JPH11141675A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH11141675A JPH11141675A JP10256061A JP25606198A JPH11141675A JP H11141675 A JPH11141675 A JP H11141675A JP 10256061 A JP10256061 A JP 10256061A JP 25606198 A JP25606198 A JP 25606198A JP H11141675 A JPH11141675 A JP H11141675A
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Abstract
態の如何に関わらず、スリップ開始点を安定させて安定
した制御を実現すると共に、係合要素のスリップを所定
範囲に抑えて現在段の制御期間を短くして耐久性を向上
させ、次段制御にスムーズに連続させる。 【解決手段】 現在段の制御の初期期間である第1のス
テップ(ステップ1)において現在段のクラッチなどが
第1目標スリップ率ECLO2になるようにフィードバ
ック制御し(S10からS24)、後続期間である第2
のステップ(ステップ2)に進み、現在段のクラッチな
どが第2目標スリップ率ECLO2になるようにフィー
ドバック制御すると共に、実スリップ率と第2目標スリ
ップ率の偏差に応じて油圧指令信号(供給油圧減トルク
指令値QTRQ)を補正し(S26からS34)、補正
した値に基づいて次回の油圧指令信号を決定する(S3
6)。
Description
制御装置に関し、より詳しくはシフトアップ時に現在段
(前段)係合要素に供給する作動油圧を適正に制御する
ようにした車両用の自動変速機の変速制御装置に関す
る。
のギヤ列により構成される複数の動力伝達経路を、クラ
ッチ、ブレーキなどの係合要素を選択的に係合させて入
力回転の変速を行わせる。そのような自動変速機は、現
在段(前段)の動力伝達経路設定用の係合要素を解放す
ると共に、次段(行先段)の動力伝達経路設定用の係合
要素を係合させて変速を行う。
るためには、現在段および次段の係合要素の解放または
係合タイミングを正確に設定すると共に、現在段および
次段の係合要素の解放から完全係合に至るまでの制御を
適正に行う必要がある。その意図から、例えば特開昭6
2−246653号公報において変速指令発生後、現在
段係合要素の作動油圧を低下させてスリップ制御してイ
ナーシャを吸収する手法が提案されている。
よるとき、どの時点で現在段クラッチがスリップし始め
たのか検出するのが困難である。そこで本出願人も特開
平6−307524号あるいは特開平8−277921
号公報などにおいて、現在段の制御期間を幾つかのステ
ップに分け、現在段クラッチに供給する作動油圧を減圧
し、次いでスロットル開度や機関トルクに基づいてクラ
ッチのスリップ(滑り)をフィードバック制御する技術
を提案している。
クラッチの状態、例えば、経時劣化、プレート温度ある
いは変速状態などによってスリップ状態は変化し、目標
値通りに油圧制御してもスリップ開始点は変化する。ま
た、現在段クラッチが減圧によってスリップし始める
と、クラッチの摩擦状態が変化するため、平均油圧を少
し上げる必要があるが、このときクラッチのスリップを
所定範囲に抑えて現在段の制御期間を短くすることがで
きれば、クラッチの耐久性が向上し、次段制御にスムー
ズに連続させることができる。
の係合要素の経時劣化などの変化の如何に関わらず、ス
リップ開始点を安定させて安定した変速制御を実現する
と共に、係合要素のスリップを所定範囲に抑えて現在段
の制御期間を短くし、よって係合要素の耐久性を向上さ
せ、さらに次段制御にスムーズに連続させることができ
るようにした自動変速機の変速制御装置を提供すること
にある。
めに、請求項1項にあっては、入出力部材間に形成され
た複数の動力伝達経路と、前記動力伝達経路を選択的に
設定する複数の係合要素と、前記係合要素の係合作動油
圧を油圧指令信号に応じて制御する係合制御手段とを備
え、シフトアップ信号に基づいて、前記複数の係合要素
のうち現在段係合要素の作動油圧を低下させてスリップ
制御しつつ開放させると共に、次段係合要素を係合させ
て現在段から次段へのシフトアップを行う自動変速機の
変速制御装置において、前記現在段係合要素が第1目標
スリップ率となるように油圧指令信号を決定する第1ス
テップ、前記現在段係合要素のスリップ率が第2目標ス
リップ率となるようにフィードバック制御する第2ステ
ップ、および前記第1ステップにおける前記係合要素の
実スリップ率の最大値を検出し、検出したスリップ率と
第2目標スリップ率に応じて次回のシフトアップ時の前
記第1ステップにおける油圧指令信号を補正する油圧指
令信号補正手段、および前記補正された油圧指令信号に
基づいて次回の油圧指令信号を決定する次回油圧指令信
号決定手段、を備える如く構成した。
経時劣化などの係合要素の状態の如何に関わらず、スリ
ップ開始点を安定させ、よって安定した変速制御を実現
すると共に、係合要素のスリップを所定範囲に抑えて現
在段の制御期間を短くし、よってその耐久性を向上さ
せ、かつ次段制御にスムーズに連続させることができ
る。
の油圧指令値を前記第1ステップの油圧指令値より大き
く決定する如く構成した。
クラッチなどの係合要素の摩擦状態の変化に対して安定
した変速制御を実現することができる。
の実施の形態を説明する。
装置の構成を示す概略説明図である。
え、トルクコンバータ8は内燃機関9aの出力軸9に接
続される。トルクコンバータ8のタービン(図示せず)
は、変速機入力軸8aに接続される。
列に配置された第1、第2および第3遊星歯車列G1,
G2,G3を有する。各遊星歯車列はそれぞれ、中央に
位置する第1、第2、第3サンギヤS1,S2,S3
と、これら第1、第2、第3サンギヤと噛み合ってその
回りを自転しながら公転する第1、第2、第3プラネタ
リピニオンP1,P2,P3と、このピニオンを回転自
在に保持してピニオンの公転と同一回転する第1、第
2、第3キャリアC1,C2,C3と、このピニオンと
噛み合う内歯を有した第1、第2、第3リングギヤR
1,R2,R3とから構成される。
G2はダブルピニオン式遊星歯車列であり、第1ピニオ
ンP1および第2ピニオンP2は、図示のようにそれぞ
れ2個のピニオンギヤP11,P12と、P21,P2
2とから構成される。
れ、第1キャリアC1は常時固定される。第1リングギ
ヤR1は第3クラッチK3を介して第2サンギヤS2に
連結され、さらに第2サンギヤS2は第1ブレーキB1
により固定保持可能とされる。第2キャリアC2は第3
キャリアC3に連結されると共に、出力ギヤ8bに連結
され、第2キャリアC2および第3キャリアC3の回転
が、変速機の出力回転となる。
と直結され、これら両リングギヤR2,R3は一体とな
って第2ブレーキB2により固定保持可能であり、かつ
第2クラッチK2を介して変速機入力軸と係脱自在に連
結される。第3サンギヤS3は第1クラッチK1を介し
て変速機入力軸と係脱自在に連結される。第2ブレーキ
B2と並列にワンウェイクラッチOWCが配設される。
1〜S3、第1〜第3キャリアC1〜C3、および第1
〜第3リングギヤR1〜R3)、変速機入力軸8aおよ
び出力ギヤ8bを連結して構成した自動変速機におい
て、第1〜第3クラッチK1〜K3および第1,第2ブ
レーキB1,B2を係脱制御することにより、変速段の
設定および変速制御を行うことができる。
れば、前進5速、即ち、1ST(1速)、2ND(2
速)、3RD(3速)、4TH(4速)および5TH
(5速)、後進1速(RVS)からなる変速段を設定す
ることができる。尚、各変速段での減速比(レシオ)は
各ギヤの歯数により変化するが、表1にその一例を参考
に示す。
2ブレーキB2にカッコを付しているが、これは第2ブ
レーキB2を係合させなくてもワンウェイクラッチCO
Wにより駆動側の動力伝達がなされるからである。即
ち、第1クラッチK1を係合させれば、第2ブレーキB
2を係合させなくても、1STのギヤ比(変速比)での
駆動側の動力伝達は可能であり、1STが設定される。
ず、このため、第2ブレーキB2を係合させればエンジ
ンブレーキの効く1STとなり、第2ブレーキB2が非
係合のときはエンジンブレーキが効かない1STとな
る。
るために、マイクロコンピュータからなるコントローラ
200が設けられる。
ックアップからなる回転数センサ202と、同様に、出
力ギヤ8bの近傍に配置されて変速機出力回転数が配置
されて変速機入力回転数Ninに比例した信号を出力す
ると共に、出力ギヤ8bの近傍には同様に磁気ピックア
ップからなる回転数センサ204が配置されて変速機出
力回転数Noutに比例した信号を出力する。
はレンジセレクタスイッチ206が接続され、運転者が
選択したギヤレンジに対応する信号を出力する。
せず)の近傍にはクランク角センサ210が配置されて
機関回転数NEに比例した信号を出力すると共に、スロ
ットル弁(図示せず)にはスロットル位置センサ212
が接続されてスロットル開度θTH(機関負荷)に比例
した信号を出力する。
ず)の付近には車速センサ214が配置され、自動変速
速機1が搭載される車両の走行速度である車速Vに比例
した信号を出力する。
0に入力される。
ントローラ200は、ソレノイドバルブSA〜SEを励
磁(通電あるいはオン)あるいは非励磁(非通電あるい
はオフ)し、油圧制御回路300において第1、第2、
第3クラッチK1,K2,K3および第1、第2ブレー
キB1,B2などの係合要素への油圧供給を制御する。
油圧制御回路300において油圧は5個の油圧センサP
S(後述)を介して検出され、その検出値もコントロー
ラ200に送られる。
うための油圧制御回路300を、図2および図3に基づ
いて説明する。尚、図2および図3はそれぞれ油圧制御
回路の各部を表し、これら2つの図により1つの油圧制
御装置を構成する。
ベットを付したものは、他方の図の同じ丸囲みアルファ
ベットがついた油路と接続されることを表す。また、×
印は、そのポートがドレンに開放することを示す。
下部に示すタンクからポンプ10(油圧源)により供給
される作動油の油圧を利用して行われる。ポンプ10か
ら油路12に吐出された高圧作動油は、レギュレータバ
ルブ14によって所定のライン圧に調圧される。
ュレータバルブ14から油路16に送り出され、トルク
コンバータのロックアップ制御用に供給される。尚、油
路18に送り出された作動油は、図示しないリリーフバ
ルブを介してタンクに戻される。
の作動油は、変速制御のため、該当する各部に供給され
る。油圧回路には、シフトレバー208を介して運転者
のマニュアル操作により作動させられるマニュアルバル
ブ20と、そのマニュアル操作を検出したコントローラ
200によってデューティ比制御される5個のシフトソ
レノイドバルブSA〜SEと、それらマニュアルバルブ
20とシフトソレノイドバルブSA〜SEの作動に応じ
て作動する6個の油圧作動バルブ22,24,26,2
8,30,32と、4個のアキュムレータ34,36,
38,40と、5個の油圧センサPSとが配設される。
ーマルオープンタイプのバルブであり、ソレノイドがオ
フのとき開放される。一方、ソレノイドバルブSB,S
DおよびSEはノーマルクローズタイプのバルブであ
り、ソレノイドへの通電がオフのとき閉止される。
24,26,28,30,32による作動油の供給制御
により、変速制御およびトルクコンバータのロックアッ
プクラッチの作動制御がなされるが、各ソレノイドバル
ブSA〜SEの作動とこの作動に伴い設定される速度段
との関係は、表2に示すようになる。尚、この表2にお
けるオン・オフは各ソレノイドバルブSA〜SEに備え
られる電磁ソレノイドのオン・オフを表す。オンのとき
は、デューティ比制御がなされる。
フトレバーによりDレンジが選択され、マニュアルバル
ブ20のスプール20aがD位置に移動した場合を説明
する。図3において、スプール20aの右先端フック部
がD(3,2)で示す位置まで右動されてスプール20
aがD位置になると、ライン圧に調圧された作動油が供
給される油路12は油路42と連通する。
れ、油路42はソレノイドバルブSEに接続されること
から、ソレノイドバルブSCおよびソレノイドバルブS
Eには常時ライン圧が作用する。さらに、油路42はソ
レノイドバルブSAにも接続されることから、ソレノイ
ドバルブSAにも常時ライン圧が作用する。尚、この明
細書で左右、上下などの方向は添付図面における方向を
示す意味で使用する。
スプレッシャスイッチングバルブ22の右端油室に、油
路12から分岐した油路12bはプレッシャリリースバ
ルブ24の左端油室に、油路42から分岐した油路42
aはアウトギヤコントロールバルブ26の右端油室にそ
れぞれ接続される。そのため、リバースプレッシャスイ
ッチングバルブ22およびアウトギヤコントロールバル
ブ26は左方に、プレッシャリリースバルブ24は右方
にライン圧で常時押圧される。
ロットル開度θTH)および車速Vに応じて変速段が決
定され、その変速段となるように各ソレノイドバルブS
A〜SEの作動が表2に示されるように制御される。
れる場合を例にとってクラッチおよびブレーキの作動に
ついて説明すると、その場合にはソレノイドバルブSC
およびSDがオンからオフに切り替わり、全てのソレノ
イドバルブがオフとなる。これにより2速(2ND)の
状態から、ソレノイドバルブSCが開放され、ソレノイ
ドバルブSDが閉止される。ソレノイドバルブSAが開
放されているため、第1クラッチK1は係合されたまま
である。ソレノイドバルブSDが閉止されるので、油路
54はソレノイドバルブSDの内部を介してドレンに連
通し、よって第1ブレーキB1が解放される。
と、ライン圧が油路52に供給され、これに連通する第
3クラッチK3が係合させられる。この際、第4アキュ
ムレータ40の作用によりショックが軽減される。この
ようにして第1クラッチK1および第3クラッチK3が
係合されて3速(3RD)が設定される。
バルブSDが閉止され、油路54および油路54bを介
してプレッシャデリバリバルブ28の左端部に作用して
いた油圧も零となる。しかし、油路78を介して供給さ
れる作動油圧により、スプール28aの右動状態は保持
される。従って、2速(2ND)の場合と同様にソレノ
イドバルブSEをオンすれば、その出力圧によりロック
アップクラッチの制御を行うことができる。
され、変速が行われるが、以下、この発明に係る変速制
御装置の動作を、シフトアップ、より具体的にはスロッ
トル開度が所定値以上のときに行われるパワーオン・シ
フトアップを例にとって説明する。
ー・チャートで、前記したコントローラ200で行われ
る処理である。
的にはシフトアップ指令、例えば2速から3速にシフト
アップ指令が発生されたか否か判断し、肯定されるとき
はS12に進んで前記したようにソレノイドバルブSE
をオンからオフにし、ロックアップクラッチを開放す
る。
ンタ)に所定値T1をセットしてダウンカウント(時間
計測)を開始し、S16に進んで所定時間T1が経過し
たか否か判断する。所定時間T1はクラッチ供給油圧制
御に入る前にロックアップクラッチの開放を完全に行え
る程度の時間を求めて設定する。
判断されるとS18に進み、制御期間をステップ1(S
TEP1)とすると共に、処理JOBをJOBEとす
る。
であるが、図示の如く、変速指令信号が発生され、T1
時間経過した時点からの制御の初期をステップ1とし、
そこでの作業をJOBEとする。
トルク値QTRQを決定(算出)する。図6はその作業
を示すサブルーチン・フロー・チャートである。
在段の供給油圧用減トルク値QTRQの初期値QTRQ
0を以下のように算出する。 QTRQ0=RESLOPE×TTRQABS+REC
ONTACT+CR
RQABS:機関トルクに応じた基本値(図示しないテ
ーブルを機関回転数NEおよび吸気管内絶対圧PBA
(図示しない絶対圧センサで検出)から検索して求め
る)、RECONTACT:変速段別の加算値、CR:
スロットル開度補正項である。
は、ステップ1における実クラッチスリップ率eCLO
(後述)が目標クラッチスリップ率(「第1目標スリッ
プ率」という)ECLO2(後述)となるように、機関
トルクに応じて算出する。
きは、上記に示す式よりQTRQの初期値QTRQ0の
算出を行い、2回目以降のループであるときは、前回算
出された供給油圧用減トルク値QTRQ0をそのまま保
持する。尚、供給油圧用減トルク値QTRQ0はより具
体的には、前記ソレノイドバルブのデューティ比(PW
M制御)に対応したトルクを示す値として決定される。
ヤ)Soが次段(目標段あるいは行先段)SAを超えて
いるか否か判断する。図示例のようにシフトアップであ
るときはS102の判断は否定されてS104に進み、
図7にその特性を示すマップを車速Vから検索してシフ
トアップ車速補正項QTRQuを求め、S106に進
み、供給油圧用減トルク値QTRQに求めた補正項QT
RQuを加算して増加補正する。
ダウンと判断されるときはS108に進んで図8にその
特性を示すマップを車速Vで検索してダウンシフト車速
補正項QTRQdを求め、S110に進み、供給油圧用
減トルク値QTRQから求めた車速補正項QTRQdを
減算して減少補正する。
いでS22に進んでステップ1における実クラッチスリ
ップ率eCLOを以下のように検出(算出)する。 eCLO=(Nout/Nin)×i ここで、Nout=変速機出力軸回転数(出力ギヤ8b
の回転数)、Nin:変速機入力軸8aの回転数、i:
レシオ(変速比)である。
ラッチスリップ率eCLOが前記したステップ1におけ
る目標クラッチスリップ率(第1目標スリップ率)EC
LO2未満になったか否か判断する。具体的には現在段
クラッチが目標量スリップしているか否か判断する。図
5にその第1目標スリップ率ECLO2を示す。第1目
標スリップ率ECLO2は、機関の状態および変速段毎
に適宜設定する。
上記処理を繰り返すと共に、肯定されるときはS26に
進み、ステップ1が終了してステップ2(STEP2)
が開始したと判断すると共に、ステップ2での作業をJ
OBFとする。
在段の実クラッチスリップ率eCLOの最大値ECLO
Rを検出し、S30に進み、検出した最大値ECLOR
とステップ1の目標スリップ率ECLO2に基づいてス
テップ2における目標クラッチスリップ率(「第2目標
スリップ率」という)ECLOrefを図示の如く算出
する。即ち、ステップ1の最大実スリップ率と目標スリ
ップ率の平均値を求め、それをステップ2の目標ステッ
プ率とする。
した第2目標スリップ率ECLOrefと(ステップ1
での)最大実クラッチスリップ率ECLORの偏差EC
LOdifを絶対値で求める。 ECLOdif=|ECLOref−ECLOR|
示すテーブルを検索して補正値QTRQαを求める。
Qαを加算して供給油圧用減トルク値QTRQを増加補
正し、ステップ2における供給油圧減トルク値QTRQ
とする。即ち、ステップ2の油圧指令値(供給油圧用減
トルク値QTRQ)は、前記第1ステップの油圧指令値
(供給油圧用減トルク値QTRQ)より大きく決定す
る。これによって、クラッチなどの係合要素の摩擦状態
の変化に対して安定した変速制御を実現することができ
る。
憶する。
給油圧用減トルク値QTRQを補正する。図10はその
作業を示すサブルーチン・フロー・チャートである。
て適宜設定したOWC制御目標スリップ率から実クラッ
チスリップ率eCLOを減算し、差、即ち、現在のスリ
ップ率偏差ECLNを算出する。次いで算出した偏差E
CLNおよび係数KDNTを用いて目標偏差SECLO
を以下の式から求める。 SECLO=ECLN×KDNT/100
プ率eCLOの変化分(1階差分値あるいは微分値)S
eCLOを算出し、目標偏差SECLOが変化分以上か
否か判断する。目標偏差SECLOが変化分SeCLO
以上と判断されるときは、S204に進んで供給油圧用
減トルク値QTRQから所定値TRQowcを減算して
減少補正すると共に、目標偏差SECLOが変化分Se
CLO未満と判断されるときは、S206に進んで供給
油圧用減トルク値QTRQに所定値TRQowcを加算
して増加補正する。
SECLOが上限値SECLMAX以上か否か判断し、
肯定されるときはS210に進んで目標偏差SECLO
を上限値SECLMAXに書き換えると共に、否定され
るときはS210をスキップする。
でJOBFが終了したか否判断する。具体的には、次段
クラッチスリップ率を検出し、それが所定値ECLOa
1を超えたか否か判断して行う。S40で否定されると
きはS28に戻り上記処理を繰り返すと共に、肯定され
るときはステップ2が終了し、JOBFが終了したと判
断してプログラムを終了する。
プ率が所定値ECLOa1に達する、換言すれば、次段
クラッチの係合が十分な値に達した、現在段クラッチを
開放する。
BE(ステップ1)で、現在段の供給油圧用減トルク値
QTRQは、前述の如く、JOBF(ステップ2)で記
憶した供給油圧用減トルク値QTRQに基づいて決定さ
れる。
数の値はクラッチのスリップ開始に伴って減少してクラ
ッチなどに過度のスリップを生ぜしめるため、JOBF
で実クラッチスリップ率を検出し、検出値と第2目標ス
リップ率の偏差に基づいて現在段の供給油圧用減トルク
値QTRQを補正する(図4のS34)。従って、JO
BF(ステップ2)での供給油圧用減トルク値QTRQ
は、JOBF(ステップ1)のそれに比して大きい値に
設定される。
説明すると、この実施の形態においては、入出力部材間
に形成された複数の動力伝達経路と、前記動力伝達経路
を選択的に設定する複数の係合要素と、前記係合要素の
係合作動油圧を油圧指令信号に応じて制御する係合制御
手段とを備え、所定のシフトアップ信号に基づいて、前
記複数の係合要素のうち現在段係合要素の作動油圧を低
下させてスリップ制御しつつ開放させると共に、次段係
合要素を係合させて現在段から次段へのシフトアップを
行う自動変速機の変速制御装置において、前記現在段係
合要素が第1目標スリップ率(ECLO2)となるよう
に油圧指令信号(QTRQ)を決定する(図4のS2
0、図6のS100ないしS110)第1ステップ、前
記現在段係合要素のスリップ率が第2目標スリップ率
(ECLOref)となるようにフィードバック制御す
る(図4のS30)第2ステップ、および前記第1ステ
ップにおける前記係合要素の実スリップ率の最大値(E
CLOR)を検出し、検出したスリップ率と第2目標ス
リップ率との差(ECLOdef)に応じて次回のシフ
トアップ時の前記第1ステップにおける油圧指令信号を
補正する油圧指令信号補正手段(S30,S32)、お
よび前記補正された油圧指令信号に基づいて次回の油圧
指令信号を決定する次回油圧指令信号決定手段(S3
6)を備える如く構成した。
記第1ステップの油圧指令値より大きく決定する(S3
4)如く構成した。
(JOBF)で決定された供給油圧を次回のシフトアッ
プ時のステップ1(JOBE)の供給油圧とするので、
現在段クラッチの減圧時にクラッチのスリップが過度に
なることがなく、クラッチおよび磨耗材の耐久性を向上
させることができると共に、次段クラッチ供給油圧制御
にスムーズに移行させることができる。
することで、クラッチがスリップし始めたときの摩擦係
数の変化に対して安定したフィードバック制御を実現す
ることができる。
第2ステップの油圧指令値の方を大きく設定するため、
クラッチプレート温度の変化、油温の変化に対して、す
なわち、クラッチの摩擦係数の変化に対しても安定した
スリップ制御、ひいては変速制御を実現することができ
る。
速機を例にとったが、特開平8−184367号公報に
開示されるような平行軸式の自動変速機を用いても良
い。
係合要素の経時劣化などの係合要素の状態の如何に関わ
らず、スリップ開始点を安定させ、よって安定した変速
制御を実現すると共に、係合要素のスリップを所定範囲
に抑えて現在段の制御期間を短くし、よってその耐久性
を向上させ、かつ次段制御にスムーズに連続させること
ができる。
に加え、クラッチなどの係合要素の摩擦状態の変化に対
して安定した変速制御を実現することができる。
示す概略説明図である。
ートである。
・チャートである。
QTRQの算出作業を示すサブルーチン・フロー・チャ
ートである。
Quのテーブル特性を示す説明グラフである。
Qdのテーブル特性を示す説明グラフである。
Qαのテーブル特性を示す説明グラフである。
値QTRQの補正作業を示すサブルーチン・フロー・チ
ャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 入出力部材間に形成された複数の動力伝
達経路と、前記動力伝達経路を選択的に設定する複数の
係合要素と、前記係合要素の係合作動油圧を油圧指令信
号に応じて制御する係合制御手段とを備え、シフトアッ
プ信号に基づいて、前記複数の係合要素のうち前段係合
要素の作動油圧を低下させてスリップ制御しつつ開放さ
せると共に、次段係合要素を係合させて現在段から次段
へのシフトアップを行う自動変速機の変速制御装置にお
いて、 a.前記現在段係合要素が第1目標スリップ率となるよ
うに油圧指令信号を決定する第1ステップ、 b.前記現在段係合要素のスリップ率が第2目標スリッ
プ率となるようにフィードバック制御する第2ステッ
プ、 c.前記第1ステップにおける前記現在段係合要素の実
スリップ率を検出し、検出したスリップ率と前記第2目
標スリップ率との差に応じて前記第1ステップの油圧指
令信号を補正する油圧指令信号補正手段、 および d.前記補正された油圧指令信号に基づいて次回のシフ
トアップ時の油圧指令信号を決定する次回油圧指令信号
決定手段、 を備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。 - 【請求項2】 前記第2ステップの油圧指令値を前記第
1ステップの油圧指令値より大きく決定することを特徴
とする請求項1項記載の自動変速機の変速制御装置。
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- 1998-08-26 JP JP25606198A patent/JP4275777B2/ja not_active Expired - Fee Related
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