する油圧回路
図である。
【図5】本発明に係る変速制御装置による変速制御にお
けるソレノイドバルブの作動状態および各種変数の経時
変化を示すグラフである。
【図6】本発明に係る変速制御装置による変速制御内容
を表すフローチャートである。
【図7】本発明に係る変速制御装置による変速制御内容
を表すフローチャートである。
【図8】本発明に係る変速制御装置による変速制御が行
われる自動変速機の異なる例を示す概略図である。
【図9】本発明に係る変速制御装置による変速制御が行
われる自動変速機のさらに異なる例を示す概略図であ
る。
【図10】図8もしくは図9に示す変速機の変速制御装
置による変速制御における各種変数の経時変化を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
3 変速機入力軸 4 変速機出力ギヤ 10 油圧ポンプ 20 レギュレータバルブ 25 マニュアルバルブ 30 リデューシングバルブ 35 L−Hシフトバルブ 40 FWDスイッチングバルブ 45 REVスイッチングバルブ 50 デリバリーバルブ 55 リリーフバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 63:06 63:12 (72)発明者 國井 久史 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 浦 能行 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 嶋田 貴通 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸に繋がるカップリング
    手段と、このカップリング手段の出力軸に繋がる変速機
    構と、この変速機構において少なくとも走行レンジとニ
    ュートラルレンジとが設定可能な摩擦係合要素と、この
    摩擦係合要素の係合作動を制御する係合制御手段とを有
    してなる自動変速機の変速制御装置において、 前記係合制御手段は前記摩擦係合要素の係合作動油圧を
    油圧指令信号に応じて制御することにより係合作動制御
    を行い、 前記ニュートラルレンジから前記走行レンジへ切り換え
    られたときに、前記係合制御手段は、前記走行レンジ設
    定用の摩擦係合要素の係合作動油圧を所定高圧に設定す
    る無効ストローク詰め制御を開始し、 前記無効ストローク詰め制御を開始した後、前記カップ
    リング手段出力軸の回転変化率の絶対値が所定変化率以
    上且つ前記エンジンの回転速度と前記カップリング手段
    出力軸の回転速度との差が所定値以上のときに無効スト
    ローク詰め完了と判定し、前記無効ストローク詰め制御
    を終了して、前記係合作動油圧を前記所定高圧より低い
    油圧に設定することを特徴とする自動変速機の変速制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記カップリング手段がトルクコンバー
    タからなり、このトルクコンバータのタービン軸の回転
    変化率の絶対値が所定変化率以上且つ前記エンジンの回
    転速度と前記タービン軸の回転速度との差が所定値以上
    のときに無効ストローク詰め完了と判定し、前記無効ス
    トローク詰め制御を終了することを特徴とする請求項1
    に記載の自動変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変速機構が変速比の異なる複数の動
    力伝達経路から構成され、前記摩擦係合要素が前記複数
    の動力伝達経路から所定の動力伝達経路を選択設定する
    ための複数の摩擦係合要素から構成され、 前記ニュートラルレンジから前記走行レンジへ切り換え
    られたときに、前記係合制御手段は、前記複数の動力伝
    達経路のうちの発進用に設定される動力伝達経路設定用
    の摩擦係合要素の係合作動油圧を所定高圧に設定する無
    効ストローク詰め制御を開始し、 前記無効ストローク詰め制御を開始した後、前記トルク
    コンバータのタービン軸の回転変化率の絶対値が所定変
    化率以上且つ前記エンジンの回転速度と前記タービン軸
    の回転速度との差が所定値以上のときに無効ストローク
    詰め完了と判定し、前記無効ストローク詰め制御を終了
    して、前記係合作動油圧を前記所定高圧より低い油圧に
    設定することを特徴とする請求項2に記載の自動変速機
    の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変速機構が無段変速機構からなり、
    前記摩擦係合要素が前記無段変速機構において少なくと
    も走行レンジとニュートラルレンジとを設定可能な発進
    制御摩擦係合要素からなることを特徴とする請求項1も
    しくは2に記載の自動変速機の変速制御装置。
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