JPH08334826A - パノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造 - Google Patents
パノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造Info
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- JPH08334826A JPH08334826A JP17717596A JP17717596A JPH08334826A JP H08334826 A JPH08334826 A JP H08334826A JP 17717596 A JP17717596 A JP 17717596A JP 17717596 A JP17717596 A JP 17717596A JP H08334826 A JPH08334826 A JP H08334826A
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Abstract
って撮影画面のサイズを変更して撮影する場合に、遮光
板の先端縁をフィルム面に接近させることによって、該
遮光板の先端縁で規制される撮影画像の範囲を鮮明にす
るとともに、焦点距離が変更された場合であっても、撮
影画像の範囲が変化しない遮光板構造を提供する。 【解決手段】 アパーチュア2の前方に該アパーチュア
2の辺に沿った軸4a、6aにより回動自在に支持された遮
光板4、6の中央部から先端部にかけて、軸4a、6aに連
繋した部分よりも肉厚にして段部4b、6bを形成する。遮
光板4、6でアパーチュア2の上下部を覆った状態で、
該段部4b、6bがアパーチュア2の枠内に入り込んで、遮
光板4、6の先端縁がフィルム面に接近するようにす
る。
Description
前方に設けた遮光板を光路内に対して進退させることに
よって、画面サイズを、通常寸法とパノラマ寸法とに変
更することができるパノラマ撮影装置付きカメラの上記
遮光板の構造に関する。
て、オートフォーカス装置や、レンズを交換することな
く焦点距離を望遠撮影と広角撮影に切り替えられる可変
焦点装置を具備したカメラが普及している。
ロールフィルムを用い、画面サイズをフルサイズ(24mm
×36mm)あるいは、フルサイズを半分に分割したハーフ
サイズ(24mm×17.5mm)として使用している。近年で
は、写真をより面白くしたり、特殊な用途などのため、
画面サイズを、フルサイズの上下をカットしてパノラマ
サイズ(約16mm×36mm)にして使用するようにしたもの
がある。
きる普及型カメラでは、パノラマ撮影以外にフルサイズ
での撮影(通常撮影)もできるようにすれば便利である
とともに、撮影がより楽しくなる。通常撮影とパノラマ
撮影とを選択できるようにするためには、例えばアパー
チュアの手前に光路内に進退できる遮光板を配設し、該
遮光板を光路内に進入させてパノラマ撮影を行ない、光
路から退避させて通常撮影を行なうようにする。
光板がアパーチュアの前方に配される構造となるため、
次のような問題がある。アパーチュアの後方直近にはフ
ィルム面が位置することになるが、通常撮影時にはこの
アパーチュアの周縁によって撮影画面が定められるか
ら、通常撮影時には撮影された写真原画における撮影範
囲の境界は鮮明となる。しかし、遮光板によって光路の
一部を遮るパノラマ撮影では、該遮光板の端縁部とフィ
ルム面とが離隔してしまうおそれがあるから、撮影され
た写真原画において撮影範囲の境界の鮮明さが損われて
しまうおそれがある。
焦点距離によって画角が変更されるため、フィルム面と
遮光板の端縁との間の距離が大きい場合には、フィルム
面における画像範囲が、望遠撮影時と広角あるいは標準
撮影時とではずれてしまうことになる。このため、遮光
板を利用したパノラマ撮影を行なう場合に、望遠撮影時
と広角撮影時とではパノラマプリントのサイズが異なっ
てしまうことになるおそれが生じる。
用して画面サイズを変更して撮影を行なった場合にも写
真原画における撮影範囲を鮮明に露光でき、また可変焦
点装置を具備したカメラにあっては、画角が変更される
場合でもフィルム面における画像範囲をほぼ一定にする
ことができるようにしたパノラマ撮影装置付きカメラの
遮光板構造を提供することにある。
めの技術的手段として、この発明に係るパノラマ撮影装
置付きカメラの遮光板構造は、アパーチュアの前方に、
フィルム面に至る光路に対して進退する遮光板を設け、
上記遮光板が光路に進入してアパーチュアの一部を覆っ
た状態で横長な画面サイズとしたパノラマ撮影を行な
い、上記遮光板が光路から退避した状態で通常撮影を行
ない、パノラマ撮影時において、上記遮光板の少なくと
も先端縁がアパーチュアの枠内に進入して該先端縁がフ
ィルム面に接近することを特徴している。
内に容易に進入させることができる構成として、アパー
チュアの辺に沿った軸を中心として回動することにより
フィルム面に至る光路に対して進退する遮光板を設け、
上記遮光板の回動によってアパーチュアの一部を覆って
横長な画面サイズとしたパノラマ撮影を行ない、上記遮
光板の先端部が前方に位置してアパーチュアから離れた
状態で通常撮影を行ない、パノラマ撮影時において、上
記遮光板の少なくとも先端縁がアパーチュアの枠内に進
入して該先端縁がフィルム面に接近することを特徴とし
ている。
の一部を覆った状態となり、フィルムの一部が遮光され
ることになるため、撮影画面サイズが横長なパノラマサ
イズとなる。アパーチュアの一部を遮光板が覆った状態
において、該遮光板の先端縁をアパーチュアの枠内に進
入させてフィルム面に接近させるから、露光された写真
原画において撮影範囲を規制する遮光板の先端縁と被写
体との区別が明確となって、撮影範囲が明確となる。ま
た、遮光板の先端部がアパーチュアから離れた状態で
は、アパーチュアが開放され光路を遮ることがないか
ら、アパーチュアによって規制される通常の画面サイズ
で撮影が行なわれる。
動側レンズを保持した移動鏡胴が固定側レンズを保持し
た固定鏡胴に対して進退することにより、移動側レンズ
と固定側レンズとからなる撮影レンズの焦点距離が変化
する可変焦点装置を具備するカメラにおいて、アパーチ
ュアの辺に沿った軸を中心として回動自在な遮光板を固
定鏡胴に設け、上記遮光板の回動によって、アパーチュ
アの一部を覆って横長な画面サイズとしたパノラマ撮影
と、上記遮光板の先端部が前方に位置してアパーチュア
を開放した状態の通常撮影とを選択して撮影を行ない、
パノラマ撮影時において、上記遮光板の少なくとも先端
縁がアパーチュアの枠内に進入して該先端縁がフィルム
面に接近することを特徴としている。
焦点距離の変更によって撮影の画角が変更されるが、遮
光板の先端縁がアパーチュアの枠内に進入してフィルム
面に接近することによって、画角の変化に影響されるこ
となくフィルム面に対し一定の露光範囲とすることがで
きる。したがって、パノラマ撮影においてもフィルム面
における画像範囲が焦点距離によって変化してしまうこ
となく、等しいプリントサイズとすることができる。
よって、遮光板の回動軸をアパーチュア枠の前方に位置
させることができるから、回動によって該遮光板の先端
縁をアパーチュアを形成する部材の前側面よりも後方ま
で位置させることができ、該遮光板の先端部を容易にア
パーチュアの枠内に進入させる構造とすることができ
る。
けて、該遮光板の回動軸と連繋した部分よりも適宜に肉
厚にして段部を形成し、パノラマ撮影時に該段部がアパ
ーチュアの枠内に進入することによって遮光板の先端縁
がフィルム面に接近することを特徴としている。
るよう回動させることにより、遮光板の先端縁がアパー
チュアの枠内に進入して、該遮光板がフィルム面に接近
することになる。
態に基づいて、この発明に係るパノラマ撮影装置付きカ
メラの遮光板構造を具体的に説明する。
で、図1と図2、図4とに示すように、アパーチュア2
の上辺と下辺に沿ってそれぞれ軸4a、6aを中心として上
部遮光板4と下部遮光板6とが、固定鏡胴8に回動自在
に支持されている。アパーチュア2は、この遮光板4、
6の回動によって一部が覆われ、画面サイズが、覆われ
ていない場合のフルサイズからパノラマサイズに変更さ
れる。
a、6aに連繋しており、これら遮光板4、6の中央部か
ら先端部にかけては、軸4a、6aと連繋した部分よりも肉
厚に形成されて段部4b、6bがそれぞれ形成されている。
そして、これら遮光板4、6がアパーチュア2の一部に
重畳した状態では、図1および図4上想像線で示すよう
に、上記段部4b、6bがアパーチュア2の枠内に入り込む
ようにしてある。
おり、図示しない固定側レンズである後群レンズが取り
付けられている。また、この固定鏡胴8には、移動側レ
ンズである前群レンズ10を保持するとともに、固定鏡胴
8に対して光軸P方向に進退自在な移動鏡胴12が収容さ
れている。この移動鏡胴12の固定鏡胴8に対する進退に
よって後群レンズと前群レンズ10とが所定の光学的関係
を保って光軸方向に移動し、これらのレンズ群で構成さ
れた撮影レンズの焦点距離が変更され、例えば移動鏡胴
12が最前部まで前進した場合に望遠撮影を、最後部より
も僅かに前進した位置で標準撮影または広角撮影を、そ
れぞれ行うことができる撮影位置となり、さらに最後部
まで後退した状態で携帯等のために便利な沈胴位置に位
置して、移動鏡胴12の先端部がカメラの前端面とほぼ等
しい位置となる。
すように、遮光板4、6の作動手段20が設けられてい
る。固定鏡胴8の内側面の上部には、中央部が軸21によ
って回動自在に支持された駆動レバー22が設けられてお
り、この駆動レバー22と同じ軸21には上部遮光板4を回
動させるための主作動レバー23がその中央部で支持され
ている。
ーチュア2の方向に伸びており、駆動端部22b は前方に
伸びている。また、駆動端部22b 側の適宜位置には係合
部22c が形成されている。上記主作動レバー23の駆動端
部23a は上部遮光板4の前面に当接しており、入力端部
23b は前方に伸びて、この入力端部23b と駆動レバー22
の駆動端部22b とに、引張コイルバネからなるチャージ
バネ24が掛け渡されている。このチャージバネ24の復元
力は、上記駆動端部22b と入力端部23b とを接近させる
方向に付勢されている。また、駆動レバー22の上記係合
部22c は、主作動レバー23から張出した制御舌片23c に
当接している。
中間位置には切込部23d が形成されている。固定鏡胴8
の内側面の下部には、軸25を中心として回動自在に中央
部で支持された副作動レバー26が設けられており、その
入力端部26a に植設された係合ピン26b が上記切込部23
d に係合している。この副作動レバー26の駆動端部26c
は、前記下部遮光板6の前面に当接している。この副作
動レバー26の軸25から偏倚した位置には係合ピン27が固
定鏡胴8の中央部を指向して植設されている。また、軸
25と駆動端部26c との中間位置と固定鏡胴8とには、引
張コイルバネからなる戻しバネ28が掛け渡されて、該戻
しバネ28の復元力が、駆動端部26c を下部遮光板6から
離す方向に副作動レバー26を回動させるように付勢され
ている。
軸4a、6aには、ねじりコイルバネからなる戻しバネ29、
30が巻装され、これら戻しバネ29、30の復元力が、遮光
板4、6が通常撮影位置に位置する方向に回動するよう
に付勢されている。
に、入力部材32と駆動部材33とを一体的にして構成した
操作部材31が、上下方向に摺動自在に設けられている。
れ、該折曲された部分の中央部に係止突起34が形成され
ており、カメラ本体に形成された係止部14と係脱するよ
うにしてある。この係止部14には、図3に示すように、
複数の切込部が形成されて、それぞれの切込部と上記係
止突起34とが係脱する。また、この係止部14の切込部
を、上位に位置している通常撮影用のN切込部14a と、
下位に位置しているパノラマ撮影用のP切込部14b とし
てある。さらに、上記係止突起34が形成されている折曲
部は、それ自身で弾性を有しており、操作部材31が摺動
すると、この弾性によって係止突起34がN切込部14a お
よびP切込部14b と係脱するようにしてある。
設けられており、図1および図2に示すように、この駆
動ロッド部35は、駆動レバー22の前記入力端部22a の上
面に当接している。なお、前記チャージバネ24の復元力
によってこの当接状態が維持されている。
られており、この操作突起部36が、図6に示すように、
カメラ本体の後面であってフィルムが走行する面内に位
置している。したがって、フィルムが装填された場合に
は、該フィルムによってこの操作突起部36は隠れてしま
う。入力部材32の上部には2つの係止孔部37a 、37bが
形成されており、その上位に位置しているものをパノラ
マ撮影用のP係止孔部37a とし、下位に位置しているも
のを通常撮影用のN係止孔部37b としてある。そして、
これらの係止孔部37a 、37b は、操作部材31の摺動によ
って、図6に示すように、カメラ本体の後面であってフ
ィルム走行域の上方に形成された窓部38に位置するよう
にしてある。また、入力部材32の上端部には2つの表示
部39a 、39b が上下に設けられており、上位に位置して
いるものをパノラマ撮影用のP表示部39a 、下位に位置
しているものを通常撮影用のN表示部39b としてある。
そして、これらの表示部39a 、39b は、操作部材31の摺
動によって、図6に示すように、カメラのファインダ40
の側方に設けられた表示窓41に位置するようにしてあ
る。
記P切込部14b の下位には予備のE切込部14c が形成さ
れており、操作部材31をP切込部14b からさらに下方に
摺動させると前記係止突起34がこのE切込部14c に係合
するようにしてある。さらに、駆動部材33の下方にはス
イッチ部42が配設され、係止突起34がE切込部14c と係
合した際に、このスイッチ部42がONされるようにして
ある。
すように、前記P係止孔部37a とN係止孔部37b に係脱
する位置決め突起部44が突設されている。この位置決め
突起部44の先端部は、図5に示すように、鋭角に形成さ
れて差込傾斜面44a としてあり、他方、係止孔部37のそ
れぞれの後方端縁は、同図に示すように、適宜に面取り
されて受入傾斜面37c が形成されている。したがって、
図5に示すように、係止孔部37が位置決め突起部44に対
してずれている場合でも、裏蓋43を閉成することによ
り、これら差込傾斜面44a と受入傾斜面37c とが係合し
て、位置決め突起部44が操作部材31を摺動させながら、
いずれかの係止孔部37に差し込まれることになる。
4に示すように、後端部から中央部にかけてガイド溝45
が形成されている。このガイド溝45の位置は、遮光板
4、6がパノラマ撮影位置に位置した場合における副作
動レバー26の前記係合ピン27が、このガイド溝45に収ま
る位置としてある。また、ガイド溝45の入口部の上端縁
部45a は、適宜に面取りあるいは円弧状に形成され、上
記係合ピン27がこの上端縁部45a に沿ってガイド溝45内
に導かれるようにしてある。
場合の表示を示すもので、操作部材31に表示部39を設け
たものでは、前述のように、表示窓41にP表示部39a が
位置するか、N表示部39b が位置するかによって通常撮
影かパノラマ撮影かが表示される。
示を行なうものを示しており、ファインダ40内には通常
撮影用のN視野枠40a とパノラマ撮影用のP視野枠40b
とが表示されている。これらの視野枠40a 、40b は撮影
モードに応じて点灯するようにしておけばより好まし
い。すなわち、通常撮影が選択された場合にはN視野枠
40a が点灯してこれが認識され、パノラマ撮影が選択さ
れた場合にはP視野枠40b が点灯するようにする。ま
た、ファインダ40内に「PANORAMA」の文字などが点灯す
る表示部40c を配設して、パノラマ撮影が選択された場
合には、該表示部40c が点灯するようにしても構わな
い。なお、ファインダ40内には、近接撮影用の視野枠40
d 、ターゲットマーク40e などが設けられている。
すように、各種の情報を表示する液晶表示部(LCD)
46が設けられており、図9に該LCD46の概略を示して
いる。このLCD46に、フィルム枚数表示部46a 、スト
ロボ発行表示部46b 、セルフタイマ撮影表示部46c 、遠
景撮影表示部46d 、日付表示部46e などが配設されると
ともに、パノラマ撮影表示部46f を設ける。そして、パ
ノラマ撮影が選択された場合には、該パノラマ撮影表示
部46f が点灯してその旨を知らせるようにすることもで
きる。
示部40c 、LCD46のパノラマ撮影表示部46f などは、
操作部材31の摺動によってONされるスイッチを設けて
おけば、操作部材31の摺動によって点灯させることがで
きる。
はレリーズボタン47、焦点距離切替ボタン48などが配設
されている。また、図6に示すように、カメラ本体に
は、アパーチュア2を挟んでスプール室16とパトローネ
室18とが位置しており、図示しないパトローネに収めら
れたロールフィルムは、アパーチュア2を覆うように、
パトローネ室18からスプール室16に掛け渡されて装填さ
れる。
はいずれか一方には、図1と図2、図4に示すように、
撮影の日付や時間、あるいはメモなどを写真に写し込む
ことができるように写し込み用LCD49が設けられてい
る。
板50の平面図であり、所定枚数のコマ51が連続して撮影
されている。このコマ51の実線で示す部分がフルサイズ
画像部52であり、二点鎖線で挟まれた部分がパノラマサ
イズ画像部53である。パノラマ撮影が行なわれた場合に
は、フルサイズ画像部52とパノラマサイズ画像部53との
間は、露光されずに画像が現われない遮光部54が形成さ
れる。
ラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造の動作を、以下に
説明する。
ムを装填する前に行なう。フィルムを装填する前にフィ
ルムの走行面に位置した操作突起部36を、下位に位置さ
せるとパノラマ撮影が選択され、上位に位置させると通
常撮影が選択される。そして、フィルムを装填すると、
操作突起部36が該フィルムに隠れて、該フィルムの撮影
が終了するまで、選択された撮影モードは変更できな
い。
実に切り替わらずに通常撮影モードとパノラマ撮影モー
ドとの中間位置に位置してしまっても、撮影に供するた
めに裏蓋43を閉じれば、いずれかの撮影モードが選択さ
れる。すなわち、操作突起部36を操作した場合には、操
作部材31が上下いずれかの方向に摺動するが、確実にい
ずれかの撮影モードが選択された場合には、入力部材32
に形成されたP係止孔部37a 、N係止孔部37b のうち選
択されたモードに係る係止孔部37a 、37b がカメラ本体
の後面の窓部38に位置することになる。しかし、撮影モ
ードが確実に選択されていない場合には、該窓部38に
は、P係止孔部37a とN係止孔部37b のいずれかがずれ
て位置する。図5はこの状態の概略を示すもので、P係
止孔部37aとN係止孔部37b の中間部が窓部38に位置し
た場合には、裏蓋43を閉じる際に、裏蓋43に突設された
位置決め突起部44が該中間部に臨むことになる。この状
態で裏蓋43を閉じれば、位置決め突起部44の先端の差込
傾斜面44a と係止孔部37a 、37b のいずれかの受入傾斜
面37c とが当接し、操作部材31を上下いずれかの方向に
摺動させながら位置決め突起部44が押し込まれる。した
がって、操作部材31は、通常撮影モードあるいはパノラ
マ撮影モードのいずれかの位置に確実に位置することに
なる。
作動手段30の状態を示す該略図で、遮光板4、6は先端
部を前方に向けてアパーチュア2から離れた位置まで回
動して開いた状態にある。このため、遮光板4、6は光
路中になく、撮影レンズを透過した光線はアパーチュア
2を通過してフィルム面に達するため、図10上実線で示
すように、フルサイズの画像部52に画像を得ることがで
きる。
係止突起34はN切込部14a に係合しており、表示窓41に
はN表示部39b が対向している。したがって、カメラの
背面の表示窓41には通常撮影である旨が表示されること
になる。なお、この表示は、例えば通常撮影を意味する
「NORMAL」の文字を現わしたり、色彩をパノラマ撮影時
と異ならして行なうようにすることができる。また、こ
のような表示部39a 、39b を設けることなく、例えば、
表示窓41の代わりに表示用LEDを配設して、パノラマ
撮影時にのみレリーズボタンの操作に連動してこれが点
灯するようにしておくこともできる。
板4、6の先端部が前方に位置して、図4に示す状態に
ある。図4は移動鏡胴12が撮影位置にある場合を示し、
携帯等のために撮影レンズを沈胴させると、該移動鏡胴
12はこの撮影位置からさらに沈胴位置まで後退すること
になるため、この移動鏡胴12の後退域内に位置している
遮光板4、6の先端部が移動鏡胴12に当接して該移動鏡
胴12の後退を阻害するおそれがある。しかし、この場合
には、移動鏡胴12の後退に伴われて遮光板4、6が図2
に示す位置からそれぞれ回動して、図1に示すようにア
パーチュア2の一部に重畳するから、移動鏡胴12の後退
の障害にならない。
すると、該移動鏡胴12に形成されたガイド溝45の入口部
の上端縁部45a が副作動レバー26に設けられた係合ピン
27に衝突する。さらに移動鏡胴12が後退すると、上端縁
部45a に沿って係合ピン27が押し下げられ、ガイド溝45
内に収容されることになる。係合ピン27が押し下げられ
ると、戻しバネ28の復元力に抗して、副作動レバー26が
軸25を中心として図2上反時計回り方向に回動すること
になる。この回動によって副作動レバー26の駆動端部26
c が同方向に旋回し、戻しバネ30の復元力に抗して、下
部遮光板6を軸6aを中心として図2上時計回り方向に回
動させる。一方、副作動レバー26の回動によって入力端
部26a が旋回し、ここに植設された係合ピン26b と係合
している切込部23d を有する主作動レバー23が、軸21を
中心として図2上時計回り方向に回動する。この回動に
よって主作動レバー23の駆動端部23a が同方向に旋回
し、戻しバネ29の復元力に抗して、上部遮光板4を軸4a
を中心として図2上反時計回り方向に回動させる。遮光
板4、6のこの回動によって該遮光板4、6が、図1に
示すように、移動鏡胴12の後退域から退避することにな
る。なお、駆動ロッド部35の位置は、図2に示す位置の
ままである。
し、ガイド溝45から係合ピン27が離脱すると、戻しバネ
28の復元力によって副作動レバー26が、図1に示す位置
から図2に示す位置まで復帰し、この副作動レバー26の
復帰によって自由になった下部遮光板6が、戻しバネ30
の復元力によって図2に示す位置まで復帰する。また、
副作動レバー26の復帰によって主作動レバー23も軸21を
中心として回動し、図2に示す位置に復帰するから、上
部遮光板4の戻しバネ29の復元力によって図2に示す位
置まで復帰する。遮光板4、6のこの復帰によって通常
撮影を行なうことができる。
いての動作について説明する。
択すると、操作部材31が下方に摺動して係止突起34がP
切込部14b と係合する。操作部材31が摺動すると、駆動
ロッド部35が、駆動レバー22の入力端部22a を図2に示
す位置から図1に示す位置まで押し下げる。このため、
駆動レバー22が軸21を中心として図2上時計回り方向に
回動する。この駆動レバー22の駆動端部22b にはチャー
ジバネ24の一端が掛止されており、該チャージバネ24の
他端は主作動レバー23の入力端部23b に掛止されている
から、駆動レバー22が図2上時計回り方向に回動すると
このチャージバネ24が伸張し、その復元力を受けて主作
動レバー23が図2上時計回り方向に回動する。この主作
動レバー23の回動によって駆動端部23a に当接している
上部遮光板4が、戻しバネ29の復元力に抗して図2上反
時計回り方向に回動することになる。
て、切込部23d と係合する係合ピン26b を植設した副作
動レバー26が、戻しバネ28の復元力に抗して、軸25を中
心として図2上反時計回り方向に回動する。このため該
副作動レバー26の駆動端部26cに当接している下部遮光
板6が、戻しバネ30の復元力に抗して図2上時計回り方
向に回動することになる。
によってこれらが閉じて、図1に示すように、アパーチ
ュア2の上下部を覆うことになる。このため、撮影時に
撮影レンズを透過した光線は、フィルムの上下部におい
て遮断され、当該上下部は露光されず、従って図10に示
すように遮光部54が形成されてパノラマサイズ画像部53
のみからなるパノラマサイズの写真原版50を得ることが
できる。
ロッド部35の位置とチャージバネ24の復元力によって、
上部遮光板4がアパーチュア2に押し付けられた状態と
なり、下部遮光板6もアパーチュア2に押し付けられた
状態となるから、これら遮光板4、6とアパーチュア2
の周縁部との間に間隙ができない。したがって、撮影レ
ンズを透過した光線は、遮光板4、6によって確実に遮
断される。
のそれぞれの段部4b、6bがアパーチュア2の枠内に入り
込んで、該遮光板4、6の先端部がアパーチュア2を形
成する部材の前側面よりもフィルム面に接近することに
なる。このため、該遮光板4、6の先端縁で規制された
撮影範囲が写真原画において鮮明となる。また、撮影レ
ンズの焦点距離が変更されて画角が変更された場合で
も、遮光板4、6の先端縁のフィルム面に対する画像位
置がほとんど一定であるから、写真原板の画像範囲はほ
ぼ一定となる。
下方に摺動するためP表示部39a が表示窓41に臨んで位
置するから、このP表示部39a に例えばパノラマ撮影を
意味する「PANORAMA」の文字を現わしたり、色彩を通常
撮影時と異ならしておけば、パノラマ撮影であることが
認識できる。
た状態にあるから、フィルムの上下の遮光部54には遮光
板4、6に設けられた写し込み用LCD49が対向する。
そして、レリーズに連動してこの写し込み用LCD49か
ら所望のメモや日付などの情報がフィルムの遮光部54に
焼き付けられる。この場合、メモや日付を写し込むか否
かの選択は、操作部材31を摺動させて係止突起34を前記
E切込部14c に係合させることにより、スイッチ部42を
ONさせて行なうようにしてもよいし、カメラにこの選
択を行なえるスイッチを設けて該スイッチの操作によっ
て行なうようにしてもよい。
に設けたものを示したが、裏蓋43に設けることもでき
る。また、日付などはプリントされた画像内に写し込ま
れることが要求される場合があるため、写し込み用LC
D49としてはフルサイズ用とパノラマサイズ用の2つを
備え、パノラマ撮影モード時にはパノラマ撮影用LCD
を作動させ、通常撮影モード時には通常撮影用LCDを
作動させるようにすることもできる。なお、この切替は
操作部材31の摺動に連動させて行なわれるようにしてお
けば、操作が簡便となる。
作突起部36を上方に移動させる。これにより、操作部材
31の駆動ロッド35が、図1に示す位置から図2に示す位
置まで移動する。このため、駆動レバー22と主作動レバ
ー23が自由になり、戻しバネ29の復元力を受けて上部遮
光板4が図1上反時計回り方向に回動し、この回動によ
って主作動レバー23が図1上反時計回り方向に回動する
ことになる。切込部23d と係合ピン26b とが係合してい
るから、この主作動レバー23の回動によって、副作動レ
バー26が軸25を中心として図1上時計回り方向に回動す
ることになり、下部遮光板6の拘束が解除される。この
ため、戻しバネ30の復元力によって、該下部遮光板6が
軸6aを中心として図1上反時計回り方向に、図2に示す
位置まで回動する。これら遮光板4、6が回動して図2
に示す状態となるから、前述したように通常撮影に供さ
れることになる。
ノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造によれば、遮光
板の先端縁をフィルム面に可能な限り接近させてパノラ
マ撮影を行なうことができるから、該遮光板の端縁部に
よって露光された写真原板における撮影範囲が鮮明にな
る。特に、可変焦点装置を備えたカメラにおいて、遮光
板によってアパーチュアの一部を覆って撮影を行なうと
きに、焦点距離が変更された場合であっても、フィルム
面における画像範囲がずれてしまうことがなく、一定の
パノラマサイズのプリントを得ることができる。
機構の概略の側面図で、パノラマ撮影時の状態を示して
いる。
機構の概略の側面図で、通常撮影時の状態を示してい
る。
遮光板構造の概略を示す分解斜視図である。
を示す側面図である。
で、裏蓋との関係を示している。
蓋を取り除いた状態におけるカメラ本体の後面図であ
る。
ァインダ内の視野枠を示す図である。
略の後方斜視図である。
ための概略の平面図である。
部を示し、二点鎖線でパノラマサイズの画像部を示して
いる。
Claims (4)
- 【請求項1】 アパーチュアの前方に、フィルム面に至
る光路に対して進退する遮光板を設け、 上記遮光板が光路に進入してアパーチュアの一部を覆っ
た状態で横長な画面サイズとしたパノラマ撮影を行な
い、 上記遮光板が光路から退避した状態で通常撮影を行な
い、 パノラマ撮影時において、上記遮光板の少なくとも先端
縁がアパーチュアの枠内に進入して該先端縁がフィルム
面に接近することを特徴とするパノラマ撮影装置付きカ
メラの遮光板構造。 - 【請求項2】 アパーチュアの辺に沿った軸を中心とし
て回動することによりフィルム面に至る光路に対して進
退する遮光板を設け、 上記遮光板の回動によってアパーチュアの一部を覆って
横長な画面サイズとしたパノラマ撮影を行ない、 上記遮光板の先端部が前方に位置してアパーチュアから
離れた状態で通常撮影を行ない、 パノラマ撮影時において、上記遮光板の少なくとも先端
縁がアパーチュアの枠内に進入して該先端縁がフィルム
面に接近することを特徴とするパノラマ撮影装置付きカ
メラの遮光板構造。 - 【請求項3】 移動側レンズを保持した移動鏡胴が固定
側レンズを保持した固定鏡胴に対して進退することによ
り、移動側レンズと固定側レンズとからなる撮影レンズ
の焦点距離が変化する可変焦点装置を具備するカメラに
おいて、 アパーチュアの辺に沿った軸を中心として回動自在な遮
光板を固定鏡胴に設け、 上記遮光板の回動によって、アパーチュアの一部を覆っ
て横長な画面サイズとしたパノラマ撮影と、上記遮光板
の先端部が前方に位置してアパーチュアを開放した状態
の通常撮影とを選択して撮影を行ない、 パノラマ撮影時において、上記遮光板の少なくとも先端
縁がアパーチュアの枠内に進入して該先端縁がフィルム
面に接近することを特徴とするパノラマ撮影装置付きカ
メラの遮光板構造。 - 【請求項4】 前記遮光板の先端部から中央部にかけ
て、該遮光板の回動軸と連繋した部分よりも適宜に肉厚
にして段部を形成し、パノラマ撮影時に該段部がアパー
チュアの枠内に進入することによって遮光板の先端縁が
フィルム面に接近することを特徴とする請求項2または
請求項3のいずれかに記載したパノラマ撮影装置付きカ
メラの遮光板構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8177175A JP2678589B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8177175A JP2678589B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08334826A true JPH08334826A (ja) | 1996-12-17 |
| JP2678589B2 JP2678589B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16026500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8177175A Expired - Fee Related JP2678589B2 (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | パノラマ撮影装置付きカメラの遮光板構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678589B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61223831A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-04 | イ−ストマン コダック カンパニ− | 擬似フオーマツトカメラ |
| JPS6395429A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-26 | Canon Inc | カメラ |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP8177175A patent/JP2678589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61223831A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-04 | イ−ストマン コダック カンパニ− | 擬似フオーマツトカメラ |
| JPS6395429A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-26 | Canon Inc | カメラ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2678589B2 (ja) | 1997-11-17 |
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