JPH08334986A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH08334986A
JPH08334986A JP7163109A JP16310995A JPH08334986A JP H08334986 A JPH08334986 A JP H08334986A JP 7163109 A JP7163109 A JP 7163109A JP 16310995 A JP16310995 A JP 16310995A JP H08334986 A JPH08334986 A JP H08334986A
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JP
Japan
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developer
liquid
peripheral surface
liquid developer
developing device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7163109A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ida
明寛 井田
Yoshinori Machida
義則 町田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー粒子がキャリア液中に分散してなる液
体現像剤を用い、現像領域に搬送される液体現像剤を一
旦貯蔵する現像剤貯蔵部を備える現像装置において、現
像領域にトナー塊が供給されるのを防止し、画質欠陥の
ない画像を得る。 【構成】 現像剤供給路2に通じる開口を有する円筒状
の現像剤貯蔵部3を備え、この内周面と微小間隙をおい
て回転駆動される中空円筒体8を設ける。中空円筒体8
は、現像材貯蔵部3の中心軸位置で一端面から貫通する
中空軸7に支持され、周面には多数の小孔8aを備えて
いる。中空軸7から現像剤貯蔵部3に液体現像材が供給
されると、中空円筒体8の回転によって攪拌されトナー
塊が分散される。そして攪拌された現像剤は中空円筒体
8の小孔8aを通って現像剤供給路2へ送り出される。
このため、現像領域に小孔8aを通過できる液体現像剤
のみが供給され、均一かつ安定した現像が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター等
の電子写真式の画像形成装置において用いられ、絶縁性
キャリア液体中にトナー粒子が分散してなる液体現像剤
によって感光体上の静電潜像を現像する現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光体からなる静電潜像担持
体上に形成された静電潜像を可視化する現像装置とし
て、絶縁性キャリア液体中にトナー粒子が分散した液体
現像剤を用いるものが知られている。このような現像装
置は、静電潜像担持体と現像電極との間に電圧を印加し
て電界を形成し、液体現像剤中のトナー粒子を静電潜像
担持体上の静電潜像に電気的に吸着させて可視像を得る
ものである。このような装置で用いられる液体現像剤
は、キャリア液体中にトナー粒子が均一に浮遊・分散し
た状態で初めて正常な現像を行うことができ、液体現像
剤を均一に攪拌する必要がある。
【0003】この液体現像剤を用いる装置としては、例
えば、現像装置とは別途に、該現像装置に液体現像剤を
補給する現像剤収容タンクを備えるものが一般的に用い
られる。このような装置では、現像剤収容タンク内に液
体現像剤を攪拌する撹拌手段を設け、これを回転させる
ことによりトナー粒子をキャリア液体中に分散させるよ
うになっている。そして、現像液供給手段により液体現
像剤を現像装置に供給して現像に使用するとともに、現
像が行われた後の余剰液を回収し、これを現像剤収容タ
ンク内で再びトナー粒子と撹拌・分散するといった循環
工程を繰り返す。上記撹拌手段としては、例えば特開昭
52−40338号公報に開示されるように、現像剤収
容タンクの底部に設けられた羽根車を回転させて液体現
像剤を撹拌するものや、液体現像剤の供給及び回収の際
に発生する液流により、現像剤収容タンク内の液体現像
剤を撹拌する装置などが提案されている。
【0004】しかし、上記のような現像装置では、現像
電極と静電潜像担持体との対向位置に、液体現像剤の適
量を軸線方向において均等かつ瞬時に供給することがで
きないという欠点がある。このため、現像剤収容タンク
から補給された液体現像剤を現像装置内で一旦貯蔵する
現像剤貯蔵部を備えたものが提案されている。このよう
な現像装置は、例えば図4に示すように、静電潜像担持
体100と間隙をおいて対向するように配置された現像
電極101と、この現像電極101と静電潜像担持体1
10との間に液体現像剤を送り出す現像剤供給口102
と、現像電極101の幅方向におけるほぼ全長に設けら
れ、現像電極に供給する液体現像剤を一旦貯蔵する現像
剤貯蔵部103と、現像剤貯蔵部103と現像剤供給口
102とを連通する現像剤供給路105と、現像後に静
電潜像担持体100の表面に残留する余剰液を回収する
回収ローラ104と、上記現像電極101及び回収ロー
ラ104にそれぞれ電圧を印加する電源106,109
とを有している。さらに、図示しない現像剤収容タンク
から現像剤貯蔵部103へ液体現像剤を補給する供給チ
ューブ107と、回収ローラ104から回収された液体
現像剤を現像剤収容タンクへ戻す回収チューブ108と
が連結されている。このような現像装置では、現像剤収
容タンク内で攪拌された液体現像剤がポンプによって現
像剤貯蔵部103へ供給され、画像の幅方向にほぼ均等
な量の液体現像剤が現像剤貯蔵部103から現像剤供給
路105を通って現像電極102へ供給されるようにな
っている。
【0005】さらに、他の現像装置の例として、特開平
4−5673号公報に開示されるように、現像装置と現
像剤収容タンクとの独立形式をやめ、現像装置内の下方
部に液体現像剤を現像剤貯蔵部内に噴出させるポンプ機
構を備えるものが提案されている。この現像装置は、回
転可能な現像電極の一部を液体現像剤に浸すように配設
するとともに、ポンプ機構による液体現像剤の噴出流に
よって、現像剤貯蔵部内の液体現像剤を撹拌するもので
ある。さらに、現像剤貯蔵部内の流路に噴出流によって
回転する撹拌羽根を設け、液体現像剤を撹拌させるよう
にした装置も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような現像装置では以下に示すような問題点がある。図
4に示す現像装置では、図示しない現像剤収容タンク内
で液体現像剤を撹拌しても、現像剤貯蔵部103に液体
現像剤を補給して一旦貯蔵すると、底部付近にヘドロ状
のトナー塊112が沈殿してしまう。このため、ポンプ
により液体現像剤の補給を開始すると、供給チューブ1
07の先端から液体現像剤が噴出し、この噴出流によっ
てヘドロ状のトナー塊112aが浮き上がり、これが現
像剤供給路105を通って現像剤供給口102に流れ出
す。したがって、このトナー塊112aが現像剤供給路
105に詰まって白抜け等の画質欠陥を生じたり、或は
トナー塊112aが現像領域に供給されて局部的に濃度
が高くなったり、黒点等が生じたりすることがある。さ
らに、現像剤供給路105に多くのトナー塊が詰まる
と、他の部分から液体現像剤が装置外へ漏れ出し、マシ
ン汚れや混色等を生じるという問題もある。
【0007】一方、特開平4−5673号公報に開示さ
れる現像装置では、現像剤貯蔵部内の液体現像剤を噴出
流で撹拌するが、上記のようなポンプ機構では一方向の
噴出流のみしか発生せず、充分な撹拌を行うことはでき
ない。また、攪拌羽根を噴出流により回転させて撹拌を
行う装置では、ヘドロ状のトナー塊の中の撹拌羽根を回
転させるのに、ある程度大きな噴出流が必要となり、こ
れが現像に影響を及ぼす危険性がある。また、攪拌羽根
によって液体現像剤に乱流が生じ、現像領域への供給量
が不均一になるという問題もある。さらに、上記のよう
なポンプ機構を配設するには多くのスペースが必要とな
るため、現像装置を複数台配置する湿式カラー画像形成
装置には構成上導入しにくく、仮に導入したとしても装
置全体の大型化を招いてしまう。一方、現像装置を小さ
くすると液体現像剤の収容量が減少してしまい、トナー
の消費によってすぐに画像濃度の低下が起こり、トナー
の補給頻度が増加するという問題がある。
【0008】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的は、現像剤貯蔵部内の液体
現像剤を充分に撹拌してヘドロ状のトナー塊を分散する
とともに、液体現像剤を現像電極に均一かつ安定して供
給することができる現像装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、 表面が周回移動する
静電潜像担持体と対向するように配置された現像電極
と、 絶縁性キャリア液体中にトナー粒子が分散した液
体現像剤を、前記静電潜像担持体と前記現像電極との対
向位置に、供給する現像剤供給路とを有し、 前記液体
現像剤中のトナー粒子を前記静電潜像に転移させて可視
化する現像装置において、 前記液体現像剤を貯蔵す
るほぼ円筒状の容器であって、該容器の周面に、前記現
像剤供給路に通じる開口を備えた現像剤貯蔵部と、 こ
の現像剤貯蔵部の周面に内接し、または周面との間に微
小空隙を有して回転駆動される中空円筒体とを有し、
前記中空円筒体の周面には、前記キャリア液体中で分散
したトナー粒子が通過することができる多数の小孔が設
けられているものとする。
【0010】請求項2に記載の発明は、 請求項1に記
載の現像装置において、 前記中空円筒体の内周面に当
接され、該中空円筒体の回転にともなって、該内周面を
摺擦するクリーニング手段を有するものとする。
【0011】請求項3に記載の発明は、 請求項1また
は請求項2に記載の現像装置において、 前記現像剤貯
蔵部の一端面から該現像剤貯蔵部内の中心軸位置に貫通
するように支持された中空軸によって、前記中空円筒体
が支持され、 液体現像剤は、外部から前記中空軸体内
に供給され、中空軸の周面に設けられた孔を介して現像
剤貯蔵部内に供給されるものとする。
【0012】上記請求項1に記載の発明における中空円
筒体は、例えばアルミニウム管やステンレス管などに多
数の小孔が設けられたものを用いることができる。これ
らの小孔は、キャリア液体中で分散したトナー粒子が通
過することができるとともに、ヘドロ状のトナー塊が通
過することができない程度の大きさに設定することが望
ましい。また、液体現像剤の適量を均等に現像電極に供
給できるように、小孔の数及び分布を適切に設定するこ
とが望ましい。また、小孔の大きさが適切であれば、メ
ッシュ状の中空円筒体などを用いてもよい。
【0013】上記請求項2に記載の発明におけるクリー
ニング手段は、中空円筒体の内周面と当接されて該内周
面に付着したトナーを掻き落とすことができるものであ
れば、その形状、材質等は適宜に設定することができ
る。例えば、金属、合成樹脂等の繊維からなるブラシ状
部材がよい。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明に係る現像装置では、周
面にトナー粒子が通過することができる多数の小孔を備
え、現像剤貯蔵部の内周面と内接又は微小空隙を有して
回転駆動される中空円筒体が設けられているので、中空
円筒体の回転により現像剤貯蔵部内に液流が発生すると
ともに、周面の周回移動によりトナー塊の粉砕力が生じ
る。このため、現像剤貯蔵部内の液体現像剤が充分に攪
拌されるとともに、現像剤貯蔵部に沈殿するヘドロ状の
トナー塊が粉砕され、トナーがキャリア液体内にほぼ均
一に分散される。
【0015】また、現像剤貯蔵部には、現像剤供給路に
通じる開口が設けられているので、充分に攪拌された液
体現像剤は、中空円筒体の多数の小孔を介して現像剤供
給路に送られる。このとき、中空円筒体の小孔を通り抜
けることできるトナーのみを含む液体現像剤が送り出さ
れるため、この小孔よりも大きなトナー塊が現像領域に
供給されるのを防止することができる。さらに、現像剤
貯蔵部の周面に、現像剤を送り出す開口が設けられてい
るので、液体現像剤を軸線方向においてほぼ均等に送り
出すことが可能となり、現像剤供給路での乱流の発生を
抑え、静電潜像担持体と現像電極との間に安定した量の
液体現像剤を供給することができる。このため、トナー
塊による画質欠陥の発生や、液体現像剤の供給量が不均
一になるのを回避することができ、濃度の安定した画像
が得られる。
【0016】請求項2に記載の発明に係る現像装置で
は、中空円筒体の回転にともなって該中空円筒体の内周
面と摺擦されるクリーニング部材が設けられているの
で、中空円筒体の内周面に付着したトナーを清掃するこ
とができ、周面に設けられた小孔の目詰まりを防止する
ことができる。このため、液体現像剤が現像剤供給路に
供給されるときに、小孔の目詰まりによって供給量が不
均一になるのを回避することができ、安定した現像を行
うことができる。さらに、現像剤貯蔵部内で液体現像剤
が撹拌されるときに、トナー塊の粉砕力が低下するのを
防止することができ、より安定した攪拌を行うことがで
きる。
【0017】請求項3に記載の発明に係る現像装置で
は、液体現像剤が外部の収容タンク等から現像剤貯蔵部
内の中心軸位置に配設された中空軸に供給されるととも
に、該中空軸の周面に設けられた孔を介して現像剤貯蔵
部内に供給されるので、液体現像剤を中空円筒体の内部
へ供給することができる。このため、液体現像剤はほぼ
全量が中空円筒体の小孔を通って現像剤供給路に送り出
されることになり、トナー塊が現像領域に供給されるの
を確実に回避して濃度の均一な画像を得ることができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の
発明の一実施例である現像装置が配設された湿式画像形
成装置を示す概略構成図である。また、図2は、この現
像装置の詳細を示す概略構成図であり、図3は、この現
像装置の平面構成図である。この現像装置13は、帯電
及び露光により表面に静電潜像が形成される静電潜像担
持体10との対向位置に設けられており、図2に示すよ
うに、静電潜像担持体10と対向するように配設された
現像電極1と、この現像電極1と静電潜像担持体10と
の対向位置に液体現像剤を供給する現像剤供給路2と、
この現像剤供給路2に送り出す液体現像剤を一旦貯蔵す
る現像剤貯蔵部3と、現像電極との対向位置を通過した
静電潜像担持体10の表面に残留する余剰液を回収する
回収ローラ4と、この回収ローラ4上に付着した余剰液
を拭い落とすブレード5とを有している。
【0019】上記現像剤貯蔵部3は、ほぼ円筒状の容器
からなり、該容器の周面に現像剤供給路2に通じる開口
3aを備えている。この開口3aは、円筒状の容器の軸
線方向にスリット状に設けられている。また、現像剤貯
蔵部3の内部には、図3に示すように、一端面から中心
軸位置に貫通するように配設された中空軸7と、この中
空軸7に支持され、該現像剤貯蔵部3の内周面との間に
微小空隙を有するように配設される中空円筒体8と、こ
の中空円筒体8の内周面と当接されるように支持される
クリーニング部材9とが設けられている。
【0020】上記中空軸7は、図1及び図3に示すよう
に、一端が現像剤収容タンク21から液体現像剤を供給
する供給チューブ22と連結され、周面には、液体現像
剤が通過することができる複数の孔7aが設けられてい
る。これにより、供給チューブ22から中空軸7内に液
体現像剤が供給され、更にこの液体現像剤は中空軸7の
複数の孔7aを介して現像剤貯蔵部3内に供給されるよ
うになっている。
【0021】上記中空円筒体8は、両端部のフランジ8
bによって中空軸7に回転可能に支持されており、中空
円筒体8の周面には、キャリア液体中で分散したトナー
粒子が通過することができる多数の小孔8aが設けられ
ている。このトナー粒子の粒径は2〜5μm程度であ
り、小孔の径は10〜50μm程度、特に10〜20μ
m程度が望ましい。また、中空円筒体8の材料には、ア
ルミニウム管やステンレス管などが好ましく、周面に小
孔8aが適切な間隔で配列されている。また、現像剤貯
蔵部3の外部の側方には中空円筒体駆動用ギア29が設
けられ、このギア29とフランジ8bとの対向位置にそ
れぞれ磁石32、33が設けられている。この中空円筒
体駆動用ギア29は、図示しない駆動源からの駆動を伝
達する駆動伝達ギア30と噛み合わされている。そし
て、この中空円筒体駆動用ギア29の磁石32とフラン
ジ8bの磁石33が引き合うことにより、中空円筒体8
が中空円筒体駆動用ギア29の回転に連動して回転する
ようになっている。
【0022】上記クリーニング部材9は、先端部が金属
或は合成樹脂の繊維からなるブラシ状の部材で形成され
ており、中空円筒体8のほぼ全長に設けらている。この
クリーニング部材は中空軸7に固定支持されており、ブ
ラシの先端が中空円筒体8の内周面に当接するように配
設され、中空円筒体8の周回移動によってブラシがその
内周面と摺擦されるようになっている。
【0023】上記現像電極1は、静電潜像担持体10の
軸線方向におけるほぼ全長に対向配置されるプレート状
の電極であり、プレート状の電極の先端部と静電潜像担
持体10とに微小間隙が形成されるように配設されてい
る。このプレート面の上方には現像剤貯蔵部3と連通さ
れる現像剤供給路2が形成されており、静電潜像担持体
10との対向部に現像剤供給口2aが設けられ、該現像
剤供給口2aを出た液体現像剤が現像電極1と静電潜像
担持体10との間隙内に流れ込むようになっている。こ
の現像剤供給路2は現像電極1の全幅にわたって設けら
れ、ほぼ均一に液体現像剤を供給できるようになってい
る。また、現像電極1には、現像時に電圧を印加する電
源6aが接続されており、現像電極1と静電潜像担持体
10との間に形成される電界によってトナーが静電潜像
に吸着されるようになっている。
【0024】上記回収ローラ4は、側方に駆動伝達ギア
30と噛み合わされる駆動用ギア31が配設され、静電
潜像担持体10との対向位置で双方の表面が反対方向に
移動するように回転駆動されている。また回収ローラ4
には、電源6aと同じ出力及びタイミングで電圧を印加
する電源6bが接続されており、回収ローラ4と静電潜
像担持体10との間の電界によりトナーが静電潜像に引
き付けられるとともに、回収ローラ4の周回移動により
余剰液が現像装置内に回収されるようになっている。
【0025】また、上記現像装置13と接続される供給
チューブ22には、現像剤収容タンク21内の液体現像
剤を吸引するポンプ24が設けられ、この他図示しない
が、液体現像剤が逆流するのを防止する逆流防止弁と、
液体現像剤の吸引量を調節する流量調整バルブとが設け
られている。これにより、ポンプ24による揚圧力で液
体現像剤を中空軸7を介して現像剤貯蔵部3へ押し出
し、これとともに現像剤貯蔵部3内の液体現像剤を現像
剤供給路2へ送り出すようになっている。本実施例で
は、供給チューブ22として、内径が約6〜7mmのパ
イプが用いられている。また、現像電極1と静電潜像担
持体10との間へ供給される液体現像剤の量が0.5〜
0.8l/minとなるように設定されている。また、
現像装置13の回収液貯留部に回収チューブ23が連結
され、該回収チューブ23は現像剤収容タンク21と連
結されている。この回収チューブ23には、現像装置1
3内に回収された液体現像剤を吸引するポンプ25が設
けられている。
【0026】図1に示す湿式画像形成装置は、上記実施
例の現像装置が適用されるものであり、イエロー,マゼ
ンタ,シアン,ブラックのトナーを含む液体現像剤をそ
れぞれ収容する4台の現像装置13Y,13M,13
C,13Kのほか、静電潜像担持体10の周囲に、静電
潜像担持体10の表面を一様に帯電させる帯電装置11
と、帯電後の静電潜像担持体10の表面に像光を照射し
て静電潜像を形成する露光装置12と、転写用紙を表面
に吸着しながら回転する転写ドラム14と、この転写ド
ラム14内に固定支持され、静電潜像担持体10上に形
成された液体現像剤によるトナー像を転写用紙に転写す
る転写帯電器15と、転写後の静電潜像担持体10の表
面を清掃するクリーニング装置16と、静電潜像担持体
10の表面を除電する除電装置17とが設けられてい
る。また、転写ドラム14との近接位置には、用紙ガイ
ド18に沿って搬送される転写用紙を吸着させる吸着用
帯電器19と、トナー像の転写後に転写用紙を剥離する
剥離装置20等が設けられている。また、現像装置13
Yには、イエローの液体現像剤が収容される現像剤収容
タンク21Yが配設されており、他の現像装置13M,
13C,13Kにも同様に各色の液体現像剤が収容され
る現像剤収容タンク21M,21C,21Kが配設され
ている。この現像剤収容タンク21Yの内部には羽根車
28が設けられ、液体現像剤を撹拌することができるよ
うになっている。
【0027】このような画像形成装置では、帯電装置1
1により静電潜像担持体10が所定の電位に帯電された
後、露光装置12により像光が照射され、静電潜像担持
体10の表面に帯電電位の差による静電潜像が形成され
る。この静電潜像はイエローの液体現像剤を収容する現
像装置13Yにより現像され、液体現像剤によるトナー
像が形成される。さらに、転写用紙が転写ドラム14上
に吸着されながら搬送され、転写帯電器15により静電
潜像担持体上のトナー像が転写用紙上に転写される。転
写後に静電潜像担持体10の表面に残留する液体現像剤
はクリーニング装置16により除去され、除電装置17
により静電潜像担持体10が除電される。その後、再び
帯電装置11により帯電され、前述の工程と同様に静電
潜像担持体10上にマゼンタ像が形成され、転写用紙に
先のイエロー像と重ねて転写される。さらに、同様の工
程を繰り返してシアン像及びブラック像が転写用紙上に
転写される。この4色のトナー像が転写された転写用紙
は剥離装置20によって転写ドラム14から剥離され、
搬送ベルト27により定着装置28に送られる。そし
て、この定着装置28により液体現像剤のキャリア液を
蒸発するとともにトナーが転写用紙上に融着され、一枚
の画像が形成される。
【0028】次に、このような画像形成装置における現
像装置13の動作について説明する。画像形成動作が開
始されると、まず供給チューブ22に接続されたポンプ
24により液体現像剤の吸引が開始され、現像剤収容タ
ンク21の液体現像剤が供給チューブ22を通って中空
軸7へ送られる。そしてポンプ24による圧力で、液体
現像剤は中空軸7の孔7aから現像剤貯蔵部3内に噴出
される。この現像剤貯蔵部3内では、中空円筒体8が駆
動用ギア30によって回転駆動されており、中空軸7か
ら噴出された液体現像剤は現像剤貯蔵部3内で撹拌され
る。このとき、現像剤貯蔵部3内にヘドロ状のトナー塊
が含まれていても、中空円筒体8に設けられた多数の小
孔8aの周回移動によってトナー塊が粉砕され、キャリ
ア液中にトナー粒子がほぼ均一に分散される。
【0029】さらに、ポンプ24によって現像剤貯蔵部
3に現像剤収容タンク21内の液体現像剤が供給される
のにともない、現像剤貯蔵部3内で撹拌された液体現像
剤は、中空円筒体8の小孔8aを通って開口3aから現
像剤供給路2へ送られる。このとき、ポンプ24による
圧力によって、液体現像剤は軸線方向においてほぼ均等
に現像剤供給路2に送り込まれるとともに、乱流の発生
が抑えられ、現像剤供給口2aへ供給される。静電潜像
担持体10は現像電極1と対向して周回移動しており、
現像剤供給口2aから流れ出した液体現像剤は静電潜像
担持体10の周回方向に沿って現像電極1と静電潜像担
持体10との間に流れ込む。このようにして現像領域に
液体現像剤が供給されると、現像電極1と静電潜像担持
体10との間に形成された電界の作用によって、液体現
像剤中のトナー粒子が静電潜像担持体10上の静電潜像
に吸着され、静電潜像が可視化される。
【0030】現像後、現像電極1と静電潜像担持体10
との間を流れる液体現像剤の余剰液は、静電潜像担持体
10と対向する周面が逆方向に移動する回収ローラ4に
付着し、現像装置13内に回収される。この回収ローラ
4上の液体現像剤は、ブレード5によって現像装置内に
拭い取られ、回収チューブ23を通って現像剤収容タン
ク21内に送られる。そして、現像剤収容タンク21内
で羽根車28により充分に撹拌され、再び供給チューブ
22を通って現像装置13に供給される。
【0031】このような現像装置では、現像剤貯蔵部3
内で液体現像剤中のトナー粒子が均一に分散されるとと
もに、現像領域へ供給される液体現像剤は、形成される
画像の幅方向にほぼ均一な量となり、均一な濃度の画像
を安定して得ることができる。また、液体現像剤に含ま
れるトナーは中空円筒体8の小孔8aを通過したもので
あり、ヘドロ状のトナー塊が混入するのを防止すること
ができる。このため、現像剤供給口2aの目詰まりによ
る白抜けの発生や、局部的に画像濃度が高くなるのを回
避することができる。さらに、中空円筒体8の内周面に
付着したトナーはクリーニング部材9によって清掃さ
れ、小孔8aにトナーが詰まるのを防止することがで
き、液体現像剤を安定して現像剤供給路2へ供給するこ
とができる。
【0032】また、中空円筒体8への回転駆動力の伝達
が、フランジ8bの磁石33と駆動用ギア29の磁石3
2との吸引力により行われるので、中空円筒体8を完全
に密閉した現像剤貯蔵部3内で回転させることが可能と
なり、駆動伝達部分から液体現像剤が漏出するのを防止
することができる。このため、湿式画像形成装置におけ
る機内の汚れや混色等の発生が解消される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明に係る現像装置では、中空円筒体の回転力により発
生する液流と多数の小孔による粉砕力とによって、現像
剤貯蔵部内で液体現像剤を充分に攪拌することができる
とともに、ヘドロ状のトナー塊を粉砕してキャリア液体
内にほぼ均一に分散することができる。また、攪拌され
た液体現像剤は中空円筒体の小孔を通って現像領域へ供
給されるので、該小孔を通過することができる大きさの
トナーのみを含むものとなり、トナー塊が混入するのを
防止することができる。また、液体現像剤を画像の幅方
向においてほぼ均一に送り出すことができ、現像剤供給
路での乱流の発生を抑え、液体現像剤を均一かつ安定し
て現像領域に供給することができる。このため、画質欠
陥の発生が防止され、濃度の安定した良好な画像を得る
ことができる。
【0034】請求項2に記載の発明に係る現像装置で
は、クリーニング手段によって中空円筒体の内周面に付
着したトナーを清掃することができ、小孔の目詰まりを
防止することができる。このため、液体現像剤がこの小
孔を介して現像領域に供給されるときに、その供給量が
不均一になるのを防止することができる。さらに、現像
剤貯蔵部で液体現像剤を撹拌するときに、小孔の目詰ま
りによる粉砕力の低下を防止することができ、トナー粒
子をより均一に分散させることができる。
【0035】請求項3に記載の発明に係る現像装置で
は、液体現像剤が中空軸に供給されるとともに、この中
空軸の周面に設けられた孔を介して現像剤貯蔵部内に供
給されるので、液体現像剤を中空円筒体の内部へ供給す
ることができる。このため、液体現像剤はほぼ全量が中
空円筒体の小孔を通って現像剤供給路に送り出されるこ
とになり、トナー塊が現像領域に供給されるのを確実に
回避して濃度の均一な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、請求項2又は請求項3に記載の発明
の一実施例である現像装置を配設した湿式画像形成装置
を示す概略構成図である。
【図2】上記図1に示す画像形成装置で用いられる現像
装置の概略構成図である。
【図3】上記図2に示す現像装置の平面構成図である。
【図4】従来の現像装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 現像電極 2 現像剤供給路 2a 現像剤供給口 3 現像剤貯蔵部 3a 開口 4 回収ローラ 5 ブレード 6 電源 7 中空軸 7a 孔 8 中空円筒体 8a 小孔 9 クリーニング部材 10 静電潜像担持体 11 帯電装置 12 露光装置 13 現像装置 14 転写ドラム 15 転写帯電器 16 クリーニング装置 17 除電装置 18 用紙ガイド 19 吸着用帯電器 20 剥離装置 21 現像剤収容タンク 22 供給チューブ 23 回収チューブ 24、25 ポンプ 26 羽根車 27 搬送ベルト 28 定着装置 29 中空円筒体駆動用ギア 30 駆動伝達ギア 31 回収ローラ駆動用ギア 32、33 磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が周回移動する静電潜像担持体と
    対向するように配置された現像電極と、 絶縁性キャリア液体中にトナー粒子が分散した液体現像
    剤を、前記静電潜像担持体と前記現像電極との対向位置
    に、供給する現像剤供給路とを有し、 前記液体現像剤中のトナー粒子を前記静電潜像に転移さ
    せて可視化する現像装置において、 前記液体現像剤を貯蔵するほぼ円筒状の容器であって、
    該容器の周面に、前記現像剤供給路に通じる開口を備え
    た現像剤貯蔵部と、 この現像剤貯蔵部の周面に内接し、または周面との間に
    微小空隙を有して回転駆動される中空円筒体とを有し、 前記中空円筒体の周面には、前記キャリア液体中で分散
    したトナー粒子が通過することができる多数の小孔が設
    けられていること特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、 前記中空円筒体の内周面に当接され、該中空円筒体の回
    転にともなって、該内周面を摺擦するクリーニング手段
    を有することを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の現像
    装置において、 前記現像剤貯蔵部の一端面から該現像剤貯蔵部内の中心
    軸位置に貫通するように支持された中空軸によって、前
    記中空円筒体が支持され、 液体現像剤は、外部から前記中空軸体内に供給され、中
    空軸の周面に設けられた孔を介して現像剤貯蔵部内に供
    給されることを特徴とする現像装置。
JP7163109A 1995-06-07 1995-06-07 現像装置 Withdrawn JPH08334986A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110154503A (zh) * 2019-06-05 2019-08-23 嘉兴伊乔莹贸易有限公司 一种能够充分搅拌涂料并提高印染质量的印花滚筒

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